JP5380825B2 - 撮像機能付き投射光学装置 - Google Patents
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プロジェクタに「画像をスクリーン上に投射する通常の投射機能」の他に、スクリーン上の画情報を撮像する撮像機能を持たせたものが提案されている(特許文献1〜3)。
「原画像」は、投射されるべき画像情報であり、上記の如く作像手段に入力画像信号により生成される。
「投射面」は、原画像を投射すべき面であり、一般に「スクリーン」であるが、画像を投射できるものであればスクリーン以外にも用いることができる。例えば、ホワイトボードのボード面や「白壁」を投射面として使用できる。
斜め投射の「投射角(上記投射光の主光線と投射光学系の光軸とのなす角を言う。)」が大きくなるほど、投射光学系光軸と投射画像中心とのずれ量は大きくなる。
撮像光を投射光学系のみで結像させる場合、光路分離手段により作像光の光路から分離された撮像光は分離された光路上で「原画像と等価な位置」に結像する。従って、結像する撮像光の像(「撮像光像」と呼ぶ。)の大きさは原画像と同一サイズになる。
図1は、撮像機能付き投射光学装置の実施の1形態を示す。この図は、装置を側面から見た説明図である。
図において、符号1は光源手段としてのランプ、符号3は照明光学系、符号5は作像手段としての透過型の液晶ライトバルブ、符号7は光路分路手段としての偏光ビームスプリッタ(以下、PBSと略記する。)、符号9は投射光学系としての投射レンズ、符号11は投射面であるスクリーン、符号13は撮像手段の受光部をなす撮像素子を示している。
光源手段であるランプ1としては例えば「超高圧水銀ランプ」を使用できる。
照明光学系3としては従来からプロジェクタ用の照明光学系として知られた「フライアイインテグレータ光学系」を用いることができる。
「光路分離手段」としてこの実施の形態においてはPBS7が用いられているが、PBSに代えて「ハーフミラー」を用いることもできる。しかし、PBS7を用いることにより光の利用効率を高め、明るい撮像光像を撮像することができる。
スクリーン11は拡散反射性で、且つ、偏光光束を「実質的なランダム偏光」にして反射させるような反射特性を持つものである。
撮像素子13は、この実施の形態例ではCCDであるが、CMOSを用いることもできる。
図で符号LPは「結像光束の中心光線」を示している。
また、図1の実施形態において斜め投射は、プロジェクタ光学系からスクリーンまでの水平距離を短くでき、スクリーン観察者にとってプロジェクタ光学系が邪魔にならない。
図示されない光源手段と照明光学系は、図1の実施の形態におけるものと同様であり、透過型の液晶ライトバルブ5の図で右方から、直線偏光状態の照明光を液晶ライトバルブ5に照射する。液晶ライトバルブ5に生成された原画像に応じて強度変調された作像光LIは、PBS7を透過し、投射レンズ9により投射光LPとなり、スクリーン11上に斜め投射されて投射画像として結像する。
この実施の形態では、補助光学手段としてリレーレンズ15Aが用いられている。リレーレンズ15Aは「PBS7により光路をCCD13側に分離され、投射レンズ9により撮像光が1次像として結像する像面ISA」を物体面とし、CCD13の受光面を像面とする結像機能を有する。
図10(a)は、リレーレンズ15Aを、焦点距離:fの薄いレンズ1枚で構成する場合であり、物体面(1次像の結像面ISA)とリレーレンズ15Aとの間隔を3f、リレーレンズ15Aと像面(CCD13の受光面)IMSとの間隔を1.5fとすれば、倍率:1/2の補助光学手段を実現できる。
勿論、リレーレンズ15Aを「3枚以上のレンズにより構成する」こともできることは言うまでもない。
図6(a)は側面から見た状態、(b)は(a)の上方から見た状態である。
図6(b)に示すように、この実施の形態では、作像手段が3板の透過型の液晶ライトバルブ5R、5G、5Bと、これら液晶ライトバルブ5R、5G、5Bからの作像光を合成する「色合成素子」であるダイクロイックプリズムGPLを有し、照明光学系が、3板の液晶ライトバルブ5R、5G、5Bに「互いに異なる波長領域の光:R(赤)、G(緑)、B(青)」を照射する構成となっている。
この実施の形態では、フルカラーの投射画像をスクリーンに投影でき、フルカラーの撮像を実現できる。
PBS7と投射レンズ9との位置関係は、図6の場合と同様である。
即ち、側面から見た場合には、図6(a)のように、投射レンズ9の光軸AXは、PBS7の中央部よりも上方にずれている。
即ち、図7において、ダイクロイックプリズムGPLにより合成された作像光束の光軸に対して、投射レンズ9の光軸AXは、図7の図面に直交する方向へ平行にずれている。
投射レンズ9の光軸AXは、上記作像光光軸を含む面に対して、図7の図面に直交する方向に平行にずれているので、色合成素子であるダイクロイックプリズムGPLによる色合成後の色合成光と撮像光の光軸とを含む面Bは、図7の図面に対して直交する。従って、面Aと面Bとは直交する。
