JP5383658B2 - 風車及び風車翼の除氷方法 - Google Patents

風車及び風車翼の除氷方法 Download PDF

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Description

本発明は、風車及び風車翼の除氷方法に関する。
氷の付着による風車の性能低下を防止するため、様々な除氷方法が開発されてきた。
米国特許公開第2006/0018752号公報は、風車翼に設けられた流路にヒータで加熱した空気を流して風車翼を除氷する方法と、風車翼に付着した氷を検知する方法とを開示している。サーモグラフィシステムが氷の検知に利用される。
米国特許第6890152号公報は、風車翼の氷付着を検出し、風車翼の少なくとも一部を振動させて風車翼から氷を振り落とす方法を開示している。例えば、風車翼内に設けられた振動器が音波を生成して風車翼を振動させる。その音波の周波数は、5〜500Hzである。
特開2004−84527号公報は、風車の氷付着防止運転制御装置を開示している。風車のロータは、ピッチ角度が可変の翼を備える。氷付着防止運転制御装置は、気温が所定の閾値以下、湿度が所定の閾値以上、風速が所定の閾値以下、且つ、風車が停止中又はアイドリング待機中のとき、翼のピッチ角度を所定のピッチ角度まで小さくするように指示を出す。氷付着防止運転制御装置は、指示を出した後にロータの回転速度が所定の閾値以上になるとロータに接続する主軸ブレーキの作動指示を出す。
米国特許公開第2006/0018752号公報 米国特許第6890152号公報 特開2004−84527号公報
本発明の目的は、風車翼の除氷をしたときに氷の飛散が抑制される風車及び風車翼の除氷方法を提供することである。
本発明の第1の観点による風車は、複数翼を備えるロータと、除氷部とを具備する。前記除氷部は、前記複数翼のうちアジマス角が所定の範囲に含まれる翼のみに対して除氷動作を実行する。前記所定の範囲は、90度以上270度以下の範囲に含まれ、且つ、180度を含む。
前記除氷部は、前記複数翼のそれぞれのピッチ軸まわりの回転を独立に制御するピッチ角制御部を備えることが好ましい。前記除氷動作において、前記ピッチ角制御部は前記翼に対して前記翼のピッチ軸まわりの回転振動を加える。
前記ピッチ角制御部は、前記回転振動の周波数が前記翼のフラップ方向の振動の共振周波数の1以上の整数倍になるように前記回転振動を制御することが好ましい。
前記除氷部はアジマス角検知部を備えることが好ましい。前記複数翼は第1翼を含む。前記アジマス角検知部は前記第1翼の第1アジマス角を検知する。前記ピッチ角制御部は、前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれるとき前記第1翼に対して前記第1翼のピッチ軸まわりの回転振動を加える。前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれないとき前記第1翼のピッチ角を一定に保持する。
前記除氷部は、前記複数翼のそれぞれのピッチ軸まわりの回転を独立に制御するピッチ角制御部と、前記ロータを支持するタワーに設けられた音響発生器とを備えることが好ましい。前記除氷動作において、前記ピッチ角制御部は前記翼をファイン状態又はファイン状態とピッチ角が180度異なる反転状態で保持し、前記音響発生器は前記翼に対して音波を出力する。
前記除氷部は、前記複数翼のそれぞれのアジマス角を検知するアジマス角検知部を備えることが好ましい。前記複数翼は第1翼を含む。前記ピッチ角制御部は、前記第1翼の第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれるとき前記第1翼をファイン状態又はファイン状態とピッチ角が180度異なる反転状態で保持し、前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれないとき前記第1翼をフェザー状態、ファイン状態とフェザー状態の間の状態、又はファイン状態とピッチ角が180度異なる反転状態とフェザー状態の間の状態で保持する。
前記音響発生器は、前記複数翼のいずれの翼のアジマス角も前記所定の範囲に含まれない場合、音波を出力しないことが好ましい。
前記音波の周波数は、前記翼の共振周波数の1以上の整数倍であることが好ましい。
