JP5392502B2 - 4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造方法及びそれらを重合してなる重合物 - Google Patents
4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造方法及びそれらを重合してなる重合物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5392502B2 JP5392502B2 JP2010102838A JP2010102838A JP5392502B2 JP 5392502 B2 JP5392502 B2 JP 5392502B2 JP 2010102838 A JP2010102838 A JP 2010102838A JP 2010102838 A JP2010102838 A JP 2010102838A JP 5392502 B2 JP5392502 B2 JP 5392502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- naphthyl
- acrylate
- group
- compound
- meth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
げられる。
オ−4−(t−ブトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルメタクリレート、2−フェニルチオ−4−フェノキシカルボニルオキシ)−1−ナフチルアクリレート、2−フェニルチオ−4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
次に、これら化合物の合成について詳述する。本発明の4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、1,4−ナフタレンジオール化合物をモノ(メタ)アクリル化して下記一般式(2)に示された4−ヒドロキシ−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を得、次いで当該4−ヒドロキシ−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物をアルコキシカルボニル化又はアリールオキシカルボニル化するルートA(アルコキシカルボニル化とアリールオキシカルボニル化を合わせて置換カルボニル化とも称する。)、又は1,4−ナフタレンジオール化合物をモノ置換カルボニル化して下記一般式(3)に示された4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフトール化合物を得、次いで当該4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフトール化合物を(メタ)アクリル化するルートBの二つのルートにより得ることができる。
原料としてアクリル酸ハライドを使用すれば、4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレート化合物が得られる。一方、原料としてメタクリル酸ハライドを使用すれば、4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレート化合物が得られる。
一般式(3)に於いて、Zはアルコキシ基、アリールオキシ基を示し、X、Yは同一であっても異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基のいずれかを示す。
かくして得られた4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、ラジカル重合により、重合物とすることができる。本発明の化合物のラジカル重合を促進するためには、ラジカル重合開始剤を添加することが好ましい。そして、4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物とラジカル重合開始剤を混合することによりラジカル重合性組成物とすることができる。
当該光ラジカル重合性組成物の重合はフィルム状で行うことも出来るし、塊状に硬化させることも可能である。フィルム状に重合させる場合は、液状の当該重合性組成物をたとえばポリエステルフィルムなどの基材に、たとえばバーコーターなどを用いて膜厚5〜300μmになるように塗布する。本発明の4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、薄膜だけでなく厚膜においても容易に重合させることができる。
(1)融点:ゲレンキャンプ社製の融点測定装置、型式MFB−595(JIS K0064に準拠)
(2)屈折率:アッベ屈折率計、エルマー社製、形式ER−7MW−H
(3)赤外線(IR)分光光度計:日本分光社製、型式IR−810
(4)核磁気共鳴装置(NMR):日本電子社製、型式GSX FT NMR Spectorometer
反応容器に、水5.0ml、トルエン5.0ml、及び水酸化ナトリウム250mgを仕込んだ。反応容器内を窒素ガスで置換した後、窒素ガス雰囲気下、攪拌しながら、1,4−ナフタレンジオール1.0gを反応容器内に加え、次いで5℃以下に氷冷した。次に、窒素ガス雰囲気下、冷却及び攪拌しながら、市販品のアクリル酸クロライド550mg(6.1ミリモル)を注射器に取り、反応容器の内温を5℃以下に保ちながら反応容器内の混合物に15分間かけて滴下した。滴下終了後、内温を5℃以下に保ちながらさらに1時間反応を続けた後希塩酸を加えて反応系(水相)のpHを酸性に調整し、反応を停止させた。反応終了後、酢酸エチルを用いて抽出し溶媒を留去して暗褐色固体状の生成物1.5gを得た。この得られた暗褐色固体状生成物1.5gをトルエンを用いて再結晶することにより、4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレートの乳白色の結晶を0.6g得た。
(1)融点:108.5−109.4℃
(2)屈折率:nD=1.628
(3)IR(KBr,cm−1):1712,1624,1580,1475、1400、1380,1352,1292,1260,1175,1155,1054,963,810,793.759
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ=5.98(bs,1H),6.10(bd,1H)、6.47(d,1H),6.48(dd,1H),6.73(bd,1H),6.97(d,1H),7.40(bdd,1H),7.49(bdd,1H),7.74(bd、1H),8.05(bd,1H).
