JP5391196B2 - ストレージ管理システム,ストレージ管理装置,ストレージ管理方法およびストレージ管理プログラム - Google Patents
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Description
このような仮想ストレージ管理システムにおいて、ユーザが現在使用している実ストレージ(実ストレージ環境)を仮想ストレージ環境に移行する際には、業務データを含めた、大規模かつ複雑な作業を要求される。
実ストレージを仮想ストレージ環境に移行するためには、先ず、仮想ストレージ環境に移行する(対象となる)全ての実ボリューム内のデータを退避させた後に(ステップS10)、オペレータは、仮想ストレージ管理システムに対して、移行する全ての実ボリュームを選択し登録する(ステップS20)。
また、オペレータは、実ストレージ環境と同じ組み合わせで、仮想ボリュームと仮想ポートとのマッピングを行ない、(ステップS50)、最後に、ステップS10において退避させていたデータを実ボリュームに復帰させることにより(ステップS60)、仮想ストレージ環境への移行が完了する。
また、従来の仮想ストレージ管理システムにおいては、仮想ストレージ構成を構築するための環境を新たに用意して行なう必要があるので、既に実ストレージを用いて使用していた環境や業務データについては考慮されていない。
しかしながら、このような仮想ストレージ環境への移行を実現するためには、業務で使用しているデータ保障の問題や、移行後に業務に影響が出ないように複雑な作業を間違いなく確実に実施しなければならず、長時間の業務停止等、種々の影響を与えるおそれがある。
(1)実ストレージ環境から仮想ストレージ環境への移行に際して、オペレータが煩雑な操作を行なう必要がなく利便性が高い。
(2)実ボリュームの情報をそのまま仮想ボリュームとして移行するので、実ボリューム内のデータが保障され、これにより、実ストレージ環境から仮想ストレージ環境への移行に際して、業務データの退避や復帰作業を行なう必要がなく利便性が高い。
10 ホスト(実ストレージ構成情報管理部)
11 CPU
12 記憶部
13 HBA
20 コントローラ
21 仮想化スイッチ
22 仮想ディスク
23 ディスクプール
30 ストレージ(実ディスク)
40 管理装置(ストレージ管理装置)
41 仮想ストレージ管理部
42 自動化処理部
43 記憶部
121 実ストレージ構成情報
122 パス構成情報
200 仮想化システム
201 仮想化ボックス
202 仮想ストレージプール
211 VHL
212 VTLUN
213 VT
214 VI
215 LUN_V
301 CA
401 実ストレージ情報登録処理部(実ストレージ情報取得部)
402 仮想ストレージ作成処理部(仮想ストレージ登録部)
403 仮想ターゲット作成処理部(仮想ターゲット作成部)
404 仮想ストレージ割付処理部(仮想ターゲット割付部)
431 仮想筐体
432 仮想ターゲット
図1は本発明の一実施形態としての仮想ストレージ管理システムの構成を模式的に示す図である。又、図2(a),(b)は実ストレージ環境から仮想ストレージ環境への移行を説明するための図であり、図2(a)は仮想ストレージ環境への移行前の状態を(実ストレージ環境)を模式的に示す図、図2(b)は仮想ストレージ環境を模式的に示す図である。
なお、図1,図2(a),(b)に示す例においては、便宜上、1のストレージ30について示しているが、これに限定されるものではなく、2以上のストレージ30をそなえてもよい。
ここで、ストレージ構成情報121とは、後述するストレージ30の実構成情報であり、例えば、装置情報,実ディスク情報,仮想ストレージプール情報,仮想筐体情報,実ディスク経路情報,CIM情報および仮想ターゲット情報をそなえて構成されている。
実ディスク情報は、ストレージ(実ストレージ,実ディスク)30に関する情報であって、例えば、そのLUN_V番号や実ディスク名である。
CIM(Common Information Model)情報は、ストレージリ・ソースマネージャに保持される装置情報であって、例えば、CIMエンジン内で装置を特定するID、装置種毎のID、IPアドレス、“SNMP sysName”、ユーザに表示する装置名,エンタープライズコード,ベンダ名,製品名,バージョン,管理ツール呼び出しアドレス,装置管理フラグ,“StorageCruiser”のサポートレベル,装置ステータス,装置管理ステータス,“RCXMLName”,RAID装置の“BoxID”,シリアル番号をそなえて構成されている。
