JP5390951B2 - 複数組電池の電圧測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の単位セルを直列接続して所望の電圧を出力する複数組電池の、出力電圧を検出する電圧測定装置に関する。
例えば、ハイブリッド車両では、モータの駆動電源として、高電圧バッテリを備えている。高電圧バッテリは、例えば、ニッケル−水素電池やリチウム電池などの二次電池(蓄電式電池)の単位セルを複数個直列接続して高電圧を得ている。
また、二次電池が過放電状態、或いは過充電状態とならないように、各単位セル毎の充電状態を確認する必要があり、従来より、複数個(例えば、55個)の単位セルを例えば5個のブロックに分割し(即ち、11個の単位セルで1ブロック)、各ブロックの電圧を各ブロック毎に設けられた電圧測定用ICによりリアルタイムで電圧を測定している。
この際、電圧測定用ICでは、1ブロックの単位セル(例えば、11個)の電圧を測定し、更に、該電圧測定用ICが有するA/D変換器にて、検出したアナログの電圧信号をディジタル信号に変換し、メインマイコンに送信する。その後、メインマイコンにより、電圧の異常が発生しているブロックが存在する場合には、警報を発して電圧異常を車両の乗員に通知したり、或いは電圧の補正処理を行うようにしている。
しかし、複数の電圧測定用ICのうち、少なくとも一つが故障した場合には、各単位セルの電圧を正確に測定することができなくなる。特に、各電圧測定用ICに設けられるA/D変換器に故障が発生した場合やA/D変換に用いられる基準電源の出力電圧が変動した場合には、測定されたセル電圧を正確なディジタル信号に変換できなくなり、セル電圧の測定精度が低下するという問題が発生する。
そこで、従来よりA/D変換器に故障が発生した場合に、これを検知する故障検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。該特許文献1では、A/D変換器を用いてそれぞれ電圧値が既知である2つの参照電圧をディジタル信号に変換し、これらの差分値が大きくなった場合に、A/D変換器に故障が発生したものと判断している。
特開2006−304365号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された発明では、2つの参照電圧を同一のA/D変換器を用いてディジタル信号に変換し、これらの差分値に基づいて故障の発生を検出するので、A/D変換器に故障が発生した場合であっても、差分値に変化が生じない場合には故障の発生を検知することができないという欠点がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、電圧測定用IC(ブロック電圧検出手段)に故障が発生した場合には、確実にこれを検出することが可能な複数組電池の電圧測定装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、複数の単位セルを直列に接続して所望の電圧を出力する複数組電池の、出力電圧を測定する電圧測定装置において、前記複数の単位セルを複数のブロックに分割し、各ブロック毎の電圧を測定するブロック電圧検出手段と、前記各ブロック電圧検出手段に設けられ、参照電圧を出力する参照電圧出力手段と、前記各ブロック電圧検出手段にて前記参照電圧を測定し、一のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、他のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値の差分電圧を演算する差分電圧演算手段と、前記一のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、他のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、の差分電圧の基準となる基準差分電圧を、各2つのブロックの組み合わせ毎に予め測定し、測定した各基準差分電圧を記憶する基準差分電圧記憶手段と、自己診断の実行時には、前記一のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、他のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、の差分電圧と、この2つのブロックの組み合わせに対して前記基準差分電圧記憶手段に記憶されている基準差分電圧と、の差分値を求め、この差分値が予め設定した閾値電圧以上であるか否かを、各2つのブロックの組み合わせのそれぞれについて判断する差分電圧判断手段と、前記差分電圧判断手段にて、少なくとも一つの差分値が前記閾値電圧以上であると判断された場合に、当該電圧測定装置に異常が発生していると判断する異常判断手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、前記ブロック電圧検出手段は、前記各単位セルの電圧、及び前記参照電圧をディジタル化するA/D変換器を備え、前記差分電圧演算手段は、2つのディジタル化された参照電圧測定値の差分電圧を演算することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、前記ブロックはk個設けられ、前記差分電圧演算手段は、k個の前記ブロックのうち、第nブロック(1≦n<k)のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