JP5393377B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置に関するものであり、特に、認証コードを入力する入力装置に関するものである。
金融機関やコンビニエンスストアなどに設置されている自動取引装置のATM(Automated Teller Machine)やクレジットカードなどを利用するためには、カードの持ち主である顧客(利用者)しか知りえない暗証番号(認証コード)の入力が求められる。しかしながら、昨今、認証コードの入力時に、認証コードが覗き見や盗撮により漏えいし、漏えいした認証コードによる不正取引が増加傾向にある。
このため、近年、認証コードに対するセキュリティが重要視されており、様々な対策が講じられている。例えば、下記の特許文献1には、認証コードを入力する際に、他人に指先を目視されていた場合においても、認証コードの漏えいを防止できる暗証番号入力装置が開示されている。
この暗証番号入力装置は、表示部と、テンキーを備える入力部と、情報処理を実行する情報処理部と、を備えており、図8に示すような一連の情報処理が情報処理部で行われている。顧客は暗証番号(認証コード)をそのまま入力するのではなく、暗証番号入力装置側から出された指示に従い、暗証番号に所定の演算を行って得られた数値を入力するものである。
例えば図8に示すように暗証番号が「1234」の場合、まず、情報処理部により各桁に対する演算手法とオペランドが決定される。そして、情報処理部が、「あなたの暗証番号の1桁目に2を加えた値を入力し実行キーを押してください」という指示を表示部に表示させる。顧客は、1回目の数値入力操作として、表示部に表示された指示に従い、暗証番号に1桁目である「1」に、情報処理部により決定されたオペランドの「2」を加えた「3」を入力部から入力し、実行キーを押す。顧客はこのような動作を4桁分繰り返し、情報処理部はこの入力された数値から逆算を行って元の暗証番号を導きだして認証を行う。
このように、特許文献1に記載の暗証番号入力装置では、顧客が入力する数字キーと暗証番号とが異なるため、暗証番号を入力する際に、たとえ他人に指先を直接目視されていたとしても、暗証番号を盗まれることがない暗証番号入力装置が存在する。
特開2008−140009号公報
しかしながら、利用者が、暗証番号(認証コード)を直接入力する入力装置においては、押圧されたキーに対応する入力コードがそのまま受け付けられてしまう。つまり、押圧されたキーと入力装置が受け付ける入力コードとが対応しているため、押圧されているキーを覗き見や盗撮することにより、認証コードが漏えいするという問題がある。
また、特許文献1のように、直接、認証コードを入力していないとしても、表示部に表示されている指示が見られていたり、盗撮されていたりした場合には、計算により簡単に認証コードを求めることが可能であり、他人に認証コードが漏えいしてしまうという問題点がある。
これは、押圧されたキーに対応する入力コードがそのまま受け付けられてしまうため、覗き見や盗撮された場合に、押圧されているキーから入力装置が受け付ける入力コードが他人に分かってしまい、その入力コードと表示部に表示された指示とに基づいて計算を行うことにより、認証コードが導き出されてしまうためである。
本発明の目的は、認証コードを入力する操作が他人に見られていた場合でも、認証コードの漏えいを防止できる入力装置を提供することである。
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、
認証コードを入力する入力装置であって、
押圧による入力がされる入力面と、
前記入力面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
前記入力面を振動させる触感呈示部と、
表示部と、
前記荷重検出部が、段階的に設定された荷重基準を満たす押圧荷重を検出するごとに、前記触感呈示部により前記入力面を押圧する対象に対して触感を呈示し、
入力決定の動作が検出された際の現段階の荷重基準に対応する認証コードを受け付けるように制御する制御部と、
を備え
前記制御部は、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が、
前記荷重基準を下回るごとに、前記入力面を押圧する対象に対して第1の触感を呈示するように前記触感呈示部を制御し、
前記荷重基準を上回るごとに、前記入力面を押圧する対象に対して前記第1の触感とは異なる第2の触感を呈示するように前記触感呈示部を制御する
ことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の入力装置において、
前記荷重検出部により押圧荷重が検出されなくなったことを前記入力決定の動作とすることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の入力装置において、
