JP5387504B2 - サイドバイザーおよびサイドバイザーユニット - Google Patents
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Description
窓枠への取り付け強度および取り付け作業性にも優れるサイドバイザーおよびサイドバイザーユニットを提供することを目的とする。
該サイドバイザーを該窓枠に取り付けた取り付け状態において該窓枠の上縁に沿って配置される庇部材と、
該取り付け状態において該窓枠と該庇部材との間に配置される取り付け部材と、
該取り付け部材と該庇部材とを該窓枠に固着する接着部材と、を備え、
該庇部材は、該取り付け状態において該窓枠の上縁に対向するフランジ部と、該フランジ部から車体外方に向けて突出し該取り付け状態において該フランジ部よりも下方に配置される庇部と、該庇部のなかで該取り付け状態において車両進行方向の前端側および/または後端側に位置する庇端部の裏面に形成されているリブ部と、を持ち、
該取り付け部材は、該リブ部と係合する係合凹部と、該庇端部に向けて開口し該取り付け状態において該係合凹部よりも下方に配置される肉抜き凹部と、を持ち、該庇端部の裏面に取り付けられ、
該接着部材は、該フランジ部の裏面と、該取り付け部材の裏面と、該取り付け部材の表面と該庇端部の裏面との間と、にそれぞれ固着されていることを特徴とする。
(1)前記庇部材は透明材または半透明材からなり、前記フランジ部の裏面と前記庇端部の裏面とは塗装されている。
(2)前記肉抜き凹部は、前記取り付け状態において、前記庇端部に向けて開口するとともに、下方に向けても開口する溝状をなす。
(3)前記庇部は、前記フランジ部との境界に位置し傾斜形状をなす境界部を持ち、
前記取り付け部材は、前記取り付け状態において前記庇端部における該境界部の裏面側に配置され該境界部と対応した傾斜形状をなす傾斜部を持ち、
前記リブ部は該境界部の裏面に形成され、前記係合凹部は該傾斜部に形成されている。
(4)前記サイドバイザーは、フロントサイドドアの窓枠に取り付けられるフロントサイドバイザーであり、
前記庇端部は、前記取り付け状態において車両進行方向の後側に位置する。
(5)前記サイドバイザーは、リアサイドドアの窓枠に取り付けられるリアサイドバイザーであり、
前記庇端部は、前記取り付け状態において車両進行方向の前側に位置する。
上記課題を解決する本発明のサイドバイザーユニットは、上記(4)のフロントサイドバイザーと上記(5)のリアサイドバイザーとを含むことを特徴とする。 本発明のサイドバイザーユニットの前記フロントサイドバイザーにおける前記庇部の表面と、前記リアサイドバイザーにおける前記庇部の表面と、は前記取り付け状態において略面一に配置されるのが好ましい。
(実施例1)
実施例1のサイドバイザーを模式的に表す要部拡大側面図を図1に示す。実施例1のサイドバイザーを図1中B−B位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図2に示す。実施例1のサイドバイザーを図1中A−A位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図3に示す。以下、上、下、前、後、外、内、とは図1〜3に示す上、下、前、後、外、内を指す。なお、前とは車両進行方向の前側を指し、後とは車両進行方向の後側を指す。外とは車体外側を指し、内とは車体側を指す。さらに、各部材の裏面とは取り付け状態において内側に配置される面であり、各部材の表面とは取り付け状態において外側に配置される面である。
詳しくは、図2に示すように、庇部材3は、フランジ部30と、庇部31と、リブ部32と、を持つ。フランジ部30は、前後方向に沿って延びる帯状をなし、取り付け状態において窓枠9の上縁に対向する。庇部31は、取り付け状態において、フランジ部30よりも下方に配置される。庇部31の上端部はフランジ部30に一体化されている。庇部31の下端部は、フランジ部30から車体外方かつ下方に向けて突出する。したがって、取り付け状態において、庇部31と窓枠9とは離間する。
図1に示すように、フランジ部30の裏面には、クリップ座39が設けられている。クリップ座39には図略のクリップが取り付けられる。
図1に示すように、フロントサイドバイザー1の庇部31のなかで後端側に位置する部分はフロントサイドバイザー1の庇端部35(35a)を構成している。リアサイドバイザー2の庇部31のなかで前端側に位置する部分はリアサイドバイザー2の庇端部35(35b)を構成している。図1、2に示すように、各庇端部35における境界部33の裏面上側には、突状のリブ部32が形成されている。図3に示すように、庇部材3のなかで庇端部35よりもさらに端側の部分は、内側に向けて突出する立壁状の覆い部36を構成している。覆い部36の表面は庇端部35の表面と鋭角に交差している。このため庇部材3用の成形型の型割り線(PL)は、図3に示す矢印位置に形成されている。庇部材3におけるフランジ部30の裏面と庇端部35の裏面とは、黒色塗装されている。
取り付け部材4は、AES樹脂製であり、射出成形されてなる。図1、2に示すように、取り付け部材4は、短冊状をなし、取り付け状態において長手方向を上下に向け、窓枠9と庇端部35との間に配置される。取り付け部の上側部分は、先細り形状をなす傾斜部40を構成している。傾斜部40の表面は、境界部33の裏面と対応した傾斜面状をなす。取り付け状態において、傾斜面は境界部33の裏面側に配置される。傾斜部40には、係合凹部41が形成されている。係合凹部41は、傾斜部40の裏面に開口する行き止まり穴状をなす。係合凹部41は、取り付け状態において庇部材3のリブ部32と係合する。取り付け部材4における係合凹部41の下側には、溝状をなす肉抜き凹部42が形成されている。肉抜き凹部42は、内側下方から外側上方に向けて延びる行き止まり穴であり、内側上方から外側下方に向けて延在している。肉抜き凹部42は、取り付け部材4の表面と下面とに開口している。
