JP5390983B2 - 電界効果トランジスタおよび電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタおよび電界効果トランジスタの製造方法 Download PDF

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本発明は、パワーエレクトロニクス用デバイスや高周波増幅デバイスとして用いられる窒化化合物からなる電界効果トランジスタおよびその製造方法に関するものである。
III−V族窒化化合物に代表されるワイドバンドギャップ半導体は、高い絶縁破壊耐圧、良好な電子輸送特性、良好な熱伝導度を持つので、高温、大パワー、あるいは高周波用半導体デバイスの材料として非常に魅力的である。また、たとえばAlGaN/GaNヘテロ構造を有する電界効果トランジスタ(FET)は、ピエゾ効果によって、界面に2次元電子ガスが発生している。この2次元電子ガスは、高い電子移動度とキャリア密度を有しており、多くの注目を集めている。また、AlGaN/GaNヘテロ構造を用いたヘテロ接合FET(HFET)は、低いオン抵抗、および速いスイッチング速度を持ち、高温動作が可能である。これらの特徴は、パワースイッチング応用に非常に好適である。
通常のAlGaN/GaN HFETは、ゲートにバイアスが印加されていないときに電流が流れ、ゲートに負電位を印加することによって電流が遮断されるノーマリーオン型デバイスである。一方、パワースイッチング応用においては、デバイスが壊れたときの安全性確保のために、ゲートにバイアスが印加されていないときには電流が流れず、ゲートに正電位を印加することによって電流が流れるノーマリオフ型デバイスが好ましい。
ノーマリオフ型デバイスを実現するためには、MOSFET構造を採用する必要がある。図14は、従来のMOSFETの断面概略図である(非特許文献1参照)。このMOSFET800においては、基板801上にバッファ層802を介してp−GaN層803が形成されている。また、ソース・ドレイン領域のオーミック接触を取るためのコンタクト層として、p−GaN層803の一部に、イオン注入法によってn−GaN領域805a、805bが形成されている。さらに、ゲート・ドレイン間には、ゲート・ドレイン間の局所的な電界集中を緩和してデバイスの耐圧を向上させるために、電界緩和層あるいはRESURF(REduced SURface Field)層と呼ばれるn−GaN領域804が、イオン注入法によって形成されている。また、ゲート絶縁膜としてSiOなどからなる酸化膜807が形成され、酸化膜807上に、ポリSiまたはNi/AuやWSi等の金属からなるゲート電極808が形成されている。また、n−GaN領域805a、805b上には、それぞれソース電極809、ドレイン電極810が形成されている。ソース電極809、ドレイン電極810としては、Ti/AlやTi/AlSi/Moなどの、n−GaNに対してオーミック接触を形成する金属が用いられる。
ところで、MOSFETにおいては、チャネルの移動度を良好にするためには、酸化膜と半導体との界面の界面準位を低く抑えることが重要である。通常のSi系MOSFETにおいては、酸化膜としてSiを熱酸化して形成したSiO熱酸化膜が用いられ、界面準位が低い非常に良好な界面が実現されている。一方、窒化化合物系MOSFETの場合は、良好な熱酸化膜が得られないので、p−CVD法によってSiOなどからなる酸化膜を形成することが一般的である。
ここで、上述したように、従来、n−GaN領域、n−GaN領域の形成には、イオン注入法が用いられる。イオン注入法においては、所定の不純物イオンの注入後に、結晶欠陥を回復させ、注入した不純物を活性化するためのアニールが行われる。半導体材料がたとえばGaNの場合は、結晶の結合が強固なため、1000℃程度の高温でアニールを行う必要がある。
Matocha. K, Chow. T.P, Gutmann. R.J., "High-voltage normally off GaN MOSFETs on sapphire substrates", IEEE Transaction on Electron Devices. vol. 52, No. 1 2005 pp. 6-10
ところが、アニールによる不純物の活性化が不十分であると、不活性不純物が原因となってリーク電流が増大したり、RESURF層の電子移動度が劣化してオン抵抗が増大したり、耐圧性が低下するという問題がある。
