JP5375036B2 - 発電システム - Google Patents

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Description

本発明は、発電システムに関する。
例えば、特許文献1には、変換手段であるDC/DCコンバータの通過電力を制限する手法が開示されている。具体的には、DC/DCコンバータの一次側は二次電池に接続され、二次側は発電手段である燃料電池とトラクションモータとに並列接続されている。DC/DCコンバータは、二次電池の放電時には、二次電池の出力電圧を昇圧してトラクションモータに供給する一方で、二次電池の充電時には、燃料電池の出力電圧またはトラクションインバータが回生した直流電圧を降圧して二次電池を充電する。そして、二次電池の放電時と充電時とで通過電力の上限値を変更する。
特開2006−204032号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法によれば、通過電力を制限することで、変換手段の発熱は抑えられるが、発電手段の発電量を減らす必要があり、発電手段の出力を制限しなければならない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、通過電力を制限することなく、変換手段の発熱を抑制することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、変換手段の温度が、高温状態を判定するための判定値よりも高い場合、かつ、変換手段の発電手段側の電圧が、変換手段の蓄電手段側の電圧よりも小さい場合には、変換手段の蓄電手段側に接続された補機の消費電力を増加させることにより、変換手段の蓄電手段側の電圧を低下させる抑制制御を行う。
本発明によれば、抑制制御を行うことにより、変換手段の素子温度上昇に伴う抵抗増による損失を小さくすることができ、電圧変換効率が向上する。そのため、同じ通過電力でも発熱しにくくなるので、通過電力を制限することなく変換手段の発熱量を抑えることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる発電システムの構成を模式的に示すブロック図である。第1の実施形態にかかる発電システムは、移動体である車両に搭載されており、当該車両は、電力によって駆動する。発電システムは、燃料電池システム10、負荷である電動モータ20、DC/DCコンバータ30、二次電池40およびコントローラ60を主体に構成されている。
発電手段である燃料電池システム10は、固体高分子電解質膜を挟んで燃料極と酸化剤極とを対設した燃料電池構造体をセパレータで挟持して、これを複数積層して構成される燃料電池スタック(燃料電池)11を備える。この燃料電池スタック11は、燃料極に燃料ガスが供給されるとともに、酸化剤極に酸化剤ガスが供給されることにより、これらの反応ガスを電気化学的に反応させて発電を行う。本実施形態では、燃料ガスとして水素を、酸化剤ガスとして空気を用いるケースについて説明する。
燃料電池システムには、燃料電池スタック11に水素を供給するための水素系(図示せず)と、燃料電池スタック11に空気を供給するための空気系(図示せず)とが備えられている。水素系および空気系には、燃料電池スタック11が発電を行うために必要な種々の補機12、例えば、水素および空気を供給するための循環ポンプやコンプレッサなどが設けられている。
燃料電池スタック11には、車両を駆動する電動モータ20がインバータ(図示せず)を介して接続されており、燃料電池スタック11において発電された電力(以下「スタック電力」という)は、インバータを介して電動モータ20へ供給される。インバータは、後述する第1の電源ラインLsから分岐した負荷系ラインLmを介して燃料電池スタック11と電気的に接続されている。
燃料電池スタック11には、変換手段であるDC/DCコンバータ30が接続されるとともに、このDC/DCコンバータ30を介して蓄電手段である二次電池40が接続される。DC/DCコンバータ30と燃料電池スタック11との間は、第1の電源ラインLsによって電気的に接続されており、DC/DCコンバータ30と二次電池40との間は、第2の電源ラインLbによって電気的に接続されている。燃料電池スタック11から出力されるスタック電力は、DC/DCコンバータ30を介して二次電池40に供給可能である。また、燃料電池スタック11から出力されるスタック電力は、燃料電池スタック11において発電を行うために必要な種々の補機12および車両に搭載されるに種々の補機50(例えば、エアコンなど)に供給可能となっている。これらの補機12,50は、第2の電源ラインLbから分岐した電力供給ラインLlに接続されている。
DC/DCコンバータ30は、燃料電池スタック11からの出力(スタック出力)、すなわち、第1の電源ラインLsから入力する電流を電圧変換して第2の電源ラインLbに出力する。本実施形態において、DC/DCコンバータ30は、電流を双方向に流す双方向性のコンバータであり、二次電池40からの出力、すなわち、第2の電源ラインLbから入力する電流を電圧変換して第1の電源ラインLsに出力することもできる。
二次電池40は、電力を充電可能であるとともに、この充電した電力を放電可能な蓄電手段であり、次に示すような機能を担っている。まず、二次電池40は、補機12,50に対してそれを駆動するために必要な電力を供給する。また、車両側から要求される電力(要求電力)に対して、燃料電池スタック11のスタック電力が不足する場合、不足分の電力を電動モータ20および補機12,50に供給する。さらに、燃料電池スタック11のスタック電力が要求電力に対して余剰となった場合、余剰分の電力を蓄電し、また、電動モータ20の回生電力を蓄電する。
コントローラ(制御手段)60は、システム全体を統合的に制御する機能を担っており、制御プログラムに従って動作することにより、システムの運転状態を制御する。コントローラ60としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。このコントローラ60は、システムの状態に基づいて、各種の演算を行い、この演算結果を制御信号として各種のアクチュエータ(図示せず)に出力する。
コントローラ60には、システムの状態を検出するために、各種センサ等からのセンサ信号が入力されている。スタック側電圧センサ61は、DC/DCコンバータ30の燃料電池スタック11側の電圧(以下「スタック側電圧」という)を検出する。二次電池側電圧センサ62は、DC/DCコンバータ30の二次電池40側の電圧(以下「二次電池側電圧」という)を検出する。電流センサ63は、燃料電池スタック11の電流(以下「スタック電流」という)を検出する。二次電池温度センサ64は、二次電池40の温度(以下「二次電池温度」という)を検出する。PM温度センサ65は、DC/DCコンバータ30の温度(以下「PM温度」という)を検出する。また、コントローラ60には、DC/DCコンバータ30から、このDC/DCコンバータ30を通過する電力(以下「PM通過電力」という)を示す信号、および、温度上昇を抑制する観点から出力の制限(通過電力の制限)を行う信号が入力される。また、二次電池40からは、二次電池の充電量を示す信号が入力されている。さらに、コントローラ60には、ドライバによるアクセル操作量、例えば、アクセルペダルの踏込量を検出するセンサ(図示せず)から、アクセル操作量を示す信号が入力されている。
本実施形態との関係において、コントローラ60は、PM温度が高温状態を判定するための判定値よりも高い場合、スタック側電圧Vsと、二次電池側電圧Vbとの差が小さくなるような抑制制御を行う。
図2は、本発明の第1の実施形態にかかる発電システムの制御方法を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、コントローラ60によって所定の周期で実行される。なお、コントローラ60は、フローチャートに示す一連の処理を行う前提として、各種センサ等からセンサ信号を読み込んでいる。
まず、ステップ1(S1)において、コントローラ60は、後述するステップ2(S2)からステップ4(S4)またはステップ5(S5)までの一連の処理を実行するための温度条件を具備するか否かを判断する。具体的には、コントローラ60は、PM温度が温度判定値よりも大きいか否かを判断する。この温度判定値は、DC/DCコンバータ30を構成する素子に高温にともなう不具合の発生を抑制する観点から、DC/DCコンバータ30の高温状態を判定するための判定値(上限温度)であり、実験やシミュレーションを通じてその最適値が予め設定されている。
ステップ1において肯定判定された場合、すなわち、PM温度が温度判定値よりも大きい場合には、ステップ2に進む。一方、ステップ1において肯定判定された場合、すなわち、PM温度が温度判定値以下の場合には、後述するステップ6(S6)に進む。
ステップ2において、コントローラ60は、スタック側電圧Vsおよび二次電池側電圧Vbが、以下に示す関係式のいずれか一方を満足するか否かを判断する。
(数式1)
Vs < Vb−α ・・・(1)
Vs > Vb+β ・・・(2)
定数αは、二次電池側電圧Vbがスタック側電圧Vsよりも確実に大きいことを判定するための値であり、定数βは、スタック側電圧Vsが二次電池側電圧Vbよりも確実に大きいことを判定するための値である。定数α,βは、実験やシミュレーションを通じて、最適値が予め設定されている。
ステップ2において肯定判定された場合、二次電池側電圧Vbがスタック側電圧Vsよりも確実に大きい、或いは、スタック側電圧Vsが二次電池側電圧Vbよりも確実に大きい場合には、ステップ3(S3)に進む。一方、ステップ2において否定判定された場合、二次電池側電圧Vbがスタック側電圧Vsよりも確実に大きくない、或いは、スタック側電圧Vsが二次電池側電圧Vbよりも確実に大きくない場合には、ステップ6に進む。
ステップ3において、コントローラ60は、現在の電圧状態が、二次電池側電圧Vbがスタック側電圧Vsよりも確実に大きい状態であるか否かを判断する(Vs<Vb−α)。このステップ3において肯定判定された場合には、ステップ4に進む。一方、ステップ3において否定判定された場合には、ステップ5に進む。
ステップ4において、コントローラ60は、第1の抑制制御を行う。図3は、第1の抑制制御ルーチンを示すフローチャートである。まず、ステップ10(S10)において、コントローラ60は、車両の駆動出力Pvを読み込む。コントローラ60は、アクセル操作量や、二次電池の充電量、燃料電池スタック11の発電量などに基づいて、電動モータ20の駆動出力Pvを制御しており、この値が読み込まれる。
ステップ11(S11)において、スタック電圧Vsと二次電池電圧Vbとに基づいて、DC/DCコンバータ30における燃料電池スタック11側と二次電池40側との電位差Vsb(以下「PM電位差」という)を算出する。PM電位差Vsbは、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vbとの差であり、本実施形態では、スタック側電圧Vから二次電池側電圧Vbを減算することにより算出される。
ステップ12において、コントローラ60は、PM電位差Vsbに基づいて、DC/DCコンバータ30の効率であるPM効率ηを算出する。図4は、PM電位差VsbとPM効率ηとの対応関係を示す説明図である。同図に示すように、PM効率ηは、PM電位差Vsbが0に近づく程高くなる傾向を有している。PM電位差VsbとPM効率ηとの対応関係は、DC/DCコンバータ30の特性を事前に評価することにより取得することができる。コントローラ60は、PM電位差VsbとPM効率ηとの対応関係をROMに保持しており、この対応関係を参照し、PM電位差Vsbに基づいてPM効率ηを算出する。
ステップ13(S13)において、コントローラ60は、発電ゲインGpを演算する。発電ゲインGpは、補機12に供給される電力に対するスタック電力の比率である。発電ゲインGpは、実験やシミュレーションを通じて、燃料電池スタック11の発電状態に応じてその値を予め求めておき、ROM内に格納しておいてもよく、あるいは、直近の発電状態から算出してもよい。
ステップ14(S14)において、コントローラ60は、DC/DCコンバータ30の温度上昇を抑制するために守るべきDC/DCコンバータ30の発熱量の上限値Nmax(以下「上限発熱量」という)を読み込む。上限発熱量Nmaxは、DC/DCコンバータ30の特性を評価することにより、実験やシミュレーションを通じて予め取得することができる。
ステップ15(S15)において、コントローラ60は、PM通過電力の上限値Ppmupを演算する。この上限値Ppmupは、下式に基づいて算出される。
(数式2)
Ppmup = Nmax/(1−η)
ここで、上限値Ppmupは、正の値であり、DC/DCコンバータ30を二次電池40側から燃料電池スタック11側へと通過する電力の上限値を表す。
ステップ16(S16)において、コントローラ60は、スタック電力の下限値Psmin(以下「スタック下限電力」という)を算出する。このスタック下限電力Psminは、下式に基づいて算出される。
(数式3)
Psmin = Pv−Ppmup
ステップ17(S17)において、コントローラ60は、スタック電力の上限値Psmax(以下「スタック上限電力」という)を算出する。このスタック上限電力Psmaxは、下式に基づいて算出される。
(数式4)
Psmax = Gp/(Gp−1)×Pv
ステップ18(S18)において、コントローラ60は、燃料電池スタック11の発電電力(スタック電力)Psがスタック下限電力Psminからスタック上限電力Psmaxまでの範囲となるように、燃料電池スタック11の発電状態を制御する。この制御により、二次電池40が放電されることとなり、結果的に、スタック側電圧sと二次電池側電圧bとが近づく傾向となる。
一方、ステップ5において、コントローラ60は、第2の抑制制御を行う。図5は、第2の抑制制御ルーチンを示すフローチャートである。第2の抑制制御において、ステップ20(S20)からステップ23(S23)までの処理は、第1の抑制制御におけるステップ10からステップ14までの処理(ステップ13は除く)にそれぞれ対応している。
ステップ23に続くステップ24(S24)において、コントローラ60は、PM通過電力の下限値Ppmloを演算する。この下限値Ppmloは、下式に基づいて算出される。
(数式5)
Ppmlo = Nmax/(1−η)
ここで、下限値Ppmloは、負の値であり、DC/DCコンバータ30を燃料電池スタック11側から二次電池40側へと通過する電力の下限値を表す。
ステップ25(S25)において、コントローラ60は、スタック下限電力Psminを算出する。このスタック下限電力Psminは、下式に基づいて算出される。
(数式6)
Psmin = Pv
ステップ26(S26)において、コントローラ60は、スタック上限電力Psmaxを算出する。このスタック上限電力Psmaxは、下式に基づいて算出される。
(数式7)
Psmax = Pv−Ppmlo
ステップ18(S18)において、コントローラ60は、燃料電池スタック11の発電電力(スタック電力)Psがスタック下限電力Psminからスタック上限電力Psmaxまでの範囲となるように、燃料電池スタック11の発電状態を制御する。この制御により、二次電池40が充電されることとなり、結果的に、スタック側電圧sと二次電池側電圧bとが近づく傾向となる。
図2を参照するに、ステップ6において、コントローラ60は、上述した第1の抑制制御または第2の抑制制御を行うことなく、通常の発電制御を行う。
以下、本実施形態にかかる発電システムの制御概念について説明する。図6は、本実施形態の制御手法を適用しないケースに関するタイミングチャートである。同図は、スタック出力(スタック電力)と車両の駆動出力とがともに低い状態から、加速のためにスタック出力を100kWおよび車両の駆動出力を90kWまで増加させたシーンにおける種々のパラメータの推移を示す。具体的に、(a)から(g)は、出力、補機電力、電圧、PM通過電力、二次電池電力、DC/DCコンバータ30の発熱量(以下「PM発熱量」という)、PM効率に関する推移をそれぞれ示す。ここで、(a)の出力または(c)の電圧の推移において、実線は、スタック出力またはスタック側電圧を示し、破線は、駆動出力または二次電池側電圧を示している。
PM発熱量は、PM通過電力PpmとPM効率ηとに基づいて算出される。
(数式8)
PM発熱量 = Ppm×η
図6において、タイミングAより左側に位置する、車両の加速シーンを示す領域(一点鎖線で囲んだ領域)では、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vbとの差が大きい。この場合、図4に示すように、PM効率ηが比較的低い状態(例えば、92%)であるため、損失が大きくなる(損失8%)。登坂走行などのように冷却性能が低いシーンでは、PM発熱量が比較的大きくなるため、DC/DCコンバータ30が高温になってしまう虞がある。上記の領域において、PM通過電力が10kWとなるシーンでは、PM発熱量は0.8kWとなる。
ここで、タイミングAにおいて、温度上昇による素子の不具合を抑制するために、PM発熱量を最大で0.4kWとする出力制限を行うことを考える。具体的には、スタック出力を50kW、駆動出力を45kWまで制限する。PM通過電力が5kWに抑制され、損失が8%のままであるため、PM発熱量が0.4kWに抑制されることとなる。ただし、車両の駆動出力が、90kWから45kWに制限されることになる。そのため、車両の動力性能は大きく低下し、そのままで登坂走行を続けることさえ困難になってしまう可能性がある。
図7は、本実施形態の制御手法を適用した第1のケースに関するタイミングチャートである。同図に示す各パラメータは、図6のそれと対応している。図6と同様の走行シーンにおいて、温度上昇を抑制するために、PM発熱量を最大で0.4kWとする出力制限がタイミングBにおいて必要な場合を考える。
本実施形態では、駆動出力は90kWのままで、スタック出力を90kWまで低下させる。この場合、スタック出力の低下に伴い、補機12の消費電力も10kWから9kWへと低下する。ここで、スタック出力と駆動出力とを同等とするため、燃料電池スタック11から補機12へ供給できる電力はゼロとなり、補機12で消費する電力は二次電池40から放電されることになる。
スタック出力を100kWから90kWに変更することでスタック電流が低下すると、図8に示すように、スタック電圧が増加する。また、図9に示すように、二次電池40は、放電側に制御すると電圧が低下する特性をもっている。そのため、図7(c)に示すように、タイミングBからタイミングCにかけて、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vbとの差が小さくなる。タイミングBからタイミングCまでの区間では、スタック出力と駆動出力とがほぼ同等であるため、PM通過電力は概ねゼロとなる。数式8で示すように、PM発熱量は概ねゼロとなり、PM発熱量が最大値を越えるといった事態を抑制することができる。また、駆動出力を変更していないため、タイミングB以降であっても、タイミングB以前の状態と同様の動力性能で走行することが可能となる。
また、この状態で走行を続けると二次電池40の放電が継続される。図10に示すように、二次電池40の蓄電量と二次電池40の電圧と間には、蓄電量が低下すると電圧が低下するという関係がある。そのため、タイミングBからタイミングCまでの区間で二次電池40を放電して蓄電量が低下する。そして、タイミングCにおいて、スタック出力を90kWから100kWに変更することでスタック電流が増加すると、図8に示すように、スタック電圧が低下する。これにより、タイミングCにおいて、二次電池40からの放電を行わなくても、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vbとがほぼ対応する状態を実現することができる。
ここで、タイミングB以前では、損失が8%程度の状態で走行している。ところが、二次電池40の放電が行われることで、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vbとが対応することにより、損失4%程度の状態で走行することができる。また、タイミングC以降は、タイミングB以前と同様に、スタック出力を90kWから100kWまで引き上げる。この場合、PM通過電力は10kWとなるが、損失(1−η)が8%から4%へと低下している。そのため、PM発熱量を0.4kWまで低下した上で、駆動性能は低下させることがない。よって、その後も登坂走行が可能となる。
図11は、本実施形態の制御手法を適用した第2のケースに関するタイミングチャートである。同図に示す各パラメータは、図6のそれと対応している。図11に示す状態は、図6の加速時と同様の走行シーンでDC/DCコンバータ30の温度が上昇した後にアクセルを緩めることにより、スタック出力が50kWの状態に、車両の駆動出力が45kWの状態になった場合を示している。この場合、それまでのPM発熱量が大きかったため、PM通過電力が5kWで、PM発熱量が0.4kWの状態でも、DC/DCコンバータ30が上限温度に到達してしまう可能性がある。
ここで、温度上昇を抑制するために、PM発熱量を最大で0.22kWとする出力制限がタイミングDにおいて必要な場合を考える。この場合、駆動出力は45kWのままで、スタック出力を50kWから50.5kWまで増加させる。図11のタイミングDの直前では、二次電池側電圧Vbよりもスタック側電圧Vsが高い状態となっている。ところで、スタック出力の増加に伴い、燃料電池スタック11の発電のために必要な補機12の消費電力も5kWから5.05kWへと増加する。スタック出力の増加に伴いPM通過電力は、5kWから5.5kWへ増加する。補機12の消費電力は5.05kWまでしか増加しないため、その差である0.45kWは二次電池40へ充電されることとなる。
スタック出力を50kWから50.5kWに変更することでスタック電流が大きくなると、図8に示すように、スタック電圧が低下する。また、図9に示すように、二次電池40は、充電側に設定すると電圧が増加する。これにより、図11(c)に示すように、タイミングDからタイミングEにかけて、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vbとの電位差が小さくなる。また、タイミングDからタイミングEまでの区間では、PM通過電力をわずかに増加させている。スタック側電圧Vsと二次電池側電圧VbとをそろえることでPM効率ηを大きく(すなわち、損失を小さく)する効果と、PM通過電力をわずかに増やすことでPM発熱量を増やす側の効果とがある。そのため、これらのトータルでPM発熱量が最大値を越えないように制御することで、駆動出力を変更することなく、タイミングD以前の状態と同様の動力性能で走行することが可能となる。上述の例では、PM通過電力が5.5kWで損失が4%となるため、PM発熱量は0.22kWとなり上限温度に到達するといった事態を抑制することができる。
また、この状態で走行を続けると二次電池40への充電が継続される。図10に示すように、二次電池40の蓄電量と二次電池40の電圧との間には、蓄電量が低下すると電圧が低下するという関係がある。そのため、タイミングDからタイミングEまでの区間において二次電池40を充電して蓄電量が増加する。そして、タイミングEにおいて、スタック出力を50.5kWから50kWに変更することでスタック電流が低下すると、図8に示すように、スタック電圧が増加する。これにより、タイミングEにおいて、二次電池40への充電を行わなくても、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vsとがほぼ対応する状態を実現することができる。
ここで、タイミングD以前では、損失8%程度の状態で走行している。ところが、二次電池40の充電が行われることで、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vbとが対応することにより、損失4%程度の状態で走行することができる。また、タイミングE以降は、タイミングD以前と同様に、スタック出力を50.5kWから50kWまで引き下げる。この場合、PM通過電力は5kWとなるが、損失(1−η)が8%から4%へと低下している。そのため、PM発熱量を0.2kW(<0.22kW)まで低下した上で、駆動性能は低下させることがない。よって、その後も登坂走行が可能となる。
このように本実施形態において、コントローラ60は、PM温度が高温状態を判定するための判定値よりも高い場合、スタック側電圧Vsと、二次電池側電圧Vbとの差が小さくなるような抑制制御を行う。かかる構成によれば、DC/DCコンバータ30の素子温度上昇に伴う抵抗増による損失を小さくすることができ、電圧変換効率が向上する。そのため、同じ通過電力でも発熱しにくくなるので、通過電力を制限することなくDC/DCコンバータ30の発熱量を抑えることができる。これにより、走行性能に影響なく車両走行の継続が可能となる。
また、本実施形態において、コントローラ60は、抑制制御において、スタック側電圧Vsが二次電池側電圧Vbよりも小さい場合には、DC/DCコンバータ30における燃料電池スタック11側から二次電池40側への通過電力を、補機12の消費電力以下とする制御を行う。かかる構成によれば、DC/DCコンバータ30の通過電力を補機消費電力以下に制御することで、二次電池40の放電を行って二次電池側電圧Vbを下げることができる。これにより、DC/DCコンバータ30の両端の電位差が縮小するため損失を低減することができる。その結果、同じDC/DCコンバータ30の通過電力でも発熱しにくくなるので、通過電力を制限することなくDC/DCコンバータ30の発熱量を抑えることができる。これにより、走行性能に影響なく車両走行の継続が可能となる。
また、本実施形態において、コントローラ60は、抑制制御において、スタック側電圧Vsが二次電池側電圧Vbよりも大きい場合には、DC/DCコンバータ30の温度が上限温度を超えない範囲で、DC/DCコンバータ30における燃料電池スタック11側から二次電池40側への通過電力を増加させる制御を行う。かかる構成によれば、DC/DCコンバータ30の通過電力を増やすことで、二次電池40の充電が行われ、二次電池側電圧Vbが増加する。これにより、DC/DCコンバータ30の両端の電位差が縮小するため、損失を低減させることができる。その結果、同じDC/DCコンバータ30の通過電力でも発熱しにくくなるので、通過電力を制限することなくDC/DCコンバータ30の発熱量を抑えることができる。これにより、走行性能に影響なく車両走行の継続が可能となる。
また、本実施形態において、コントローラ60は、抑制制御において、スタック側電圧Vsが二次電池側電圧Vbよりも小さい場合には、DC/DCコンバータおける燃料電池スタック11側から二次電池40側への通過電力をゼロに近づける制御を行う。かかる構成によれば、二次電池40の放電を行って二次電池側電圧Vbを低下させることで、DC/DCコンバータ30の両端の電位差が縮小するため、損失を低減させることができる。その結果、同じDC/DCコンバータ30の通過電力でも発熱しにくくなるので、通過電力を制限することなくDC/DCコンバータ30の発熱量を抑えることができる。これにより、走行性能に影響なく車両走行の継続が可能となる。
なお、このケースでは、コントローラ60は、DC/DCコンバータ30の温度が上限温度を超えない範囲内で、DC/DCコンバータ30における通過電力を二次電池40側から燃料電池スタック11側へと通過させる制御を行ってもよい。かかる構成であっても、二次電池40の放電を促進することができる。
また、本実施形態において、コントローラ60は、抑制制御を行うことにより、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vbとが差が判定値よりも小さいことを判断した場合には、DC/DCコンバータ30を通過する電力を通常状態で制御する。かかる構成によれば、抑制制御を行うことにより、DC/DCコンバータ30の両端の電位差を縮小し損失を低減させた状態としている。そのため、二次電池の充放電をなくした通常の運転制御として二次電池への負担を軽減した状態でも、DC/DCコンバータ30の通過電力による熱が発生しにくくなる。よって、通過電力を制限することなくDC/DCコンバータ30の発熱量を抑えることができる。これにより、走行性能に影響なく車両走行の継続が可能となる。
(第2の実施形態)
図12は、第2の実施形態にかかる第1の抑制制御ルーチンを示すフローチャートである。第2の実施形態にかかる発電システムが、第1の実施形態のそれと相違する点は、第1の抑制制御ルーチンの手法である。具体的には、DC/DCコンバータ30の温度上昇時、二次電池側電圧Vbがスタック側電圧Vsより高い場合に、補機12の消費電力を増加させることで、二次電池40の放電を促進させることある。なお、本実施形態にかかる発電システムのシステム構成および基本的な制御方法は、第1の実施形態のそれと同じであるため、重複する説明は省略することとし、以下相違点を中心に説明を行う。
まず、ステップ30(S30)において、コントローラ60は、発電ゲインGpを小さくするように制御する。たとえば、コントローラ60は、燃料電池スタック11に供給する空気の流量を現在の状態よりも多くなるように設定したり、供給ガスの圧力を高くしたりて空気供給装置(例えば、コンプレッサ)の消費電力を増加させたりする。これにより、燃料電池スタック11において所定の電力で発電するのに必要な補機12の消費電力が増加するため、発電ゲインGpを小さくする。
ステップ31(S31)において、コントローラ60は、燃料電池スタック11の発電量を、ステップ1において温度条件を具備する以前と同様の値に維持して発電を継続する。発電ゲインGpを小さくしていることから、スタック電力Psを発電するための補機12の消費電力が増大することになる。
ステップ32(S32)において、発電とは無関係な補機50の消費電力を増大させるように制御する。
このように本実施形態において、コントローラ60は、抑制制御において、スタック側電圧Vsが二次電池側電圧Vbよりも小さい場合には、燃料電池スタック11側の補機12および車両側の補機50の消費電力を増加させることにより、二次電池電圧Vsを低下させる制御を行う。かかる構成によれば、DC/DCコンバータ30の両端の電位差が縮小するので、その損失を低減させることができる。その結果、同じDC/DCコンバータ30の通過電力でも発熱しにくくなるので、通過電力を制限することなくDC/DCコンバータ30の発熱量を抑えることができる。これにより、走行性能に影響なく車両走行の継続が可能となる。
なお、本実施形態では、補機12,50の消費電力を増加させることにより二次電池40の放電を促進し、これにより、スタック側電圧Vsと二次電池側電圧Vbとの差を小さくする手法である。しかしながら、コントローラ60は、二次電池40の電圧を下げるのではなく、スタック電圧を上げるように操作してもよい。例えば、スタック電圧の増加は、燃料電池スタック11の温度を上げたり、発電性能が向上するように湿度を変えたり、反応ガスの流量や圧力を上げることで実現できる。反応ガスの流量や圧力を上げた場合には、二次電池40の放電を促進することも可能である。そのため、二次電池側電圧の低下とスタック側電圧の上昇との両方を同時に実現できることもある。
二次電池側電圧Vbがスタック側電圧Vsよりも低い場合には、スタック電圧を下げるように操作してもよい。例えば、スタック電圧の低下は、燃料電池スタック11の温度を下げたり、発電性能が低下するように湿度を変えたり、反応ガスの流量や圧力を下げることで実現できる。また、二次電池40側の電圧を上げるような操作を行うことも有効である。この場合、発電とは無関係な補機50の消費電力を下げることが可能な場合は、これを積極的に下げることで二次電池40の放電を抑制し、これにより、二次電池40の電圧を上げるように操作することも可能である。
さらに、上述した各実施形態では、発電手段として燃料電池システムを例示したが本発明はこれに限定されない。発電手段としては、エンジンにより発電機を駆動し、その電力で走行するタイプの車両であってもよい。
第1の実施形態にかかる発電システムの構成を模式的に示すブロック図 第1の実施形態にかかる発電システムの制御方法を示すフローチャート 第1の抑制制御ルーチンを示すフローチャート PM電位差VsbとPM効率ηとの対応関係を示す説明図 第2の抑制制御ルーチンを示すフローチャート 第1の実施形態の制御手法を適用しないケースに関するタイミングチャート 第1の実施形態の制御手法を適用した第1のケースに関するタイミングチャート スタック電流とスタック電圧との関係を示す説明図 二次電池電力と二次電池電圧との関係を示す説明図 二次電池蓄電量と二次電池電圧との関係を示す説明図 第2の実施形態の制御手法を適用した第1のケースに関するタイミングチャート 第2の実施形態にかかる第1の抑制制御ルーチンを示すフローチャート
符号の説明
10…燃料電池システム
11…燃料電池スタック
12…補機
20…電動モータ
40…二次電池
50…補機
60…コントローラ
61…スタック側電圧センサ
62…二次電池側電圧センサ
63…電流センサ
64…二次電池温度センサ
65…PM温度センサ

Claims (3)

  1. 発電を行う発電手段と、
    電力を充電可能であるとともに、当該充電した電力を放電可能な蓄電手段と、
    第1の電源ラインを介して前記発電手段と電気的に接続するとともに第2の電源ラインを介して前記蓄電手段と電気的に接続しており、前記発電手段または前記蓄電手段からの電流を電圧変換して出力する双方向性の変換手段と、
    前記変換手段の前記発電手段側の電圧と、前記変換手段の前記蓄電手段側の電圧との差を検出する電圧検出手段と、
    前記変換手段の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段によって検出される温度と、前記電圧検出手段によって検出される電圧の差とに基づいて、前記変換手段の前記発電手段側と、前記変換手段の前記蓄電手段側との電位差を制御する制御手段と、
    前記第2の電源ラインから分岐する電力供給ラインに接続されるとともに、前記発電手段を動作させるための第1の補機およびシステム外の電動要素を動作させるための第2の補機とを有し、
    前記変換手段は、前記電圧検出手段によって検出される電圧の差が0に近づく程変換効率が高くなる特性を有し、
    前記制御手段は、前記温度検出手段によって検出される温度が、前記変換手段の高温状態を判定するための判定値よりも高い場合、かつ、前記変換手段の前記発電手段側の電圧が、前記変換手段の前記蓄電手段側の電圧よりも小さい場合には、前記第1の補機および前記第2の補機の消費電力を増加させることにより、前記変換手段の前記蓄電手段側の電圧を低下させる抑制制御を行うことを特徴とする発電システム。
  2. 前記制御手段は、前記抑制制御において、前記変換手段の前記発電手段側の電圧と、前記変換手段の前記蓄電手段側の電圧とが差が、当該電圧差が小さいことを判定する判定値よりも小さいことを判断した場合には、前記蓄電手段が充放電しないように制御することを特徴とする請求項に記載された発電システム。
  3. 前記発電手段は、反応極に供給された反応ガスを電荷化学的に反応させることにより発電を行う燃料電池を備える燃料電池システムであることを特徴とする請求項1または2に記載された発電システム。
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