JP5389593B2 - Ipネットワークにおけるネットワークの同期化 - Google Patents

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Description

本発明は、通信機器と、プロトコルと、タイミングの維持の技術に関し、特にIPネットワークの様々な構成要素であるメンバを同期させることとその管理に関する。
従来のポートネットワーク(PN)は、Center Stage Switch(CSS)からのファイバー接続を介して、タイミングをとっている。インターネット・プロトコル(IP)を介して接続されたポートネットワークとメディア・ゲートウエイ(Media Gateway(MG))は、ローカルな規準ボード(Local reference board)を介して、タイミングをとっている。メディア・ゲートウエイは、CSSにはインターフェースすることはできない。
Network Timing Protocol(NTP)とSimple Network Timing Protocol(SNTP)とを使用すると、SNTPサーバ又はNTPサーバへの接続を設定する必要がある。これ等の接続は或る環境下、例えばプライベートなLANでは、常に可能という訳ではない。
GPS受信器は、同期化を維持するもう一つの方法である。しかしGPSは、特殊な受信器を必要とする。この受信器は、ゲートウエイとインターフェイスしなければならない。それ故に、このGPSを利用する解決方法は、ある種のハードウエアとソフトウエアの開発を必要とする。
IEEE588は、専用のハードウエアに基づいた高度な解決方法を提供する。この専用のハードウエアが、タイムスタンプユニット内で高精度のリアルタイムのクロック(信号)を提供する。ソフトウエアモジュールを専用のハードウエアと共に用いて、プロトコルとタイミングを処理(維持)する。
本発明の一態様によれば、タイミングは、PSTN(電話回線)から取得し、ネットワークを介してゲートウエイに分配する。このゲートウエイは、来入したUDPストリームからタイミング信号を取り出す。この取り出されたタイミング信号は、音声電話に対し正確な周波数を与えることができる。しかもこれは、外部のタイミングソース或いは外的なハードウエア構成要素を使用することなく、行うことができる。
例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)は、タイミングをとったTDMバスからタイミング信号(或いはタイミング情報)を取り出し、メッセージ(例えばIPメッセージ)を他のゲートウエイ又はポートネットワークに分配することができる。他のゲートウエイとポートネットワークは、この来入ストリームを用いてタイミング信号を抽出する。このタイミング信号を、その後用いてそのTDMバスのタイミングをとる。ポートネットワークとゲートウエイは、他のストリームを他のゲートウエイにファンアウト(fan-out type)型の構成で、分配することもできる。この内部で生成されたタイミング信号を、Circuit Emulated Srevice(CES)用に用いることができる。
Clock Synchronization Over Internet Protokol(CSOIP)は、IPストリームを用いて、システム・クロッキングを提供する1つの方法である。Inter-gateway connection(IGC:ゲートウエイ間の接続)を作り出して、IPストリームを或るメンバから他のメンバに搬送する。議論を容易にするため且つIP接続されたネットワーク内の様々な種類のハードウエアへの適用性を容易にするために、様々なゲートウエイ、ポートネットワーク等は、「メンバ」と称する。このカテゴリに入る構成要素の一例は、G650とG450である。これ等はクロスファイヤ「登録商標」として知られたG650ハウジングを有する「ゲートウエイ」と見なされる。このG650ハウジングには、VoIP処理用のDSPが搭載され、G450にも同様なボードが搭載され、MP80は同様な目的を実行する。
DS1、BRI又は他のボードを使用して、PSTNから分配されたシステム基準(system reference)を提供することは、好ましいことであるが、それは必ずしも必要ない。その理由は、あらゆるメンバ上のローカル・クロックを使用できるからである。あらゆる数のDS1,BRI又は他の基準ボードを基準ソースとして使用する。これは、PSTNから抽出されたあらゆるタイミング信号は、最終的により高いレベルのクロック(higher level stratus clock )にとって追跡可能だからである。本発明の一実施例によれば、第1ソース(primary source)の選択は、ユーザにかかっている。
IP電話の出現前は、ポートネットワークは、DS1のような規準ボード(reference board)を用いていた。この規準ボードは、複数のポートネットワークの1つに搭載されて、PSTNに接続された線からタイミング信号を抽出している。このタイミング信号を用いて、ポートネットワーク上のTDMバスのタイミングをとっている。全てのポートネットワークは、センター・ステージ・スイッチ(CSS)に接続することができるために、タイミング信号は、他の全てのポートネットワークに、CSSへのインターフェイスボードにより分配されていた。この為、全てのポートネットワーク内のTDMバスは、同期していた。
IP電話の出現と共に、ポートネットワークとメディア・ゲートウエイは、CSSへの接続のないスタンドアローンとなることができる。一般的にポートネットワークは、CSSに接続することができ、TDMバスのタイミングは、ローカルクロックから、ポートネットワーク又はメディア・ゲートウエイに搭載された規準ボード(reference board)から得られる。しかしシステムワイドに同期を達成する唯一の方法は、全てのポートネットワーク又はメディア・ゲートウエイに、規準ボードを有することである。しかし、これは高価な構成方法である。
