JP5380802B2 - 検査システム - Google Patents

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Description

本発明は、撮影レンズのMTF,OTFを測定する検査システムに関する。
撮影レンズ(写真レンズ)は古くより開発されているが、近頃はデジタルカメラが銀塩カメラにとって変わってきたため、DCモーターや超音波モーターを搭載したオートフォーカスの撮影レンズが主流となっている。ユーザーの多くはパソコン画面で等倍のサイズで鑑賞するので、撮影レンズにとっては、従来に比べて性能の良し悪しやピントの甘さがはっきりと現れるようになった。このような写真レンズにアクチュエータを搭載するにあたって、レンズの軽量化や移動量縮小、機構部のスペース確保が必須となる。小型高倍率ズームに防振機能のついたレンズは技術の結晶であり多くの一般的なユーザーに求められている。また、様々な制約を受けながら、製造技術の進歩により、レンズ設計は非球面の面数の増加、その形状の自由度向上や異常分散ガラスの多用が可能となり従来にない結像性能を得ている。その反面、設計性能の向上により部品精度向上や組立も従来よりも光学調整が多くなり厳しくなっているのは言うまでもない。
オートフォーカスの検出はレンズの開放Fナンバーから2段または3段絞った軸上光束の一部で位相差法を用いるのが一般的である。ところが群間隔が出ていない等で球面収差が測定光束と撮影時の開口の領域で大きく異なってしまうという問題や、非球面の製造上の形状が、測定光束が通る領域で誤差がある場合、カメラが合焦と判定しても得られた画像はピント位置がずれた画像となり、その崩れた球面収差の影響で画質が悪化するという問題が発生する。そのため、アパーチャーを絞った時の最良像面と開放での最良像面との差が重要となっている。銀塩カメラの時代では大伸ばしをするユーザーは一部であり、ヘビーユーザーであっても収差もレンズの特徴と捉えていた感がある。一方、銀塩カメラで許された球面フレアが、デジタルでは単なるぼけた画像と評される場合が多い。そのため、一般的なユーザーが画像をパソコンで拡大して評価する現在、レンズ組立調整後の許容収差や開放時と絞った時との最良像面の変動を評価する必要がある。一般に製品の最終検査にあたっては、開放で投影機を用いての解像力評価あるいはMTF測定となることが多い(例えば、特許文献1参照)。この場合、人為的な判断が入る余地がないMTF測定での検査の方が望ましい。アパーチャー開放時の最良像面と絞った時の最良像面の測定はMTF測定時間短縮の為別途行われ、レンズ内にその変動量と方向を記憶させていた。
特開平5−215641号公報
このようにユーザーが満足するレンズを供給するには、レンズの開放時の光学特性のみならず、絞り込んだ時の光学特性と開放時からの最良像面の変動とを検査する必要がある。光学特性の評価を投影解像力で行う場合、レンズに対してチャートをモーターで光軸方向に動かして評価面にピント合わせをする。しかしながら、同時に最良像面位置の変動を検査する為にレンズのアパーチャーを電気制御して、合焦位置をステッピングモーターのパルス数より知るとしても最良像面位置を目視で判断する事となり、量産検査に対応するには難しいという課題があった。すなわち、光学特性を評価し同時に最良像面位置の変動を測定し被検レンズに書き込む動作を短時間に行う事が量産検査では求められている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、量産検査に有効な、レンズの光学特性の評価とアパーチャーの開放及び絞った状態での最良像面とを同時に測定可能な検査システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、第1の本発明に係る検査システム(例えば、実施形態における検査装置1)は、チャートが形成されたチャート板と、複数の画素を有し、光源から出射してチャートを通過した光線を被検レンズにより結像させた像として検出する撮像素子(例えば、軸上用および軸外用受光センサー13,14)と、被検レンズのアパーチャーの作動を制御するとともに、最良像面を含む所定の範囲で被検レンズをデフォーカスさせ、所定の範囲内の複数のデフォーカスポイントの各々で撮像素子の各々の画素の出力を取得することにより得られた所定の範囲における像の強度分布から被検レンズの光学特性を算出する制御装置と、を有して構成される。そして、制御装置が、被検レンズのアパーチャーが開放された状態に制御し、且つ、所定の範囲のうちの最良像面を含む一部の範囲で被検レンズをデフォーカスさせ、この一部の範囲内のデフォーカスポイントの各々において、第1の蓄積時間で撮像素子の各々の画素の出力を取得する第1のステップ、この第1のステップで取得された各々の画素の出力のうち、最も大きい出力をWsとし、第1の蓄積時間をtsとし、撮像素子の各々の画素の所定の強度以上の出力をWuとして、所定の強度以上の出力を得るための第2の蓄積時間tuを、次式
