JP5387224B2 - 光モジュール - Google Patents

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本発明は、光通信に用いられるセラミックパッケージ型の光モジュールに関する。
光通信に用いられる光送信モジュールあるいは光送受信もモジュール(以下、光モジュールという)は、レーザダイオード(LD:Laser Diode)からの光を信号光として用いており、この信号光をレンズにより集光してパッケージの光学窓を通して通信用の光ファイバに結合している。また、光ファイバを通して送られてきた信号光を、受信用のフォトダイオード(PD:photodiode)で受光して双方向の光通信を行うことができる。温度調整機能(以下、TECという)を搭載した光モジュールでは、パッケージのベース上にTECを固定し、該TEC上にキャリアを介してレーザダイオード(以下、LDという)を実装している。また、信号光は、必要に応じてプリズムや光学フィルタを用いることにより光軸の方向が曲げられ、所定の方向に出射される。
光モジュールの形態として、CANパッケージ型とバタフライ型と呼ばれているものがある。CANパッケージ型の光モジュールは、例えば、LDを収容する円形状の金属製パッケージの上端側に光学窓が設けられ、下端側からリードピンが伸びる形態のものである(例えば、特許文献1参照)。バタフライ型の光モジュールは、形状的にはCANパッケージ型より一回り大きく、直方体形状の前端部に光学窓が設けられ、側部および後端部からリードピンが伸びる形態のものである(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−253779号公報 特開2005−236298号公報
着脱式小型光トランシーバの標準規格であるXFPやSFPplusに示されるように、光トランシーバの小型化、低電力化、低コスト化が進む中で、TECを備えたものについても、その対応が必要とされている。
最近は、上記の特許文献1,2に示すような形態の光モジュールに加えて、より小さくて安価なセラミックパッケージ型の光モジュールが考えられている。この場合、パッケージ内のスペースは、上記のものに比べて大きく制限される。このため、LDやPDの配置に関連して実装されるレンズの設置、光軸を所定の方向に曲げるための光学フィルタあるいは反射面の配置、光学系の調心、実装の容易性、コストなど、種々の観点からの検討が求められている。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、セラミックパッケージ型の光モジュールで、レンズ、光学フィルタの設置、調心を容易に行うことができ、低コスト化が可能な光モジュールの提供を目的とする。
本発明による光モジュールは、レーザダイオードから出力された信号光を、光学フィルタで反射させた後に光学レンズで集光して、スリーブ内に収納された光ファイバに結合する光モジュールであって、光学フィルタと光学レンズは共にフィルタレンズキャリアに搭載されており、さらにフィルタレンズキャリアは光学レンズを搭載する搭載面を有し、光学レンズを搭載面上で移動させることにより、レーザダイオードと光ファイバとは光学結合され、光学フィルタ、光学レンズ、フィルタレンズキャリアはレーザダイオードと共にセラミックパッケージ内に実装されていることを特徴とする。なお、上記のレーザダイオードとフィルタレンズキャリアは、温度調整を行う電子冷却器を介して実装することができる。
また、上記の光モジュールは、光ファイバから出射された信号光を受光するフォトダイオードをさらに備え、光学フィルタが波長合分波フィルタであり、フォトダイオードは波長合分波フィルタを透過した前記信号光を受光する一心双方向の送受信器として構成するようにしてもよい。
また、上記のフィルタレンズキャリアは、一対のアームと該アームを連結するブリッジを有し、光学フィルタはブリッジの傾斜した面に搭載される。なお、光学フィルタの一方の端部分は、ブリッジの傾斜した面から下方の一対のアーム間に延在するようにしてもよい。
