JP2019193351A - 故障検知機能付き充電器、及び故障検知方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】低分解能の安価なADコンバータであっても、スイッチの故障を検知することができる故障検知機能付き充電器を提供すること。【解決手段】充電器1は、二次電池3を充電する電源装置10と、第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2を含み、電源装置10から二次電池3へ電力を供給する給電路と、第1抵抗R1及び第3スイッチSW3を含み、一端が第1スイッチSW1と第2スイッチSW2との接続点Pに接続され、他端が接地ラインに接続される放電回路C1と、第2抵抗R2及び第4スイッチSW4を含み、第1スイッチSW1に並列に接続される短絡防止回路C2と、各スイッチの開閉を制御すると共に、電圧値VPを取得する制御装置20と、を備え、制御装置20は、各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、電圧値VPが正常時及び故障時で異なることを条件として、各スイッチの故障を検知する。【選択図】図1
Description
本発明は、故障検知機能付き充電器、及び故障検知方法に関する。
ニッケル水素二次電池等の二次電池は、いわゆる継ぎ足し充電を繰り返すことによって、二次電池の容量が減少したように見えるメモリ効果と呼ばれる現象が生じる場合ある。このような二次電池のメモリ効果は、リフレッシュ放電を行うことによって回復することができる。リフレッシュ放電とは、電池電圧が終止電圧に至るまで二次電池を放電することをいう。そして、例えば特許文献1には、二次電池のリフレッシュ放電を行うことができる充電器が開示されている。
ところで、二次電池を充電するための充電器は、二次電池へ充電電力を供給するための給電路に設けられたスイッチが短絡した場合、二次電池が満充電に達しても当該スイッチをOFFにすることができず、過充電により二次電池を損傷させてしまう可能性がある。このため、充電器を制御する制御装置は、特許文献2に開示されているように、例えば給電路におけるスイッチをONにした場合とOFFにした場合とにおける給電路上の電圧降下の差を検出することにより、当該スイッチの故障を検知する故障検知機能を備えることが好ましい。
しかしながら、上記した給電路上の電圧降下は、充電される二次電池の直列数が増加するほど電位差が縮小し、正常時と故障時の判別が困難となる。より具体的には、例えば、故障検知機能を有する制御装置は、動作に必要な電源電圧が5Vで、電圧降下の差を検出するADコンバータの分解能が10bitである場合、電圧の測定精度が5V÷10bit(1024)=4.88mVとなる。そして、二次電池の直列数の増加や、充電回路のインピーダンス等の諸条件によって、測定すべき電圧降下の差が当該測定精度の2倍を下回ると、スイッチ故障を検知できなくなる虞が生じる。また、測定精度の向上を図るべく、より分解能の高いADコンバータを採用する場合には、コストが顕著に増大してしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低分解能の安価なADコンバータであっても、スイッチの故障を検知することができる故障検知機能付き充電器を提供することにある。
<本発明の第1の態様>
本発明の第1の態様は、二次電池を充電する電力を出力する電源装置と、直列に接続された第1スイッチ及び第2スイッチを含み、前記電源装置から前記二次電池へ前記電力を供給する給電路と、直列に接続された第1抵抗及び第3スイッチを含み、一端が前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続され、他端が接地ラインに接続される放電回路と、直列に接続された第2抵抗及び第4スイッチを含み、前記第1スイッチに並列に接続される短絡防止回路と、各スイッチの開閉を制御すると共に、前記接続点の電圧値を取得する制御装置と、を備え、前記制御装置は、各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、前記接続点の電圧値が、各スイッチが正常である場合の前記接続点の電圧値と異なることを条件として、各スイッチの故障を検知する、故障検知機能付き充電器である。
本発明の第1の態様は、二次電池を充電する電力を出力する電源装置と、直列に接続された第1スイッチ及び第2スイッチを含み、前記電源装置から前記二次電池へ前記電力を供給する給電路と、直列に接続された第1抵抗及び第3スイッチを含み、一端が前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続され、他端が接地ラインに接続される放電回路と、直列に接続された第2抵抗及び第4スイッチを含み、前記第1スイッチに並列に接続される短絡防止回路と、各スイッチの開閉を制御すると共に、前記接続点の電圧値を取得する制御装置と、を備え、前記制御装置は、各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、前記接続点の電圧値が、各スイッチが正常である場合の前記接続点の電圧値と異なることを条件として、各スイッチの故障を検知する、故障検知機能付き充電器である。
