JP5387664B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を制御し逐次実行する洗濯機において、使用水量を低減して効率よくすすぐことができる洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は省資源の為、すすぎ行程において、洗濯兼脱水槽に水を溜めないで上方より衣類にシャワー状に、注水しながら洗濯兼脱水槽を回転させるすすぎ方式を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来の洗濯機の側断面図、図5は、同洗濯機の洗い行程、図6は、すすぎ行程のフローチャートである。
図4において、筐体1は内部に複数のサスペンション2によって弾性的に吊り下げた外槽3を配し、脱水時の振動をサスペンション2によって吸収する構成としている。外槽3の内部には、洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽4を、中空で2重構造とした洗濯軸5a、脱水軸5を中心に回転可能に配設し、洗濯兼脱水槽4の内底部に衣類(洗濯物)を攪拌するパルセータ6を回転自在に配設し、底部には排水口7と排水弁8を設けている。
洗濯兼脱水槽4の内部周壁には水抜き用の小孔4aを多数設けている。モータ9は、外槽3の底部に取り付け、ベルト10を介してクラッチ機構及びブレーキ機構を有する駆動機構部11に回転を伝達する。
駆動機構部11内部のクラッチ切り換え装置(図示せず)にて、脱水軸5の制動および制動解除を同時に行い、洗濯時では脱水軸5を制動させ洗濯軸5aを駆動し衣類攪拌用のパルセータ6を回転駆動させ、脱水時は脱水軸5の制動を解除し排水弁8を開放し洗濯兼脱水槽4を回転駆動させる。
外槽3内の洗濯液またはすすぎ液は、底部の排水口7から排水弁8を介して機外に排水する。水位検知装置12は、圧力センサー等で形成され、洗濯兼脱水槽4内の水位を検知し、洗濯時には所定水位Aまで給水するように水位を検知する。
また、筐体カバー14は筐体1の上部を覆うもので、開閉蓋15を開閉自在に有し、操作表示部を有する制御装置16を設けるとともに、洗濯兼脱水槽4に給水する水道水の蛇口等に連結した給水弁17を内部に設けている。
制御装置16は、マイクロコンピュータ等を具備し、モータ9、クラッチ切り換え装置(図示せず)、給水弁17、排水弁8を制御するとともに、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御するように構成している。
上記構成において、図5,6のフローチャートを参照しながら動作を説明する。
洗濯行程(100)では、排水弁8は閉止状態で、開閉蓋15を開けて、洗濯兼脱水槽4に衣類(洗濯物)を投入し(101)、電源スイッチをONし(102)、スタートスイッチをON(103)すると、給水弁17を開いて(104)、所定水位Aまで給水(105,106)した後、モータ9を駆動(107)し、パルセータ6を回転させて洗濯を行う。
洗濯を所定時間経過するとモータ9をOFFし(108、109)、洗濯行程を終了する(110)。
洗濯行程が終了すると、図7において、次のすすぎ行程(200)では、排水弁8を開放する(201)と同時に、駆動機構部11内部のクラッチ切り換え装置(図示せず)を切り換え、脱水軸5の制動を解除しつつ脱水軸5を介して洗濯兼脱水槽4が回転可能な状態にする(202)。
排水終了(203)後、モータ9をONした中間脱水にて(204)、洗濯兼脱水槽4の回転を700〜800r/minレベルまで立ち上げ、衣類を遠心脱水し、衣類に残存した洗剤成分を洗濯液と同時に衣類より離脱させる。
所定時間(205)後にモータ9をOFFし(206)、洗濯兼脱水槽4の回転を徐々に下げ、駆動機構部11内部のクラッチ切り換え装置(図示せず)を切り換え、脱水軸5を制動し(207)、洗濯兼脱水槽4を一度停止させる。
