JP5394810B2 - 用紙反転装置 - Google Patents

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Description

本発明は用紙反転装置に関し、特に、複数の用紙を一度に反転させる場合や、仮接着された複数枚の用紙を、冊子単位で反転させる場合に適した用紙反転装置に関する。
図22は、製本ライン等に備えられる用紙反転装置の第1の従来例(特許文献1)を示しており、製本ライン上には、多数の用紙Pを積載しているスタック部101と、該スタック部101上の用紙Pを一枚ずつ取り出して次工程に搬入する搬入装置102と、搬入された用紙Pの幅方向の一端辺に糊を塗布する糊付け装置103と、糊付けされた用紙Pの縦横を方向変換する縦横変換装置104と、方向変換された用紙Pを表裏反転する反転装置105と、反転後の用紙Pを積載して、プレスすることにより冊子あるいは本を製作する製本装置106と、を備えている。前記反転装置105は、スイッチバック式であり、単位用紙Pを略垂直状態で一時的に収納する一対の反転ガイド110と、該反転ガイド105の下端部に配置された一対の送り込みローラ111及び一対の送り出しローラ112と、から構成されており、糊付けされた用紙Pを、一枚ずつ反転する。
また、搬入部装置102は、湾曲状のガイド板115と、ガイド板115の内面により構成される湾曲状の搬送経路上に配置された複数の搬送ローラ116と、から構成されており、ストック部101上の用紙Pを、表裏反転して糊付け装置103に搬入するようになっている。
用紙Pを反転させる理由としては、用紙Pの上面に糊付け後、糊付け面を下側にしてプレスしたい場合、あるいは製本の作業スペースをコンパクト化したい場合等がある。
図23は、製本ライン等に備えられる用紙反転装置の第2の従来例(特許文献2)を示しており、製本ラインには、糊付け装置121と、該糊付け装置121から搬出される用紙Pを表裏反転する反転装置122と、反転後の用紙Pを積載してプレスする製本装置123等を備えている。前記反転装置122は、一対の反転ガイド板125により、上下端部が湾曲状の反転経路を構成し、この反転経路の途中に一対のローラ126を配置している。
特開2002−200862号公報 特開2000−108543号公報
図22に示すスイッチバック式の反転装置105を備える場合には、最大用紙の長さ以上に上方に突出する反転ガイド板110を配置しなければならず、搬送経路の上方に大きな配置スペースが必要となる。しかも、単位用紙を垂直状態に上昇させ、送りローラ111から開放した後、下降させ、送り出しローラ112で排出するので、反転動作中、用紙Pに皺が寄ったり、用紙Pが斜行したり、または、反転ガイド板110やローラ111,112に糊が付着し、装置が汚れるおそれもある。特に、複数の用紙を一度に反転させたい場合や、仮接着された複数枚の用紙を、冊子単位で反転させたい場合に、上記のようなスイッチバック式の反転装置を用いると、用紙の揃えが乱れ、冊子等の品質が低下する可能性が大きい。
表裏反転可能な図22の搬入装置102に関しても、湾曲状の搬送経路に沿って間隔を置いて配置された搬送ローラ116により、用紙Pを順次挟持して搬送するので、複数の用紙を一度に反転させたい場合や、仮接着された複数枚の用紙を、冊子単位で反転させたい場合に用いると、用紙の揃えが乱れ、冊子等の品質が低下する可能性が大きい。
また、図23に示す反転装置122では、一対の反転ガイド板125間で形成された搬送経路の途中に配置された搬送ローラ1266により、用紙Pを挟持して搬送するので、この装置でも、複数の用紙を一度に反転させたい場合や、仮接着された複数枚の用紙を、冊子単位で反転させたい場合に用いると、前記第1の従来例と同様に、用紙の揃えが乱れ、冊子等の品質が低下する可能性が大きい。
