JP5379728B2 - 光線制御ユニット - Google Patents

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本発明は、液晶表示装置等の後面照明(back lighting)に用いられる光線制御ユニットに関する。
現在、液晶表示装置は、携帯電話、PDA端末、デジタルカメラ、テレビ、パーソナルコンピュータ用ディスプレイ、ノートパソコンなどの幅広い分野で利用されている。液晶表示装置においては、例えば、液晶表示パネルの背後に光源ユニットを配置し、この光源ユニットからの光を液晶表示パネルに供給することにより、画像を表示する。一般に、直下型光源ユニット等の光源ユニットを備えた液晶表示装置では、光源近傍とそれ以外とでは光強度が異なるため、輝度ムラが発生しやすい。
このような輝度ムラを軽減させることのできる拡散シートとして、光の拡散度合が異なる複数の拡散層が分布形成されていることを特徴とする拡散シートが存在する(特許文献1)。この拡散シートは、入射光を拡散出射することで輝度ムラを低減する機能を有し、例えば、少なくとも光源の直上位置にあたる表面部位に第一の拡散層を、また、光源の非直上位置にあたる表面部位に第二の拡散層を分布形成する。その結果、光源近傍の部位では大きな拡散度合で光が出射するため輝度が低減され、光源から離れた部位では小さな拡散度合で光が出射するため輝度の低下が抑制される。
特開2007−3852号公報
しかしながら、特許文献1に記載の拡散シートを用いた光源ユニットでは、光源(例えば冷陰極管:CCFL)の数を減らした場合や、光源ユニットの厚さを減らした場合、十分に輝度ムラを抑制できないという問題がある。
これは、光源の数を減らした場合、光源と光源の間の距離が長くなり、また、光源ユニットの厚さを減らした場合、光源と光学部材との距離が短くなるため、どちらの場合も「光源近傍領域」と「光源と光源の間領域」間の光強度差が拡大し、輝度ムラが発生しやすくなることによるものである。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、面内に発生する輝度ムラを抑制できる光線制御ユニットを提供することを目的とする。
本発明の光線制御ユニットは、シート面に垂直に光線を入射した場合に、前記シート面内の所定の方向に沿って拡散角度が周期的に変化し、且つ、高さ及びピッチが不規則で微細な凹凸構造を前記シート面に有する拡散シート(A)と、第一のプリズムシートと、前記第一のプリズムシートのプリズム延在方向と直交するプリズム延在方向を有する第二のプリズムシートと、を備えることを特徴とする。
本発明の光線制御ユニットは、シート面に垂直に光線を入射した場合に、前記シート面内の所定の方向に沿って拡散角度が周期的に変化し、且つ、高さ及びピッチが不規則で微細な凹凸構造を前記シート面に有する拡散シート(A)と、前記拡散シートと共に用いられる複数の光学シートと、を備え、前記複数の光学シートが、半球状に成形したレンズからなる凹凸構造を有する拡散集光シート(E)であることを特徴とする。
本発明の光源ユニットは、複数の光源と、前記光源上に配設された上記光線制御ユニットと、を備えたことを特徴とする。
本発明の光源ユニットにおいて前記光源が線状光源であり、前記拡散シート(A)の拡散角度分布の周期と、前記拡散シート(A)の入光面における照度分布の周期とが略等しいことが好ましい。
本発明の光源ユニットにおいて前記光源が点状光源であり、前記拡散シート(A)の拡散角度分布の周期と、前記拡散シート(A)の入光面における照度分布の周期とが略等しいことが好ましい。
本発明の光源ユニットは、前記拡散シート(A)の下方に配置され、内部に拡散剤を含有する拡散板と、前記光源の下方に配置された反射シートと、を具備することを特徴とする。
本発明の光源ユニットは、前記拡散シート(A)上方に配置された反射型偏光フィルムを具備することを特徴とする。
本発明の光源ユニットは、前記拡散シート(A)上方に配置され、内部に拡散剤を含有する拡散板を具備することを特徴とする。
本発明の液晶表示装置は、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルに光を供給する上記光源ユニットと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、シート面に垂直に光線を入射した場合に、前記シート面内の所定の方向に沿って拡散角度が周期的に変化し、且つ、高さ及びピッチが不規則で微細な凹凸構造を前記シート面に有する拡散シート(A)と、第一のプリズムシートと、前記第一のプリズムシートのプリズム延在方向と直交するプリズム延在方向を有する第二のプリズムシートと、を備えているため、面内の輝度ムラを抑制可能な光線制御ユニットを提供することができる。
また、シート面に垂直に光線を入射した場合に、前記シート面内の所定の方向に沿って拡散角度が周期的に変化し、且つ、高さ及びピッチが不規則で微細な凹凸構造を前記シート面に有する拡散シート(A)と、前記拡散シートと共に用いられる複数の光学シートと、を備え、前記複数の光学シートが、半球状に成形したレンズからなる凹凸構造を有する拡散集光シート(E)であるため、面内の輝度ムラを抑制可能な光線制御ユニットを提供することができる。
拡散シート(A)の断面形状を用いて拡散角度について説明した概略図である。 (a),(b)は、干渉露光によるスペックルパターンを用いて形成された3次元構造の例を示す図である。 (a),(b)は、本発明の実施の形態に係る光源ユニットの一部を示す図である。 複数の光源による周期的な光量分布に合わせた、拡散シート(A)の拡散角度制御を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットの例の一部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットの例の一部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットの例の一部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットの例の一部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光線制御ユニットを用いた液晶表示装置を示す図である。 