(5)マススペクトル(EI):214(M+)
合成例1と同様の手順により、反応容器に水30.0ml、水酸化ナトリウム800mg(20mmol)及び1,4−ナフタレンジオール2.0g(12.5mmol)を仕込んだ。次に、窒素ガス雰囲気下、冷却及び攪拌しながら、市販品を再蒸留したメタクリル酸クロライド1.4g(13.1mmol)を注射器に取り、反応容器内の混合物に20分間かけて滴下した。この間、反応容器の内温を5℃以下に保った。滴下の途中から、多量の結晶の析出が認められた。滴下終了後、反応容器の内温を5℃以下に保ちながら、更に10分間攪拌を続けた。その後、希塩酸を加えて反応系(水相)のpHを酸性にし、反応を停止させた。得られたスラリーを吸引濾過し、水洗いしたのち乾燥し、灰白色の結晶2.45gを得た。この物をトルエンから再結晶し、白い結晶2.11gを得た。
(2)IR(KBr、cm−1):3380cm−1(OH)、1705cm−1(C=O)
(3)1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=2.16(bs,3H),5.86(bs,1H),5.95(bs,1H),6.46(d,1H),6.53(bs,1H),6.95(d,1H),7.43(bdd,1H),7.49(bdd,1H),7.74(bd,1H),8.04(bd,1H).
(4)マススペクトル(EI):228(M+)、159、69
攪拌機、温度計付きの200ml三口フラスコに、脱気水40gを仕込み、その中に1,4−ナフタレンジオール3.2g(20ミリモル)を加えて、窒素雰囲気下、十分に攪拌し良く分散させた。次いで、水酸化ナトリウム0.88g(22ミリモル)の水4g溶液を加えた。大部分の1,4−ナフタレンジオールは溶解したが一部溶け残った。該茶色のスラリーを氷水で冷やした後、クロロ炭酸メチル2.44g(26ミリモル)のトルエン2g溶液を加え、30分間攪拌した。灰色の泥状物が沈んだので、10%硫酸水溶液2mlを加え、反応液のpHを酸性にして、さらに10分間攪拌した。底に沈んだ灰色泥状物質を水30mlで2回良く水洗いし、最後にn−ヘキサン60ml中に投入し攪拌した。生じた沈殿物を濾過乾燥し灰白色の粉末4.30gを得た。このものをトルエン40ml、アセトン5mlから再結晶し、4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフトールの無色結晶2.70gを得た。原料1,4−ナフタレンジオールに対する収率は62モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.610
(3)IR(KBr,cm−1):3420,1740,1600,1580,1440,1390,1360,1302,1257,1046,995,810,760.
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ=3.97(s,3H),5.56(s,1H),6.62(d,J=8Hz,1H),7.09(d,J=8Hz,1H),7.47−7.58(m,2H),7.86(d,J=9Hz,1H),8.12(d,J=9Hz,1H).
攪拌機、温度計付きの200ml三口フラスコに、脱気水40gを仕込み、その中に1,4−ナフタレンジオール3.2g(20ミリモル)を加えて、窒素雰囲気下、十分に攪拌し良く分散させた。次いで、水酸化ナトリウム0.96g(24ミリモル)の水4g溶液を加えた。大部分の1,4−ナフタレンジオールは溶解したが一部溶け残った。該薄茶色のスラリーを氷水で冷やした後、クロロ炭酸エチル3.02g(28ミリモル)のトルエン2g溶液を加え、30分間攪拌した。灰色の泥状物が沈んだので、10%硫酸水溶液2mlを加え、反応液のpHを酸性にして、さらに10分間攪拌した。底に沈んだ灰色泥状物質を水30mlで2回良く水洗いし、最後にn−ヘキサン60ml中に投入し攪拌した。生じた沈殿物を濾過乾燥し灰白色の粉末3.90gを得た。このものをトルエン40ml、アセトン5mlから再結晶し、の無色結晶2.3gを得た。原料である1,4−ナフタレンジオールに対する4−エトキシカルボニルオキシ−1−ナフトールの単離収率は50モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.596
(3)IR(KBr,cm−1):3460,3060,2990,1742,1584,1480,1440,1390,1370,1360,1290,1260,1240,1042,1024,1004,896,860,780,760.