本発明は、上記課題に鑑みて為された発明であり、複数の用紙を一度に反転させたり、仮接着された複数枚の用紙を、冊子単位で反転させたりすることにより、製本作業の能率を向上させることができると共に、上記のように冊子単位等で反転させた場合でも、用紙の揃えの乱れを防止し、品質のよい冊子等が製本可能な用紙反転装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本願発明に係る用紙反転装置は、用紙搬送方向と直交する用紙の幅方向の一端側に、反転ローラと該反転ローラの外周面に巻き掛けられた反転ベルトとを備え、前記反転ローラと前記反転ベルトとの間で、前記反転ローラの外周面に沿った反転経路を形成し、前記反転ローラと前記反転ベルトとで、重ねられた複数枚の用紙の幅方向の一端部を挟持し、前記反転経路内を、片持ち状態で前記反転ローラ周りに周回させることにより、複数枚の前記用紙を一度に表裏反転するように構成した。
前記用紙反転装置において、好ましくは、前記反転ローラと前記反転ベルトとの間で形成される反転経路は、反転ローラの回転軸芯より上方に用紙挟持開始部を有し、前記回転軸芯より下方に用紙開放部を有している。
前記用紙反転装置において、好ましくは、前記反転ローラ及び反転ベルトから用紙の幅方向に間隔を置いた位置に、反転ローラの径方向の外方から用紙を規制する反転ガイドを配置している。
前記のように用紙挟持開始部及び用紙開放部を配置した用紙反転装置において、好ましくは、前記反転ローラの用紙供給側に、前記用紙挟持開始部よりも下方に用紙引き込み部を有する引き込み機構を設け、該引き込み機構は、前記引き込み部から前記用紙挟持開始部に至る引き上げ経路を有している。
(1)本発明によると、用紙は、反転ローラの外周面に沿う反転経路の全長に亘って、反転ローラと反転ベルトにより片持ち状に挟持搬送され、反転されるので、複数の用紙を一度に反転させる場合や、仮接着された複数枚の用紙を、冊子単位で反転させる場合でも、用紙端縁の揃えに乱れが生じることなく、かつ、用紙反転装置をコンパクトに配置することができる。
(2)用紙を片持ち状態で挟持して、反転するので、接着剤が塗布された用紙を搬送する場合でも、接着剤塗布部分と反対側の端部を挟持することにより、反転ローラ及び反転ベルトが汚れるおそれがない。
(3)反転ローラの外周面に反転ベルトを巻き付けて反転経路を構成するので、複数の用紙を仮接着した冊子単位で反転させる場合に、用紙の枚数を変更することにより冊子の厚みが変化しても、常に、反転ベルトと反転ローラとの間で適切な挟持圧で冊子を挟持し、反転することができる。
(4)反転ローラの回転軸芯より上方に反転経路の用紙挟持開始部を有し、前記回転軸芯より下方に反転経路の用紙開放部を有していると、反転ローラの外周面を、上方から下方へと周回させつつ反転することになるので、反転動作が円滑に行える。
(5)反転ローラから軸方向に離れた位置に、反転動作中の用紙に対し、反転ローラの径方向外方からガイドする反転ガイドを備えていると、冊子単位の用紙を片持ち支持して反転させる構成であっても、冊子全体を幅方向全幅に亘り、均一に湾曲させ、斜行することなく反転させることができる。
(6)用紙を反転ローラの上部の用紙挟持開始部まで持ち上げる引き込み機構を備えていると、用紙を一旦上方に持ち上げてから下方に反転することになり、反転後に積載される用紙を、給紙高さと略同じ高さに揃え、排出することができる。これにより、反転装置の前後の各装置の高さを揃えることができ、製本ラインの設置が簡単かつコンパクトになる。