本発明の一実施例によれば、IPのクロック同期(clock Synchronization)は、同期化ドメイン(synchronization domain)の考えに基づく。ドメインとは、クロック同期規準(clock-sync reference)を有する1つのメンバで定義される。このメンバは、タイミングストリームを他のメンバの送信する。この他のメンバは、同期ドメインメンバ(sync domain member)(スレーブ(slave)メンバ)と称する。クロック/同期規準は、DSI/BRIトランク、又は受領したIGCストリームでもある。メンバは、クロッキングIGCストリームを受領し、複数のIGCストリームを送信できなければならない。メンバは、この為、VoIPリソースを用いているので、このようなストリームの数を制限して、DSPボードの機能を搬送する呼びに不当に影響を与えるのを排除しなければならない。この制限又は制限値は、メンバのファンアウト(fan-out)と称する。1個のクロック・ソースは、システム内の最大数のメンバへストリームを供給するソースとはなれないことがある。それ故に、あるクロック受信器はクロック信号を発生するクロッキング・ソースとなる。これはタンデム・クロック・ソースと称する。このタンデム・クロック・ソースは、ストリーム(IGCストリーム)を他のメンバへ流すソースとなる。
マスタ・ドメインは、DS1又はBRIから得られたクロック/同期規準を有するメンバを有する。その後この規準をDSPが用いて、IGCストリームを他のメンバ(スレーブメンバと称する)に提供する。スレーブメンバは、クロック・ソースの1つ下のホップレベル(hop level)である。
タンデム・ドメインは、来入したIGCストリームから得られたクロック/同期規準を持つメンバを有する。このIGCストリームをその後用いて、他のメンバ(スレーブ)へ出て行くIGCストリームのクロック同期をとる。
スレーブメンバが、クロッキング信号を複数のタンデム・クロックから受領する時は、各タンデム・クロックは「レベル」又は「ホップ」を指定する。このホップカウントは、スレーブメンバとそのマスタ・クロック・メンバとの間のタンデム・クロックの数である。ホップの最大数は、チェーンのエンドにおけるスレーブクロック用のコンバージェンスタイミング要求(convergence time requirement)に依存する。
本発明の一実施例によれば、同期分配(sync distribution)は、以下のステップで行われる。第1メンバ(IGCソース)がサービスに入ると、第1メンバは、デフォルトで、システムクロック・ソースとなる。その後、他の全てのメンバ(IGCソース)が、ファンナウトリミット(fan-out limit)に到達するまで、スレーブとなる。これは、デフォルトで、マスタ・ドメインを形成する。このファンナウトリミットは、DSPリソースと、メンバの機能と、通信マネージャからのインストラクションの内の1つ或いは複数に基づく。更なるメンバが、サービスに入ると、スレーブは、タンデム・クロック・ソースに「昇格」する。後続のメンバ(IGCソース)が、その後ファンナウトリミット(fan-out limit)に到達するまで、このタンデム・ソースからクロック同期される。これはタンデム・ドメインを形成する。その後、最低ホップレベルにある同期ドメインからの別のスレーブがタンデム・クロック・ソースに昇格する。あるホップレベルにいる全てのクロックスレーブが昇格すると、次のそれより下のホップレベルにいるスレーブが昇格する。
DS1/BRI規準を有するメンバがサービスに入ると、そのメンバを用いてマスタ・クロックドメインを形成する。デフォルトのシステムクロックがある場合には、それは、その役から降格する。デフォルトのシステムクロックが、タンデム・クロック/同期規準を有するメンバ又はスレーブメンバになる。これは、再割り当て原理による。全ての既存のドメインメンバは再割り当てされる。マスタ・クロックドメインの数は、管理されるクロック/同期規準と同数である。
クロック/同期規準を有するメンバが、サービスに入ったり出たりすると、ドメインを、削除したり、形成したり、或いは修正する必要がある。タンデム・クロック/同期規準を有するメンバがサービスから外れると、そのメンバからタイミング信号を得ていた他の全てのドメインは、他のドメインに割り当てられる。この原則は、マスタ・ドメイン(DS1/BRIクロック−同期規準を有するメンバのいるドメイン)にも拡張される。
議論を容易にするため、以下に用語を定義し、それも使用する。
クロック/同期規準は、DS1/BRIトランク、或いは受信したIGCストリームとも称する。
メンバは、ポートネットワーク又はメディア・ゲートウエイとも称する。
クロック・ソースは、クロック/同期規準を有するメンバである。
マスタ・ソースは、DS1/BRIクロック/同期基準を有するメンバである。
タンデム・ソースは、IGCを抽出したクロック/同期規準を有するメンバである。 ドメインは、IGCストリームを他のメンバに送信するクロック/同期規準を有するメンバを含む。
マスタ・ドメインは、IGCストリームを他のメンバに送信するDS1/BRIクロック/同期規準を有するメンバのいるドメインである。
タンデム・ドメインは、IGCストリームを他のメンバに送信するIGC抽出クロック/同期規準を有するメンバのいるドメインである。
スレーブは、IGC抽出のクロック/同期規準を有するドメインメンバである。
従って本発明の態様は、ネットワークタイミングに関する。
