JP2014082667A - 端末装置およびプログラム - Google Patents

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Kazuhiro Watanabe
一弘 渡邊
Akira Tange
明 丹下
Kazunori Hayashi
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Yasunori Kamata
恭則 鎌田
Takayasu Kon
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Hiroyuki Hanatani
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Abstract

【課題】状況に応じて周囲の入力機器または出力機器を、端末装置の最適な入力部または出力部として設定することが可能な端末装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】端末装置と無線接続可能な入力機器または出力機器を含む機器群を探索する探索部と、前記探索部により探索された機器群から、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性に応じて、所定の入力機器または出力機器をユーザに推薦する推薦部と、前記推薦部により推薦された所定の入力機器または出力機器を、前記端末装置の入力部または出力部として設定する設定部と、を備える、端末装置。
【選択図】図1

Description

本開示は、端末装置およびプログラムに関する。
一般的に、各電子機器は各々単独で動作している。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、タブレット端末等の各情報処理装置は、各々専用の入出力デバイスを有し、通常、情報処理装置の入出力には自身のデバイスが用いられていた。
また、近年は、各情報処理装置を連携して動作させることにより、より利便性を向上させる制御システムが提案されている。例えば、下記特許文献1では、クライアント端末を使って環境を管理し制御するための、環境内に配置された装置及び装置間の接続を管理、ルート設定、制御するシステムが開示されている。
また、特許文献2では、タブレットPCのディスプレイに表示した画像と同一の画像をノートPCに表示させるよう、ノートPCとタブレットPCのアプリケーションを連携動作させるシステムが開示されている。
特表2009−536415号公報 特開2012−108658号公報
しかしながら、特許文献1では、A/Vプレゼンテーション環境を最適化するための手法が開示されているが、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末が自動的に入出力機器を探索する点については何ら言及されていない。
また、特許文献2では、1対1のPCの接続について開示されているが、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末が自動的に入出力機器を探索する点については何ら言及されていない。
上述したように、スマートフォン、タブレット端末等の各情報処理装置は、各々専用の入出力デバイスを有するので外出先でも入出力が可能であるが、より最適な入出力機器が周囲に存在する環境においても、自身の入出力デバイスが用いられていた。
そこで、本開示では、状況に応じて周囲の入力機器または出力機器を、端末装置の最適な入力部または出力部として設定することが可能な、新規かつ改良された端末装置およびプログラムを提案する。
本開示によれば、端末装置と無線接続可能な入力機器または出力機器を含む機器群を探索する探索部と、前記探索部により探索された機器群から、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性に応じて、所定の入力機器または出力機器をユーザに推薦する推薦部と、前記推薦部により推薦された所定の入力機器または出力機器を、前記端末装置の入力部または出力部として設定する設定部と、を備える、端末装置を提案する。
本開示によれば、コンピュータを、端末装置と無線接続可能な入力機器または出力機器を含む機器群を探索する探索部と、前記探索部により探索された機器群から、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性に応じて、所定の入力機器または出力機器をユーザに推薦する推薦部と、前記推薦部により推薦された所定の入力機器または出力機器を、前記端末装置の入力部または出力部として設定する設定部、として機能させる、プログラムを提案する。
以上説明したように本開示によれば、状況に応じて周囲の入力機器または出力機器を、端末装置の最適な入力部または出力部として設定することが可能となる。
本開示の一実施形態による設定システムの概要を説明するための図である。 本実施形態による端末装置の主要構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態による入力デバイスの設定処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態による入力デバイス群の探索、推薦結果を示す表示画面例を示す図である。 第1の実施形態による入力デバイスの設定処理の他の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態による表示デバイスの設定処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態による表示デバイス群の探索、推薦結果を示す表示画面例を示す図である。 第2の実施形態による表示デバイスの設定処理の他の例を示すフローチャートである。 第3の実施形態によるオーディオ出力デバイスの設定処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態によるオーディオ出力デバイス群の探索、推薦結果を示す表示画面例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態による設定システムの概要