その後、再び駆動機構部11内部のクラッチ切り換え装置(図示せず)を切り換え、脱水軸5の制動を解除しつつ脱水軸5を介して洗濯兼脱水槽4が回転可能な状態にする(208)とともに、再度モータ9をON(209)とOFF(210)を繰り返し、洗濯兼脱水槽4を平均30〜50r/minの低速回転に所定時間保持させると同時に、給水弁17を開放(211)して、水道水等を洗濯兼脱水槽4内にシャワー状に給水し洗濯兼脱水槽4内壁にへばりついた衣類に均一に注水し、衣類に浸透させつつ衣類に残存している洗剤成分を希釈あるいは離脱させる。
所定時間(212)給水した後、給水弁17をOFF(213)、排水弁8をOFF(214)、駆動機構部11内部のクラッチ切り換え装置(図示せず)を切り換え、脱水軸5を制動し(215)洗濯兼脱水槽4を停止させ、すすぎ行程を終了する(216)。
すすぎ行程が終了すると、洗濯兼脱水槽4の回転を700〜800r/minレベルまで立ち上げる高速遠心脱水により、衣類に含まれる水分を除去する脱水行程を行い、一連の行程を終了する。
以上のように、上記従来のすすぎ方式では、例えば洗濯衣類が8kg容量の場合、洗い行程の水位Aで約50〜70L水量に対し、すすぎ行程は約15〜25L水量を衣類にシャワー状に注水することで、できるだけ少ない使用水量ですすぎ効果を得る構成を採用していた。
特開平8−117478号公報
しかしながら、前記従来の構成では、すすぎ行程において、衣類に水道水を注水する場合、すすぎ時間制御を給水弁の所定時間の開閉動作で行う構成が一般的で、水道水圧が低い使用条件下では注水流量が下がり、衣類に注水される水量が必要量供給されず、特に布量が多い時などの場合には、衣類の内部まで水が充分浸透できないまま次行程に移行するため、すすぎムラが発生するという課題があった。
また、本発明は、前記従来の課題を解決するもので、少ない水量で効率よく安定したすすぎ効果を得ることを目的としている。
さらには、すすぎの見栄えを良くし、よくすすげていることをアピールできる洗濯機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、パルセータを駆動するモータと、前記パルセータを内底部に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、前記洗濯兼脱水槽および前記外槽の間に設けられた2ヶ所の流入口と、前記流入口からの水を前記外槽の上部に送水可能とする送水部と、前記送水部からの水を前記洗濯兼脱水槽内に吐出する吐出口と、前記外槽底部に前記パルセータと前記洗濯兼脱水槽との回転を選択的に切り換えるクラッチ機構を有する駆動機構手段と、前記洗濯兼脱水槽内への給水を制御する給水手段と、前記モータ、前記駆動機構手段、前記給水手段などの動作と洗濯、すすぎ、脱水の各行程を制御する制御装置とを備え、前記洗濯兼脱水槽には下部外周に裏羽根が形成され、前記2ヶ所の流入口はそれぞれ高さが異なるように設けられているものである。
これによって、水位によって散水する箇所ならびに散水する水量を変化させることにより、適切な循環水量を確保でき、水量に応じた循環水の散水による洗浄力ならびにすすぎ力を向上させ、使用者に対しても水量に応じた循環洗浄、循環すすぎの性能をアピールすることが可能となる。
本発明の洗濯機は、少ない水量であっても安定したすすぎ性能を確保することができる。
本発明実施の形態1における洗濯機の側断面図 同洗濯機の洗い行程のフローチャート 同洗濯機のすすぎ行程のフローチャート 従来の洗濯機の側断面図 同洗濯機の洗い行程のフローチャート 同洗濯機のすすぎ行程のフローチャート