本発明の実施例1に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施例2に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明に対する比較例1に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施例3に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施例4に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施例5に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施例6に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明に対する比較例2に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施例1に用いた拡散シート(A)の、シート面内の所定の方向における相対位置に対する拡散角度を示した図である。 図23における、シート面内の所定の方向を説明した図である。 本発明の実施例3に用いた拡散シート(A)の、シート面内の所定の方向における相対位置に対する拡散角度を示した図である。 図25および図27における、シート面内の所定の方向を説明した図である。 本発明の実施例4に用いた拡散シート(A)の、シート面内の所定の方向における相対位置に対する拡散角度を示した図である。 マイクロレンズフィルムの一例を示した図である。 Bright View Technologies(株)製のMicrolens Brightness Filmの一例を示した図である。 本発明の実施例1、実施例2、および本発明に対する比較例1における、LEDの周期方向を表した図である。 本発明の実施例7〜9における、LEDの配置を表わした図である。 本発明の実施例7に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施例7に用いた拡散シート(A)の、シート面内のX方向における相対位置に対する拡散角度を示した図である。 本発明の実施例8に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の実施例9に係る光線制御ユニットの例を示す図である。 本発明の比較例3に係る光線制御ユニットの例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明で用いられる、シート面内の所定の方向に沿って拡散角度が周期的に変化する拡散シート(A)は、シート面に垂直に光線を入射した場合の出射光の拡散角度が前記シート面内の所定の方向に沿って周期的に変化する拡散シートである。
シート面に垂直に光線を入射した場合の出射光の拡散角度は、特に制限は無いが、拡散角度の差に対し光の拡散性能に差がよく現れるという観点および製造コストの観点から0.1°以上120°以下が好ましい。ここで、本発明における拡散角度とは、輝度がピーク輝度の半分に減衰する角(半値角)の2倍の角度(FWHM:Full Width Half Maximum)をいう。この拡散角度は、例えば、Photon社製のGoniometric Radiometers Real-Time Far-Field Angular Profiles Model LD8900(以下LD8900)で拡散シート凹凸面の法線方向から、凹凸面側に入射した光に対する透過光強度の角度分布を測定することによって求めることができる。ここで、拡散シート凹凸面の法線方向とは、図1の矢印aで示した方向を指すこととする。
本発明に用いられる拡散シート(A)は、測定方向によらず、ほぼ同じ拡散角度が得られる等方拡散シートであっても、測定方向によって拡散角度が異なる異方拡散シートであっても、等方拡散となる部分と異方拡散となる部分が共存するシートであっても良い。なお、異方拡散シートを用いる場合の拡散角度は、拡散シート面内の少なくとも一つの方向で測定した拡散角度を指すものとする。
干渉露光によるスペックルパターンを用いて形成される微細な3次元構造は、機械加工では困難であった20μm以下の微細な凹凸構造の形成に適している。特に、非平面スペックルを用いて凹凸を形成する方法は、拡散シート上の領域に応じて、拡散角度を変えるような場合に、適した製法である。また、マイクロレンズのような等方的な形状や、レンチキュラーレンズのような異方的な形状も容易に形成することができる。この凹凸構造は、モアレ抑制などの観点から、高さ及びピッチが不規則であることが好ましい。
表面構造の凹凸密度は、例えば走査型電子顕微鏡で観察した拡散シート断面形状のピッチやアスペクト比、表面粗さ等から判断できる。また、レーザー共焦点顕微鏡による拡散シート表面の観察像からも、前記ピッチ、アスペクト比や、表面粗さ等を読み取ることができる。図1は、本発明に用いられる拡散シート(A)の断面形状の概略図を示したものである。個々の凹凸構造の断面における端部から端部までの水平距離wを凹部又は凸部のピッチとし、前記水平距離wの範囲における最大高さlを凹部又は凸部の高さとする。アスペクト比は、高さlを幅wで割ることによって求めることができる。1試料につき最低15個の凹凸を抽出し、それぞれの水平距離w、高さl、アスペクト比の平均値を平均ピッチ、平均高さ、平均アスペクト比とする。
株式会社キーエンス製の超深度カラー3D形状測定顕微鏡(VK−9500)を用いて測定した干渉露光によるスペックルパターンを用いて形成された3次元構造の例を図2(a),(b)に示す。図2(a)の構造を表面に持つ拡散シートは平均ピッチ6.0μm、平均高さ1.2μmであり拡散角度20度である。図2(b)の構造を表面に持つ拡散シートは平均ピッチ6.0μm、平均高さ2.0μmであり拡散角度40度である。
この干渉露光によるスペックルパターンを用いて形成された3次元構造を表面に有し、面内において拡散角度が周期的に変化するような拡散シートは、具体的には次のようにして製造することができる。まず、予め干渉露光により、レーザー光をレンズやマスクを介して感光性材料やフォトレジストに照射し、拡散角度が位置によって変化するようにスペックルパターンを形成させたサブマスタ型を作製する。レーザー照射システムを構成する部材間の距離やサイズを変えスペックルパターンの寸法、形状及び方向を調節することにより、拡散角度の範囲を制御し、異なる拡散角度をもつ凹凸構造を記録することができる。