2.本実施形態による端末装置の主要構成例
3.各実施形態
3−1.第1の実施形態
3−2.第2の実施形態
3−3.第3の実施形態
4.まとめ
<1.本開示の一実施形態による設定システムの概要>
まず、本開示の一実施形態による設定システムの概要について、図1を参照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態による設定システムの概要を説明するための図である。本実施形態による設定システムは、図1に示すユーザが所持する端末装置1に適用される。なお、図1に示す例では、端末装置1の具体例としてスマートフォンを図示しているが、本開示による端末装置1はスマートフォンに限定されず、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット端末、ゲーム機等のモバイル端末であってもよい。
図1に示すように、端末装置1には、画像表示を行う表示部13、表示部13と一体化して設けられタッチ操作を検出する操作入力部15、オーディオ信号を出力するスピーカ16a、およびオーディオ信号を入力するためのマイクロホン16bが設けられている。ユーザは、端末装置1に設けられた上記入出力部(表示部13、操作入力部15、スピーカ16a、マイクロホン16b)を用いて、どこでも端末装置1にデータの入出力を行うことができる。
ここで、通常のモバイル端末は、ユーザが所持して持ち運ぶ際に負担にならないよう、多少性能が落ちても、端末の軽量化・小型化が設計上優先される。特に近年普及しているスマートフォンは、全体に占める表示画面の割合が比較的大きく、操作入力用のテンキーが省かれる構成となっている。この場合、文字入力や数字入力は、タッチパネル式の表示画面に表示されるソフトウェアキーボードから行われる。しかし、ソフトウェアキーボードでは、物理的なボタンがある場合と異なりボタン押下の操作感が無く、ボタンの位置が触覚では分からないために、隣のボタン画像を間違えてタッチしてしまう等の誤操作が多く、ユーザにとってストレスとなっていた。また、表示画面の割合を比較的大きくしても、そもそも端末自体が持ち歩きに不便の無いよう小型化されているので、通常の自宅用テレビジョン装置等に比べると、画面が小さく、写真や映画等が見難かった。
また、ユーザが自宅や会社等に居て、周囲に高性能な入出力機器(入出力デバイス)が存在している場合でも、スマートフォン等のモバイル端末に設けられた比較的性能が低い入出力部を用いるしかなかった。
そこで、上記事情を一着眼点にして本開示の各実施形態による設定システムを創作するに至った。本開示の各実施形態による設定システムによれば、状況に応じて周囲の入力機器または出力機器を、端末装置の最適な入力部または出力部として設定することができる。
例えば図1に示すように、外出先など周囲に何ら高性能な入出力デバイスが無い場合は、端末装置1に設けられた各入出力部によりデータ入出力が行われる。一方、図1に示すように、自宅や会社等では、周囲に比較的高性能な入出力デバイスが存在することが想定される。比較的高性能な入出力デバイスとは、例えばキーボード2a、マウス2b、デスクトップPCのディスプレイ2c、タブレット端末3、テレビジョン装置4、オーディオ装置のスピーカ5、ポータブル再生装置6等である。このような環境において、本実施形態では、端末装置1の周囲に存在する高性能な入出力デバイスで端末装置1のデータ入出力が行われるようにする、すなわち、周囲の入力機器または出力機器を、端末装置の最適な入力部または出力部として設定する。具体的には、端末装置1が、周囲の入力機器または出力機器と接続し、データの送受信を行う。
これにより、ユーザは、端末装置1の操作入力部15より操作しやすいキーボード2aや、マウス2b、タブレット端末3から、端末装置1にデータ入力することができる。また、ユーザは、端末装置1の表示部13より画面が大きかったり高画質だったりするノートPCのディスプレイ2cや、タブレット端末3、テレビジョン装置4、ポータブル再生装置6で、端末装置1で再生される画像を、閲覧することができる。また、ユーザは、端末装置1のスピーカ16aより性能が高い(複数スピーカ、高音質)オーディオ装置のスピーカ5やテレビジョン装置4のスピーカで、端末装置1で再生されるオーディオ信号を、聴くことができる。
以下、このような本実施形態による設定システムが適用される端末装置1の内部構成例について図2を参照して説明する。
<2.本実施形態による端末装置の主要構成例>
図2は、本実施形態による端末装置1の主要構成例を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、表示部13、GPS(Global Positioning System)測位部14、操作入力部15、オーディオ信号入出力部16、および通信部17を有する。以下、各構成について詳細に説明する。
(CPU)
CPU10は、端末装置1の各構成を制御する制御部である。より具体的には、本実施形態によるCPU10は、図2に示すように、探索部110、推薦部120、および設定部130として機能する。
・探索部
探索部110は、端末装置1と無線接続可能な入力機器(入力デバイス)または出力機器(出力デバイス)を含む機器群を探索する。例えば探索部110は、通信部17により周囲に存在する入力機器または出力機器を探索(検出)し、探索した入出力機器群(入力機器または出力機器を含む機器群)の情報を推薦部120に出力する。また、探索部110により探索された入出力機器群は、CPU10の制御により表示部13に提示されてもよい。
・推薦部
推薦部120は、探索部110により探索された機器群から、現在時刻、現在ユーザが居る場所、ユーザの属性、各機器群の性能、各機器群の消費電力等に応じて、所定の最適な入力機器または出力機器をユーザに推薦する。