前記荷重検出部により検出される押圧荷重が、現段階の荷重基準を下回ること又は上回ることを前記入力決定の動作とすることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の入力装置において、
前記荷重検出部により検出される押圧荷重が、現段階を所定の時間保持することを前記入力決定の動作とすることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1または2または4に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が、
現段階の荷重基準を下回ると前記入力面を押圧する対象に対して第1の触感を呈示するように前記触感呈示部を制御し、
現段階の荷重基準を上回ると前記入力面を押圧する対象に対して前記第1の触感とは異なる第2の触感を呈示するように前記触感呈示部を制御すること
を特徴とするものである。
本発明によれば、認証コードを入力する操作が他人に見られていた場合でも、認証コードの漏えいを防止できる入力装置を提供することができる。
本発明の第1実施の形態に係る入力装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る入力装置の触感発生の概念図を示す図である。 本発明の第1実施の形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施の形態に係る入力装置の感触応答のタイミングを示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る入力装置の感触応答のタイミングを示す図である。 本発明の第3実施の形態に係る入力装置の感触応答のタイミングを示す図である。 本発明の第4実施の形態に係る入力装置の感触応答のタイミングを示す図である。 従来の入力装置における認証方法を示す図である。
以下、本発明の各実施の形態について、図面を参照して説明する。以下の各実施の形態においては、本発明の入力装置の一例として、銀行のATM、CAT(Credit Authorization Terminal)やCCT(Credit Center Terminal)などのクレジットカード端末のような認証コードを入力する入力装置を備えているものを想定して説明する。しかしながら、本発明の入力装置は、これら上述した装置に限定されるものではなく、例えば、駅の乗車券販売機、デスクトップ型PCなどの、入力装置を備える種々の装置や、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)、ノート型PC、ミニノート型PCなど、入力装置を備える携帯端末とすることもできる。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る入力装置1の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。図1に示すように、入力装置1は、入力面11、荷重検出部12、触感呈示部13、記憶部14、及び、全体の動作を制御する制御部15を有する。
入力面11は、利用者の指やスタイラスペンなどの押圧物による入力を受け付ける面で、例えば、透明フィルムやアクリル、ガラスで構成される。入力を検出する方法は公知の方式である抵抗膜式、静電容量式、光学式などを利用する。
荷重検出部12は、入力面11に対する押圧荷重を検出するもので、例えば、圧電素子で構成する。利用者は認証コードを入力する際に、入力面11を押圧して入力を行う。荷重検出部12は、この押圧入力の際に入力面11にかかる押圧荷重を検出する。
このように、本願では、利用者が押圧入力をする際に使用する指やスタイラスペンなどの押圧する対象と、入力面11とが接触した際の荷重を「押圧荷重」と称する。また、ここでいう認証コードとは、例えば暗証番号など、利用者本人しか知りえないコードであり、一般的には本人確認のために用いられるものである。認証コードは1つ又は複数の入力コードにより構成され、一般的には、一桁又は複数桁の文字又は数字などからなるものである。
触感呈示部13は、入力面11を振動させるもので、例えば、圧電素子などの振動素子を用いて構成される。この触感呈示部13が振動することにより、入力面11を押圧している利用者の指などの押圧対象に対して振動を伝えることができる。
なお、荷重検出部12及び触感呈示部13を、圧電素子を用いて構成する場合は、圧電素子を共用して、荷重検出部12および触感呈示部13を構成することができる。
記憶部14は、入力された各種情報や認証コードなどを記憶するとともに、ワークメモリなどとしても機能する。
制御部15は、入力装置1の各機能ブロックをはじめとして入力装置1の全体の制御及び管理を行う。ここで、制御部15は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成したりすることができる。