故障検知機能付き充電器は、電源装置に接続される第1スイッチ、二次電池に接続される第2スイッチ、接地ラインに接続される放電回路に含まれる第3スイッチ、及び電源装置に接続される短絡防止回路に含まれる第4スイッチを備えている。また、故障検知機能付き充電器は、各スイッチが全てOFFである場合に、第1スイッチと第2スイッチとの接続点が、電源装置、二次電池、及び接地ラインのいずれにも接続されない回路構成である。このため、故障検知機能付き充電器は、各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、当該接続点の電圧値が、電源装置の電源電圧、二次電池の電池電圧、0V、又は電源装置の電源電圧を分圧した電圧のいずれであるかを判別することにより、各スイッチの短絡故障を検知することができる。このとき、それぞれの電圧の大きさには十分な差があるため、故障検知機能付き充電器は、内蔵するADコンバータが低分解能であっても、これらの電圧を判別することができる。従って、本発明の第1の態様に係る故障検知機能付き充電器によれば、低分解能の安価なADコンバータであっても、スイッチの故障を検知することができる。
<本発明の第2の態様>
本発明の第2の態様は、上記の本発明の第1の態様において、前記制御装置は、各スイッチを全てOFFに制御する第1の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、故障検知機能付き充電器である。
本発明の第2の態様は、上記の本発明の第1の態様において、前記制御装置は、各スイッチを全てOFFに制御する第1の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、故障検知機能付き充電器である。
故障検知機能付き充電器は、各スイッチが全てOFFとなるような制御を行う条件において、いずれのスイッチも正常である場合には、第1スイッチと第2スイッチとの接続点の電圧値が0Vとなる。一方、同じ条件において、第1スイッチ、第2スイッチ、又は第4スイッチのいずれかが短絡故障している場合には、接続点の電圧値が0V以外の電圧となる。従って、本発明の第2の態様に係る故障検知機能付き充電器によれば、電源装置から二次電池へ充電電力を供給する給電路に設けられた第1スイッチ及び第2スイッチの他、第4スイッチの故障を検知することができる。
<本発明の第3の態様>
本発明の第3の態様は、上記の本発明の第1の態様において、前記制御装置は、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第4スイッチをOFFに制御し、前記第3スイッチをONに制御する第2の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、故障検知機能付き充電器である。
本発明の第3の態様は、上記の本発明の第1の態様において、前記制御装置は、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第4スイッチをOFFに制御し、前記第3スイッチをONに制御する第2の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、故障検知機能付き充電器である。
故障検知機能付き充電器は、各スイッチのうち第3スイッチだけをONに制御する条件において、いずれのスイッチも正常である場合には、第1スイッチと第2スイッチとの接続点の電圧値が0Vとなる。一方、同じ条件において、第1スイッチ、第2スイッチ、又は第4スイッチのいずれかが短絡故障している場合には、接続点の電圧値が0V以外の電圧となる。従って、本発明の第3の態様に係る故障検知機能付き充電器によれば、電源装置から二次電池へ充電電力を供給する給電路に設けられた第1スイッチ及び第2スイッチの他、第4スイッチの故障を検知することができる。
<本発明の第4の態様>
本発明の第4の態様は、上記の本発明の第2又は第3の態様において、前記制御装置は、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第3スイッチをOFFに制御し、前記第4スイッチをONに制御する第3の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が電源装置の電源電圧と異なることを条件として、前記第3スイッチの故障を検知する、故障検知機能付き充電器である。
本発明の第4の態様は、上記の本発明の第2又は第3の態様において、前記制御装置は、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第3スイッチをOFFに制御し、前記第4スイッチをONに制御する第3の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が電源装置の電源電圧と異なることを条件として、前記第3スイッチの故障を検知する、故障検知機能付き充電器である。
故障検知機能付き充電器は、各スイッチのうち第4スイッチだけをONに制御する条件において、いずれのスイッチも正常である場合には、第1スイッチと第2スイッチとの接続点の電圧値が電源装置の電源電圧となる。一方、同じ条件において、第3スイッチが短絡故障している場合には、接続点の電圧値が0Vとなる。従って、本発明の第4の態様に係る故障検知機能付き充電器によれば、第1の組み合わせ条件において、第1スイッチ、第2スイッチ、及び第3スイッチに対する短絡故障を検出し、第2の組み合わせ条件において、第3スイッチの故障を検知することができ、少ない条件数で全てのスイッチの短絡故障を検知することができる。
<本発明の第5の態様>