一般に、拡散角度の範囲は、スペックルの平均サイズ及び形状に依存する。スペックルが小さければ角度範囲が広い。また、前記凹凸の単位構造は等方性のものに限らず、異方性のものを形成することもでき、両者の複合された凹凸構造とすることもできる。スペックルが横方向の長円形であれば、角度分布の形は縦方向の長円形となる。このように拡散角度が位置によって変化するようなサブマスタ型を作製する。このサブマスタ型に電鋳などの方法で金属を被着してこの金属にスペックルパターンを転写してマスタ型を作製する。光透過性樹脂層に、上記マスタ型を用いて紫外線による賦形を行って光透過性樹脂層の光取り出し面にスペックルパターンを転写する。拡散角度を位置によって変えたこの拡散シートの詳細な製造方法については、特表2003−525472号公報に開示されている。この内容は、全てここに含めておく。また、拡散角度は凹凸構造のピッチ、高さ、アスペクト比を変えて制御しても構わない。
また、本発明に用いられる拡散シート(A)を拡散シート表面の凹凸構造によって実現する場合、凹凸構造はシートの入光面、出光面どちらにあっても、あるいは両方にあっても良いが、輝度向上、及び輝度ムラ軽減の観点から、主たる凹凸構造は出光面にあることが好ましく、入射面側が平滑面となっていることがより好ましい。なお、一般に拡散シートを積層する場合等に、傷つき防止のため、平滑性を失わない範囲で、入射面に極微量のビーズを塗布する場合がある。このような場合も平滑面に含まれるものとする。
本発明に用いられる光学シートは、シート面内の拡散角度が全面に渡って略一定であることを特徴とし、主にバックライト面内の輝度ムラを低減させる目的で用いられる。具体的には、プリズムシート(B)、表面に複数のビーズをコートした拡散シート(C)、表面にランダムな凹凸形状を成形した拡散シート(D)、集光拡散シート(E)、及び表面をレンチキュラーレンズ状に成形した拡散シート(F)が好ましいものとして例示される。
本発明で用いられるプリズムシート(B)は、例えばPETフィルムやポリカーボネートフィルム、ポリスチレンなどの基材表面にアレイ状のプリズムパターンを施した光学シートを指し、主にバックライトの光を集光させ輝度を向上させる目的で用いられる。厳密にプリズム形状でなくてもよく、頂部にR形状を施したものや、ウェーブフィルム状または下向きプリズム状であってもよい。例えば、ビキュイティBEFIII(商品名、3M(株)製)、ビキュイティBEFII(商品名、3M(株)製)、ビキュイティRBEF(商品名、3M(株)製)、LES−T2F(商品名、LGケミカル(株)製)、ウェーブフィルムW818(商品名、3M(株)製)、ダイヤアートC(商品名、三菱レイヨン(株)製)等が挙げられる。プリズム層の材料としてはアクリル系フォトポリマーやポリカーボネートなどがよく用いられるが、これに限定されない。
本発明で用いられる表面に複数のビーズをコートした拡散シート(C)は、例えばPETフィルムやポリカーボネートフィルム、ポリスチレンなどの基材表面に光拡散性を有するビーズをウェットコートした光学シートを指し、主にバックライト面内の輝度ムラを低減させる目的で用いられる。光拡散性ビーズとしては、例えば、アクリルビーズ、シリカビーズ、硫酸バリウム、酸化チタン、珪酸カルシウムなどが用いられる。例えば、TDF−127(商品名、東レセーハン(株)製)、オパルスBS−080(商品名、恵和(株)製)、D141(商品名、ツジデン(株)製)、等が挙げられる。
本発明で用いられる、表面にランダムな凹凸形状を成形した拡散シート(D)は、例えばPETフィルムやポリカーボネートフィルム、ポリスチレンなどの基材表面にランダムな凹凸形状を形成したもので、主にバックライト面内の輝度ムラを低減させる目的で用いられる。詳細な製造方法は特開2002−202508号公報または特開2002−148416号公報にも記載されているが、例えばポリカーボネートなどの非結晶性樹脂のシート形成時にロール圧着を行い、その際使用するロールの表面をランダムな凹凸にすることにより得られる。このような拡散シートとしては、例えば、オパルスPC−ES(商品名、恵和(株)製)、等が挙げられる。
また、特表2003−525472号公報に記載されている方法で形成された拡散シートを用いてもよい。この拡散シートは、まず、予め干渉露光により、レーザー光をレンズやマスクを介して感光性材料やフォトレジストに照射し、拡散角度が位置によって変化するようにスペックルパターンを形成させたサブマスタ型を作製する。このサブマスタ型に電鋳などの方法で金属を被着してこの金属にスペックルパターンを転写してマスタ型を作製する。光透過性樹脂層に、上記マスタ型を用いて紫外線による賦形を行って光透過性樹脂層の光取り出し面にスペックルパターンを転写する。このような拡散シートとしては、例えば、LSD(Light Shaping Diffuser)(Luminit(株)製)が挙げられる。
本発明で用いられる、集光拡散シート(E)は、例えばPETフィルムやポリカーボネートフィルム、ポリスチレンなどの基材表面に図28に示すようなレンズパターンを施した光学シートを指し、主にバックライトの光を拡散させ均一化させる効果とともに、拡散された光を集光するという複合的な目的で用いられる。アレイ状のレンズは、例えば、アクリル系樹脂の球状ビーズをシート上に塗布することによって得ることができる。また、他には紫外線硬化樹脂による微細な凹凸構造をポリエステル系樹脂、トリアセチルセルロース、或いはポリカーボネート等のシート上に転写することによって得ることもできる。この他に、機械加工やエッチング法によっても製造することができる。厳密な円状レンズでなくてもよく、楕円状のものや、円弧と直線が混在した形状であってもよい。このようなシートとしては、例えば、PTR733(商品名、シンファインターテック(株)製)、UTE−21(商品名、未来ナノテック(株)製)、ML13MK(商品名、SKC Haas(株)製)、等が挙げられる。
本発明で用いられる、表面をレンチキュラーレンズ状に成形した拡散シート(F)は、例えばPETフィルムやポリカーボネートフィルム、ポリスチレンなどの基材表面にアレイ状のレンチキュラーレンズパターンを施した光学シートを指し、主にバックライトの光を拡散させ、同時に輝度を向上させる複合的な目的で用いられる。レンチキュラーレンズの断面は厳密な円状レンズでなくてもよく、楕円状のものや、円弧と直線が混在した形状であってもよい。このようなシートとしては、例えば、デラグラスDL/DHシリーズ(旭化成ケミカルズ(株)製)、ゼオノア拡散板(日本ゼオン(株)製)、図29で示すようなMicrolens Brightness Film(Bright View Technologies(株)製)等が挙げられる。
