JP5379392B2 - 太陽電池用半導体基板の粗面化方法 - Google Patents
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Description
本発明の第2の態様は、前記第1の態様にかかる太陽電池用半導体基板の粗面化方法において、前記マスク用テープは、基材層上に粘着剤層が形成された構造又は粘着剤層のみの構造を有することを特徴とする太陽電池用半導体基板の粗面化方法である。
本発明の第3の態様は、前記第2の態様にかかる太陽電池用半導体基板の粗面化方法において、前記エッチング液は酸性溶液であり、前記基材層は、ゼラチン及びポリビニルアルコールから選択される少なくとも1種を含む水溶性基材層であり、前記粘着剤層は、ゼラチン、ポリビニルアルコール及びポリビニルエーテルから選択される少なくとも1種を含む粘着剤層であることを特徴とする太陽電池用半導体基板の粗面化方法である。
本発明の第4の態様は、前記第2または第3の態様にかかる太陽電池用半導体基板の粗面化方法において、前記マスク用テープの基材層は、10〜100μmの厚さを有することを特徴とする太陽電池用半導体基板の粗面化方法である。
本発明の第5の態様は、前記第2から第4のいずれか1つの態様にかかる太陽電池用半導体基板の粗面化方法において、前記マスク用テープの粘着剤層は、1〜50μmの厚さを有することを特徴とする太陽電池用半導体基板の粗面化方法である。
本発明の第6の態様は、前記第1から第5のいずれか1つの態様にかかる太陽電池用半導体基板の粗面化方法において、前記エッチング液は、フッ酸、硝酸,リン酸,酢酸から選択される少なくとも1種の酸と水の混合物であることを特徴とする太陽電池用半導体基板の粗面化方法である。
本発明の第7の態様は、前記第1から第6のいずれか1つの態様にかかる太陽電池用半導体基板の粗面化方法において、前記半導体基板が,太陽電池用として使用可能な多結晶シリコン基板、アモルファスシリコン基板、及び単結晶シリコン基板から選択されることを特徴とする太陽電池用半導体基板の粗面化方法である。
本発明の別の態様は、所定の孔パターンが形成されたマスク用テープを準備する工程と、前記マスク用テープを半導体基板の表面に貼合する工程と、前記の半導体基板をエッチング液に浸漬し、該半導体基板表面を選択的にエッチングする工程と、前記マスク用テープを除去する工程とを有することを特徴とする太陽電池用半導体基板の粗面化方法である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る太陽電池用半導体基板の粗面化工程を示す断面図である。以下、図1に基づき、第1の実施形態に係る太陽電池用半導体基板の粗面化方法について説明する。
以上の工程により、表面が粗面化された太陽電池用半導体ウエハを得ることができる。
上記第1の実施形態では、半導体ウエハの粗面化工程において、酸性のエッチング液と、酸性溶液中に溶解又は分解可能な材料からなるマスク用テープ10とを用いることで、半導体ウエハのエッチング工程とマスク用テープの除去工程とが同時に実施できる場合について説明したが、本実施形態では、半導体ウエハのエッチング工程とマスク用テープの除去工程とを別々に実施する場合について説明する。上記第1の実施形態と異なる点は、マスク用テープの構成材料として、酸性溶液に対して耐性を有する材料を用いる点にある。
まず、図2(a)に示すように、所定の孔パターン、すなわち、半導体ウエハ表面に形成予定の凹部に対応する複数の貫通孔20a形成されたマスク用テープ20を準備する。マスク用テープ20としては、上記第1の実施形態と同様の、基材層上に粘着剤層が形成された構造又は粘着剤層のみの構造を有する粘着テープを使用することができる。
以上の工程により、表面が粗面化された太陽電池用半導体ウエハを得ることができる。
単結晶シリコンウエハ上にラミネーターを用いてマスク用テープを貼合した。マスク用テープは、水と酸に溶解又は分解できるゼラチン系基材と、ポリビニルエーテル系粘着剤から構成されたものを用いた。基材の膜厚は10μmのものを使用した。
基材の膜厚が30μmのものを使用した以外は、実施例1と同様にして、実施例2の太陽電池用半導体ウエハを得た。
基材の膜厚が50μmのものを使用した以外は、実施例1と同様にして、実施例3の太陽電池用半導体ウエハを得た。
単結晶シリコンウエハを2.5モル%の水酸化ナトリウムとイソプロピルアルコールの混合液からなるアルカリ性エッチング液に浸漬させ、異方性エッチングした。その後、粗面化された半導体ウエハを精製水で洗浄し、比較例1の太陽電池用半導体ウエハを得た。
エッチング液として、0.94モル%の炭酸ナトリウムの水溶液を用いた以外は、比較例1と同様にして、比較例2の太陽電池用半導体ウエハを得た。
また、実施例1〜3においては、いずれも15分間の浸漬時間で、マスク用テープは除去され、基材の厚みに関係なく、エッチングと同時に除去可能であることが確認され、かつ、実施例1〜3の浸漬時間は、比較例1,2の半導体ウエハよりも少なくて済み、作業効率が向上できることが確認された。
Claims (7)
- 所定の孔パターンが形成されたマスク用テープを準備する工程と、
前記マスク用テープを半導体基板の表面に貼合する工程と、
前記の半導体基板をエッチング液に浸漬し、該半導体基板表面を選択的にエッチングするエッチング工程と、
前記マスク用テープを除去するマスク用テープ除去工程と、
を有し、
前記マスク用テープとして、前記エッチング液中に溶解又は分解可能な材料からなるテープを用い、
前記エッチング工程と前記マスク用テープ除去工程とが、同時に行われることを特徴とする太陽電池用半導体基板の粗面化方法。 - 前記マスク用テープは、基材層上に粘着剤層が形成された構造又は粘着剤層のみの構造を有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池用半導体基板の粗面化方法。
- 前記エッチング液は酸性溶液であり、
前記基材層は、ゼラチン及びポリビニルアルコールから選択される少なくとも1種を含む水溶性基材層であり、
前記粘着剤層は、ゼラチン、ポリビニルアルコール及びポリビニルエーテルから選択される少なくとも1種を含む粘着剤層であることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池用半導体基板の粗面化方法。 - 前記マスク用テープの基材層は、10〜100μmの厚さを有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の太陽電池用半導体基板の粗面化方法。
- 前記マスク用テープの粘着剤層は、1〜50μmの厚さを有することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の太陽電池用半導体基板の粗面化方法。
- 前記エッチング液は、フッ酸、硝酸,リン酸,酢酸から選択される少なくとも1種の酸と水の混合物であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の太陽電池用半導体基板の粗面化方法。
- 前記半導体基板が,太陽電池用として使用可能な多結晶シリコン基板、アモルファスシリコン基板、及び単結晶シリコン基板から選択されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の太陽電池用半導体基板の粗面化方法。
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