一方、不純物を十分に活性化するための高温、長時間のアニールを行うと、酸化膜を形成すべきGaN層の表面にピットが発生し、GaN/酸化膜の界面の質が不十分なものとなり、チャネルの移動度が劣化してしまうという問題点がある。さらに、GaN層上に酸化膜を形成する前に、このGaN層の表面をたとえばプラズマドライエッチングなどを用いてエッチングする工程が含まれていると、エッチングによってGaN層の表面が劣化するおそれがあり、上記と同様に、GaN/酸化膜の界面の質が劣化し、チャネルの移動度が劣化してしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、オン抵抗が低く、耐圧性およびチャネル移動度が高い電界効果トランジスタおよび電界効果トランジスタの製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電界効果トランジスタは、MOS構造を有し、窒化化合物半導体からなる電界効果トランジスタであって、基板上に形成されたi型または所定の導電型を有する半導体層と、エピタキシャル成長によって前記半導体層とソース電極およびドレイン電極のそれぞれとの間に形成された、前記所定の導電型とは反対の導電型を有するコンタクト層と、エピタキシャル成長によって前記ドレイン電極側のコンタクト層と前記半導体層との間にゲート電極と重畳するように形成された、前記所定の導電型とは反対の導電型を有するとともに該コンタクト層よりもキャリア濃度が低い電界緩和層と、エピタキシャル成長によって前記半導体層上の前記電界緩和層に隣接する領域に形成された、i型または前記所定の導電型を有する媒介層と、前記媒介層上に形成したゲート絶縁膜と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタは、上記発明において、前記電界緩和層は、ドレイン電極側からゲート電極側にむかって段階的または連続的に抵抗が高くなるように形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタは、上記発明において、前記電界緩和層は、ドレイン電極側からゲート電極側にむかって段階的または連続的に層厚が薄くなるように形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタは、MOS構造を有し、窒化化合物半導体からなる電界効果トランジスタであって、基板上に形成されたi型または所定の導電型を有する半導体層と、エピタキシャル成長によって前記半導体層とソース電極およびドレイン電極のそれぞれとの間に形成された、前記所定の導電型とは反対の導電型を有するコンタクト層と、エピタキシャル成長によって前記ドレイン電極側のコンタクト層と前記半導体層との間にゲート電極と重畳するように形成された、該半導体層とはバンドギャップエネルギーが異なる電界緩和領域形成層と、エピタキシャル成長によって前記半導体層上の前記電界緩和領域形成層に隣接する領域に形成された、i型または前記所定の導電型を有する媒介層と、前記媒介層上に形成したゲート絶縁膜と、を備え、前記半導体層の前記電界緩和領域形成層との界面近傍に2次元電子ガスによって形成される電界緩和領域を有することを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタは、上記発明において、前記電界緩和領域形成層は、ドレイン電極側からゲート電極側にむかって段階的または連続的に層厚が薄くなるように形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタは、上記発明において、前記基板は、導電型がn型であるとともに、裏面に裏面電極が形成されており、前記ソース電極は、前記基板と前記コンタクト層とを電気的に接続するように形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタは、上記発明において、前記所定の導電型がp型であることを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタの製造方法は、MOS構造を有し、窒化化合物半導体からなる電界効果トランジスタの製造方法であって、基板上にi型または所定の導電型を有する半導体層を形成する半導体層形成工程と、前記半導体層上の一部に、エピタキシャル成長によって前記所定の導電型とは反対の導電型を有する電界緩和層を形成する電界緩和層形成工程と、前記半導体層または前記電界緩和層のソース電極およびドレイン電極を形成する領域上に、エピタキシャル成長によって前記所定の導電型とは反対の導電型を有するとともに前記電界緩和層よりもキャリア濃度が高いコンタクト層を形成するコンタクト層形成工程と、前記半導体層上の前記電界緩和層に隣接する領域に、エピタキシャル成長によってi型または前記所定の導電型を有する媒介層を形成する媒介層形成工程と、前記媒介層上にゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタの製造方法は、MOS構造を有し、窒化化合物半導体からなる電界効果トランジスタの製造方法であって、基板上にi型または所定の導電型を有する半導体層を形成する半導体層形成工程と、前記半導体層上の一部に、エピタキシャル成長によって該半導体層とはバンドギャップエネルギーが異なる電界緩和領域形成層を形成する電界緩和領域形成層形成工程と、前記半導体層または前記電界緩和領域形成層のソース電極およびドレイン電極を形成する領域上に、エピタキシャル成長によって前記所定の導電型とは反対の導電型を有するコンタクト層を形成するコンタクト層形成工程と、前記半導体層上の前記電界緩和領域形成層に隣接する領域に、エピタキシャル成長によってi型または前記所定の導電型を有する媒介層を形成する媒介層形成工程と、前記媒介層上にゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタの製造方法は、上記発明において、前記媒介層を形成すべき領域をエッチングするエッチング工程をさらに含み、前記媒介層形成工程において、前記エッチング工程においてエッチングマスクとして使用したマスクを成長マスクとして前記媒介層を形成することを特徴とする。