より具体的には、本発明の態様は、インターネットプロトコルにかかるクロック同期化に関する。
更に本発明の態様は、Circuit Emulated Srevice用の内部タイミングを生成する方法に関する。
本発明の更なる態様は、PSTNからタイミング信号を取り出し、このタイミング信号を、来入UDPストリームからタイミングを抽出できるネットワークメンバを介して分配する方法/装置に関する。この抽出したタイミング信号は、音声電話用の正確な周波数を有し、これは外部タイミングソース或いは追加的なハードウエア構成要素を用いずに実現できる。
本発明の更なる態様は、IP接続されたネットワーク内でのドメインの管理に関する。
本発明の更なる態様は、タイミング同期用に、IP接続されたネットワーク内でのメンバの昇進と降格に関する。
本発明の更なる態様は、IP接続されたネットワーク内でゲートウエイ間接続とマスタ・とタンデム・クロック・ソースとスレーブを使用してタイミングを維持することに関する。
本発明の更なる態様は、メンバの利用性に基づいて、ドメインを管理することに関する。
本発明によるIP接続されたネットワークを表す図。 本発明によるドメイン管理の一実施例を表す図。 本発明によるドメイン管理の他の実施例を表す図。 本発明によるIP拡張周辺ノードへの同期信号の分配を表す図。 本発明の一実施例によりIPメディア・ゲートウエイの同期信号の分配を表す図。 本発明の一実施例によるCSS/ATMへの同期信号の分配図。 本発明の一実施例によるPSTN T1からのクロック規準の抽出を表す図。 本発明の一実施例によるIGC IPストリームへのクロック規準の決定を表す図。 本発明の一実施例によるIP同期信号の分配の一実施例を表す図。 IP同期再分配の一実施例を表す図。 IP同期再分配の他の実施例を表す図。 本発明の一実施例におけるドメイン管理の方法を表す図。 本発明の一実施例によるマスタ・ソースを確立する方法を表す図。 本発明によるメンバの再割り当ての方法を表す図。
図1は、本発明のIP接続ネットワーク100を示す。IP接続ネットワーク100は、通信マネージャ110と様々なメンバを含む。一般的に各メンバは、DSPを有する。各メンバは、マスタ・ソース(例、メンバ120)として、又はタンデム・ソース(例、メンバ130)として、又はスレーブ(例、メンバ140)として示される。
この実施例においては、メンバ120は、DS1/BRIクロック/同期規準を受領する。この同期規準を、その後ゲートウェイ間のファンナウト接続(inter-gateway fan-out connection)を介して、複数のメンバ(この図では4つのメンバ)に分配する。これ等のメンバは、タイミング情報をゲートウェイ間接続(IGC)を介して、チェーンの下側の従属メンバに転送する。
IP接続されたネットワークの階層は、通信マネージャ110により管理され、通信マネージャ110により確立し再割り当てされた様々なメンバの間をリンクでつなぐ。
より具体的には、通信マネージャ110は、ドメイン管理モジュール102とリンク管理モジュール104とを有する。ドメイン管理モジュール102は、通信マネージャ110をアシストして、ドメインを確立し、メンバをドメインに割り当て、ドメイン内のメンバの状態を監視する。リンク管理モジュール104は、通信マネージャ110をアシストして、IP接続ネットワーク100内の様々なメンバを相互に接続する様々な通信リンクを確立する。
通信マネージャ110とドメイン管理モジュール102とリンク管理モジュール104の何れかが処理する情報は、各メンバの機能と、より具体的にはメンバに関連するDSP装置の機能と、複数のメンバ間の送信遅延と、IP接続ネットワーク100の階層と、ホップレベル情報と、ファンナウト情報と、規準クロック情報と、IP接続ネットワーク100内のメンバの動作状態と、QoS情報と、一般的にネットワークアーキテクチャ内のクロック同期でアシストする情報である。
図2,3は、ドメインの創設、修正、削除を示す。上記したように、ドメインの管理は、ドメイン管理モジュール102とリンク管理モジュール104とが一体になって、取り扱う。より具体的には、図2において、その左側は最初のドメイン構造を示し、右側は、マスタ・ドメインソースM1の喪失に際し、修正されたドメイン構造を示す。
具体的には、図2の左側部分においては、ドメイン1(D1)は、3つのメンバM1,M2、M3を有する。ドメイン2(D2)は、M2,M4,M5を有する。ドメイン3(D3)は、M3,M6,M7を有する。メンバ1(M1)は、全てのドメインのマスタである。このメンバ1(M1)は、クロック信号を全てのメンバに供給しているからである。メンバM2,M3は、タンデム・クロック・ソースである。このタンデム・クロック・ソースは、タイミング情報をメンバM1から受領し、このタイミング情報を他のメンバ(スレーブメンバ)に分配する。
メンバM1が外れると、タンデムの1つであるメンバM2がマスタに昇格する。その後ドメイン3(D3)のメンバは、メンバM4,M5が割り当てられて、新たなドメインD2を創設する。斯くして図2の右側部分は、修正されたドメインを示す。ここでは、ドメインD5はM4,M3,M6を含み、ドメインD4はM5,M7を含む。
図3はタンデム・クロック・ソースが動作不能になった時の、ドメインの管理方法を示す。この実施例においては、最初のドメインは左側に、修正されてドメインは右側に示す。同図において、タンデム・クロック・ソースM3が動作不能となり、スレーブメンバをタンデム・クロック・ソースに昇格させて、メンバをそれに割り当てる事により再度割り当てられ、新たなドメインD4を形成する。斯くして修正されたドメインはドメインD2,D5,D4を含み、D5はメンバM2,M4,M5を含み、D4はメンバM6,M7を含み、M6はタンデム・クロック・ソースに昇格した。上記したようにドメイン管理モジュール102とリンク管理モジュール104は、このドメインの再構築を管理し、追跡し、通信マネージャ110内のそれに関連する情報を記憶する。