tu = (Wu/Ws)・ts
により算出する第2のステップ、被検レンズのアパーチャーを開放された状態に制御して、所定の範囲内のデフォーカスポイントの各々において、第2の蓄積時間で撮像素子の各々の画素の出力を取得することにより、この被検レンズによる像の強度分布を取得する第3のステップ、被検レンズのアパーチャーを絞った状態に制御して、所定の範囲内のデフォーカスポイントの各々において、第2の蓄積時間で撮像素子の各々の画素の出力を取得することにより、この被検レンズによる像の強度分布を取得する第4のステップ、第3のステップにおけるアパーチャーが開放されたとき、および、第4のステップにおけるアパーチャーが絞られたときの強度分布のそれぞれからMTF値を求める第5のステップ、並びに、これらのMTF値から第3のステップにおけるアパーチャーが開放されたとき、および、第4のステップにおけるアパーチャーが絞られたときの最良像面の位置の差を求める第6のステップから構成される。
また、第2の本発明に係る検査システムは、チャートが形成されたチャート板と、複数の画素を有し、光源から出射してチャートを通過した光線を被検レンズにより結像させた像として検出する撮像素子と、被検レンズのアパーチャーの作動を制御するとともに、最良像面を含む所定の範囲で被検レンズをデフォーカスさせ、所定の範囲内の複数のデフォーカスポイントの各々で撮像素子の各々の画素の出力を取得することにより得られた所定の範囲における像の強度分布から被検レンズの光学特性を算出する制御装置と、を有して構成される。そして、制御装置が、被検レンズのアパーチャーが開放された状態に制御し、且つ、所定の範囲のうちの最良像面を含む一部の範囲で被検レンズをデフォーカスさせ、この一部の範囲内のデフォーカスポイントの各々において、第1の蓄積時間で撮像素子の各々の画素の出力を取得する第1のステップ、この第1のステップで取得された各々の画素の出力のうち、最も大きい出力をWsとし、第1の蓄積時間をtsとし、撮像素子の各々の画素の所定の強度以上の出力をWuとして、この所定の強度以上の出力を得るための第2の蓄積時間tuを、次式
tu = (Wu/Ws)・ts
により算出するとともに、被検レンズのアパーチャーを開放された状態からn段絞ったときの第3の蓄積時間tu′を、次式
tu′ = tu・2n
により算出する第2のステップ、被検レンズのアパーチャーを開放された状態に制御して、所定の範囲内のデフォーカスポイントの各々において、第2の蓄積時間で撮像素子の各々の画素の出力を取得することにより、この被検レンズによる像の強度分布を取得する第3のステップ、被検レンズのアパーチャーを開放された状態からn段絞った状態に制御して、所定の範囲内のデフォーカスポイントの各々において、第3の蓄積時間で撮像素子の各々の画素の出力を取得することにより、この被検レンズによる像の強度分布を取得する第4のステップ、第3のステップにおけるアパーチャーが開放されたとき、および、第4のステップにおけるアパーチャーが開放された状態からn段絞られたときの強度分布のそれぞれからMTF値を求める第5のステップ、並びに、これらのMTF値から第3のステップにおけるアパーチャーが開放されたとき、および、第4のステップにおけるアパーチャーが開放された状態からn段絞られたときの最良像面の位置の差を求める第6のステップから構成される。
このような検査システムにおいて、撮像素子が、チャート板のチャートによる軸上像を検出する軸上用受光センサーと、チャート板のチャートによる軸外像を検出する軸外用受光センサーとから構成されることが好ましい。
また、このような検査システムにおいて、制御装置は、第2のステップにおいて、撮像素子のうち、軸上用受光センサーの出力により第2蓄積時間を算出するように構成されていることが好ましい。