第1の発明は、パルセータを駆動するモータと、前記パルセータを内底部に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、前記洗濯兼脱水槽および前記外槽の間に設けられた2ヶ所の流入口と、前記流入口からの水を前記外槽の上部に送水可能とする送水部と、前記送水部からの水を前記洗濯兼脱水槽内に吐出する吐出口と、前記外槽底部に前記パルセータと前記洗濯兼脱水槽との回転を選択的に切り換えるクラッチ機構を有する駆動機構手段と、前記洗濯兼脱水槽内への給水を制御する給水手段と、前記モータ、前記駆動機構手段、前記給水手段などの動作と洗濯、すすぎ、脱水の各行程を制御する制御装置とを備え、前記洗濯兼脱水槽には下部外周に裏羽根が形成され、前記2ヶ所の流入口はそれぞれ高さが異なるように設けられていることにより、水位によって散水する箇所ならびに散水する水量を変化させることにより、適切な循環水量を確保でき、水量に応じた循環水の散水による洗浄力ならびにすすぎ力を向上させ、使用者に対しても水量に応じた循環洗浄、循環すすぎの性能をアピールすることが可能となる。
また、特に水量が少ない低水位のとき、1ヵ所の上部吐出口から洗濯兼脱水槽内に散水するので、少ない水量であっても十分なすすぎ効果をえられ、節水効果も高まる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の側断面図を示すものである。図2は、同洗濯機の洗い行程のフローチャート、図3は、同洗濯機のすすぎ行程のフローチャートを示す。
図1において、洗濯兼脱水槽18は、内部周壁には小孔18aを多数設け、内底部には衣類攪拌用のパルセータ6を回転自在に配するとともに、洗濯行程時には水位を所定水位Aにまで注水しパルセータ6の回転で衣類の洗濯を行う。また、洗濯兼脱水槽18の外底部には下方に放射状にフィン形状の複数の裏羽根19を形成する。
外槽20は、洗濯兼脱水槽18を回転自在に内包するとともに、底部に内部の水の排出用の排水口7および排水弁8を設け、外槽20と洗濯兼脱水槽18の間に内壁21を構成する。内壁21と外槽20の側壁とで通水が可能な管状の送水部23を形成するとともに、内壁21の底部には下部流入口22を設け、この下部流入口22から流入した水は、送水部23を介して上方へ送水可能としている。
外槽20の上方開口縁には、中央に衣類投入用の開口30を形成したドーナツ型平板状の上部カバー26を固着する。
この上部カバー26の一部には、給水弁17から洗濯兼脱水槽18内に注水する水の通水路となる複数の穴を形成した注水部27、及び下方の洗濯兼脱水槽18内方を指向する上部カバー吐出口29を有し、かつ、外槽20の側壁と内壁21で構成した送水部23の上端に対応する位置に水密的に固着する上部流入口28を設ける。
従って、給水弁17からの給水は、上部カバー26の注水部27より上部カバー吐出口29を通って洗濯兼脱水槽18内部に、また外槽20の側壁の送水部23からの通水は、上部流入口28を介して上部カバー吐出口29より洗濯兼脱水槽18内に散水される構成となっている。
よって、外槽20内部に図1で水位Bに示すようにパルセータ6が全て浸からない程度の低い水位の水を溜めた状態で洗濯兼脱水槽18を回転させると、外底部に設けた放射状の複数の裏羽根19のポンプ作用により水が撹拌され、下部流入口22より送水部23に送水されて上部カバー吐出口29より洗濯兼脱水槽18内に循環水流として散水される構成である。
制御装置25は、マイクロコンピュータ等を具備し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を制御する。また、水位検知装置24は圧力センサー等で構成され、外槽20下部と連通して、外槽20内の水圧を電気信号に変換し、制御装置25に予め設定した各水位設定値と比較し洗濯兼脱水槽18内の洗濯水の水位検知を行い、洗濯時の所定水位A、すすぎ時の低い水位B等の検知を行っている。
上記構成において、図2、図3のフローチャートを参照しながら動作を説明する。