前記除氷部は着氷検知部を備えることが好ましい。前記除氷部は、前記着氷検知部が前記ロータの着氷を検知した場合に前記除氷動作を実行する。
前記除氷部は、前記着氷検知部が前記ロータの着氷を検知しなくなった場合に前記除氷動作の実行を停止することが好ましい。
前記除氷部は気象条件検知部を備えることが好ましい。前記除氷部は、前記気象条件検知部が所定の気象条件を検知した場合に前記除氷動作を実行する。
前記除氷部は、前記除氷動作を定期的に実行することが好ましい。
本発明の第2の観点による風車翼の除氷方法は、風車のロータが備える複数翼のうちアジマス角が所定の範囲に含まれる翼のみに対して除氷動作を実行することを具備する。前記所定の範囲は、90度以上270度以下の範囲に含まれ、且つ、180度を含む。
前記除氷動作を実行することは、前記翼に対して前記翼のピッチ軸まわりの回転振動を加えることを含むことが好ましい。
上記風車翼の除氷方法は、前記ロータの回転中に前記複数翼のうちの第1翼の第1アジマス角を検知すること、前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれるとき前記第1翼に対して前記第1翼のピッチ軸まわりの回転振動を加えること、前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれないとき前記第1翼のピッチ角を一定に保持することを更に具備することが好ましい。
前記除氷動作を実行することは、前記翼をファイン状態又はファイン状態とピッチ角が180度異なる反転状態で保持しながら、前記ロータを支持するタワーに設けられた音響発生器が前記翼に音波を出力することを含むことが好ましい。
上記風車翼の除氷方法は、前記ロータの回転中に前記複数翼のうちの第1翼の第1アジマス角を検知すること、前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれるとき前記第1翼をファイン状態又はファイン状態とピッチ角が180度異なる反転状態で保持すること、前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれないとき前記第1翼をフェザー状態、ファイン状態とフェザー状態の間の状態、又はファイン状態とピッチ角が180度異なる反転状態とフェザー状態の間の状態で保持することを更に具備することが好ましい。
前記音響発生器は、前記複数翼のいずれの翼のアジマス角も前記所定の範囲に含まれない場合、音波を出力しないことが好ましい。
前記除氷動作は前記ロータが停止した状態で実行されることが好ましい。
前記除氷動作は、前記ロータの着氷が検知された場合に実行されることが好ましい。
上記風車翼の除氷方法は、前記ロータの着氷が検知されなくなった場合に前記除氷動作の実行を停止することを更に具備することが好ましい。
前記除氷動作は、所定の気象条件が検知された場合に実行されることが好ましい。
前記除氷動作は、定期的に実行されることが好ましい。
本発明によれば、風車翼の除氷をしたときに氷の飛散が抑制される風車及び風車翼の除氷方法が提供される。
本発明の上記目的、他の目的、効果、及び特徴は、添付される図面と連携して実施の形態の記述から、より明らかになる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る風車の正面図である。 図2は、翼のピッチ軸、エッジ方向、翼厚方向、ピッチ軸まわり回転振動、及びフラップ方向振動の関係を示す。 図3は、第1の実施形態に係る除氷部のブロック図である。 図4は、第1の実施形態に係る除氷部の制御部がピッチ角アクチュエータに出力するピッチ角制御信号の波形を示すグラフである。 図5は、本発明の第2の実施形態に係る風車の側面図である。 図6は、第2の実施形態に係る除氷部のブロック図である。 図7は、本発明の第3の実施形態に係る除氷部のブロック図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態に係る風車及び風車翼の除氷方法を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る風車100を示す。風車100は、タワー11と、ナセル12と、ロータ13を備える。ナセル12は、タワー11の上端に取り付けられている。