JP5381566B2 - ヒューズホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒューズホルダに関する。
従来、回路基板に実装されるヒューズホルダとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1のヒューズホルダは、一対の端子金具をフレーム(ホルダ)に取り付けることで構成され、両端子金具にて、ヒューズを挟持可能な構成となっている。また、特許文献2に記載のヒューズ取付構造(ヒューズソケット)では、両端子金具において、ヒューズと対向する箇所をヒューズ側に打ち出すことで、弾性変形可能な接触部(凸部)がそれぞれ形成されており、両接触部がヒューズの両端面とそれぞれ弾接することで、ヒューズを挟持する構成となっている。以上の構成により、両端子金具間に、ヒューズを挿抜可能な構成となっており、ヒューズが溶断した場合などに、ヒューズの交換を行うことができる。
特開2003−92054号公報 特開平6−325683号公報
上記特許文献2の取付構造においては、ヒューズ挿抜の過程で、ヒューズを両接触部に当接させ、両接触部を外側に押し拡げる(弾性変形させる)必要があり、ヒューズの挿抜には、ある程度の挿抜力が必要となる。ヒューズ挿抜時の作業性を向上させるためには、この挿抜力を低減させることが好ましい。ヒューズの挿抜力を低減させるためには、例えば、両端子金具の板厚を薄くするなどして、両接触部を弾性変形しやすくする構成が考えられる。しかしながら、両接触部が弾性変形しやすくなると、両接触部がヒューズを押圧する力も低下し、両接触部によるヒューズの挟持力が低下してしまう。その結果、ヒューズがヒューズホルダ内にて、確実に保持されないおそれがある。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ヒューズを確実に保持する構成としつつも、ヒューズの挿抜を容易に行うことが可能なヒューズホルダを提供することを目的とする。
本発明は、回路基板に実装され、両端に端子部が取り付けられたヒューズを挿抜可能に保持するヒューズホルダであって、前記ヒューズを挟む形で対向配置され、前記ヒューズと前記回路基板とを電気的に接続可能な一対の端子金具と、前記一対の端子金具及び前記ヒューズが収容されるフレームと、を備え、前記一対の端子金具の外側には、前記フレームの壁部が前記一対の端子金具の各々と対向して、それぞれ配されており、前記一対の端子金具には、前記ヒューズ側へ突出することで一対の接触部が形成され、前記一対の接触部の各々が前記各端子部に対して、それぞれ弾接することで、前記一対の接触部によって前記ヒューズを挟持可能な構成となっており、前記一対の端子金具の下端には、前記回路基板に固定される固定部が形成され、前記一対の端子金具のうち、少なくとも一方の端子金具の上端からは、他方の端子金具に向かって上昇傾斜し、前記ヒューズを上方から押さえる押さえ部が延設され、前記押さえ部の上端からは、前記一対の端子金具の外側に向かって操作部が延設され、前記操作部を上方から押圧することで、前記押さえ部を前記一対の端子金具の外側に弾性変形させ、前記押さえ部を前記ヒューズの上方から退避する位置に変位可能となっていることに特徴を有する。
本発明においては、ヒューズは、一対の接触部による挟持に加えて、押さえ部によって上方から押さえられ、抜け止めがされる。これにより、一対の接触部による挟持のみでヒューズの抜け止めを担っている構成と比較して、一対の接触部によるヒューズの挟持力(接触部の弾性力)を小さく設定することが可能となる。一対の接触部によるヒューズの挟持力を小さく設定すれば、ヒューズの挿抜力を小さくでき、作業性が向上する。さらに、押さえ部は操作部を押圧することで、ヒューズの上方から退避可能な構成となっており、押さえ部がヒューズ挿抜の妨げになることがない。また、ヒューズ取り外し時には、ヒューズと接触部との摺動などに起因して、端子金具には、回路基板から離脱する方向の応力が作用する。この点、本発明においては、操作部を上方から押圧しつつヒューズを取り外すようにすれば、端子金具は回路基板側に押さえつけられ、端子金具が回路基板から離脱することを防止できる。なお、本発明において、下方とは、ヒューズホルダから回路基板に向かう方向である。
