JP5379611B2 - 回転電機 - Google Patents

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この発明は、モータ、発電機等に使用され、磁性材であるコア部材を積層した積層コアを備えた回転電機に関するものである。
従来の積層コアの製造方法においては、まず電磁鋼板等の磁性材は、鋼鈑メーカで圧延後、表面に薄い絶縁処理コーティングを施され、帯状のコイル材として巻き取られ、モータ等の積層コアメーカへ供給される。その後積層コアメーカではこの磁性板材はコイル材から引き出されて高速プレス機へ供給され、パンチ(オス型)とダイ(メス型)で構成される金型内の工程へ送られ、所定の輪郭形状を有するコア部材として打ち抜かれる。このコア部材を板厚方向に積層し、積層面間を接着することによって一体化して積層コアが形成される。
モータ機器等の回転電機に使用される積層コアの内部は交番磁界による鉄損のために発熱することとなるが、近年モータ機器への小型化、高出力化のニーズが高まり、積層コア内部の単位体積当たりの発熱量が大きく増大している。
そこで従来の回転電機の積層コアにおいて例えばロータとして用いられるものについては、コア部材間にリング状の内周側スペーサ及び外周側スペーサを介在させて積層コアを形成し、内周側スペーサと外周側スペーサの側面には放射状に複数の孔を設けて、この孔を冷媒通路として冷媒を流すことにより積層コアの冷却を行っていた(例えば、特許文献1)。
特開平5−137283(2頁、図1−2)
上記のような積層コアでは、積層方向に所定の間隔をおいてスペーサが介在することになるため、スペーサに近い部分はよく冷却されるものの、スペーサとスペーサの丁度中間に位置するコア部材は十分に冷却することはできず、特に前述のとおり発熱密度が高い積層コアにおいては積層方向のコア部材間の温度差が大きく均一に冷却することができないという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、積層コアの内部まで効率よく冷却することができ、かつ積層方向の温度分布を均一化することができる積層コアを備えた回転電機を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機は、主軸の周りを回転するロータと所定の間隙を挟んでこのロータの周囲に配置されたステータとを備えた回転電機であって、ロータは、円周方向に複数配置された板状の永久磁石と、この永久磁石を配置するための略長方形の貫通穴が形成され、円板形状の輪郭を有する磁性体でできたコア部材を積層して形成された積層コアとを有し、コア部材は積層面に溝が形成されており、この溝は、一端と他端がいずれも前記輪郭に通じ、かつ、貫通穴と略長方形の長辺に沿って連通するように形成されたことを特徴とする。
この発明に係る回転電機によると、コア部材の積層面に溝が形成されており、この溝の一端と他端がいずれも冷媒に接触するコア部材の輪郭に通じているため、この溝の一端から他端に、又はこの逆方向に冷媒を流すことができ、冷媒が接触している輪郭部分だけでなく貫通穴に挿入された板状の永久磁石を効率よく冷却することができる
本発明の実施の形態1による回転電機のステータの外形図である。 本発明の実施の形態1による回転電機のステータ用コア部材の外形図である。 本発明の実施の形態1による回転電機のステータ用積層コアの外形図である。 本発明の実施の形態1による回転電機のステータ用コア部材の外形図である。 本発明の実施の形態2による回転電機のステータ用積層コアの外形図である。 本発明の実施の形態3による回転電機の断面を示す図である。 本発明の実施の形態4による回転電機の断面を示す図である。 本発明の実施の形態4による回転電機のステータ用コア部材の外形図である。 本発明の実施の形態5による回転電機のロータの外形図である。 本発明の実施の形態5による回転電機のロータ用コア部材の外形図である。 本発明の実施の形態5による回転電機の断面を示す図である。 本発明の実施の形態6による回転電機の主軸に沿った断面図である。 本発明の実施の形態6による回転電機の主軸に沿った断面図である。
実施の形態1.
