JP5379036B2 - 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5379036B2
JP5379036B2 JP2010026911A JP2010026911A JP5379036B2 JP 5379036 B2 JP5379036 B2 JP 5379036B2 JP 2010026911 A JP2010026911 A JP 2010026911A JP 2010026911 A JP2010026911 A JP 2010026911A JP 5379036 B2 JP5379036 B2 JP 5379036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
geomagnetic sensor
button
operation device
detection result
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010026911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011164930A (ja
Inventor
良雄 宮崎
和義 榎本
孝昌 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Interactive Entertainment Inc
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Interactive Entertainment Inc, Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Interactive Entertainment Inc
Priority to JP2010026911A priority Critical patent/JP5379036B2/ja
Priority to US13/017,236 priority patent/US8333664B2/en
Priority to CN2011100342429A priority patent/CN102147657B/zh
Publication of JP2011164930A publication Critical patent/JP2011164930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5379036B2 publication Critical patent/JP5379036B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0346Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of the device orientation or free movement in a 3D space, e.g. 3D mice, 6-DOF [six degrees of freedom] pointers using gyroscopes, accelerometers or tilt-sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

本発明は、操作ボタン及び地磁気センサを備える操作デバイスが接続された情報処理装置、その制御方法、操作デバイス、プログラム、及び情報記憶媒体に関する。
例えば家庭用ゲーム機のコントローラなど、ユーザの操作入力を受け付ける操作デバイスがある。ユーザは、このような操作デバイスに設けられた操作ボタン等を操作することにより、情報処理装置に対して各種の指示を入力できる。さらに、このような操作デバイスの中には、姿勢検出機能を備えたものがある。姿勢検出機能を備えた操作デバイスを用いれば、ユーザは操作デバイスに設けられたボタンを操作するだけでなく、操作デバイス自体を傾けたり動かしたりしてその姿勢を変化させることで、操作入力を行うことができる。
操作デバイスの姿勢検出を実現する方法の一つとして、地磁気センサが知られている。地磁気センサは、地磁気の向きを検出可能なセンサであって、その検出結果を利用すれば、当該地磁気センサを搭載した操作デバイスの向きの変化を特定できる。
本願発明者らは、操作デバイスに地磁気センサを搭載して姿勢検出を行う際に、操作ボタンに対するユーザの操作が地磁気センサの検出結果に影響を与えるケースがあることを見出した。このようなユーザの操作による影響は、地磁気センサを用いた姿勢検出を行う際に誤差を生じさせる要因となり得る。
本発明は上記実情を考慮してなされたものであって、その目的の一つは、操作ボタン及び地磁気センサを備えた操作デバイスにおいて、操作ボタンに対するユーザの操作に起因して生じる地磁気センサの測定誤差を抑制することのできる情報処理装置、その制御方法、操作デバイス、プログラム、及び情報記憶媒体を提供することにある。