仮想筐体情報は、後述する仮想化システム200によって構成される仮想筐体431に関する情報であって、例えば、仮想筐体431を識別するために設定された仮想筐体シリアル番号(識別情報)である。
実ディスク経路情報は、ストレージ30(実ディスク)の接続経路に関する情報であって、例えば、関連する、CA(Cannel Adapter;チャネルアダプタ)301(図2(a)参照)のWWPN(World Wide Port Name;以下、このCAのWWPNのことをCAWWPNという場合がある)や、アフィニティ・グループ(AffinityGroup)番号,アフィニティ・グループ名,“HostLUN(Logical Unit Number;論理装置番号)番号(以下、このHostLUN番号のことをHL番号という場合がある)”である。
なお、仮想ディスクは、構成するストレージ30(実ストレージ,実ディスク)が紐づくCAに対応する仮想ターゲットに割り付けられるようになっている。
なお、仮想ターゲットや仮想ディスク(仮想ストレージ)は、それぞれCA,LUN数分作成されるようになっており、又、仮想ディスクや仮想LUNには、実ストレージの番号や容量等が引き継がれるようになっている。
パス構成情報122は、ストレージ30に関して、ホスト10やコントローラ20との接続構成(パス)を示す経路情報である。
また、コントローラ20には管理装置(ストレージ管理装置)40が接続されている。この管理装置40は、図示しないCPUによりOSや種々のプログラムを実行することによって種々の機能を実現する情報処理装置であって、記憶部43をそなえて構成されている。
なお、これらの仮想ストレージ管理部41や自動化処理部42としての機能を実現するためのプログラム(ストレージ管理プログラム,仮想化プログラム)は、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD−DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
また、管理装置40は、ストレージ管理プログラム(例えば、ETERNUS SF Storage Cruiser;登録商標)に含まれるストレージリ・ソースマネージャ(例えば、RCnr StorageRM)等のアプリケーションを実行することにより、サーバノードに接続されたストレージ装置やストレージスイッチ等のストレージ関連資源の、構成や関係,状態,性能等を一元管理するようになっており、リソースコーディネータの一機能を実現するようになっている。
仮想ストレージ管理部41は、仮想化スイッチ21の制御を行なうことにより、仮想ストレージの管理を行なうものであり、ストレージ30の仮想化を行ない、例えば、ユーザが仮想ディスク装置に対し希望する容量指定を行なうと、指定容量を満たす仮想ディスクを構成するストレージ30の割当てを行なうようになっている。
そして、本仮想ストレージ管理システム1においては、ストレージ30(実ディスク環境)を仮想ディスク環境に自動で移行することができるようになっており、この自動化処理を自動化処理部42が実現するようになっている。
実ストレージ情報登録処理部(実ストレージ情報取得部)401は、ストレージ30を仮想ストレージ環境に登録する処理(実ディスク登録処理)を行なうものであって、ホスト10から、本仮想ストレージ管理システム1に接続されている全てのストレージ30について、それらの実ディスク情報(実ストレージ情報)を取得するものである。
“SANCmdService”および“CorrelationService”は、ストレージリ・ソースマネージャがそなえる通信サービスであって、管理装置40(実ストレージ情報登録処理部401)によって呼び出され、コントローラ20(スイッチ)経由でストレージ30の情報を取得するものである。
“CorrelationService”は、量的なデータを相互に関係付けるものであり、VSCM(Virtualization Switch consol-Manager)が“RCnr StorageRM”のDBに保持する装置情報を取得して利用したり、“RCnr StorageRM”がVSCMの構成情報にスイッチの構成情報を登録したりする際に使用するサービスである。
例えば、VSCMは、後述する実ストレージ情報登録処理部401が取得した実ストレージ情報を構成情報として、記憶部43の所定の領域に格納(保持)し、管理するようになっている。