本発明の第5の態様は、二次電池を充電する電力を出力する電源装置と、直列に接続された第1スイッチ及び第2スイッチを含み、前記電源装置から前記二次電池へ前記電力を供給する給電路と、直列に接続された第1抵抗及び第3スイッチを含み、一端が前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続され、他端が接地ラインに接続される放電回路と、直列に接続された第2抵抗及び第4スイッチを含み、前記第1スイッチに並列に接続される短絡防止回路と、各スイッチの開閉を制御すると共に、前記接続点の電圧値を取得する制御装置と、を備える故障検知機能付き充電器において、各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、前記接続点の電圧値が、各スイッチが正常である場合の前記接続点の電圧値と異なることを条件として、各スイッチの故障を検知する、故障検知方法である。
本発明の第5の態様は、二次電池を充電する電力を出力する電源装置と、直列に接続された第1スイッチ及び第2スイッチを含み、前記電源装置から前記二次電池へ前記電力を供給する給電路と、直列に接続された第1抵抗及び第3スイッチを含み、一端が前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続され、他端が接地ラインに接続される放電回路と、直列に接続された第2抵抗及び第4スイッチを含み、前記第1スイッチに並列に接続される短絡防止回路と、各スイッチの開閉を制御すると共に、前記接続点の電圧値を取得する制御装置と、を備える故障検知機能付き充電器において、各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、前記接続点の電圧値が、各スイッチが正常である場合の前記接続点の電圧値と異なることを条件として、各スイッチの故障を検知する、故障検知方法である。
故障検知機能付き充電器は、電源装置に接続される第1スイッチ、二次電池に接続される第2スイッチ、接地ラインに接続される放電回路に含まれる第3スイッチ、及び電源装置に接続される短絡防止回路に含まれる第4スイッチを備えている。また、故障検知機能付き充電器は、各スイッチが全てOFFである場合に、第1スイッチと第2スイッチとの接続点が、電源装置、二次電池、及び接地ラインのいずれにも接続されない回路構成である。このため、故障検知方法は、故障検知機能付き充電器において、各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、当該接続点の電圧値が、電源装置の電源電圧、二次電池の電池電圧、0V、又は電源装置の電源電圧を分圧した電圧のいずれであるかを判別することにより、各スイッチの短絡故障を検知することができる。このとき、それぞれの電圧の大きさには十分な差があるため、故障検知機能付き充電器は、内蔵するADコンバータが低分解能であっても、これらの電圧を判別することができる。従って、本発明の第5の態様に係る故障検知方法によれば、低分解能の安価なADコンバータであっても、スイッチの故障を検知することができる。
<本発明の第6の態様>
本発明の第6の態様は、上記の本発明の第5の態様において、各スイッチを全てOFFに制御する第1の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、故障検知方法である。
本発明の第6の態様は、上記の本発明の第5の態様において、各スイッチを全てOFFに制御する第1の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、故障検知方法である。
故障検知機能付き充電器は、各スイッチが全てOFFとなるような制御を行う条件において、いずれのスイッチも正常である場合には、第1スイッチと第2スイッチとの接続点の電圧値が0Vとなる。一方、同じ条件において、第1スイッチ、第2スイッチ、又は第4スイッチのいずれかが短絡故障している場合には、接続点の電圧値が0V以外の電圧となる。従って、本発明の第6の態様に係る故障検知方法によれば、電源装置から二次電池へ充電電力を供給する給電路に設けられた第1スイッチ及び第2スイッチの他、第4スイッチの故障を検知することができる。
<本発明の第7の態様>
本発明の第7の態様は、上記の本発明の第5の態様において、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第4スイッチをOFFに制御し、前記第3スイッチをONに制御する第2の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、故障検知方法である。
本発明の第7の態様は、上記の本発明の第5の態様において、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第4スイッチをOFFに制御し、前記第3スイッチをONに制御する第2の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、故障検知方法である。
故障検知機能付き充電器は、各スイッチが全てOFFとなるような制御を行う条件において、いずれのスイッチも正常である場合には、第1スイッチと第2スイッチとの接続点の電圧値が0Vとなる。一方、同じ条件において、第1スイッチ、第2スイッチ、又は第4スイッチのいずれかが短絡故障している場合には、接続点の電圧値が0V以外の電圧となる。従って、本発明の第7の態様に係る故障検知方法によれば、電源装置から二次電池へ充電電力を供給する給電路に設けられた第1スイッチ及び第2スイッチの他、第4スイッチの故障を検知することができる。
<本発明の第8の態様>