次に、上述した本発明に係る光源ユニットについて説明する。
図3(a),(b)は、本発明の実施の形態に係る光源ユニットの一部を示す図である。光源ユニットは光源と光線制御ユニットを含み、本発明の光線制御ユニットは、シート面に垂直に光線を入射した場合に、前記シート面内の所定の方向に沿って拡散角度が周期的に変化する拡散シート(A)3を必須とする。光源としては、冷陰極管(CCFL)1などの線光源や、LED(発光ダイオード)2、レーザーなどの点光源を用いることができる。
また、上述の光源ユニットにおいては、拡散シート(A)3の拡散角度分布の周期と、前記拡散シート(A)3の入光面における照度分布の周期とを略等しくすることが、光源ユニットにおける周期的な光量分布に合わせた拡散制御が可能になるため、シート面内の輝度ムラ抑制の観点で好ましい。図4にその一例を示す。照度分布の周期bと拡散角度分布の周期cとが等しくなっている。輝度ムラ抑制の観点から、照度分布のピーク位置と拡散角度分布のピーク位置を、あるいは照度分布のピーク位置と拡散角度分布のボトム位置を合わせることがより好ましい。
拡散シート(A)3の入光面における照度分布は、例えばELDIM社のEZContrastXL88などによって測定することができる。具体的には、拡散シート(A)3が設けられる光源ユニットにおいて、前記拡散シート(A)3を除き、拡散シートの入光面が位置する箇所に装置の焦点を定めて全方位輝度分布を測定し、その結果から積算光束量(Integrated Intensity)を得る、ということを面内測定対象範囲において繰り返すことで測定する。
次に、上述した本発明に係る拡散シート(A)3を用いた光源ユニットの構成についてさらに説明する。
光源1または光源2の下方には、光を反射させるための反射シート4が使用されることが、光源からの光の効率的利用の観点で好ましい。
反射シート4としては、光を反射させることのできるものであれば、様々なものを用いることができる。例えば、ポリエステル、ポリカーボネートなどの樹脂を発泡させて内部に微細な気泡を含むシート状としたもの、2成分以上の樹脂を混合してシート状としたもの、屈折率の異なる樹脂層を積層したシート、などを用いることができる。また、前記反射シート4は、表面に凹凸形状が形成されていても良い。これらには、必要に応じて、表面に無機微粒子などを添加したものを用いることができる。
光源ユニットは、図5に示すように、拡散シート(A)3の下方に拡散板5を設けても良く、あるいは図6に示すように、拡散シート(A)3の上方に拡散板5を設けても良い。
拡散板5としては、拡散剤を内部に含有し光を拡散させることのできるものであれば、様々なものを用いることができる。例えばポリスチレン、アクリル系樹脂、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマーなどに、光を拡散させる効果がある有機ポリマーや無機微粒子を添加したものを用いることができる。これらの拡散板5は、光を拡散させ、下部光源の光を均一化させる効果がある。
さらに、光源ユニットは、輝度向上および輝度ムラ低減の観点から反射型偏光フィルム6を設けることが好ましい。反射型偏光フィルムの例としてはDBEF−D400(商品名、3M(株)製)が挙げられる。図7および図8にその配設例を示す。光学シートの配設順序はこれに限定されないが、図8に示すように反射シート4、光源1(2)、拡散板5、拡散シート(A)3、反射型偏光フィルム6の順に配設することが輝度ムラ低減の観点から好ましい。また、図7に示すように、反射シート4、光源1(2)、拡散シート(A)3、反射型偏光フィルム6の順に配設しても良い。
次に、本発明の光線制御ユニットについて図9〜図13を用いて説明する。
本発明の光線制御ユニットにおいては、拡散シート(A)3と複数のシート面内の拡散角度が全面に渡って略一定である光学シートを備えることが好ましい。輝度ムラ抑制という観点から、光学シートは単数ではなく複数用いる事が望ましい。これは、光学シート間の空気層が輝度ムラ抑制に寄与している事が理由に挙げられる。
図9に拡散シート(A)3と、2枚のプリズムシート(B)7,8を用いた配設の一例を示す。拡散シート(A)3および2枚のプリズムシート(B)7,8の配設順序はこれに限定されず、またプリズムシート(B)は2枚以上あってもよい。この構成にした場合、拡散シート(A)3から出光した光が複数枚のプリズムシート(B)によって何度もリサイクルされ、結果的にシート面内の輝度ムラを抑制することができる。全方位の光をリサイクルし、輝度ムラ低減効果をより高めるという観点から、第一のプリズムシート(B)7のプリズム延在方向と第二のプリズムシート(B)8のプリズム延在方向が直交することが好ましい。
図10に拡散シート(A)3と、2枚の、表面に複数のビーズをコートした拡散シート(C)9,10を用いた配設の一例を示す。拡散シート(A)3および2枚の拡散シート(C)9,10の配設順序はこれに限定されず、また拡散シート(C)は2枚以上あってもよい。この構成にした場合、拡散シート(A)3から出光した光が複数枚の拡散シート(C)によって再拡散され、結果的にシート面内の輝度ムラを抑制することができる。
図11に拡散シート(A)3と、2枚の、表面にランダムな凹凸形状を成形した拡散シート(D)11,12を用いた配設の一例を示す。拡散シート(A)3および2枚の拡散シート(D)11,12の配設順序はこれに限定されず、また拡散シート(D)は2枚以上あってもよい。この構成にした場合、拡散シート(A)3から出光した光が複数枚の拡散シート(D)によって再拡散され、結果的にシート面内の輝度ムラを抑制することができる。
図12に拡散シート(A)3と、2枚の、集光拡散シート(E)13,14を用いた配設の一例を示す。拡散シート(A)3および2枚の集光拡散シート(E)13,14の配設順序はこれに限定されず、また集光拡散シート(E)13,14は2枚以上あってもよい。この配設にした場合、拡散シート(A)3から出光した光が複数枚の集光拡散シート(E)13,14によって再拡散するのと同時に、光が効率的にリサイクルされ、結果的にシート面内の輝度ムラを抑制することができる。特に、光のリサイクル効率が高く輝度ムラ低減能力が高いという観点から、拡散集光シート(E)13,14が、半球状に成形したレンズからなる凹凸構造を有することが好ましい。