“RCnr StorageRM”のDBからの情報取得においては、例えば、“RCnr StorageRM” 内部の“SANCmdService”と“CorrelationService”の二つのサービスにアクセスし、“SANCmdService”で検索処理を行ない、“CorrelationService”で装置の詳細情報および装置間の接続情報を取得するようになっている。
(1)ユーザの指定した仮想ストレージプールからそれを構成している仮想化スイッチのリストを受けとる。“SANCmdService”を使用して、正常ステータスの仮想化スイッチのCIM情報を取得する。
なお、このゾーニング情報には、例えば、ポート番号,接続デバイス機種名,接続デバイスホスト名,接続デバイスのWWPN等が含まれる。
(3)ゾーニング情報が取得できない場合は、空のLUN_V一覧をクライアントに返却する。
(5)“CorrelationCollaborator”を使用してゾーニングのWWPNからモデルパスを取得する。
(6)モデルパスに対応する関係装置リストを“CorrelationService”から取得する。
(7)関係装置のリストから“CorrelationService”を使用して装置情報を取得する。
(9)上記(4)で取得したコマンドI/Fがサポートしていないディスク(実ストレージ30)を、VSCMとスイッチ21との間で返却(応答)する対象から除外する。
(10)取得した実ディスクの経路情報の“AffinityGroup番号”が異なる場合は返却する対象から除外する。なお、“AffinityGroup番号”とは、ゾーニング情報を更に詳細化したものである。
(12)実ディスク容量の制限値を超える実ディスク情報は、返却する対象から除外する。
また、実ストレージ情報登録処理部401は、“SANCommandService”のスイッチ取得処理により、CIM情報を取得するようになっている。
なお、仮想化処理を行なうに際して、管理装置40は、先ず物理的な実ストレージ30の情報を仮想スイッチ21側に登録する必要があり、そのために、かかる実ディスク登録処理が行なわれるのである。
なお、“BoxId”とは、SCSIインタフェースで認識できる仮想筐体の識別情報であって、仮想筐体を作成する際に筐体単位で付加する一意な識別情報である。
そして、仮想ストレージ作成処理部402は、このストレージ装置群の資源を仮想化スイッチ21上の仮想ストレージ装置(仮想筐体)としてホスト10に再配分(通知)する。
なお、このVTLUNは、仮想筐体431内で未使用かつ最小(但し1以上)のものが格納されるようになっている。
すなわち、“VirtualDisk”ではなく、実ディスクの登録(構成情報)の後に仮想ディスク名を命名し、仮想筐体に仮想ディスクを作成するのである。なお、仮想ディスク番号は、指定した仮想筐体で一意の番号を採番する(LUN_V番号とは一致しない)。
その後、仮想ストレージ作成処理部402は、仮想ディスク情報を構成情報テーブルにインサートする。
なお、この処理内で使用する仮想化スイッチID及び実スイッチ情報は、上述した実ディスク経路情報で実ディスク情報を取得した仮想化スイッチ情報とする。又、この仮想化スイッチ情報には、仮想化スイッチのI/Fバージョン等の情報も含まれている。例えば、仮想化スイッチのI/Fバージョンの情報は、ハードウェア(ファームウェア)の場合には、コントローラ20等の構成情報から取得され、ソフトウェアの場合には、管理装置40(RCnr)の構成情報から取得されるようになっている。
さらに、仮想ターゲット作成処理部403は、“VirtualTarget”及び仮想筐体から、仮想ターゲットを作成する。
また、この仮想ターゲット作成処理部403は、上述の如き仮想ターゲットの作成に先立って、ホスト10の実ストレージ構成情報121から取得した仮想筐体シリアル番号や、実ストレージ構成情報121の実ディスク経路情報の1つから取得したCAWWPNから、仮想ターゲットを取得できるか確認するようになっており、仮想ターゲットを取得できた場合には、上述した処理をその実ディスク情報にかかる全ての実ディスク経路情報に対して行なうようになっている。
また、仮想ストレージ割付処理部404は、前述の如く実ディスク経路で実ディスク情報を取得できたスイッチ情報を使用して、生成した“VirtualDisk”と、その実ディスク経路に基づいて作成もしくは取得した“VirtualTarget”とVHLとから、“仮想Host Lun”を設定する。
さらに、仮想ストレージ割付処理部404は“Virtual Host Lun(VHL)”に、仮想LUN割当情報を構成情報テーブルにインサートする。
