JP5388929B2 - 体液分離システム及び体液分離方法 - Google Patents

体液分離システム及び体液分離方法 Download PDF

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Description

本発明は、体液分離システム及び体液分離方法に関する。
例えば成分輸血を行うためには、血液から濃厚赤血球成分や血漿成分などの血液成分を分離して、血液成分製剤を調製する必要がある。血液成分製剤の調製は、例えば遠心分離装置に搭載可能な血液バック回路を用いて行われている。当該血液バック回路は、例えば人体から採取され、抗凝固剤が付加された血液を収容する血液バック、分離された血液成分を収容する血液成分バック、それらを接続するチューブ等により構成されている。
血液成分製剤を調製する際には、例えば血液バック回路が遠心分離装置に搭載され、当該遠心分離装置により、血液バック内の血液が、複数の血液成分層に分離される。その後、例えば血液バック回路が、血液成分分離装置(特許文献1参照)に搭載され、血液バック内の各層の血液成分が血液成分バックに押し出されて収容される。その後、血液成分バックが上方に掛けられ、重力差等を用いて血液成分がフィルタに通され病因物質である例えば白血球が除去されて血液成分が浄化される。
特開平6−218039号公報
ところで、上述のような血液成分製剤の調製は、血液バック回路を遠心分離装置に搭載し、当該遠心分離装置で血液が遠心分離され、その後、血液バック回路を血液成分分離装置に移し、成分毎に血液成分バックに移し、その後所定の血液成分から白血球を除去することにより行われている。このため、血液成分製剤の調整に手間と時間がかかる。また、遠心分離装置と血液成分分離装置の二つの装置が必要になり、コストがかかる。
そこで、血液バック回路の血液バックと血液成分バックとの間にフィルタを接続し、遠心分離装置において、遠心力により血液バックの血液を遠心分離し、さらに遠心力により、当該血液成分をフィルタに通して白血球を除去して血液成分バックに送ることを、考えている。
しかしながら、この場合、血液成分が通過しているフィルタにも遠心力がかかるため、フィルタが大きく変形したり、損傷したりする恐れがある。フィルタが変形したり損傷すると、流れる血液成分から白血球が適切に除去されず、血液成分が適正に浄化されなくなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、フィルタの大きな変形や損傷を防止し、血液成分などの体液成分の浄化を適正に行うことができる体液分離システム及び体液分離方法を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、体液バックと体液成分バックを接続する流路に、体液中の所定の物質を除去するフィルタが設けられている体液バック回路と、当該体液バック回路を搭載可能であり、当該体液バック回路に遠心力を付与して、前記体液バックの体液を遠心分離し、その遠心分離された体液成分を前記フィルタを通じて前記体液成分バックに送る遠心分離装置と、を有する体液分離システムであって、前記遠心力の軸中心上に、前記フィルタの設置部が設けられている。
本発明によれば、フィルタの設置部が遠心力の軸中心上にあるので、フィルタに大きな遠心力がかかることを防止できる。よって、フィルタの大きな変形や損傷を防止し、体液成分の浄化を適正に行うことができる。
前記体液分離システムにおいて、前記フィルタは、内部がフィルタ材により上流室と下流室に隔てられ、前記上流室と前記下流室が膨縮自在なものであり、前記フィルタは、前記容器の下流室に形成されている流出部の位置が前記遠心力の軸中心からずれるように前記設置部に設置されるようにしてもよい。体液バック回路に遠心力をかけて体液成分をフィルタに通過させる場合、フィルタにおける圧力損失により、フィルタの上流室に供給される体液成分の方がフィルタの下流室から流出される体液成分よりも多くなる。このため、フィルタの下流室側が陰圧になり、下流室が収縮する。この結果、上流室から下流室への体液成分の流入や、下流室からの体液成分の流出が少なくなることがある。上記好ましい形態では、下流室の流出部の位置が遠心力の軸中心からずれているので、下流室の流出部付近に外側方向の遠心力がかかり、この遠心力により当該下流室の流出部付近が外側方向に膨む。これによって、下流室における流路が十分に確保され、上流室から下流室への体液成分の流入や、下流室からの体液成分の流出が適切に行われる。よって、遠心力を用いた体液成分の浄化が適正に行われる。