本発明の実施の形態に係る用紙反転装置を備えた製本ラインの簡略側面図である。 図1の平面略図である。 図2のIII-III断面図である。 図1の用紙反転装置の拡大側面図である。 図4のV-V断面図である。 プレス前の状態を示す図1のプレス装置の側面図である。 プレス中の状態を示す前記プレス装置の側面図である。 仮接着状態の複数の用紙(冊子)の一例を示す斜視図である。 仮接着状態の複数の用紙(冊子)の別の例を示す斜視図である。 反転開始前の状態を示す前記用紙反転装置の側面略図である。 反転開始時の状態を示す前記用紙反転装置の側面略図である。 反転終了時の状態を示す前記用紙反転装置の側面略図である。 ジョガー前の状態を示す図1の製本ラインのジョガー装置の側面図である。 ジョガー中の状態を示す前記ジョガー装置の側面図である。 ジョガー終了時の状態を示す前記ジョガー装置の側面図である。 プレス中の状態を示す前記ジョガー部及び排出装置の側面図である。 プレス終了時の状態を示す前記ジョガー部及び排出装置の側面図である。 排出開始時の状態を示す前記排出装置の側面図である。 排出途中の状態を示す前記排出装置の側面図である。 排出工程後期の状態を示す排出装置の側面図である。 図1の製本ラインの給紙装置の要部の拡大図である。 第1の従来例の簡略側面図である。 第2の従来例の簡略側面図である。
図1乃至図21は、本発明の実施の形態に係る用紙反転装置及び該用紙反転装置を備えた製本ラインであり、これらの図面に基づいて実施の形態を説明する。
(製本ラインにより製本される冊子の例)
まず、図8及び図9により、製本ラインに供給される仮接着状態の複数枚の用紙(冊子)の形態を説明する。図8の形態は、複数の用紙Pを、それらの幅方向の一端辺で接着剤により相互に仮接着して、冊子Sとしたものである。符号Kは接着剤塗布部分を示している。ここで、仮接着とは、用紙Pに接着剤を塗布後、加圧前において、接着剤が乾燥していない状態で積載されていることを意味し、この仮接着状態では、一定以上の力により、接着剤の粘性に抗して、互いに位置をずらすことが可能となっている。図9の形態は、図8と同様な仮接着状態の冊子Sと、単体の用紙P1とからなる形態である。
(製本ライン全体の概要)
製本ライン全体の簡略側面図である図1において、製本ラインは、給紙装置1と、該給紙装置1の給紙方向F1側に配置された用紙反転装置2と、該用紙反転装置2の下方に配置されたジョガー装置3と、該ジョガー装置3の上側に配置されたプレス装置4(加圧板50のみ表示)と、前記ジョガー装置4から前記給紙方向F1と平行な排出方向F2に向かって延びる排出装置5と、を備えており、該排出装置5の排出方向F2側には、たとえば、製本された冊子を封筒に封入するための封入装置6が配置されている。なお、便宜上、前記給紙方向F1及び排出方向F2を、製本ラインの「前方」とし、給紙方向F1等と反対方向を「後方」とし、後方から見た左右方向を、製本ライン及び用紙等の左右方向として、以下説明する。
(給紙装置1の構成)
給紙装置1は、複数枚の用紙Pを仮接着状態の冊子単位(図8の状態)で用紙反転装置2に供給するものであり、用紙の幅方向の一方の端辺、たとえば後方から見て左端辺に沿って接着剤を線状に塗布する接着剤塗布機構11と、所定枚数の前記複数の用紙Pを積載し、冊子単位で反転装置2に供給する積載供給機構12とを備えている。
前記接着剤塗布機構11は、接着剤供給装置(図示せず)に接続された接着剤塗布ノズル15と、上下一対の搬送ベルト16とから構成され、搬送ベルト16の後端(入口端)の近傍には、各用紙Pに附された接着剤塗布要否用マーク(バーコード等)を読み取る読み取りセンサー14が配置されている。すなわち、搬送ベルト16の入口付近において、用紙Pの前記マークを読み取り、接着剤が必要であることを示すマークを読み取った場合には、搬送ベルト16で用紙Pを搬送中に、接着剤塗布ノズル15から製を吐出し、その用紙の右端辺に接着剤を線状に塗布し、積載供給機構12へ供給する。一方、接着剤が不要なマークを読み取った場合には、接着剤塗布ノズル15から接着剤を吐出せず、搬送ベルト16によって積載供給機構12へ供給する。なお、上記接着剤塗布要否マークを用いない場合には、搬送される用紙Pをカウントし、用紙の供給順位により接着剤塗布の要否を判断し、制御することができる。