以上のような構成により、荷重検出部12が検出する押圧荷重に段階的な閾値を設定すれば、入力装置1は、利用者による押圧入力の押圧荷重に応じて、複数段階の入力を受け付けることができる。
図2は、図1に示した入力装置1の、入力面11、荷重検出部12、および、触感呈示部13の実装構造の一例を示す図である。なお、図2は、入力装置1の要部断面図を示す。
図2においては、利用者が、認証コードを入力する際にタッチ面11を押圧している様子を表している。
入力面11は、利用者による入力の押圧を検出する。入力面11が押圧されると、押圧部分が押圧力に応じて微少に撓む(歪む)構造となっている。荷重検出部12は、利用者が入力面11を押圧している指と入力面11とが接触した際の荷重を検出する。このため、荷重検出部12は、入力面11にかかる押圧力に基づく押圧荷重を伝達するように、 入力面11の背面に配置する。触感呈示部13は、荷重検出部12が検出した押圧荷重に基づいて、適切なタイミングで利用者の指に触感を呈示する。このため、触感呈示部13は、入力面11に振動を伝達できるように、例えば入力面11に接触するように配置する。また、入力面11に対する入力を検出している間、触感呈示部13は、入力面11を振動させ指先に触感を呈示する。この触感呈示部13が呈示する触感は、制御部15が、荷重検出部12により検出された押圧荷重に基づいて制御する。この際、制御部15が行う制御については後述する。
呈示する触感は、何らかの触感であればよく、周波数、周期(波長)、振幅、波形を呈示する触感に応じて適宜設定することができる。また、利用者の操作感を向上させるようなよりリアルな触感としては、例えば、カチッとした硬質的な触感、ブルやブニとした軟質的な触感、ブルルといった振動として認知できる触感があげられる。カチッとした硬質的な触感は、例えば、200Hz〜500Hzのサイン波を1周期または矩形波を1周期呈示することにより実現できる。ブルやブニとした軟質的な触感は、例えば、200Hz〜500Hzのサイン波を2又は3周期呈示することにより実現できる。ブルルといった振動として認知できる触感は、例えばサイン波を4周期以上呈示することにより実現できる。
次に、本実施の形態に係る入力装置1の動作について説明する。図3は、本実施の形態に係る入力装置1による認証コードの受け付け処理の流れを説明するフローチャートである。なお、本実施の形態における入力装置1は、利用者の押圧荷重に基づいて任意認証コードを入力する装置であり、それぞれの認証コードに対応する荷重基準を複数有している。利用者はこの各段階の荷重基準に対応するそれぞれの認証コードを認識しているものとする。
まず、入力装置1が不特定多数の利用者により共同利用されるATMなどである場合は、利用者のカード(キャッシュカードやクレジットカードなど)が入力装置1に挿入される。すると、制御部15は、カードに記憶されている認証コードを読み込み、記憶部14に認証コードを記憶させる。なお、入力装置1が特定の利用者のみが利用する個人専用端末などである場合は、予め記憶部14は認証コードを記憶しているものとする。
入力装置1による認証コード受け付け処理は、荷重検出部12が押圧荷重を検出した時点から開始する。入力装置1において、制御部15は、入力面11に対して利用者の押圧入力がなされて、荷重検出部12により押圧荷重が検出されたことにより、制御部15に備えられたカウンタ(図示しない)のカウンタ値をゼロにリセットする(ステップS101、S102)。
次に、制御部15は、入力決定の動作を検出したか判定する(ステップS103)。
ステップS103において入力決定動作が検出されなかった場合(ステップS103No)、現在のカウント値に1を加えた、「カウント値+1」段階の荷重基準を満たしたか判定する(ステップS104)。つまり、利用者が入力面11を押圧する力を強めることにより押圧荷重が増し、現段階より1つ上の荷重基準を満たしたかを判定する。なお、各段階の荷重基準とは、各認証コードを受け付ける際に基準となる所定の押圧荷重の閾値である。この閾値を超える押圧荷重を荷重検出部12が検出した場合、制御部15は、利用者にある段階の荷重基準を満たしたかが分かるように触感呈示部13を制御して触感を呈示する。また、この各段階の荷重基準は、予め設定された所定の押圧荷重を閾値とするが、後から操作者の好みに応じて変更できるようにしてもよい。
そしてステップS104にて、「カウント値+1」段階の荷重基準を満たした場合(ステップS104Yes)、制御部15は、振動による触感を発生するように触感呈示部13を制御する(ステップS105)。この発生する触感は、利用者に、現在の押圧荷重がどの認証コードに対応する段階にあるのか分かるものが好ましい。例えば、認証コードごとに提示する触感を変化させたり、同じ触感を呈示して呈示された累計回数に応じて認証コードを判別したりするものが考えられる。そして、制御部15は、押圧荷重が各段階の荷重基準を満たすごとに、カウンタのカウント値に1を追加する(ステップS106)。