例えば推薦部120は、端末装置1の現在位置が予め登録された自宅や車内等のプライベート空間である場合、性能の高さを優先して入力機器または出力機器をユーザに推薦する。これにより、例えばユーザが自宅のリビングに居る場合、リビングに設置されているオーディオ装置のスピーカが端末装置1のオーディオ信号出力部として設定され、端末装置1で再生されるオーディオ信号がオーディオ装置のスピーカから出力される。一方、端末装置1の現在位置が会社や図書館等のパブリック空間である場合、推薦部120は、最も性能が高い入出力機器を個人的に利用することは困難であるので、最も性能が高い入出力機器以外の入出力機器を推薦する。これにより、例えばユーザが会社に居る場合、周囲に存在する大型ディスプレイとタブレット端末のうち、タブレット端末が画像出力部として設定され、端末装置1で再生される画像がタブレット端末で表示される。
ここで、推薦部120は、端末装置1の現在位置を、後述するGPS測位部14により取得された位置情報に基づいて判断してもよいし、ユーザにより入力された位置情報に基づいて判断してもよい。
また、推薦部120は、現在時刻が、予め設定された日中時間帯か夜間時間帯かに応じて、最適な入出力機器を推薦してもよい。例えば、夜間に大音量で音楽や映画の音声を視聴することは想定され難いので、推薦部120は、夜間の場合、オーディオ装置のスピーカやテレビジョン装置ではなく、タブレット端末を推薦する。
また、推薦部120は、ユーザの属性に応じて、最適な入出力機器を推薦してもよい。ユーザの属性とは、例えばユーザの性別、年齢、職業、体型、または好みを示す情報等であって、予めユーザにより入力されていてもよいし、CPU10がユーザの操作履歴等から学習してもよい。例えば、推薦部120は、ユーザの年齢、体型(身体の大きさ)に応じて、最も操作し易い入力機器を推薦してもよい。また、推薦部120は、ユーザが主婦である場合、キッチン付近に設置されている入出力デバイスを推薦してもよい。また、推薦部120は、入力デバイスの利用頻度やタイプミス、タイプスピード等に基づいてユーザの好みを学習し、ユーザが好んで利用する入力デバイスを推薦してもよい。
また、推薦部120は、節電期間中の場合、消費電力が少ない(省電力の)入出力デバイスを推薦してもよい。また、推薦部120は、バッテリ駆動の入出力デバイスを優先するよう設定されている場合、バッテリ駆動の入出力デバイスを推薦する。一方、AC電源使用の入出力デバイスを優先するよう設定されている場合、推薦部120は、AC電源使用の入出力デバイスを推薦する。
また、推薦部120は、コンテンツに応じて所定の最適な入出力デバイスを推薦してもよい。例えば、端末装置1でゲームが実行される場合、推薦部120は、キーボード、マウス、コントローラ等の各入力デバイスのうち、ゲーム用のコントローラを推薦する。また、端末装置1で映画が再生される場合、推薦部120は、最も画面が大きい画像出力デバイス(例えばテレビジョン装置)を推薦する。また、端末装置1でクラシック音楽が再生される場合、推薦部120は、最も性能が高いオーディオ信号出力デバイス(例えばオーディオ装置のスピーカ)を推薦する。
さらに、端末装置1が、ユーザの生体情報、動悸、脳波等を検出するセンサを有している場合、推薦部120は、ユーザの生体情報、動悸、脳波等に基づいて、ユーザの気分(状態)を判断し、状態に応じて所定の最適な入出力デバイスを推薦してもよい。例えば、推薦部120は、生体情報、動悸、脳波等の値が所定の条件を満たす場合、ユーザが眠い状態であると判断し、画像出力デバイスとして寝室の天井スクリーンを推薦する。
以上、推薦部120の具体的な推薦方法について説明したが、本開示による推薦部120は、上述した各推薦方法のうち複数の推薦方法を組み合わせて所定の最適な入出力機器を推薦してもよい。
また、どのような場合にどの入出力機器を推薦すべきかといった対応関係(現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性と、所定の入力機器または出力機器の対応付け)は、データベース化されてROM11に予め記憶されていてもよい。
また、推薦部120により推薦される入出力機器は、CPU10の制御により、表示部13において、ハイライト表示等されてもよい。
・設定部
設定部130は、推薦部120により推薦した入出力機器を端末装置1の入出力部として設定する。より具体的には、設定部130は、推薦部120が推薦した入出力機器(入力機器または出力機器を含む機器)のうちユーザが選択した入力機器または出力機器を、端末装置1の入力部または出力部に設定してもよい。また、設定部130は、推薦部120が推薦した入出力機器を自動的に端末装置1の入力部または出力部に設定してもよい。
(ROM、RAM)
ROM11には、CPU10が各処理を遂行するためのプログラム等が記憶されている。また、RAM12は、CPU10がROM11に記憶されているプログラムを実行する際に、ワークエリアとして用いられる。
(表示部)
表示部13は、CPU10の制御に従って、各種操作画面の表示や、探索部110により探索された入出力機器群の提示、探索された入出力機器群のうち推薦部120により推薦された入出力機器のハイライト表示等を行う。また、表示部13は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)またはOLED(Organic Light−Emitting Diode)などにより実現される。
(GPS測位部)
GPS測位部14は、端末装置1の現在位置情報を取得するための位置情報取得部の一例である。具体的には、GPS測位部14は、GPSの衛星からの電波を受信し、現在位置としての緯度・経度の情報を出力する。
(操作入力部)
操作入力部15は、ユーザによる操作入力を受け付ける。例えば、操作入力部15は、図1に示すように、表示部13と一体化されるタッチパネルにより実現されてもよい。また、操作入力部15は、端末装置1に物理的に設けられた操作ボタン、スイッチ等により実現されてもよい。