、第(n+1)ブロックのブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値との差分電圧を演算することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、前記差分電圧演算手段は、更に、第kブロックのブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、第1ブロックのブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値との差分電圧を演算することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、前記差分電圧演算手段は、互いに隣接するブロックのブロック電圧検出手段で測定された各参照電圧測定値の差分を演算することを特徴とする。
請求項の発明では、2つのブロック電圧検出手段で検出された参照電圧測定値の差分を予め基準差分電圧として基準電圧記憶手段に記憶しており、異常診断時に2つのブロック電圧検出手段で検出された参照電圧測定値の差分電圧と、上記の基準差分電圧とを対比する。そして、差分電圧と基準差分電圧との差分が予め設定した閾値電圧以上となった場合に、電圧測定装置に異常が発生しているものと判断する。ここで、各ブロック電圧検出手段で測定する参照電圧はほぼ同一の電圧値に設定されているので、装置に異常が発生していなければ2つのブロック電圧検出手段で検出される参照電圧測定値どうしの差分はほぼ一定値となるはずである。従って、参照電圧測定値どうしの差分と基準差分電圧との差分が閾値電圧以上となった場合には何らかの異常が発生していると言えるので、このことを検出することにより電圧測定装置に異常が発生したことをいち早く認識し、ユーザに報知することができる。
請求項の発明では、各ブロック電圧検出手段にはA/D変換器が設けられ、該A/D変換器により参照電圧をディジタル化して参照電圧測定値を取得し、差分電圧演算手段は、2つのディジタル化された参照電圧測定値の差分電圧を演算する。従って、データ通信をディジタル信号で行うことができ、また、A/D変換器及びこのA/D変換器の基準電圧を供給する基準電源に異常が発生した場合に、確実にこれを検知することができる。
請求項の発明では、k個設けられたブロック電圧検出手段のうち、n番目と(n+1)番目のブロック電圧検出手段での参照電圧測定値の差分を演算するので、2つのブロック電圧検出手段のうちのいずれかに異常が発生した場合に、確実にこれを検知することができる。
請求項の発明では、請求項に加えて1番目のブロック電圧検出手段とk番目のブロック電圧検出手段での参照電圧測定値の差分を演算するので、1番目、或いはk番目のブロック電圧検出手段のいずれかに異常が発生した場合に、確実にこれを検知することができる。
請求項の発明では、複数のブロック電圧検出手段のうち、互いに隣接するブロック電圧検出手段での参照電圧測定値の差分を演算する。互いに隣接するブロック電圧検出手段は設置場所が近接しており、周囲温度がほぼ一定であるといえるので、周囲温度の影響を受けることなく、高精度にブロック電圧検出手段に異常が発生したことを検知することができる。
本発明の実施形態に係る電圧測定装置、及び二次電池を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る電圧測定装置の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る電圧測定装置の、自己診断処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電圧測定装置の、基準差分電圧記録処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電圧測定装置の、自己診断処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る電圧測定装置10、及び複数の単位セルBT1〜BT55からなる二次電池13(複数組電池)を示すブロック図である。本実施形態で採用する二次電池13は、例えば、ハイブリッド車両や電気自動車に用いられるモータを駆動するための高圧バッテリとして用いられる。
図1に示すように、本実施形態に係る電圧測定装置10は、絶縁インターフェース32を介して、高電圧側装置11と低電圧側装置12に分離されている。
高電圧側装置11は、5個の電圧測定用IC(ブロック電圧検出手段)、即ち、第1電圧測定用IC(21-1)〜第5電圧測定用IC(21-5)を備えている。そして、第1電圧測定用IC(21-1)は、第1ブロック61-1として区切られた11個の単位セルBT1〜BT11の出力電圧を測定する。また、第2電圧測定用IC(21-2)は、第2ブロック61-2として区切られた11個の単位セルBT12〜BT22の出力電圧を測定し、同様に、第3電圧測定用IC(21-3)は、第3ブロック61-3として区切られた11個の単位セルBT23〜BT33の出力電圧を測定し、第4電圧測定用IC(21-4)は、第4ブロック61-4として区切られた11個の単位セルBT34〜BT44の出力電圧を測定し、第5電圧測定用IC(21-5)は、第5ブロック65として区切られた11個の単位セルBT45〜BT55の出力電圧を測定する。