本発明に係る検査システムを以上のように構成すると、量産検査に有効な、レンズの光学特性の評価とアパーチャーの開放及び絞った状態での最良像面とを同時に測定することができ、この光学特性から最良像面の光軸上の位置の差を正確に測定することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施例においては、拡大投影型で複数画角を同時に測定できるMTF,OTFの検査装置であって、チャートと被検レンズ間のシフト構造を無くして受光センサーが機械軸と垂直な面内でシフトする(この垂直面内で移動する)構造を特徴とする検査装置を用いる場合について説明する。まず、本実施例に係る検査装置1の構成について説明する。この検査装置1は、図1に示すように、内部に光源2およびチャート板3を有し、被検レンズ(撮影レンズ)4を保持する照明部5と、この照明部5に対して相対移動可能な測定部6とを有して構成される。
光源2、チャート板3、および、被検レンズ4は、照明部5において、光軸上(以降の説明においては、検査装置1の「機械軸7」と呼ぶ)上に並んで配置されている。なお、この実施例においては、光源2から放射された光線は、光ファイバー2aおよび図示しないコンデンサレンズ等により機械軸7上に放射され、チャート板3に照射される。また、この照明部5には、チャート板3を機械軸7に沿って前後に移動させ、さらに、取り付けられた被検レンズ4と通信をしてアパーチャーの開閉制御を行う照明側制御部17が設けられている。
一方、測定部6は、受光側(被検レンズ4を挟んで光源2の反対側)に配置され、機械軸7に対して垂直な平面を有する平板状の受け部8が設けられている。この受け部8の光源2側の面(受光側の面)には、この受け部8に対して受光側の面上で相対移動可能な2軸の大きなプレート(以下、「大ステージ9」と呼ぶ)と、この大ステージ9を受け部8上で作動させる大ステージ駆動部10とが設けられる。さらに、その大ステージ9の受光側の面上で相対移動可能な1軸の小さなプレート(以下、「小ステージ11」と呼ぶ)とこの小ステージ11を大ステージ9上で作動させる小ステージ駆動部12とが設けられている。なお、小ステージ11は大ステージ9上に複数設けられる(例えば、図2の場合は、矩形状の大ステージ9の対角線方向に4個の小ステージ11を設けた場合を示している)。この場合、図2に示すように、小ステージ11は、大ステージ9に対して対角線方向に(大ステージ9の中心部から放射状に)相対移動可能に構成される。なお、以降の説明において大ステージ9の中心を「測定側の原点」と呼ぶ。
この大ステージ9の測定側の原点には、図2に示すように、軸上用受光センサー13が設けられており、また、各々の小ステージ11には、軸外用受光センサー14が設けられている。軸上用受光センサー13は、検査装置1の設置面(地面)に対して垂直方向に延びた縦ラインセンサー13aと、水平方向に延びた横ラインセンサー13bとから構成される。一方、軸外用受光センサー14は、大ステージ9の測定側の原点から対角線方向に延びた(放射状に延びた)縦ラインセンサー14aと、この対角線方向に延びた線と直交する方向に延びた横ラインセンサー14bとから構成される。この検査装置1において、全てのセンサー13,14の受光面が、略同一平面内(以下、この平面を「測定平面」と呼ぶ)に位置するように配置されている。
なお、軸上用および軸外用受光センサー13,14を構成する縦ラインセンサー13a,14aは、後述するように、チャート板3に形成されたチャートのM(メリジオナル)像を検出するために用いられ、横ラインセンサー13b,14bは、チャートのS(サジタル)像を検出するために用いられる。
チャート板3は、被検レンズ4の像面の位置(すなわち、フィルム面或いは撮像面に相当する位置)に配置されている。このチャート板3には、点像チャート若しくはスリットが形成されるが、以降の説明においてはスリットで構成した場合について説明する。このチャート板3には、チャート板の中心(以下、「チャート板の原点」と呼ぶ)に、機械軸7を含むように配置された軸上検査用チャートと、機械軸7を含まずこの機械軸7から離れた位置(チャート板の原点から対角線方向)に配置された軸外検査用チャートとが形成されている(図示せず)。そして、この軸上検査用および軸外検査用チャートは、軸上用および軸外用受光センサー13,14の構成に対応しており、また、軸上及び軸外検査用チャートは、それぞれM像用チャート及びS像用チャートから構成され、これらのチャートはいずれもスリットとして形成されている。