図1から図4は本発明の実施の形態1による回転電機のステータ(固定子)1に関する構造を示す図面である。図1はステータ1の外形図を示しており、ステータ1は複数個(図では9個)の積層コア2の各々にコイル3を巻きつけたものを円環状に配置して構成されている。このステータ1の内周部の空間には、図示しないロータ(回転子)が配置され、このロータはステータ1の中心に主軸を備え回転可能なように構成されている。
積層コア2は図2に示す磁性体でできたコア部材4を各積層面において積層することにより構成されている。このコア部材4は、円形の外形を有しステータ1の外周円環部を形成するバックヨーク部5と、バックヨーク部5からロータの主軸の方向に突出し、周囲にコイル3が巻回されるティース部6の2つの部分を有し、この2つの部分によりコア部材4の輪郭が形成されている。またコア部材4の積層面には溝7が複数本(図では3本)形成されており、各溝7の一端はバックヨーク部5の外周側8に、他端がティース部6の内周側9に通じている。
溝7の形成は通常の機械加工によって行うこともできるが、加工の手間、費用がかかるのと同時に、コア部材4に加工歪が発生するため磁気特性が劣化するため好ましくない。この場合はエッチング技術、特に素材の厚みの途中までエッチングするハーフエッチング技術を用いて薄肉部の形成を行えば容易に加工厚みの制御が行え、しかも加工歪が発生しないため好適である。
図2に示すコア部材4を積層して積層コア2を形成したものを図3に示す。積層コア2は冷媒(通常は空気等の気体;図示しない)内に配置されるが、コア部材4の積層面に設けられた溝7と積層方向に隣接するコア部材4の積層面との間で、バックヨーク部5の外周側8からティース部6の内周側9に貫通穴10が形成され、この貫通穴10に冷媒を通ずることにより積層コア2の表面だけではなく内部まで冷却することが可能となる。
以上のとおり本実施の形態に係る回転電機のステータ1によると、コア部材4の積層面に溝7が形成されており、この溝7の一端と他端がいずれも冷媒に接触するコア部材4の輪郭に通じているため、この溝7の一端から他端に、又はこの逆方向に冷媒を流すことができ、冷媒が接触している輪郭部分だけでなく積層コア2の内部まで効率よく冷却することができる。
また、積層方向に所定の間隔をおいて配置されたスペーサの近くのコア部材だけがよく冷却されるのではなく、コア部材4の積層面に形成された溝7に冷媒を通じることにより各々のコア部材を一様に冷却することができるため、積層方向の温度分布を均一化することができる。
更に、図4に示すように溝7の一端と他端においてコーナ部にR形状11を付与することにより、バックヨーク部5の外周側8の輪郭、及びティース部6の内周側9の輪郭と溝7の形状を滑らかに接続してもよい。このことにより、積層コア2の外部の冷媒が貫通穴10に流れ込む際の抵抗を低減させ、さらに冷却効率を高めることができる。
なお、本実施の形態ではコイル3が巻回されたティース部6の磁束密度が比較的高く、発熱密度も高いため、この部分を重点的に冷却できるように溝7を形成しているが、この溝7の形状はいろいろな回転電機に適用されるステータ、ロータの形状、コイル配置等に応じて発熱部位が効率的に冷却されるように適宜変更してもよい。
本実施の形態では図1に示すように積層コア2は互いに隣接して円環状に配置されるため、バックヨーク部5において円周方向に隣接する積層コア2と接触する箇所に溝7の一端又は他端を設けても冷媒を積層コア2の内部に導入することはできないが、冷媒と接触する輪郭に通じるように溝7の形状を定める範囲において、本実施の形態に示したものに限られないことは言うまでもない。
実施の形態2.
図5には本実施の形態に係る回転電機の積層コア2aの外形を示す。実施の形態1の図3に示す積層コア2とは、ティース部6の中心線に対して対称であるコア部材4自体の形状は同じであるが、一枚ごとに表裏が反対になるように積層されており溝7が向かい合わせになっている点が相違している。
また、本実施の形態に示したものとは異なり、ティース部6の中心線に対して対称ではないコア部材を使用した場合であっても、第1のコア部材として表側の積層面(第1の積層面)に第1の溝が形成されたものを使用し、第2のコア部材として裏側の積層面(第2の積層面)に前記第1の溝と積層方向から見て重なり合う位置に第2の溝が形成されたものを使用し、この第1のコア部材と第2のコア部材を交互に積層して積層コア2aを形成してもよい。
実施の形態2の積層コア2aを実施の形態1の積層コア2と比較すると、貫通穴10aの断面積は貫通穴10の2倍になっているが、貫通穴の総数は半分となっている。ここで、貫通穴の入口と出口間で許容される圧力損失を一定に保った時に、この貫通穴10、10aに各々流しうる冷媒の流量、及び積層コア2、2aの温度上昇について下記に定量的に比較してみる。
冷媒の圧力損失の式:Δp=ρλ(l/d)・v2/2 (式1)
ここで、ρ:流体の密度[kg/m3]、λは管摩擦係数、l:管の長さ[m]、d:管の等価内径[m]、v:流体の流速[m/s]である。
(式1)を流速vを表す形式に書き改めると、
v=((2Δp/ρλ)・(d/l))0.5 (式2)
管摩擦係数λはレイノルズ数Reによって決まるが、乱流状態においてこれをほぼ一定とすると、流速vは管の等価径dのルートにほぼ比例する。
ここで貫通穴の数nをN(貫通穴10)からN/2(貫通穴10a)と半減させ、等価的な穴の内径をd(貫通穴10)から20.5d(貫通穴10a)とした場合、冷媒流量はQ=n・S(穴の断面積)・v[m3/s]で表されるので、
(1)n=Nの時の冷媒流量:
Q1∝N・(π/4)d2・d0.5=0.25πnd2.5 (式3)
(2)n=N/2の時の冷媒流量:
Q2∝(N/2)・(π/4)2d2・(20.5d)0.5=0.30πnd2.5 (式4)
以上より、Q2>Q1とすることができる。
積層コアと冷媒との接触面において、十分に熱交換が行われるとすると、積層コアの温度上昇ΔT[K]は、積層コアの発熱量q[W]を用いて、
ΔT[K]=q/(Q・c・ρ) (式5)
ここで、c[J/kg・K]は冷媒の比熱である。
(式3)(式4)を(式5)に各々代入することにより、同じ差圧(Δp)を加えても、n=N/2(貫通穴10a)の方が流量を多く取ることができるため、ΔTを小さく抑えることが可能となることが判る。
以上のとおり本実施の形態に係る回転電機の積層コア2aによると、実施の形態1に示す積層コア2と同じ効果を奏することに加えて、貫通穴の入口と出口管の圧力損失を同じにした場合に積層コア2よりも多くの冷媒を流すことができ、積層コア2の温度上昇を低く抑えることができるため、より冷却効果を高めることが可能となる。
実施の形態3.