また、前記一方の端子金具は、対向する前記壁部との間に隙間を空けて配されており、前記操作部を上方から押圧することで、前記隙間の分だけ、前記一方の端子金具を前記一対の端子金具の外側に撓ませ、前記一対の接触部間の対向距離を拡大可能な構成にすることができる。操作部を押圧し、一対の接触部間の対向距離を拡大することで、一対の接触部によるヒューズの挟持力、つまり、ヒューズを一対の接触部間に挿入する際に要する力を低減でき、作業性が良好となる。
また、前記押さえ部の幅は、前記一方の端子金具の幅よりも小さく設定されているものとすることができる。押さえ部の幅を小さくすれば、例えば、押さえ部の幅を端子金具と同じ幅に設定した場合と比較して、押さえ部が撓み変形しやすくなる。これにより、操作部を上方から押圧し、押さえ部を撓ませる作業が容易となり、作業性が向上する。
また、前記一方の端子金具の上端からは、前記回路基板側に折り返され、前記ヒューズの挿抜に伴って弾性変形可能な応力緩和部が延設され、前記応力緩和部の先端は、前記回路基板の表面に形成された導電部に導通可能に固着される基板接続脚部とされているものとすることができる。ヒューズ挿抜時には、ヒューズが接触部に摺動することで、ヒューズホルダと回路基板との間に挿抜方向の応力が作用する。本発明においては、基板接続脚部と端子金具との間には弾性変形可能な応力緩和部が設けられている。このような構成とすれば、ヒューズ挿抜時に、応力緩和部が弾性変形することで、基板接続脚部に作用する応力が緩和される。これによって、基板接続脚部と回路基板の導電部との固着箇所が破損することを防止でき、電気的な接続信頼性を高くすることが可能となる。
また、前記一対の端子金具には、その一部を前記一対の端子金具の外側に打ち抜くことで、外側に上昇傾斜しつつ、弾性変形可能な係止爪が形成され、前記フレームの各壁部には、その一部を貫通することで、前記各係止爪が係止可能な係止孔が形成されているものとすることができる。端子金具の係止爪を、フレームの係止孔に係止させることで、フレームに対して、端子金具を取り付けることが可能となる。
また、前記フレームの側壁において、前記ヒューズの外面の少なくとも一部と対向する箇所を上方に開口することで、ヒューズ着脱口が形成され、前記ヒューズ着脱口を通じて、前記ヒューズの外面の少なくとも一部が前記フレームの外側から臨むものとすることができる。このような構成とすれば、ヒューズ着脱口を通じて、指などを差し入れることで、ヒューズホルダに取り付けられた状態のヒューズ(の外面の一部)を把持することが可能となっている。これにより、ヒューズを手作業によって、ヒューズホルダから容易に取り外すことができる。
本発明によれば、ヒューズを確実に保持する構成としつつも、ヒューズの着脱を容易に行うことが可能なヒューズホルダを提供できる。
本発明の実施形態に係るヒューズホルダの概略構成を示す分解斜視図 ヒューズホルダを示す斜視図 ヒューズホルダの内部構造を示す正断面図 ヒューズの取付作業を示す正断面図 ヒューズホルダを示す正面図 ヒューズホルダを示す側面図 ヒューズホルダを示す平面図 フレームを示す平面図 端子接触片を示す正面図 端子接触片を示す側面図
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図10によって説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態のヒューズホルダ30は、回路基板10に対して、例えば、表面実装され、略直方体形状をなすヒューズ20を回路基板10に対して挿抜可能に保持するものである。ヒューズホルダ30は、箱形をなすフレーム40と、このフレーム40に取り付けられる一対の端子接触片60と、を備えている。ヒューズ20は、内部に封入された溶断部(図示せず)と、その溶断部と電気的に接続され、ヒューズ20の長手方向(図5の左右方向)両端に取り付けられた端子部21と、を備える。