また、本発明に係る電界効果トランジスタの製造方法は、上記発明において、前記所定の導電型がp型であることを特徴とする。
本発明によれば、オン抵抗が低く、耐圧性およびチャネル移動度が高い電界効果トランジスタを実現できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るMOSFETの断面概略図である。 図2は、図1に示すMOSFETの製造方法について説明する図である。 図3は、図1に示すMOSFETの製造方法について説明する図である。 図4は、図1に示すMOSFETの製造方法について説明する図である。 図5は、図1に示すMOSFETの製造方法について説明する図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係るMOSFETの断面概略図である。 図7は、本発明の実施の形態3に係るMOSFETの断面概略図である。 図8は、本発明の実施の形態4に係るMOSFETの断面概略図である。 図9は、本発明の実施の形態5に係るMOSFETの断面概略図である。 図10は、本発明の実施の形態6に係る半導体集積回路の断面概略図である。 図11は、実施の形態3の変形例に係るMOSFETの断面概略図である。 図12は、図11に示すMOSFETの製造方法について説明する図である。 図13は、図11に示すMOSFETの製造方法について説明する図である。 図14は、従来のMOSFETの断面概略図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る電界効果トランジスタおよび電界効果トランジスタの製造方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係るMOSFETの断面概略図である。このMOSFET100は、サファイア、SiC、(111)面を有するSiなどからなる基板101上に、AlN層とGaN層を交互に積層して形成したバッファ層102と、i−GaN層103が形成されている。さらに、i−GaN層103上の一部にn−GaN層104a、104bが形成されている。さらに、n−GaN層104a、104b上には、それぞれコンタクト層であるn−GaN層105a、105bが形成され、n−GaN層105a、105b上には、それぞれソース電極109、ドレイン電極110が形成されている。また、n−GaN層104aに隣接する領域には、i−GaN層103の表面103a上に媒介層であるp−GaN層106が形成されている。また、ソース電極109とドレイン電極110との間には、n−GaN層105b、p−GaN層106、およびn−GaN層104a上にわたってゲート絶縁膜であるSiO膜107が形成されている。また、SiO膜107上には、ゲート電極108が形成されている。また、n−GaN層104aは、n−GaN層105aとi−GaN層103との間に、ゲート電極108と積層方向において一部が重畳するように形成され、耐圧性を高めるRESURF層として機能する。
このMOSFET100は、RESURF層であるn−GaN層104a、およびn−GaN層104b、n−GaN層105a、105bがエピタキシャル成長により形成されており、各層には不活性不純物がきわめて少ない。その結果、電子移動度が高く、リーク電流が小さく、オン抵抗が低いものとなっている。さらに、SiO膜107はp−GaN層106のエピタキシャル成長表面に形成されているので、GaN/酸化膜の界面の質が高く、チャネル移動度が高いものとなっている。
つぎに、図2〜図5を用いて、MOSFET100の製造方法について説明する。はじめに、図2に示すように、基板101上に、バッファ層102、i−GaN層103、n−GaN層104、n−GaN層105をたとえばMOCVD法によって順次エピタキシャル成長する。なお、各層の原料としては、TMGa、TMAl、NHを適宜組み合わせて用いる。また、n−GaN層104、n−GaN層105に添加するドーパントはたとえばSiであり、添加濃度はそれぞれ1×1017cm−3、1×1019cm−3程度である。