そして制御部15は、入力決定の動作が検出されるまで、ステップS103からステップS106の処理を繰り返す。
ステップS103にて入力決定の動作を検出した場合(ステップS103Yes)、この入力決定の動作を検出した場合に、現段階である荷重検出部12により検出されている押圧荷重が存在する段階(直前に満たした荷重基準の段階)、つまり現在の「カウント値」の段階に対応する認証コードを受け付ける(ステップS107)。
なお、現段階の荷重基準とは、「入力決定の動作が検出された際の押圧荷重が存在する段階」を意味するのみならず、「入力決定の動作が検出される直前の押圧荷重が存在する段階」の意味も含まれていることに留意すべきである。
そして、受け付けられた認証コードが、記憶部14に記憶された認証コードと全て一致すれば、利用者は正当な利用者であると判断される。
次に図3において説明した認証コードの受け付ける処理の際に、触感を呈示する触感応答のタイミングを、図4を用いて説明する。なお、ここでは認証コードを数字とする例で説明する。図面において、縦軸は押圧荷重を、横軸は時間経過を示している。縦軸の押圧荷重は、各認証コードに対応する荷重基準を段階的に分けて設けてあり、本実施の形態では、荷重基準をP0からP9までの10段階に分け各荷重基準に対応する認証コードを0から9とする。また、黒い丸印は利用者に触感を呈示する触感応答時を示している。
図4においては認証コード「8」を入力する際の、感触応答のタイミングが示されている。まず、入力面11上に利用者の指などの押圧対象が置かれて、荷重検出部12により押圧荷重が検出されると、制御部15は、荷重基準P0(押圧荷重≠0)を満たしたと判断する。その後、制御部15は、荷重検出部12から検出される押圧荷重が荷重基準P1を満たすかを監視し続ける。利用者が入力面11を押圧する力を強めることにより、荷重基準P1が満たされると、制御部15は、入力面11を振動させて指などの押圧対象に触感を呈示するように触感呈示部13を制御する。この呈示された触感により利用者は現在の認証コードが「1」であることが分かる。制御部15はこの動作を、荷重基準P8が満たされるまで繰り返し、各荷重基準が満たされる度に利用者に対して触感を呈示する。そして、荷重検出部12により検出される押圧荷重が、荷重基準P8を満たして、荷重基準P8以上P9未満内に存在する時に、入力決定動作が検出されると、制御部15は荷重基準P8に対応する「8」を認証コードとして受け付ける。
なお、本実施の形態においては、押圧荷重が増加して、現段階より上の段の荷重基準を満たしていく(上回る)場合を例にして説明したが、逆に押圧荷重が減少して、現段階の荷重基準を下回った場合でも実現可能である。この場合はカウンタのカウント値を、現段階の荷重基準を下回った時に1つ減らすことにより実現することができる。また、これらの押圧荷重が増した場合の処理と押圧荷重が減少した場合の処理を組み合わせることも可能である。つまり、入力決定の動作が検出されるまでの間は、押圧荷重の増減に応じて、認証コードが変化する。現在の段階がn段階であり、押圧荷重が増加して次の段階であるn+1段階の荷重基準を満たした場合は、n+1段階に対応する認証コードとなり、この状態から更に、押圧荷重を弱めてn+1段階の荷重基準を下回ると、n段階に対応する認証コードとなる。
入力決定の動作を検出するまでの間は、押圧荷重を調整することにより、受け付ける認証コードを適宜変更することが可能である。これにより、押圧力を加え過ぎてしまったり、または、減らし過ぎてしまったりして利用者が所望しない認証コードに対応する荷重基準を満たしてしまった場合でも、クリアボタンを押して入力処理を初めからやり直したりする等の煩わしい処理を行うことがない。また、入力時間の短縮にも繋がる。
このように、本実施の形態に係る入力装置1において、制御部15は、荷重検出部12が、段階的に設定された荷重基準を満たす押圧荷重を検出するごとに、触感呈示部13により入力面11を押圧する対象に対して触感を呈示し、入力決定の動作が検出された際の現段階の荷重基準に対応する認証コードを受け付けるように制御する。
触感は、音や匂いとは異なり、他人(利用者以外の第3者)に認識されることはないため、制御部15は、触感呈示部13を制御して触感を呈示することにより、どの認証コードが受け付けられたかを利用者のみに知らせることができる。これにより、利用者による入力面11への入力操作が他人に見られていたとしても、認証コードの漏えいを防止することができる。
(第2実施の形態)