本発明に係る情報処理装置は、地磁気センサと、ユーザの操作入力に用いられる操作ボタンと、を備える操作デバイスに接続される情報処理装置であって、前記地磁気センサの検出結果、及び前記操作ボタンに対するユーザの操作内容を示す情報を前記操作デバイスから受信する受信手段と、前記受信した操作内容を示す情報を用いて、前記操作ボタンに対する操作がなされたか否かを判定する判定手段と、前記受信した地磁気センサの検出結果を用いて前記操作デバイスの姿勢を特定する手段であって、前記操作ボタンに対する操作がなされたと判定した場合には、当該地磁気センサの検出結果を用いた前記操作デバイスの姿勢の特定を制限する姿勢特定手段と、を含むことを特徴とする。
また、上記情報処理装置において、前記操作デバイスは、複数の操作ボタンを備えており、前記判定手段は、前記複数の操作ボタンのうち、所定の操作ボタンに対する操作がなされたか否かを判定し、前記姿勢特定手段は、前記所定の操作ボタンに対する操作がなされたと判定した場合に、前記地磁気センサの検出結果を用いた前記操作デバイスの姿勢の特定を制限することとしてもよい。
さらに、前記地磁気センサは、前記操作デバイスに内蔵された基板上に配置されており、前記所定の操作ボタンは、その接点が、前記基板上において、他の操作ボタンの接点よりも前記地磁気センサに近い位置に配置されていることとしてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、地磁気センサと、ユーザの操作入力に用いられる操作ボタンと、を備える操作デバイスに接続される情報処理装置の制御方法であって、前記地磁気センサの検出結果、及び前記操作ボタンに対するユーザの操作内容を示す情報を前記操作デバイスから受信するステップと、前記受信した操作内容を示す情報を用いて、前記操作ボタンに対する操作がなされたか否かを判定するステップと、前記受信した地磁気センサの検出結果を用いて前記操作デバイスの姿勢を特定するステップであって、前記操作ボタンに対する操作がなされたと判定した場合には、当該地磁気センサの検出結果を用いた前記操作デバイスの姿勢の特定を制限するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る操作デバイスは、地磁気センサと、ユーザの操作入力に用いられる操作ボタンと、を備える操作デバイスであって、前記地磁気センサの検出結果を出力する出力手段と、前記操作ボタンに対してユーザの操作がなされたか否かを判定する判定手段と、を含み、前記出力手段は、前記判定手段により前記操作ボタンに対する操作がなされたと判定した場合には、前記地磁気センサの検出結果の出力を制限することとしてもよい。
また、本発明に係るプログラムは、地磁気センサと、ユーザの操作入力に用いられる操作ボタンと、を備える操作デバイスに接続されるコンピュータを、前記地磁気センサの検出結果、及び前記操作ボタンに対するユーザの操作内容を示す情報を前記操作デバイスから受信する受信手段、前記受信した操作内容を示す情報を用いて、前記操作ボタンに対する操作がなされたか否かを判定する判定手段、及び前記受信した地磁気センサの検出結果を用いて前記操作デバイスの姿勢を特定する手段であって、前記操作ボタンに対する操作がなされたと判定した場合には、当該地磁気センサの検出結果を用いた前記操作デバイスの姿勢の特定を制限する姿勢特定手段、として機能させるためのプログラムである。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に記憶されてよい。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置を含んだ情報処理システムの概要を示す概要図である。 操作デバイスの正面図である。 操作デバイスを正面側から見た斜視図である。 操作デバイスを背面側から見た斜視図である。 操作デバイス内の基板配置を示す図である。 操作ボタンに対する操作による地磁気センサへの影響を模式的に示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理装置の構成を示す構成ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置が実行する処理の流れを示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置30を含んだ情報処理システム1の利用シーンを示す概要図である。同図に示すように、情報処理システム1は、ユーザが手で把持して使用する操作デバイス10と、情報処理装置30と、を含んで構成される。情報処理装置30は、例えば家庭用ゲーム機やパーソナルコンピュータ等であって、撮像装置31及び表示装置32と接続される。