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ=1.43(t,J=7Hz,3H),4.37(q,J=7Hz,2H),5.46(s,1H),6.66(d,J=8Hz,1H),7.11(d,J=8Hz,1H),7.45−7.57(m,2H),7.88(d,J=9Hz,1H),8.13(d,J=9Hz,1H).
攪拌機、温度計付きの200ml三口フラスコに、脱気水40gを仕込み、その中に1,4−ナフタレンジオール3.2g(20ミリモル)を加えて、窒素雰囲気下、十分に攪拌し良く分散させた。次いで、水酸化ナトリウム0.88g(22ミリモル)の水4g溶液を加えた。大部分の1,4−ナフタレンジオールは溶解したが一部溶け残った。該薄茶色のスラリーを氷水で冷やした後、クロロ炭酸フェニル4.2g(28ミリモル)のトルエン2g溶液を加え、30分間攪拌した。灰色の泥状物が沈んだところで、10%硫酸水溶液2mlを加え、pHを酸性にして、さらに10分間攪拌した。底に沈んだ灰色泥状物質を水30mlで2回良く水洗いし、最後にn−ヘキサン60ml中に投入し攪拌した。灰白色の沈殿が生じるので、吸引濾過・乾燥し、4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフトールの灰白色の粉末4.88g(8.7モル)を得た。原料である1,4−ナフタレンジオールに対する4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフトールの収率は87モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.630
(3)IR(KBr,cm−1):3450,1760,1640,1602,1582,1490,1390,1360,1290,1260,1204,1142,1080,766.
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ=5.41(s,1H),6.72(d,J=8Hz,1H),7.25(d,J=8Hz,1H),7.25−7.50(m,5H),7.50−7.65(m,2H),7.99(d,J=9Hz,1H),8.18(d,J=9Hz,1H).
温度計、攪拌機付きの300mlの三口フラスコ中、実施例1と同様にして得た4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレート4.28g(20ミリモル)をアセトン40mlに溶解し、氷水で冷やしながらクロロ蟻酸メチル2.36g(25ミリモル)を加え、1時間攪拌した。その後定法により後処理し、4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレートの白い結晶を4.1g(15.1ミリモル)得た。原料である4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレートに対する4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレートの収率は75モル%であった。
(2)屈折率 :nD=1.585
(3)IR(KBr,cm−1):1763,1740,1442,1396,1280,1255,1216,1130,1060,984,841,821,770.
(4)1H−NMR(270MHz、CDCl3):δ=3.99(s.3H),6.13(d,J=8Hz,1H),6.49(dd、J1=17Hz,J2=8Hz,1H),6.76(d,J=17Hz,1H),7.30(d,J=7Hz,1H),7.38(d,J=7Hz,1H),7.51−7.61(m,2H),7.86−7.94(m,2H),7.95−8.03(m,2H).
温度計、攪拌機付きの300mlの三口フラスコ中、実施例1と同様にして得た4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレート8.56g(40ミリモル)をアセトン80mlに溶解し、氷水で冷やしながらクロロ蟻酸エチル4.24g(40ミリモル)を加えた。次に、トリエチルアミン4.04g(40ミリモル)のアセトン10ml溶液を調製し、三口フラスコを氷水で冷却しながら、該溶液をゆっくり加えた。直ちに白色沈殿が生じるので、さらに15分攪拌した。その後、定法により後処理し、4−エトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレートの薄肌色の結晶を9.3g(32.5ミリモル)得た。原料である4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレートに対する4−エトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレートの収率は81モル%であった。
(2)屈折率 :nD=1.570
(3)IR(KBr,cm−1):1765,1746,1640,1602,1468,1408,1390,1372,1250,1210,1140,1050,1030,900,800,770,760.
(4)1H−NMR(270MHz、CDCl3):δ=1.35(t,J=7Hz,3H),4.39(q,J=7Hz,2H),6.12(d,J=8Hz,1H),6.49(dd,J1=17Hz,J2=8Hz,1H),6.74(d,J=17Hz,1H),7.30(d,J=7Hz,1H),7.38(d,J=7Hz,1H),7.50−7.61(m,2H),7.85−7.93(m,1H),7.95−8.03(m,1H).