前記フィルタは、前記下流室側が下になるように前記設置部に設置されてもよい。かかる場合、遠心力と重力の両方の作用で、下流室の流出部付近が斜め下の外側方向に膨らむ。よって、下流室における流路が十分に確保され、上流室から下流室への体液成分の流入や、下流室からの体液成分の流出が十分に行われ、遠心力を用いた体液成分の浄化が適正に行われる。
前記フィルタは、白血球除去フィルタであってもよい。
前記体液バックに収容される体液は、ヒト全血であってもよく、またヒト全血由来のバフィコートであってもよい。
別の観点による本発明は、体液バックと体液成分バックを接続する流路に、体液中の所定の物質を除去するフィルタが設けられている体液バック回路に遠心力を付与して、前記体液バックの体液を遠心分離し、その遠心分離された体液成分を前記フィルタを通じて前記体液成分バックに送る体液分離方法であって、前記遠心力の軸中心上に、前記フィルタを設置するようにしてもよい。
本発明によれば、フィルタを遠心力の軸中心上に設置するので、フィルタに大きな遠心力がかかることを防止できる。よって、フィルタの大きな変形や損傷を防止し、体液成分の浄化を適正に行うことができる。
前記体液分離方法において、前記フィルタは、内部がフィルタ材により上流室と下流室に隔てられ、前記上流室と前記下流室が膨縮自在なものであり、前記容器の下流室に形成されている流出部の位置が前記遠心力の軸中心からずれるように前記フィルタを前記遠心力の軸中心上に設置するようにしてもよい。
前記下流室側が下になるように前記フィルタを設置するようにしてもよい。
前記フィルタは、白血球除去フィルタであってもよい。
前記体液バックに収容される体液は、ヒト全血であってもよく、ヒト全血由来のバフィコートであってもよい。
本発明によれば、フィルタの大きな変形や損傷を防止し、体液成分の浄化を適正に行うことができる。
上方から見たときの血液分離システムの構成の概略を示す説明図である。 血液分離システムの構成の概略を示す縦断面図である。 血液バック回路の構成の概略を示す説明図である。 フィルタの構成を示す断面図である。 遠心分離時のフィルタの状態を示す説明図である。 フィルタの収納容器を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1及び図2は、本実施の形態に係る体液分離システムとしての血液分離システム1の構成の概略を示す説明図である。
血液分離システム1は、体液バック回路としての血液バック回路10と、当該血液バック回路10を搭載した遠心分離装置11を有している。
血液バック回路10は、例えば図3に示すように人体から採取された体液としての血液を抗凝固剤と共に収容する血液バック20と、血液の所定成分、例えば赤血球を主成分とする赤血球成分を収容する第1の血液成分バック21と、血液の他の所定成分、例えば血漿を主成分とする血漿成分を収容する第2の血液成分バック22と、第1の流路23と、第2の流路24と、フィルタ25等を有している。
血液バック20、第1の血液成分バック21及び第2の血液成分バック22は、例えば軟質樹脂などにより形成されている。
第1の流路23及び第2の流路24には、例えば軟質のチューブが用いられている。第1の流路23は、一端が血液バック20に接続され、他端が第1の血液成分バック21に接続されている。第2の流路24は、一端が血液バック20に接続され、他端が第2の血液成分バック22に接続されている。第1の流路23のフィルタ25の上流側には、開閉弁26が設けられ、第2の流路24には、開閉弁27が設けられている。
フィルタ25には、例えば所定の物質としての白血球を除去する白血球除去フィルタが用いられている。フィルタ25は、例えば図4に示すように内部が薄膜状のフィルタ材30により上流室31と下流室32に隔てられた容器33を有している。容器33の少なくとも上流室31の上壁になる部分と下流室32の下壁になる部分は、軟質材料により構成されており、上流室31と下流室32は、内部と外部圧力に応じて膨縮自在である。
上流室31の中心からずれた位置には、第1の流路23のチューブが接続され、血液成分の流入部31aが形成されている。流入部31aは、フィルタ25の中心よりも端に近い部分に形成されている。また、下流室32の中心からずれた位置には、第1の流路23のチューブが接続され、血液成分の流出部32aが形成されている。流出部32aは、フィルタ25の中心よりも端に近い部分に形成され、フィルタ25の中心に対し流入部31aと対称の位置に形成されている。
遠心分離装置11は、例えば図1及び図2に示すように筺体50内に、モータなどの回転駆動部51と、回転駆動部51により回転する回転体52を有している。回転体52は、血液バック回路10の各バックを収容可能な複数の容器53を有している。例えば回転駆動部51の上面は、平坦に形成され、フィルタの設置部54が形成されている。これにより、血液バック回路10のフィルタ25を遠心力の軸中心C上に設置できる。なお、この設置部54には、フィルタ25を固定するための紐やゴムなどの固定部材が設けられていてもよい。
