JP5388164B2 - 通信端末装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末装置、及びプログラムに関し、通信端末装置のユーザと通信相手との関係性に応じて、適切なデータを通信相手に送信する技術に関する。
近年、携帯電話機等の通信端末装置では、多機能化が進み、装置に記憶するデータ(情報)も多岐に亘るようになっている。たとえば、装置のユーザ自身のデータであるプロフィールデータや通信相手のデータであるアドレス帳データとして、ビジネス用の電話番号やメールアドレス(識別情報)、プライベート用の電話番号やメールアドレス、会社や自宅の住所、誕生日等、多数の項目を記憶させることができるようになっている。
また、複数の動作モード(たとえば、ビジネスモード/プライベートモード)を持ち、前述のプロフィールデータやアドレス帳データを動作モードごとに記憶する通信端末装置がある。特許文献1には、複数のID(電話番号)を持ち、そのID毎に電話帳を保存する移動体電話端末装置が開示されている。
また、通信端末装置は、赤外線通信や非接触ICカード通信等の通信を利用して、各種データを通信相手と送受信することができる。
特開2000−261545号公報
しかしながら、通信端末装置のユーザが前述のように多岐に亘るデータを通信相手に送信する場合には、通信相手によっては送信したくないデータもある。たとえば、ビジネス関係で付き合いのある通信相手に対しては、ビジネス関係のデータは送信しても構わないが、プライベート関係のデータは送信したくないと思うことがある。
このように、ユーザが通信相手との関係性に応じて、その通信相手に送信するデータを選択したいと思った場合、ユーザがまず通信相手との関係性を判断し、次に判断した関係性に相応しい適切なデータを操作によって逐一選択しなければならず、非常に煩雑である。特に複数のデータを送信する場合は一層煩雑さが増すこととなる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、通信端末装置のユーザと通信相手との関係性に応じて、適切なデータを通信相手に送信することが可能な通信端末装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1に記載の発明は、通信端末装置であって、通信相手と通信する通信手段と、データと、そのデータを送信することが認められている送信先との関係性と、を対応付けて記憶するデータ記憶手段と、前記通信端末装置のユーザと前記通信相手との関係性と、送信動作の動作モードと、を対応付ける動作モード記憶手段と、ユーザの指定動作に基づいて、前記通信端末装置のユーザと前記通信相手との関係性に応じた動作モードを設定する設定手段と、前記設定手段によって設定されている動作モードと前記動作モード記憶手段によって対応付けられている関係性とに基づいて、前記通信端末装置のユーザと前記通信相手との関係性を判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果と前記データ記憶手段によって対応付けられているデータとに基づいて、前記通信相手に送信するデータを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択されたデータを前記通信相手に前記通信手段を介して送信する送信制御手段と、前記通信相手に送信するデータとしてどのデータを選択するかを示す選択条件を、前記ユーザと前記通信相手との前記関係性を示す関係性情報に対応付けて記憶する条件記憶手段と、を備え、前記選択手段は、前記判別手段による判別結果に基づいて、所定の前記関係性情報に対応付けられて記憶されている前記選択条件に従って、前記通信相手に送信するデータを選択することとする。
また、本発明のうち請求項に記載の発明は、請求項に記載の通信端末装置であって、前記条件記憶手段は、前記ユーザの指定操作に基づいて、前記選択条件を前記関係性情報に対応付けて記憶する、こととする。
また、本発明のうち請求項に記載の発明は、請求項に記載の通信端末装置であって、前記条件記憶手段は、前記関係性情報が示す前記関係性に基づいた前記選択条件を、前記関係性情報と対応付けて記憶する、こととする。
また、本発明のうち請求項に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータに、通信相手と通信する通信機能と、データと、そのデータを送信することが認められている送信先との関係性と、を対応付けて記憶するデータ記憶機能と、前記コンピュータのユーザと前記通信相手との関係性と、送信動作の動作モードと、を対応付ける動作モード記憶機能と、ユーザの指定動作に基づいて、前記コンピュータのユーザと前記通信相手との関係性に応じた動作モードを設定する設定機能と、前記設定機能によって設定されている動作モードと前記動作モード記憶機能によって対応付けられている関係性とに基づいて、前記コンピュータのユーザと前記通信相手との関係性を判別する判別機能と、前記判別機能による判別結果と前記データ記憶機能によって対応付けられているデータとに基づいて、前記通信相手に送信するデータを選択する選択機能と、前記選択機能によって選択されたデータを前記通信相手に前記通信機能を介して送信する送信制御機能と、前記通信相手に送信するデータとしてどのデータを選択するかを示す選択条件を、前記ユーザと前記通信相手との前記関係性を示す関係性情報に対応付けて記憶する条件記憶機能と、を実現させるとともに、前記選択機能では、前記判別機能による判別結果に基づいて、所定の前記関係性情報に対応付けられて記憶されている前記選択条件に従って、前記通信相手に送信するデータを選択することを実現させる。