本発明の第8の態様は、上記の本発明の第6又は7の態様において、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第3スイッチをOFFに制御し、前記第4スイッチをONに制御する第3の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が電源装置の電源電圧と異なることを条件として、前記第3スイッチの故障を検知する、故障検知方法である。
本発明の第8の態様は、上記の本発明の第6又は7の態様において、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第3スイッチをOFFに制御し、前記第4スイッチをONに制御する第3の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が電源装置の電源電圧と異なることを条件として、前記第3スイッチの故障を検知する、故障検知方法である。
故障検知機能付き充電器は、各スイッチのうち第4スイッチだけをONに制御する条件において、いずれのスイッチも正常である場合には、第1スイッチと第2スイッチとの接続点の電圧値が電源装置の電源電圧となる。一方、同じ条件において、第3スイッチが短絡故障している場合には、接続点の電圧値が0Vとなる。従って、本発明の第8の態様に係る故障検知方法によれば、第1の組み合わせ条件において、第1スイッチ、第2スイッチ、及び第3スイッチに対する短絡故障を検出し、第2の組み合わせ条件において、第3スイッチの故障を検知することができ、少ない条件数で全てのスイッチの短絡故障を検知することができる。
本発明によれば、低分解能の安価なADコンバータであっても、スイッチの故障を検知することができる故障検知機能付き充電器を提供することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施の形態の説明に用いる図面は、いずれも構成部材を模式的に示すものであって、理解を深めるべく部分的な強調、拡大、縮小、または省略などを行っており、構成部材の縮尺や形状等を正確に表すものとはなっていない場合がある。
まず、本発明に係る充電器1の構成について説明する。図1は、本発明に係る充電器1の回路図である。充電器1は、商用交流電源としての外部電源2から入力される電力を変換して充電電力を出力することにより二次電池3を充電すると共に、必要に応じて二次電池3をリフレッシュ放電することができる故障検知機能付き充電器である。ここで、充電対象としての二次電池3は、本実施形態においては、定格電圧が1.2Vのニッケル水素電池が20個直列に接続されているものとする。
充電器1は、電源装置10、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、放電回路C1、短絡防止回路C2、及び制御装置20を備える。
電源装置10は、外部電源2から供給される交流電力を直流電力に変換すると共に、二次電池3の充電に適した電圧に変換して電源電圧VSとして出力する。ここで、電源装置10は、例えば充電器1がポータブルタイプの充電デバイスである場合には、外部電源2に接続されなくても充電電力を出力できるよう、別途バッテリを備える構成であってもよい。また、電源装置10は、本実施形態においては、二次電池3を充電するための充電電力として30Vの電源電圧VSを出力しているものとする。
第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2は、電源装置10から二次電池3へ充電電力を供給するための給電路上に直列に設けられ、二次電池3を充電する場合に共にONに制御される。
放電回路C1は、直列に接続された第1抵抗R1及び第3スイッチSW3を含み、一端が第1スイッチSW1と第2スイッチSW2との接続点Pに接続され、他端が接地ラインに接続される。ここで、本実施形態においては、電源装置10及び二次電池3の低電位側端子も当該接地ラインに接続されている。
短絡防止回路C2は、直列に接続された第2抵抗R2及び第4スイッチSW4を含み、第1スイッチSW1に並列に接続される。すなわち、短絡防止回路C2は、一端が接続点Pに接続され、他端が電源装置10と第1スイッチSW1の一端との接続点Qに接続されている。
ここで、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、第3スイッチSW3、及び第4スイッチSW4の各スイッチは、例えばMOSFET、バイポーラトランジスタ、又はIGBTなど、種々のスイッチング素子を採用することができる。
また、第1抵抗R1の抵抗値は、二次電池3にリフレッシュ放電を行う場合の放電電流の大きさにより設定される。第2抵抗R2の抵抗値は、過放電状態の二次電池3を充電する場合における充電電流の大きさにより設定される。
制御装置20は、公知のマイコン制御回路であり、充電器1の全体を統括制御する。また、制御装置20は、本実施形態においては接続点Qに接続されることにより、図示しないレギュレータを介して電源装置10から供給される電力により動作する。制御装置20は、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、第3スイッチSW3、及び第4スイッチSW4の各スイッチの開閉を制御すると共に、後述するように、上記した接続点Pの電圧値VPを取得することにより各スイッチの故障を検知する。
制御装置20は、より詳しくは、充放電制御部21、ADコンバータ22、及び故障検知部23を含む。
充放電制御部21は、二次電池3の充電時において、第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2をONに制御し、第3スイッチSW3及び第4スイッチSW4をOFFに制御する。これにより、二次電池3は、接続点Q、第1スイッチSW1、接続点P、及び第2スイッチSW2を経由する給電路が確立され、電源装置10から供給される電力により充電される。