図13に拡散シート(A)3と、2枚の、表面をレンチキュラーレンズ状に成形した拡散シート(F)15,16を用いた配設の一例を示す。拡散シート(A)3および2枚の拡散シート(F)15,16の配設順序はこれに限定されず、また拡散シート(F)15,16は2枚以上あってもよい。この配設にした場合、拡散シート(A)3から出光した光が複数枚の拡散シート(F)15,16によって再拡散するのと同時に、光が効率的にリサイクルされ、結果的にシート面内の輝度ムラを抑制することができる。
これらの中でも、図9および図12に示した配設が輝度ムラ抑制という観点でもっとも好ましい。これは、光のリサイクル効率が特に良いためである。
本発明において、輝度ムラ抑制に対し好ましい配設例を以下に記載する。バックライト下方から上方の順に左から記載する。
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(B)/(B)/反射型偏光フィルム
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(C)/(B)/反射型偏光フィルム
反射シート/LED光源/拡散板/(A)/(C)/(B)/反射型偏光フィルム
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(D)/(B)/反射型偏光フィルム
反射シート/LED光源/拡散板/(A)/(D)/(B)/反射型偏光フィルム
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(E)/(B)/反射型偏光フィルム
反射シート/LED光源/拡散板/(A)/(E)/(B)/反射型偏光フィルム
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(C)/(C)/反射型偏光フィルム
反射シート/LED光源/拡散板/(A)/(C)/(C)/(C)/反射型偏光フィルム
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(D)/(C)/反射型偏光フィルム
反射シート/LED光源/拡散板/(A)/(D)/(C)/反射型偏光フィルム
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(D)/(D)/反射型偏光フィルム
反射シート/LED光源/拡散板/(A)/(D)/(D)/反射型偏光フィルム
反射シート/LED光源/拡散板/(A)/(C)/(E)/反射型偏光フィルム
反射シート/LED光源/拡散板/(A)/(D)/(E)/反射型偏光フィルム
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(E)/(E)/(E)/反射型偏光フィルム
反射シート/LED光源/拡散板/(A)/(E)/(E)/反射型偏光フィルム
反射シート/CCFL光源/(F)/(A)/(B)/(B)/反射型偏光フィルム
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(B)/(B)/(C)
反射シート/CCFL光源/(F)/(A)/(B)/(B)/(C)
反射シート/CCFL光源/拡散板/(A)/(B)/(B)/(D)
反射シート/CCFL光源/(F)/(A)/(B)/(B)/(D)
拡散シート(A)を(A)、プリズムシート(B)を(B)、表面に複数のビーズをコートした拡散シート(C)を(C)、表面にランダムな凹凸形状を成形した拡散シート(D)を(D)、集光拡散シート(E)を(E)、表面をレンチキュラーレンズ状に成形した拡散シート(F)を(F)と略して記載した。上記配設は本発明において輝度ムラ抑制の観点から好ましい例であって、これに限定されない。
これらの光源ユニットは、本発明の光線制御ユニットに液晶表示パネルを配設して、液晶表示パネルに光を供給することで、液晶表示装置としても用いることができる。例えば、図14に示すように、図10に示す構成上に液晶表示パネル17を配設して、液晶表示パネル17に光を供給することで、液晶表示装置としても用いることができる。
次に、本発明の効果を明確にするために行った実施例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
光学シートとして実施例で記載がないものについて、すなわち、反射シート、反射型偏光フィルムについては、ソニー社製のBRAVIA JE1 32インチに使用されている反射シート、反射型偏光フィルムを用いた。拡散板5は厚み1.5mmのデラグラスDL(旭化成ケミカルズ社製、商品名(DSF60))を用いた。また、光源ユニットの光源として、BRAVIA KDL-32JE1のCCFL光源と、CREE社製の3.5mm角、高さ2.0mmの白色LED光源を用いた。プリズムシート(B)は厚み280μmのビキュイティBEFIII(商品名、3M(株)製)を用いた。表面に複数のビーズをコートした拡散シート(C)は厚み150μmのTDF−127(商品名、東レセーハン(株)製)または厚み145μmのオパルスPBS−071(商品名、恵和(株)製)を用いた。集光拡散シート(E)は厚み240μmのPTR733(商品名、シンファインターテック(株)製)を用いた。表面をレンチキュラーレンズ状に成形した拡散シート(F)としては、厚み1.5mmのデラグラスDL(旭化成ケミカルズ社製、商品名(DL510))を用いた。
(実施例1)
図15に示すように、光源にLED2を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、拡散シート(A)3、第1の拡散シート(C)(TDF−127)9、第2の拡散シート(C)(TDF−127)9、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、実施例1の光源ユニットを構成した。拡散シート(A)については、厚さ250μmのPET基材上の出光面に、周期が42.4mmであり、面内の拡散角度分布が最大53°から最小7°の間でおおよそ図23に示すように変化させたものを、拡散角度53°となる部分を光源の直上に配置するようにして用いた。尚、図23は、図24の直線18に示すような、所定の方向における相対位置を横軸にとり、該相対位置での拡散角度(LD8900により測定)を縦軸にとった拡散角度分布図を表す。