積載供給機構12は、前記接着剤塗布機構11の搬送ベルト16の前端部近傍から略水平又は若干前上がり状態で前方に延びる下側搬送ベルト17と、該下側搬送ベルト17の後部の上側に配置された短い上側第1搬送ベルト18と、該上側第1搬送ベルト18の前端部近傍から前方に延びる上側第2の搬送ベルト19と、該上側第2搬送ベルト19の前後方向の略中間部に配置された昇降自在な可動式ストッパー20と、を備えている。上側第1搬送ベルト18は、下側搬送ベルト17と略平行に配置されているが、上側第2搬送ベルト19は、前下がりに傾斜し、かつ、下側搬送ベルト17の前端部よりも前方(給紙方向F1)に延びて、反転装置2内に至っている。上側第2搬送ベルト19を前下がりに配置していることにより、上側第2搬送ベルト19と下側搬送ベルト17との上下方向の間隔dは、前方にゆくに従って徐々に小さくなっている。可動式ストッパー20は、前後方向に延びるアーム部分の前端に、上方に突出する当接壁20aが一体に形成され、これにより、全体として略L字状に形成されており、後端部が水平なヒンジ軸21に回動自在に支持されている。すなわち、ヒンジ軸21回りに回動することにより、図1に実線で示すように、当接壁20aが下側搬送ベルト17の上端面(搬送面)より上方に突出する上昇位置と、仮想線で示すように、当接壁20aが下側搬送ベルト17の上端面(搬送面)よりも下方に位置する退避位置との間で、変位可能となっている。なお、図21に示すように、前記下側搬送ベルト17が前上がり状態に設置されている理由は、可動式ストッパー20で一時的に送り出しが制限されている複数枚の用紙Pに対し、下側から順次新たに用紙POを円滑に挿入するためである。
図2は図1の製本ラインの簡略平面図であり、給紙装置1の下側搬送ベルト17及び上側第1搬送ベルト18は、帯状の平ベルトが用いられ、それぞれ幅方向(左右方向)に間隔をおいて2本配置されている。上側第2搬送ベルト19は、断面が円形の丸ベルトが用いられ、幅方向に間隔をおいて3本配置されている。3本の上側第2搬送ベルト19のうち、1本は幅方向の中央部(両下側搬送ベルト17の幅方向間)に配置され、残り2本は、各下側搬送ベルト17よりもそれぞれ幅方向の外方に位置に配置されている。前記可動式ストッパー20の幅は、幅方向両端の上側第2搬送ベルト19の配置幅に略対応している。
(本発明に係る反転装置2の構成)
図1において、反転装置2は、反転ローラ30と、該反転ローラ30の後方に配置された引き込みローラ31と、前記両ローラ30,31に巻き掛けられた反転ベルト32と、引き込みローラ31の下側に配置された搬送ベルト33と、前記反転ベルト32の移動経路を構成するための複数のローラ35等と、を備えている。
反転ベルト32の移動経路を説明すると、まず、引き込みローラ31に対し、上端部から後側の周面を経て下端部まで巻き掛けられ、前上方へと延び、次に、反転ローラ30に対し、上端部から前側の周面を経て下端部まで巻き掛けられ、下端部から後下方へと一定距離だけ延びた後、2つのローラ35を経て上方に延び、さらに反転ローラ30の上方を通って後方に延び、再度、引き込みローラ31の上端部に至るように構成されている。複数のローラ35のうち、たとえば前上端部(位置T)のローラが駆動原に連結されており、この駆動ローラ35で反転ベルト32を矢印B方向に移動することにより、引き込みローラをR2方向に従動回転させると同時に、反転ローラ30をR1方向に回転させる。