操作デバイス10は、Bluetooth(登録商標)規格などの無線通信インタフェースを介して情報処理装置30と通信接続可能になっている。情報処理システム1のユーザは、操作デバイス10を手で把持して、操作デバイス10に設けられた操作ボタン等を操作する。これに応じて、ユーザの操作内容が無線通信インタフェースを介して情報処理装置30に対して送信される。また、本実施形態では、操作デバイス10は発光部12を備えており、発光部12は情報処理装置30からの指示に応じて発光する。撮像装置31は、この発光部12から発せられる光を撮像し、撮像された画像を情報処理装置30に対して出力する。さらに、後述するように操作デバイス10は複数種類のセンサを備えており、これらのセンサの検出結果を情報処理装置30に送信する。情報処理装置30は、撮像装置31の撮像画像内における発光部12の位置や大きさと、操作デバイス10が内蔵するセンサの検出結果と、を用いて、操作デバイス10の姿勢(位置や向き)を特定する。これにより、ユーザは操作デバイス10に設けられた操作ボタン等を操作するだけでなく、操作デバイス10自体を動かすことによって、情報処理装置30に対する操作入力を行うことができる。
次に、操作デバイス10の構造について説明する。図2〜4は操作デバイス10の外観を示す図であって、図2は操作デバイス10の正面図、図3は正面側から見た斜視図、図4は背面側から見た斜視図である。これらの図に示すように、操作デバイス10は、本体部11及び発光部12を備え、本体部11の側面には複数の操作ボタンが設けられている。ユーザは、本体部11の中央近傍を把持して、各操作ボタンを指で押下する操作入力を行う。なお、以下では操作デバイス10の左右方向をX軸、上下方向(長手方向)をY軸、前後方向をZ軸と表記する。
本体部11は、全体として円柱状に形成されており、その一端に発光部12が取り付けられている。具体的に、本体部11の筐体は、正面部11aと、背面部11bと、上面部11cと、底面部11dと、から構成されている。正面部11a及び背面部11bは、それぞれ円筒を長手方向に沿って半分に分割した形状をなしており、この両者が組み合わされて円筒状の本体部11の側面を形成している。上面部11cは、中央が開口した円盤状に形成されており、この開口を通じて発光部12が本体部11に内蔵された基板20と接続されている。底面部11dは、半球状に形成されている。
発光部12は、シリコーン樹脂等の光を透過する素材で形成された球状の外殻12aと、その内部に配置された複数のLED12bと、を含んで構成される。本実施形態では、光の3原色に対応する3個のLED12bがそれぞれ情報処理装置30からの指示に応じた強度で発光することにより、発光部12が様々な色で発光する。
本体部11の筐体表面には、ユーザによる操作対象となる操作ボタンとして、メインボタン13、トリガーボタン14、補助ボタン15a〜15d、スタートボタン16、セレクトボタン17、及び電源ボタン18が配置されている。具体的に、メインボタン13、補助ボタン15a〜15d、及び電源ボタン18は、それぞれ正面部11aに形成された開口内に配置される。トリガーボタン14は、背面部11bに形成された開口内に配置される。また、スタートボタン16及びセレクトボタン17は、正面部11aと背面部11bとの境界位置に配置されている。以下、これらの操作ボタンの配置について、説明する。
メインボタン13は、操作デバイス10の正面側において、ユーザが操作デバイス10を手で把持する際に親指を置く位置に配置されている。トリガーボタン14は、操作デバイス10の背面側(すなわち、メインボタン13が配置されている側と反対側)に、メインボタン13と対向するように配置されている。ユーザは、本体部11の中心近傍の部分を把持して、メインボタン13を親指で操作しながら、人差し指でトリガーボタン14を操作することができる。なお、トリガーボタン14は、単にユーザがボタンを押しているか押していないかを示す二値の情報を出力するのではなく、ユーザがどの程度の量だけ当該ボタンを押し込んでいるかを検知し、この押し込み量を示す情報を出力可能になっている。
メインボタン13の周囲には、メインボタン13を取り囲むように4個の補助ボタン15a〜15dが配置されている。これらの補助ボタン15a〜15dは、アプリケーションプログラム実行中に、メインボタン13とともに各種の操作入力に用いられる。
スタートボタン16及びセレクトボタン17は、例えば情報処理装置30がゲームアプリケーションプログラムを実行する際に、ユーザがゲームの開始や選択、一時停止等を行うために用いられる。スタートボタン16は、本体部11の右側面に配置されており、セレクトボタン17は、スタートボタン16と対向するように、本体部11の左側面に配置されている。
電源ボタン18は、本体部11の正面のうち、メインボタン13が配置された位置よりも下方に配置されている。この電源ボタン18は、操作デバイス10の電源をオンにしてその動作を開始させたり、電源をオフにしてその動作を終了させたりするために用いられる。