また、充放電制御部21は、二次電池3のメモリ効果を解消するためのリフレッシュ放電時において、第2スイッチSW2及び第3スイッチSW3をONに制御し、第1スイッチSW1及び第4スイッチSW4をOFFに制御する。これにより、二次電池3は、第2スイッチSW2、接続点P、第3スイッチSW3、及び第1抵抗R1を経由して接地ラインへ繋がる放電路が確立され、第1抵抗R1により電力が消費されて、電池電圧VBが終止電圧に至るまで放電される。そして、二次電池3は、上記した充電時の手順により満充電になるまで充電される。
ここで、充放電制御部21は、二次電池3がショートした場合の無負荷時において、第2スイッチSW2及び第4スイッチSW4をONに制御し、第1スイッチSW1及び第3スイッチSW3をOFFに制御する。これにより、制御装置20は、接続点Q、第4スイッチSW4、第2抵抗R2、接続点P、及び第2スイッチSW2を経由する導電路上において、第2抵抗R2による電圧降下分だけ接続点Qの電位を0Vから押し上げることができ、動作に必要な電力を入力し続けることができる。
ADコンバータ22は、接続点Pにおけるアナログの電圧値VPをデジタルに変換して取得するための変換回路であり、本実施形態においては10bitで量子化している。また、ADコンバータ22は、制御装置20に内蔵される形態を例示しているが、制御装置20の外部に設けて接続してもよい。
故障検知部23は、詳細を後述するように、ADコンバータ22が取得した接続点Pにおける電圧値VPに基づいて、上記の各スイッチの故障を検知する。
次に、充電器1の各スイッチがいずれも故障しておらず正常である場合について、制御装置20が各スイッチを開閉制御する組み合わせと、そのときの接続点Pにおける電圧値VPについて説明する。
表1は、各スイッチへの制御信号の組み合わせを表す。より具体的には、表1は、制御装置20が各スイッチへ出力する開閉制御の組み合わせのうち、全てをOFFとする場合、及びいずれか1つのスイッチのみをONとする場合の条件である。
条件1は、全てのスイッチをOFFに制御する組み合わせの制御信号である。充放電制御部21が「第1の組み合わせ条件」としての条件1で制御信号を出力した場合、充電器1の回路上における接続点Pは、電源装置10、二次電池3、及び接地ラインのいずれにも接続されない。このため、条件1での接続点Pにおける電圧値VPは、ADコンバータ22により0Vとして計測されることになる。
条件2は、第1スイッチSW1をONに制御し、他のスイッチをOFFに制御する組み合わせの制御信号である。充放電制御部21が条件2で制御信号を出力した場合、充電器1の回路上における接続点Pは、電源装置10に接続される。このため、条件2での接続点Pにおける電圧値VPは、ADコンバータ22により電源電圧VSとして計測されることになる。
条件3は、第2スイッチSW2をONに制御し、他のスイッチをOFFに制御する組み合わせの制御信号である。充放電制御部21が条件3で制御信号を出力した場合、充電器1の回路上における接続点Pは、二次電池3に接続される。このため、条件3での接続点Pにおける電圧値VPは、ADコンバータ22により電池電圧VBとして計測されることになる。
条件4は、第3スイッチSW3をONに制御し、他のスイッチをOFFに制御する組み合わせの制御信号である。充放電制御部21が「第2の組み合わせ条件」としての条件4で制御信号を出力した場合、充電器1の回路上における接続点Pは、接地ラインに接続される。このため、条件4での接続点Pにおける電圧値VPは、ADコンバータ22により0Vとして計測されることになる。
条件5は、第4スイッチSW4をONに制御し、他のスイッチをOFFに制御する組み合わせの制御信号である。充放電制御部21が「第3の組み合わせ条件」としての条件5で制御信号を出力した場合、充電器1の回路上における接続点Pは、電源装置10に接続される。このため、条件5での接続点Pにおける電圧値VPは、ADコンバータ22により電源電圧VSとして計測されることになる。
上記のように、各スイッチがいずれも正常である場合には、接続点Pにおける電圧値VPは、各スイッチへの制御信号の組み合わせによって、0V、電源電圧VS、又は電池電圧VBのいずれかの値として計測される。
ここで、上記した電池電圧VBは、二次電池3の充電状態(SOC)により変化するものの、二次電池3の出力電圧としてとり得る電圧範囲は既知である。そのため、制御装置20は、二次電池3の出力電圧を逐次計測して照合する等の演算処理を行うことなく、電圧値VPが当該電圧範囲に含まれるか否かによって、電圧値VPが電池電圧VBであるか否かを判別することができる。より具体的には、本実施形態の二次電池3は、SOCが0%であるときの電池電圧VBが22Vであり、SOCが100%であるときの電池電圧VBが28Vである。
続いて、充電器1のいずれかのスイッチが短絡故障した場合について、各条件及び故障スイッチごとの故障検知可否について説明する。表2は、制御信号の組み合わせに対する故障検知可否を表す。より具体的には、表2は、上記した条件1乃至条件5のそれぞれにおいて、故障したスイッチに対する接続点Pの電圧値VP、及び当該故障が検知可能であるか否かを示している。
<条件1の制御による故障検知可否>
条件1において、第1スイッチSW1が短絡故障している場合、接続点Pは、電源装置10に接続されることにより、電圧値VPが電源電圧VSとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