(オーディオ信号入出力部)
オーディオ信号入出力部16は、CPU10の制御に従って、オーディオ信号の出力や入力を行う。具体的には、オーディオ信号入出力部16は、スピーカ16aや、スピーカ16aに対するスピーカアンプ部、D/A変換器、マイクロホン16b、マイクロホン16bで得られたオーディオ信号を増幅処理するマイクアンプ部、A/D変換器等により実現される。
(通信部)
通信部17は、外部機器とデータ通信を行うための通信インターフェースである。本実施形態による通信部17は、CPU10の制御に従って、無線接続可能な入出力機器を探索するための信号を発信したり、設定部130により設定された入力機器または出力機器と接続し、データの送受信を行ったりする。また、通信部17は、無線LAN、ブルートゥース、Wi−Fi、NFC(Near Field Communication)、人体通信等の方式で外部機器と通信を行ってもよい。
以上、本実施形態による端末装置1の主要構成例について詳細に説明した。続いて、本実施形態の端末装置1による入出力機器の設定処理について、複数の実施形態を用いて具体的に説明する。
<3.各実施形態>
[3−1.第1の実施形態]
まず、第1の実施形態として、テキストを入力する場合の入力デバイス(入力機器)の設定処理の一例について説明する。通常、モバイル端末でテキスト入力を行うためには、比較的小さなテンキーで文字入力を行ったり、モバイル端末の表示部に表示されるソフトウェアキーボードから入力を行ったりする必要があったが、慣れない操作で入力し難かった。そこで、本実施形態による端末装置1は、周囲にテキスト入力を行うための高性能な入力デバイス(例えばキーボード)が存在する場合、当該入力デバイスを端末装置1の入力部として設定することで、ユーザは高性能な入力デバイスからのテキスト入力が可能となる。以下、このような第1の実施形態の設定処理について、図3を参照して具体的に説明する。
図3は、第1の実施形態による入力デバイスの設定処理の一例を示すフローチャートである。図3に示すように、まず、ステップS103において、端末装置1の探索部110は、無線接続可能な入力デバイスを探索する。
次いで、ステップS106において、CPU10は、探索部110により探索された入力デバイス群を表示部13に提示する。
次に、ステップS109において、推薦部120は、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性等に応じて、所定の最適な入力デバイスを推薦する。具体的には、例えば推薦部120は、表示部13に提示する入力デバイス群のうち、推薦する入力デバイスをハイライト表示する。ここで、表示部13に表示される表示画面例について図4を参照して説明する。
図4に示すように、表示部13は、接続可能な入力デバイスとして、探索部110により探索された入力デバイス群、例えば「キーボード」、「マウス」、および「タブレット端末」を提示する。なお、図4に示す例では、各入力デバイスの名称をテキスト表示しているが、本実施形態はこれに限定されず、各入力デバイスを示す画像(アイコン)を表示してもよい。
そして、推薦部120が、現在ユーザが居る場所に応じて所定の最適な入力デバイスを推薦する場合、例えばユーザが自宅等のプライベート空間に居る時は、図4の表示画面20に示すように、テキスト入力機能が最も高いキーボードをハイライト表示してユーザに推薦する。一方、ユーザが屋外や会社等のパブリック空間に居る時であって、「キーボード」、「マウス」、および「タブレット端末」が探索された場合、テキスト入力機能が最も高いキーボードは公共用であることが想定される。そこで、推薦部120は、図4の表示画面22に示すように、テキスト入力機能が最も高い入力デバイス以外の入力デバイス、例えばタブレット端末をハイライト表示してユーザに推薦する。
次いで、ステップS112において、CPU10は、推薦した入力デバイスでOK(確定)か否かを判断する。具体的には、CPU10は、推薦した入力デバイスがユーザにより選択された場合、推薦した入力デバイスでOKと判断する。または、CPU10は、何らユーザによる操作が無いまま所定時間経過した場合、推薦した入力デバイスでOKと自動的に判断してもよい。
次に、推薦した入力デバイスでOKと判断された場合(ステップS112/YES)、ステップS115において、設定部130は、当該入力デバイスを端末装置1の入力部として設定する。具体的には、端末装置1が通信部17から入力データを受信できるよう当該入力デバイスと接続する。
そして、ステップS116において、端末装置1は、設定された入力デバイスでユーザが操作入力した入力データを受信し、入力データを取得する。これにより、ユーザは、例えば自宅に居る場合、端末装置1と無線接続する高性能なキーボードから端末装置1へのテキスト入力を行うことができる。
一方、推薦した入力デバイス以外の入力デバイスがユーザに選択された場合(ステップS112/NO)、ステップS118において、設定対象を当該選択された入力デバイスに変更する。そして、上記S115において、設定部130は、選択された入力デバイスを端末装置1の入力部として設定する。
以上、本実施形態による入力デバイス(入力機器)の設定処理の一例について説明した。なお、上記S112において、表示部13に表示される「次候補ボタン」(不図示)がタッチされた場合(S112/NO)、推薦部120は、次の推薦候補の入力デバイスをハイライト表示してもよい。
また、上記設定処理では、端末装置1の表示部13上で、希望する入力デバイスを選択していたが、本実施形態による選択方法はこれに限定されず、ユーザが希望する入力デバイスを操作することで選択できるようにしてもよい。以下、図5を参照して具体的に説明する。
図5は、第1の実施形態による入力デバイスの設定処理の他の例を示すフローチャートである。図5に示すように、まず、ステップS103において、端末装置1の探索部110は、無線接続可能な入力デバイスを探索する。