また、本体部11内には、基板20が配置されている。図5は操作デバイス10内における基板20の配置を示す図であって、本体部11の筐体を構成する底面部11d及び背面部11bを取り外した操作デバイス10を、背面側から見た様子を示している。同図に示すように、基板20は略矩形状であって、操作デバイス10のX軸及びY軸に平行な向きで配置されている。
図5に示すように、基板20の操作デバイス10背面側の面には、地磁気センサ21が配置されている。本実施形態では、地磁気センサ21は3軸地磁気センサであって、操作デバイス10のXY平面、YZ平面、及びZX平面を基準面として、これらの基準面それぞれに対する地磁気の向きを検知するものとする。この各面の地磁気の検出結果の時間変化を解析することで、操作デバイス10の向きの変化が特定できる。なお、図には示していないが、操作デバイス10には、当該操作デバイス10の姿勢や動きを検出するセンサとして、地磁気センサ21のほかに、加速度センサやジャイロセンサも内蔵されている。
さらに、基板20の操作デバイス10正面側の面には、メインボタン13、補助ボタン15a〜15d、及び電源ボタン18の接点が配置されている。接点が基板20上に配置されているため、これらのボタンをユーザが押下する操作を行った場合、基板20に対して力が加わることになる。そして、基板20上において地磁気センサ21の位置に近い位置に配置された接点に対して力が加えられた場合、この力によって基板20にわずかな歪みが生じ、地磁気センサ21の測定結果に影響を及ぼすことが考えられる。図6は、このような基板20の歪みによって生じ得る地磁気センサ21の向きの変化を模式的に示す説明図であって、一例として補助ボタン15aの接点15a1に対して力が加えられた場合を示している。なお、この図においては、説明のために基板20の歪みは強調して示されている。このような影響による地磁気センサ21の測定結果の変動は、操作デバイス10自体の向きは変化していないにも関わらず生じるので、地磁気センサ21の測定結果を用いて操作デバイス10の姿勢を検出する場合には、測定誤差の原因となる。
このような地磁気センサ21の測定誤差は、操作デバイス10が備える複数の操作ボタンのうち、特定のボタンが操作されたときに生じると考えられる。具体的には、補助ボタン15aに対してユーザの操作があったときに、特に地磁気センサ21の測定結果に影響が生じる。補助ボタン15aは、他の操作ボタンの接点と比較して、基板20上において地磁気センサ21に近い位置に接点15a1が配置されているからである。なお、図5においては、基板20の背面側から見た場合の接点15a1の位置が、破線により示されている。そこで、本実施形態に係る情報処理装置30は、このような操作ボタンに対するユーザの操作によって生じる地磁気センサ21の測定誤差を回避するための処理を実行する。
次に、情報処理装置30の構成について説明する。情報処理装置30は、図7に示すように、制御部33と、記憶部34と、通信部35と、を含んで構成されている。
制御部33は、CPU等のプログラム制御デバイスであって、記憶部34に記憶されているプログラムに従って各種の情報処理を行う。本実施形態において制御部33が実行する処理については、後述する。
記憶部34は、RAMやROM等のメモリ素子を含んで構成され、制御部33が実行するプログラム、及び制御部33が実行する処理に用いられる各種のデータを記憶する。また、記憶部34は、制御部33のワークメモリとしても機能する。特に本実施形態では、操作デバイス10から送信される情報が、記憶部34内に一時的に記憶される。
通信部35は、例えばBluetooth(登録商標)規格に基づく無線通信インタフェースであって、操作デバイス10との間で情報の送受信を行う。
以下、本実施形態において情報処理装置30が実現する機能について、説明する。図8に示すように、情報処理装置30は、機能的に、操作デバイス情報受信部41と、操作判定部42と、姿勢特定部43と、を含んで構成される。これらの機能は、制御部33が記憶部34に格納されたプログラムを実行することにより、実現される。このプログラムは、例えばインターネット等の通信ネットワークを介して情報処理装置30に提供されてもよいし、光ディスク等のコンピュータ読み取り可能な各種の情報記憶媒体に格納されて提供されてもよい。
操作デバイス情報受信部41は、所定時間おき(例えば11.25msおき)に、操作デバイス10が送信する情報を受信する。ここで、操作デバイス10から受信する情報には、操作デバイス10が備える操作ボタンに対してユーザが行った操作の内容を示す情報(以下、操作情報という)が含まれる。また、操作デバイス10が備えるセンサ(すなわち、地磁気センサ21、加速度センサ、及びジャイロセンサ)の検出結果を示す情報(以下、センサ情報という)も含まれる。