条件1において、第1スイッチSW1が短絡故障している場合、接続点Pは、電源装置10に接続されることにより、電圧値VPが電源電圧VSとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
条件1において、第2スイッチSW2が短絡故障している場合、接続点Pは、二次電池3に接続されることにより、電圧値VPが電池電圧VBとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
条件1において、第3スイッチSW3が短絡故障している場合、接続点Pは、接地ラインに接続されることにより、電圧値VPが0Vとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時と異なることを検知することができない。
条件1において、第4スイッチSW4が短絡故障している場合、接続点Pは、電源装置10に接続されることにより、電圧値VPが電源電圧VSとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
このように、制御装置20は、充放電制御部21が条件1の制御を行う場合に、ADコンバータ22が計測する接続点Pにおける電圧値VPに基づいて、故障検知部23が第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、又は第4スイッチSW4のいずれかの短絡故障を検知することができる。
ここで、条件2及び第3の制御における故障検知可否については、詳細な説明を省略するが、条件2の制御では第2スイッチSW2の短絡故障のみを検出することができ、条件3の制御ではいずれの短絡故障も検出することができない。
<条件4の制御による故障検知可否>
条件4において、第1スイッチSW1が短絡故障している場合、接続点Pは、第1スイッチSW1を介して電源装置10に接続されると共に、放電回路C1を介して接地ラインに接続される。このとき、放電回路C1の第1抵抗R1は、電源電圧VSが印加された状態となる。そして、接続点Pの電圧値VPは、電源電圧VSとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
条件4において、第1スイッチSW1が短絡故障している場合、接続点Pは、第1スイッチSW1を介して電源装置10に接続されると共に、放電回路C1を介して接地ラインに接続される。このとき、放電回路C1の第1抵抗R1は、電源電圧VSが印加された状態となる。そして、接続点Pの電圧値VPは、電源電圧VSとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
条件4において、第2スイッチSW2が短絡故障している場合、接続点Pは、第2スイッチSW2を介して二次電池3に接続されると共に、放電回路C1を介して接地ラインに接続される。このとき、放電回路C1の第1抵抗R1は、電池電圧VBが印加された状態となる。そして、接続点Pの電圧値VPは、電池電圧VBとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
条件4において、第3スイッチSW3が短絡故障している場合、接続点Pは、接地ラインに接続されることにより、電圧値VPが0Vとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時と異なることを検知することができない。
条件4において、第4スイッチSW4が短絡故障している場合、接続点Pは、短絡防止回路C2を介して電源装置10に接続されると共に、放電回路C1を介して接地ラインに接続される。このとき、電源装置10から、接続点Q、短絡防止回路C2、接続点P、及び放電回路C1を経由して接地ラインへ繋がる導電路が形成されることになる。そして、接続点Pの電圧値VPは、電源電圧VSが第1抵抗R1と第2抵抗R2とにより分圧された電圧(α×電源電圧VS)として計測されることになる。ここで、αは、第1抵抗R1と第2抵抗R2との抵抗値の比により定まる定数である。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
このように、制御装置20は、充放電制御部21が条件4の制御を行う場合に、ADコンバータ22が計測する接続点Pにおける電圧値VPに基づいて、故障検知部23が第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、又は第4スイッチSW4のいずれかの短絡故障を検知することができる。
<条件5の制御による故障検知可否>
条件5において、第1スイッチSW1が短絡故障している場合、接続点Pは、並列に接続された第1スイッチSW1及び短絡防止回路C2の両方をそれぞれ介して電源装置10に接続される。そして、接続点Pの電圧値VPは、電源電圧VSとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、第1スイッチSW1の短絡故障を検出できない。
条件5において、第1スイッチSW1が短絡故障している場合、接続点Pは、並列に接続された第1スイッチSW1及び短絡防止回路C2の両方をそれぞれ介して電源装置10に接続される。そして、接続点Pの電圧値VPは、電源電圧VSとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、第1スイッチSW1の短絡故障を検出できない。