両端子接触片60は、ヒューズ20の端子部21と回路基板10とを電気的に接続可能とするものである。両端子接触片60は、同じ形状をなし、ヒューズ20を挟む形で対向配置されている。より具体的には、一方の端子接触片60を他方の端子接触片60に対して向かい合わせにした状態で、フレーム40の長手方向における両端にそれぞれ取り付けられる。なお、以下の説明においては、ヒューズホルダ30から回路基板10に向かう方向(図3の下側)を下側、その反対方向(図3の上側)を上側とする。また、図3における左右方向を長さ方向(フレーム40の長手方向)とする。また、図7における上下方向を幅方向とし、この幅方向においては、図7における上側を後側、下側を前側とする。
次にフレーム40の構成について説明する。フレーム40は、端子接触片60及びヒューズ20を収容するもので、エポキシ樹脂や、プラスチック等の絶縁材料をトランスファー成形や射出成形して形成されている。図1に示すように、フレーム40は、上方を開口された略箱型をなしており、端子接触片60及びヒューズ20を上方から挿入することで、これらを収容可能となっている。また、図3に示すように、フレーム40の底壁41において、長さ方向及び幅方向における中央部には、上面が平らに形成された略円錐状のヒューズ支持部41Aが突設されている。フレーム40内に収容されたヒューズ20は、ヒューズ支持部41Aの上面に支持される構成となっている。
図1及び図8に示すように、底壁41において、長さ方向における両端側を上下(ヒューズ20の着脱方向)に貫通することで接触片収容部41Bがそれぞれ形成されている。各接触片収容部41Bは、各端子接触片60の各本体部61(後述)を収容可能となっている。また、両側壁42の下側(フレーム壁部の一部)を長さ方向に貫通することで下側に開口する側壁開口部42Bがそれぞれ形成されており、各側壁開口部42Bは各接触片収容部41Bと連通されている。また、図4及び図5に示すように、フレーム40の前壁43及び後壁44(側壁)において、ヒューズ20の長手方向中央部(ヒューズの外面の少なくとも一部)に対応する箇所を上方に開口することで、上側開口部45(ヒューズ着脱口)がそれぞれ形成されている。図5に示すように、前側(及び後側)からヒューズ20の長手方向中央部は露出している。言い換えると、上側開口部45を通じて、ヒューズ20の長手方向中央部(ヒューズの外面の少なくとも一部)がフレーム40の外側から臨む構成となっている。両上側開口部45を通じて、指を差し入れることによって、ヒューズホルダ30に取り付けられた状態のヒューズ20を把持することが可能となっている。これにより、ヒューズ20を手作業によって、ヒューズホルダ30から容易に取り外すことができる。
図5に示すように、前壁43及び後壁44の長さ方向における両端及び中央部においては、回路基板10側に突き出して脚部46が、それぞれ形成されている。この脚部46は回路基板10に近接している(又は当接していてもよい)。これにより、フレーム40が上側から押圧された際には、脚部46を介して、回路基板10にフレーム40が支持される構成となっている。
次に端子接触片60の構成について説明する。なお、左右の両端子接触片60の構成は同じであるため、以下の説明では、基本的には、右側の端子接触片60について説明を行うものとする。なお、端子接触片60は、例えば、金属薄板に打ち抜き加工および折り曲げ加工をすることによって形成され、電気伝導性を有している。図1及び図9に示すように、端子接触片60は、上下に長い平板状をなす本体部61(一方の端子金具)と、本体部61の上端から延設される押さえ片71(押さえ部)及び押圧片65(操作部)と、本体部61の上端から下方(回路基板10側)に折り返されて形成された応力緩和部66とを主体に構成されている。
図3及び図9に示すように、本体部61において、ヒューズ20の端子部21に対向する箇所を内側(ヒューズ20側)へ湾曲する形で突き出すことで、接触部62が形成されている。図4に示すように、両端子接触片60における両接触部62の突出端の対向間隔A1は、ヒューズ20の全長A2より、わずかに小さくなるように設定されている。また、両接触部62は、外側(端子部21から遠ざかる側)に弾性変形可能となっている。この構成によって、各接触部62が各端子部21に対して弾接し、両接触部62によってヒューズ20を、その長手方向両側から、挟持可能な構成となっている。言い換えると、端子部21を挟むように対向配置された一対の本体部61によって、ヒューズ20の端子部21を挿抜可能なヒューズ端子接続部が構成されている。