つぎに、n−GaN層105上の一部にフォトリソグラフィと緩衝フッ酸等を用いたエッチングとによりパターニングを行う。なお、パターニングは、n−GaN層105上に形成した、たとえばSiOからなる誘電体膜に行なう。SiO膜は、たとえばSiHとNOを用いて、p−CVD法により500nmの厚さで形成する。そして、このパターニングをマスクとして、n−GaN層105の一部をエッチング除去し、n−GaN層105a、105bを形成する。さらに、n−GaN層105a、105bと露出したn−GaN層104の一部にパターニングを形成し、このパターニングをマスクとして、n−GaN層104の一部をエッチング除去し、n−GaN層104a、104bを形成するとともに、i−GaN層103の一部の表面103aを露出させる(図3参照)。なお、本実施の形態1では、表面103aは、i−GaN層103の他の表面よりも深くエッチングして形成されているが、他の表面と同一面上なるように形成してもよい。また、エッチングには塩素系ガスを用いたICP(Inductively Coupled Plasma:誘導結合プラズマ)等のドライエッチング法を用いるのが好適である。その後、基板をRCA洗浄する。
つぎに、TMGa、NHを原料として、MOCVD法により、全面にp−GaN層をたとえば15nmの厚さでエピタキシャル成長し、このp−GaN層にフォトリソグラフィによるパターニングを行い、このパターニングをマスクとして、i−GaN層103の表面103a以外の部分のp−GaN層をエッチング除去し、図4に示すようにp−GaN層106を形成する。なお、p−GaN層106に添加するドーパントはたとえばMgであり、添加濃度は5×1015〜1×1017cm−3程度である。
ここで、i−GaN層103の表面103aは、表面103aを露出させるためのエッチングによって表面の質が劣化しているおそれがあるが、この表面103a上に形成されたp−GaN層106のエピタキシャル成長表面はきわめて高品質である。
つぎに、図5に示すように、全面にMOS構造を形成するためのSiO膜107をたとえば60nm、または100nm堆積する。ここで、SiO膜107は表面の質が高いp−GaN層106のエピタキシャル成長表面に形成されるので、界面準位は低く抑えられている。つぎに、さらに界面準位を低減するために、温度900℃、N雰囲気中で30分アニールを行う。次いでゲート電極となるポリSiを650nm堆積する。その後、炉内温度を900℃とした炉において、POCl雰囲気中で基板を20分間アニールすることによって、ポリSiにPをドーピングし、ポリSiをn型とする。さらに、ゲート領域を規定するためのフォトリソグラフィを行い、RIEによって不要なポリSiをエッチング除去し、ゲート電極108を形成する。なお、ゲート電極108は、その一部がn−GaN層104aに重畳するように形成する。また、ゲート電極108は、ポリSiからなるものに限られず、たとえば、スパッタ法とリフトオフ法とを用いて形成した、Ni/Au=50nm/100nmの構造を有するショットキー電極でもよい。
さらに、フォトリソグラフィと緩衝フッ酸とを用いてSiO膜107のn−GaN層105a、105b上の一部をエッチング除去する。そして、除去した部分にスパッタ法とリフトオフ法とを用いてソース電極109、ドレイン電極110を形成し、MOSFET100が完成する。なお、ソース電極109、ドレイン電極110は、たとえばTi/Al=25nm/200nmの構造を有するオーミック電極であり、形成後にたとえば600℃、10分の熱処理を行い焼成する。
なお、MOSFET100において、n−GaN層104bを形成せず、i−GaN層103上に直接n−GaN層105bを形成してもよい。この場合、たとえば、n−GaN層104をエピタキシャル成長した後、その一部をエッチング除去してn−GaN層104aを形成し、その後n−GaN層105a、105bを選択成長させればよい。
以上説明したように、本実施の形態1に係るMOSFET100は、オン抵抗が低く、耐圧性およびチャネル移動度が高いFETとなる。また、このMOSET100は、MOS構造を有しているので、ノーマリオフ型デバイスとして機能する。なお、以下に説明する各実施の形態またはその変形例に係るMOSFETも、ノーマリオフ型デバイスとして機能するものである。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2に係るMOSFETについて説明する。本実施の形態2に係るMOSFET200は、MOSFET100と同様の構成を有するが、電界緩和層の層厚が、ドレイン電極側からゲート電極側にむかって段階的に薄くなるように形成されている。
図6は本発明の実施の形態2に係るMOSFETの断面概略図である。このMOSFET200は、MOSFET100と同様に、基板201、バッファ層202、i−GaN層203、n−GaN層204a、204b、n−GaN層205a、205b、ソース電極209、ドレイン電極210が形成されている。また、i−GaN層203の表面203a上にp−GaN層206が形成されている。また、ソース電極209とドレイン電極210との間には、SiO膜207、ゲート電極208が順次形成されている。また、n−GaN層204aは、n−GaN層205aとi−GaN層203との間に、ゲート電極208と積層方向において重畳するように形成され、RESURF層として機能する。