条件5において、第2スイッチSW2が短絡故障している場合、接続点Pは、第2スイッチSW2を介して二次電池3に接続されると共に、短絡防止回路C2を介して電源装置10に接続される。このとき、短絡防止回路C2の第2抵抗R2は、電源装置10の電源電圧VSを電池電圧VBまで降圧する。そして、接続点Pの電圧値VPは、電池電圧VBとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
条件5において、第3スイッチSW3が短絡故障している場合、接続点Pは、短絡防止回路C2を介して電源装置10に接続されると共に、放電回路C1を介して接地ラインに接続される。このとき、電源装置10から、接続点Q、短絡防止回路C2、接続点P、及び放電回路C1を経由して接地ラインへ繋がる導電路が形成されることになる。そして、接続点Pの電圧値VPは、電源電圧VSが第1抵抗R1と第2抵抗R2とにより分圧された電圧(α×電源電圧VS)として計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時とは異なることを検知することができる。
条件5において、第4スイッチSW4が短絡故障している場合、接続点Pは、電源装置10に接続されることにより、電圧値VPが電池電圧VBとして計測されることになる。このため、故障検知部23は、接続点Pにおける電圧値VPが正常時と異なることを検知することができない。
このように、制御装置20は、充放電制御部21が条件5の制御を行う場合に、ADコンバータ22が計測する接続点Pにおける電圧値VPに基づいて、故障検知部23が第2スイッチSW2及び第3スイッチSW3の短絡故障を検知することができる。
次に、正常時及び故障時における電圧値VPの相違を踏まえ、制御装置20が行うスイッチ短絡故障の故障検知方法の一例を説明する。充電器1は、例えば二次電池3を充電する直前、又はリフレッシュ放電を行う直前に、以下の故障検知方法を実行する。
まず、制御装置20は、上記した条件1によって各スイッチを全てOFFに制御すると共に、接続点Pにおける電圧値VPを計測する。そして、制御装置20は、電圧値VPが電源電圧VS又は電池電圧VBとして計測される場合、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、又は第4スイッチSW4のいずれかが短絡しているとして、スイッチ故障を検知する。
次に、制御装置20は、上記した条件5によって、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、及び第3スイッチSW3をOFFに制御し、第4スイッチをONに制御すると共に、接続点Pにおける電圧値VPを計測する。そして、制御装置20は、電圧値VPが電源電圧VSとは異なる電圧として計測される場合、第2スイッチSW2又は第3スイッチSW3が短絡しているとして、スイッチ故障を検知する。
そして、制御装置20は、条件1及び条件5の両方においてスイッチ故障が検知されなかった場合には、各スイッチが正常であるとして、二次電池3の充電、又はリフレッシュ放電を開始する。
また、制御装置20は、条件1及び条件5の少なくとも一方においてスイッチ故障が検知された場合には、短絡故障が生じたスイッチがあるものとして、二次電池3の充電、又はリフレッシュ放電を停止する。このとき、充電器1は、別途、故障通知手段を備えることによって、ユーザに故障の発生を通知してもよい。尚、故障通知手段としては、LEDの点灯、ディスプレイへの表示、又はブザー音の出力など、種々の態様が可能である。
このように、制御装置20は、条件1及び条件5のそれぞれの制御において、接続点Pの電圧値VPを計測することにより、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、第3スイッチSW3、及び第4スイッチSW4の全ての短絡故障を検知することができる。また、同様の理由により、条件4及び条件5のそれぞれの制御においても、全てのスイッチの短絡故障を検知することができる。尚、故障検知においては、条件1と条件5との順序、及び条件4と条件5との順序はいずれも問わない。
以上のように、本発明に係る充電器1は、電源装置10に接続される第1スイッチSW1、二次電池3に接続される第2スイッチSW2、接地ラインに接続される放電回路C1に含まれる第3スイッチSW3、及び電源装置10に接続される短絡防止回路C2に含まれる第4スイッチSW4を備えている。また、充電器1は、各スイッチが全てOFFである場合に、電源装置10、二次電池3、及び接地ラインのいずれにも接続されない接続点Pを有する回路構成である。このため、充電器1は、各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、接続点Pの電圧値VPが、電源電圧VS、電池電圧VB、0V、又はα×電源電圧VSのいずれであるかを判別することにより、各スイッチの短絡故障を検知することができる。このとき、それぞれの電圧の大きさには十分な差があるため、充電器1は、ADコンバータ22が低分解能であっても、これらの電圧を判別することができる。従って、本発明に係る充電器1によれば、低分解能の安価なADコンバータ22であっても、スイッチの故障を検知することができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば上記の実施形態では、各スイッチの短絡故障に対する検知を行う態様を例示したが、一部のスイッチについては、ON制御に反してOFFとなってしまう開放故障を検知することもできる。
より具体的には、本発明に係る充電器1は、第1スイッチSW1のみをONに制御する上記の条件2において、第1スイッチSW1が開放故障している場合には、接続点Pの電圧値VPが電源電圧VSではなく0Vとなるため、第1スイッチSW1の開放故障を検知することができる。