上記のように反転ベルト32を配置することにより、反転ローラ30の外周面とこの外周面に係合する反転ベルト32との間で、反転ローラ30の外周面に沿った反転経路を構成している。この反転経路は、反転ローラ30の上端部よりも少し後方位置であって、反転ローラ30の回転軸芯よりも上方位置が、用紙挟持開始部30aとなり、反転ローラ30の下端部よりも少し前方位置であって、反転ローラ30の回転軸芯よりも下方位置が、用紙開放部30bとなる。すなわち、反転経路は、反転ローラ30の上端部近傍の用紙挟持開始部30aから下端部近傍の用紙開放部30bに亘り、反転ローラ30の外周面の略半周に沿う円弧状に構成されている。
搬送ベルト33の搬送面(上端面)は、前上がりに傾斜すると共に、引き込みローラ31の下端部において前記反転ベルト32に当接し、また、独自に駆動機構に連結されている。
図4は、反転装置2の要部の拡大側面図、図5は図4のV-V断面図である。図4において、反転装置2には、反転ガイド板36と導入ガイド板37とが備えられている。反転ガイド板36は、反転ローラ30の外周面に略対応する円弧形の内周縁36aを有しており、内周縁36aの下端部は、前記反転ベルト32の移動経路に沿って、反転ローラ30の下端部に対応する位置から後下方に突出し、内周縁36aの上端部は、前記反転ベルト32の移動経路に沿って、反転ローラ30の上端部に対応する位置から後下方に突出している。
導入ガイド板37は、引き込みローラ31よりも後方位置から引き込みローラ31の下端部近傍まで略水平に前方に延びると共に、引き込みローラ31の下端部近傍から反転ベルト32に略沿って前上方に延び、反転ローラ30の上端部近傍に至っている。この導入ガイド板37と、前記引き込みローラ31と、前記搬送ベルト33と、反転ベルト32の一部により、引き込み機構を構成している。この引き込み機構は、引き込みローラ31の下端部と搬送ベルト33との間が引き込み部31aとなっており、この引き込み部31aから前上方の反転ローラ30の用紙挟持開始部30aに亘って、反転ベルト32と導入ガイド板37とにより、引き上げ経路を構成している。
図5において、反転装置2の反転ローラ30、引き込みローラ31(図2)及び反転ベルト32は、前記用紙Pの接着剤塗布部分K側とは反対側の端部に配置されている。たとえば、後方から見て、用紙Pの左端部に接着剤塗布部分Kが位置しているとすると、反転ローラ30、引き込みローラ31(図2)及び反転ベルト32は、後方から見ての右端部に配置されている。これにより、冊子単位の複数枚の用紙Pの右端部を、反転ローラ30の外周面と反転ベルト32との間で片持ち状に挟持し、反転ローラ30の外周面に沿って搬送し、反転するようになっている。
反転ガイド板36は2枚備えられており、反転ローラ30に対し、順次間隔をおいて左方に配置されている。具体的には、用紙の幅方向の中心に対して、略左右対称位置に配置されている。導入ガイド板37も、反転ガイド板37と同様に2枚備えられており、反転ローラ30に対し、順次間隔をおいて左方に配置されている。
(ジョガー装置3)
図1において、ジョガー装置3は、仮接着状態の冊子(複数枚の用紙)Sの幅方向の位置を揃えるための第1のジョガー機構として、左右一対の幅ガイド40を備えており、仮接着状態の冊子(複数枚の用紙)Sの前後方向の位置を揃えるための第2のジョガー機構として、固定ストッパー41及び前後方向移動可能な移動ガイド42を、備えている。
前記移動ガイド42は、前後方向に延びるジョガー兼排出ベルト43の表面に、所定の前後方向の間隔をおいて3本設けられており、ジョガー兼は排出ベルト43と共に前後のいずれの方向にも移動できるようになっている。固定ストッパー41は、ジョガー兼排出ベルト42の後端部近傍に配置されている。
左右の幅ガイド40は、前記固定ストッパー41の前方に配置されており、一対の幅ガイド40のうち、少なくとも一方が、適宜の駆動機構により左右方向に往復移動可能となっている。勿論、両幅ガイド40が共に左右方向に移動可能となる構成でもよい。