本発明によれば、光学レンズと光学フィルタを予め単一体からなるフィルタレンズキャリアに自動的に位置決めして固定することができ、製造上でバラツキのあるセラミックパッケージに対しての設置、調心が容易で、小型で精度のよい光モジュールを得ることが可能となる。
本発明の光モジュールの外観の一例を示す図である。 本発明によるセラミックパッケージ内の部品実装形態を説明する図である。 本発明に用いるフィルタレンズキャリアの一例を説明する図である。 本発明によるフィルタレンズキャリアを介して非球面レンズと光学ファイルタを実装する一例を説明する図である。 非球面レンズと光学ファイルタの実装例を説明する図である。 球レンズと光学ファイルタの他の実装例を説明する図である。 本発明による受信用PDが搭載された一心双方向用光モジュールの一例を説明する図である。
本発明による光モジュールは、例えば、図1に示すように、セラミックパッケージ1の上面にパッケージ内を封止するリッド2、該リッド2にジョイントスリーブ3を介して、光ファイバが挿入接続されるスリーブ4を連結して構成される。リッド2は、上面側中央にジョイントスリーブ3と嵌合されるホルダ部2aが一体に形成され、また、信号光を透過させる光学窓2b(図2参照)を有し、セラミックパッケージ1の上面周縁で封止固定されている。
ジョイントスリーブ3は、ホルダ部2aとのZ軸方向の位置調整により、光ファイバ端との光路長の調心が行なわれ、スリーブとの接合面3aでXY方向の位置調整により、光ファイバ端との位置ずれに対する調心が行なわれる。ジョイントスリーブ3を介して、信号光と光ファイバ端との調心が行なわれた後、それぞれの調整部分は接着剤あるいは溶接により固定される。なお、スリーブ4には、光ファイバ端に取付けられた光コネクタが嵌合接続されるレセプタクル部4a、光トランシーバ等に保持固定する支持部4bなどが設けられている。
セラミックパッケージ1は、図2に示すように、例えば、矩形状の底部セラミック基板1aと、セラミック製の矩形枠状の複数のパッケージフレーム1bを順次積層し、最上端に金属フレーム1cを配した積層構造のものを用いることができる。なお、図2(A)は、構造を解りやすくするためにパッケージ壁部の一部を除去した図で示し、図2(B)は断面図である。また、セラミックパッケージ1は、例えば、図1に示すように( 縦a=5.0mm、横b=5.0mm、高さc=3.7mm)程度の箱型で形成され、その収納室10内には後述する実装部品が搭載される。
セラミックパッケージ1の底部セラミック基板1aは、パッケージ内に実装される電子部品の支持台およびパッケージのベース、外部回路への電気接続口となるステムとしての機能を有している。パッケージフレーム1bは、その積層数によってパッケージ高さcを所望の値に設定することができる。中間に位置するパッケージフレーム1bは、例えば、電源や電気信号のための導体やパッドを形成してパッケージ内に搭載される電子部品の電気接続が行なわれる信号供給基板1dとしたり、また、電子部品を実装するための領域を設けた部品実装基板1eとすることができる。金属フレーム1cは、図1に示す金属製のリッド2を溶接や半田により固定するもので、樹脂接着する場合は省略することもある。
セラミックパッケージ1の収納室10は矩形状に形成され、例えば、底部セラミック基板1a上に電子冷却器11(以下、TECという)が搭載される。TEC11は、ペルチェ素子等の電子冷却素子11aの上面側に吸熱板11bを有し、下面側に放熱板11cを有し、放熱板11cが底部セラミック基板1aに接するようにして配設される。吸熱板11b上には、LDキャリア12(サブマウントとも言う)を介してLD13が実装される。なお、LDの温度制御を行わない無温調タイプの光モジュールでは、TEC11が搭載されない形態とされる。
なお、LD13からの信号光は、実装面と平行な方向に出射された後、直交方向に反射されて光ファイバに結合され、信号光の出射側と反対の背面側からはモニタ光が取り出され、モニタ用のフォトダイオード(以下、モニタPDという)で受光される。モニタPD(図示省略)は、例えば、上述したパッケージフレームに積層により組み込まれている部品実装基板1eを用いてLD13の背面光を受光できるように実装される。また、モニタPDやLD13の電源や信号線等の電気回路配線は、信号供給基板1dを用いて形成される。