操作判定部42は、操作デバイス情報受信部41が受信した操作情報を用いて、操作デバイス10が備える複数の操作ボタンのうち、特定の操作ボタン(ここでは補助ボタン15aとする)に対してユーザによる操作がなされたか否かを判定する。具体的には、操作情報を参照して、その中に補助ボタン15aが押下中であることを示す情報が含まれていれば、ユーザによる操作がなされていると判定する。なお、操作判定部42は、前回判定時における補助ボタン15aの状態(押下されているか否か)を示す情報を記憶しておき、新たに判定を行う際には、前回判定時と比較して補助ボタン15aの状態が変化したか否かによって、操作がなされたか否かを判定してもよい。この場合、ユーザが補助ボタン15aを押下し始めたタイミング、及び補助ボタン15aから手を離したタイミングで、操作判定部42は補助ボタン15aに対する操作がなされたと判定し、ユーザが補助ボタン15aを押し続けている間は、補助ボタン15aに対する操作はなされていないと判定することになる。
姿勢特定部43は、操作デバイス情報受信部41が受信したセンサ情報、及び撮像装置31の撮像画像を用いて、操作デバイス10の姿勢(すなわち、実空間上における位置及び向き)を特定する姿勢特定処理を行う。このような処理を所定時間おきに繰り返すことにより、情報処理装置30はユーザが操作デバイス10をどのように動かしているかを継続的にモニタし、その動きに応じた情報処理を実行できる。具体的に、姿勢特定部43は、撮像装置31によって撮像された撮像画像内から、発光部12の発する光の位置を特定することによって、撮像装置31の位置に対する発光部12の方向を特定する。また、撮像画像内における発光部12の大きさを用いて、撮像装置31から発光部12までの距離を特定する。また、地磁気センサ21の検出結果を用いて、操作デバイス10の向きを特定する。さらに、操作デバイス10の位置や向きを特定するために、加速度センサやジャイロセンサの検出結果を利用してもよい。
さらに本実施形態では、姿勢特定部43は、操作判定部42によって補助ボタン15aに対する操作がなされていると判定された場合には、地磁気センサ21を用いた姿勢特定処理の実行を制限する。具体的には、操作判定部42による判定に用いた操作情報とともに受信された地磁気センサ21の検出結果の情報を用いずに、他の情報(すなわち、撮像装置31による撮像画像や加速度センサ、ジャイロセンサの検出結果)だけを用いて、操作デバイス10の姿勢を特定する。こうすれば、姿勢特定部43は、補助ボタン15aに対してユーザの操作があった場合、そのタイミングにおける姿勢特定処理に限り、地磁気センサ21の検出結果の利用を制限することで、ユーザの操作によって生じる姿勢特定時の誤差を排除できる。
なお、以上の説明では、補助ボタン15aに対してユーザの操作があった場合、姿勢特定部43は、地磁気センサ21の測定結果を全て使用せずに姿勢特定処理を実行することとしたが、地磁気センサ21の測定結果の一部だけを使用しないこととしてもよい。例えば姿勢特定部43は、3つの基準面それぞれについての測定結果のうち、ユーザの操作によって検出結果に影響が生じると想定される特定の基準面の測定結果だけ、使用を制限することとしてもよい。具体例として、姿勢特定部43は、ユーザの操作によって操作ボタンが駆動する方向(すなわち、ユーザの力が加わる方向)に平行な向きの基準面の測定結果について、その使用を制限する。補助ボタン15aは、操作デバイス10の正面側から背面側に向けて、すなわちZ軸方向に沿って操作される。そこで、姿勢特定部43は、補助ボタン15aに対する操作がなされた場合、YZ平面及びZX平面に対する地磁気センサ21の検出結果を使用しないこととし、XY平面に対する検出結果だけを姿勢特定処理に利用する。
また、姿勢特定部43は、補助ボタン15aに対してユーザの操作があったタイミングにおいては、地磁気センサ21だけでなく、操作デバイス10から送信されるいずれのセンサの検出結果も用いないこととし、撮像装置31の撮像画像に基づいて操作デバイス10の位置を検出する処理だけを実行することとしてもよい。あるいは、撮像画像に基づく操作デバイス10の位置検出も行わず、当該タイミングでは操作デバイス10の位置や姿勢は変化していない(あるいは所定の動きを等速度で続けている)ものと仮定して、アプリケーションプログラムに係る処理を実行してもよい。
ここで、制御部33が実行する処理の流れの一例について、図9のフロー図を用いて説明する。
まず制御部33は、操作デバイス10から送信される操作情報及びセンサ情報を受信する(S1)。そして、S1で受信した操作情報が、補助ボタン15aに対するユーザの操作があったことを示しているか否か判定する(S2)。
S2でユーザの操作があったと判定した場合、制御部33は、S1で受信したセンサ情報に含まれる地磁気センサ21の検出結果を用いずに、姿勢特定処理を実行する(S3)。一方、S2でユーザの操作がなかったと判定した場合、制御部33は、地磁気センサ21の検出結果を用いて、姿勢特定処理を実行する(S4)。S3及びS4いずれの場合も、姿勢特定処理の結果得られた操作デバイス10の姿勢情報に基づいて、例えば表示装置32に表示する画像の内容を更新するなど、操作デバイス10の姿勢の変化を反映した情報処理を実行する(S5)。