洗濯行程(400)では、排水弁8は閉止状態で、洗濯兼脱水槽18内部に衣類(洗濯物)を投入し(401)、電源スイッチをONし(402)、スタートスイッチをON(
403)すると、給水弁17を開いて(404)、所定水位Aまで給水し(405)、給水弁を閉じた後(406)、モータ9を駆動する(407)。このとき、モータ9の動力を洗濯軸5aを介してパルセータ6に伝達し、パルセータ6が回転することで、その攪拌力と水流力により衣類に付着した汚れを離脱させ、所定時間経つとモータ9をOFFし(408、409)洗濯行程を終了する(410)。
洗濯行程が終了すると、図3の次のすすぎ行程(500)では、排水弁8を開放する(501)と同時に、クラッチ切り換え装置(図示せず)により駆動機構部11のクラッチ(図示せず)を切り換え、脱水軸5の制動を解除しつつ脱水軸5を介して洗濯兼脱水槽18が回転可能な状態にする(502)。
排水終了(503)後、モータ9をONし(504)、洗濯兼脱水槽18の回転を700〜800r/minレベルまで立ち上げ、衣類を遠心脱水し、衣類に残存した洗剤成分は洗濯液と同時に衣類より離脱させ、洗濯兼脱水槽18の内部周壁に多数設けた小孔18aより洗濯兼脱水槽18外に通過せしめ、排水口7から排水弁8を通過し機外へと排出させるいわゆる中間脱水を行う。
所定時間経過後(505)にモータ9をOFFし(506)、洗濯兼脱水槽18の回転を徐々に下げ駆動機構部11内部のクラッチ切り換え装置(図示せず)を切り換え、脱水軸5aを制動し(507)洗濯兼脱水槽18を一度停止させ排水弁8をOFF即ち外槽20に水が溜め得る状態とする(508)。
再び駆動機構部11内部のクラッチ切り換え装置(図示せず)を切り換え、脱水軸5aの制動を解除しつつ脱水軸5aを介して洗濯兼脱水槽18が回転可能な状態にする(509)とともに、給水弁17を開いて(510)パルセータ6外周近傍の低い所定水位Bまで給水(511、512)する。
その後、再度モータ9をON(513)させ、洗濯兼脱水槽18の回転を約180〜200r/minの回転数に所定時間(514)保持させる。この時、すすぎ液は裏羽根19により円周方向に攪拌され、下部流入口22に流入し送水部23を上昇し、上部流入口28を通過して上部カバー吐出口29より洗濯兼脱水槽18上部から洗濯兼脱水槽18内の衣類に散水する。
衣類に浸透し遠心力により通過し同時に衣類内部の洗剤成分を衣類から離脱させ、洗濯兼脱水槽18の内部周壁に多数設けた小孔18aより洗濯兼脱水槽18外に抜け外槽20底部に落下し、再度裏羽根19により掻き揚げられ下部流入口22、送水部23、上部流入口28を順に通過して上部カバー吐出口29より洗濯兼脱水槽18上部から洗濯兼脱水槽18内の衣類に散水する強制循環の動作を所定時間(514)の間繰り返すことで衣類全体に残存する洗剤成分を均一に希釈できる。
所定時間(514)後にモータ9をOFF(515)し、クラッチ切り換え装置(図示せず)により駆動機構部11のクラッチ(図示せず)を切り換え脱水軸5aを制動し(516)洗濯兼脱水槽18を停止させ、すすぎ行程を終了する(517)。
すすぎ行程が終了すると、洗濯兼脱水槽4の回転を700〜800r/minレベルまで立ち上げる高速遠心脱水により、衣類に含まれる水分を除去して、前記すすぎ行程中の中間脱水時間より長い時間遠心脱水し最終絞りあげることで、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程全体を終了する。
以上のように、すすぎ行程で、例えば8kg容量の場合、洗い行程の水位Aで約50〜
70L水量に対し、すすぎ行程はパルセータ6外周近傍の低い水位Bで示した約15〜25L水量を一旦溜め、洗濯兼脱水槽18の回転により、すすぎ液を強制循環させることにより衣類全体に散水、浸透、離脱、再度散水、浸透、離脱、のすすぎ作用を行い衣類全体に残存した洗剤成分の希釈効果を高めることができる。