次に、以上のように構成された血液分離システム1を用いた血液分離方法の一例について説明する。
血液バック10には、予め人体から採取され、抗凝固剤が添加された血液(ヒト全血)が収容されている。このとき、開閉弁26、27は閉じられている。先ず、単数或いは複数の血液バック回路10が、図1及び図2に示すように遠心分離装置11に搭載される。このとき、血液バック20、第1の血液成分バック21及び第2の血液成分バック22は、容器53に収容される。第1の血液成分バック21及び第2の血液成分バック22は、同じ容器53に収容され、血液バック20は別の容器53に収容される。第1の流路23と第2の流路24は、容器53間に配線され、フィルタ25は、設置部54上に載置され、遠心力の中心軸C上に設置される。このとき、フィルタ25は、図4に示すようにその中心が遠心力の中心軸C上に位置するように下流室32側を下にして載置され、下流室32の流出部32aの位置が遠心力の軸中心Cからずらされる。
次に、遠心分離装置11が作動し、回転駆動部51により回転体52が回転され、遠心力によって、血液バック10内の血液が、例えば図3に示すように遠心力方向に沿っておよそ2つの血液成分層A、Bに分離される。例えば血液成分層Aが、赤血球を含む赤血球成分層になり、血液成分層Bが血漿を含む血漿成分層となる。
次に、開閉弁26が開放され、引き続き遠心分離装置11を作動させることにより、血液成分層Aの赤血球成分が、遠心力により、第1の流路23を通じて血液バック20からフィルタ25を介して第1の血液成分バック21に送られる。
このとき、例えば図5に示すようにフィルタ25の下流室32の流出部32a付近が、遠心力と重力の両方の作用により斜め下の外側方向に膨らむ。これにより、下流室32の流路が確保され、上流室31の赤血球成分がフィルタ材30を通って下流室32に流入し、下流室32を通って流出部32aから流出する。また、上流室31でも、遠心力によって、流入部31a付近が外側方向に膨らむ。これにより、上流室31には、第1の流路23の赤血球成分が流入部31aを通じて適切に流入する。このフィルタ25において、赤血球成分から白血球が除去される。
フィルタ25において白血球が除去された赤血球成分は、第1の流路23を通じて第1の血液成分バック21に送られ収容される。
血液成分層Aが全て血液バック20から排出された後、開閉弁26が閉じられ、次に開閉弁27が開放される。このとき、例えば引き続き遠心分離装置11が作動しており、その遠心力により、血液バック20の血液成分層Bの血漿成分が、第2の流路24を通じて第2の血液成分バック22に送られ収容される。その後、開閉弁27が閉じられ、遠心分離装置11の回転が停止される。
以上の実施の形態によれば、血液分離システム1においてフィルタの設置部54が遠心力の軸中心C上にあるので、血液バック回路10のフィルタ25に大きな遠心力がかかることを防止できる。よって、フィルタ25の大きな変形や損傷を防止し、血液成分の浄化を適正に行うことができる。
血液分離システム1において、フィルタ25は、下流室32の流出部32aの位置が遠心力の軸中心Cからずれるように設置部54に設置される。このため、下流室32の流出部32a付近に遠心力がかかり、当該流出部32a付近が外側に膨む。これによって、下流室32の流路が確保され、上流室31から下流室32への血液成分の流入や、下流室32からの血液成分の流出が適切に行われる。よって、遠心力を用いた血液成分の浄化が適正に行われる。
さらにフィルタ25は、下流室32側が下になっているので、下流室32には、遠心力と重力の両方の作用で、下流室32の流出部32a付近が斜め下の外側方向に膨らむ。これにより、下流室32の流出部32a付近が十分に膨らむので、下流室32における血液成分の流れが十分に確保され、遠心力を用いた血液成分の浄化が適正に行われる。
なお、上記実施の形態において、フィルタ25内に一定の液量が存在するように、上流室31への流入量と下流室32からの流出量を制御することが望ましい。何らかの事情で液が供給され難く流れ出し易ければフィルタ25の形状は潰れてしまう虞がある。フィルタ25に対する流入量と流出量を制御し、フィルタ潰れを防止する具体的手段としては、次のような方法が望ましい。一つは、一定の液量が溜まった後は、フィルタ25に対する流入量と流出量が常に同一となるよう制御する方法である。もう一つは、血液バック20と第1の血液成分バック21を含む系内で圧力抵抗が最も大きい部位を、フィルタ25より下流側(第1の血液成分バック21側)に設ける(フィルタ25の出口以降に設ける)方法である。これによりフィルタ25の出口側が膨らむことになり、フィルタ25の流路を確保できる。