次に、本発明の第2実施の形態に係る入力装置について説明する。本発明の第2実施の形態は、上述した第1実施の形態において、図3で説明したステップS103における入力決定の動作を変更したものである。それ以外の点については、第1実施の形態と同様に実施することができる。また、第2実施の形態に係る入力装置は、第1実施の形態で説明した入力装置1と同じ構成により実施することができ、制御部15の処理動作が異なるものである。したがって、上述した第1実施の形態と同じ説明は適宜省略する。
以下、図面を参照して、ステップS103の入力決定の動作について説明する。
図5は、本実施の形態に係る入力決定の動作により、認証コード「8」「4」「6」「9」を入力する場合の、触感を呈示するタイミングを示した図である。状態Aは認証コード「8」を入力している状態を示し、状態Bは認証コード「4」を、状態Cは認証コード「6」を、状態Dは認証コード「9」を示している状態である。
まず、状態Aの認証コード「8」を受け付ける処理について説明するが、荷重基準P8が満たされるまでの処理は、上述した第1実施の形態と同様の処理であるため、説明は省略する。
状態Aにおいて、荷重検出部12により検出される押圧荷重が、荷重基準P8を満たして、荷重基準P8以上P9未満内に存在する時に、利用者が入力面11から指などの押圧対象を離して荷重検出部12より検出される押圧荷重が0になる、つまり、押圧荷重が検出されなくなると、制御部15はこれを入力決定の動作と見なし、荷重基準P8に対応する「8」を認証コードとして受けつける。つまり、現段階の荷重基準であるP8に対応する認証コード「8」を受け付ける。
状態Bの場合も、同様の方法で認証コード「4」を受け付ける。
次に、状態Cの認証コード「6」を受け付ける場合について説明する。状態A,Bと異なり、状態Cには、利用者が押圧力を強め過ぎてしまい、押圧荷重が認証コード「6」に対応する荷重基準P6の次の荷重基準であるP7まで満たしてしまった際の修正処理が示されている。なお、荷重基準P7が満たされるまでの処理は、他の状態と同様であるため、説明は省略する。
認証コード「6」を入力するためには、荷重基準P6を満たした際に、入力決定の動作である、押圧荷重が0になる状態を検出しなければならない。しかし、状態Cでは、荷重基準はP6の次の荷重基準であるP7が満たされている。この時、利用者は、入力面11を押圧する力を弱めて、荷重検出部12により検出される押圧荷重を荷重基準P6以上P7未満内に戻すことにより、認証コード「6」を入力することができる。
図中からも分かるように、荷重基準P7を満たした後、押圧荷重が減少し、荷重基準P7を下回っている。この荷重基準P7を下回った時に、制御部15は、入力面11を押圧している押圧対象に対して触感を呈示するように触感呈示部13を制御する。これにより利用者は荷重基準P7を下回ったことを明確に判断することができる。そして、荷重基準P7を下回った際に(検出されている押圧荷重が、荷重基準P6以上P7未満である際に)、利用者が入力面11から押圧対象を離して、押圧荷重が0になると、入力決定動作と見なされ、認証コード「6」が受け付けられる。
このように、入力決定の動作を検出するまでの間は、押圧荷重を調整することにより、受け付ける認証コードを適宜変更することが可能である。これにより、押圧力を加え過ぎてしまったり、または、減らし過ぎてしまったりして利用者が所望しない認証コードに対応する荷重基準を満たしてしまった場合でも、クリアボタンを押して入力処理を初めからやり直したりする等の煩わしい処理を行うことがない。また、入力時間の短縮にも繋がる。
また、状態Dにおいて、認証コード「9」を入力する場合は、状態A,Bと同様の処理で行うことができる。
上述した通り、第2実施の形態の入力決定の動作は、利用者の指などの押圧対象が入力面11から離れる、つまり、荷重検出部12により押圧荷重が検出されなくなったことである。制御部15は、荷重検出部12より押圧荷重が検出されているか否かを判断し、入力決定の動作が検出されたかを監視している。
利用者は各桁の認証コードが受け付けられる度に、入力面11から押圧対象を離して認証コードの入力を行う。利用者は、1桁1桁の入力を区切ることにより、各桁の入力を明確に把握することができる。
また、各段階の荷重基準を満たした際に呈示される触感は、音や匂いとは異なり、他人(利用者以外の第3者)に認識されることはないため、どの認証コードが受け付けられたかを利用者のみに知らせることができる。これにより、利用者による入力面11への入力操作が他人に見られていたとしても、認証コードの漏えいを防止することができる。
(第3実施の形態)
次に、本発明の第3実施の形態に係る入力装置について説明する。本発明の第3実施の形態は、第2実施の形態と同様に、上述した第1実施の形態において、図3で説明したステップS103における入力決定の動作を変更したものである。それ以外の点については、第1および第2実施の形態と同様に実施することができる。また、第3実施の形態に係る入力装置は、第1および第2実施の形態で説明した入力装置1と同じ構成により実施することができ、制御部15の処理動作が異なるものである。したがって、上述した第1実施および第2実施の形態と同じ説明は適宜省略する。