光源2から放射され、チャート板3のチャート(スリット)を透過した光線が、被検レンズ4により軸上用および軸外用受光センサー13,14上に結像される。このとき、軸上用および軸外用受光センサー13,14を構成する各センサー13a13b,14a,14bと、チャート板3の軸上および軸外検査用チャートの像とは、直交するように構成されている。なお、チャート板3を点像チャート(ピンホール)として構成した場合は、軸上用受光センサー13および軸外用受光センサー14の各々を、一つのエリアセンサーで構成することも可能である。
以上のような検査装置1において、チャート板3に形成された軸上検査用チャート(センタースリット)の像(これを「軸上像」と呼ぶ)は軸上用受光センサー13上に結像し、軸外検査用チャートの像(これを「軸外像」と呼ぶ)はそれぞれ対応する軸外用受光センサー14上に結像するのが理想的な結像状態である。しかし、被検レンズ4が、ディストーションの大きなレンズである場合は、例えば、軸上において軸上用受光センサー13で軸上像を取り込むことができても、軸外では軸外像が軸外用受光センサー14から外れてしまうことがある。このようなとき、小ステージ駆動部12で、小ステージ11を大ステージ9に対して相対移動させることにより、軸外用受光センサー14を放射方向に移動させて軸外像を取り込むことができる。
一方、被検レンズ4に透過偏心があると、軸上用および軸外用受光センサー13,14からチャート像が外れてしまう。そのため、大ステージ駆動部10で大ステージ9を測定平面内で作動させて軸上像(センタースリット位置)を軸上用受光センサー13で走査する(この場合、軸上用受光センサー13と軸外用受光センサー14とを同時に同じ量と方向にアラインメントした状態となる)。そして、上述のように、軸外用受光センサー14(実際には小ステージ11)を小ステージ駆動部12で放射方向に作動させて軸外像を走査し軸外光束に対してアラインメントした状態とする。このように軸上用および軸外用受光センサー13,14を2段階でアラインメントすることで、高速に測定できる対象が広がる。
このような検査装置1においては、軸外光束の結像位置を軸外用受光センサー14によりセンシングして理想像高からの偏差や実際の画角が分かり、全方位の非対称性が判断できる。また、この実施例のようにM像とS像のラインセンサー(縦ラインセンサー13a,14aと横ラインセンサー13b,14b)を用いた場合はM像用センサーから実像高が分かる。なお、本実施例においては、図2に示すように放射状に稼働しうる小ステージ11を設けることにより、写真レンズのような偏芯の大きいレンズやディストーションの大きいレンズなど、製造誤差による画角の変化の大きいレンズの測定も可能となる。また、本実施例では軸外用受光センサー14のM像とS像を検出する縦ラインセンサー14aと横ラインセンサー14bとが小ステージ11上にあり一体に動くように構成されているが、縦ラインセンサー14aと横ラインセンサー14bとをそれぞれ独立したプレート上に配置して、それぞれ独立して作動するように構成することも可能である。
なお、受け部8には、測定部6を機械軸7に沿って移動させる(図1においては左右方向に移動させる)測定駆動部15が設けられている。これらの大ステージ駆動部10、小ステージ駆動部12、測定駆動部15、軸上用受光センサー13、および、軸外用受光センサー14と、照明側制御部17とは制御装置16に電気的に接続されており、大ステージ駆動部10、小ステージ駆動部12、および、測定駆動部15の作動が制御されて、測定部6、大および小ステージ9,11の作動が制御され、また、照明側制御部17を介してチャート板3および被検レンズ4の作動が制御されるとともに、軸上用および軸外用受光センサー13,14からの検出信号が処理される。