図3に示すように、ヒューズ20の端子部21は接触部62の突出端と接触する構成となっている。このようにすれば、例えば、接触部62が平坦な形状をなし、接触部62とヒューズ20とが面当たりする構成と比較して、両者の接触面積を小さくすることが可能となる。これにより、ヒューズ挿抜時におけるヒューズ20と接触部62との間の摩擦力が低減され、ヒューズの挿抜に要する力を低減させることが可能となる。
図4及び図9に示すように、本体部61の下端を、内側へ直角に折り曲げることで、本体部61と一体的に保持脚部63(固定部)が形成されている。また、本体部61の一部を外側(一対の端子金具の外側、図4の左右両側)に打ち抜いた後、外側に上昇傾斜する形で折り曲げることで係止爪64が形成されている。この係止爪64は、その基端側を支点として長さ方向に弾性変形可能となっている。図4に示すように、係止爪64は、フレームの側壁42の下面42Aに係止する構成となっており、端子接触片60の上方への移動を規制することで、端子接触片60の抜け止めをする機能を担っている。言い換えると、側壁開口部42Bは、係止爪64が係止可能な係止孔の役割を担っている。
図3及び図9に示すように、押さえ片71は、対向する本体部61(他方の端子金具)へ向かって上昇傾斜する形で延設されている。例えば、左側の本体部61における押さえ片71は、右側の本体部61に向かって上昇傾斜している。押さえ片71の先端71Aは、ヒューズ20の上方に配されている。これにより、押さえ片71の下面とヒューズ20の端子部21が当接(又は近接)し、押さえ片71によって、上方から端子部21を押さえることが可能となっている。
押圧片65は、押さえ片71の上端(先端)から、外側(一対の端子金具の外側)に向かって上昇傾斜する形で延設されており、押圧片65の上面は外側へ向かって上昇傾斜する押圧面65Aとされる。すなわち、押さえ片71と押圧片65との双方によって、内側へ向かって凹む略V字状の板片を構成している。
なお、押圧片65及び押さえ片71の幅(幅方向の長さ)は同じ幅であって、本体部61の幅よりも小さく設定されている。また、図5に示すように、両押さえ片71の先端71A同士の対向間隔は、ヒューズ20の長手方向の長さより小さく設定されている。このような構成とすれば、ヒューズ20を両接触部62間に挿入する過程において、ヒューズ20を両押圧面65Aにそれぞれ当接させ、両押圧面65Aを押圧しつつ、ヒューズ20を挿入することが可能となる(詳しくは後述)。
また、図4に示すように、両本体部61の外側に、フレーム40の側壁42がそれぞれ配されており、各本体部61は、対向する側壁42とわずかに隙間を空けて対向配置されている。これにより、押圧片65の押圧面65Aを上方から押圧することで、この隙間の分だけ、本体部61を外側に開く方向に変形させ、両接触部62間の対向間隔を広げることが可能となっている。
応力緩和部66は、外側へ下降傾斜する連結部67と、連結部67の下端から下方へ延びる伸縮部68と、を備えている。伸縮部68は蛇腹状をなす形で折り曲げられており、図3の上下方向(ヒューズホルダ30に対するヒューズ20の挿抜方向)に伸縮するように弾性変形可能となっている。これにより、伸縮部68は、ヒューズ20の挿抜に伴って、弾性変形可能となっている。
伸縮部68の下端(先端)を外側へ直角に折り曲げることで、基板接続脚部69が延設されている。つまり応力緩和部66は、本体部61(ヒューズ端子接続部)と基板接続脚部69との間に設けられている。応力緩和部66の長さは、基板接続脚部69の高さが保持脚部63と同じ高さに配されるように設定されている。図6及び図10に示すように、押圧片65及び応力緩和部66は、幅方向に隣接して配されている。このため、フレーム40に取り付けられた状態では、図7の平面視にて示すように、一方の端子接触片60における押圧片65に対向して他方の端子接触片60における応力緩和部66が配される。