温度計、攪拌機付きの300mlの三口フラスコ中、実施例1と同様にして得た4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレート8.56g(40ミリモル)をアセトン100mlに溶解し、氷水で冷やしながらクロロ蟻酸−n−プロピル4.80g(40ミリモル)を加えた。次に、トリエチルアミン4.04g(40ミリモル)のアセトン10ml溶液を調製し、三口フラスコを氷水で冷却しながら、該溶液をゆっくり加えた。直ちに白色沈殿が生じるので、さらに15分攪拌した。その後、定法により後処理し、4−(n−プロポキシカルボニルオキシ)−2−ナフチルアクリレートの薄黄色のオイルを9.8g(33ミリモル)得た。原料である4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレートに対する4−(n−プロポキシカルボニルオキシ)−2−ナフチルアクリレートの収率は82モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.561
(3)IR(neat,cm−1):1762,1750,1635,1602,1468,1408,1390,1242,1212,1140,1056,982,940,890,800,762.
(4)1H−NMR(270MHz、CDCl3):δ=1.05(t,J=7Hz,3H),1.84(m,2H),4.30(t,J=7Hz,2H),6.12(d,J=8Hz,1H),6.49(dd,J1=17Hz,J2=8Hz,1H),6.75(d,J=17Hz,1H),7.30(d,J=7Hz,1H),7.38(d,J=7Hz,1H),7.51−7.62(m,2H),7.85−7.92(m,2H),7.98−8.03(m,2H).
温度計、攪拌機付きの300mlの三口フラスコ中、実施例1と同様にして得た4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレート8.56g(40ミリモル)をアセトン80mlに溶解し、氷水で冷やしながらクロロ蟻酸フェニル6.24g(40ミリモル)を加えた。次に、トリエチルアミン4.04g(40ミリモル)のアセトン10ml溶液を調製し、三口フラスコを氷水で冷却しながら、該溶液をゆっくり加えた。直ちに白色沈殿が生じるので、さらに20分攪拌した。その後、定法により後処理し、4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレートの薄黄色の粉末を11.4g(34.2ミリモル)得た。原料である4−ヒドロキシ−1−ナフチルアクリレートに対する4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレートの収率は85モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.597
(3)IR(KBr,cm−1):1780,1748,1636,1602,1495,1470,1404,1390,1240,1200,1158,1138,1068,980,890,760,718,684.
(4)1H−NMR(270MHz、CDCl3):
δ=6.12(d,J=8Hz,1H),6.49(dd、J1=17Hz,J2=8Hz,1H),6.74(d,J=17Hz,1H),7.24−7.37(m,4H),7.36−7.42(m,3H),7.42−7.55(m,2H),7.86−7.95(m,1H),8.06−8.16(m,1H).
温度計、攪拌機付きの300mlの三口フラスコ中、実施例2と同様にして得た4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレート9.12g(40ミリモル)をトルエン80mlに加え、氷水で冷やしながらクロロ炭酸メチル4.73g(50ミリモル)を加えた。次に、該スラリーにトリエチルアミン4.5g(45ミリモル)のトルエン8ml溶液を調製し、三口フラスコを氷水で冷却しながら、該溶液をゆっくり加えた。トリエチルアミン溶液を半分加えた時点で一度均一溶液となるが、その後結晶が析出し、60分攪拌後はゲル状物となった。このゲル状物を水30mlを用いて3回洗浄し、次いでトルエン層を無水硫酸ナトリウムを用いて脱水した。その後、トルエン層を自然濾過し,濃縮して4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルメタクリレートの薄黄色のオイルを7.9g(28.2ミリモル)得た。原料である4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレートに対する4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルメタクリレートの収率は74モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.570
(3)IR(neat,cm−1):3080,2970,1772,1742,1604,1442,1392,1320,1272,1256,1221,1122,1042,1028,992,940,762.
(4)1H−NMR(270MHz、CDCl3):δ=2.16(s,3H),3.97(s,3H),5.87(s,1H),6.52(s,1H),7.27(d,J=8Hz,1H),7.37(d,J=8Hz,1H),7.52−7.60(m,2H),7.84−7.93(m,1H),7.95−8.02(m,1H).