次いで、ステップS107において、CPU10は、探索部110により探索された入力デバイス群のうち、推薦部120により推薦された入力デバイスを表示部13に提示し、ユーザに通知する。ここでは、推薦部120は、例えばユーザが自宅に居る場合に最適な、テキストを入力できる高性能な入力デバイスを推薦する。
次に、ステップS121において、CPU10は、いずれかの入力デバイスが打鍵されたか否かを判断する。具体的には、例えば通信部17により、打鍵された入力デバイスから打鍵通知を受信することで、CPU10は入力デバイスが打鍵されたことを判断できる。
次いで、いずれかの入力デバイスが打鍵された場合(ステップS121/YES)、ステップS124において、CPU10は、打鍵された入力デバイスでOK(確定)か否かを判断する。具体的には、CPU10は、表示部13に示す画面において、打鍵された入力デバイスを点滅表示する等して、ユーザにOKか否かの確認を取ってもよい。ユーザは、表示部13で点滅表示されている入力デバイスをタッチしたり、表示部13に表示されるOKボタンをタッチしたりすることで、入力デバイスの選択を確定する。
続いて、打鍵された入力デバイスでOKと判断された場合(ステップS124/YES)、ステップS127において、設定部130は、当該入力デバイスを端末装置1の入力部として設定する。
そして、ステップS128で、端末装置1は、設定された入力デバイスでユーザが操作入力した入力データを受信し、入力データを取得する。これにより、ユーザは、例えば自宅に居る場合、端末装置1と無線接続する高性能なキーボードを打鍵して選択し、当該キーボードから端末装置1へのテキスト入力を行うことができる。
一方、上記S121で、いずれの入力デバイスも打鍵されなかった場合(S121/NO)、または上記S124で、打鍵された入力デバイスでOKではなかった場合(S124/NO)、処理はステップS130に進む。ステップS130において、CPU10は、端末装置1自身の操作入力部15または現在設定されている入力デバイスでユーザが操作入力した入力データを取得(受信)する。このように、ユーザが入力デバイスの変更を希望しない場合(S121/NO、S124/NO)、CPU10は、現状の設定のままユーザの操作入力を受け付ける。
以上、本実施形態による入力デバイス(入力機器)の設定処理の他の例について説明した。なお、上記S106において、CPU10は、図4に示すように、探索した入力デバイス群を提示し、提示した入力デバイス群のうち推薦する入力デバイスをハイライト表示してもよい。
[3−2.第2の実施形態]
次に、第2の実施形態として、写真、映像、ゲーム等の各種画像データを出力する場合の表示デバイス(画像出力機器)の設定処理の一例について説明する。通常、モバイル端末では、モバイル端末に設けられた比較的小さな表示画面で画像を閲覧するしかなかった。しかし、自宅に居る場合等は、周囲に高性能な表示装置が設置されていることが想定される。そこで、本実施形態による端末装置1は、周囲に画像出力を行うための高性能な表示デバイス(例えばテレビジョン装置)が存在する場合、当該表示デバイスを端末装置1の表示部として設定することで、ユーザは高性能な表示デバイスでの画像閲覧が可能となる。以下、このような第2の実施形態の設定処理について、図6を参照して具体的に説明する。
図6は、第2の実施形態による表示デバイスの設定処理の一例を示すフローチャートである。図6に示すように、まず、ステップS133において、端末装置1の探索部110は、無線接続可能な表示デバイスを探索する。
次いで、ステップS136において、CPU10は、探索部110により探索された表示デバイス群を表示部13に提示する。
次に、ステップS139において、推薦部120は、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性等に応じて、所定の最適な表示デバイスを推薦する。具体的には、例えば推薦部120は、表示部13に提示する表示デバイス群のうち、推薦する表示デバイスをハイライト表示する。ここで、表示部13に表示される表示画面例について図7を参照して説明する。
図7に示すように、表示部13は、接続可能な表示デバイスとして、探索部110により探索された表示デバイス群、例えば「テレビジョン装置」、「ノートPCディスプレイ」、「タブレット端末」、および「ポータブル再生装置」を提示する。なお、図7に示す例では、各表示デバイスの名称をテキスト表示しているが、本実施形態はこれに限定されず、各表示デバイスを示す画像(アイコン)を表示してもよい。
そして、推薦部120が、現在ユーザが居る場所および現在時刻に応じて所定の最適な表示デバイスを推薦する場合、例えばユーザが自宅等のプライベート空間に居て、かつ現在時刻が日中時間帯である時は、図7の表示画面24が表示される。図7に示すように、表示画面24では、画像出力性能(画質、画面の大きさ等)が最も高いテレビジョン装置がハイライト表示されてユーザに推薦されている。一方、ユーザが自宅等のプライベート空間に居て、かつ現在時刻が夜間時間帯である時は、大型のテレビジョン装置ではなく、自分の手元で閲覧できるタブレット端末等を好むことが想定される。そこで、推薦部120は、図7の表示画面26に示すように、画像出力性能が最も高い表示デバイス以外の表示デバイス、例えばタブレット端末およびポータブル再生装置をハイライト表示してユーザに推薦する。
次いで、ステップS142において、CPU10は、推薦した表示デバイスでOK(確定)か否かを判断する。具体的には、CPU10は、推薦した表示デバイスがユーザにより選択された場合、推薦した表示デバイスでOKと判断する。または、CPU10は、何らユーザによる操作が無いまま所定時間経過した場合、推薦した表示デバイスでOKと自動的に判断してもよい。
次に、推薦した表示デバイスでOKと判断された場合(ステップS142/YES)、ステップS145において、設定部130は、当該表示デバイスを端末装置1の表示部として設定する。具体的には、端末装置1が通信部17から画像データを送信できるよう当該表示デバイスと接続する。