このMOSFET200は、RESURF層であるn−GaN層204a、およびn−GaN層204b、n−GaN層205a、205bがエピタキシャル成長により形成されているので、MOSFET100と同様に、電子移動度が高く、リーク電流が小さく、オン抵抗が低いものとなっている。さらに、SiO膜207はp−GaN層206のエピタキシャル成長表面に形成されているので、GaN/酸化膜の界面の質が高く、チャネル移動度が高いものとなっている。
さらに、n−GaN層204aは、n−GaN層205aの直下に位置するn−GaN層204aaと、p−GaN層206に隣接するn−GaN層204abとの2層から構成されている。ここで、n−GaN層204aaとn−GaN層204abのキャリア密度は同一であるが、層厚についてはn−GaN層204abの方がn−GaN層204aaよりも薄く形成されている。したがって、n−GaN層204abのシート抵抗は、n−GaN層204aaのシート抵抗よりも高い。その結果、RESURF層であるn−GaN層204aは、ドレイン側からゲート側に向かって抵抗が高くなっており、電界の局所的集中がさらに緩和される。したがって、MOSFET200は、より耐圧性が高いものとなる。
なお、このMOSFET200は、上述したMOSFET100と同様の方法で製造できる。n−GaN層204aについては、はじめに均一な層厚のn−GaN層を形成し、その後形成したn−GaN層のゲート側を部分的にエッチングして層厚を薄くし、n−GaN層204abを形成することで実現できる。
また、MOSFET200の備えるn−GaN層204aは、互いに層厚の異なる2つの層から構成されることによって、ドレイン電極側からゲート電極側にむかって抵抗が高くなっている。しかし、RESURF層となるn−GaN層を同一の厚さでキャリア濃度が異なる2層から構成して、ドレイン側からゲート側に向かって抵抗を高くしてもよい。また、RESURF層となるn−GaN層は、2層に限らず、3層以上から構成してもよい。
(実施の形態3)
つぎに、本発明の実施の形態3に係るMOSFETについて説明する。本実施の形態3に係るMOSFET300は、互いにバンドギャップエネルギーの異なるAlGaNとGaNとのヘテロ構造を有するものである。
図7は本発明の実施の形態3に係るMOSFETの断面概略図である。このMOSFET300は、MOSFET100と同様に、基板301上にバッファ層302と、i−GaN層303が形成されている。しかしながら、MOSFET100とは異なり、i−GaN層303上の一部に、AlGaN層311a、311bが形成されている。さらに、AlGaN層311a、311b上には、それぞれn−GaN層305a、305bが形成され、n−GaN層305a、305b上には、それぞれソース電極309、ドレイン電極310が形成されている。また、AlGaN層311aに隣接する領域には、p−GaN層306が、i−GaN層303に埋設されるようにして表面303a上に形成されている。また、ソース電極309とドレイン電極310との間には、n−GaN層305b、p−GaN層306、およびAlGaN層311a上にわたってSiO膜307が形成され、SiO膜307上にはゲート電極308が形成されている。
このMOSFET300においては、それぞれエピタキシャル成長により形成したAlGaN層311a、311bとi−GaN層303との界面にAlGaN/GaNのヘテロ構造が形成されている。その結果、i−GaN層303のAlGaN層311a、311bのそれぞれとの界面近傍に自発分極とピエゾ分極によって2次元電子ガスが発生する領域303b、303cが形成される。このMOSFET300においては、この領域303bがRESURF領域として機能し、ゲート・ドレイン間の電界の局所的集中が緩和される。すなわち、AlGaN層311aは、電界緩和領域を形成するための層として機能する。その結果、このMOSFET300は、耐圧性が高く、電子移動度がきわめて高いとともに、リーク電流が小さく、オン抵抗が低いMOSFETとなる。さらに、SiO膜307はp−GaN層306のエピタキシャル成長表面に形成されているので、GaN/酸化膜の界面の質が高く、チャネル移動度が高いものとなっている。
なお、MOSFET300は、上述したMOSFET100と同様の方法で製造できる。AlGaN層311a、311bについては、n−GaN層104に換えてAlGaN層をエピタキシャル成長し、その一部をエッチング除去して形成することができる。
(実施の形態4)
つぎに、本発明の実施の形態4に係るMOSFETについて説明する。本実施の形態4に係るMOSFET400は、MOSFET300と同様の構成を有するが、MOSFET200と同様に、AlGaN層の層厚が、ドレイン電極側からゲート電極側にむかって段階的に薄くなるように形成されている。