他のファクタに加えて、通信マネージャ110とドメイン管理モジュール102とリンク管理モジュール104は、ドメインを修正し再構築した時のメンバの間のリンクのバンド幅を考慮に入れることができる。
本発明の更なる態様は、従来のポートネットワーク同期との適合性を解決する。例えばタイミング情報を同期したリンク(例、拡張インターフェイス(IEboard)NACSS)を介して受領するメンバに対して、必要なことは、ポートネットワーク(PN)グループに、規準情報(例、標準規準ボード或いはIGC)を具備させることである。これにより、本発明の技術はこのような環境にまで拡張できる。このことは少なくとも2つの利点がある。即ち1つのボード(例えばCrossfire(登録商標)ボード)のみが、規準ストリームを得る必要があり、すると、ポートネットワーク内の全てのボード(例、Crossfire)は、タンデム・クロック・ソースとしてサービスすることができることである。
更にタイミングを発するIGCは常に動作しており、様々なDSPボードは、来入するIPストリームの品質を測定し報告しているので、IPネットワークは常に監視されている。この情報は、ネットワークの全体的な健全性と頑強性を評価している間は、ネットワーク管理者にとって重要なものとなる。
更にタイミング・パケットの実際の数は無関係である。関心のあるパラメータは、パケットの到着時間だからである。ストリームが、呼びの情報を搬送しない特別な理由はない。これは、DSPボードの呼びのキャパシティから何も取り出さない利点があり、小さな設備即ちバンド幅が問題とならないようなLANにおいては、最大のファンナウトが可能となり、ホップレベルを減らしより速い収束(convergence)が可能となる。
図4は、IP拡張周辺ノード(IP expansion peripheral node: EPN)用の同期分配の実施例を示す。より具体的には、EPN(expansion peripheral node)は、クロック/同期規準を受領し、それ故にマスタ・ソース400である。メディア・ゲートウエイ・リソースボード(例えばCrossfireXFireTM402)は、上記したようにDSPを有する。それ故にIGCを介して他のメンバに転送されるクロック同期信号を決定する。この他のメンバには例えば、EPN404,メディア・ゲートウエイ406、EPN408が含まれる。
これ等の各メンバ(404,406,408)はスレーブである。その理由は、これ等のメンバは別のソースからタイミング情報を受領し、IGCから得たクロック/同期規準に頼って、タイミング信号を得るからである。同期信号と同期情報、クロック信号とクロック情報は、ほぼ同意に使用する。
図5は、IPメディア・ゲートウエイ用のタイミング同期信号の分配を示す実施例である。具体的には、メディア・ゲートウエイ500はマスタ・ソースである。メディア・ゲートウエイ500は、T1から発生したDS1/BRIクロック/同期規準を有するメンバだからである。メディア・ゲートウエイ500は、図示された全てのドメインのマスタである。メディア・ゲートウエイ500は、クロック信号を全てのメンバ、特にEPN510,メディア・ゲートウエイ520,EPN530に、IGCを介して、提供するからである。
図6は、CSS/ATM環境におけるタイミング同期分配の他の実施例を示す。特にこの実施例においては、同期したリンクが、EPN600,CSS/ATM16,EPN620の間に存在する。EPN620は、メンバ630,640,650に対しマスタ・ソースであるが、EPN620は、EPN600から同期化されたリンクを介してタイミング情報を取り出すからである。
図7は、第1のタイミングソースの相互作用を示す。この場合タイミングソースは、ポートネットワーク又はメディア・ゲートウエイ内のローカルクロックを具備したDS1である。DS1スパンは、PSTNとDS1ボードとの間のリンクとして定義される。このリンク上のデータは、通常1.54Mpsのレートで送信される。DS1ボードは、8KHzの規準レートを抽出し、SYSFRM信号を提供する(供給源となる)。このローカルクロックは、その発信器をその信号で同期化し、様々なチェックを実行して、信号の有効性を決定する。信号は発信器の周波数からあまり離れてはならない。それが良好な信号(5ppm内)の場合には、クロックは、SYSSYNC信号を供給する(供給源となる)。このSYSSYNC信号を用いて、キャビネット内の他の回路パックの全てのタイミングをとる。良好の信号でない場合には、ローカル発信器を用いて、SYSSYNCの信号を送信する(供給源となる)。
図8は、来入するIGCとローカルクロックとの間の相互作用を示す。図7のDS1は、ファームウエアモジュールで置換されている。このファームウエアモジュールが、バッファレベルを監視し、上記したアルゴリズムを用いてフレーミング信号を決定する。ローカルクロックは、図7で記述したよう動作してSYSSYNCの供給源となる。
図9は、3個のドメインD1,D2,D3を有する環境下におけるIP同期分配の他の実施例を示す。マスタ・ソースM1は、タイミング情報をタンデム・クロック・ソースT2,T3に提供する。タンデム・クロック・ソースT2,T3は、タイミング情報をスレーブS4,S5,スレーブS6,S7にそれぞれ提供する。ドメインD1はマスタ・ドメインである。ドメインD1は、DS1/BRIクロック/同期規準を有するメンバ(M1)を有するからである。このメンバM1が、IGCストリームを他のドメインの他のメンバに発送する。