ナセル12は、ロータ13を回転可能に支持する。したがって、ロータ13はナセル12を介してタワー11に支持される。ロータ13の回転軸は水平又は概水平である。ロータ13は、ハブ14と、翼15A〜15Cを備える。ハブ14は、ロータ13の回転軸上に位置する。翼15A〜15Cは、ハブ14の周囲に等間隔で配置されている。ここではロータ13が備える翼の数が3の場合について説明するが、翼の数は2又は4以上であってもよい。翼15A〜15Cの基端部がハブ14に取り付けられている。ハブ14は、ピッチ角アクチュエータ16A〜16Cを備える。ピッチ角アクチュエータ16A〜16Cは、それぞれ翼15A〜15Cをピッチ軸17A〜17Cまわりに回転駆動する。すなわち、ピッチ角アクチュエータ16A〜16Cは、それぞれ翼15A〜15Cのピッチ角を制御する。
ロータ13は風を受けて図1の矢印の向きに回転する。風車100は、ロータ13の回転を利用して発電する。ロータ13が回転すると翼15A〜15Cのそれぞれのアジマス角が変化する。翼15Aがハブ14の真上に位置するとき、翼15Aのアジマス角は0度である。翼15Aのアジマス角が0度の状態からロータ13が矢印の向きに90度回転すると、翼15Aのアジマス角は90度になる。翼15Aのアジマス角が90度の状態からロータ13が矢印の向きに90度回転すると、翼15Aのアジマス角は180度になる。翼15Aのアジマス角が180度のとき、翼15Aはハブ14の真下に位置し、ロータ13の回転軸方向から見ると翼15Aとタワー11とが重なる。翼15Aのアジマス角が180度の状態からロータ13が矢印の向きに90度回転すると、翼15Aのアジマス角は270度になる。翼15Aのアジマス角が270度の状態からロータ13が矢印の向きに90度回転すると、翼15Aのアジマス角は0度に戻る。翼15B及び15Cのアジマス角も翼15Aのアジマス角と同様に定義される。
図2は、翼15Aのピッチ軸17A、エッジ方向52、翼厚方向53、ピッチ軸まわり回転振動、及びフラップ方向振動の関係を示している。ピッチ軸17A、エッジ方向52、及び翼厚方向53は、互いに垂直である。エッジ方向52は翼15Aの翼弦方向である。翼厚方向53は、翼15Aの厚さ方向である。ピッチ軸まわり回転振動は、翼15Aのピッチ軸17Aまわりの回転振動である。フラップ方向振動は、ピッチ軸17Aと翼厚方向53が張る平面内の翼15Aの振動である。翼15B及び15Cについても翼15Aと同様に、エッジ方向、翼厚方向、ピッチ軸まわり回転振動、及びフラップ方向振動が定義される。
図3を参照して、風車100は、除氷部200を備える。除氷部200は、アジマス角検知部21と、着氷検知部22と、制御部23と、ピッチ角制御部16と、翼15A〜15Cを備える。ピッチ角制御部16は、ピッチ角アクチュエータ16A〜16Cを備える。翼15A〜15Cにそれぞれ対応してピッチ角アクチュエータ16A〜16Cが設けられているため、ピッチ角制御部16は翼15A〜15Cのそれぞれのピッチ軸17A〜17Cまわりの回転を独立に制御することが可能である。
アジマス角検知部21は、翼15Aのアジマス角を示すアジマス角信号30A、翼15Bのアジマス角を示すアジマス角信号30B、及び翼15Cのアジマス角を示すアジマス角信号30Cを制御部23に出力する。例えば、アジマス角検知部21は、翼15Aのアジマス角を検知するセンサと、翼15Bのアジマス角を検知するセンサと、翼15Cのアジマス角を検知するセンサとを備える。または、アジマス角検知部21は、ロータ13の所定の部位のアジマス角を検知するセンサと、所定の部位のアジマス角に基づいて翼15A乃至15Cのそれぞれのアジマス角を演算により検知する演算部を備える。
着氷検知部22は、例えば、翼15A〜15Cの画像に基づいて、翼15A〜15Cの着氷を検知する。着氷検知部22は、翼にかかる荷重、各翼での荷重のアンバランス、又は所定の風速及びピッチ角での推定出力からの実出力の乖離に基づいて、翼15A〜15Cの着氷を検知してもよい。
制御部23は、ピッチ角制御信号40Aをピッチ角アクチュエータ16Aに出力し、ピッチ角制御信号40Bをピッチ角アクチュエータ16Bに出力し、ピッチ角制御信号40Cをピッチ角アクチュエータ16Cに出力する。ピッチ角アクチュエータ16Aは、ピッチ角制御信号40Aに基づいて、翼15Aのピッチ角を変化させ、又は、一定に保持する。ピッチ角アクチュエータ16Bは、ピッチ角制御信号40Bに基づいて、翼15Bのピッチ角を変化させ、又は、一定に保持する。ピッチ角アクチュエータ16Cは、ピッチ角制御信号40Cに基づいて、翼15Cのピッチ角を変化させ、又は、一定に保持する。