また、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)はそれぞれ、A/D変換器26(図2参照)を備えており、A/D変換用の基準電源71-1〜71-5より出力される基準電圧を用いて、各ブロック(第1ブロック〜第5ブロック)に設けられる各単位セル毎に測定された電圧信号をディジタルの電圧信号に変換する。
更に、第2〜第5電圧測定用IC(21-2)〜(21-5)は、通信線31を介して、第1電圧測定用IC(21-1)に接続され、該電圧測定用IC(21-1)は、絶縁インターフェース32を介して、低電圧側装置12側に設けられているメインマイコン33に接続されている。即ち、メインマイコン33と、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)は、絶縁インターフェース32を介し、デイジーチェーン通信で接続されている。
メインマイコン33は、後述するように、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)で測定された参照電圧Vrefの差分電圧ΔVを演算し、この差分電圧ΔVが予め設定した閾値電圧Vth1以上であるか否かを判断し、閾値電圧Vth1よりも大きいと判断した場合には、いずれかの電圧測定用ICに異常が発生しているものと判断する。
即ち、メインマイコン33は、各ブロック電圧検出手段(電圧測定用IC)にて参照電圧を測定し、一のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、他のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値の差分電圧を演算する差分電圧演算手段としての機能を備える。また、メインマイコン33は、各差分電圧が、予め設定した閾値電圧Vth1以上であるか否かを判断する差分電圧判断手段としての機能を備え、且つ、少なくとも一つの差分電圧が閾値電圧Vth1以上であると判断された場合に、当該電圧測定装置に異常が発生していると判断する異常判断手段としての機能を備える。
図2は、第1電圧測定用IC(21-1)の内部構成を示すブロック図であり、以下、図2を参照して第1電圧測定用IC(21-1)の詳細な構成について説明する。なお、第2〜第5電圧測定用IC(21-2)〜(21-5)は、第1電圧測定用IC(21-1)と同一構成であるので、詳細な説明を省略する。
図2に示すように第1電圧測定用IC(21-1)は、単位セルより出力される電力を入力して当該第1電圧測定用IC(21-1)で使用する電圧を生成する電源回路23と、該電源回路23より出力される電圧から、参照電圧を生成して出力する参照電圧出力電源(参照電圧出力手段)28と、ブロック61-1に設けられる各単位セルBT1〜BT11に接続され、これらの出力電圧を検出するセル電圧入力部22とを備えている。更に、セル電圧入力部22より出力される各単位セルの電圧信号を、1系統の時系列的な信号に変換して出力するマルチプレクサ25と、該マルチプレクサ25より出力される電圧信号、及び参照電圧出力電源28より出力される参照電圧を択一的に入力してディジタル信号に変換するA/D変換器26と、マルチプレクサ25より出力される電圧信号及び参照電圧出力電源28より出力される参照電圧を切り換えてA/D変換器26に出力する選択スイッチSW1とを備えている。
A/D変換器26は、基準電源71-1より出力される基準電圧を用いて、アナログ信号をディジタル信号に変換する。
更に、第1電圧測定用IC(21-1)は、コントロール部27と、2つの通信I/F35a,35bを備えている。
コントロール部27は、データ記憶用のメモリ29を備え、選択スイッチSW1の切り換え制御を含む総括的な制御を行う。特に、メインマイコン33(図1参照)より、参照電圧の測定指令信号が送信された場合には、選択スイッチSW1を参照電圧出力電源28側に切り換えて、参照電圧VrefをA/D変換器26に出力し、更にA/D変換器26でディジタル化された電圧信号をメモリ29に記憶すると共に、通信I/F35a,35bを介して図1に示すメインマイコン33に送信する制御を行う。
次に、図3に示すフローチャートを参照して、本実施形態に係る電圧測定装置10で実行される自己診断処理の手順について説明する。
二次電池13より出力される電力をモータに供給して駆動する場合等の通常動作時には、コントロール部27は、選択スイッチSW1をマルチプレクサ25側に接続する。これにより、各単位セルで検出された電圧信号はA/D変換器26でディジタル化され、通信I/F35a,35bを介してメインマイコン33に送信される。その結果、メインマイコン33では、各単位セルの出力電圧を認識することができ、出力電圧に異常が発生した場合、即ち、出力電圧が異常に上昇したり、異常に下降した場合にはこれを検出して警報などによりユーザに報知する。
また、車両のイグニッションをオンとした場合などの所定のタイミングで、メインマイコン33は、自己診断要求信号を出力する(図3のステップS11)。この自己診断要求信号は、通信線31を介して各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)に送信される。
各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)は、自己診断要求信号を受信すると(ステップS11でYES)、図2に示した選択スイッチSW1を、参照電圧出力電源28側に接続する(ステップS12)。これにより、参照電圧出力電源28より出力される参照電圧VrefがA/D変換器26に出力される。