本発明によれば、通信端末装置のユーザと通信相手との関係性に応じて、適切なデータを通信相手に送信することができる。
(1)まず第1実施形態について説明する。
(1−1)装置構成
図1に第1実施形態として説明するシステムの構成図を示している。通信端末装置の一例として示す携帯電話機1は、交換機2を介して無線通信網3に接続している基地局4と通信することにより、他の携帯電話機1等との間で音声通話やデータ通信を行う。
なお、本実施形態では通信端末装置の一例として携帯電話機1を選択したがこれに限られない。たとえば、ノート型又はデスクトップ型のパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型情報端末、デジタルカメラ、音楽プレーヤ、及び携帯型ゲーム機といった通信機能を備えた他の任意の装置であってよい。
図2に携帯電話機1のブロック図を示している。同図に示すように、携帯電話機1は、中央制御部11、RAM12(RAM : Random Access Memory)、ROM13(ROM : Read Only Memory)、無線通信送受信部14、近距離通信部15、音声信号処理部16、表示部17、操作部18、RTC19(RTC : Real Time Clock)、及び報知部20を有している。
中央制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等を用いて構成されている。中央制御部11は、携帯電話機1の統括的な制御を行うとともに携帯電話機1が提供する各種の機能を実現する。
RAM12には、ユーザのプロフィールに関する情報(以下、プロフィールデータと称する。)を記憶するプロフィール記憶部121、通信相手の電話番号やメールアドレス等の宛先に関する情報(以下、アドレス帳データと称する。)であるアドレス帳を記憶するアドレス帳記憶部122、ユーザのスケジュールに関する情報(以下、スケジュールデータと称する。)を記憶するスケジュール記憶部123、後述する選択条件を記憶する選択条件記憶部124等の記憶領域が設けられている。ROM13には、携帯電話機1が提供する各種の機能を実現するためのプログラムやデータが記憶されている。
無線通信送受信部14は、DSP(Digital Signal Processor)等を用いて構成される。無線通信送受信部14は、基地局4との間で無線通信を行い、当該携帯電話機1を無線通信網3に通信可能に接続する。
近距離通信部15は、赤外線通信(IrDA(Infrared Data Association)、非接触IC通信、無線LAN、BlueTooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)、ワイヤレスUSB(Wireless Universal Serial Bus)等の通信(以下、近距離通信と称する。)により、他の携帯電話機1と(無線通信網3を介することなく)直接に通信を行う。
なお、本実施形態では後述するようにデータの送受信をこの近距離通信によって行うことにしたがこれに限られない。無線通信網3を介した無線通信やデータ通信ケーブルを介した有線通信など任意の通信方法であってよい。
音声信号処理部16は、マイクロフォン161に入力されるアナログの音声信号をデジタル信号に変換して中央制御部11に入力する。また音声信号処理部16は、中央制御部11から入力されるデジタル信号をアナログの音声信号に変換してスピーカ162に入力する。
表示部17は、液晶パネル、電子ペーパ(電気泳動方式、液晶方式、電界析出方式、感熱方式、MEMS(MEMS : Micro Electro Mechanical Systems)方式、ブラウン管モニタ等の装置である。
操作部18は、たとえば、操作ボタン、タッチパネル、操作ダイヤル、キーボード、マウス等であり、ユーザの操作入力を電気信号に変換して中央制御部11に伝える。
RTC19は、日付や時刻等の現在の時刻情報を出力するクロックである。
報知部20は、サウンドスピーカ201、LED202、振動モータ203等を有する。報知部20は、通話の着信や電子メールの着信等があるとこれらの装置を動作させてその旨をユーザに報知する。
図3にプロフィール記憶部121に記憶されるプロフィールデータ300の一例を示している。同図に示すプロフィールデータ300は、複数の項目311(当該携帯電話機1の装置ID321、ユーザの氏名322、ユーザの電話番号(第1電話番号323、第2電話番号325)、電話番号の属性(第1電話番号属性324、第2電話番号属性326)、ユーザのメールアドレス(第1メールアドレス327、第2メールアドレス329)、ユーザのメールアドレス属性(第1メールアドレス属性328、第2メールアドレス属性330)、ユーザの誕生日331等)の夫々について設定される内容312を含んでいる。