以下、図面を参照して、ステップS103の入力決定の動作について説明する。
図6は、本実施の形態に係る入力決定の動作により、認証コード「8」「4」「6」「9」を入力する場合の、触感を呈示するタイミングを示した図である。状態Aは認証コード「8」を入力している状態を示し、状態Bは認証コード「4」を、状態Cは認証コード「6」を、状態Dは認証コード「9」を示している状態である。
まず、状態Aの認証コード「8」を受け付ける処理について説明するが、荷重基準P8が満たされるまでの処理は、上述した第1および第2実施の形態と同様の処理であるため、説明は省略する。
状態Aにおいて、荷重検出部12により検出される押圧荷重が、荷重基準P8を満たして、荷重基準P8以上P9未満内に存在する時に、利用者が入力面11を押圧している力を弱めて、押圧荷重が荷重基準P8を下回ると、制御部15はこれを入力決定の動作と見なして、荷重基準P8に対応する「8」を認証コードとして受け付ける。
つまり、利用者は強めていた押圧力を弱めるという動作を行う。これにより、荷重検出部12より検出される押圧荷重が、現在の荷重基準であるP8を上回って下回るという動作が検出され、これを制御部15は入力決定の動作と見なして、認証コード「8」を受け付ける。
次に、状態Bにおいて認証コード「4」を受け付ける処理を説明する。状態Aにおいて、認証コード「8」を受け付けた後、利用者は入力面11から押圧対象を離すことなく、続けて入力を行うことができる。荷重基準P8を下回った後に、利用者は入力面11を押圧する力(押圧力)を弱めていく。これにより荷重検出部12より検出される押圧荷重も減少していき、各段階の荷重基準も下回って行く。この各段階の荷重基準を下回る時に、触感呈示部13により、利用者に各段階の荷重基準を下回ったことが分かるように、触感を呈示する。そして、利用者は呈示された触感により、荷重基準P5を下回って現在の認証コードが「4」であると分かった時(押圧荷重が荷重基準P4以上P5未満の時)に、入力面11を押圧している力を強める。制御部15はこれを入力決定の動作を見なして、認証コード「4」を受け付ける。
つまり、利用者は弱めていた押圧力を強めるという動作を行う。これにより、荷重検出部12より検出される押圧荷重が、荷重基準P5を下回って現在の荷重基準がP4になる。その後、直前に下回った荷重基準P5を上回るという動作が検出されると、これを制御部15は入力決定の動作と見なして、認証コード「4」を受け付ける。
なお、状態Bにおいては、入力決定の動作を受け付けた場合に、受け付ける認証コードに対応する現段階の荷重基準とは、「入力決定の動作が検出される直前の押圧荷重が存在する段階」という意味のみである。状態Bの場合、入力決定の動作が検出された際の押圧荷重が存在する段階は、直前まで押圧荷重が存在した段階よりも1つ上の段階となる。このため、入力決定の動作が検出される直前に検出された押圧荷重が存在する段階に基づいて、認証コードを決めて受け付ける。
また、状態Cにおいて認証コード「6」を受け付ける動作は状態Aと同様の処理、状態Dにおいて認証コード「9」を受け付ける動作は状態Bと同様の処理にて行うことができるため、説明は省略する。
なお、本実施の形態においては、全ての認証コードを受け付け終わるまで、入力面11に押圧対象が接触している状態であったが、各桁の認証コードが受け付けられる度に、入力面11から押圧対象を離しても構わない。1桁1桁の入力を区切ることにより、利用者は各桁の入力を明確に把握することができる。
上述した通り、第3実施の形態の入力決定の動作は、利用者が入力面11を押圧している力を強めていたのを弱めること、または、弱めていたのを強めることである。つまり、荷重検出部12により検出されている押圧荷重が、直前に上回った荷重基準を下回ること、又は、直前に下回った荷重基準を上回ることである。
これにより、利用者は入力面11上で指を動かすことなく、入力面11の押し込みのみで認証コードを入力できる。指を動かすことがないため、他人に見られていたとしても、どの段階で認証コードが入力されたのかを判断されることがない。従って、より確実に認証コードの漏えいを防止することができる。
また、各段階の荷重基準を満たした際に呈示される触感は、音や匂いとは異なり、他人(利用者以外の第3者)に認識されることはないため、どの認証コードが受け付けられたかを利用者のみに知らせることができる。これにより、利用者による入力面11への入力操作が他人に見られていたとしても、認証コードの漏えいを防止することができる。
(第4実施の形態)