次いで、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)のA/D変換器26は、参照電圧Vrefをディジタル化し(ステップS13)、その後、メモリ29に記憶する(ステップS14)。更に、ディジタル化した参照電圧Vrefを、通信I/F35a,35b、及び通信線31を介してメインマイコン33に送信する(ステップS15)。従って、メインマイコン33では、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)より送信された参照電圧Vref-1〜Vref-5が受信されることになる。
メインマイコン33は、互いに隣接する電圧測定用ICより送信された参照電圧Vrefの差分電圧ΔVを演算する(ステップS16)。具体的には、Vref-1とVref-2の差分電圧ΔV-1を演算し、Vref-2とVref-3の差分電圧ΔV-2を演算し、Vref-3とVref-4の差分電圧ΔV-3を演算し、Vref-4とVref-5の差分電圧ΔV-4を演算する。更に、Vref-5とVref-1の差分電圧ΔV-5を演算する。
そして、メインマイコン33は、上記の演算で求められた各差分電圧ΔV-1〜ΔV-5と、予め設定した閾値電圧Vth1とを比較する(ステップS17)。その結果、5つの各差分電圧ΔV-1〜ΔV-5のうちの少なくとも1つが閾値電圧Vth1を超えていると判定した場合には(ステップS17でYES)、警報音や警報ランプ(図示省略)により異常の発生を報知する(ステップS18)。
つまり、ほぼ同一の大きさに設定した参照電圧Vref-1〜Vref-5を各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)のA/D変換器26でディジタル化し、互いに隣接する2つの電圧測定用ICのA/D変換器26でディジタル化された参照電圧Vrefの差分電圧ΔVを求めると、通常であればこの差分電圧ΔVはほぼゼロになるはずである。このため、この差分電圧ΔVが閾値Vth1よりも大きいということは、この2つの電圧測定用ICのうちの少なくとも一方に異常が発生していると判断することができ、この場合には警報を発することにより異常の発生をユーザに報知する。
このようにして第1実施形態に係る電圧測定装置10では、2つの電圧測定用ICで測定した参照電圧Vrefの差分電圧ΔVを演算し、この差分電圧ΔVが閾値Vth1よりも大きい場合に、異常の発生を検知するので、複数の電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)のうちのいずれかの電圧測定用ICにて異常が発生した場合には、高精度にこれを検知することができ、いち早くユーザに知らせることができる。
また、互いに隣接する電圧測定用ICを用いて差分電圧ΔVを演算するようにしており、互いに隣接する場合には周囲温度がほぼ同一であると想定できるので、周囲温度の変化による誤差の影響を低減することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る電圧測定装置について説明する。第2実施形態に係る電圧測定装置では、前述した第1実施形態で示した図1と同一の構成を備え、第1実施形態と比較して自己診断処理の手順が相違する。以下、詳細に説明する。
第2実施形態では、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)の参照電圧Vref-1〜Vref-5をA/D変換器26でディジタル化し、更に、互いに隣接する電圧測定用ICで得られた参照電圧Vrefの差分電圧を演算し、演算した差分電圧を基準差分電圧ΔVxとしてメインマイコン33が有するメモリ(図示省略)に記憶する。そして、自己診断の実行時には、互いに隣接する電圧測定用ICで測定された参照電圧Vrefの差分電圧ΔVとこの基準差分電圧ΔVxとを対比し、その差分が大きい場合に異常の発生を報知する。
まず、図4に示すフローチャートを参照して、第2実施形態に係る基準差分電圧記憶処理について説明する。この処理は、初期設定として実施するものであり、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)が正常に動作しているときに行う。
はじめに、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)のコントロール部27は、選択スイッチSW1を参照電圧出力電源28側に接続する(ステップS31)。
次いで、コントロール部27は、A/D変換器26により、参照電圧出力電源28より出力される参照電圧Vrefをディジタル化し(ステップS32)、且つ、このディジタル化した参照電圧Vrefをメモリ29に記憶する(ステップS33)。ディジタル化した参照電圧Vrefを通信I/F35a,35bを介して、メインマイコン33に送信する(ステップS34)。従って、メインマイコン33では、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)より送信された参照電圧Vref-1〜Vref-5が送信されることになる。