装置ID321には、携帯電話機1の製造番号等の装置を特定する識別情報が設定される。装置ID321に設定される識別情報は、近距離通信部15が近距離通信を行う際に識別情報として使用される。
なお、近距離通信に使用される識別情報は装置IDに限られない。ユーザの氏名、ユーザの電話番号、ユーザのメールアドレスなどユーザや携帯電話機1を識別可能な任意の識別情報であってよい。
電話番号の属性(第1電話番号属性324、第2電話番号属性326)やメールアドレスの属性(第1メールアドレス属性328、第2メールアドレス属性330)には、それがビジネス関係であれば「ビジネス」が、プライベート関係であれば「プライベート」が設定される。
図4にアドレス帳記憶部122に記憶されるアドレス帳データ400の一例を示している。同図に示すアドレス帳データ400は、アドレス帳データを識別するアドレス帳ID411ごとの複数のレコードを有している。各レコードは、複数の項目412(通信相手の携帯電話機1の装置ID421、通信相手の氏名422、通信相手の電話番号(第1電話番号423、第2電話番号425)、通信相手の電話番号の属性(第1電話番号属性424、第2電話番号属性426)、通信相手のメールアドレス(第1メールアドレス427、第2メールアドレス429)、通信相手のメールアドレス属性(第1メールアドレス属性428、第2メールアドレス属性430)、通信相手の誕生日431等)の夫々について設定される内容413を含んでいる。
装置ID321には、前述の識別情報が設定される。電話番号の属性(第1電話番号属性424、第2電話番号属性426)やメールアドレスの属性(第1メールアドレス属性428、第2メールアドレス属性430)には、それがビジネス関係であれば「ビジネス」が、プライベート関係であれば「プライベート」が設定される。
図5にスケジュール記憶部123に記憶されるスケジュールデータ500の一例を示している。同図に示すスケジュールデータ500は、スケジュールデータを識別するスケジュールID511ごとの複数のレコードを有している。各レコードは、複数の項目512(年月日521、時刻522、内容523、属性524等)の夫々について設定される内容513を含んでいる。
属性524には、そのレコードに設定されているスケジュールがビジネス関係であれば「ビジネス」が、プライベート関係であれば「プライベート」が設定される。
図6に選択条件記憶部124に記憶される選択条件600の一例を示している。同図に示すように、選択条件600には、個々のデータ種別611(プロフィールデータ、アドレス帳データ、スケジュールデータ)の夫々の項目(符号321乃至331、符号421乃至431、符号521乃至524)ごとに、ビジネス関係の通信相手に送信するか否かを示すフラグ613、プライベート関係の通信相手に送信するか否かを示すフラグ614、ビジネス関係でもプライベート関係でもない通信相手に送信するか否かを示すフラグ615が設定される。
なお、図6において、フラグに「1」が設定されている場合は送信することを示し、フラグに「0」が設定されている場合は送信しないことを示す。たとえば、選択条件600のデータ種別611が「プロフィールデータ」の装置ID321のビジネス613、プライベート614、及び未定615には「1」が設定されているが、これはプロフィールデータ300に設定されている装置IDをビジネス関係、プライベート関係、及び未定の通信相手に送信することを示している。
同図において※1を記したところには、対応する属性に「ビジネス」が設定されていれば「1」が、「プライベート」が設定されていれば「0」が自動的に設定される。たとえば、選択条件600のデータ種別611が「プロフィールデータ」の第1電話番号323のビジネス613には、プロフィールデータ300の第1電話番号属性324に「ビジネス」が設定されていれば「1」が、「プライベート」が設定されていれば「0」が設定される。
同図において※2を記したところには、対応する属性に「ビジネス」が設定されていれば「0」が、「プライベート」が設定されていれば「1」が自動的に設定される。たとえば、データ種別611が「プロフィールデータ」の第1電話番号323のプライベート614には、プロフィール300の第1電話番号属性324に「ビジネス」が設定されていれば「0」が、「プライベート」が設定されていれば「1」が設定される。
(1−2)動作例
次に携帯電話機1の具体的な動作について説明する。図7は携帯電話機1の基本的な動作を説明するフローチャートである。
主電源(携帯電話機1の主要な機能を動作させるための電力供給)がオフされている状態において、携帯電話機1は主電源をオンにする操作(以下、電源オン操作と称する。)がされたか否かを監視している(S711)。電源オン操作がされたことを検知すると(S711:YES)、携帯電話機1は主電源をオンし、位置登録処理等の、携帯電話機1を無線通信網3に接続するための処理(以下、待受処理と称する。)を開始する(S712)。
待受処理(S712)の開始後、携帯電話機1は、操作部18に設定操作(各種データの新規登録、編集、削除、選択条件の設定等)が行われたか否かを判別する(S713)。設定操作が行われたと判別すると(S713:YES)、携帯電話機1は、設定操作に対応する処理(以下、設定処理と称する。)を開始する(S714)。設定処理(S714)の終了後は再びS713に戻る。