図3は、被検レンズ4の制御機構を示しており、この被検レンズ4の作動を制御する制御手段41と、測距手段42及び測光手段43と、この被検レンズ4を構成するレンズ群を光軸方向に移動させるモーター機構45と、このモーター機構45を駆動させるレンズ位置駆動手段44と、絞り機構47と、この絞り機構47を駆動させる露光調節手段46とから構成されている。制御手段41は、測距手段42からの距離情報を元にレンズ位置駆動手段44を制御してモーター機構45を作動させることによりオートフォーカスを行うとともに、測光手段43からの照度情報を元に露光調節手段46を制御して絞り機構47の開度の調節を行うように構成されている。本実施例では、外部とのインタフェースを介して照明部5の照明側制御部17とこの制御手段41とが電気的に接続されており、制御装置16から送信される制御信号(レンズ位置制御情報及び絞り開度制御情報)を元にモーター機構45及び絞り機構47の作動が制御され、測定が行われるように構成されている。
この検査装置1における被検レンズ4の測定においては、予め被検レンズ4の理想的なレンズデータを用いて、像面から物体面までを光線追跡してその撮影距離と実際の物体高を求めておく。制御装置16は、検査装置1のチャート板3と軸上用及び軸外用受光センサー13,14の距離を、測定駆動部15の作動を制御して測定部6を機械軸7に沿って移動させることにより、計算上の撮影距離と一致させる。
ここで、上述のような被検レンズ4を照明部5にセットすると、その被検レンズ4に透過偏芯がある場合は、スリット像が大ステージ9の測定側の原点からずれた所に形成される。このような場合、大ステージ9を測定面内で縦方向と横方向に作動させてセンタースリット像を走査し、軸上用受光センサー13の縦ラインセンサー13a及び横ラインセンサー13b(あるいは、エリアセンサー)からの検出信号を制御装置16で処理してチャート板3の軸上像の像位置を検出する。この像位置の検出方法としては、例えば、点像あるいは線像の重心又は一番出力の高い画素の座標を像の位置として検出する。このとき、被検レンズ4の透過偏芯誤差が大きい場合、1組のラインセンサー13a,13b(軸上用受光センサー13)からチャート像が完全に外れてしまう場合がある。よって、大ステージ9を作動させて走査する手順を予め制御装置16に設定しておく必要がある。例えば、大ステージ9が、ある矩形の範囲を外側から内側に向かって渦巻き状に作動させることにより、効率的に走査するように構成すると、走査する時間を節約できる。制御装置16は、走査した後、軸上用受光センサー13(ラインセンサー13a,13bの各々)の中心(或いはエリアセンサーの中心)に軸上検査用チャートの像が位置するように大ステージ9を移動させ、その位置を原点として記憶し、センタリングを終了する(この原点が、上述の測定側の原点に一致する)。
また、制御装置16は、小ステージ11についても、大ステージ9の対角線方向に作動させて、上述の軸上用受光センサー13と同様に、軸外用受光センサー14の検出値から軸外像が軸外用受光センサー14の中心に位置するようにこの小ステージ11を作動させる。なお、小ステージ11については、図2に示すように矩形状の大ステージ9の対角線方向(斜め45°)に作動させる構成だけでなく、上下方向と左右方向の2軸で作動させるように構成することも可能である。
この検査装置1による被検レンズ4の検査は、制御装置16から制御信号を照明側制御部17に送信し、チャート板3を光軸(機械軸7)に対して所定の移動量だけ前後させて(例えば、0.1mm刻みで、最良像面となる位置を基準に±1.0mm程度)デフォーカスし、最良像面とその前後の領域を軸上用および軸外用受光センサー13、14で測定し、チャート板3のチャート像のコントラストと位相の変化を空間周波数の関数として算出することにより、この測定値からOTF,MTFを算出する。このとき、この検査装置1においては、軸上像と軸外像は同時に検出することができるので、短時間で被検レンズ4の光学特性(OTM,MTF)を検査することができる。
ところで、以上のような検査装置1を用いて被検レンズ4のほぼ正確なOTF値を確保するためには、線像強度分布あるいは点像強度分布を取り込む際にセンサー(軸上用若しくは軸外用受光センサー13,14)の蓄積時間を調節し出力が所定の値以上であることが望ましい。例えば、出力が12ビットのセンサーを用いる場合は、8ビット以上の出力であることが望ましい。しかしながら、図4に示すようにデフォーカスで得られる強度分布は、最良像面付近で得られる強度分布より光軸上に遠く離れれば離れる程センサーの出力が低くなる。OTF,MTF値の精度の為にはデフォーカスして取り込む強度分布毎に所定の強度以上の出力が確保できるように最適な蓄積時間を決定すれば良いが、強度分布を取り込み、この出力から蓄積時間を求める過程に時間がかかり量産検査には向かないことになる。なお、予め被検レンズ4の光学系の明るさの情報、例えばFナンバーを用いて蓄積時間を求める方法がある。しかしながら、光学系の明るさを照度として考えたとき、個々のレンズの収差あるいは組み立て調整の出来により強度分布の広がりは変化し当然照度は変わってくる。ゆえに設計値上ではFナンバーが同じであっても焦点距離によって強度分布の広がりは異なり、さらに製造誤差により同じ種類のレンズでも各々強度分布が異なり、最適な蓄積時間は一義的に決められない。