図3において、ジョガー兼排出ベルト43は、用紙の幅方向の略中央部に配置され、左右の幅ガイド40は、前方から見てL字状に形成されている。ジョガー兼排出ベルト43の左右両側近傍には、幅ガイド40の水平部分と略同じ高さの倒立L字状の補助支持板44が配置されている。
すなわち、ジョガー装置3では、反転後の仮接着状態の冊子Sは、左右両端部の幅ガイド4及び左右中央部の保持支持板44上に載せられ、幅ガイド40の左右方向の往復移動、すなわち、ジョガー動作により、左右位置が揃えられるようになっている。
さらに、図1において、ジョガー兼排出ベルト43を、矢印M2方向に移動することにより、幅ガイド40より前方に位置する移動ガイド42を後方に移動し、該移動ガイド42と固定ストッパー41との間で挟持することにより、冊子Sの前後位置が揃えられるようになっている。
なお、図2において、固定ストッパー41は、ジョガー兼排出ベルトと干渉しないように、ジョガー兼排出ベルト43の左右両側方に配置されている。
(プレス装置4)
図2において、プレス装置4は、後方から見て左側の幅ガイド40の上方に配置されており、プレス装置4の加圧板50は、図3に示すように前記左側の幅ガイド40の水平部分に間隔をおいて上方から対向している。
図6及び図7は、プレス装置4の拡大左側面図であり、プレス装置4は、下方に突退自在なロッド部55aを有するエアシリンダ55と、前記ロッド55aに下端部に連結されると共に垂直なガイドレール54に上下方向スライド自在に支持されたL字形のスライド部材52と、前記加圧板50とを備えている。該加圧板50は、前後方向の略中央部が、水平な回動軸51を介して前記スライド部材52に回動自在に連結されており、前記スライド部材52と共に上下方向に移動する。
すなわち、シリンダ55のロッド55aを伸張することにより、スライダ部材52及び加圧ロッド50を下降させ、図7に示すように、左側の幅ガイド40に載っている冊子Sの左端部(接着剤塗布部分K)を、左側の幅ガイド40の水平部分と加圧板50との間で挟圧し、これにより、本接着するようになっている。
(排出装置5)
図1において、排出装置5は、前記ジョガー装置3の移動ガイド42と、ジョガー兼排出ベルト43とで構成されており、ジョガー兼排出ベルト43を矢印M1方向(排出方向F2)に移動することにより、移動ガイド42によって本接着状態の冊子Sを前方に押し動かし、次工程の封入装置6に供給するようになっている。
また、図2において、排出装置5には、前記左右の幅ガイド40から前方に延びる断面L字状の排出ガイド59が配置されており、冊子の斜行を防止するようになっている。
(製本方法)
(1)給紙工程
(1−1)図1において、給紙装置1では、前工程から、冊子用の用紙Pが、一枚ずつ、センサー14を通って接着剤塗布機構11に送り込まれ、上下の搬送ベルト16間で挟持され、前方に搬送される。センサー14により接着剤の塗布が必要とされた用紙Pには、搬送ベルト16による搬送過程において、接着剤塗布ノズル15から接着剤が吐出されることにより、用紙Pの左端部の上面に、線状に接着剤が塗布される。なお、前工程としては、用紙切断装置等がある。
(1−2)接着剤塗布機構11から積載給紙機構12に送り込まれた用紙Pは、上側第1搬送ベルト18と下側搬送ベルト17との間で挟持され、前方に搬送され、可動式ストッパー20の上に順次積載されてゆく。この時、可動式ストッパー20は、実線で示す上昇位置に位置しており、用紙Pの前端が当接壁20aに当接することにより、用紙Pは前後方向の位置が揃えられた状態で順次積載される。すなわち、用紙Pを順次仮接着状態で積載してゆくことになる。加圧前の上記仮接着状態とは、たとえば、接着剤(糊)が完全に乾燥した状態を100%とすると、約30%程度の乾燥状態が仮接着状態である。