LD13からの信号光は、光学フィルタ15により反射された後、光学レンズ16で集光あるいは平行光にされ、図1のスリーブ4内の光ファイバ端に出射される。また、光学フィルタ15は、所定の波長の光を反射させ、他の波長の光は透過させるもの(合分波フィルタで、WDMフィルタとも言われている)を用いることができる。なお、信号光を反射させるだけの場合は、光学フィルタ15として、ガラス面上に全反射膜が蒸着したものを用いることもできる。反射膜としては信頼性の高いAgの蒸着膜を使用し、反射率98%以上とすることができる。
この他、信号光を反射させる光学フィルタ15として、Auメッキが施されたセラミック材を用いることができる。このときのセラミック材としては、LDが実装されるキャリア材として用いるのと同様なセラミック材を用いることができる。また、後述するフィルタレンズキャリアの傾斜した光学フィルタの取付け面に、直接Auメッキを施して、光学フィルタに代えさせることもできる。
光学レンズ16は、角形または円柱形状の非球面レンズあるいは球レンズを用いることができる。なお、高出力仕様の光モジュールでは非球面レンズが用いられ、低出力仕様の光モジュールでは球レンズが用いられる。光学レンズ16は、光学フィルタ15と光ファイバとの間に配される。
本発明においては、光学フィルタ15と光学レンズ16とを単一体からなる共通のキャリア上に実装させることにより、これらの設置および調心を容易にし、小型で精度のよい光モジュールを得ることが可能としている。なお、本発明において、光学フィルタ15と光学レンズ16を実装する共通のキャリアを、フィルタレンズキャリア14と称して説明する。
図3は、フィルタレンズキャリアと該キャリア上に光学フィルタを実装する例を示す図である。フィルタレンズキャリア14は、図3(A)に示すように、水平部14aと垂直部14bとからなり、金属、セラミック、樹脂を成形・プレスあるいは機械加工で形成することができる。なお、フィルタレンズキャリア14は、例えば、( 縦e=2.0mm、横g=3.0mm、高さf=1.5mm)程度の外形で形成される。
フィルタレンズキャリア14の水平部14aは、互いに向き合うアングル状のアームからなり、垂直部14bは前記アームを連結するブリッジとなる。フィルタレンズキャリア14の下面(裏面)は、第1の面20aとして、フィルタレンズキャリア14をセラミックパッケージ1の搭載面に対する基準面とされる。垂直部14bには、第1の面20aに対して45°の角度を持たせた第2の面20bが形成される。この傾斜した第2の面20bには、LDからの信号光を反射させる(折り曲げる)光学フィルタ15が、予めオフラインで自動的に位置決めされて紫外線硬化型(UV)樹脂等により接着固定される。
なお、光学フィルタ15の基材がセラミックで形成されている場合は、光学フィルタ15の背面にAuSn半田を蒸着しておき、第2の面20bにNi/Auメッキを施しておくことにより、光学フィルタ15をLDと同じように自動ダイボンダを用いて固定することができる。また、この他、専用の治具を用いて、リフロー半田で半田材で固定することもでき、組立てが容易で部品の加工費もかからず、安価に作製することができる。なお、光学フィルタ15は、例えば、( 縦h=1.2mm、横i=1.2mm、)程度の正方形で形成される。
フィルタレンズキャリア14の上面(表面)は、第1の面20aと平行な第3の面20cで形成される。この第3の面20c側には、後述するように非球面レンズまたは球レンズが載せられ、UV樹脂等で接着固定される。なお、光学レンズの実装は、フィルタレンズキャリア14をセラミックパッケージ1に搭載し、光学レンズの実装領域を確保した状態で実施することができる。
図4は、フィルタレンズキャリア14の実装形態を説明する図である。図4(A)は、フィルタレンズキャリア14が搭載される前の状態を示し、セラミックパッケージ1の収納室10には、LDキャリア12によりLD13が実装された状態を示している。セラミックパッケージ1を構成するパッケージフレーム1bのうちで、適当なパッケージフレームにフィルタレンズキャリア14を載置させるための収納室10内に張り出す支持部1b’を設けておくことができる。