温度計、攪拌機付きの300mlの三口フラスコ中、実施例2と同様にして得た4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレート9.12g(40ミリモル)をトルエン80mlに加え、氷水で冷やしながらクロロ炭酸エチル6.25g(60ミリモル)を加えた。次に、該スラリーにトリエチルアミン4.0g(40ミリモル)のトルエン12ml溶液を調製し、三口フラスコを氷水で冷却しながら、該溶液をゆっくり加えた。トリエチルアミン溶液を半分加えた時点で一度均一溶液となるが、その後結晶が析出し、60分攪拌後はゲル状物となった。このゲル状物を水30mlを用いて3回洗浄し、次いでトルエン層を無水硫酸ナトリウムを用いて脱水した。その後、トルエン層を自然濾過し,濃縮して4−エトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルメタクリレートの薄黄色の結晶を6.9g(23ミリモル)得た。原料である4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレート対する4−エトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルメタクリレート収率は57モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.559
(3)IR(KBr,cm−1):3090,2995,1770,1742,1605,1470,1392,1374,1318,1253,1230,1124,1050,1024,1012,962,892,762.
(4)1H−NMR(270MHz、CDCl3):δ=1.34(t,J=8Hz,3H),2.16(s,3H),4.39(q,J=8Hz,2H),5.87(s,1H),6.53(s,1H),7.27(d,J=8Hz,1H),7.39(d,J=8Hz,1H),7.81−7.92(m,2H),7.85−7.93(m,1H),7.96−8.05(m,1H).
温度計、攪拌機付きの300mlの三口フラスコ中、実施例2と同様にして得た4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレート9.12g(40ミリモル)をトルエン90mlに加え、氷水で冷やしながらクロロ炭酸フェニル15.6g(60ミリモル)を加えた。次に、該スラリーにトリエチルアミン4.0g(40ミリモル)のトルエン12ml溶液を調製し、三口フラスコを氷水で冷却しながら、該溶液をゆっくり加えた。トリエチルアミン溶液を半分加えた時点で一度均一溶液となるが、その後結晶が析出し、60分攪拌後はゲル状物となった。このゲル状物を水30mlを用いて3回洗浄し、次いでトルエン層を無水硫酸ナトリウムを用いて脱水した。その後、トルエン層を自然濾過し,濃縮して4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフチルメタクリレートの薄黄色の結晶を8.9g(26ミリモル)得た。原料である4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレートに対する4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフチルメタクリレート収率は65モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.591
(3)IR(KBr,cm−1):1780,1740,1602,1495,1390,1318,1296,1260,1246,1206,1176,1120,1062,762.
(4)1H−NMR(270MHz、CDCl3):δ=2.17(s,3H),5.88(s,1H),6.53(s,1H),7.22−7.37(m,4H),7.37−7.50(m,3H),7.54−7.66(m,2H),7.86−7.94(m、1H),
攪拌機、温度計付きの200ml三口フラスコに実施例3と同様にして合成した4−メトキシカルボニルキシ−1−ナフトール2.18g(10ミリモル)、トルエン25g、塩化アクリロイル1.27g(14ミリモル)を仕込んだ。 該スラリーを氷水で冷やしつつ、トリエチルアミン1.2g(12ミリモル)のトルエン2g溶液を加えた。直ちに無機性の析出が生じた。次いで、氷水バスを取り外し、1時間攪拌した。その後、水5mlを加え、無機性沈殿物を溶解し、さらにトルエン層を水洗いした。さらに、トルエン層を無水硫酸ナトリウムで一晩脱水乾燥し、濾過したトルエン層を濃縮乾固させ、2.04gの薄き色の粉末である4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレートを得た。原料である4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフトールに対する収率は75モル%であった。
攪拌機、温度計付きの200ml三口フラスコに実施例5と同様にして得られた4−フェノキシカルボニルキシー1−ナフトール2.80g(10ミリモル)、トルエン25g、塩化アクリロイル1.35g(15ミリモル)を仕込んだ。該スラリーを氷水で冷やしつつ、トリエチルアミン1.2g(12ミリモル)のトルエン2g溶液を加えた。直ちに無機性の析出が生じた。次いで、氷水バスを取り外し、1時間攪拌した。その後、水5mlを加え、無機性沈殿物を溶解し、さらにトルエン層を水洗いした。さらに、トルエン層を無水硫酸ナトリウムで一晩脱水乾燥し、濾過したトルエン層を濃縮乾固させ、2.04gの薄き色の粉末である4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレートを得た。原料の4−フェノトキシカルボニルキシー1−ナフトールに対する収率は70モル%であった。
実施例6と同様にして合成した4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレート70部、トリメチロールプロパントリアクリレート30部に対し、光ラジカル重合開始剤として2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン(チバスペシャリティケミカル社製イルガキュア369)0.5部を混合し、85℃のオイルバス中に浸漬して溶融した。得られた光ラジカル重合性組成物の融液をポリエステルフィルム(東レ製ルミラー、ルミラーは東レ株式会社の登録商標)の上に膜厚が0.2mmになるように塗布し、その後、窒素雰囲気下、70℃に保温した状態で、表面に高圧水銀ランプの光線(波長366nmにおける照射強度が1mW/cm2)を3分間照射し光重合物を得た。