そして、ステップS146において、端末装置1は、設定された表示デバイスおよび端末装置1の表示部13、または設定された表示デバイスのみに、端末装置1で再生される写真(静止画像)、映像(動画)、ゲーム等の画像データを表示するよう制御する。これにより、例えばユーザが自宅に居る場合、時間帯に応じて最適な表示デバイスが推薦され、ユーザは、端末装置1で再生される画像を、端末装置1と無線接続する高性能な表示デバイスで閲覧することができる。
一方、推薦した表示デバイス以外の表示デバイスがユーザに選択された場合(ステップS142/NO)、ステップS148において、設定対象を当該選択された表示デバイスに変更する。そして、上記S145において、設定部130は、選択された表示デバイスを端末装置1の表示部として設定する。
以上、本実施形態による表示デバイス(画像出力機器)の設定処理の一例について説明した。なお、上記S142において、表示部13に表示される「次候補ボタン」(不図示)がタッチされた場合(S142/NO)、推薦部120は、次の推薦候補の表示デバイスをハイライト表示してもよい。
また、上記S145では、表示デバイスを端末装置1の表示部として設定する際に、当該表示デバイスと接続しているが、本実施形態による接続のタイミングはこれに限定されず、予め最適な(推薦する)表示デバイスに自動接続してもよい。以下、図8を参照して具体的に説明する。
図8は、第2の実施形態による表示デバイスの設定処理の他の例を示すフローチャートである。図8に示すように、まず、ステップS133において、端末装置1の探索部110は、無線接続可能な表示デバイスを探索する。
次いで、ステップS136において、CPU10は、探索部110により探索された表示デバイス群を表示部13に提示する。
次に、ステップS151において、CPU10は、推薦部120により、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性等に応じて推薦される最適な表示デバイスに自動接続する。ここで、CPU10は、自動接続した表示デバイスに画像データを送信して表示させてもよい。これにより、ユーザは、自動接続された表示デバイスを直感的に認識することができる。若しくは、CPU10は、表示部13に提示した表示デバイス群のうち、自動接続した表示デバイスを点滅表示したりハイライト表示したりすることでユーザに通知してもよい。
次いで、ステップS154において、CPU10は、自動接続されている表示デバイスでOK(確定)か否かを判断する。具体的には、ユーザは、表示部13に表示されるOKボタンをタッチする等して表示デバイスの選択を確定する。
続いて、自動接続した表示デバイスでOKと判断された場合(ステップS154/YES)、ステップS157において、設定部130は、当該表示デバイスを端末装置1の表示部として設定する。
そして、ステップS160で、端末装置1は、設定された表示デバイスに、端末装置1で再生される画像データを送信して表示させる。これにより、ユーザは、例えば自宅に居る場合、端末装置1と無線接続する高性能なテレビジョン装置で、写真、映像、ゲーム等の画像を閲覧することができる。
一方、自動接続された表示デバイスでOKではなかった場合(S154/NO)、ステップS161において、CPU10は、異なる表示デバイス、例えば次に推薦する表示デバイスに自動接続する。ここで、自動接続された表示デバイスでOKではなかった場合とは、例えば、表示部13に表示される「次候補ボタン」がタッチされたり、表示部13に提示する他の表示デバイスが選択されたりした場合が挙げられる。
以上、本実施形態による表示デバイス(画像出力機器)の設定処理の他の例について説明した。
[3−3.第3の実施形態]
次に、第3の実施形態として、音楽、音声等の各種オーディオ信号を再生する場合のオーディオ出力デバイス(オーディオ出力機器)の設定処理の一例について説明する。通常、モバイル端末に設けられたスピーカ(受話口、レシーバー)からは、比較的小音量でオーディオ信号が出力され、通話の際ユーザは耳を直接受話口に当てて相手の音声を聞いていた。また、モバイル端末で音楽や映画等を再生する際は、モバイル端末に設けられたイヤホン端子にステレオイヤホン等を接続してステレオイヤホンを耳に装着して音楽や映画の音声を聞いていた。しかし、自宅に居る場合等は、周囲に高性能なオーディオ出力装置が設置されていることが想定される。
そこで、本実施形態による端末装置1は、周囲にオーディオ出力を行うための高性能なオーディオ出力デバイス(例えばオーディオ装置のスピーカ)が存在する場合、当該オーディオ出力デバイスを端末装置1のオーディオ信号出力部として設定する。これにより、ユーザは高性能なオーディオ出力デバイスで音楽や映画の音声を聞くことが可能となる。以下、このような第3の実施形態の設定処理について、図9を参照して具体的に説明する。
図9は、第3の実施形態によるオーディオ出力デバイスの設定処理の一例を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、ステップS163において、端末装置1の探索部110は、無線接続可能なオーディオ出力デバイスを探索する。
次いで、ステップS166において、CPU10は、探索部110により探索されたオーディオ出力デバイス群を表示部13に提示する。
次に、ステップS169において、推薦部120は、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性等に応じて、所定の最適なオーディオ出力デバイスを推薦する。具体的には、例えば推薦部120は、表示部13に提示するオーディオ出力デバイス群のうち、推薦するオーディオ出力デバイスをハイライト表示する。ここで、表示部13に表示される表示画面例について図10を参照して説明する。
図10に示すように、表示部13は、接続可能なオーディオ出力デバイスとして、探索部110により探索されたオーディオ出力デバイス群を提示する。なお、図10に示す例では、各オーディオ出力デバイスの名称をテキスト表示しているが、本実施形態はこれに限定されず、各オーディオ出力デバイスを示す画像(アイコン)を表示してもよい。