(1−3)必要な枚数の用紙Pが可動式ストッパー20の上に積載されると、可動式ストッパー20は、仮想線で示すように下降し、仮接着状態の複数の用紙Pは、冊子単位で下側搬送ベルト17と上側第2の搬送ベルト19との間で挟持されて前方に搬送され、反転装置2の搬送ベルト33の後端部の上面に供給される。上記給紙工程において、上側第2搬送ベルト19と下側搬送ベルト17との上下方向の間隔dは、前方に向かって徐々に狭くなっているので、厚みのある冊子Sでも、前方に進むに従ってスムーズに上下の搬送ベルト17,19で挟持することができる。特に、図9のように、冊子Sと単体用紙P1とを一緒に給紙する場合でも、冊子Sと単体用紙P1とがずれるのを防ぐことができる。また、上側第2搬送ベルト19は、断面が円形の丸ベルトを使用しているので、仮接着により冊子Sが膨らんだ形状となっていても、その形状に合わせて確実に冊子Sを挟持することができる。
(2)反転行程
(2−1)図10乃至図12は反転行程を順次示しており、これらの図面と前記図1乃至図5に基づいて、反転行程を説明する。図10に示すように、搬送ベルト33の後端部に供給された仮接着状態の冊子Sは、搬送ベルト33により前方に搬送されると共に徐々に上昇し、引き込みローラ31の下端部と搬送ベルト33とで構成される引き込み部31aで挟持された後、図11に示すように、引き上げ経路に沿って反転ローラ30の上端部近傍まで上昇され、用紙挟持開始部30aにおいて、反転ローラ30と反転ベルト32との間で挟持される。上記引き上げ過程においては、図4に示すように、仮接着状態の冊子Sは、導入ガイド板37の上端縁37aに沿ってガイドされた状態で、右端部が反転ベルト32で片持ち状に挟持されているので、仮接着状態の冊子Sは、ばらつくことなく、かつ、接着剤が引き込みローラ31や反転ベルト32に付着することなく、反転ローラ30へと搬送される。
(2−2)図5に示すように、反転ローラ30の外周面と反転ベルト32との間で右端部が挟持された冊子Sは、片持ち状に支持された状態で、反転ローラ30の外周面を反転経路に沿って略半周することにより、反転される。この場合、冊子Sは、接着剤塗布部分Kと反対側の右端部が反転ローラ30により挟持されているので、冊子Sは、ばらつくことなく、かつ、接着剤が反転ローラ30等に付着することなく、反転させられる。また、2枚の反転ガイド36の内周縁36aにより、仮接着状態の冊子Sが半径方向の外方に広がるのを防いでいるので、片持ち状に支持されながらも、冊子Sは全幅に亘って略同一形状に湾曲した状態で反転させられる。これにより、円弧状に搬送反転させられる途中での冊子Sのばらつきを防ぐことができる。
(2−3)反転後は、図12に示すように、反転ローラ30の下端部から後下方に向け、ジョガー装置3上に放出され、固定ストッパー41に当接することにより、略前後方向の所定位置に停止する。
(3)ジョガー工程
(3−1)図13乃至図15は、ジョガー工程を示しており、これらの図面と図1乃至3等に基づいてジョガー工程を説明する。図3に示すように、反転装置2から移送された仮接着状態の冊子Sは、左右の幅ガイド40と幅方向中央部の補助支持部44により支持され、かつ、図13に示すように、冊子Sの後端は固定ストッパー41寄りに積載されている。
(3−2)上記状態で、幅ガイド40が左右にジョガー動作を行うことにより、仮接着状態の冊子Sの幅方向(左右方向)の位置が揃えられ、同時に、図14及び図15に示すように、ジョガー兼排出ベルト43を矢印M2方向に移動し、続いて矢印M1方向に移動することにより、移動ガイド42と固定ストッパー41との間で冊子Sを一時的に挟持し、冊子Sの前後方向の位置(端縁)を揃える。
(4)プレス工程