図8は本発明の実施の形態4に係るMOSFETの断面概略図である。このMOSFET400は、MOSFET300と同様に、基板401上にバッファ層402と、i−GaN層403、AlGaN層411a、411b、n−GaN層405a、405b、ソース電極409、ドレイン電極410、p−GaN層406、SiO膜407、ゲート電極408が形成されている。なお、p−GaN層406はi−GaN層403に埋設されるようにして表面403a上に形成されている。また、i−GaN層403のAlGaN層411a、411bのそれぞれとの界面近傍には2次元電子ガスが発生する領域403b、403cが形成される。
さらに、AlGaN層411aは、MOSFET200と同様に、n−GaN層405aの直下に位置するAlGaN層411aaと、p−GaN層406に隣接するAlGaN層411abとの2層から構成されている。そして、AlGaN層411abの方がAlGaN層411aaよりも層厚が薄く形成されている。その結果、領域403bも、AlGaN層411aaの直下に位置する領域403baとAlGaN層411abの直下に位置する領域403bbとから構成されることとなる。2次元電子ガスの密度については領域403baの方が領域403bbよりも高くなるので、RESURF領域である領域403bは、ドレイン側からゲート側に向かって抵抗が高くなっている。その結果、MOSFET400は、電界の局所的集中がさらに緩和され、より耐圧性が高いものとなる。
(実施の形態5)
つぎに、本発明の実施の形態5に係るMOSFETについて説明する。本実施の形態5に係るMOSFET500は、MOSFET100と同様の構成を有するが、基板の導電型がn型であるとともに、基板の裏面に裏面電極が形成されており、ソース電極が、基板とn型のコンタクト層とを電気的に接続するように形成されている点が異なる。
図9は本発明の実施の形態5に係るMOSFETの断面概略図である。このMOSFET500は、導電型がn型のSi半導体からなる基板501と、基板501の裏面の全面に形成され基板501とオーミック接触する金属からなる裏面電極512とを備える。さらに、MOSFET100と同様に、基板501上に、バッファ層502、i−GaN層503、n−GaN層504a、504b、n−GaN層505a、505b、ドレイン電極510、p−GaN層506、SiO膜507、ゲート電極508が形成されている。さらに、n−GaN層505bと基板501とを電気的に接続するようにソース電極509が形成されている。その結果、裏面電極512とソース電極509も電気的に接続している。
このMOSFET500は、MOSFET100と同様に電子移動度が高く、リーク電流が小さく、オン抵抗が低く、チャネル移動度が高いものとなっている。さらに、このMOSFET500は、裏面電極512をソース電極として用いることができるため、ソース電極509を結線するためのボンディングパットを形成しなくてもよいので、チップ面積を削減できる。さらに、このMOSFET500においては、裏面電極512がソース電極509と同電位となるので、裏面電極512によってゲート・ドレイン間における電界の局所的集中が緩和され、耐圧性がさらに向上する。
なお、このMOSFET500は、上述したMOSFET100の製造方法と同様に製造できるが、ソース電極509、裏面電極512については、以下のように形成する。すなわち、SiO膜507のn−GaN層505b上の一部をエッチング除去した後、さらにn−GaN層505b、n−GaN層504b、i−GaN層503、およびバッファ層502のそれぞれの一部をエッチング除去して基板501の表面に到る開口孔を形成し、その後ソース電極509を形成する。また、ドレイン電極510を形成した後、基板501の裏面を研磨し、研磨した裏面に金属膜を蒸着して裏面電極512を形成する。
(実施の形態6)
つぎに、本発明の実施の形態6について説明する。本実施の形態6は、実施の形態2に係るMOSFETと同様の構成のMOSFETを備えた半導体集積回路である。
図10は本発明の実施の形態6に係る半導体集積回路の断面概略図である。この半導体集積回路600は、MOSFETであるトランジスタTと、ダイオードDとが、同一の基板601上に集積されたものである。そして、トランジスタTの部分は、基板601上にバッファ層602と、p−GaN層603が形成されている。さらに、p−GaN層603の一部に、AlGaN層611a、611bが形成されている。また、AlGaN層611a、611b間のp−GaN層603の表面603a上からAlGaN層611a、611b上の一部にかけて、p−GaN層606が形成されている。また、p−GaN層606上には、SiO膜607が形成され、SiO膜607上にゲート電極608が形成されている。またAlGaN層611a、611b上にはそれぞれドレイン電極610、ソース電極609が形成されている。