図10は、マスタ・クロック・ソースM1が故障した場合、ドメインを再構築する実施例を示す。この実施例では、タンデム・クロック・ソース(図示せず)は、マスタ・クロック・ソースM2に昇格している。更にスレーブ4はタンデム・クロック・ソースT4に昇格し、スレーブ5はタンデム・クロック・ソースT5に昇格している。タンデム・クロック・ソースT3はスレーブ3に降格し、スレーブ6はスレーブ6のままであるが、ドメインD3からドメインD2に移動する。スレーブS7は、タイミング情報を、IGC接続を介してタンデム・クロック・ソースT5から受領する。図10は、図9の構成は、マスタ・クロック・ソースM1が故障したことを仮定して、再構築されたことを示したものである。
図11に、IP同期再分配の実施例を図9をベースに示す。これは、タンデム・クロック・ソースT3が故障したときのシナリオである。この実施例において、スレーブ6はタンデム・クロック・ソースT6に昇格するが、残りの構成はそのままである。斯くしてマスタ・ドメイン(D1)内にはメンバM1,T2,T6がいる。ドメインD2内にはメンバT2,S4,S5がいる。ドメインD3内にはメンバT6,S7がいる。
図12は、第1メンバ(IGCソース)がサービスに入ったときのタイミング同期分配の方法を示す。具体的には、プロセスはステップS1200で開始し、ステップS1210に移行する。
ステップS1210上において、マスタ・ドメインが利用可能か否かが決定される。マスタ・ドメインが利用可能でない場合には、プロセスはステップS1220に移る。ここで、メンバはデフォルトのマスタ・クロック・ソースとして選択される。その後プロセスはステップS1230に移る。
マスタ・ドメインが利用可能な場合には、プロセスはステップS1230にジャンプする。ステップS1230において、マスタ・ドメインを創設する。次にステップS1240において、メンバがそれらサービス中となると、マスタ・ドメインに追加される。その後ステップS1250において、ファンナウトに到達したか否かの決定が行われる。ファンナウトに到達しない場合には、プロセスはステップS1240に戻り、それ以外はステップS1260に移る。
ステップS1260において、メンバはタンデム・クロック・ソースとなるよう選択される。如何なるメンバ(例えば機能を有するスレーブ)でも、タンデム・クロック・ソースに昇格することができる。次にステップS1270において、メンバは、サービスに入ると、追加される。斯くして、ステップS1280において、ファンナウトに到達したか否かの決定がなされる。ファンナウトに到達しない場合には、プロセスは更なるメンバのためにステップS1260に戻る。それ以外プロセスは、ステップS1290にジャンプして、そこで後続のメンバ例えばスレーブは、タンデム・ドメインを形成するタンデム・ソースからクロック制御される。その後プロセスは、ステップS1295に移り、終了する。
図13は、DS1/BRI規準を有するメンバがサービスに入ったときの同期分配の方法を示す。より具体的には、プロセスはステップS1300で開始し、ステップS1310に移る。ステップS1310において、DS1/BRI規準を有するメンバがサービスに入ると、マスタ・ドメインのクロックが生成される。次にステップS1320においてデフォルトのクロックシステムは降格する。次にステップS1330において、デフォルトのクロックシステムは、タンデム・クロック・ソース又はスレーブに割り当てられる。その後プロセスはステップS1340に移る。
ステップS1340において、予め存在するドメインメンバは、必要に応じて再割り当てされる。その後プロセスは、ステップS1350に移り、終了する。
図14は、本発明のドメイン管理の方法を示す。具体的にはプロセスは、ステップS1400で開始し、ステップS1410に移る。ステップS1410において、ドメインのメンバがモニタされる。次にステップS1420において、ドメインを削除する、創設する又は修正するか否かの決定が行われる。例えば、タンデム・クロック・ソースがステップS1430でサービスから外れると、サービスから外れたソースからタイミング信号を抽出していた全てのメンバを、ステップS1440で他のドメインに割り当てる。プロセスはステップS1450に移り、終了する。
しかしマスタ・クロック・ソースがステップS1460でサービスから外れると、ステップS1470で、サービスから外れたソースからタイミング信号を取り出していた全てのメンバは、他のドメインに割り当てられる。プロセスはステップS1480に移り、終了する。
別の構成として、どのDS1/BRI規準ソースも利用可能でない場合には、メンバ自身の内部信号が、マスタ・ソースとして使用される。DS1/BRI規準がサービス中に戻ると、タイミングはそのクロック信号に同期化される。
IPクロック同期化決定は、どのドメイン内のどのメンバでも実行することができる。同期化情報を他のメンバに転送しているメンバは、IPクロック同期化情報を決定できる機能を有する。それ故に各メンバは、この機能を実行するモジュールを有する。このモジュールは、一実施例ではファームウエアで実行される。一般的に、決定は、受領パケットの到着時間と信号がウインドウ内のFPGAに出力される時間との間の計算に集中して行われる。例えば一実施例においては、10mSの信号をFPGAにパルス出力する方式が用いられる。このモジュールは、10mSの到着時間を用いて、中断タイマーの初期値をプログラムし、中断を可能とする。このモジュールは、(ウインドウサイズの)サンプルを生成するのにかかる時間を決定し、この時間を(ウインドウサイズの)サンプルを受領するのにかかる時間と比較する。この差(delta)が累積される。この累積値を用いて中断タイマーを調節する。目標は、累積した値をゼロに近づけることである。