その後、制御部33は、所定時間(例えば11.25ms)の経過を待って(S6)、S1に戻って処理を繰り返す。このような処理の流れによれば、制御部33は定期的に操作デバイス10から送信される操作情報を受信し、補助ボタン15aに対してユーザの操作があったことを示す操作情報を得られたときだけ、地磁気センサ21の検出結果を用いた姿勢特定処理を制限することができる。
以上説明した本実施形態に係る情報処理装置30によれば、地磁気センサ21の検出結果に対して影響を与える可能性のあるユーザの操作が操作デバイス10に対してなされたときに、地磁気センサ21の検出結果を用いた姿勢特定処理を制限することで、姿勢特定処理におけるユーザの操作に起因する誤差の発生を避けることができる。
なお、本発明の実施の形態は、以上説明したものに限られるものではない。例えば以上の説明においては補助ボタン15aに対するユーザの操作があった場合に、地磁気センサ21の検出結果の使用を制限することとしたが、これに限らず、情報処理装置30は、他の操作ボタンに対するユーザの操作があった場合に、地磁気センサ21の検出結果を用いた姿勢特定処理の実行を制限することとしてもよい。また、予め定められた複数の操作ボタンのいずれか、又はその全てに対してユーザの操作がなされたと判定された場合に、地磁気センサ21の検出結果の使用を制限することとしてもよい。さらに、複数の操作ボタンのそれぞれについてユーザの操作がなされたか否かを判定する場合、どの操作ボタンが操作されたかに応じて、3つの基準面それぞれに対する地磁気センサ21の3つの検出結果のうち、操作された操作ボタンの操作方向に対応する基準面の検出結果だけ使用しないこととしてもよい。
また、以上の説明においては、操作デバイス情報受信部41が受信した操作情報に基づいてユーザの操作がなされたと判定した場合に、当該操作情報とともに受信した地磁気センサ21の検出結果だけを使用しないこととしている。しかしながら、例えば姿勢特定部43は、補助ボタン15aに対してユーザの操作がなされたと判定された場合、その時点から所定の期間にわたって、地磁気センサ21の検出結果の使用を制限することとしてもよい。
また、以上の説明では、操作デバイス10の特定の操作ボタンに対してユーザの操作がなされたか否かを、情報処理装置30が判定することとしたが、操作デバイス10がこのような判定処理を実行してもよい。この場合、操作デバイス10に内蔵された演算素子が、操作デバイス10の特定の操作ボタンから出力される信号に対して判定処理を行って、当該操作ボタンに対する操作がなされたか否かを判定する。そして、操作がなされたと判定した場合には、当該操作のタイミングに応じたタイミングで地磁気センサ21から得られた検出結果の出力を制限することとする。こうすれば、特定の操作ボタンに対してユーザの操作がなされた場合には、そもそも外部への地磁気センサ21の検出結果の出力を制限することで、誤差を含んでいる可能性のある検出結果に基づく情報処理が実行されてしまうことを防ぐことができる。
また、操作デバイス10と情報処理装置30とは、一体に構成されていてもよい。例えば情報処理装置30が携帯型ゲーム機や携帯情報端末などの場合、外部の操作デバイスではなく、情報処理装置30自体が地磁気センサや操作ボタンを備えている。この場合にも、情報処理装置30は、特定の操作ボタンに対してユーザの操作がなされた場合、そのタイミングにおける地磁気センサの検出結果の使用を制限することで、ユーザの操作に起因する地磁気センサの測定誤差を避けることができる。
1 情報処理システム、10 操作デバイス、11 本体部、12 発光部、13 メインボタン、14 トリガーボタン、15a〜15d 補助ボタン、16 スタートボタン、17 セレクトボタン、18 電源ボタン、20 基板、21 地磁気センサ、30 情報処理装置、31 撮像装置、32 表示装置、33 制御部、34 記憶部、35 通信部、41 操作デバイス情報受信部、42 操作判定部、43 姿勢特定部。

Claims (4)

  1. 基板と、前記基板上に配置された地磁気センサと、ユーザの操作入力に用いられる複数の操作ボタンと、を備える操作デバイスに接続される情報処理装置であって、
    前記地磁気センサの検出結果、及び前記複数の操作ボタンに対するユーザの操作内容を示す情報を前記操作デバイスから受信する受信手段と、
    前記受信した操作内容を示す情報を用いて、前記複数の操作ボタンのうち、前記基板上において他の操作ボタンの接点よりも前記地磁気センサに近い位置に接点が配置されている所定の操作ボタンに対する操作がなされたか否かを判定する判定手段と、