次に、ヒューズホルダ30の組立及び実装について説明を行う。まず、フレーム40に対して、両端子接触片60を取り付けてゆく。具体的には、図1に示すように、各端子接触片60の各応力緩和部66が、それぞれ外側を向く形で、上方から各接触片収容部41Bに各本体部61を挿入する。このとき、本体部61の係止爪64は、側壁42の内面に当接し内側へ変形する。さらに、各接触片収容部41Bに各本体部61を挿入してゆくと、係止爪64の先端が側壁42の下側へ達する。すると、図3に示すように、係止爪64は弾性復帰し、側壁42の下面42Aに係止する。これにより、フレーム40への両端子接触片60の取付が完了し、ヒューズホルダ30の組立が完了する。
次に、ヒューズホルダ30を回路基板10の所定箇所に配し、保持脚部63及び基板接続脚部69を、それぞれ回路基板10に形成されたランド12、13に、表面実装状態ではんだ付けする(はんだ部を符号11にて示す、図4及び図5参照)。ここで、基板接続脚部69が、はんだ付けされるランド12は、回路基板10上に形成された配線パターン14と電気的に接続されている。言い換えると、基板接続脚部69は回路基板10の表面に形成された配線パターン14(導電部)に導通可能に固着されており、基板接続脚部69はランド12と電気的に接続されている。
一方、保持脚部63は、はんだ付け(はんだ部11)により回路基板10のランド13に固定され、これにより、端子接触片60が回路基板10に保持される。また、保持脚部63がはんだ付けされるランド13は、回路基板10上に形成された配線パターンと電気的に接続されていない。つまり、端子接触片60と回路基板10の配線パターン14との電気的接続は、基板接続脚部69を介してのみ行われている。
次に、回路基板10に実装されたヒューズホルダ30に対して、ヒューズ20を取り付ける際の作用について説明する。まず、作業者は、ヒューズ20の長手方向における中央付近を把持し、フレーム40の上方の開口から、ヒューズ20を挿入する。この挿入過程で、図4に示すように、ヒューズ20の両端部で、両押圧片65の各押圧面65Aを、それぞれ上方から押圧してやる(図4では、左側の押圧片65のみ図示)。すると、両押圧片65及び両押さえ片71は、それぞれ外側へ開くように撓み変形する。
上述したように、本体部61は、フレーム40の側壁42との間に、わずかに隙間を空けて配されている。このため、両押圧片65の変形に伴って、両端子接触片60における両接触部62の対向間隔が、自然状態における長さA1より、わずかに大きくなる。これにより、ヒューズ20を両接触部62間に挿入するために必要な挿入力が少なくなる。
本体部61が側壁42に当接した後、さらに、押圧面65Aを押圧すると、押さえ片71は基端(本体部61と接する箇所)を支点として外側に弾性的に撓む。このように押さえ片71を外側に開くことで、押さえ片71の先端71Aを、ヒューズ20の装着時におけるヒューズ20の上方から退避する位置まで変位させることが可能である(図3の2点鎖線で図示)。これにより、上方からヒューズ20を両接触部62間に挿入させることが可能となる。
そして、ヒューズ20の端子部21で両接触部62の上側の湾曲面を押圧することで、両接触部62を外側に押し広げながら、両接触部62間にヒューズ20を挿入してゆく。やがて、ヒューズ20の下側の面がヒューズ支持部41Aに当接する。これにより、ヒューズ20は、ヒューズ支持部41Aに支持されると共に、両接触部62に押圧されることで挟持された状態となる。そして、各接触部62が各端子部21と、それぞれ接触することで、ヒューズホルダ30とヒューズ20との電気的接続がされる。
また、両接触部62間に完全にヒューズ20が挿入されると、ヒューズ20による押圧片65の押圧が解除され、押さえ片71が初期状態(図3の状態)に弾性復帰する。これにより、各押さえ片71の下面によって、ヒューズ20の各端子部21が上方から押さえられ、ヒューズ20が抜け止めされた状態となる。以上の作業により、ヒューズ20の取り付けが完了する。なお、上記の取付手順の際には、ヒューズ20で押圧片65を押圧する代わりに、指などで押圧片65を押圧してもよい。