例えばモジュールは、DSPフリーランニングタイマー(ローカルクロックとも称する)をベースラインクロックとして用いて、クロック同期を実行する。様々なDSPプラットホームが様々な入力クロックを用いることができる。コードプラットホームを独立に維持するために、モジュールは、第1の計算において10mS(TDMバスのミリ秒)内のクロックサイクルの数を予め計算し、必要に応じ、それを用いて測定値の残りを校正する。フリーランニングクロックにアクセスするために、モジュールは、例えば32ビットの結果に戻ることのできるゲット・サイクルカウント()ルーチンを実行する。来入パケットはローカルクロックでタイムスタンプが押される。別のプロセスでは、クロック同期手順を要求し、IGCの呼びを処理する。クロック同期化手順は、中断用のタイマーを決定し、それをタイマーの値として記憶する。中断タイマーは、中断タイマーはウインドウサイズのサンプルを生成する前に、タイマーの値をタイマー比較レジスターに記憶する。
初期化の間、第1のウインドウインターバル(ウインドウ当たりのサイクル数)を決定する前に、モジュールは、ウインドウ深さ時間とウインドウサイズの積のサンプルを待つ。モジュールは、ウインドウ深さ時間の間集められた各ウインドウ・サイズのウインドウの平均値を取り、それをサンプルのサイズで割って、10mSのタイマーを得る。大きなサンプルサイズは、より良好なクロック精度を与え、これにより収束のスピードアップが図れる。モジュールは、中断タイマーを得られた値でプログラムし、中断を実行する。
次にモジュールは、次の受領期間(ウインドウ当たりのサイクル数)を決定し、それを出力期間(IMT当たりのサイクル数)と比較する。この差を累積値として蓄積する。この正の累積値のデルタが、出力レートは来入レートよりも速いことを示す。モジュールは中断用のタイマーの調整値を増加する必要がある。負の累積値は、出力レートは入力レートよりも遅いことを示す。それ故にモジュールは中断用のタイマーの調整値を低くする。
モジュールは、累積値デルタを換算することもできる。予め換算した結果を用いて、タイマーの調整値を決定することができる。この調整は控えめに行い、急激な変化が出力パルスに導入されるのを回避し、中心周波数のオーバーシュートを引き起こすのを回避する(即ち周波数外れを回避する)。この予め換算した累積値デルタを用いて、モジュールが素早く反応して瞬間的なジッターが生成されるのを回避する。
再生プロセスの別の例は、ソースとのIGC接続を失っていないメンバへの同期信号の動揺を最小にすることである。宛先(メンバ)へのIGCが失われた場合には、新たなIGCが、ソース(メンバ)から確立される。このソース(メンバ)は、故障した宛先(メンバ)への有効な接続を有している。1個のIGCのみを移動する(或いは再度確立)する。故障したメンバのクロックは、ある種のヒステリシス(残留)機能を有しているので、故障したメンバから発信されたIGCストリームと、故障したメンバへのスレーブであるメンバの同期信号は、障害があっても最小となる。
用語「自動的」とは、文字通り解釈すれば、人間が介在しないプロセスを意味するが、プロセスが人による入力を必要とする場合でも、自動的と称することもある。人による入力がプロセスに影響を及ぼすような場合には自動的とは称さないが、プロセスの実行に同意するような人による入力は自動的と称する。
用語「コンピュータで読み取り可能な媒体」とは、コンピュータが実行するプロセスを記憶する媒体或いは伝送媒体を意味する。媒体とは、非揮発性媒体、揮発性媒体、伝送媒体を意味する。非揮発性の媒体とは、NVRAM、磁気ディスク又は光学ディスクである。揮発性媒体とは、DRAM、メインメモリを意味する。このコンピュータで読み取り可能な媒体の一般的なものとしては、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、他の磁気媒体、磁気光学媒体、CD−ROM、パンチカード、ペーパーテープ等、更にRAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、メモリカード、メモリチップ、或いはカートリッジ等がある。e−mail或いは他の自己保存型の情報アーカイブに付属したデジタルファイルは、記憶媒体に等価な分配型の記憶媒体であり、本発明でいう記憶媒体と見なすことができる。コンピュータで読み取り可能な媒体がデータベースとして構築された場合には、このデータベースは、あらゆる種類のデータベース、例えば関連型、階層型、オブジェクト志向型のいずれをも含む。
回路交換又はパケット交換型の通信の概念は、他のプロトコルにも適用可能である。従って本発明では、接触型の記憶媒体、分散型の記憶媒体、従来技術の記憶媒体とアクセス可能媒体も含み、その中には本発明で使用されるソフトウエアが記憶される。
用語「決定する」、「計算する」、「判定する」等は、同意で使用し、プロセスでの計算の操作等を含む。
用語「モジュール」とは、現在公知な或いはこれから開発されるハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、人工知能、ファジーロジック等を意味する。更に或る要素に関連する機能を実行することのできるハードウエアとソフトウエアの組合せも含む。
本発明は、インターネット・プロトコルで接続されたネットワーク環境を例に説明する。しかし、タイミングの同期(timing synchronization)に影響するあらゆるシステムやアプリケーションにも応用可能である。本発明のシステムと方法は、ソフトウエアとモジュールとそれらに関連するハードウエアとネットワークを例に説明するが、公知の構造、構成要素、装置は、ブラックボックスの形態で示し単に概要を示すに留める。本発明は、実施例以外に様々な方法で実現できる。