輝度ムラは、コニカミノルタセンシング株式会社製の2次元色彩輝度計(CA−2000)を使用し、光線制御ユニットから約50cm離して測定した。輝度ムラは、x軸方向及びy軸方向の2方向について算出した値の平均値とした。まず、x軸方向の輝度ムラを求めた。これは、y軸(150mm)方向の平均輝度値を求め、x軸方向について、各々の点の輝度値を各々の点から±15mm分の輝度平均値で割り返した値の標準偏差として求めた(これを「XSD」とする)。次に、y軸方向の輝度ムラを求めた。これは、x軸(150mm)方向の平均輝度値を求め、y軸方向について、各々の点の輝度値を各々の点から±15mm分の輝度平均値で割り返した値の標準偏差として求めた(これを「YSD」とする)。最後に、XSDとYSDを平均した値を算出してS.D.値とし、光線制御ユニットの輝度ムラとした。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを26mm、LEDの周期を42.4mm(図30の直線20の方向)とし、実施例1の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し以下のように判定した。その結果を下記表1に示す。
○: S.D.値が0.004未満
×: S.D.値が0.004以上
(実施例2)
図16に示すように、光源にLED2を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、拡散シート(A)3、第1の集光拡散シート(E)(PTR−733)13、第2の集光拡散シート(E)(PTR−733)13、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、実施例2の光源ユニットを構成した。拡散シート(A)3については、実施例1と同一のものを用いた。なお、輝度ムラは実施例1と同様の方法で測定した。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを26mm、LEDの周期を42.4mm(図30の直線20の方向)とし、実施例2の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し、実施例1と同様の方法で判定した。その結果を表1に併記する。
(比較例1)
図17に示すように、光源にLED2を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、第1の拡散シート(C)(TDF−127)9、第2の拡散シート(C)(TDF−127)9、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、比較例1の光源ユニットを構成した。なお、輝度ムラは、実施例1と同様の方法で測定した。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを26mm、LEDの周期を42.4mm(図30の直線20の方向)とし、比較例1の光源ユニットにおける輝度ムラを実施例1と同様の方法で測定した。その結果を下記表1に併記する。
比較例1の配設で、輝度ムラを抑制するためには反射シートから拡散板までの距離を34mmまで上げる必要があった。これに対し、実施例1および2はいずれも26mmで輝度ムラを抑制しているので、8mm薄型化していることが分かる。
(実施例3)
図18に示すように、光源にCCFL1を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、拡散シート(A)3、拡散シート(D)11、第1のプリズムシート(B)(ビキュイティBEFIII)7、第2のプリズムシート(B)(ビキュイティBEFIII)7、拡散シート(C)(オパルスPBS−071)9をこの順で配置し、実施例3の光源ユニットを構成した。拡散シート(A)については、厚さ250μmのPET基材上の出光面に、周期が47.6mmであり、面内の拡散角度分布が最大32度から最小0.1度の間でおおよそ図25に示すように変化させたものを、拡散角度32度となる部分を光源の直上に配置するようにして用いた。尚、図25は、図26の直線19に示すような、所定の方向における相対位置を横軸にとり、該相対位置での拡散角度(LD8900により測定)を縦軸にとった拡散角度分布図を表す。
拡散シート(D)はCCFLと平行する方向の拡散角度が35°、CCFLと直交する方向の拡散角度が95°を示す異方拡散シートを用いた(LSD95×35°、商品名、Luminit(株)製)。プリズムシート(B)は第1のプリズムシート(B)のプリズム延在方向がCCFLと平行になるように配置し、第2のプリズムシート(B)はプリズム延在方向が第1のプリズム延在方向と直交するように配置した。
輝度ムラは、コニカミノルタ製の2次元色彩輝度計(CA2000)を使用し、光線制御ユニットから75cm離して設置し、光線制御ユニットの中心部20mm×190mmの範囲で測定した平均輝度値を輝度とした。輝度ムラはx軸(20mm)方向の平均輝度値を求め、y軸方向について、各々の点の輝度値を各々の点から±23.8mm分の輝度平均値で割り返した値の標準偏差として輝度ムラとし、S.D.値を求めた。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを18.3mm、CCFLの周期を47.6mmとし、実施例3の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し以下のように判定した。その結果を下記表2に示す。
○: S.D.値が0.004未満
×: S.D.値が0.004以上
(実施例4)
図19に示すように、光源にCCFL1を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散シート(F)(旭化成ケミカルズ社製、商品名(DL510))15、拡散シート(A)3、第1のプリズムシート(B)(ビキュイティBEFIII)7、第2のプリズムシート(B)(ビキュイティBEFIII)7、拡散シート(D)11をこの順で配置し、実施例4の光源ユニットを構成した。拡散シート(A)については、厚さ250μmのPET基材上の出光面に、周期が47.6mmであり、面内の拡散角度分布が最大55°から最小0.8°の間でおおよそ図27に示すように変化させたものを、拡散角度55°となる部分を光源の直上に配置するようにして用いた。尚、図27は、図26に示すような、所定の方向における前記拡散シート(A)面内の相対位置を横軸にとり、該相対位置での拡散角度(LD8900により測定)を縦軸にとった拡散角度分布図を表す。