制御部23において、アジマス角の所定の範囲θが設定されている。図1に示すように所定の範囲θは、α度以上β度以下である。α度は90度以上180度以下である。β度は180度以上270度以下である。したがって、アジマス角の所定の範囲θは、90度以上270度以下の範囲に含まれ、且つ、180度を含む。
以下、第1の実施形態に係る風車翼の除氷方法を説明する。
除氷部200は、着氷検知部22が翼15A〜15Cのいずれかの着氷を検知した場合、下記の動作を実行する。下記の動作は、ロータ13が回転している状態で実行される。
除氷部200は、翼15A乃至15Cのうちアジマス角が所定の範囲θに含まれる翼のみに対して除氷動作を実行する。ここで、除氷動作を実行することは、ピッチ角制御部16がその翼に対してその翼のピッチ軸まわりの回転振動を加えることを含む。
以下、詳細に説明する。
制御部23は、アジマス角信号30A〜30Cに基づいて翼15A乃至15Cのそれぞれのアジマス角を監視する。
翼15Aのアジマス角が所定の範囲θに含まれるとき、制御部23は、図4に示されるピッチ角速度ωの波形を示すピッチ角制御信号40Aをピッチ角アクチュエータ16Aに出力する。図4の波形によれば、ピッチ角速度ωは、時間T/2の間ωで一定であることと、時間T/2の間―ωで一定であることとを交互に繰り返す。ピッチ角アクチュエータ16Aは、図4の波形を示すピッチ角制御信号40Aに基づいて、翼15Aにピッチ軸17Aまわりの回転振動を加える。これにより翼15Aが振動し、翼15Aから氷が振り落とされる。
翼15Bのアジマス角が所定の範囲θに含まれるときの動作と、翼15Cのアジマス角が所定の範囲θに含まれるときの動作は、翼15Aのアジマス角が所定の範囲θに含まれるときの上記動作と同様である。
翼15Aのアジマス角が所定の範囲θに含まれないとき、制御部23は、一定のピッチ角を示すピッチ角制御信号40Aをピッチ角アクチュエータ16Aに出力する。ここで、一定のピッチ角は、フェザー状態のピッチ角、又はフェザー状態に近い状態のピッチ角である。ピッチ角アクチュエータ16Aは、一定のピッチ角を示すピッチ角制御信号40Aに基づいて、翼15Aのピッチ角を一定に保持する。
翼15Bのアジマス角が所定の範囲θに含まれないときの動作と、翼15Cのアジマス角が所定の範囲θに含まれないときの動作とは、翼15Aのアジマス角が所定の範囲θに含まれないときの上記動作と同様である。
除氷部200は、着氷検知部22が翼15A〜15Cの着氷を検知しなくなった場合、上記の動作の実行を停止する。
本実施形態によれば、アジマス角が90度以上270度の範囲にある翼に対してのみ除氷動作が実行される。したがって、除氷動作により翼から振り落とされた氷が広い範囲に飛散することが抑制される。特に、ナセル12より高い位置にある翼に対して除氷動作が実行されないため、除氷動作により翼から振り落とされた氷によりナセル12が破損することが防がれる。
更に、除氷動作が実行されていない翼がフェザー状態又はフェザー状態に近い状態に保持されるため、ロータ13が速く回転することが防がれる。したがって、各翼がアジマス角の所定の範囲θを通過するために要する時間が長くなり、翼を大きく振動させることが可能になる。
着氷検知部22が翼15A〜15Cの着氷を検知しなくなった場合に除氷動作の実行を停止することで、翼15A〜15Cに氷が無い状態で除氷動作を無駄に実行することが防がれる。
更に、ピッチ角アクチュエータ16A乃至16Cが、翼15A〜15Cに加える回転振動の周波数が翼15A〜15Cの共振周波数の1以上の整数倍になるようにその回転振動を制御することで、翼15A〜15Cを大きく振動させることができる。共振周波数は固有振動数ともいわれる。翼15A〜15Cの共振周波数は、例えば、翼15A〜15Cのねじれ振動の共振周波数又は翼15A〜15Cのフラップ方向の振動の共振周波数である。
本実施形態によれば、ヒータのような除氷専用の装置を設けなくて翼15A〜15Cの除氷が可能である。