以上より、センサーの最適な蓄積時間は一度ある蓄積時間で強度分布を取り込んだ結果から判断しないとわからない。そこで、本実施例においては、最良像面を含む領域において、短い蓄積時間で各デフォーカスポイントの強度分布を取り込み、その出力の高いデフォーカスポイントの出力から測定時の蓄積時間を算出するように構成されている。
以下、測定のための蓄積時間の算出方法について図5を合わせて用いて説明する。蓄積時間tsで取得した強度分布のある画素の出力をWsとすると、所定の強度以上の出力Wtを確保するための蓄積時間tuは次式(1)で求められる。なお、この処理は軸上用及び軸外用受光センサー13,14の蓄積時間を決定するものであるため、被検レンズ4の光学性能を測定するためのすべての領域に対してデフォーカスする必要はなく、最良像面を含む限定された範囲で実施されれば良い(例えば、上述のように±1.0mm移動して測定するときには、±0.5mmの範囲とすることができる)。また、蓄積時間の算出のための強度分布の測定は、軸上用受光センサー13の検出結果が用いられる。
Figure 0005380802
次にアパーチャーを絞ったときであるが、開放からn段絞った場合の蓄積時間tu′は、次式(2)で求められる。
Figure 0005380802
この場合、実際にフルスキャンして蓄積時間を求めるのではなく、上述の式(1)で求めた開放時の最良像面のOTF,MTFの算出のために最適な蓄積時間tuより、式(2)を用いてtu′を設定するのが望ましい。さらに測定時間を短縮するには絞った時の蓄積時間tu′を開放時の蓄積時間tuと同じとして測定することが望ましい。暗電流や外乱の影響で低い空間周波数のOTF,MTF値が高めになるが、一般に絞ったときの光学特性で合否判定をする事は少なく、絞ったときの最良像面位置は暗電流や外乱からの影響は大きくないからである。
それでは、このような検査装置1を用いて被検レンズ4の光学特性(OTF,MTF)と、アパーチャーの開放及び絞ったときの最良像面の位置を測定する方法について図6及び図7を用いて説明する。まず、軸上用及び軸外用受光センサー13,14の蓄積時間を決定するために、最良像面を含む領域において、短い蓄積時間で各デフォーカスポイントの強度分布をスキャンして軸上用受光センサー13から取り込む(ステップS100)。そして、その出力の高いデフォーカスポイントの測定結果から、上述の式(1)、(2)を用いて蓄積時間を算出する(ステップS110)。次に、制御装置16から照明側制御部17に制御信号を送信し、被検レンズ4のアパーチャーを開放状態にし(ステップS120)、照明側制御部17を介してチャート板3を光軸(機械軸7)に対して所定の移動量だけ前後させてデフォーカスし、上述の蓄積時間tuにより最良像面とその前後の領域のチャート像の強度分布を取得する(ステップS130)。さらに、制御装置16から制御信号を照明側制御部17送信して被検レンズ4のアパーチャーを例えばFナンバー5.6あるいはFナンバー8程度に絞り(ステップS140)、同様に照明側制御部17を介してチャート板3を機械軸7に対して所定の移動量だけ前後させてデフォーカスし、上述の蓄積時間tu′により最良像面とその前後の領域のチャート像の強度分布を取得する(ステップS150)。なお、アパーチャーの制御をメカ機構で行うレンズの場合は装置側にカメラが有しているメカ機構と同等のものを持たせればよい。