そして、推薦部120が、現在ユーザが居る場所に応じて所定の最適な入力デバイスを推薦する場合、例えばユーザが自宅等のプライベート空間に居て、かつ現在時刻が日中時間帯である時は、図10の表示画面28が表示される。図10に示すように、表示画面28では、オーディオ出力性能(音質、最大出力等)が最も高いオーディオ装置のスピーカがハイライト表示されてユーザに推薦されている。一方、ユーザが自宅等のプライベート空間に居て、かつ現在時刻が夜間時間帯である時は、大音量で音楽等を聴くことは想定され難く、自分の近くに置いて音楽や映画の音声を聴くことができる装置を好むことが想定される。そこで、推薦部120は、図10の表示画面30に示すように、オーディオ出力性能が最も高い出力デバイス以外の出力デバイス、例えばポータブル再生装置のスピーカをハイライト表示してユーザに推薦する。
次いで、ステップS172において、CPU10は、推薦したオーディオ出力デバイスでOK(確定)か否かを判断する。具体的には、CPU10は、推薦したオーディオ出力デバイスがユーザにより選択された場合、推薦したオーディオ出力デバイスでOKと判断する。または、CPU10は、何らユーザによる操作が無いまま所定時間経過した場合、推薦したオーディオ出力デバイスでOKと自動的に判断してもよい。
次に、推薦したオーディオ出力デバイスでOKと判断された場合(ステップS172/YES)、ステップS175において、設定部130は、当該オーディオ出力デバイスを端末装置1のオーディオ信号出力部として設定する。具体的には、端末装置1が通信部17からオーディオ信号を送信できるよう当該オーディオ出力デバイスと接続する。
そして、ステップS178において、端末装置1は、設定されたオーディオ出力デバイスにオーディオ信号を送信して再生させるよう制御する。これにより、例えばユーザが自宅に居る場合、時間帯に応じて最適なオーディオ出力デバイスが推薦され、ユーザは、端末装置1で再生される音楽等を、端末装置1と無線接続する高性能なオーディオ出力デバイスで聴くことができる。
一方、推薦したオーディオ出力デバイス以外のオーディオ出力デバイスがユーザに選択された場合(ステップS172/NO)、ステップS181において、設定対象を当該選択されたオーディオ出力デバイスに変更する。そして、上記S175において、設定部130は、選択されたオーディオ出力デバイスを端末装置1のオーディオ信号出力部として設定する。
以上、本実施形態によるオーディオ出力デバイス(オーディオ出力機器)の設定処理の一例について説明した。なお、上記S172において、表示部13に表示される「次候補ボタン」(不図示)がタッチされた場合(S172/NO)、推薦部120は、次の推薦候補のオーディオ出力デバイスをハイライト表示してもよい。
<3.まとめ>
上述したように、本実施形態による設定システムでは、状況に応じて周囲の入力機器または出力機器を、端末装置の最適な入力部または出力部として設定することが可能となる。具体的には、端末装置1が、周囲に存在する無線接続可能な入出力デバイスを探索し、探索した入出力デバイスのうち、現在時刻、ユーザの現在位置、ユーザの属性等に応じて、所定の最適な入出力デバイスを推薦する。そして、端末装置1は、推薦した入出力デバイスを自装置の入出力部として設定し、当該入出力デバイスでのデータの入出力を制御する。
これにより、ユーザは、自宅に居る場合、周囲に存在する高性能な入力デバイス、例えばキーボード、マウス、コントローラ等から、端末装置1にデータ入力を行うことができ、端末装置1の利便性が向上する。また、ユーザは、周囲に存在する高性能な出力デバイス、例えばテレビジョン装置、タブレット端末、オーディオ装置等により、端末装置1で再生される画像や音楽等を視聴することができ、端末装置1の利便性が向上する。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、端末装置1は、複数ユーザで共通利用され得る入出力デバイスを推薦する場合、他のユーザに先に利用されている場合は推薦しないよう調整してもよい。
また、上述した入出力デバイスは、スマートフォンや携帯電話端末であってもよい。
また、端末装置1は、周囲にユーザが居ないと判断した場合、探索した出力デバイスのうち、自宅の各部屋に設けられた人感センサ等から検知されたユーザの現在位置付近に存在する出力デバイスを推薦し、着信音を出力する出力部として設定してもよい。そして、端末装置1は、設定した出力デバイスから、端末装置1の着信音を出力することで、ユーザが他の部屋に居ても端末装置1の着信を通知することができる。
また、本実施形態による端末装置1は、入出力デバイスのみならず、周囲に存在する高性能情報処理デバイスを端末装置1の処理部として設定し、CPU10で行われる処理を、設定した高性能情報処理デバイスに行わせてもよい。例えば、ユーザが自宅に居る時は、個人用のパーソナルコンピュータやゲーム機等の高性能情報処理デバイスが周囲に存在する環境が想定される。この場合、端末装置1は、探索部110によってこれらを探索し、所定の最適な情報処理デバイスを推薦部120により推薦し、設定部130により処理部として設定する。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
端末装置と無線接続可能な入力機器または出力機器を含む機器群を探索する探索部と、
前記探索部により探索された機器群から、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性に応じて、所定の入力機器または出力機器をユーザに推薦する推薦部と、
前記推薦部により推薦された所定の入力機器または出力機器を、前記端末装置の入力部または出力部として設定する設定部と、
を備える、端末装置。
(2)
前記推薦部は、所定の入力機器のみをユーザに推薦する、前記(1)に記載の端末装置。
(3)
前記端末装置は、スマートフォンまたは携帯電話端末である、前記(1)または(2)に記載の端末装置。
(4)