実施例8と同様にして合成した4−(n−プロポキシカルボニルオキシ)−1−ナフチルアクリレート50部、トリメチロールプロパントリアクリレート50部に対し、光ラジカル重合開始剤として2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン(チバスペシャリティケミカル社製イルガキュア369)0.5部を混合し、得られた光ラジカル重合性組成物をポリエステルフィルム(東レ製ルミラー)の上に膜厚が0.2mmになるように塗布し、その後、窒素雰囲気下、80℃に保温した状態で、表面に高圧水銀ランプの光線(波長366nmにおける照射強度が1mW/cm2)を3分間照射し光重合物を得た。
実施例9と同様にして合成した4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレート70部、トリメチロールプロパントリアクリレート30部に対し、開始剤として2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン(チバスペシャリティケミカル社製イルガキュア369)0.5部を混合し、得られた光ラジカル重合性組成物をポリエステルフィルム(東レ製ルミラー)の上に膜厚が0.2mmになるように塗布し、その後、窒素雰囲気下、60℃に保温した状態で、表面に高圧水銀ランプの光線(波長366nmにおける照射強度が1mW/cm2)を3分間照射し光重合物を得た。
4−メトキシ−1−ナフチルアクリレート(特開昭62−192340号公報の実施例3に記載の化合物)70部、トリメチロールプロパントリアクリレート30部に対し2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン(チバスペシャリティケミカル社製イルガキュア369)0.5部を混合し、70℃のオイルバス中に浸漬して溶融した。得られた光ラジカル重合性組成物の融液をポリエステルフィルム(東レ製ルミラー)の上に膜厚が0.3mmになるように塗布し、その後、窒素雰囲気下、70℃に保温した状態で、表面に高圧水銀ランプの光線(波長366nmにおける照射強度が1mW/cm2)を10分間照射した後も全く硬化しなかった。
<9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレンの合成>
温度計、攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、9,9−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン1.0g(2.3ミリモル)、トルエン10ml、アクリル酸メチル3.9g(46ミリモル)、4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン1−オキシル10mg、チタニウムテトライソプロポキシド0.1g(0.2ミリモル)を仕込み、オイルバスで105℃に加熱下アクリル酸メチルを抜き出しながら9時間攪拌した。その後,定法により後処理し、9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレンの薄桃色オイルを0.9g(1.6ミリモル)得た。原料の9,9−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレンに対する収率は60モル%であった。
実施例6と同様にして合成した4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレート70部、上記方法により合成した9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン30部に対し、開始剤として2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン(チバスペシャリティケミカル社製イルガキュア369)0.5部を混合し、100℃のオイルバス中に浸漬して溶融した。得られた融液をポリエステルフィルム(東レ製ルミラー)の上に膜厚が0.2mmになるように塗布し、その後、窒素雰囲気下、100℃に保温した状態で、表面に高圧水銀ランプの光線(波長366nmにおける照射強度が1mW/cm2)を3分間照射し光重合物を得た。
実施例9と同様にして合成した4−フェノキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレート70部、実施例18と同様にして合成した9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン30部に対し、ラジカル重合開始剤として2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン(チバスペシャリティケミカル社製イルガキュア369)0.5部を混合し、得られた光ラジカル重合性組成物をポリエステルフィルム(東レ製ルミラー)の上に膜厚が0.2mmになるように塗布し、その後、窒素雰囲気下、70℃に保温した状態で、表面に高圧水銀ランプの光線(波長366nmにおける照射強度が1mW/cm2)を3分間照射し光重合物を得た。
実施例10と同様にして合成した4−メトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルメタクリレート46部、トリメチロールプロパントリアクリレート54部に対し、光ラジカル重合開始剤として2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン(チバスペシャリティケミカル社製イルガキュア369)0.5部を混合した。得られた光ラジカル重合性組成物の融液をポリエステルフィルム(東レ製ルミラー、ルミラーは東レ株式会社の登録商標)の上に膜厚が0.2mmになるように塗布し、その後、窒素雰囲気下、70℃に保温した状態で、表面に高圧水銀ランプの光線(波長366nmにおける照射強度が1mW/cm2)を3分間照射し光重合物を得た