メインマイコン33は、互いに隣接する電圧測定用ICより送信された参照電圧Vrefの差分電圧を算出し(ステップS35)、この差分電圧を基準差分電圧ΔVxとしてメモリ(図示省略)に記憶する(ステップS36)。具体的には、Vref-1とVref-2の差分電圧を基準差分電圧ΔVx-1とし、Vref-2とVref-3の差分電圧を基準差分電圧ΔVx-2とし、Vref-3とVref-4の差分電圧を基準差分電圧ΔVx-3とし、Vref-4とVref-5の差分電圧を基準差分電圧ΔVx-4とする。更に、Vref-5とVref-1の差分電圧を基準差分電圧ΔVx-5とする。即ち、メインマイコン33は、一のブロック電圧検出手段(電圧測定用IC)で測定された参照電圧測定値と、他のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値の差分電圧の基準となる基準差分電圧を記憶する基準差分電圧記憶手段としての機能を備える。
上記の処理により、メインマイコン33には、互いに隣接する2つの電圧測定用ICで測定された参照電圧Vrefの差分電圧の基準となる基準差分電圧ΔVx(ΔVx-1〜ΔVx-5)が記憶されることになる。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、第2実施形態に係る電圧測定装置10で実行される自己診断処理の手順について説明する。
車両のイグニッションをオンとした場合などの所定のタイミングで、メインマイコン33は、自己診断要求信号を出力する(ステップS51)。この自己診断要求信号は、通信線31を介して各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)に送信される。
各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)は、自己診断要求信号を受信すると(ステップS51でYES)、図2に示した選択スイッチSW1を、参照電圧出力電源28側に接続する(ステップS52)。これにより、参照電圧出力電源28より出力される参照電圧VrefがA/D変換器26に出力される。
次いで、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)のA/D変換器26は、参照電圧Vrefをディジタル化し(ステップS53)、その後、メモリ29に記憶する(ステップS54)。更に、ディジタル化した参照電圧Vrefを、通信I/F35a,35b、及び通信線31を介してメインマイコン33に送信する(ステップS55)。従って、メインマイコン33では、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)より送信された参照電圧Vref-1〜Vref-5が受信されることになる。
メインマイコン33は、互いに隣接する電圧測定用ICより送信された参照電圧Vrefの差分電圧ΔVを演算する(ステップS56)。具体的には、Vref-1とVref-2の差分電圧ΔV-1を演算し、Vref-2とVref-3の差分電圧ΔV-2を演算し、Vref-3とVref-4の差分電圧ΔV-3を演算し、Vref-4とVref-5の差分電圧ΔV-4を演算する。更に、Vref-5とVref-1の差分電圧ΔV-5を演算する。
そして、メインマイコン33は、上記の演算で求められた各差分電圧ΔV-1〜ΔV-5と、図4に示した処理によりメインマイコン33に記憶されている基準差分電圧ΔVx-1〜ΔVx-5に基づき、これらの差分の絶対値を演算する。即ち、|ΔV-1−ΔVx-1|、|ΔV-2−ΔVx-2|、|ΔV-3−ΔVx-3|、|ΔV-4−ΔVx-4|、|ΔV-5−ΔVx-5|を演算する。そして、求められた絶対値と予め設定した閾値電圧Vth2を比較する(ステップS57)。
その結果、上記した5つの各絶対値のうちの少なくとも1つが閾値電圧Vth2を超えていると判定した場合には(ステップS57でYES)、警報音や警報ランプ(図示省略)により異常の発生を報知する(ステップS58)。
つまり、ほぼ同一の大きさに設定した参照電圧Vref-1〜Vref-5を各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)のA/D変換器26でディジタル化し、互いに隣接する2つの電圧測定用ICのA/D変換器26でディジタル化された参照電圧Vrefの差分電圧ΔVを求めると、通常であればこの差分電圧ΔVは、予め測定した基準差分電圧ΔVxとほぼ等しくなるはずである。このため、上記の絶対値が閾値Vth2よりも大きいということは、互いに隣接する2つの電圧測定用ICのうちの少なくとも一方に異常が発生していると判断することができ、この場合には警報を発することにより異常の発生をユーザに報知する。
このようにして第2実施形態に係る電圧測定装置10では、2つの電圧測定用ICで測定した参照電圧Vrefの差分電圧ΔVを演算し、この差分電圧ΔVと予め測定した基準差分電圧ΔVxとの差分が、所定の閾値Vth2よりも大きい場合に、異常の発生を検知するので、複数の電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)のうちのいずれかの電圧測定用ICにて異常が発生した場合には、高精度にこれを検知することができ、いち早くユーザに知らせることができる。
また、互いに隣接する電圧測定用ICを用いて差分電圧ΔV、及び基準差分電圧ΔVxを演算するようにしており、互いに隣接する場合には周囲温度がほぼ同一であると想定できるので、周囲温度の変化による誤差の影響を低減することができる。