図示されない光源手段からの照明光は、照明光学系により図の下方からPBS7に対してS偏光成分の直線偏光状態でPBS7に入射し、PBS7により反射されて反射型の液晶ライトバルブ6に照射される。液晶ライトバルブ6に生成されている原画像により強度変調された作像光(反射光)LIはPBS7に対してP偏光成分となり、PBSを透過して投射レンズ7に入射し、投射光LPとなってスクリーン11上に斜め投射される。
3 照明光学系
5 液晶ライトバルブ(透過型)
7 光路分離手段としてのPBS(偏光ビームスプリッタ)
9 投射光学系としての投射レンズ
11 投射面としてのスクリーン
13 撮像素子としてのCCD
LI 作像光
LR 撮像光
PN 投射光の正反射光
Claims (11)
- 入力画像信号により原画像を生成する作像手段に、光源手段からの光を照明光学系により照明し、上記原画像に応じて変調された作像光を、投射光学系により投射面上に結像投射するとともに、上記投射面からの光が撮像光として上記投射光学系を介して結像する像を撮像手段により撮像して撮像信号化する撮像機能を有する撮像機能付き投射光学装置において、
作像手段と投射光学系との間に、作像光と撮像光の光路を相互に分離する光路分離手段を有し、
上記作像手段に表示される原画像が、投射光学系により投射面上に斜め投射され、この斜め投射の条件が、上記投射光の上記投射面による正反射光成分が上記投射光学系に入射しないように定められていることを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項1記載の撮像機能付き投射光学装置において、
撮像光が、投射光学系と補助光学系との結像作用により撮像手段の受光面上に結像することを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項2記載の撮像機能付き投射光学装置において、
撮像光が、投射光学系の結像作用により、投射光学系と補助光学系との間に1次像として結像し、この1次像を上記補助光学系が撮像手段の受光面上に結像させることを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項3記載の撮像機能付き投射光学装置において、
補助光学系の結像倍率が縮小倍率であることを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項2または3または4記載の撮像機能付き投射光学装置において、
撮像手段が、補助光学手段の収差や色倍率を補正する画像処理部を有し、この画像処理部を介して撮像画像信号を生成することを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項1〜5の任意の1に記載の撮像機能付き投射光学装置において、
作像手段が透過型もしくは反射型の液晶ライトバルブを有し、入力画像信号による原画像が上記液晶ライトバルブに生成されることを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項6記載の撮像機能付き投射光学装置において、
作像手段が、1板の透過型もしくは反射型の液晶ライトバルブを有するものであり、
撮像手段が1板のCCDまたはCMOSを撮像素子として有することを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項6記載の撮像機能付き投射光学装置において、
作像手段が2または3板の透過型または反射型の液晶ライトバルブと、これら液晶ライトバルブからの作像光を合成する色合成素子を有し、
照明光学系が、上記2または3板の液晶ライトバルブに、互いに異なる波長領域の光を照射することを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項8記載の撮像機能付き投射光学装置において、
撮像手段が、2または3板のCCDまたはCMOSを撮像素子として有し、
光路分離手段が、撮像光を各撮像素子用に分離する機能を有することを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項9記載の撮像機能付き投射光学装置において、
色合成素子への各液晶ライトバルブからの作像光光軸を含む面Aと、上記色合成素子による色合成後の色合成光と撮像光の光軸とを含む面Bとが直交することを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。 - 請求項9または10記載の撮像機能付き投射光学装置において、
色合成手段への各液晶ライトバルブからの作像光光軸を含む面Aと、各撮像素子用に分離された撮像光の各主光線軸を含む面Cとが直交することを特徴とする撮像機能付き投射光学装置。
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