本実施形態によれば、ピッチ角アクチュエータ16A〜16Cが翼15A〜15Cをピッチ軸17A〜17Cまわりに往復回転運動させることにより、翼15A〜15Cに衝撃(大きな加速度)が周期的に加えられる。この衝撃により翼15A〜15Cから氷が剥がれる。なお、ピッチ角速度ωの波形は図4に示される矩形波形に限定されない。翼15A〜15Cに十分大きなピッチ角加速度を与えることが可能であれば、ピッチ角アクチュエータ16A〜16Cは、ピッチ角速度が正弦波状に変化するように、翼15A〜15Cをピッチ軸17A〜17Cまわりに往復回転運動させてもよい。
以下、第1の実施形態の変形例に係る風車翼の除氷方法を説明する。
除氷部200は、着氷検知部22が翼15A〜15Cの着氷を検知した場合、下記の動作を実行する。
制御部23は、翼15Aのアジマス角が180度の位置でロータ13が停止した状態で、図4の波形を示すピッチ角制御信号40Aをピッチ角アクチュエータ16Aに出力する。ピッチ角アクチュエータ16Aは、図4の波形を示すピッチ角制御信号40Aに基づいて、翼15Aにピッチ軸17Aまわりの回転振動を加える。これにより翼15Aが振動し、翼15Aから氷が振り落とされる。
除氷部200は、翼15B及び15Cについても、翼15Aの場合と同様に除氷を行う。
除氷部200は、着氷検知部22が翼15A〜15Cの着氷を検知しなくなった場合、上記の動作の実行を停止する。
第1の実施形態の変形例の場合も、ピッチ角アクチュエータ16A乃至16Cが、翼15A〜15Cに加える回転振動の周波数が翼15A〜15Cの共振周波数の1以上の整数倍になるようにその回転振動を制御することで、翼15A〜15Cを大きく振動させることができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る風車110を示す。風車110は、第1の実施形態に係る風車100に音響発生器24が追加されたものである。音響発生器24は、タワー11に設けられる。
図6を参照して、風車110は、除氷部210を備える。除氷部210は、除氷部200に音響発生器24が追加されたものである。
以下、第2の実施形態に係る風車翼の除氷方法を説明する。
除氷部210は、着氷検知部22が翼15A〜15Cの着氷を検知した場合、下記の動作を実行する。下記の動作は、ロータ13が回転している状態で実行される。
除氷部210は、翼15A乃至15Cのうちアジマス角が所定の範囲θに含まれる翼のみに対して除氷動作を実行する。ここで、除氷動作を実行することは、ピッチ角制御部16がその翼をファイン状態又はファイン状態とピッチ角が180度異なる反転状態で保持し、音響発生器24がその翼に対して音波を出力することを含む。
以下、詳細に説明する。
制御部23は、アジマス角信号30A〜30Cに基づいて翼15A乃至15Cのそれぞれのアジマス角を監視する。制御部23は、音響発生器24に音波を出力させ続ける。音響発生器24がタワー11に設けられているため、音響発生器24はアジマス角が180度の位置又はその近傍の位置にある翼に強い振動エネルギーを与えるが、アジマス角が180度の位置から遠く離れた位置にある翼には振動エネルギーをほとんど与えない。
翼15Aのアジマス角が所定の範囲θに含まれるとき、制御部23は、ファイン状態又は反転状態のピッチ角を示すピッチ角制御信号40Aをピッチ角アクチュエータ16Aに出力する。ピッチ角アクチュエータ16Aは、ファイン状態又は反転状態のピッチ角を示すピッチ角制御信号40Aに基づいて、翼15Aをファイン状態又は反転状態に保持する。翼15Aは、音響発生器24からの音波を受けて振動し、翼15Aから氷が振り落とされる。翼15Aがファイン状態又は反転状態であるため、翼15Aは広い面積で音波を受ける。
翼15Bのアジマス角が所定の範囲θに含まれるときの動作と、翼15Cのアジマス角が所定の範囲θに含まれるときの動作は、翼15Aのアジマス角が所定の範囲θに含まれるときの上記動作と同様である。
翼15Aのアジマス角が所定の範囲θに含まれないとき、制御部23は、一定のピッチ角を示すピッチ角制御信号40Aをピッチ角アクチュエータ16Aに出力する。ここで、一定のピッチ角は、フェザー状態のピッチ角、又はフェザー状態に近い状態のピッチ角である。フェザー状態に近い状態は、フェザー状態とファイン状態の間の状態、又は、フェザー状態と反転状態の間の状態である。ピッチ角アクチュエータ16Aは、一定のピッチ角を示すピッチ角制御信号40Aに基づいて、翼15Aをフェザー状態又はフェザー状態に近い状態に保持する。翼15Aがフェザー状態又はフェザー状態に近い状態であり、且つ、アジマス角が180度の位置から遠い位置にあるため、翼15Aは音響発生器24からの音波によって振動しない。