図4(B)に示すように、光学フィルタ15が予め取付けられたフィルタレンズキャリア14は、LD13を跨ぐような形で、フィルタレンズキャリア14の第1の面20aをパッケージフレームの支持部1b’上に載置される。このときフィルタレンズキャリアの第1の面20aを支持部1b’上で移動調整し、パッケージ上方からCCDカメラ等でLD13と光学フィルタ15との距離を観察して位置決めし、フィルタレンズキャリア14を接着固定する。なお、パッケージフレーム側とフィルタレンズキャリア側の接着面を予めメタライズ化して、半田材で固定するようにしてもよい
フィルタレンズキャリア14を収納室10内に実装するに際して、TECが搭載されている場合は、その吸熱板上にLDキャリア12と共に実装するようにしてもよい。しかしこの場合、TECの放熱容量が増加し、消費電力も大きくなるので、これを回避するために、上記のように、パッケージフレーム1bで支持させるようにし、フィルタレンズキャリア14をTECから浮かせて実装させるのが好ましい。
光学フィルタ15がフィルタレンズキャリア14を介して実装された後、図4(C)に示すように、光学レンズ16がフィルタレンズキャリア14の上面である第3の面20cに載せて実装される。このとき光学レンズをフィルタレンズキャリアの第3の面20c上で移動調整し、パッケージ上方からCCDカメラ等でLD13の像が光学レンズ16の中央になるように位置決めし、フィルタレンズキャリア14上に接着固定する。
なお、光学レンズ16は、フィルタレンズキャリア14を収納室10に実装した後に、フィルタレンズキャリア上に実装する形態で説明したが、予め、オフラインで光学フィルタ15と共に光学レンズ16もフィルタレンズキャリア上に実装するようにしてもよい。この後、光学フィルタ15と光学レンズ16が実装されたフィルタレンズキャリア14を収納室10に実装する。
図5は、フィルタレンズキャリアに非球面レンズと光学フィルタを実装した状態を示す図である。非球面レンズ16aとしては、図に示す円柱形レンズの他に、角形レンズであってもよい。非球面レンズ16aは、フィルタレンズキャリア14の上面である第3の面20cに載せられて、第2の面20bに取付けられている光学フィルタ15の中心部もほぼ真上あたりに位置して、光学フィルタ15で反射された信号光がレンズ中心を通るように接着固定される。なお、非球面レンズ16aは、例えば、( 外径p=2.50mmΦ、厚さn=1.5mm)程度の外形で形成される。
図6は、フィルタレンズキャリアに球レンズと光学フィルタを実装した状態を示す図である。球レンズ16bは、フィルタレンズキャリア14の水平部14aの互いに向き合うアングル状のアームと垂直部14bの3辺で形成される開口部分に載置され、第2の面20bに取付けられている光学フィルタ15の中心部もほぼ真上あたりに位置して、光学フィルタ15で反射された信号光がレンズ中心を通るように接着固定される。なお、球レンズ16bは、例えば、( 直径q=2.0mmΦ)程度の球体で形成される。
図7は、本発明を一心双方向の光モジュールとして構成する例に説明する図である。なお、図7(A)は、セラミックパッケージ内の構造を解りやすくするためにパッケージ壁部の一部を除去した図であり、図7(B)は断面図である。
セラミックパッケージ1は、図2で説明したのと同様で、矩形状の底部セラミック基板1aと、セラミック製の矩形枠状の複数のパッケージフレーム1bを順次積層し、最上端に金属フレーム1cを配した積層構造の箱型で、その収納室10内には後述する実装部品が搭載される。
セラミックパッケージ1の収納室10は矩形状に形成され、例えば、底部セラミック基板1a上にTEC11が搭載され、TEC上には、LDキャリア12を介してLD13が温度調節可能に実装される。なお、LDの温度制御を行わない無温調タイプの光モジュールでは、TEC11が搭載されない形態とされ、そのセラミックパッケージ1の高さ寸法は小さくできる。
なお、LD13からの信号光は、実装面と平行な方向に出射された後、上述したフィルタレンズキャリア14に実装された光学フィルタ15で反射され、光学レンズ16を経て光ファイバに結合される。なお、LD13の信号光の出射側と反対の背面側からはモニタ光が取り出され、モニタPDで受光される。光学フィルタ15の下方には、外部からの光信号を受光するための受信用のフォトダイオード18(受信用PD)が配され、また、受信用PD18で受信された信号を増幅するトランスインピーダンス前置増幅回路(TIA)19等の電子部品が実装される。