本発明のシステムと方法は、ネットワークのタイミングについて説明したものであるが、冗長な説明を回避するために公知の構造については省略した、或いはブラックボックスの形態で示している。この省略は本発明の範囲を制限するものではない。ここに開示した実施例は、発明を理解するためのものであり、本発明は個々に述べた特定の実施例以外の様々な方法で実現できる。
上記の実施例では、システムの様々な構成要素或いはシステムのある構成要素は、遠隔地に即ち分散型ネットワーク(LAN、ケーブルネットワーク、インターネット)のノードに、又は専用のシステム内の離れた点に配置されている。しかしシステムのこれ等の構成要素は、1つの装置例えばゲートウエイに組み込むこともできる。或いは分散型ネットワーク(例えばアナログ又はデジタルの通信ネットワーク、パケット交換ネットワーク、回路交換ネットワーク、ケーブルネットワーク)の特定のノード上に、集めることもできる。
計算効率を上げるために、システムの構成要素は、分散型ネットワーク内のあらゆる点に配置することができ、これによりシステムの操作に影響を及ぼすことはない。例えば本発明の様々な構成要素は、交換器、PBX、メディアサーバ、ゲートウエイ、ケーブルプロバイダ、企業内のシステム或いは通信システムに、そしてユーザーの構内で或いはそれらの組合せた構成内に配置することができる。同様にシステムの機能の一部は、通信装置とそれに関連する計算装置の間で分配することもできる。
要素間をつなぐ様々なリンクは、有線又は無線或いはそれらの組合せ、更には又将来開発される通信データを接続された要素間で供給できる伝達要素でもよい。有線リンク又は無線リンクは、安全確保したリンクであり、暗号化された情報を通信できる。リンクとして使用される伝送媒体は、電気信号を搬送できる媒体(同軸ケーブル、銅線ワイヤ、光ファイバー)、音波或い光波を搬送できる媒体、或いは無線やインフラレッド(赤外線)の通信媒体も含む。
ここで議論したフローチャートは、特定のイベントのシーケンスを例に説明するが、本発明の操作に影響を及ぼすことなく、これ等のシーケンスの変更、追加、一部省略も可能である。本発明のシステムと方法は、特殊コンピュータ、プログラムされたマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ASIC、他の集積回路DSP、ハードワイヤド電子素子、論理素子、例えばディスクリートな要素回路、プログラム可能な論理回路、ゲートアレイ、例えばPLD、PLA、FPGA、PAL、特殊目的コンピュータ或いは他の手段で実現できる。
本発明を実施するのに用いられるハードウエアは、コンピュータ、携帯用装置、電話器(携帯電話、インターネット電話、デジタル、アナログそれ等の組合せの電話)や他の公知のハードウエアである。これ等の装置のあるものは、プロセッサ(例;シングル又はマルチプルのマイクロプロセッサ)、メモリ、非揮発性記憶媒体、入力装置、出力装置等を含む。更に別の形態のソフトウエアの実行は、分散型の処理、要素/目的型の分散型処理、並列処理或いは仮想機械処理で実行される。
他の実施例に於いては、ここに開示された方法は、オブジェクト指向のソフトウエア開発環境を用いたソフトウエアと組み合わせて実現できる。このソフトウエア環境は、様々なコンピュータ又はワークステーションで使用されるポータブルなソースコードを提供する。別の構成として、開示されたシステムは、標準の論理回路又はVLSIデザインを用いて一部又は全部のハードウエアで実現できる。本発明のシステムを実行するのにハードウエア又はソフトウエアを用いるかは、システムに要求される速度と効率に依存する。特に使用される特定のソフトウエア、ハードウエアのシステム、マイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータシステムに依存する。
他の実施例に於いては、開示された方法は、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されたソフトウエアで実行され、コントローラとメモリとを有するプログラムされた汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ等で実施される。これ等の実施例に於いては、本発明のシステムと方法は、パソコンに組み込まれたプログラムで実行できる。例えばアプレット、JAVA(登録商標)、CGIスクプリト、サーバ或いはコンピュータ、ワークステーションに記録された資源或いは専用の測定システムに組み込まれたルーチン等で実施できる。
本発明のシステムは、本発明のシステムと方法をソフトウエア又はハードウエアのシステムに物理的に組み込むことにより実施することもできる。 本発明は、特定の標準及びプロトコルを例に説明したが、本発明はこのような標準とプロトコルに制限されるものではない。他の類似の標準とプロトコルも本発明で用いることができる。これ等の標準とプロトコルは、今後開発されるより効率的な標準とプロトコルで置換されるかも知れないが、このような置換も本発明の一態様(一実施例)と考えられる。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。
100 IP接続ネットワーク
110 通信マネージャ
120 メンバ
130 メンバ
140 メンバ
102 ドメイン管理モジュール
104 リンク管理モジュール
400 マスタ・ソース
402 クロスファイア
404 EPN
406 メディア・ゲートウエイ
408 EPN
500 メディア・ゲートウエイ
520 メディア・ゲートウエイ
510,530 EPN