一方、ダイオードDの部分は、基板601、バッファ層602、p−GaN層603、AlGaN層611aをトランジスタTと共有している。そして、AlGaN層611a上に、Ni/Au等の金属からなり、AlGaN層611aにショットキー接合するカソード電極613と、Ti/Al等の金属からなり、AlGaN層611aを通して2次元電子ガス層にオーミック接触するアノード電極614が形成されている。
この半導体集積回路600において、AlGaN層611a、611b、p−GaN層606はエピタキシャル成長により形成されており、SiO膜607は、p−GaN層606のエピタキシャル成長面に形成されている。その結果、トランジスタTは、電子移動度が高く、リーク電流が小さく、オン抵抗が低く、チャネル移動度が高いものとなっている。
さらに、この半導体集積回路600においては、トランジスタTのしきい値を、AlGaN層611aの層厚、SiO膜607の膜厚、およびp−GaN層603のキャリア濃度によって制御できる。したがって、この半導体集積回路600は、しきい値の制御性が高いトランジスタTを備えた半導体集積回路となる。
なお、この半導体集積回路600を製造する際には、たとえばMOSFET300と同様の製造方法において、適当なマスクパターンを用いることによって、トランジスタTとダイオードDを一度のプロセスで製造できる。
また、この半導体集積回路600において、ダイオードDに換えてディプレッション型のHEMTを形成すれば、E/D型インバータ集積回路を実現することができる。
ところで、従来、i−GaN層上にAlGaN層を形成し、このAlGaN層の一部をリセスエッチングし、形成されたリセス構造部上にゲート電極を形成したノーマリオフ型のHEMTが知られている。このようなHEMTでは、リセス構造部のAlGaN層の厚さによってしきい値が変化するが、AlGaN層はもともとの層厚が1μm程度と薄いため、これをリセスエッチングする際のエッチング深さの制御が困難であり、その結果HEMTのしきい値の制御性が低かった。
しかしながら、この半導体集積回路600の備えるトランジスタTは、上述のようにしきい値の制御性が高いものとなる。
(変形例)
つぎに、本発明の実施の形態3の変形例に係るMOSFETについて説明する。図11は、実施の形態3の変形例に係るMOSFETの断面概略図である。本変形例に係るMOSFET300aは、図7に示した実施の形態3に係るMOSFET300において、媒介層であるp−GaN層306を、i−GaN層315に置き換えたものであり、他の部分はMOSFET300と同様の構造を有するものである。
このMOSFET300aのように、媒介層をi−GaN層315に置き換えても、MOSFET300と同様の効果を奏するものとなる。
このMOSFET300aは、上述したMOSFET300と同様の方法で製造できるが、以下に説明する方法によっても製造することができる。
はじめに、基板301上に、バッファ層302、i−GaN層303、AlGaN層311a、311bを形成するためのAlGaN層、n−GaN層305a、305bを形成するためのn−GaN層を順次エピタキシャル成長する。つぎに、n−GaN層上の一部にフォトリソグラフィによりパターニングを行い、これをマスクとしてn−GaN層の一部をエッチング除去し、n−GaN層305a、305bを形成する。さらに、n−GaN層305a、305bと露出したAlGaN層の一部にパターニングを形成する。そして、このパターニングをマスクとして、AlGaN層の一部をエッチング除去し、i−GaN層303の内部に到る深さまでエッチングを行なって、AlGaN層311a、311bを形成するとともに、i−GaN層303の一部の表面303aを露出させる(図12参照)。なお、図12において、符号MはSiO等の誘電体からなるマスクを示し、符号OはマスクMに形成された開口を示している。この開口O内においてAlGaN層とi−GaN層303とがエッチングされる。
つぎに、図13に示すように、エッチングに用いたマスクMを成長マスクとして、開口O内のi−GaN層303の表面303a上にi−GaN層315をたとえば15nmの厚さでエピタキシャル成長する。その後は、フッ酸等によりマスクMを除去し、SiO膜307、ゲート電極308、ソース電極309、ドレイン電極310を形成し、MOSFET300aが完成する。
なお、本変形例に係るMOSFET300aに限らず、他の各実施の形態に係るMOSFETにおいても、媒介層としてのp−GaN層をi−GaN層に置き換えてもよい。また、媒介層がp−GaN層およびi−GaN層のいずれかであっても、これを形成する場合に、本変形例と同様にエッチングに使用したマスクを成長マスクとしてエピタキシャル成長してもよい。
また、上記各実施の形態およびその変形例では、MOSFETはn型であるが、本発明はこれに限らず、p型のMOSFETに対しても適用できる。