    前記受信した地磁気センサの検出結果を用いて前記操作デバイスの姿勢を特定する手段であって、前記所定の操作ボタンに対する操作がなされたと判定した場合には、当該地磁気センサの検出結果を用いた前記操作デバイスの姿勢の特定を制限する姿勢特定手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 基板と、前記基板上に配置された地磁気センサと、ユーザの操作入力に用いられる複数の操作ボタンと、を備える操作デバイスに接続される情報処理装置の制御方法であって、
    前記地磁気センサの検出結果、及び前記複数の操作ボタンに対するユーザの操作内容を示す情報を前記操作デバイスから受信するステップと、
    前記受信した操作内容を示す情報を用いて、前記複数の操作ボタンのうち、前記基板上において他の操作ボタンの接点よりも前記地磁気センサに近い位置に接点が配置されている所定の操作ボタンに対する操作がなされたか否かを判定するステップと、
    前記受信した地磁気センサの検出結果を用いて前記操作デバイスの姿勢を特定するステップであって、前記所定の操作ボタンに対する操作がなされたと判定した場合には、当該地磁気センサの検出結果を用いた前記操作デバイスの姿勢の特定を制限するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  3. 基板と、前記基板上に配置された地磁気センサと、ユーザの操作入力に用いられる複数の操作ボタンと、を備える操作デバイスに接続されるコンピュータを、
    前記地磁気センサの検出結果、及び前記複数の操作ボタンに対するユーザの操作内容を示す情報を前記操作デバイスから受信する受信手段、
    前記受信した操作内容を示す情報を用いて、前記複数の操作ボタンのうち、前記基板上において他の操作ボタンの接点よりも前記地磁気センサに近い位置に接点が配置されている所定の操作ボタンに対する操作がなされたか否かを判定する判定手段、及び
    前記受信した地磁気センサの検出結果を用いて前記操作デバイスの姿勢を特定する手段であって、前記所定の操作ボタンに対する操作がなされたと判定した場合には、当該地磁気センサの検出結果を用いた前記操作デバイスの姿勢の特定を制限する姿勢特定手段、
    として機能させるためのプログラム。
  4. 請求項記載のプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
JP2010026911A 2010-02-09 2010-02-09 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体 Active JP5379036B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010026911A JP5379036B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体
US13/017,236 US8333664B2 (en) 2010-02-09 2011-01-31 Information processing apparatus, control method therefor, operation device, and information storage medium
CN2011100342429A CN102147657B (zh) 2010-02-09 2011-02-01 信息处理装置及其控制方法、操作器件和信息存储介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010026911A JP5379036B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011164930A JP2011164930A (ja) 2011-08-25
JP5379036B2 true JP5379036B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=44354146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010026911A Active JP5379036B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8333664B2 (ja)
JP (1) JP5379036B2 (ja)
CN (1) CN102147657B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7135859B2 (ja) * 2016-10-25 2022-09-13 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、方法及びプログラム
CN111375201A (zh) * 2020-02-24 2020-07-07 珠海格力电器股份有限公司 一种游戏控制器及其语音交互控制方法、装置和存储介质