S713において、設定操作が行われていないと判別した場合(S713:NO)、次に携帯電話機1は、近距離通信により他の携帯電話機1にデータを送信する操作(以下、データ送信操作と称する。)が行われたか否かを判別する(S715)。データ送信操作が行われたと判別すると(S715:YES)、携帯電話機1はデータ送信操作に対応するデータを送信する処理(以下、送信処理(S716)と称する。)を開始する。送信処理(S716)の詳細は後述する。送信処理(S716)の終了後はS713に戻る。
S715において、データ送信操作が行われていないと判別した場合(S715:NO)、携帯電話機1は、近距離通信により他の携帯電話機1からデータを受信したか否かを判別する(S717)。データの受信を検出したと判別すると(S717:YES)、携帯電話機1はデータを返信する処理(以下、返信処理(S718)と称する。)を開始する。返信処理(S718)の詳細は後述する。返信処理(S718)の終了後はS713に戻る。
S717において、データの受信を検出しないと判別した場合(S717:NO)、携帯電話機1は、通話(音声通話、テレビ通話)の着信を検出したか否かを判別する(S719)。通話の着信を検出したと判別すると(S719:YES)、携帯電話機1は、通話処理(S720)を開始する。通話処理(S720)の終了後はS713に戻る。
S719において、通話の着信を検出しないと判別した場合(S719:NO)、携帯電話機1は、主電源をオフする操作(以下、電源オフ操作と称する。)が行われたか否かを判別する(S721)。電源オフ操作が行われたと判別した場合(S721:YES)、携帯電話機1は主電源をオフする処理を開始する(S722)。
S721において、電源オフ操作が行われない場合(S721:NO)、通話の発信操作や電子メールの送信操作等のその他の操作が行われたか否かを判別する(S723)。その他の操作が行われたと判別した場合(S723:YES)、携帯電話機1は、その他の処理(通話の発信処理や電子メールの送信処理等)を行う(S724)。その他の処理の終了後はS713に戻る。
図8は、図7の送信処理(S716)の詳細を説明するフローチャートである。
まず携帯電話機1は、近距離通信におけるデータの送信相手を指定する操作(以下、相手指定操作と称する。)を受け付ける(S811)。相手指定操作に際し、たとえば、アドレス帳データ400の内容を表示部17に表示して、その表示中からユーザに送信相手を選択させるようにしてもよいし、たとえば、近距離通信部15によって現在通信圏内にいる他の携帯電話機1(近距離通信可能な携帯電話機1)をサーチし、サーチされた他の携帯電話機1からその装置IDや氏名を取得し、それらを表示部17に表示してユーザに送信相手を選択させるようにしてもよい。
次に携帯電話機1は、送信するデータの指定操作(送信データ指定操作)を受け付ける(S812)。送信データ指定操作は、プロフィールデータを指定する、アドレス帳データを指定する、スケジュールデータを指定するというように、データ種別単位でユーザに指定させてもよいし、これらを構成している個々のデータ単位で指定させるようにしてもよい。
次に携帯電話機1は、送信するデータについての関係性(プライベート関係とビジネス関係の両方、ビジネス関係のみ、プライベート関係のみ、プライベート関係なのかビジネス関係なのか未定)を判別する処理(以下、関係性判別処理(S813)と称する。)を行う。関係性判別処理(S813)の詳細については後述する。
次に携帯電話機1は、選択条件600に従って送信するデータを選択する処理(以下、送信データ選択処理(S814)と称する。)を行う。送信データ選択処理(S814)の詳細については後述する。
次に携帯電話機は、近距離通信により、送信データ選択処理(S814)によって選択されたデータをS811で指定された送信相手に送信する(S815)。
図9は、図7の返信処理(S718)の詳細を説明するフローチャートである。
まず携帯電話機1は、近距離通信において受信したデータ(以下、受信データと称する。)を記憶する(S911)。次に携帯電話機1は、受信データから、通信相手の情報(当該受信データを送信してきた他の携帯電話機1の装置IDや送信者の氏名)を取得する(S912)。
次に携帯電話機1は、受信データからそのデータのデータ種別(プロフィールデータ、アドレス帳データ、スケジュールデータ等)を取得する(S913)。
次に携帯電話機1は、送信(返信)するデータ(送信データ)を指定する(S914)。なお、携帯電話機1は、受信データと同じデータ種別のデータを送信データとして自動的に指定する。
次に携帯電話機1は、後述する関係性判別処理(S813)を行う。また携帯電話機1は、関係性判別処理(S813)に続いて後述する送信データ選択処理(S814)を行う。
次に携帯電話機1は、近距離通信により、S912において取得した情報から特定される通信相手にS914において自動的に指定した送信データを送信(返信)する(S917)。
図10は、図8又は図9における関係性判別処理(S813)の詳細を説明するフローチャートである。