次に、本発明の第4実施の形態に係る入力装置について説明する。本発明の第4実施の形態は、第2および第3実施の形態と同様に、上述した第1実施の形態において、図3で説明したステップS103における入力決定の動作を変更したものである。それ以外の点については、他の実施の形態と同様に実施することができる。また、第4実施の形態に係る入力装置は、第1および第2、第3の実施形態で説明した入力装置1と同じ構成により実施することができ、制御部15の処理動作が異なるものである。したがって、上述した第1実施および第2、第3実施の形態と同じ説明は適宜省略する。
以下、図面を参照して、ステップS103の入力決定の動作について説明する。
図7は、本実施の形態に係る入力決定の動作により、認証コード「8」「4」「6」「9」を入力する場合の、触感を呈示するタイミングを示した図である。状態Aは認証コード「8」を入力している状態を示し、状態Bは認証コード「4」を、状態Cは認証コード「6」を、状態Dは認証コード「9」を示している状態である。
まず、状態Aにおいて認証コード「8」を受け付ける処理について説明するが、荷重基準P8が満たされるまでの処理は、上述した第1および第2、第3実施の形態と同様の処理であるため、説明は省略する。
状態Aにおいて、荷重検出部12により検出される押圧荷重が、荷重基準P8を満たした後に、検出される押圧荷重が荷重基準P8以上P9未満内に存在する状態を所定の時間保持すると、制御部15はこれを入力決定の動作と見なして、荷重基準P8に対応する認証コード「8」を受け付ける。つまり、利用者は、荷重基準P8が満たされた触感が呈示された後に、入力面11を押圧している力を所定の時間保持することにより、認証コードが受け付けられる。つまり、検出される押圧荷重が現段階を所定の時間保持することにより、現段階であるP8に対応する認証コード「8」が受け付けられる。
この所定の時間の計測は、例えばタイマー(図示せず)によりカウントする。タイマーは荷重基準P8を満たした時点からカウントを開始し、押圧荷重が荷重基準P8以上P9未満にある間はカウントアップしていく。カウント値が所定の時間を満たすと、認証コード「8」が受け付けられる。
次に状態Bにおいて、認証コード「4」が受け付けられる処理について説明をするが、荷重基準P5を下回るまでの処理は、上述した第3実施の形態と同様の処理であるため、説明は省略する。
状態Bにおいて、荷重検出部12により検出される押圧荷重が、荷重基準P5を下回った後に、状態Aと同様の処理を行うことにより、制御部15は、認証コード「4」を受け付ける。つまり、押圧荷重が荷重基準P4以上P5未満内に存在する状態を所定の時間保持することにより、制御部15が認証コード「4」を受け付ける。
また、状態Cにおいて認証コード「6」を受け付ける場合には、上記図5で説明したように、利用者が押圧力を強め過ぎてしまい、押圧荷重が、認証コード「6」に対応する荷重基準P6の次の荷重基準であるP7まで満たしてしまった際に、認証コードを修正する例が示されている。認証コードを修正する処理は、図5と同様に行うことができるため、説明は省略する。また、認証コードを修正した後に受け付ける入力決定の動作は、状態A,Bと同様の処理で行うことができる。利用者は強め過ぎてしまった押圧力を調整して、荷重基準P7を下回るようにする。荷重検出部12に検出される押圧荷重を荷重基準P6以上P7未満内に修正し、所定の時間保持すると、認証コード「6」が受け付けられる。
この所定の時間は、予め設定された所定の時間を想定するが、後から利用者の好みに応じて変更できるようにしてもよい。
また、状態Dにおいて、認証コード「9」を受け付ける処理は状態Aと同様の処理にて行うことができるため、説明は省略する。
なお、本実施の形態においては、全ての認証コードを受け付け終わるまで、入力面11に押圧対象が接触している状態であったが、各桁の認証コードが受け付けられる度に、入力面11から押圧対象を離しても構わない。1桁1桁の入力を区切ることにより、利用者は各桁の入力を明確に把握することができる。
上述した通り、第4実施の形態の入力決定の動作は、利用者が入力面11を押圧する力を所定の時間を保持することである。つまり、荷重検出部12により検出される押圧加重が、次の段階の荷重基準を満たすことなく、現段階を所定の時間保持することである。
これにより、利用者は入力面11上で指を動かすことなく、入力面11の押し込みのみで認証コードを入力できる。指を動かすことがないため、他人に見られていたとしても、どの段階で認証コードが入力されたのかを判断されることがない。従って、より確実に認証コードの漏えいを防止することができる。
また、各段階の荷重基準を満たした際に呈示される触感は、音や匂いとは異なり、他人(利用者以外の第3者)に認識されることはないため、どの認証コードが受け付けられたかを利用者のみに知らせることができる。これにより、利用者による入力面11への入力操作が他人に見られていたとしても、認証コードの漏えいを防止することができる。
なお、上述した各実施の形態において、それぞれの荷重基準を満たした際(上回った際)に、または、下回った際に、触感を呈示するとしていたが、それぞれの場合で異なる触感を呈示することもできる。