以上、本発明の複数組電池の電圧測定装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した各実施形態では、互いに隣接する電圧測定用ICを用いて差分電圧ΔVを求めるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の2つの電圧測定用ICで測定された参照電圧Vrefの差分電圧ΔVを求めるようにしても良い。例えば、ブロックがk個(上記の各実施形態ではk=5)設けられている場合に、メインマイコン33は、k個の各ブロックのうち、第nブロック(1≦n<k)の電圧測定用ICで測定された参照電圧Vrefと、第(n+1)ブロックの電圧測定用ICで測定された参照電圧Vrefとの差分電圧を演算し、この差分電圧を用いて異常判定を行うようにしても良い。
また、上述した各実施形態では、各単位セルBT1〜BT55の個々の電圧を測定してメインマイコン33に送信する場合を例に挙げて説明したが、各電圧測定用IC(21-1)〜(21-5)により各ブロック61-1〜61-5の合計の電圧(即ち、11個の単位セルの合計の電圧)を測定してメインマイコン33に送信する構成とすることも可能である。
また、上述した各実施形態では、車両に搭載される二次電池を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の目的で使用される二次電池についても採用することができる。
本発明は、高圧バッテリを構成する複数の単位セルの出力電圧を測定する電圧測定用ICの異常を認識する上で極めて有用である。
10 電圧測定装置
11 高電圧側装置
12 低電圧側装置
13 二次電池
21-1〜21-5 第1〜第5電圧測定用IC(ブロック電圧検出手段)
22 セル電圧入力部
23 電源回路
25 マルチプレクサ
26 A/D変換器
27 コントロール部
28 参照電圧出力電源
29 メモリ
31 通信線
32 絶縁インターフェース
33 メインマイコン(主制御手段)
61-1〜61-5 第1〜第5ブロック
71-1〜71-5 基準電源

Claims (5)

  1. 複数の単位セルを直列に接続して所望の電圧を出力する複数組電池の、出力電圧を測定する電圧測定装置において、
    前記複数の単位セルを複数のブロックに分割し、各ブロック毎の電圧を測定するブロック電圧検出手段と、
    前記各ブロック電圧検出手段に設けられ、参照電圧を出力する参照電圧出力手段と、
    前記各ブロック電圧検出手段にて前記参照電圧を測定し、一のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、他のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値の差分電圧を演算する差分電圧演算手段と、
    前記一のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、他のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、の差分電圧の基準となる基準差分電圧を、各2つのブロックの組み合わせ毎に予め測定し、測定した各基準差分電圧を記憶する基準差分電圧記憶手段と、
    自己診断の実行時には、前記一のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、他のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、の差分電圧と、この2つのブロックの組み合わせに対して前記基準差分電圧記憶手段に記憶されている基準差分電圧と、の差分値を求め、この差分値が予め設定した閾値電圧以上であるか否かを、各2つのブロックの組み合わせのそれぞれについて判断する差分電圧判断手段と、
    前記差分電圧判断手段にて、少なくとも一つの差分値が前記閾値電圧以上であると判断された場合に、当該電圧測定装置に異常が発生していると判断する異常判断手段と、
    を備えたことを特徴とする複数組電池の電圧測定装置。
  2. 前記ブロック電圧検出手段は、前記各単位セルの電圧、及び前記参照電圧をディジタル化するA/D変換器を備え、
    前記差分電圧演算手段は、2つのディジタル化された参照電圧測定値の差分電圧を演算することを特徴とする請求項1に記載の複数組電池の電圧測定装置。
  3. 前記ブロックはk個設けられ、前記差分電圧演算手段は、k個の前記ブロックのうち、第nブロック(1≦n<k)のブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、第(n+1)ブロックのブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値との差分電圧を演算することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複数組電池の電圧測定装置。
  4. 前記差分電圧演算手段は、更に、第kブロックのブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値と、第1ブロックのブロック電圧検出手段で測定された参照電圧測定値との差分電圧を演算することを特徴とする請求項3に記載の複数組電池の電圧測定装置。
  5. 前記差分電圧演算手段は、互いに隣接するブロックのブロック電圧検出手段で測定された各参照電圧測定値の差分を演算することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複数組電池の電圧測定装置。
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