上記した取付過程においては、ヒューズ20の各端子部21が、各接触部62に摺動する際の摩擦力によって、両端子接触片60は、回路基板10側へ押圧される。このため、端子接触片60と回路基板10との固定箇所である保持脚部63及び基板接続脚部69には、回路基板10を押圧する方向の応力が作用する。ここで、基板接続脚部69は、ヒューズ着脱方向において伸縮可能な応力緩和部66を介して本体部61と連結されている。このため、ヒューズ20の取付時には、応力緩和部66が縮むことで、基板接続脚部69へ作用する応力が緩和され、はんだ部11に作用する応力は緩和される。一方、保持脚部63は、ヒューズ20挿入時の力の大部分を受けることになる。このように、応力緩和部66を設けることによって、ヒューズ挿入に伴って生じる応力は、保持脚部63側に集中し、基板接続脚部69側に集中することを防止できる。このため、基板接続脚部69と回路基板10の接続箇所であるはんだ部11の破損を防止でき、電気的な信頼性をより高くできる。
次に、ヒューズホルダ30からヒューズ20を取り外す作業について説明する。例えば回路基板10上の回路パターンに過電流が流れ、回路保護のためヒューズ20が溶断した場合、他のヒューズと交換するために、ヒューズ20を取り外す必要が生じる。このような場合、まず、作業者は両押圧片65の押圧面65Aを上方から押圧し、押さえ片71の先端71Aを、ヒューズ20の装着時におけるヒューズ20の上方から退避する位置まで変位させる。これにより、ヒューズ20と押さえ片71との干渉を避け、ヒューズ20を両接触部62間から取り出すことが可能となる。続いて、両押圧片65を押圧した状態で、フレーム40の上側開口部45から指を差し入れ、長手方向におけるヒューズ20の中央付近を把持し、ヒューズ20を取り外す。
この取り外し過程においては、ヒューズ20の各端子部21が各接触部62に摺動する際の摩擦力によって、両端子接触片60を回路基板10から引き離す方向(図5の上方向)に力が作用する。また、押圧面65Aを上方から押圧すると、端子接触片60は、回路基板10側へ押さえつけられる。このため、上記のように両押圧片65を押圧した状態で、ヒューズ20を取り外すようにすれば、両端子接触片60と回路基板10との接続箇所(保持脚部63及び基板接続脚部69)に作用する引き離し方向(回路基板10から遠ざかる方向)の応力を小さくすることができる。
さらに、ヒューズの取り外しに伴って応力緩和部66が伸張(弾性変形)することによって、基板接続脚部69側、ひいては、はんだ部11に作用する応力が緩和される。このため、ヒューズ20を取り外す際においても、基板接続脚部69と回路基板10との接続箇所(はんだ部11)に作用する応力を緩和でき、はんだ部11の破断を防止できる。この結果、ヒューズホルダ30と回路基板10との電気的な接続信頼性を高くすることができる。
以上説明したように、本実施形態においては、ヒューズ20は、一対の接触部62による挟持に加えて、両押さえ片71によって上方から押さえられ、抜け止めがされる。これにより、一対の接触部62による挟持のみでヒューズ20の抜け止めを担っている構成と比較して、一対の接触部62によるヒューズ20の挟持力(接触部の弾性力)を小さく設定することが可能となる。
一対の接触部62によるヒューズ20の挟持力を小さく設定すれば、両接触部62間にヒューズ20を挿抜する際の挿抜力を小さくでき、作業性が向上する。以上の点から、本実施形態のヒューズホルダ30においては、ヒューズ20を両接触部62及び両押さえ片71によって、確実に保持する構成としつつも、ヒューズ20の挿抜を容易に行うことが可能となる。なお、一対の接触部62によるヒューズ20の挟持力(接触部の弾性力)を小さく設定するには、例えば、接触部62の板厚を小さく設定したり、端子接触片60を弾性係数の低い材質にて形成したりすることが例示できる。さらに、押さえ片71は押圧片65を押圧することで、ヒューズ20の上方から退避可能な構成となっており、押さえ片71がヒューズ20挿抜の妨げになることがない。
また、ヒューズ取り外し時には、ヒューズ20と接触部62との摺動などに起因して、端子接触片60には、回路基板10から離脱する方向の応力が作用する。この点、本実施形態においては、押圧片65を上方から押圧しつつヒューズ20を取り外すようにすれば、端子接触片60は回路基板10側に押さえつけられ、端子接触片60が回路基板10から離脱することを防止できる。