つまり、制御部15は、荷重検出部12により検出される押圧荷重が、現段階の荷重基準を下回ると入力面11を押圧する対象に対して第1の触感を呈示するように触感呈示部13を制御し、現段階の荷重基準を上回ると入力面11を押圧する対象に対して前記第1の触感とは異なる第2の触感を呈示するように触感呈示部13を制御する。
これにより、利用者は荷重基準を上回ったのか、下回ったのかを判断することができるため、より正確に現在の認証コードを判断することができる。例えば、各段階の荷重基準を満たす際に、触感を1回ずつ呈示している場合、利用者は荷重基準を上回った触感を感じれば現在のカウント値にプラス1をし、荷重基準を下回った触感を感じれば現在のカウント値からマイナス1をすればよく、簡単により正確に現在の認証コードを把握することができる。
なお、本発明は、上述した各実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変更または変形が可能である。
例えば、上述した各実施の形態の入力決定動作においては、受け付ける各桁の認証コードは、それぞれ現在検出されている押圧荷重に対応する荷重基準に基づいて決定されたが、本発明はこれだけに限定されるものではない。例えば、複数桁の認証コードを入力する場合に、2桁目以降の認証コードを、前桁で受け付けられた認証コードからカウントを開始して受け付けるもの(前桁にて認証コード「5」が受け付けられた場合、次の認証コードのカウントは「6,7,8,…」となる)や、各桁の認証コードが受け付けられる度に、認証コードをリセットするもの(各桁の認証コードは毎回「0」からカウントスタート)など、種々の方法が挙げられる。
また、例えばマウスなどの入力デバイスのボタンなどに、押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける入力装置を適用することもできる。
さらに、本発明では、表示部を備えずに触感を利用者に呈示することにより、他人から認証コードを入力する操作が見られていた場合でも、認証コードを盗まれることがない入力装置を提供することができた。しかしながら、例えば、表示部を備えていたとしても、本発明においては、表示部の表示と、入力装置が受け付ける認証コードには、何ら関係性がない。このため、本発明が表示部を備えていた場合でも、他人に認証コードを盗まれることがない入力装置を提供することができる。
なお、上述の説明では、荷重基準の値を「押圧荷重の閾値」に見立て、荷重基準の値に達した場合に「荷重基準を満たす」と判定する態様について説明した。しかしながら、「荷重基準を満たす」と判定できる態様はこれに限定されるものではなく、いくつもの態様を含むことが想定できる。例えば、入力装置1に対する利用者の押圧入力による押圧荷重が上記荷重基準の値を超えた場合に「荷重基準を満たす」と判定することもできる。また、上記荷重基準の値を示す押圧荷重が荷重検出部12によって検出された場合に「荷重基準を満たす」と判定することもできる。
また、上述の説明において、例えば、所定値「以上」または所定値「以下」のような表現の技術的思想が意味する内容は必ずしも厳密な意味ではなく、入力装置の仕様に応じて、基準となる値を含む場合または含まない場合の意味を包含するものとする。例えば、所定値「以上」とは、増大する値が所定値に達した場合のみならず、所定値を超えた場合も含意し得るものとする。また、例えば所定値「以下」とは、減少する値が所定値に達した場合のみならず、所定値を下回った場合、つまり所定値未満になった場合も含意し得るものとする。
1 入力装置
11 入力面
12 荷重検出部
13 触感呈示部
14 記憶部
15 制御部

Claims (1)

  1. 認証コードを入力する入力装置であって、
    押圧による入力がされる入力面と、
    前記入力面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    前記入力面を振動させる触感呈示部と、
    表示部と、
    前記荷重検出部が、段階的に設定された荷重基準を満たす押圧荷重を検出するごとに、前記触感呈示部により前記入力面を押圧する対象に対して触感を呈示し、
    入力決定の動作が検出された場合に、現段階の荷重基準に対応する認証コードを受け付けるように制御する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が、
    前記荷重基準を下回るごとに、前記入力面を押圧する対象に対して第1の触感を呈示するように前記触感呈示部を制御し、
    前記荷重基準を上回るごとに、前記入力面を押圧する対象に対して前記第1の触感とは異なる第2の触感を呈示するように前記触感呈示部を制御する
    ことを特徴とする入力装置。
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