まず携帯電話機1は、アドレス帳データ400を検索し、通信相手(送信相手又は返信相手)の情報(装置IDや氏名、以下、相手情報と称する。)がアドレス帳データ400にあるか(記憶されているか)否かを判別する(S1011、S1012)。
相手情報がアドレス帳データ400にあると判別した場合(S1012:YES)、次に携帯電話機1は、相手情報に対応するアドレス帳データ400のレコードの属性項目(第1電話番号属性424、第2電話番号属性426、第1メールアドレス属性428、第2メールアドレス属性430)に「ビジネス」が設定されているものがあるか否かを判別する(S1013)。
「ビジネス」が設定されているものがあると判別した場合(S1013:YES)、携帯電話機1は、さらに上記属性項目の内容に「プライベート」が設定されているものがあるか否かを判別する(S1014)。そして「プライベート」が設定されているものがあると判別した場合(S1014:YES)、携帯電話機1は、通信相手との関係性が「両方」であると判別する(たとえば、通信相手との関係性を示す変数に「両方」を示す情報を設定する。)(S1015)。
S1012において、相手情報が記憶されていないと判別した場合(S1012:NO)、携帯電話機1は、通信相手との関係性が「未定」であると判別する(たとえば、通信相手との関係性を示す変数に「未定」を意味する情報を設定する。)(S1016)。
S1013において、「ビジネス」が設定されているものがないと判別した場合(S1013:NO)、携帯電話機1は、さらに上記属性項目の内容に「プライベート」が設定されているものがあるか否かを判別する(S1017)。「プライベート」が設定されているものがある場合(S1017:YES)、携帯電話機1は、通信相手との関係性が「プライベート」であると判別する(たとえば、通信相手との関係性を示す変数に「プライベート」を意味する情報を設定する。)(S1018)。
S1014において、「プライベート」が設定されているものがないと判別した場合(S1014:NO)、携帯電話機1は、通信相手との関係性が「ビジネス」であると判別する(たとえば、通信相手との関係性を示す変数に「ビジネス」を意味する情報を設定する。)(S1019)。
図11は、図8、図9における送信データ選択処理(S814)の詳細を説明するフローチャートである。
まず携帯電話機1は、指定された送信データ(S812又はS914で指定された送信データ)のデータ種別がプロフィールデータであるか否かを判別する(S1111)。データ種別がプロフィールデータであると判別した場合(S1111:YES)、携帯電話機1は、関係性(関係性判別処理(S813)で判別した関係性)に応じたプロフィールデータの選択条件を選択条件600から読み出し(S1112)、読み出した選択条件に従ってプロフィールデータ300の項目311を送信する項目として選択する(S1113)。たとえば、関係性判別処理(S813)で判別した関係性が「ビジネス」の場合、選択条件600の中から、データ種別611がプロフィールデータの選択条件を読み出し、ビジネス関係の通信相手に送信するか否かを示すフラグ613が「1」になっている項目と、フラグ613が「※1」になっている項目のうち属性が「ビジネス」の項目をプロフィールデータ300から読み出して、送信する項目として選択する。なお、関係性判別処理(S813)で判別した関係性が「両方」である場合はプロフィールデータ300の全ての項目311を送信する項目として選択する。
S1111において、指定された送信データのデータ種別がプロフィールデータでないと判別した場合(S1111:NO)、次に携帯電話機1は、指定された送信データ(S812又はS914で指定された送信データ)のデータ種別がアドレス帳データであるか否かを判別する(S1114)。
データ種別がアドレス帳データであると判別した場合(S1114:YES)、携帯電話機1は、関係性(関係性判別処理(S813)で判別した関係性)に応じたアドレス帳データの選択条件を選択条件600から読み出し(S1115)、読み出した選択条件に従ってアドレス帳データ400の項目412を送信する項目として選択する(S1116)。なお、関係性判別処理(S813)で判別した関係性が「両方」である場合はアドレス帳データ400の全ての項目412を送信する項目として選択する。
S1114において、指定された送信データのデータ種別がアドレス帳データでないと判別した場合(S1114:NO)、携帯電話機1は、関係性(関係性判別処理(S813)で判別した関係性)に応じたスケジュールデータの選択条件を選択条件600から読み出し(S1117)、読み出した選択条件に従ってスケジュールデータ500の項目512を送信する項目として選択する(S1118)。なお、関係性判別処理(S813)で判別した関係性が「両方」である場合はスケジュールデータ500の全ての項目512を送信する項目として選択する。
(2)次に第2実施形態について説明する。
なお、第2実施形態において、第1実施形態と基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
(2−1)システム構成例
第2実施形態として説明するシステム構成は図1に示した第1実施形態のシステム構成と同様である。第2実施形態として説明する携帯電話機1のハードウエア構成は第1実施形態における携帯電話機1のハードウエア構成と同じである。