また、本体部61は、対向する側壁42との間に隙間を空けて配されており、押圧片65を上方から押圧することで、その隙間の分だけ、本体部61を外側に撓ませ、両接触部62間の対向距離を拡大できる。このため、両接触部62によるヒューズ20の挟持力、つまり、ヒューズ20を両接触部62間に挿入する際に要する力を低減でき、作業性が良好となる。
また、押さえ片71の幅は、本体部61の幅よりも小さく設定されている。押さえ片71の幅を小さくすれば、例えば、押さえ片71の幅を本体部61と同じ幅に設定した場合と比較して、押さえ片71が撓み変形しやすくなる。これにより、押圧片65を上方から押圧し、押さえ片71を撓ませる作業が容易となり、作業性が向上する。
また、本体部61の上端からは、回路基板10側に折り返され、ヒューズ20の挿抜に伴って弾性変形可能な応力緩和部66が延設され、応力緩和部66の先端は、回路基板10の表面に形成された配線パターン14に導通可能に固着される基板接続脚部69とされる。ヒューズ20挿抜時には、ヒューズ20が接触部62に摺動することで、ヒューズホルダ30と回路基板10との間に挿抜方向の応力が作用する。本実施形態においては、基板接続脚部69と本体部61との間には弾性変形可能な応力緩和部66が設けられている。このような構成とすれば、ヒューズ20挿抜時に、応力緩和部66が弾性変形することで、基板接続脚部69に作用する応力が緩和される。これによって、基板接続脚部69と回路基板10の配線パターン14との固着箇所が破損することを防止でき、電気的な接続信頼性を高くすることが可能となる。
また、本体部61には、その一部を外側に打ち抜くことで、外側に上昇傾斜しつつ、弾性変形可能な係止爪64が形成され、フレーム40の側壁42には、その一部を貫通することで、係止爪64が係止可能な側壁開口部42B(係止孔)が形成されている。係止爪64を、フレームの側壁開口部42Bに係止させることで、フレーム20に対して、本体部61(ひいては端子接触片60)を取り付けることが可能となる。
また、フレーム40の前壁43及び後壁44(側壁)において、ヒューズ20の外面の少なくとも一部と対向する箇所を上方に開口することで、上側開口部45(ヒューズ着脱口)が形成され、上側開口部45を通じて、ヒューズ20の外面の少なくとも一部がフレーム40の外側から臨む構成となっている。このような構成とすれば、上側開口部45を通じて、指などを差し入れることで、ヒューズホルダ30に取り付けられた状態のヒューズ20(の外面の一部)を把持することが可能となっている。これにより、ヒューズ20を手作業によって、ヒューズホルダ30から容易に取り外すことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態においては、応力緩和部66の伸縮部68を蛇腹形状とすることで、ヒューズ挿抜方向に伸縮可能な構成としたが、これに限定されない。例えば、応力緩和部66をコイルばね状に形成することで、ヒューズ挿抜方向に伸縮可能な構成としてもよい。
(2)上記実施形態においては、基板接続脚部69を介して、端子接触片60と回路基板10(配線パターン14)との電気的接続を行う構成とし、保持脚部63は、回路基板10の配線パターンとは電気的に接続されていない構成とした。保持脚部63は、回路基板10の配線パターン14と電気的に接続されていてもよい。要するに、応力緩和部66を備えた構成の場合は、端子接触片60と回路基板10(配線パターン14)との電気的接続は、少なくとも基板接続脚部69を介して行われていればよい。また、応力緩和部66及び基板接続脚部69を廃する構成としてもよく、この場合は、保持脚部63を配線パターン14と電気的に接続すればよい。
(3)上記実施形態においては、ヒューズホルダ30を回路基板10に表面実装する構成を例示したが、これに限定されない。回路基板10にスルーホールを形成し、スルーホールを介して実装する構成であってもよい。なお、スルーホールを介して実装する場合は、例えば、保持脚部63や基板接続脚部69を平板状でなく、スルーホールに挿通可能なピン形状としてもよい。