また、上記各実施の形態およびその変形例では、窒化化合物半導体としてGaN、AlGaN、AlN等を用いているが、本発明はこれに限らず、化学式AlxInyGa1-x-yAsuv1-u-v(ただし、0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1、0≦u≦1、0≦v≦1、u+v<1)で表される窒化物系化合物半導体を適宜使用することができる。
100〜500、300a MOSFET
101〜601 基板
102〜602 バッファ層
103〜503、315 i−GaN層
103a〜603a 表面
104、104a、204a、504a、104b、204b、504b、204aa、204ab n−GaN層
105、105a〜505a、105b〜505b n−GaN層
106〜606、603 p−GaN層
107〜607 SiO
108〜608 ゲート電極
109〜609 ソース電極
110〜610 ドレイン電極
311a、311b、411a、411b、611a、611b AlGaN層
303b、303c、403b、403c、403ba、403bb 2次元電子ガスが発生する領域
512 裏面電極
600 半導体集積回路
613 カソード電極
614 アノード電極
D ダイオード
M マスク
O 開口
T トランジスタ

Claims (8)

  1. MOS構造を有し、窒化化合物半導体からなる電界効果トランジスタであって、
    基板上に形成されたi型または所定の導電型を有する半導体層と、
    エピタキシャル成長によって前記半導体層とソース電極およびドレイン電極のそれぞれとの間に形成された、前記所定の導電型とは反対の導電型を有するコンタクト層と、
    エピタキシャル成長によって前記ドレイン電極側のコンタクト層と前記半導体層との間にゲート電極と重畳するように形成された、前記所定の導電型とは反対の導電型を有するとともに該コンタクト層よりもキャリア濃度が低い電界緩和層と、
    エピタキシャル成長によって前記半導体層上の前記電界緩和層に隣接する領域に形成された、i型または前記所定の導電型を有する媒介層と、
    前記媒介層上に形成したゲート絶縁膜と、
    を備えたことを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 前記電界緩和層は、ドレイン電極側からゲート電極側にむかって段階的または連続的に抵抗が高くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電界効果トランジスタ。
  3. 前記電界緩和層は、ドレイン電極側からゲート電極側にむかって段階的または連続的に層厚が薄くなるように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電界効果トランジスタ。
  4. 前記基板は、導電型がn型であるとともに、裏面に裏面電極が形成されており、
    前記ソース電極は、前記基板と前記コンタクト層とを電気的に接続するように形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の電界効果トランジスタ。
  5. 前記所定の導電型がp型であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の電界効果トランジスタ。
  6. MOS構造を有し、窒化化合物半導体からなる電界効果トランジスタの製造方法であって、
    基板上にi型または所定の導電型を有する半導体層を形成する半導体層形成工程と、
    前記半導体層上の一部に、エピタキシャル成長によって前記所定の導電型とは反対の導電型を有する電界緩和層を形成する電界緩和層形成工程と、
    前記半導体層または前記電界緩和層のソース電極およびドレイン電極を形成する領域上に、エピタキシャル成長によって前記所定の導電型とは反対の導電型を有するとともに前記電界緩和層よりもキャリア濃度が高いコンタクト層を形成するコンタクト層形成工程と、
    前記半導体層上の前記電界緩和層に隣接する領域に、エピタキシャル成長によってi型または前記所定の導電型を有する媒介層を形成する媒介層形成工程と、
    前記媒介層上にゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、
    を含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  7. 前記媒介層を形成すべき領域をエッチングするエッチング工程をさらに含み、
    前記媒介層形成工程において、前記エッチング工程においてエッチングマスクとして使用したマスクを成長マスクとして前記媒介層を形成することを特徴とする請求項に記載の電界効果トランジスタの製造方法。
  8. 前記所定の導電型がp型であることを特徴とする請求項6または7に記載の電界効果トランジスタの製造方法。
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