図12に第2実施形態として説明する携帯電話機1のRAM12の構成を示している。同図に示すように、本実施形態の携帯電話機1は、プロフィールデータ300を記憶するプロフィール記憶部121、アドレス帳データ400を記憶するアドレス帳記憶部122、及びスケジュールデータ500を記憶するスケジュール記憶部123と、動作モード記憶部125とを有している。
図13に動作モード記憶部125に記憶される動作モードデータ1300の一例を示している。同図に示すように、動作モードデータ1300は、モードID1311、モード名1312、電話番号1313、メールアドレス1314、及び設定フラグ1315の各項目を有した複数のレコードからなる。
このうちモードID1311には、携帯電話機1の動作モード(ビジネスモード、プライベートモード等)ごとに付与される識別情報であるモードIDが設定される。モード名1312には動作モードの名称が設定される。電話番号1313にはこの動作モードで使用されるユーザの電話番号が設定される。メールアドレス1314にはこの動作モードで使用されるユーザのメールアドレスが設定される。設定フラグ1315にはその動作モードに現在設定されているか否かを示すフラグが設定される。フラグに「1」が設定されている場合は現在設定されていることを示し、フラグに「0」が設定されている場合は現在設定されていないことを示す。設定フラグ1315の設定内容は、ユーザが設定入力することができる。
図14はプロフィール記憶部121が記憶するプロフィールデータ300の一例である。本実施形態のプロフィールデータ300は、電話番号やメールアドレスについての属性の項目を有しない代わりに、ビジネス用の電話番号、プライベート用の電話番号などの項目を有している点、選択条件の設定情報313、314を含む点において図3に示したプロフィールデータ300とは構成が異なる。
図15にアドレス帳記憶部122が記憶するアドレス帳データ400の一例を示している。本実施形態のアドレス帳データ400は、電話番号やメールアドレスについての属性の項目を有しない点、アドレス帳ID411ごとに設定される複数の項目を有した複数のレコードが、さらに動作モード(モードID410)ごとに設定(記憶)されている点において、図4に示したアドレス帳データ400とは構成が異なる。
図16にスケジュール記憶部123が記憶するスケジュールデータ500の一例を示している。本実施形態のスケジュールデータ500は、属性の項目を有しない点、スケジュールID511ごとに設定される複数の項目を有した複数のレコードが、さらに動作モード(モードID510)ごとに設定(記憶)されている点において、図5に示したスケジュールデータ500とは構成が異なる。
(2−2)動作例
第2実施形態として説明する携帯電話機1の動作は、基本的な動作(図7、図8、図9)については第1実施形態と共通するが、関係性判別処理(S813)及び送信データ選択処理(S814)の内容が異なっている。
図17は第2実施形態として説明する関係性判別処理(S813)を説明したフローチャートである。
同図に示すように、まず携帯電話機1は、動作モード記憶部125が記憶している動作モードデータ1300から、設定フラグ1315の内容に「1」が設定されているレコードを読み出す(S1711)。
次に携帯電話機1は、読み出したレコードのモード名1312の内容が「ビジネス」であるか否かを判別する(S1712)。モード名1312の内容が「ビジネス」であると判別した場合(S1712:YES)、携帯電話機1は、通信相手との関係性が「ビジネス」であると判別する(たとえば、通信相手との関係性を示す変数に「ビジネス」を意味する情報を設定する。)(S1713)。
またS1712において、「ビジネス」でないと判別した場合(S1712:NO)、携帯電話機1は、通信相手との関係性が「プライベート」であると判別する(たとえば、通信相手との関係性を示す変数に「プライベート」を意味する情報を設定する。)(S1714)。
図18は図17に示した関係性判別処理(S813)の変形例である。
まず携帯電話機1は、アドレス帳データ400を検索し、通信相手(送信相手又は返信相手)の情報(装置IDや氏名、以下、相手情報と称する。)がアドレス帳データ400にあるか(記憶されているか)否かを判別する(S1811、S1812)。
相手情報がアドレス帳データ400にあると判別した場合(S1812:YES)、次に携帯電話機1は、その相手情報が、ビジネスモードのアドレス帳(モードID410の内容が「M01」)であるアドレス帳にあるかプライベートモードのアドレス帳(モードID410の内容が「M02」)であるアドレス帳にあるかを判別する(S1813)。
相手情報がビジネスモードのアドレス帳にあると判別した場合(S1813:YES)、携帯電話機1は、通信相手との関係性が「ビジネス」であると判別する(たとえば、通信相手との関係性を示す変数に「ビジネス」を意味する情報を設定する。)(S1814)。
S1813において、相手情報がビジネスモードのアドレス帳にないと判別した場合、すなわち、プライベートモードのアドレス帳にあると判別した場合(S1813:NO)、携帯電話機1は、通信相手との関係性が「プライベート」であると判別する(たとえば、通信相手との関係性を示す変数に「プライベート」を意味する情報を設定する。)(S1815)。