(4)上記実施形態においては、一対の端子接触片60(本体部61)の各々に、押圧片65、押さえ片71を形成する構成を例示したが、これに限定されない。押圧片65、押さえ片71は、両本体部61のうち、いずれか一方の本体部61にのみ形成されていてもよい。
(5)上記実施形態においては、接触部62を湾曲する形状としたが、接触部62の形状は、これに限定されない。例えば、接触部62を内側に突き出すV字形状としてもよい。
10…回路基板
14…配線パターン(導電部)
20…ヒューズ
21…端子部
30…ヒューズホルダ
40…フレーム
61…本体部(端子金具)
62…接触部
42…フレーム40の側壁(フレームの壁部)
42B…側壁開口部(係止孔)
43…前壁(フレームの側壁)
44…後壁(フレームの側壁)
45…上側開口部(ヒューズ着脱口)
63…保持脚部(固定部)
64…係止爪
65…押圧片(操作部)
66…応力緩和部
69…基板接続脚部
71…押さえ片(押さえ部)
A1…両接触部の突出端の対向間隔(一対の接触部間の対向距離)

Claims (6)

  1. 回路基板に実装され、両端に端子部が取り付けられたヒューズを挿抜可能に保持するヒューズホルダであって、
    前記ヒューズを挟む形で対向配置され、前記ヒューズと前記回路基板とを電気的に接続可能な一対の端子金具と、
    前記一対の端子金具及び前記ヒューズが収容されるフレームと、を備え、
    前記一対の端子金具の外側には、前記フレームの壁部が前記一対の端子金具の各々と対向して、それぞれ配されており、
    前記一対の端子金具には、前記ヒューズ側へ突出することで一対の接触部が形成され、
    前記一対の接触部の各々が前記各端子部に対して、それぞれ弾接することで、前記一対の接触部によって前記ヒューズを挟持可能な構成となっており、
    前記一対の端子金具の下端には、前記回路基板に固定される固定部が形成され、
    前記一対の端子金具のうち、少なくとも一方の端子金具の上端からは、他方の端子金具に向かって上昇傾斜し、前記ヒューズを上方から押さえる押さえ部が延設され、
    前記押さえ部の上端からは、前記一対の端子金具の外側に向かって操作部が延設され、
    前記操作部を上方から押圧することで、前記押さえ部を前記一対の端子金具の外側に弾性変形させ、前記押さえ部を前記ヒューズの上方から退避する位置に変位可能となっていることを特徴とするヒューズホルダ。
  2. 前記一方の端子金具は、対向する前記壁部との間に隙間を空けて配されており、
    前記操作部を上方から押圧することで、前記隙間の分だけ、前記一方の端子金具を前記一対の端子金具の外側に撓ませ、前記一対の接触部間の対向距離を拡大可能とすることを特徴とする請求項1に記載のヒューズホルダ。
  3. 前記押さえ部の幅は、前記一方の端子金具の幅よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒューズホルダ。
  4. 前記一方の端子金具の上端からは、前記回路基板側に折り返され、前記ヒューズの挿抜に伴って弾性変形可能な応力緩和部が延設され、
    前記応力緩和部の先端は、前記回路基板の表面に形成された導電部に導通可能に固着される基板接続脚部とされていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のヒューズホルダ。
  5. 前記一対の端子金具には、その一部を前記一対の端子金具の外側に打ち抜くことで、外側に上昇傾斜しつつ、弾性変形可能な係止爪が形成され、
    前記フレームの各壁部には、その一部を貫通することで、前記各係止爪が係止可能な係止孔が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のヒューズホルダ。
  6. 前記フレームの側壁において、前記ヒューズの外面の少なくとも一部と対向する箇所を上方に開口することで、ヒューズ着脱口が形成され、
    前記ヒューズ着脱口を通じて、前記ヒューズの外面の少なくとも一部が前記フレームの外側から臨むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のヒューズホルダ。
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