以上のようにして、被検レンズ4のアパーチャーが開放したときと絞り込んだときとの2種類のチャート像の強度分布を取得し、これらの強度分布をフーリエ変換し特定の低い空間周波数、例えば10[lp/mm]のOTF,MTFを算出する(ステップS160)。この場合、上述のステップS130及びS150において、同ピッチでデフォーカスを行いチャート像の強度分布を取り込むことが好ましい。なお、解放時と絞り込んだ時の最良像面の位置の差は、MTF値から求められる。すなわち、10[lp/mm]のMTF値のピーク値からベスト像面位置を算出する。なお、MTFピーク値は最も高いデフォーカスポイントからその付近のデフォーカスポイント数点をスプラインで補間し求めるとよい。または最小二乗法でフィッテングして求めてもよい。図7に示すように、開放時のベスト像面の光軸上の位置をd0、絞ったときのベスト像面の光軸上の位置をd′とするならば最良像面の変動はd0−d′として求められ、制御装置16は、この値を被検レンズ4と通信してレンズのメモリ内に書き込む。メモリ内には複数の撮影距離に対してのフォーカス群を光軸方向に動かす駆動量の設計値を書き込みそこにd0−d′を付加する事で合焦が正確となる。
以上説明したように、本実施例に示す検査装置1によれば、被検レンズ4のアパーチャーが開放されたときの光学特性(OTF,MTF値)だけでなく、このアパーチャーを絞ったときの光学特性を検出することができる。さらに、これらの光学特性(特にMTF値)を用いて、アパーチャーの開放時と絞ったときの最良像面の光軸上の位置の差を正確に測定することができる。
また、この検査装置1によれば、チャート板3の軸上像及び軸外像を同時に検出することができるため、短い測定時間で精度良く複数画角の光学特性(OTF,MTF)を同時に測定することが可能となり、量産検査等に使用することができる。また、透過偏芯の比較的大きな写真レンズのような光学特性を、機械軸7を基準として規定した像高の光学性能により評価することが可能となる。さらに、軸外用受光センサー14を軸上用受光センサー13と独立して作動可能とすることで、検査装置1に高い汎用性を持たせることができる。
さらに、これまでの拡大投影型の検査装置では、チャート板3および被検レンズ4への振動などの外乱も拡大されてしまうため外乱に弱いという欠点があったが、本実施例に係る検査装置1では、チャート板3と被検レンズ4間の装置1のシフト機構が省略できるため、外乱に強い装置構造を取ることが可能となる。
なお、以上の実施例においては、軸上用受光センサー13と軸外用受光センサー14とを設け、チャート板3の軸上像と軸外像とを同時に測定可能に構成した検査装置1を用いた場合について説明したが、本発明がこの構成に限定されることはなく、例えば、軸上像だけを検出するように構成されていても同様の効果を得ることができる。
本発明に係る検査装置の構成示す説明図である。 センサーの配置および動作を示す説明図である。 被検レンズの制御機構を示すブロック図である。 センサーによる強度分布を説明するための説明図であって、(a)は最良像面付近の分布を示し、(b)は最良像面より離れた像面での分布を示す。 センサーの蓄積時間を説明するための説明図である。 上記検査装置における処理手順を示すフローチャートである。 アパーチャーが開放のときと絞られたときの最良像面の位置を示す説明図である。
符号の説明
1 検査装置(検査システム) 2 光源 3 チャート板 4 被検レンズ
13 軸上用受光センサー(撮像素子) 14 軸外用受光センサー(撮像素子)
16 制御装置

Claims (4)

  1. チャートが形成されたチャート板と、
    複数の画素を有し、光源から出射して前記チャートを通過した光線を被検レンズにより結像させた像として検出する撮像素子と、
    前記被検レンズのアパーチャーの作動を制御するとともに、最良像面を含む所定の範囲で前記被検レンズをデフォーカスさせ、前記所定の範囲内の複数のデフォーカスポイントの各々で前記撮像素子の各々の前記画素の出力を取得することにより得られた前記像の強度分布から前記被検レンズの光学特性を算出する制御装置と、を有し、
    前記制御装置が、
    前記被検レンズの前記アパーチャーが開放された状態に制御し、且つ、前記所定の範囲のうちの前記最良像面を含む一部の範囲で前記被検レンズをデフォーカスさせ、前記一部の範囲内の前記デフォーカスポイントの各々において、第1の蓄積時間で前記撮像素子の各々の前記画素の前記出力を取得する第1のステップ、
    前記第1のステップで取得された各々の前記画素の前記出力のうち、最も大きい出力をWsとし、前記第1の蓄積時間をtsとし、前記撮像素子の各々の前記画素の所定の強度以上の出力をWuとして、前記所定の強度以上の出力を得るための第2の蓄積時間tuを、次式
    tu = (Wu/Ws)・ts
    により算出する第2のステップ、