また、同様に、本発明に係る充電器1は、第2スイッチSW2のみをONに制御する上記の条件3において、第2スイッチSW2が開放故障している場合には、接続点Pの電圧値VPが電池電圧VBではなく0Vとなるため、第2スイッチSW2の開放故障を検知することができる。
また、同様に、本発明に係る充電器1は、第4スイッチSW4のみをONに制御する上記の条件5において、第4スイッチSW4が開放故障している場合には、接続点Pの電圧値VPが電池電圧VBではなく0Vとなるため、第4スイッチSW4の開放故障を検知することができる。
そして、本発明に係る充電器1は、上記の各条件における複数の短絡故障検知、及び複数の開放故障検知のいずれかを組み合わせてもよい。
1 充電器
2 外部電源
3 二次電池
10 電源装置
20 制御装置
21 充放電制御部
22 ADコンバータ
23 故障検知部
SW1〜SW4 第1スイッチ〜第4スイッチ
R1、R2 第1抵抗、第2抵抗
C1 放電回路
C2 短絡防止回路
2 外部電源
3 二次電池
10 電源装置
20 制御装置
21 充放電制御部
22 ADコンバータ
23 故障検知部
SW1〜SW4 第1スイッチ〜第4スイッチ
R1、R2 第1抵抗、第2抵抗
C1 放電回路
C2 短絡防止回路
Claims (8)
- 二次電池を充電する電力を出力する電源装置と、
直列に接続された第1スイッチ及び第2スイッチを含み、前記電源装置から前記二次電池へ前記電力を供給する給電路と、
直列に接続された第1抵抗及び第3スイッチを含み、一端が前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続され、他端が接地ラインに接続される放電回路と、
直列に接続された第2抵抗及び第4スイッチを含み、前記第1スイッチに並列に接続される短絡防止回路と、
各スイッチの開閉を制御すると共に、前記接続点の電圧値を取得する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、前記接続点の電圧値が、各スイッチが正常である場合の前記接続点の電圧値と異なることを条件として、各スイッチの故障を検知する、故障検知機能付き充電器。 - 前記制御装置は、各スイッチを全てOFFに制御する第1の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、請求項1に記載の故障検知機能付き充電器。
- 前記制御装置は、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第4スイッチをOFFに制御し、前記第3スイッチをONに制御する第2の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、請求項1に記載の故障検知機能付き充電器。
- 前記制御装置は、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第3スイッチをOFFに制御し、前記第4スイッチをONに制御する第3の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が前記電源装置の電源電圧と異なることを条件として、前記第3スイッチの故障を検知する、請求項2又は3に記載の故障検知機能付き充電器。
- 二次電池を充電する電力を出力する電源装置と、
直列に接続された第1スイッチ及び第2スイッチを含み、前記電源装置から前記二次電池へ前記電力を供給する給電路と、
直列に接続された第1抵抗及び第3スイッチを含み、一端が前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続され、他端が接地ラインに接続される放電回路と、
直列に接続された第2抵抗及び第4スイッチを含み、前記第1スイッチに並列に接続される短絡防止回路と、
各スイッチの開閉を制御すると共に、前記接続点の電圧値を取得する制御装置と、を備える故障検知機能付き充電器において、
各スイッチへの開閉制御の組み合わせに対して、前記接続点の電圧値が、各スイッチが正常である場合の前記接続点の電圧値と異なることを条件として、各スイッチの故障を検知する、故障検知方法。 - 各スイッチを全てOFFに制御する第1の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、請求項5に記載の故障検知方法。
- 前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第4スイッチをOFFに制御し、前記第3スイッチをONに制御する第2の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が0Vと異なることを条件として、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、又は前記第4スイッチの故障を検知する、請求項5に記載の故障検知方法。
- 前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、及び前記第3スイッチをOFFに制御し、前記第4スイッチをONに制御する第3の組み合わせ条件において、前記接続点の電圧値が前記電源装置の電源電圧と異なることを条件として、前記第3スイッチの故障を検知する、請求項6又は7に記載の故障検知方法。
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