前記端末装置は、タブレット端末である、前記(1)または(2)に記載の端末装置。
(5)
前記設定部は、前記推薦部により推薦された機器のうち前記ユーザにより選択された機器を前記端末装置の入力部または出力部として設定する、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の端末装置。
(6)
前記設定部は、前記推薦部により推薦された機器を自動的に前記端末装置の入力部または出力部として設定する、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の端末装置。
(7)
前記推薦部は、前記ユーザがプライベート空間に居る場合、探索した機器群のうち最も高性能な機器を推薦し、前記ユーザがパブリック空間に居る場合、探索した機器群のうち最も高性能な機器以外の機器を推薦する、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の端末装置。
(8)
前記推薦部は、現在時刻が予め設定された夜間時間帯であるか日中時間帯であるかに応じて、所定の入力機器または出力機器を推薦する、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の端末装置。
(9)
前記ユーザの属性は、ユーザの性別、年齢、職業、体型、または好みを示す情報である、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の端末装置。
(10)
前記端末装置は、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性と、所定の入力機器または出力機器を対応付けて記憶する記憶部をさらに備え、
前記推薦部は、前記記憶部に記憶された対応付けを参照して所定の入力機器または出力機器を推薦する、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の端末装置。
(11)
コンピュータを、
端末装置と無線接続可能な入力機器または出力機器を含む機器群を探索する探索部と、
前記探索部により探索された機器群から、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性に応じて、所定の入力機器または出力機器をユーザに推薦する推薦部と、
前記推薦部により推薦された所定の入力機器または出力機器を、前記端末装置の入力部または出力部として設定する設定部、
として機能させる、プログラム。
1 端末装置
10 CPU
110 探索部
120 推薦部
130 設定部
11 ROM
12 RAM
13 表示部
14 GPS測位部
15 操作入力部
16 オーディオ信号入出力部
16a スピーカ
16b マイクロホン
17 通信部
2a キーボード
2b マウス
2c デスクトップPCのディスプレイ
3 タブレット端末
4 テレビジョン装置
5 オーディオ装置のスピーカ
6 ポータブル再生装置

Claims (11)

  1. 端末装置と無線接続可能な入力機器または出力機器を含む機器群を探索する探索部と、
    前記探索部により探索された機器群から、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性に応じて、所定の入力機器または出力機器をユーザに推薦する推薦部と、
    前記推薦部により推薦された所定の入力機器または出力機器を、前記端末装置の入力部または出力部として設定する設定部と、
    を備える、端末装置。
  2. 前記推薦部は、所定の入力機器のみをユーザに推薦する、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記端末装置は、スマートフォンまたは携帯電話端末である、請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記端末装置は、タブレット端末である、請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記設定部は、前記推薦部により推薦された機器のうち前記ユーザにより選択された機器を前記端末装置の入力部または出力部として設定する、請求項1に記載の端末装置。
  6. 前記設定部は、前記推薦部により推薦された機器を自動的に前記端末装置の入力部または出力部として設定する、請求項1に記載の端末装置。
  7. 前記推薦部は、前記ユーザがプライベート空間に居る場合、探索した機器群のうち最も高性能な機器を推薦し、前記ユーザがパブリック空間に居る場合、探索した機器群のうち最も高性能な機器以外の機器を推薦する、請求項1に記載の端末装置。
  8. 前記推薦部は、現在時刻が予め設定された夜間時間帯であるか日中時間帯であるかに応じて、所定の入力機器または出力機器を推薦する、請求項1に記載の端末装置。
  9. 前記ユーザの属性は、ユーザの性別、年齢、職業、体型、または好みを示す情報である、請求項1に記載の端末装置。
  10. 前記端末装置は、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性と、所定の入力機器または出力機器を対応付けて記憶する記憶部をさらに備え、
    前記推薦部は、前記記憶部に記憶された対応付けを参照して所定の入力機器または出力機器を推薦する、請求項1に記載の端末装置。
  11. コンピュータを、
    端末装置と無線接続可能な入力機器または出力機器を含む機器群を探索する探索部と、
    前記探索部により探索された機器群から、現在時刻、現在ユーザが居る場所、またはユーザの属性に応じて、所定の入力機器または出力機器をユーザに推薦する推薦部と、
    前記推薦部により推薦された所定の入力機器または出力機器を、前記端末装置の入力部または出力部として設定する設定部、
    として機能させる、プログラム。
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