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7532901B1 (en) * 2001-03-16 2009-05-12 Radeum, Inc. Methods and apparatus to detect location and orientation in an inductive system
JP4586525B2 (ja) * 2004-12-20 2010-11-24 ヤマハ株式会社 バーチャルドラム装置
JP2007301055A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Sega Corp コントローラおよび入力信号処理プログラム
CN101578570B (zh) * 2007-07-04 2011-09-21 索尼株式会社 输入设备、控制设备、控制系统、控制方法、以及手持设备
CN102282528A (zh) * 2008-11-14 2011-12-14 索尼计算机娱乐公司 操作装置
US8920240B2 (en) * 2010-04-19 2014-12-30 Guillemot Corporation S.A. Directional game controller

Also Published As

Publication number Publication date
CN102147657B (zh) 2013-12-04
US20110195784A1 (en) 2011-08-11
CN102147657A (zh) 2011-08-10
US8333664B2 (en) 2012-12-18
JP2011164930A (ja) 2011-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6574892B2 (ja) 制御装置及び制御プログラム
JP6626576B2 (ja) 操作デバイス、及び制御システム
US7831064B2 (en) Position calculation apparatus, storage medium storing position calculation program, game apparatus, and storage medium storing game program
EP2258456B1 (en) Operation device
CN110917611B (zh) 游戏控制器
KR102551686B1 (ko) 외부 전자 장치의 위치 및 움직임에 기반하여 외부 전자 장치와 관련된 객체를 표시하는 전자 장치 및 방법
JP5379036B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体
JP4940294B2 (ja) 情報処理システム、操作デバイス及び情報処理方法
US20120062454A1 (en) Information Processing System
US20230244326A1 (en) Information processing system, non-transitory computer-readable storage medium having stored therein information processing program, and information processing method
JP5161900B2 (ja) 操作デバイス
JP6528193B2 (ja) 電子機器
JP6573457B2 (ja) 情報処理システム
US8725445B2 (en) Calibration of the accelerometer sensor of a remote controller
US8485904B2 (en) Operation device
JP5531751B2 (ja) 表示装置
JP2015138299A (ja) 指示具及び座標検出システム
KR20090075348A (ko) 가상현실에서의 동작 제어 시스템 및 방법
CN113596656A (zh) 耳机状态检测方法、装置、设备及存储介质
TWI789595B (zh) 具有不同型態的按鍵的體積量測裝置
JP6124128B2 (ja) 携帯端末
JP6666121B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理プログラム
JP2011164931A (ja) 操作デバイス
JP2021096504A (ja) 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム
JP5333168B2 (ja) 光学的情報読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5379036

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250