拡散シート(D)はCCFLと平行する方向の拡散角度が20°、CCFLと直交する方向の拡散角度が10°を示す異方拡散シート(LSD20×10°、商品名、Luminit(株)製)を用いた。プリズムシート(B)は第1のプリズムシート(B)のプリズム延在方向がCCFLと直交するように配置し、第2のプリズムシート(B)はプリズム延在方向が第1のプリズム延在方向と直交するように配置した。なお、輝度ムラは実施例3と同様の方法で測定した。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを10mm、CCFLの周期を47.6mmとし、実施例4の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し、実施例3と同様に判定した。その結果を下記表2に併記する。
(実施例5)
図20に示すように、光源にCCFL1を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散シート(F)(旭化成ケミカルズ社製、商品名(DL510))15、拡散シート(A)3、集光拡散シート(E)(PTR−733)13、プリズムシート(B)(ビキュイティBEFIII)7、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、実施例5の光源ユニットを構成した。拡散シート(A)については、実施例4と同じものを用いた。なお、プリズムシート(B)はプリズム延在方向がCCFLと平行するように配置した。また、輝度ムラは実施例3と同様の方法で測定した。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを12.3mm、CCFLの周期を47.6mmとし、実施例5の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し、実施例3と同様に判定した。その結果を下記表2に併記する。
(実施例6)
図21に示すように、光源にCCFL1を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、拡散シート(A)3、拡散シート(C)(TDF−127)9、プリズムシート(B)(ビキュイティBEFIII)7、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、実施例6の光源ユニットを構成した。拡散シート(A)については、実施例3と同じものを用いた。なお、プリズムシート(B)はプリズム延在方向がCCFLと平行するように配置した。また、輝度ムラは実施例3と同様の方法で測定した。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを18.3mm、CCFLの周期を47.6mmとし、実施例6の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し、実施例3と同様に判定した。その結果を下記表2に併記する。
(比較例2)
図22に示すように、光源にCCFL1を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、拡散シート(C)(TDF−127)9、プリズムシート(B)(ビキュイティBEFIII)7、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、比較例2の光源ユニットを構成した。なお、プリズムシート(B)はプリズム延在方向がCCFLと平行するように配置した。また、輝度ムラは実施例3と同様の方法で測定した。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを18.3mm、CCFLの周期を47.6mmとし、比較例2の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し、実施例3と同様に判定した。その結果を下記表2に併記する。
比較例2の配設で、輝度ムラを抑制するためには光源間距離を26.6mmに縮める必要があった。これに対し、実施例3〜6はいずれも47.6mmで輝度ムラを抑制しているので、光源間距離が21mm広くなっていることが分かる。
次に、光源であるLED2が図31に示すような配置を示すバックライトユニットを用いて評価を行った結果を実施例7〜9に示す。
(実施例7)
図32に示すように、光源にLED2を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、拡散シート(A)3、第1の拡散シート(C)(TDF−127)9、第2の拡散シート(C)(TDF−127)9、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、実施例7の光源ユニットを構成した。拡散シート(A)については、厚さ250μmのPET基材上の出光面に、周期が図31で示したLEDと同じ周期(X方向に41.6mm、Y方向に30.4mm)であり、面内における拡散角度分布が最大82°から最小19°の間でおおよそ図33に示すように変化させたものを、拡散角度82°となる部分を光源の直上に配置するようにして用いた。尚、図33は、図31のX方向における相対位置を横軸にとり、該相対位置での拡散角度(LD8900により測定)を縦軸にとった拡散角度分布図を表す。
輝度ムラは、コニカミノルタセンシング株式会社製の2次元色彩輝度計(CA−2000)を使用し、光線制御ユニットから約50cm離して測定した。輝度ムラは、x軸方向及びy軸方向の2方向について算出した値の平均値とした。まず、x軸方向の輝度ムラを求めた。これは、y軸(150mm)方向の平均輝度値を求め、x軸方向について、各々の点の輝度値を各々の点から±15mm分の輝度平均値で割り返した値の標準偏差として求めた(これを「XSD」とする)。次に、y軸方向の輝度ムラを求めた。これは、x軸(150mm)方向の平均輝度値を求め、y軸方向について、各々の点の輝度値を各々の点から±15mm分の輝度平均値で割り返した値の標準偏差として求めた(これを「YSD」とする)。最後に、XSDとYSDを平均した値を算出してS.D.値とし、光線制御ユニットの輝度ムラとした。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを17mm、LEDの周期を41.6mm(図32のX方向)とし、実施例7の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し以下のように判定した。その結果を下記表3に示す。
○: S.D.値が0.004未満
×: S.D.値が0.004以上
(実施例8)