また、少ない水量を溜めてすすぐことで、給水弁17の開放時間の制御で衣類に注水する方式と異なり、水道水圧が低い使用条件下であっても、給水される水量に変動が無くすすぎむらを防止でき、少ない使用水量で安定したすすぎ性能を確保できるものである。
さらに、本発明では図1のように送水部23を洗濯機後方にも設けることに加えて、送水部23aを洗濯機前方にも設けたもので、この2ヶ所の循環経路により、1ヶ所より多くの水を循環可能としさらにすすぎ性能をアップさせたものである。
図1のとおり、上部カバー26は対角2ヵ所の上部流入口28、28aと吐出口29、29aを有し、外槽20は底部内周面に前記上部カバー26に対応した2ヵ所の下部流入口22、22aを設けると共に、この前記下部流入口22、22aと前記上部カバー26の前記上部流入口28、28aとを連通する2ヵ所の送水部23、23aを設け、前記2ヵ所の下部流入口22、22aのうち1ヵ所(下部流入口22)は外槽の底部内周面に流入口22を設け、もう1ヵ所(下部流入口22a)は外槽の略中央内周面に流入口22aを設けることにより、略中央内周面に設けた流入口22aより低水位の場合は、1ヵ所の上部吐出口29から洗濯兼脱水槽内に散水し、略中央内周面に設けた流入口22aの近傍もしくは流入口22aより水位が高水位の場合は2ヵ所の上部吐出口29、29aから散水することにより、すすぎ時の洗濯兼脱水槽の水量によって散水する水を2ヵ所に増やすことができ、よくすすげていることを使用者にアピールすることができる。
また、特に低水位の場合に2ヵ所の上部吐出口29、29aから散水すると、十分な循環水量をえられず、かえってすすぎ力を落とす場合があるが、低水位の場合に1ヵ所の上部吐出口29aから散水すると、水量に応じた十分な循環水量をえられ、少ない水量でも十分なすすぎ効果がえられる。
すなわち、水位が低いときに無理に2ヶ所から水を散水させることは困難であるため、水位が低い場合は無理なく1ヶ所からの散水を実施し、水位が高いときには2ヶ所から多量の水を散水することが可能となり、水位によって散水する箇所ならびに散水する水量を変化させ、適切な循環水量を確保でき、水量に応じた循環水の散水による洗浄力やすすぎ力を向上させ、使用者に対しても水量に応じた循環洗浄、循環すすぎの性能をアピールすることが可能となる。
6 パルセータ
7 排水口
8 排水弁
9 モータ
11 駆動機構部(駆動機構手段)
17 給水弁
18 洗濯兼脱水槽
19 裏羽根
20 外槽
22、22a 下部流入口
23、23a 送水部
24 水位検知装置
25 制御装置
26 上部カバー
28、28a 上部流入口
29、29a 上部カバー吐出口

Claims (1)

  1. パルセータを駆動するモータと、
    前記パルセータを内底部に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、
    前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、
    前記洗濯兼脱水槽および前記外槽の間に設けられた2ヶ所の流入口と、
    前記流入口からの水を前記外槽の上部に送水可能とする送水部と、
    前記送水部からの水を前記洗濯兼脱水槽内に吐出する吐出口と、
    前記外槽底部に前記パルセータと前記洗濯兼脱水槽との回転を選択的に切り換えるクラッチ機構を有する駆動機構手段と、
    前記洗濯兼脱水槽内への給水を制御する給水手段と、
    前記モータ、前記駆動機構手段、前記給水手段などの動作と洗濯、すすぎ、脱水の各行程を制御する制御装置とを備え、
    前記洗濯兼脱水槽には下部外周に裏羽根が形成され、
    前記2ヶ所の流入口はそれぞれ高さが異なるように設けられた洗濯機。
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