4−メトキシ−1−ナフチルアクリレート70部、実施例18と同様にして合成した9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン30部に対し2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン(チバスペシャリティケミカル社製イルガキュア369)0.5部を混合し、90℃のオイルバス中に浸漬して溶融した。得られた融液をポリエステルフィルム(東レ製ルミラー)の上に膜厚が0.3mmになるように塗布し、その後、窒素雰囲気下、70℃に保温した状態で、表面に高圧水銀ランプの光線(波長366nmにおける照射強度が1mW/cm2)を10分間照射した後も全く硬化しなかった。
実施例7と同様にして合成した4−エトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレート100部、実施例18と同様にして合成した9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]−フルオレン100部を混合し、ホットプレート上で50℃に加熱して均一な融液とした。この液を10gとり、CBC社製粘度計ViscometerModelVM−10Aを用い、融液の温度を上げながら、その粘度を測定した。同様に、4−エトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレート単独での粘度及び9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン単独での粘度を測定した。その結果を図1に示す。図中では、4−エトキシカルボニルオキシ−1−ナフチルアクリレートはAc−HN(蟻酸エチル)と略す。また、9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレンはフルオレン型アクリレートと略す。
Claims (6)
- 一般式(1)で示される4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物。
(一般式(1)中、Rは水素原子又はメチル基を示し、Zはアルコキシ基又はアリールオキシ基を示し、X及びYは同一であっても異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基又はアリールチオ基のいずれかを示す。) - 一般式(2)で示される4−ヒドロキシ−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物をアルコキシカルボニル化又はアリールオキシカルボニル化することよりなる請求項1記載の4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の製造方法。
(一般式(2)中、Rは水素原子又はメチル基を示し、X及びYは同一であっても異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基又はアリールチオ基のいずれかを示す。) - 一般式(3)で示される4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフトール化合物を(メタ)アクリル化することよりなる請求項1記載の4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の製造方法。
(一般式(3)中、Zはアルコキシ基又はアリールオキシ基を示し、X及びYは同一であっても異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基又はアリールチオ基のいずれかを示す。) - 請求項1に記載の4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び重合開始剤を含有する重合性組成物。
- 請求項4に記載の重合性組成物を重合してなる重合物。
- 請求項5に記載の重合物を含有する高屈折材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010102838A JP5392502B2 (ja) | 2009-05-15 | 2010-04-28 | 4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造方法及びそれらを重合してなる重合物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009118243 | 2009-05-15 | ||
JP2009118243 | 2009-05-15 | ||
JP2010102838A JP5392502B2 (ja) | 2009-05-15 | 2010-04-28 | 4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造方法及びそれらを重合してなる重合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010285604A JP2010285604A (ja) | 2010-12-24 |
JP5392502B2 true JP5392502B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=43541542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010102838A Active JP5392502B2 (ja) | 2009-05-15 | 2010-04-28 | 4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造方法及びそれらを重合してなる重合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5392502B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5679331B2 (ja) * | 2011-06-29 | 2015-03-04 | 川崎化成工業株式会社 | 10−(置換カルボニルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物、その製造法及びその重合物 |
JP6098876B2 (ja) * | 2013-04-09 | 2017-03-22 | 川崎化成工業株式会社 | 4−[(ジ置換ホスホリル)オキシ]−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及びその製造法並びにそれらを含有するラジカル重合性組成物及びその重合物 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164451A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Sony Corp | 光記録再生方法及び光記録再生装置 |