    前記被検レンズの前記アパーチャーを開放された状態に制御して、前記所定の範囲内の前記デフォーカスポイントの各々において、前記第2の蓄積時間で前記撮像素子の各々の前記画素の出力を取得することにより、前記被検レンズによる前記像の強度分布を取得する第3のステップ、
    前記被検レンズの前記アパーチャーを絞った状態に制御して、前記所定の範囲内の前記デフォーカスポイントの各々において、前記第2の蓄積時間で前記撮像素子の各々の前記画素の出力を取得することにより、前記被検レンズによる前記像の強度分布を取得する第4のステップ、
    前記第3のステップにおける前記アパーチャーが開放されたとき、および、前記第4のステップにおける前記アパーチャーが絞られたときの前記強度分布のそれぞれからMTF値を求める第5のステップ、並びに、
    前記MTF値から前記第3のステップにおける前記アパーチャーが開放されたとき、および、前記第4のステップにおける前記アパーチャーが絞られたときの最良像面の位置の差を求める第6のステップ
    から構成される検査システム。
  2. チャートが形成されたチャート板と、
    複数の画素を有し、光源から出射して前記チャートを通過した光線を被検レンズにより結像させた像として検出する撮像素子と、
    前記被検レンズのアパーチャーの作動を制御するとともに、最良像面を含む所定の範囲で前記被検レンズをデフォーカスさせ、前記所定の範囲内の複数のデフォーカスポイントの各々で前記撮像素子の各々の前記画素の出力を取得することにより得られた前記像の強度分布から前記被検レンズの光学特性を算出する制御装置と、を有し、
    前記制御装置が、
    前記被検レンズの前記アパーチャーが開放された状態に制御し、且つ、前記所定の範囲のうちの前記最良像面を含む一部の範囲で前記被検レンズをデフォーカスさせ、前記一部の範囲内の前記デフォーカスポイントの各々において、第1の蓄積時間で前記撮像素子の各々の前記画素の前記出力を取得する第1のステップ、
    前記第1のステップで取得された各々の前記画素の前記出力のうち、最も大きい出力をWsとし、前記第1の蓄積時間をtsとし、前記撮像素子の各々の前記画素の所定の強度以上の出力をWuとして、前記所定の強度以上の出力を得るための第2の蓄積時間tuを、次式
    tu = (Wu/Ws)・ts
    により算出とともに、前記被検レンズの前記アパーチャーを前記開放された状態からn段絞ったときの第3の蓄積時間tu′を、次式
    tu′ = tu・2n
    により算出する第2のステップ、
    前記被検レンズの前記アパーチャーを開放された状態に制御して、前記所定の範囲内の前記デフォーカスポイントの各々において、前記第2の蓄積時間で前記撮像素子の各々の前記画素の出力を取得することにより、前記被検レンズによる前記像の強度分布を取得する第3のステップ、
    前記被検レンズの前記アパーチャーを前記開放された状態からn段絞った状態に制御して、前記所定の範囲内の前記デフォーカスポイントの各々において、前記第3の蓄積時間で前記撮像素子の各々の前記画素の出力を取得することにより、前記被検レンズによる前記像の強度分布を取得する第4のステップ、
    前記第3のステップにおける前記アパーチャーが開放されたとき、および、前記第4のステップにおける前記アパーチャーが前記開放された状態からn段絞られたときの前記強度分布のそれぞれからMTF値を求める第5のステップ、並びに、
    前記MTF値から前記第3のステップにおける前記アパーチャーが開放されたとき、および、前記第4のステップにおける前記アパーチャーが前記開放された状態からn段絞られたときの最良像面の位置の差を求める第6のステップ
    から構成される検査システム。
  3. 前記撮像素子が、前記チャート板の前記チャートによる軸上像を検出する軸上用受光センサーと、前記チャート板の前記チャートによる軸外像を検出する軸外用受光センサーとから構成される請求項1又は2に記載の検査システム。
  4. 前記制御装置は、前記第2のステップにおいて、前記撮像素子のうち、前記軸上用受光センサーの出力により前記第2蓄積時間を算出するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の検査システム。
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