以上の実施の形態において、回転駆動部51の設置部54には、例えば図6に示すように複数のフィルタ25を上下方向に並べて収納可能な収納容器60が設けられていてもよい。例えば収納容器60には、フィルタ25の下部を支持する複数の支持部61が上下方向に並べて配置されている。収納容器60の各支持部61上にフィルタ25を載置することにより、フィルタ25を上下方向の複数段に収納できる。かかる場合、複数のフィルタ25を遠心力の中心軸C上に好適に設置できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記実施の形態では、血液バック20には、ヒト全血が収容されていたが、ヒト全血由来のバフィコートが収容されていてもよい。また上記実施の形態で記載した血液バック回路10は、他の構成を有するものであってもよい。例えば血液成分バックの数が1つ、或いは3つ以上あるものであってもよい。また、血液バックと血液成分バックを接続する流路に他の液体バックが接続され、血液成分に保存液などの液体が添加されるものであってもよい。
また、血液バック回路10が搭載される遠心分離装置11も、他の構成を有するものであってもよい。
以上の実施の形態では、フィルタ25が白血球を除去するものであったが、最終的に生成される血液製剤に応じて、血小板、赤血球などの他の物質を除去するものであってもよい。また、以上の実施の形態は、血液を分離するものであったが、血液以外の骨髄、臍帯血などの他の体液を分離する場合にも本発明は適用できる。
本発明は、フィルタの大きな変形や損傷を防止し、体液成分の浄化を適正に行う際に有用である。
1 血液分離システム
10 血液バック回路
11 遠心分離装置
20 血液バック
21 第1の血液成分バック
22 第2の血液成分バック
23 第1の流路
24 第2の流路
25 フィルタ
51 回転駆動部
54 設置部
A,B 血液成分層
C 遠心力の軸中心

Claims (12)

  1. 体液バックと体液成分バックを接続する流路に、体液中の所定の物質を除去するフィルタが設けられている体液バック回路と、
    当該体液バック回路を搭載可能であり、当該体液バック回路に遠心力を付与して、前記体液バックの体液を遠心分離し、その遠心分離された体液成分を前記フィルタを通じて前記体液成分バックに送る遠心分離装置と、を有する体液分離システムであって、
    前記遠心力の軸中心上に、前記フィルタの設置部が設けられている、体液分離システム。
  2. 前記フィルタは、内部がフィルタ材により上流室と下流室に隔てられ、前記上流室と前記下流室が膨縮自在なものであり、
    前記フィルタは、前記容器の下流室に形成されている流出部の位置が前記遠心力の軸中心からずれるように前記設置部に設置される、請求項1に記載の体液分離システム。
  3. 前記フィルタは、前記下流室側が下になるように前記設置部に設置される、請求項2に記載の体液分離システム。
  4. 前記フィルタは、白血球除去フィルタである、請求項1〜3のいずれかに記載の体液分離システム。
  5. 前記体液バックに収容される体液は、ヒト全血である、請求項1〜4のいずれかに記載の体液分離システム。
  6. 前記体液バックに収容される体液は、ヒト全血由来のバフィコートである、請求項1〜4のいずれかに記載の体液分離システム。
  7. 体液バックと体液成分バックを接続する流路に、体液中の所定の物質を除去するフィルタが設けられている体液バック回路に遠心力を付与して、前記体液バックの体液を遠心分離し、その遠心分離された体液成分を前記フィルタを通じて前記体液成分バックに送る体液分離方法であって、
    前記遠心力の軸中心上に、前記フィルタを設置する、体液分離方法。
  8. 前記フィルタは、内部がフィルタ材により上流室と下流室に隔てられ、前記上流室と前記下流室が膨縮自在なものであり、
    前記容器の下流室に形成されている流出部の位置が前記遠心力の軸中心からずれるように前記フィルタを前記遠心力の軸中心上に設置する、請求項7に記載の体液分離方法。
  9. 前記下流室側が下になるように前記フィルタを設置する、請求項8に記載の体液分離方法。
  10. 前記フィルタは、白血球除去フィルタである、請求項7〜9のいずれかに記載の体液分離方法。
  11. 前記体液バックに収容される体液は、ヒト全血である、請求項7〜10のいずれかに記載の体液分離方法。
  12. 前記体液バックに収容される体液は、ヒト全血由来のバフィコートである、請求項7〜10のいずれかに記載の体液分離方法。
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