本実施の形態に係る回転電機の断面を図6に示す。この回転電機は主軸12の周りを回転するロータ13とこのロータ13と所定の間隙を挟んでこのロータ13の周囲に配置されたステータ1とを備えている。このステータ1の積層コア2に使用されているコア部材4は実施の形態1に示したものと同じものであり、バックヨーク部5とティース部6を有しており、またコア部材4の積層面には溝7が複数本(図では3本)形成されており、各溝7の一端はバックヨーク部5の外周側8に、他端がティース部6の内周側9に通じている。ここで、ティース部6の内周側9がロータ13と対向するように、ステータ1とロータ13は配置されている。
次に動作について説明する。本図においてロータ13が回転した場合には、ロータ13の周囲の冷媒とロータ13との間の摩擦により、ロータ13の周囲に存在する冷媒には円周方向に駆動力が作用することになる。冷媒は回転の接線方向に運動を開始することになるが、この流れを貫通穴10に導くことによりティース部6の内周側9とバックヨーク部5の外周側8との間の溝7を流れる冷媒の流れ14を発生させることができる。
以上のとおり本実施の形態に係る回転電機によると、ロータ13自身の回転によりロータ13の周囲に存在する冷媒に回転の接線方向に対する駆動力を作用することができ、この流れをコア部材4の積層面に設けた溝7に導くことにより、ファンや加圧装置等の付加的な構成を必要とすることなくステータ1の積層コア2を冷却することが可能となる。従って、回転電機を構成する部品点数を削減することができるため、回転電機のコストを低減することができる。
実施の形態4.
本実施の形態に係る回転電機の断面を図7に、この回転電機のステータ1aの積層鉄心を構成するコア部材4aの外形を図8に示す。本実施の形態に係るステータ1aのコア部材4aは、実施の形態1又は3に示したコア部材4と異なり、積層面に形成された溝7aの一端はバックヨーク部5の外周側8に通じているものの、他端はバックヨーク部5の内周側15に通じている。それ以外の構成、配置については、実施の形態3に示す回転電機と同じである。
次に動作について説明する。図7においてロータ13が回転した場合には、実施の形態3と同じくロータ13の周囲の冷媒はロータ13との摩擦により、ロータ13の周囲に存在する冷媒には円周方向に駆動力が作用することになる。冷媒は回転の接線方向に運動を開始することになるが、この流れを隣接するティース部6の間隙16に導くことにより、コイル3とコア部材4aとの隙間、又はコイル3同士の隙間を経由して、バックヨーク部5の内周側15から外周側8への冷媒の流れ14aを発生させることができる。
以上のとおり本実施の形態に係る回転電機によると、ロータ13自身の回転によりロータ13の周囲に存在する冷媒に回転の接線方向に対する駆動力を作用することができ、この流れを隣接するティース部6の間隙16に導くことにより、ファンや加圧装置当の付加的な構成を必要とすることなく、積層コアと同時にコイル3も冷却することが可能となる。従って、回転電機を構成する部品点数を削減することができるため、回転電機のコストを低減することができる。
実施の形態5.