なお、このとき、第2の接着部材52の一方の接着面はフランジ部30の裏面に固着され、第3の接着部材53の一方の接着面は取り付け部材4の裏面に固着されるが、第2の接着部材52の他方の接着面、および第3の接着部材53の他方の接着面は保護材(図略)で覆われたままである。このため、実施例1のサイドバイザーおよびサイドバイザーユニットは、取扱い性に優れる。実施例1のサイドバイザーを窓枠9に取り付ける際には、第2の接着部材52の他方の接着面、および、第3の接着部材53の他方の接着面から保護材を取り去り、サイドバイザーを窓枠9に向けて押圧することで、第2の接着部材52を窓枠9の上縁に固着し、第3の接着部材53を窓枠9の側縁に固着する。サイドバイザーは長尺材であり嵩張るが、フランジ部30の裏面および取り付け部材4の裏面には充分な取り付け面積が確保されているため、窓枠9に強度高く固着できる。
また、取り付け部材4を庇部材3と窓枠9との間に介在させるとともに庇部材3の庇部31に固着することで、従来のサイドバイザーのように立壁状の前側取り付け端部および後側取り付け端部を設ける場合に比べて、サイドバイザー自体の強度にも優れる。
さらに、庇部材3におけるフランジ部30の裏面および庇端部35の裏面が塗装されているために、接着部材5および取り付け部材4は車体外方から視認され難い。さらに取り付け部材4の側面は覆い部36によって覆われている。このため、取り付け部材4は外部から視認され難い。このことによっても、実施例1のサイドバイザーおよびサイドバイザーユニットは、意匠性に優れる。
実施例2のサイドバイザーおよびサイドバイザーユニットは、覆い部の形状、取り付け部材の形状および接着部材の個数以外は実施例1のサイドバイザーおよびサイドバイザーユニットとほぼ同じものである。実施例2のサイドバイザーを図1中A−A位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図4に示す。
実施例3のサイドバイザーおよびサイドバイザーユニットは、覆い部を持たないこと以外は実施例1のサイドバイザーおよびサイドバイザーユニットとほぼ同じものである。実施例3のサイドバイザーを図1中A−A位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図5に示す。
実施例4のサイドバイザーおよびサイドバイザーユニットは、フロントサイドバイザーが覆い部を持たないことと、リアサイドバイザーにおける覆い部の形状以外は、実施例1のサイドバイザーおよびサイドバイザーユニットとほぼ同じものである。実施例4のサイドバイザーを図1中A−A位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図6に示す。
2:サイドバイザー(リアサイドバイザー)
3:庇部材 30:フランジ部 31:庇部
32:リブ部 33:境界部 35:庇端部
4:取り付け部材 40:傾斜部 41:係合凹部
42:肉抜き凹部 5:接着部材 9:窓枠
Claims (8)
- 車体のサイドドアの窓枠に取り付けられるサイドバイザーであって、
該サイドバイザーを該窓枠に取り付けた取り付け状態において該窓枠の上縁に沿って配置される庇部材と、
該取り付け状態において該窓枠と該庇部材との間に配置される取り付け部材と、
該取り付け部材と該庇部材とを該窓枠に固着する接着部材と、を備え、
該庇部材は、該取り付け状態において該窓枠の上縁に対向するフランジ部と、該フランジ部から車体外方に向けて突出し該取り付け状態において該フランジ部よりも下方に配置される庇部と、該庇部のなかで該取り付け状態において車両進行方向の前端側および/または後端側に位置する庇端部の裏面に形成されているリブ部と、を持ち、
該取り付け部材は、該リブ部と係合する係合凹部と、該庇端部に向けて開口し該取り付け状態において該係合凹部よりも下方に配置される肉抜き凹部と、を持ち、該庇端部の裏面に取り付けられ、
該接着部材は、該フランジ部の裏面と、該取り付け部材の裏面と、該取り付け部材の表面と該庇端部の裏面との間と、にそれぞれ固着されていることを特徴とするサイドバイザー。 - 前記庇部材は透明材または半透明材からなり、
前記フランジ部の裏面と前記庇端部の裏面とは塗装されている請求項1に記載のサイドバイザー。 - 前記肉抜き凹部は、前記取り付け状態において、前記庇端部に向けて開口するとともに、下方に向けても開口する溝状をなす請求項1または請求項2に記載のサイドバイザー。
- 前記庇部は、前記フランジ部との境界に位置し傾斜形状をなす境界部を持ち、
前記取り付け部材は、前記取り付け状態において前記庇端部における該境界部の裏面側に配置され該境界部と対応した傾斜形状をなす傾斜部を持ち、
前記リブ部は該境界部の裏面に形成され、前記係合凹部は該傾斜部に形成されている請求項1〜請求項3の何れか一つに記載のサイドバイザー。 - 前記サイドバイザーは、フロントサイドドアの窓枠に取り付けられるフロントサイドバイザーであり、
前記庇端部は、前記取り付け状態において車両進行方向の後側に位置する請求項1〜請求項4の何れか一つに記載のサイドバイザー。 - 前記サイドバイザーは、リアサイドドアの窓枠に取り付けられるリアサイドバイザーであり、
前記庇端部は、前記取り付け状態において車両進行方向の前側に位置する請求項1〜請求項4の何れか一つに記載のサイドバイザー。 - 請求項5に記載のフロントサイドバイザーと請求項6に記載のリアサイドバイザーとを含むことを特徴とするサイドバイザーユニット。
- 前記取り付け状態において、前記フロントサイドバイザーにおける前記庇部の表面と、前記リアサイドバイザーにおける前記庇部の表面と、は略面一に配置される請求項7に記載のサイドバイザーユニット。
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