図16及び図17はプレス工程を示しており、これらと図6及び図7により、プレス工程を説明する。図16において、左右及び前後方向のジョガーにより、仮接着状態の冊子Sの前後左右の端辺の位置の乱れを修正した後、ジョガー兼排出ベルト43上の移動ガイド42を、再度、冊子Sの前端に当接させ、加圧板50を下降することにより、仮接着状態の冊子Sの左端部(接着剤塗布部分K)を、加圧板50と左側幅ガイド40の水平部分との間で挟圧し、本接着する。この時、たとえ接着剤塗布部分Kの厚みが不均一で、冊子Sの表面が傾斜していたり、膨らんだ状態であっても、図7に示すように、加圧板50は、その前後方向の中央部がヒンジ軸51により回動自在に支持されているので、冊子Sの表面の傾斜あるいは膨らみに対応して、加圧板50がヒンジ軸51回りに傾斜し、加圧する。これにより、冊子Sの接着剤塗布部分Kは、前後方向の全長に亘り、均一に加圧され、本接着される。
(5)排出工程
(5−1)図18乃至図20は排出工程を示しており、これらの図面と図1等により、排出工程を説明する。図18において、プレス工程により冊子Sが本接着され、加圧板50が上昇した後、ジョガー兼排出ベルト43が矢印M1方向に駆動される。これにより、固定ストッパー41の後ろに位置している移動ガイド42が前方に移動し、図19に示すように、一対の固定ストッパー41間を通って冊子Sの後端に当接し、冊子Sを前方に押し始める。
(5−2)さらに、図20に示すように、移動ガイド42に押された冊子Sは、ジョガー兼排出ベルト43の搬送面上を前方に移動し、次行程の封入装置6に排出される。
本実施の形態では、複数枚の用紙Pを、仮接着状態の冊子単位(S)で、反転し、その後、ジョガーにより位置を揃え、プレスにより本接着するので、一枚ずつ用紙を反転する従来装置に比べ、反転及び本接着作業の時間を大幅に短縮でき、また、反転ローラ30により冊子Sを片持ち支持するので、接着剤が装置や反転ローラ30等に付着するのを防ぐことができると共に、冊子Sの品質を高く保つことができる。
給紙装置1から給紙された仮接着状態の冊子Sを、搬送ベルト33及び反転ベルト32により反転ローラ30の上端部まで一旦持ち上げ、反転ローラ30の外周面に沿って下方に周回させて、下方のジョガー装置3に供給しているので、給紙装置1からの冊子の給紙高さと、ジョガー装置3から排出装置5を経て排出される本接着後の冊子Sの排出高さを、略同一高さに揃えることができ、これにより、製本ラインの前後工程に接続される各種の装置の高さを揃えることができ、製本ライン及びその前後の装置によって構成される製本ラインの設置が容易になる。

Claims (4)

  1. 用紙搬送方向と直交する用紙の幅方向の一端側に、反転ローラと該反転ローラの外周面に巻き掛けられた反転ベルトとを備え、
    前記反転ローラと前記反転ベルトとの間で、前記反転ローラの外周面に沿った反転経路を形成し、
    前記反転ローラと前記反転ベルトとで、重ねられた複数枚の用紙の幅方向の一端部を挟持し、前記反転経路内を、片持ち状態で前記反転ローラ周りに周回させることにより、複数枚の前記用紙を一度に表裏反転するように構成した用紙反転装置。
  2. 請求項1に記載の用紙反転装置において、
    前記反転ローラと前記反転ベルトとの間で形成される前記反転経路は、前記反転ローラの回転軸芯より上方に用紙挟持開始部を有し、前記回転軸芯より下方に用紙開放部を有している、用紙反転装置。
  3. 請求項1又は2に記載の用紙反転装置において、
    前記反転ローラ及び前記反転ベルトから用紙の幅方向に間隔を置いた位置に、前記反転ローラの径方向の外方から用紙を規制する反転ガイドを配置している、用紙反転装置。
  4. 請求項2に記載の用紙反転装置において、
    前記反転ローラの用紙供給側に、前記反転経路の用紙挟持開始部よりも下方に用紙引き込み部を有する引き込み機構を設け、該引き込み機構は、前記引き込み部から前記用紙挟持開始部に至る引き上げ経路を有している、用紙反転装置。
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