本実施の形態に係る回転電機のロータ13の外形図を図9に示す。本図において積層コア17は、図10に示す複数枚のコア部材18を積層して構成され、冷媒(通常は空気等の気体;図示しない)の中に配置されており、この積層コア17の中心部には主軸12が嵌入されている。円板形状の輪郭を有し磁性体でできたコア部材18は、その円周上に積層方向に貫通する複数個の貫通穴19が形成されており、この貫通穴19の中には図9に示すように板状の永久磁石20が配置されている。また、このコア部材18の積層面に溝21が形成されており、この溝21の一端と他端がいずれも前記冷媒に接触するコア部材18の輪郭に通じ、かつ、前記貫通穴19と連通するように形成されている。
次に動作について説明する。永久磁石20は積層コア2のように主軸12の方向に分割して形成するのは非常に困難であるため、前述のとおり一枚の板状形状を有している。この永久磁石20内では、主軸方向に大きなループの渦電流が発生するため、これによるジュール熱損失は大きい。また、永久磁石20が温度上昇するとこの永久磁石20の温度特性が変化し、モータの性能劣化を引き起こすため、永久磁石20の温度上昇が極力小さくなるように冷却を強化する必要がある。そこで本実施の形態に係る回転電機において、図11に示すようにロータ13を反時計回りに回転すると、本図において永久磁石18の左手にある溝21から永久磁石20の方に向かって流入し、右手にある溝21から排出されるように冷媒の流れ22を発生させることができるため、この冷媒の流れ22の経路にある永久磁石20を効果的に冷却することができる。
以上のとおり本実施の形態に係る回転電機のロータ13によると、コア部材18は積層面に溝21が形成されており、この溝21は永久磁石20を配置するための貫通穴19と冷媒に接触するコア部材18の輪郭とが通じるように形成されているため、このロータ13を回転させることにより永久磁石20を冷却する冷媒の流れ22を生成させることができ、永久磁石20を効果的に冷却することができる。
実施の形態6.
本実施の形態に係る回転電機のロータ13の主軸12に沿った断面を図12に示す。この回転電機においては、主軸12の端部においてコンプレッサやファン等の加圧装置23を設けており、この加圧装置23によって回転電機の端部にある冷媒をステータ1やロータ13の存在する回転電機の内部の方に強制的に導入するようになっている。
また、このようにして強制的に導入された冷媒は、例えば実施の形態3の図6で説明したようにコア部材4の溝7を経由してステータ1の外周側へ放出されるが、この放出された冷媒を再び加圧装置23に還流させるように流路が形成されている。更に、この流路の途中には冷媒冷却器24が設けてあり、ステータ1を通過することにより加熱された冷媒を冷却することができる。
図13には、ステータ1全体をフレーム25に嵌入することにより強度向上を図ったタイプの回転電機を示しているが、このタイプのものに例えば実施の形態1の図3に示した積層コア2を適用すると外部に冷媒を放出することができなくなり、図9に示すように冷媒を循環させることができない。従って図13に示すようにステータ1の積層コア2のバックヨーク部5に、コア部材4に設けた溝7と連通し、積層方向に貫通する貫通穴26を設けておくことにより、冷媒の還流路を確保することができる。
ロータ13の回転運動に伴って冷媒を溝7に導入する実施の形態3ないし5に示した回転電機においては、冷媒に対する駆動力がモータの形状、サイズ、回転数等によって制約されるため、発熱密度が大きくなると対応困難な場合も生じる。一方、本実施の形態に係る回転電機によると、回転子13の端部からステータ1又はロータ13の積層コアに向けて冷媒を吹き付ける加圧装置17を設け、この加圧装置によって冷媒流路に強制的に圧力差を設けてより多くの冷媒を流すことができるため、冷却効果をさらに高めることができる。
1、1a ステータ
2、2a 積層コア
3 コイル
4、4a コア部材
5 バックヨーク部
6 ティース部
7、7a 溝
8 バックヨーク部外周側
9 ティース部内周側
12 主軸
13 ロータ
15 バックヨーク部内周側
17 積層コア
18 コア部材
19 貫通穴
20 永久磁石
21 溝
23 加圧装置
26 貫通穴

Claims (4)

  1. 主軸の周りを回転するロータと所定の間隙を挟んでこのロータの周囲に配置されたステータとを備えた回転電機であって、
    前記ロータは、
    円周方向に複数配置された板状の永久磁石と、
    この永久磁石を配置するための略長方形の貫通穴が形成され、円板形状の輪郭を有する磁性体でできたコア部材を積層して形成され、冷媒の中に配置された積層コアとを有し、
    前記コア部材は積層面に溝が形成されており、
    この溝は、一端と他端がいずれも前記冷媒に接触する前記輪郭に通じ、かつ、前記貫通穴と前記略長方形の長辺に沿って連通するように形成されたことを特徴とする回転電機。
  2. コア部材に形成された溝は、円周方向に複数配置された板状の永久磁石を配置するための略長方形の貫通穴に対し、その全ての貫通穴で前記略長方形の長辺に沿って連通するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. コア部材に形成された溝は、隣接する貫通穴間で円板形状の輪郭に通じ、かつ、円周方向に一体として形成されていることを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
  4. コア部材に形成された溝は、主軸中心に対し点対称であることを特徴とする請求項3に記載の回転電機。
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