仮想化スイッチ21は、仮想ディスク22とディスクプール23から割り当てた実ディスク装置との接続関係を構築するものであり、図2に示すように、仮想ボックス201及び仮想ストレージプール202が形成されている。
そして、コントローラ20は、ホスト10とストレージ30との間意に配置され、仮想ストレージ管理処理を実行するものであり、管理装置40と通信可能に接続されており、この管理装置40によって管理されるようになっている。
なお、図4は本仮想ストレージ管理システムにおける実ストレージ情報登録処理を説明するためのフローチャート(ステップA11〜A13)、図5はその仮想ストレージ作成処理を説明するためのフローチャート(ステップA21〜A24)、図6はその仮想ターゲット作成処理を説明するためのフローチャート(ステップA31〜A38)、図7はその仮想ディスクの割付処理を設営するためのフローチャート(ステップA41〜A46)である。
これにより、選択された仮想ストレージプールに仮想ディスクを生成し、更に、選択された仮想筐体の配下に、仮想ターゲットを生成するのである。
また、実ストレージ情報登録処理部401は、実ディスク情報登録をそれぞれ作成して(図4のステップA12)、取得したスイッチ情報を“VirtualDisk”に渡す。
次に、仮想ストレージ作成処理部402が、仮想ストレージプールに仮想ストレージの登録を行なう(図3のステップA20;仮想ストレージ登録ステップ)。
具体的には、仮想ストレージ作成処理部402は、“VirtualDisk”を作成し、この“VirtualDisk”に、仮想筐体431の仮想筐体シリアル番号やVTLUNを格納する(図5のステップA21)。又、仮想ストレージ作成処理部402は、“VirtualDisk”をパラメータとして、仮想ディスクを作成し(図5のステップA22)、更に、ホスト10の実ストレージ構成情報121から、このパラメータの仮想ストレージプールIDを取得し、“VirtualDisk”にこの仮想ストレージプールIDを格納する(図5のステップA23)。
次に、仮想ターゲット作成処理部403が、仮想筐体の配下に仮想ターゲットを作成する(図3のステップA30;仮想ターゲット作成ステップ)。
具体的には、仮想ターゲット作成処理部403は、先ず、ホスト10の実ストレージ構成情報121から取得した仮想筐体シリアル番号や、実ストレージ構成情報121の実ディスク経路情報の1つから取得したCAWWPNから、仮想ターゲットを取得できるか確認する(図6のステップA31)。
また、仮想ターゲットを取得できた場合には(図6のステップA31のYESルート参照)、仮想ターゲット作成処理部403は、仮想ターゲット作成のために新規WWPN作成処理を行ない、VTWWPNを生成する(図6のステップA32)。
また、仮想ターゲット作成処理部403は、“VirtualTarget”のインスタンスを生成し、このインスタンスに、ステップA32において作成したVTWWPNと、ホスト10のストレージ構成情報121から取得した仮想筐体シリアル番号とを格納する(図6のステップA33)。
また、仮想ターゲット作成処理部403は、ステップA33において作成した“VirtualTarget”に、ステップA32において使用した仮想化スイッチIDを格納し(図6のステップA35)、更に、この“VirtualTarget”に、仮想ターゲット構成情報をインサートする(図6のステップA36)。
また、全てのディスク経路に対する処理が完了しない場合には(図6のステップA37のNOルート参照)、次の実ディスク経路情報に変更して(図6のステップA38)、ステップA32に戻る。
そして、この仮想ストレージ割付処理部404は、これらのVHLにかかる処理を当該実ディスク情報における全ての実ディスク経路情報に対して行なったか否かを確認して(図7のステップA45)、全てのディスク経路に対して処理を行なった場合には(図7のステップA45のYESルート参照)、処理を終了する。
このように、本発明の一実施形態としての仮想ストレージ管理システム1によれば、実ストレージ環境から仮想ストレージ環境への移行に際して、オペレータが煩雑な操作を行なう必要がなく利便性が高い。
そして、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、上述した実施形態においては、仮想化システム200に1つのストレージ30が接続され仮想化される例について示しているが、これに限定されるものではなく、2以上のストレージ30をそなえて構成してもよい。
Claims (4)
- 実ストレージ環境を仮想化して仮想ストレージ環境を生成するストレージ管理システムであって、