図1:
M=マスタ
TCS=タンデム・クロック・ソース
S=スレーブ
Member=ポートネットワークとメディア・ゲートウエイの内の少なくとも一方
Inter-Gateway Connection =ゲートウエイ間接続

図2,3
ドメインの変更

図4
同期分配 IP EPN

図5
同期分配 IP MG

図6
同期分配 CSS/ATM
同期化されたリンク

図7
規準クロック PSTN T1
T1フレームレートから抽出された

図8
規準クロック IGC IPストリーム
BUFFER=バッファ
Sync Ref Algorithm=同期規準アルゴリズム
規準制御
1.規準レベル減少−スローSYSSYNC
2.規準レベル増加−スピードSYSSYNC

図9
IP 同期分配
M=マスタ・ソース
T=タンデム・ソース
S=スレーブ
D=ドメイン

図10,11
IP 同期再分配
M=マスタ・ソース
T=タンデム・ソース
S=スレーブ
D=ドメイン

図12
S1200=開始−IGC
S1210=マスタ・ドメインは利用可能か?
S1220=メンバをデフォルトのマスタ・ドメイン・ソースとして選択する
S1230=マスタ・ドメインを創設する
S1240=サービスに入ったメンバを追加する
S1250=ファンナウトに達したか?
S1260=タンデム・ソースになるようにメンバを選択する。例えば機能を有するスレ ーブをタンデム・ソースに昇格させる
S1270=サービスに入ったメンバを追加する
S1280=ファンナウトに達したか?
S1290=後続のメンバ例えばスレーブが、このタンデム・ドメインを形成するタンデ ム・ソースからクロックされる
S1295=終了

図13
S1300=開始−規準
S1310=DS1/BRI規準がサービスに入った時に、マスタ・クロック・ドメイン を創設する
S1320=デフォルトのクロック・システムを降格させる
S1330=デフォルトのクロック・システムをタンデム・クロック・ソース又はスレー ブに割り当てる
S1340=前に存在したドメイン・メンバを再割り当てする
S1350=終了

図14
S1400=開始
S1410=メンバをモニタする
S1420=ドメインを削除、創設又は修正する
S1430=タンデム・クロック・ソースをサービス外になる
S1440=サービス外のソースからタイミングを抽出している全てのメンバを他のドメ インに割り当てる
S1450=終了
S1460=マスタ・クロック・ソースがサービス外になる
S1470=サービス外のソースからタイミングを抽出している全てのメンバを他のドメ インに割り当てる
S1480=終了

Claims (9)

  1. A)プロセッサにより、複数サンプルの信号を生成する時間と、複数サンプルの信号を受領する時間を決定し、前記複数サンプルの数はウィンドウのウィンドウサイズとするステップと、
    B)ウインドウ内で、プロセッサにより複数サンプルの信号前記受領時間と、複数サ ンプルの信号を生成する時間との間の差分を決定するステップと、
    C)前記プロセッサにより、生成された複数サンプルの信号と、受信された複数サンプ ルの信号に基づいて、デルタを累積するステップと、
    前記デルタは、少なくとも1つのメンバー内においてクロックを同期させるため、中断タイマーの中断時間を調整するために用いられ、
    クロック同期情報が、インターゲイトウエイ接続(IGC)を介して、IP接続されたネ ットワーク内でタンデム・ソースに送信するステップと、
    前記タンデム・ソースは、一つのドメイン内のIGC抽出クロック又は同期規準を具備し たメンバであり、
    スレーブ・メンバは、IGC抽出クロック又は同期規準を有し、
    タンデムドメインは、IGC抽出クロック又は同期規準を有し、IGCストリームを他の メンバに送出する複数のメンバを有し、
    マスタードメインは、DS1,BRI、又はクロック同期規準を有し、IGCストリーム を他のメンバに送出する複数メンバ
    を有する
    ことを特徴とするドメイン内に複数のメンバを含むIP接続されたネットワーク内のクロック同期を決定する方法。
  2. 正の累積値デルタは、パケットの出発レートが到着レートよりも速いことを表し、モジュールが、中断用のタイマーの値を増加させる
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 負の累積値デルタは、パケットの出発レートが到着レートよりも遅いことを表し、モジュールが、中断用のタイマーの値を減少させる
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記中断タイマーの調整は、前記累積差分がゼロになるまで継続し、
    前記累積した値の差を換算し、
    予め換算した累積値の差分を用いて、ジッタになる瞬間的な反応を阻止する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 請求項1の各ステップを実施するコンピュータインストラクションを記憶するコンピュータで読みとり可能な記憶媒体。
  6. プロセッサを有し、前記プロセッサが、
    A)前記プロセッサにより、複数サンプルの信号を生成する時間と、複数サンプルの信号を受領する時間を決定し、前記複数のサンプル数は前記ウィンドウのウィンドウサイズであり、
    B)ウインドウ内で、プロセッサにより複数サンプルの信号前記受領時間と、複数サ ンプルの信号を生成する時間との間の差分を決定し、
    C)生成された複数サンプルの信号と、受信された複数サンプルの信号に基づいて、デル を累積し、
    前記デルタは、少なくとも1つのメンバー内においてクロックを同期させるため、中断タイマーの中断時間を調整するために用いられ、
    クロック同期情報を、インターゲイトウエイ接続(IGC)を介して、IP接続されたネ ットワーク内でタンデムソースに送信し、
    前記タンデム・ソースは、一つのドメイン内のIGC抽出クロック又は同期規準を具備し たメンバであり、
    スレーブ・メンバは、IGC抽出クロック又は同期規準を有し、
    タンデムドメインは、IGC抽出クロック又は同期規準を有し、IGCストリームを他の メンバに送出する複数のメンバを有し、
    マスタードメインは、DS1,BRI、又はクロック同期規準を有し、IGCストリーム を他のメンバに送出する
    ことを特徴とするドメイン内に複数のメンバを含むIP接続されたネットワーク内のクロック同期を採るシステム。
  7. 累積値デルタが正のとき、パケットの出発レートが到着レートよりも速いことを表し、 ントローラが、中断用のタイマーの値を増加させる
    ことを特徴とする請求項6記載のシステム。
  8. 累積値デルタが負のとき、パケットの出発レートが到着レートよりも遅いことを表し、 ントローラが、中断用のタイマーの値を減少させる
    ことを特徴とする請求項6記載のシステム。
  9. 前記中断タイマーの調整は、前記差分の累積値がゼロになるまで継続し、
    前記累積した値の差を換算し、
    予め換算した累積値の差分を用いて、ジッタになる瞬間的な反応を阻止する
    ことを特徴とする請求項6記載のシステム。

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