S1812において、相手情報がアドレス帳データ400にないと判別した場合(S1812:NO)、携帯電話機1は、通信相手との関係性が「未定」であると判別する(たとえば、通信相手との関係性を示す変数に「未定」を意味する情報を設定する。)(S1816)。
図19は第2実施形態として説明する送信データ選択処理(S814)を説明するフローチャートである。
まず携帯電話機1は、指定された送信データ(S812又はS914で指定された送信データ)のデータ種別がプロフィールデータであるか否かを判別する(S1911)。
プロフィールデータであると判別した場合(S1911:YES)、携帯電話機1は、関係性(関係性判別処理(S813)で判別した関係性)に応じたプロフィールデータの選択条件を選択条件600から読み出し(S1912)、読み出した選択条件に従ってプロフィールデータ300の項目311を送信する項目として選択する(S1913)。なお、関係性判別処理(S813)で判別した関係性が「未定」の場合はプロフィールデータ300のいずれの項目311も選択しない。
S1911において、プロフィールデータでないと判別した場合(S1911:NO)、次に携帯電話機1は、指定された送信データ(S812又はS914で指定された送信データ)のデータ種別がアドレス帳データであるか否かを判別する(S1914)。
アドレス帳データであると判別した場合(S1914:YES)、携帯電話機1は、関係性(関係性判別処理(S813)で判別した関係性)に応じた動作モードでアドレス帳記憶部122に記憶されているアドレス帳データを選択する(S1915)。
S1914において、アドレス帳データでないと判別した場合(S1914:NO)、携帯電話機1は、関係性(関係性判別処理(S813)で判別した関係性)に応じた動作モードでスケジュール記憶部123に記憶されているスケジュールデータを選択する(S1916)。
ところで、以上の説明(第1実施形態及び第2実施形態)において、通信相手との関係性の種類が「ビジネス」、「プライベート」、「未定」である場合を例として説明したが、関係性の種類はこれらに限られない。たとえば、「高校時代の友人関係」、「大学時代の友人関係」といったもの、「家族」、「友人」、「その他」といったもの等、通信相手との関係性は任意のものであってよい。
また、データの種別がプロフィールデータ、アドレス帳データ、スケジュールデータである場合について説明したが、データ種別はこれに限らず、任意のデータであってよい。
以上によれば、通信端末装置のユーザと通信相手との関係性に応じて、適切なデータを通信相手に送信することができる。
通信端末装置のユーザと通信相手との関係性を、その通信相手の識別情報が対応づけられて記憶されている関係性情報に基づいて、適切に判別することができる。たとえば、ビジネス用の電話番号やメールアドレスが記憶されている通信相手はビジネス関係であると適切に判別することができる。
通信端末装置のユーザと通信相手との関係性を、設定されている動作モードに基づいて、適切に判別することができる。たとえば、ビジネス用の動作モードに設定されている場合に通信する通信相手はビジネス関係であると適切に判別することができる。
通信端末装置のユーザと通信相手との関係性に基づいて、その通信相手に送信するフィールドを適切に選択することができる。たとえば、ビジネス関係の通信相手であれば、ビジネス関係のフィールド(ビジネス用の電話番号、会社の住所、ビジネススケジュールの内容等)を送信して、プライベート関係のフィールド(プライベート用の電話番号、誕生日、自宅の住所、プライベートスケジュールの内容等)を送信しないように選択することができる。また、フィールド単位で選択することで、より適切なデータを送信することができる。たとえば、ビジネス関係の通信相手に対して、プライベートスケジュールの内容は送信しないが、その日時は送信するといったきめ細かな対応が可能となる。
通信端末装置のユーザと通信相手との関係性に基づいて、その通信相手に送信するデータを適切に選択することができる。たとえば、ビジネス関係の通信相手であれば、ビジネス関係のアドレス帳データやスケジュールデータを送信し、プライベート関係のアドレス帳やスケジュールデータを送信しないように選択することができる。
通信端末装置のユーザと通信相手との関係性に応じた選択条件に従って、送信するデータを選択することができる。
送信するデータを選択する条件を関係性ごとにユーザが予め指定することができるので、ユーザの希望に沿った選択が可能になる。
送信するデータを選択する条件をユーザが指定しなくても自動で指定することができるので、煩雑な操作を必要とせずに選択が可能になる。