翼15Bのアジマス角が所定の範囲θに含まれないときの動作と、翼15Cのアジマス角が所定の範囲θに含まれないときの動作とは、翼15Aのアジマス角が所定の範囲θに含まれないときの上記動作と同様である。
除氷部210は、着氷検知部22が翼15A〜15Cの着氷を検知しなくなった場合、上記の動作の実行を停止する。
本実施形態によれば、アジマス角が180度の位置又はその近傍の位置にある翼に対してのみ除氷動作が実行される。したがって、除氷動作により翼から振り落とされた氷が広い範囲に飛散することが抑制される。特に、ナセル12より高い位置にある翼に対して除氷動作が実行されないため、除氷動作により翼から振り落とされた氷によりナセル12が破損することが防がれる。
更に、除氷動作が実行されていない翼がフェザー状態又はフェザー状態に近い状態に保持されるため、ロータ13が速く回転することが防がれる。したがって、各翼がアジマス角の所定の範囲θを通過するために要する時間が長くなり、翼を大きく振動させることが可能になる。
着氷検知部22が翼15A〜15Cの着氷を検知しなくなった場合に除氷動作の実行を停止することで、翼15A〜15Cに氷が無い状態で除氷動作を無駄に実行することが防がれる。
更に、音響発生器24が出力する音波の周波数を翼15A〜15Cの共振周波数の1以上の整数倍にすることで、翼15A〜15Cを大きく振動させることができる。翼15A〜15Cの共振周波数は、例えば、翼15A〜15Cのねじれ振動の共振周波数又は翼15A〜15Cのフラップ方向の振動の共振周波数である。
なお、翼15A乃至15Cのいずれの翼のアジマス角も所定の範囲θに含まれない場合、制御部23は音響発生器24に音波を出力させないことが好ましい。この場合、音波発生のためのエネルギーが削減される。
以下、第2の実施形態の変形例に係る風車翼の除氷方法を説明する。
除氷部210は、着氷検知部22が翼15A〜15Cの着氷を検知した場合、下記の動作を実行する。
制御部23は、翼15Aのアジマス角が180度の位置でロータ13が停止した状態で、ファイン状態又は反転状態のピッチ角を示すピッチ角制御信号40Aをピッチ角アクチュエータ16Aに出力し、音響発生器24に音波を出力させる。ピッチ角アクチュエータ16Aは、ファイン状態又は反転状態のピッチ角を示すピッチ角制御信号40Aに基づいて、翼15Aをファイン状態又は反転状態に保持する。翼15Aは、音響発生器24からの音波を受けて振動し、翼15Aから氷が振り落とされる。
除氷部210は、翼15B及び15Cについても、翼15Aの場合と同様に除氷を行う。
除氷部210は、着氷検知部22が翼15A〜15Cの着氷を検知しなくなった場合、上記の動作の実行を停止する。
第2の実施形態の変形例の場合も、音響発生器24が出力する音波の周波数を翼15A〜15Cの共振周波数の1以上の整数倍にすることで、翼15A〜15Cを大きく振動させることができる。
(第3の実施形態)
図7を参照して、本発明の第3の実施形態に係る風車は、第1の実施形態に係る風車100の除氷部200が除氷部220で置き換えられたものである。除氷部220は、除氷部200の着氷検知部22が気象条件検知部25で置き換えられたものである。
除氷部220は、気象条件検知部25が所定の気象条件を検知した場合、第1の実施形態に係る除氷部200の動作又は第1の実施形態の変形例に係る除氷部200の動作を実行する。ここで、所定の気象条件は、着氷が発生しやすい気象条件を示し、例えば、気温が所定の閾値以下であることと、湿度が所定の閾値以上であることとを含む。
第2の実施形態に係る除氷部210において、着氷検知部22を気象条件検知部25で置き換えることも可能である。気象条件検知部25を備える除氷部210は、気象条件検知部25が所定の気象条件を検知した場合、第2の実施形態に係る除氷部210の動作又は第2の実施形態の変形例に係る除氷部210の動作を実行する。
更に、第1の実施形態に係る除氷部200の動作又は第1の実施形態の変形例に係る除氷部200の動作を定期的に実行してもよく、第2の実施形態に係る除氷部210の動作又は第2の実施形態の変形例に係る除氷部210の動作を定期的に実行してもよい。