図34に示すように、光源にLED2を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、拡散シート(A)3、第1の集光拡散シート(E)(PTR−733)13、第2の集光拡散シート(E)(PTR−733)13、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、実施例8の光源ユニットを構成した。拡散シート(A)については、実施例7と同一のものを用いた。なお、輝度ムラは実施例7と同様の方法で測定した。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを16mm、LEDの周期を41.6mm(図32のX方向)とし、実施例8の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し以下のように判定した。その結果を下記表3に併記する。
○: S.D.値が0.004未満
×: S.D.値が0.004以上
(実施例9)
図35に示すように、光源にLED2を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、拡散シート(A)3、第1のプリズムシート(B)(ビキュイティBEFIII)7、第2のプリズムシート(B)(ビキュイティBEFIII)7、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、実施例9の光源ユニットを構成した。プリズムシート(B)は第2のプリズムシート(B)のプリズム延在方向が、第1のプリズムシート(B)のプリズム延在方向と直交するように配置した。拡散シート(A)については、実施例7と同一のものを用いた。なお、輝度ムラは実施例7と同様の方法で測定した。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを16mm、LEDの周期を41.6mm(図32のX方向)とし、実施例9の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し以下のように判定した。その結果を下記表3に併記する。
○: S.D.値が0.004未満
×: S.D.値が0.004以上
(比較例3)
図36に示すように、光源にLED2を用い、光源下方に反射シート4を、光源上方に拡散板(DSF60)5、第1の拡散シート(C)(TDF−127)9、第2の拡散シート(C)(TDF−127)9、反射型偏光フィルム6をこの順で配置し、比較例3の光源ユニットを構成した。なお、輝度ムラは実施例7と同様の方法で測定した。
ここで、反射シートから拡散板までの距離zを16mm、LEDの周期を41.6mm(図32のX方向)とし、比較例3の光源ユニットにおける輝度ムラを上記の方法で測定し以下のように判定した。その結果を下記表3に併記する。
○: S.D.値が0.004未満
×: S.D.値が0.004以上
比較例3の配設で、輝度ムラを抑制するためには光源間距離を30mmに縮める必要があった。これに対し、実施例3〜6はいずれも41.6mmで輝度ムラを抑制しているので、光源間距離が11.6mm広くなっていることが分かる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態における部材の材質、配置、形状などは例示的なものであり、適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明は、液晶表示装置のような表示デバイスの拡散シートに有効である。
1 冷陰極管(CCFL) 2 LED(発光ダイオード) 3 拡散シート(A) 4 反射シート 5 拡散板 6 反射型偏光フィルム 7,8 プリズムシート(B) 9,10 拡散シート(C) 11,12 拡散シート(D) 13,14 集光拡散シート(D) 15,16 拡散シート(F) 17 液晶表示パネル 18,19 シート面内の相対位置を表す直線 20 LEDの周期方向を表す直線

Claims (9)

  1. シート面に垂直に光線を入射した場合に、前記シート面内の所定の方向に沿って拡散角度が周期的に変化し、且つ、高さ及びピッチが不規則で微細な凹凸構造を前記シート面に有する拡散シート(A)と、第一のプリズムシートと、前記第一のプリズムシートのプリズム延在方向と直交するプリズム延在方向を有する第二のプリズムシートと、を備えたことを特徴とする光線制御ユニット。
  2. シート面に垂直に光線を入射した場合に、前記シート面内の所定の方向に沿って拡散角度が周期的に変化し、且つ、高さ及びピッチが不規則で微細な凹凸構造を前記シート面に有する拡散シート(A)と、前記拡散シートと共に用いられる複数の光学シートと、を備え、前記複数の光学シートが、半球状に成形したレンズからなる凹凸構造を有する拡散集光シート(E)であることを特徴とする光線制御ユニット。
  3. 複数の光源と、前記光源上に配設された請求項1又は請求項2記載の光線制御ユニットと、を備えたことを特徴とする光源ユニット。
  4. 前記光源が線状光源であり、前記拡散シート(A)の拡散角度分布の周期と、前記拡散シート(A)の入光面における照度分布の周期とが略等しいことを特徴とする請求項記載の光源ユニット。
  5. 前記光源が点状光源であり、前記拡散シート(A)の拡散角度分布の周期と、前記拡散シート(A)の入光面における照度分布の周期とが略等しいことを特徴とする請求項記載の光源ユニット。
  6. 前記拡散シート(A)の下方に配置され、内部に拡散剤を含有する拡散板と、前記光源の下方に配置された反射シートと、を具備することを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載の光源ユニット。
  7. 前記拡散シート(A)上方に配置された反射型偏光フィルムを具備することを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載の光源ユニット。
  8. 前記拡散シート(A)上方に配置され、内部に拡散剤を含有する拡散板を具備することを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載の光源ユニット。
  9. 液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルに光を供給する請求項から請求項のいずれかに記載の光源ユニットと、を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
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