この場合、光学フィルタ15には、LD13からの波長信号光は反射させ、外部から光ファイバにより送られてくる波長の異なる信号光は透過させるWDMフィルタが用いられる。外部からの信号光は、図1のスリーブ内に配された光ファイバ端から出射され、光学レンズ16で集光されて光学フィルタ15を透過し、受信用PD18で受光される。受信用PD18で受光された光電流はTIA19で電圧変換されて外部回路に出力される。
以上、図2および図7で説明した光モジュールで示すように、LD13からの信号光は光学フィルタ15で光軸を直交する方向に曲げられ、光学フィルタ15の直上に配された光学レンズ16により集光または平行光にされて、光ファイバに結合される。この構成で、光学ファイルタ15と光学レンズ16は、単一体のフィルタレンズキャリア14により、互いに近接しコンパクトに位置決めされて配置される。また、フィルタレンズキャリア14は、LD13を跨ぐように接近させて配置することができ、奥行き方向の寸法を縮小して更なる小型化を実現することが可能となる。
また、光学フィルタ15は、フィルタレンズキャリア14の傾斜した第2の面20bで一義的に実装することができ、光学レンズはフィルタレンズキャリア14の上面の第3の面20bに載せた状態で移動させて位置調整ができ、位置決めと実装が容易である。
1…セラミックパッケージ、1a…底部セラミック基板、1b…パッケージフレーム、1b’…張り出し部、1c…金属フレーム、1d…信号供給基板、1e…部品実装基板、2…リッド、2a…ホルダ部、2b…光学窓、3…ジョイントスリーブ、3a…接合面、4…スリーブ、4a…レセプタクル部、4b…支持部、10…収納室、11…電子冷却器(TEC)、11a…電子冷却素子、11b…吸熱板、11c…放熱板、12…LDキャリア、13…レーザダイオード(LD)、14…フィルタレンズキャリア、14a…水平部、14b…垂直部、15…光学フィルタ、16…光学レンズ、16a…非球形レンズ、16b…球レンズ、18…受信用PD、19…トランスインピーダンス前置増幅器(TIA)、20a…第1の面、20b…第2の面、20c…第3の面。

Claims (5)

  1. レーザダイオードから出力された信号光を、光学フィルタで反射させた後に光学レンズで集光して、スリーブ内に収納された光ファイバに結合する光モジュールであって、
    前記光学フィルタと前記光学レンズは共にフィルタレンズキャリアに搭載されており、さらに前記フィルタレンズキャリアは前記光学レンズを搭載する搭載面を有し、前記光学レンズを前記搭載面上で移動させることにより、前記レーザダイオードと前記光ファイバとは光学結合され、
    前記光学フィルタ、前記光学レンズ、前記フィルタレンズキャリアは前記レーザダイオードと共にセラミックパッケージ内に実装されていることを特徴とする光モジュール。
  2. 前記レーザダイオードと前記フィルタレンズキャリアは、温度調整を行う電子冷却器を介して実装されていることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 記光ファイバから出射された信号光を受光するフォトダイオードをさらに備え、前記光学フィルタが波長合分波フィルタであり、前記フォトダイオードは前記波長合分波フィルタを透過した前記信号光を受光することを特徴とする請求項1または2に記載の光モジュール。
  4. 前記フィルタレンズキャリアは、一対のアームと該アームを連結するブリッジを有し、前記光学フィルタは前記ブリッジの傾斜した面に搭載されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光モジュール。
  5. 前記光学フィルタの一方の端部分は、前記ブリッジの傾斜した面から下方の前記一対のアーム間に延在していることを特徴とする請求項4に記載の光モジュール。
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