当該ストレージ管理システムに接続されている実ストレージに関して仮想ターゲット情報及び実ディスク情報を実ストレージ構成情報として管理する実ストレージ構成情報管理部と、
該実ストレージ構成情報管理部から、当該ストレージ管理システムに接続されている該実ストレージに関する該実ストレージ構成情報を取得する実ストレージ構成情報取得部と、
該実ストレージ構成情報取得部によって取得された該実ストレージ構成情報を、仮想ストレージプール情報に仮想ストレージとして登録する仮想ストレージ登録部と、
仮想筐体配下に仮想ターゲットを作成する仮想ターゲット作成部と、
該仮想ターゲット作成部によって生成された該仮想ターゲットに対して、該仮想ストレージ登録部によって登録された該仮想ストレージを割り付ける仮想ストレージ割付部とをそなえ、
前記仮想ストレージ登録部が、取得された該実ストレージ構成情報とともに仮想host-lun及び仮想ディスクを、該仮想筐体として該実ストレージ構成情報管理部に通知することにより、当該ストレージ管理システムに接続されている該実ストレージが、該仮想ストレージとして用いられることを特徴とする、ストレージ管理システム。 - 実ストレージ環境を仮想化して仮想ストレージ環境を生成するストレージ管理装置であって、
当該ストレージ管理装置に接続されている実ストレージに関して仮想ターゲット情報及び実ディスク情報を実ストレージ構成情報として取得する実ストレージ構成情報取得部と、
該実ストレージ構成情報取得部によって取得された該実ストレージ構成情報を、仮想ストレージプール情報に仮想ストレージとして登録する仮想ストレージ登録部と、
仮想筐体配下に仮想ターゲットを作成する仮想ターゲット作成部と、
該仮想ターゲット作成部によって生成された該仮想ターゲットに対して、該仮想ストレージ登録部によって登録された該仮想ストレージを割り付ける仮想ストレージ割付部とをそなえ、
前記仮想ストレージ登録部が、取得された該実ストレージ構成情報とともに仮想host-lun及び仮想ディスクを、該仮想筐体として上位装置に通知することにより、当該ストレージ管理システムに接続されている該実ストレージが、該仮想ストレージとして用いられることを特徴とする、ストレージ管理装置。 - 実ストレージ環境を仮想化して仮想ストレージ環境を生成するストレージ管理方法であって、
ストレージ管理装置に接続されている実ストレージに関して仮想ターゲット情報及び実ディスク情報を実ストレージ構成情報として取得する実ストレージ構成情報取得ステップと、
該実ストレージ構成情報取得ステップにおいて取得された該実ストレージ構成情報を、仮想ストレージプール情報に仮想ストレージとして登録する仮想ストレージ登録ステップと、
仮想筐体配下に仮想ターゲットを作成する仮想ターゲット作成ステップと、
該仮想ターゲット作成ステップにおいて生成された該仮想ターゲットに対して、該仮想ストレージ登録部によって登録された該仮想ストレージを割り付ける仮想ストレージ割付ステップとをそなえ、
前記仮想ストレージ登録ステップにおいて、取得された該実ストレージ構成情報とともに仮想host-lun及び仮想ディスクを、該仮想筐体として上位装置に通知することにより、当該ストレージ管理システムに接続されている該実ストレージが、該仮想ストレージとして用いられることを特徴とする、ストレージ管理方法。 - 実ストレージ環境を仮想化して仮想ストレージ環境を生成する仮想化処理機能をコンピュータに実行させるためのストレージ管理プログラムであって、
該コンピュータに接続されている実ストレージに関して仮想ターゲット情報及び実ディスク情報を実ストレージ構成情報として取得する実ストレージ構成情報取得ステップと、
該実ストレージ構成情報取得ステップにおいて取得された該実ストレージ構成情報を、仮想ストレージプール情報に仮想ストレージとして登録する仮想ストレージ登録ステップと、
仮想筐体配下に仮想ターゲットを作成する仮想ターゲット作成ステップと、
該仮想ターゲット作成ステップにおいて生成された該仮想ターゲットに対して、該仮想ストレージ登録部によって登録された該仮想ストレージを割り付ける仮想ストレージ割付ステップとを、コンピュータに実行させ、
前記仮想ストレージ登録ステップにおいて、取得された該実ストレージ構成情報とともに仮想host-lun及び仮想ディスクを、該仮想筐体として上位装置に通知することにより、当該ストレージ管理システムに接続されている該実ストレージが、該仮想ストレージとして用いられることを特徴とする、ストレージ管理プログラム。
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