上記各実施形態に対して、制御部23が翼15A〜15Cのアジマス角変化に基づいてロータ13の回転速度を検知し、ロータ13の回転速度が所定の閾値以下のときに除氷動作が実行されるように、変更を加えることが可能である。
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態に様々な変更を行ったり、上記実施の形態どうしを互いに組み合わせたりすることが可能である。

Claims (14)

  1. 複数翼を備えるロータと、
    除氷部と
    を具備し、
    前記除氷部は、前記複数翼のうちアジマス角が所定の範囲に含まれる翼のみに対して除氷動作を実行し、
    前記所定の範囲は、90度以上270度以下の範囲に含まれ、且つ、180度を含み
    前記除氷部は、前記複数翼のそれぞれのピッチ軸まわりの回転を独立に制御するピッチ角制御部を備え、
    前記除氷動作において、前記ピッチ角制御部は前記翼に対して前記翼のピッチ軸まわりの回転振動を加える
    風車。
  2. 前記ピッチ角制御部は、前記回転振動の周波数が前記翼のフラップ方向の振動の共振周波数の1以上の整数倍になるように前記回転振動を制御する
    請求項の風車。
  3. 前記除氷部はアジマス角検知部を備え、
    前記複数翼は第1翼を含み、
    前記アジマス角検知部は前記第1翼の第1アジマス角を検知し、
    前記ピッチ角制御部は、
    前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれるとき前記第1翼に対して前記第1翼のピッチ軸まわりの回転振動を加え、
    前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれないとき前記第1翼のピッチ角を一定に保持する
    請求項の風車。
  4. 前記除氷部は着氷検知部を備え、
    前記除氷部は、前記着氷検知部が前記ロータの着氷を検知した場合に前記除氷動作を実行する
    請求項1乃至のいずれかに記載の風車。
  5. 前記除氷部は、前記着氷検知部が前記ロータの着氷を検知しなくなった場合に前記除氷動作の実行を停止する
    請求項の風車。
  6. 前記除氷部は気象条件検知部を備え、
    前記除氷部は、前記気象条件検知部が所定の気象条件を検知した場合に前記除氷動作を実行する
    請求項1乃至のいずれかに記載の風車。
  7. 前記除氷部は、前記除氷動作を定期的に実行する
    請求項1乃至のいずれかに記載の風車。
  8. 風車のロータが備える複数翼のうちアジマス角が所定の範囲に含まれる翼のみに対して除氷動作を実行することを具備し、
    前記所定の範囲は、90度以上270度以下の範囲に含まれ、且つ、180度を含み、
    前記除氷動作を実行することは、前記翼に対して前記翼のピッチ軸まわりの回転振動を加えることを含む
    風車翼の除氷方法。
  9. 前記ロータの回転中に前記複数翼のうちの第1翼の第1アジマス角を検知すること、
    前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれるとき前記第1翼に対して前記第1翼のピッチ軸まわりの回転振動を加えること、
    前記第1アジマス角が前記所定の範囲に含まれないとき前記第1翼のピッチ角を一定に保持すること
    を更に具備する
    請求項の風車翼の除氷方法。
  10. 前記除氷動作は前記ロータが停止した状態で実行される
    請求項の風車翼の除氷方法。
  11. 前記除氷動作は、前記ロータの着氷が検知された場合に実行される
    請求項乃至10のいずれかに記載の風車翼の除氷方法。
  12. 前記ロータの着氷が検知されなくなった場合に前記除氷動作の実行を停止することを更に具備する
    請求項11の風車翼の除氷方法。
  13. 前記除氷動作は、所定の気象条件が検知された場合に実行される
    請求項乃至10のいずれかに記載の風車翼の除氷方法。
  14. 前記除氷動作は、定期的に実行される
    請求項乃至10のいずれかに記載の風車翼の除氷方法。
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