JP2009029801A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-02-12 | Mitsubishi Chemicals Corp | ナフトヒドロキノンモノ(メタ)アクリレート及びその製造方法 |
JP5360502B2 (ja) * | 2009-04-16 | 2013-12-04 | 川崎化成工業株式会社 | 4−(アシルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造法及びそれらを重合してなる重合物 |
-
2010
- 2010-04-28 JP JP2010102838A patent/JP5392502B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010285604A (ja) | 2010-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI530508B (zh) | 具有茀骨架的多官能性(甲基)丙烯酸酯及其硬化性組成物 | |
JP5863039B2 (ja) | 9,10−ビス{[2−(メタ)アクリロイルオキシ]アルコキシ}−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノアントラセン化合物、その製造法及びその重合物 | |
JP5679332B2 (ja) | 10−アシルオキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物、その製造法及びその重合物 | |
CN101061148A (zh) | 可固化配方、固化组合物及由其形成的制品 | |
JP5360502B2 (ja) | 4−(アシルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造法及びそれらを重合してなる重合物 | |
JP2016522904A (ja) | ビカルバゾール化合物、光硬化性組成物、その硬化物、プラスチックレンズ用硬化性組成物、及びプラスチックレンズ | |
JP2024022622A (ja) | 含硫黄芳香族複素環を有する化合物、重合性組成物、及び重合物 | |
JP5392502B2 (ja) | 4−(置換カルボニルオキシ)−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造方法及びそれらを重合してなる重合物 | |
JP2009079013A (ja) | 単官能性フルオレン骨格含有(メタ)アクリレートおよびその製造方法 | |
JP5141907B2 (ja) | 1,2,4−トリ(メタ)アクリロイルオキシナフタレン化合物及びそれらを含有する光ラジカル重合組成物並びにその重合物 | |
JP5282385B2 (ja) | ラジカル重合性組成物 | |
JP6098876B2 (ja) | 4−[(ジ置換ホスホリル)オキシ]−1−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及びその製造法並びにそれらを含有するラジカル重合性組成物及びその重合物 | |
JP2008081682A (ja) | (メタ)アクリロイルオキシナフタレン化合物を含有する光硬化性組成物およびその硬化方法 | |
JP2008001640A (ja) | 新規な4−アルコキシ−1−(2−(メタ)アクリルオキシアルコキシ)ナフタレン化合物、その製造方法、およびその用途 | |
EP2516414B1 (en) | Heteroaromatic compound, optical material and optical element | |
JP2009138090A (ja) | ナフタレン化合物を重合して得られる重合体 | |
KR101448541B1 (ko) | 고굴절 (메타)아크릴레이트 유도체 및 그의 제조방법 | |
JP2009029801A (ja) | ナフトヒドロキノンモノ(メタ)アクリレート及びその製造方法 | |
JP5581823B2 (ja) | 4,4’−ジアルコキシ−2,2’−ビナフタレン−1,1’−ジ(メタ)アクリレート化合物及びその製造法。 | |
JP5682853B2 (ja) | 10−アシルオキシ−1,2,3,4−テトラヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物、その製造法及び該(メタ)アクリレート化合物を重合してなる重合物。 | |
JP5679328B2 (ja) | 9,10−2置換[(メタ)アクリロイルオキシ]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノアントラセン化合物、製造法及びその重合物 | |
JP2013181082A (ja) | 2−ジ置換ホスホリル−1,4−ビス(メタ)アクリロイルオキシナフタレン化合物、その製造法及びそれらを含有する光ラジカル重合性組成物並びにその重合物 | |
JP2001064278A (ja) | 含硫黄(メタ)アクリレート系重合性単量体 | |
JP5679331B2 (ja) | 10−(置換カルボニルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物、その製造法及びその重合物 | |
JP5531545B2 (ja) | 10−[1,4−ジ(メタ)アクリロイルオキシ−2−ナフチル]アントラセン−9(10h)−オン化合物、その製造法及びその重合物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130911 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130918 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131001 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5392502 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |