JP5374473B2 - グローブ型認識装置 - Google Patents

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Description

本発明は無線により認識番号を識別する分野において、ケーブルや工具などに分散したICタグをグローブ型の読み取り機によりICタグ内の認識番号を認識する技術分野に属する。
例えば、特許文献1(特開2006−92376号公報)には、グローブの表面に複数のアンテナを分散して配置し、対象物に分散して配置された複数のICタグ内の認識番号を読み取ることでグローブと対象物との位置関係を把握する技術が記載されている。特許文献2(特開2008−46786号公報)には、グローブに複数のセンサーを分散して配置すると共に単一のアンテナを持つ認識装置を配置し、当該認識装置によって工具に配置されたICタグ内の認識番号を読み取る技術が記載されている。特許文献3(特開2007−233738号公報)には、グローブの甲にアンテナを配置する技術が記載されている。特許文献4(特開2002−352200号公報)には、グローブにICタグ内の認識番号を読み取る単一のアンテナを配置すると共に当該アンテナに接続される認識装置をオンオフするためのスイッチを配置する技術が記載されている。
特開2006−92376号公報 特開2008−46786号公報 特開2007−233738号公報 特開2002−352200号公報
例えば、原子力発電所、火力発電所、管制センター、データセンター、巨大ビルなどでは多数の芯線が使用されていて、定期的な保守や、装置の改修、撤去、据付などで日常のごとく芯線の接続解除、再接続が行われている。これらの作業は複雑でまた個別の仕様であるため、個別の人力に頼らざるを得ず、ヒューマンエラーのリスクにさらされている。ヒューマンエラーは複数のチェックシステムにより厳重な防止策が講じられてきており、そのために多大な工数を要するが、それにも関わらず完全ではない。ヒューマンエラーはひとたび発生すると、そのリスクが想定されていない場合が多く、その被害は膨大となることが多い。
このヒューマンエラー防止のためにいくつかの従来の技術があるが、いくつかの課題がある。芯線の同定を効率よく行うためには、ICタグのように効率よく認識するデバイスが存在するが、従来人手でICタグをケーブルに貼付することが行われる。人手であるがために、新らしいヒューマンエラーとして例えば認識コードの紐つけを間違える等のリスクが存在する。そこで、全ての芯線を対象に工場での製作時点でICタグが自動的に貼付されるソースタギングの方式が望ましい姿である。ICタグを芯線の中に分散することにより自動的に認識番号が芯線の中に付与されている状態が存在する。これをICタグ読み取り機で読み込む際の方式として、グローブ状の読み取り機を用いることが考えられる。
ところが、例えば特許文献1の技術を用いた場合、読み取り性能を増加させるための技術が不足していて、せっかくの芯線の中のICタグの認識番号を読み落とす可能性がある。特許文献2の技術では、センサー位置に特徴があるが、グローブ内のアンテナ位置が芯線対応でなく、せっかくの芯線の中のICタグの認識番号を読み落とす可能性がある。特許文献3の技術では、グローブの甲にアンテナがあるため、芯線をつかんで芯線内のICタグ内の認識番号を読むとき、グローブ内の手の存在により、せっかくの芯線の中のICタグの認識番号を読み落とす可能性がある。特許文献4の技術では、グローブでのアンテナの位置が芯線対応を示していないため、せっかくの芯線の中のICタグの認識番号を読み落とす可能性がある。
本発明は、このようなことを鑑みてなされたものであり、本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態の概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本実施の形態によるグローブ型認識装置は、複数のアンテナをグローブに分散させて配置し、当該アンテナを切り替えることによりケーブルに貼付された単一の無線ICタグの読み取り性能を向上させることを特徴とする。また、複数のアンテナをグローブに分散させて配置し、当該アンテナを切り替えることによりケーブルに貼付された単一の無線ICタグの読み取り性能を向上させるグローブにおいて、当該グローブの指先または当該グローブの一部に反射板を貼り付けることで読み取り性能をさらに向上させることを特徴とする。また、複数のアンテナをグローブに分散させて配置し、当該アンテナを切り替えることによりケーブルに貼付された単一の無線ICタグの読み取り性能を向上させるグローブにおいて、当該アンテナが取り外し可能な形態であることを特徴とする。また、複数のアンテナをグローブに分散させて配置し、当該アンテナを切り替えることによりケーブルに貼付された単一の無線ICタグの読み取り性能を向上させるグローブにおいて、当該アンテナは、グローブの掌面の中央部で、人体の手相である所謂知能線または感情線と略平行に配置されていることを特徴とする。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態によって得られる効果を簡単に説明すると、ケーブル内のICタグ内から効率的に情報を読み取ることが可能となる。
本発明の実施の形態1によるグローブ型認識装置において、その概略構成例を示す外形図である。 図1におけるリーダアンテナ切り替え機の詳細な構成例を示す図である。 図1においてケーブルとリーダアンテナに着目した構成例を示す図である。 図1におけるリーダおよびリーダアンテナ切り替え機の実装例を示す外形図である。 図3におけるケーブルとICタグの別の配置例を示す図である。 本発明の実施の形態2によるグローブ型認識装置において、その概略構成例を示す外形図である。 図6のグローブ型認識装置における反射板の効果を示す図である。 図6のグローブ型認識装置におけるリーダの概略構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3によるグローブ型認識装置において、その概略構成例を示す外形図である。 図1におけるリーダの動作例を示すフロー図である。 図1におけるリーダの他の動作例を示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるグローブ型認識装置において、その概略構成例を示す外形図である。図1に示すグローブ型認識装置は、グローブ101と、グローブ101に配置された複数(ここでは4個)のリーダアンテナ105〜108、リーダアンテナ切り替え機110、ならびに複数(ここでは4個)の反射板102〜104,113と、リーダ111とを備えている。グローブ101の掌側には、人差し指に反射板[1]102が配置され、中指に反射板[2]103が配置され、薬指に反射板[3]104が配置され、小指に反射板[4]113が配置される。グローブ101の掌にはリーダアンテナ[1]105と、リーダアンテナ[2]106と、リーダアンテナ[3]107と、リーダアンテナ[4]108が配置される。これらのアンテナはケーブル109に内在したICタグを読み取るためのものである。この例では、ケーブル109を掴んだ状態での読み取り動作を想定して、各リーダアンテナ105〜108は、人体の掌の中央部において人差し指のつけ根部分と小指のつけ根部分の間に刻まれる手相(所謂、知能線(head line)または感情線(heart line))に沿ってそれぞれ平行に配置される。
リーダアンテナ[1]105と、リーダアンテナ[2]106と、リーダアンテナ[3]107と、リーダアンテナ[4]108は、リーダアンテナ切り替え機110で切り替えて動作する。リーダアンテナ切り替え機110は、リーダ111と有線で接続されている。ケーブル109の中にあるICタグの位置は外から判別することが困難である。そこで、ケーブル109と接するグローブ101の部分に複数のリーダアンテナ105〜108を分散させておくことが有益となり、そのリーダアンテナを逐次切り替えることによりICタグとの読み取り条件が良好なアンテナを用いて選択的な読み取り動作が行えるようになる。また、これに加えて反射板102〜104,113を配置することが有益となり、これにより読み取り性能を更に向上させることが可能となる。
図2は、図1におけるリーダアンテナ切り替え機の詳細な構成例を示す図である。リーダアンテナ切り替え機110は、アンテナ切り替えスイッチ[1]201(SW[1])、アンテナ切り替えスイッチ[2]202(SW[2])、アンテナ切り替えスイッチ[3]203(SW[3])、アンテナ切り替えスイッチ[4]204(SW[4])を備えている。各スイッチSW[1],SW[2],SW[3],SW[4]の一端は、それぞれ、リーダアンテナ[1]105,[2]106,[3]107,[4]108に接続され、他端はリーダ111に共通に接続される。また、各スイッチSW[1],SW[2],SW[3],SW[4]のオン・オフはリーダ111からの制御信号205によって制御される。
図3は、図1においてケーブルとリーダアンテナに着目した構成例を示す図である。ケーブル109は、芯線305をケーブル被覆301で覆った構成となっており、芯線305上にはテープ306が配置され、当該テープ306上にICタグ[1]302、ICタグ[2]303、およびICタグ[3]304が配列して搭載されている。それぞれのICタグ[1]302,[2]303,[3]304は、リーダアンテナ[1]105,[2]106,[3]107,[4]108を切り替えることで選択された最適なリーダアンテナによって読み取られる。リーダアンテナは、例えばモノポール型、ダイポール型、セラミックアンテナ型、パッチアンテナ型などが適用される。
リーダアンテナの配置はケーブル内のICタグの配置を考慮して自由に選択される。図3に示す例では、前述したように、各リーダアンテナは掌の手相に沿って川の流れのように平行に配置される。図1からも判るように、ケーブル109をグローブ101で握った際に、各リーダアンテナは、ケーブルの延伸方向と略平行かつケーブルを囲むように配置されるため、ケーブル内のICタグ位置が変化してもいずれかのリーダアンテナで読み取れるようになる。またこの例ではリーダアンテナの数は4個となっているが、2個以上の数であれば本実施の形態の趣旨と矛盾しない。
図4は、図1におけるリーダおよびリーダアンテナ切り替え機の実装例を示す外形図である。リーダ111は、この例ではグローブ101の腕側に装着され、リーダアンテナ切り替え機110はグローブ101の親指と人差し指の間に装着される。これはケーブル109をグローブ101で掴むときに邪魔にならないような配置としたいためである。グローブ101には人差し指に反射板[1]102が装着され、中指に反射板[2]103が装着され、薬指に反射板[3]104が装着され、小指に反射板[4]113が装着される。これらの反射板は、図4から判るように、ケーブル109を握った際に、ケーブル109を囲むように配置される。したがって、グローブ101の掌にあるリーダアンテナから発射される無線信号(電磁波)は各指にある反射板で有効にICタグに向けて反射され、これによって読み取り性能の向上が実現可能になる。
図10は、図1におけるリーダの動作例を示すフロー図である。図10に示すように、リーダ111は、まず、アンテナ切り替えスイッチ[1]201(SW[1])をオンに制御し(S1001,S1002)、ケーブル内のICタグに向けて質問コマンドを送信する(S1003)。質問コマンドは、例えば、ICタグに識別番号の返信を要求するコマンドである。ICタグは、当該質問コマンドに応じて返信を行い、リーダ111は、この返信を受信する(S1004)。ここで、リーダ111は、このICタグからの受信状態が良好か否かを判定する(S1005)。受信状態が良好な場合とは、例えば、返信に含まれるエラー符号等からエラーが検出されなかった場合や、受信時の電力レベルが所定の閾値よりも大きい場合等である。
受信状態が良好な場合において、例えば、当該ICタグからその他の情報を取得したいような場合、リーダ111は、当該スイッチ(SW[1])を用いて当該ICタグとの通信を継続して行う(S1007)。一方、受信状態が不良な場合、リーダ111は、SW[1]の代わりにアンテナ切り替えスイッチ[2]202(SW[2])をオンに制御し(S1006,S1002)、同様にS1003〜S1005の処理を行う。以降、リーダ111は、S1005において受信状態が良好となるまで、アンテナ切り替えスイッチを順次変更しながら同様な処理を繰り返す。これによって、ケーブル内のICタグ内から情報(代表的には識別番号)を確実に又は効率的に読み取ることが可能となる。
図11は、図1におけるリーダの他の動作例を示すフロー図である。図11において、リーダ111は、まず、全てのアンテナ切り替えスイッチを対象に、オンに制御するスイッチを順次切り替えながら、図10の場合と同様にしてICタグに識別番号等の返信を行わせ、この各返信に伴う受信感度(受信時の電力レベル)を順次取得(保存)する(S1101〜S1107)。次いで、図10の場合と同様に、リーダ111は、当該ICタグからその他の情報を取得したいような場合、最大の受信感度が得られたアンテナ切り替えスイッチを選択し(S1108)、当該スイッチを用いて当該ICタグとの通信を継続して行う(S1109)。
図5は、図3におけるケーブルとICタグの別の配置例を示す図である。図5において、ICタグ501は、芯線を覆う芯線被覆502をらせん状に囲むように配置されている。この場合においても、ケーブルを掴んだ際にグローブ側のリーダアンテナがICタグのアンテナと略平行状態で任意に複数個配置されることにより、ICタグの読み取り性能を向上させることが可能となる。
以上、本実施の形態1のグローブ型認識装置を用いることで、代表的には、ケーブル内における所在が不定のICタグの情報(例えば識別番号)をグローブ内にある複数のリーダアンテナおよび反射板により良好な読み取り状態で迅速かつ効率的に読み取ることが可能となる。これにより、例えば作業者等は、任意の位置のケーブルをICタグを介して識別する際に、リーダを手持ちすることなく、簡便な読み取り性能のよいグローブを用いてストレスなく作業を行うことが可能となる。すなわち、作業効率の向上等が図れる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2によるグローブ型認識装置において、その概略構成例を示す外形図である。図6に示すグローブ型認識装置は、図1の構成例に対して更に反射板601が加わったものとなっている。図6において、グローブ101の掌側には、人差し指に反射板[1]102が配置され、中指に反射板[2]103が配置され、薬指に反射板[3]104が配置され、小指に反射板[4]113が配置される。グローブ101の掌にはリーダアンテナ[1]105と、リーダアンテナ[2]106と、リーダアンテナ[3]107と、リーダアンテナ[4]108が配置される。これらのアンテナはケーブル109に内在したICタグを読み取るためのものである。
リーダアンテナ[1]105と、リーダアンテナ[2]106と、リーダアンテナ[3]107と、リーダアンテナ[4]108は、リーダアンテナ切り替え機110で切り替えて動作する。リーダアンテナ切り替え機110は、リーダ111と有線で接続されている。ケーブル109の中にあるICタグの位置は外から判別することが困難である。そこで、ケーブル109と接するグローブ101の部分に複数のリーダアンテナ105〜108を分散させておくことが有益となり、そのリーダアンテナを逐次切り替えることによりICタグとの読み取り条件が良好なアンテナを用いて選択的な読み取り動作が行えるようになる。更に、ここでは、リーダアンテナ105〜108がグローブ101上の反射板601を介して配置されている。これによって、図1の構成例に加えて更に反射効果を向上させることができ、読み取り性能を更に向上させることが可能となる。
また、ここでは、反射板102〜104,113,601、リーダアンテナ105〜108、およびリーダアンテナ切り替え機110(加えてリーダ111)がグローブ101上から取り外し可能となっている。具体的には、例えば、これらの部材は、グローブ101上に接着されたマジックテープ(登録商標)等を介して装着される。当該グローブ型認識装置は、例えば、原子力発電所内等で使用されて有益なものであり、この場合、グローブは使用される度に頻繁に破棄される可能性がある。そこで、取り外し可能な構成とすることで、グローブ101のみを破棄し、前述した各種部材は再利用することが可能となり、運用コストの低減等が図れる。
図7は、図6のグローブ型認識装置における反射板の効果を示す図である。図7では、横軸に反射板の全面積をパラメータにとり、縦軸に最大通信距離をパラメータにとっている。図7に示すように、全く反射板がないときは最大通信距離は8mmであるのに対して反射板をつけることにより10mm以上の効果をだすことができる。実用的にはこの数mmの効果は読み取り性や作業性の改善に大きな効果がある。
図8は、図6のグローブ型認識装置におけるリーダの概略構成例を示すブロック図である。図8に示すリーダ111は、サーキュレータ802、送信回路803、受信回路805、および制御機構804を備え、リーダアンテナ801を介して無線信号の送受信処理を行う。リーダアンテナ801は、例えば、図1のリーダアンテナ105〜108等に該当し、サーキュレータ802を介して送信回路803の出力ノードと受信回路805の入力ノードに接続される。制御機構804は、送信回路803の入力ノードと受信回路805の出力ノードに接続される。サーキュレータ802は、送信信号と受信信号を分離する。送信回路803は、制御機構804からの送信ベースバンド信号に基づいてサーキュレータ802を介してリーダアンテナを駆動し、リーダアンテナに無線信号を送信させる。受信回路805は、サーキュレータ802を介してリーダアンテナが受信した無線信号を受け、当該無線信号から受信ベースバンド信号を検出し、制御機構804に伝達する。また、受信回路は、例えば受信電力レベルの判定回路等を備える。
以上、本実施の形態2のグローブ型認識装置を用いることで、代表的には、実施の形態1で述べた各種効果に加えて、更に読み取り性能を向上させることが可能となる。また、運用コストの低減等も図れる。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3によるグローブ型認識装置において、その概略構成例を示す外形図である。図9に示すグローブ型認識装置は、前述した図3の変形例を示すものであり、図3の構成例と比較してリーダアンテナの配置が異なっている。これ以外の構成に関しては図3と同様であるため詳細な説明は省略する。ここでは、3本のリーダアンテナ105a,106a,107aが備わり、その内のリーダアンテナ105aは、図3の各リーダアンテナと同様に、ケーブル109の延伸方向と略平行となるように配置される。一方、リーダアンテナ107aは、リーダアンテナ105aの方向を基準として90度方向に配置され、リーダアンテナ106aは、θ(0度<θ<90度)(例えば45度)方向に配置される。
このような構成例を用いると、ケーブル109内でのICタグの配置がどのような状態であってもいずれかのリーダアンテナを用いて十分な読み取り動作を行うことが可能となる。ただし、リーダアンテナ107aは、ケーブル109をグローブで握った際に折り曲がる方向に配置されるため、リーダアンテナの大きさによっては作業性に問題が生じる恐れがある。この観点からは、図3等にように、各リーダアンテナ107aを平行に配置する方が望ましい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
101 グローブ
102〜104,113,601 反射板
105〜108,105a〜107a リーダアンテナ
109 ケーブル
110 リーダアンテナ切り替え機
111 リーダ
201〜204 アンテナ切り替えスイッチ
205 制御信号
301 ケーブル被覆
302〜304,501 ICタグ
305 芯線
306 テープ
502 芯線被覆
801 リーダアンテナ
802 サーキュレータ
803 送信回路
804 制御機構
805 受信回路

Claims (8)

  1. ケーブルの作業で使用するグローブと、
    前記グローブに分散して配置された複数のアンテナと、
    無線信号を処理するリーダと、
    前記リーダの接続先が前記複数のアンテナのいずれか一つとなるように切り替えを行う切り替え回路とを備え、
    前記リーダは、前記切り替え回路を介して前記複数のアンテナを切り替えながら、前記ケーブルに貼付された単一の無線ICタグとの間で所定の読み取り性能を満たすアンテナを探索し、当該アンテナを用いて前記単一の無線ICタグの読み取りを行うことを特徴とするグローブ型認識装置。
  2. 請求項1記載のグローブ型認識装置において、
    前記複数のアンテナは、前記グローブの掌面の中央部に配置されることを特徴とするグローブ型認識装置。
  3. 請求項2記載のグローブ型認識装置において、
    前記複数のアンテナは、それぞれ、人体の手相であって人差し指のつけ根部分と小指のつけ根部分の間に刻まれる線と略平行となるように配置されることを特徴とするグローブ型認識装置。
  4. 請求項2記載のグローブ型認識装置において、さらに、
    前記グローブの掌側の指面に配置され、無線信号を反射する第1反射板を有することを特徴とするグローブ型認識装置。
  5. 請求項4記載のグローブ型認識装置において、さらに、
    前記グローブの掌面の中央部で、前記グローブと前記複数のアンテナの間に配置され、無線信号を反射する第2反射板を有することを特徴とするグローブ型認識装置。
  6. 請求項1記載のグローブ型認識装置において、
    前記複数のアンテナは、前記グローブから取り外し可能な構造になっていることを特徴とするグローブ型認識装置。
  7. ケーブルの作業で使用するグローブと、
    前記グローブの掌面の中央部に配置されたアンテナと、
    前記アンテナに接続され、無線信号を処理するリーダと、
    前記グローブの掌側の指面に配置され、無線信号を反射する第1反射板とを有することを特徴とするグローブ型認識装置。
  8. 請求項7記載のグローブ型認識装置において、さらに、
    前記グローブの掌面の中央部で、前記グローブと前記アンテナの間に配置され、無線信号を反射する第2反射板を有することを特徴とするグローブ型認識装置。
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