第1実施形態として説明するシステムの構成図である。 第1実施形態として説明する携帯電話機1のブロック図である。 第1実施形態として説明するプロフィールデータ300の一例である。 第1実施形態として説明するアドレス帳データ400の一例である。 第1実施形態として説明するスケジュールデータ500の一例である。 選択条件600の一例である。 携帯電話機1の基本的な動作を説明するフローチャートである。 図7の送信処理(S716)を説明するフローチャートである。 図7の返信処理(S718)を説明するフローチャートである。 第1実施形態として説明する関係性判別処理(S813)を説明するフローチャートである。 第1実施形態として説明する送信データ選択処理(S814)を説明するフローチャートである。 第2実施形態として説明する携帯電話機1のRAM12の構成である。 動作モードデータ1300の一例である。 第2実施形態として説明するプロフィールデータ300の一例である。 第2実施形態として説明するアドレス帳データ400の一例である。 第2実施形態として説明するスケジュールデータ500の一例である。 第2実施形態として説明する関係性判別処理(S813)を説明するフローチャートである。 第2実施形態として説明する関係性判別処理(S813)を説明するフローチャートである。 第2実施形態として説明する送信データ選択処理(S814)を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機
2 交換機
3 無線通信網
4 基地局
11 中央制御部
12 RAM
121 プロフィール記憶部
122 アドレス帳記憶部
123 スケジュール記憶部
124 選択条件記憶部
125 動作モード記憶部
13 ROM
14 無線通信送受信部
15 近距離通信部
16 音声信号処理部
17 表示部
18 操作部
19 RTC
20 報知部
201 サウンドスピーカ
202 LED
203 振動モータ

Claims (4)

  1. 通信端末装置であって、
    通信相手と通信する通信手段と、
    データと、そのデータを送信することが認められている送信先との関係性と、を対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
    前記通信端末装置のユーザと前記通信相手との関係性と、送信動作の動作モードと、を対応付ける動作モード記憶手段と、
    ユーザの指定動作に基づいて、前記通信端末装置のユーザと前記通信相手との関係性に応じた動作モードを設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定されている動作モードと前記動作モード記憶手段によって対応付けられている関係性とに基づいて、前記通信端末装置のユーザと前記通信相手との関係性を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果と前記データ記憶手段によって対応付けられているデータとに基づいて、前記通信相手に送信するデータを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択されたデータを前記通信相手に前記通信手段を介して送信する送信制御手段と、
    前記通信相手に送信するデータとしてどのデータを選択するかを示す選択条件を、前記ユーザと前記通信相手との前記関係性を示す関係性情報に対応付けて記憶する条件記憶手段と、
    を備え
    前記選択手段は、前記判別手段による判別結果に基づいて、所定の前記関係性情報に対応付けられて記憶されている前記選択条件に従って、前記通信相手に送信するデータを選択することを特徴とする通信端末装置。
  2. 請求項に記載の通信端末装置であって、
    前記条件記憶手段は、前記ユーザの指定操作に基づいて、前記選択条件を前記関係性情報に対応付けて記憶する、
    ことを特徴とする通信端末装置。
  3. 請求項に記載の通信端末装置であって、
    前記条件記憶手段は、前記関係性情報が示す前記関係性に基づいた前記選択条件を、前記関係性情報と対応付けて記憶する、
    ことを特徴とする通信端末装置。
  4. コンピュータに、
    通信相手と通信する通信機能と、
    データと、そのデータを送信することが認められている送信先との関係性と、を対応付けて記憶するデータ記憶機能と、
    前記コンピュータのユーザと前記通信相手との関係性と、送信動作の動作モードと、を対応付ける動作モード記憶機能と、
    ユーザの指定動作に基づいて、前記コンピュータのユーザと前記通信相手との関係性に応じた動作モードを設定する設定機能と、
    前記設定機能によって設定されている動作モードと前記動作モード記憶機能によって対応付けられている関係性とに基づいて、前記コンピュータのユーザと前記通信相手との関係性を判別する判別機能と、
    前記判別機能による判別結果と前記データ記憶機能によって対応付けられているデータとに基づいて、前記通信相手に送信するデータを選択する選択機能と、
    前記選択機能によって選択されたデータを前記通信相手に前記通信機能を介して送信する送信制御機能と、
    前記通信相手に送信するデータとしてどのデータを選択するかを示す選択条件を、前記ユーザと前記通信相手との前記関係性を示す関係性情報に対応付けて記憶する条件記憶機能と、
    を実現させるためのプログラムであって、
    前記選択機能では、前記判別機能による判別結果に基づいて、所定の前記関係性情報に対応付けられて記憶されている前記選択条件に従って、前記通信相手に送信するデータを選択することを実現させるためのプログラム
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