JP5371754B2 - ソーシャルネットワーク環境におけるユーザ相性を評価するためのプログラム、システムおよび方法 - Google Patents

Description

本発明は一般にソーシャルネットワーキングに関し、特にソーシャルネットワーク環境におけるユーザ相性（affinity: アフィニティ）を評価するためのシステムと方法に関する。

従来、ソーシャルネットワークのユーザは、他のユーザによるアクセスのためにソーシャルネットワークウェブサイトへユーザについての情報を提供することによって他のユーザとつなげる。例えば、ユーザは連絡情報、経歴情報、現在の職業、趣味などを提供する。他のユーザは、プロフィールを拾い読みすること又はキーワードを含んでいるプロフィールのためのソーシャルネットワーキングサイトを検索する内部の検索エンジンにキーワードを入力することによって、この情報を見直すことができる。

最近、ソーシャルネットワーキングウェブサイトは、それぞれの特定のユーザにもっとも関係があるコンテンツへユーザをよりよくつなげるための発展したシステムを持つ。例えば、ユーザは、地理的な位置、雇用者、仕事のタイプ、音楽の好みなどのような、プロフィールに載せられた共通因子に基づいて、１以上の集団に一緒にグループ化される。ソーシャルネットワーキングウェブサイトの内と外のグループは、特定の団体にとって興味があるだろう情報をターゲットにするためにこれらの集団を利用する。例えば、ソーシャルネットワーキングウェブサイトは、プロフィールに公演するバンドを提示するすべてのユーザへコンサートを広告するバナー広告を表示する。ソーシャルネットワーキングがより一般的になるにつれて、しかしながら、ユーザと彼らのプロフィールに提供する情報は大いに増加した。したがって、ユーザはしばしば特定のユーザに最も関係がないおびただしい数の情報を受け取る。

本発明は、ソーシャルネットワーク環境におけるユーザ相性を評価するためのシステムと方法を提供する。ソーシャルネットワーク環境に対応付けられたユーザにより行われた１以上の活動が監視される。１以上の活動に対応付けられた関係が識別される。ソーシャルネットワーク環境に対応付けられた１以上のオブジェクトのための相性が、１以上の活動とその関係とに基づき次に決定される。

ソーシャルネットワーク環境におけるユーザ相性を評価するための典型的な環境の概念図。

典型的なソーシャルネットワークプロバイダの概念図。

典型的な相性エンジンの概念図。

ユーザ相性に基づくユーザへ表示した１以上の媒体アイテムの典型的なスクリーンショット。

ソーシャルネットワーク環境におけるユーザ相性を評価するための典型的なプロセスのフローダイアグラム。

ソーシャルネットワーク環境におけるユーザ相性を評価するためのシステムと方法が、提供される。ユーザ相性は、他のユーザとの関係を利用することによって評価される。ユーザ相性はまた、記事、見出し、又はユーザのプロフィールのような、及び／又はユーザの他ユーザとの相互関係、直接的に、他のユーザへの電子メールのようなもの、ユーザのコンテンツとの相互関係を監視することによって評価される。ユーザ相性は、ユーザは関係を持つ他のユーザについての記事のような、他のユーザについてそのユーザのための媒体を生成するために利用される。

図１は、ソーシャルネットワーク環境におけるユーザ相性を評価するための典型的な環境の概念図を示す。ユーザデバイス１０２におけるユーザのような１以上のユーザは、ネットワーク１０４を介してソーシャルネットワークプロバイダ１０６につながれる。

ソーシャルネットワークプロバイダ１０６は、ソーシャルネットワーキングサービス、コミュニケーションサービス、デートサービスなどを提供するどんなユーザやエンティティをも含む。例えば、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６は、ウェブサイトを介して相互に通信するために、ユーザデバイス１０２におけるユーザのような２以上のメンバーを許可するウェブサイトを主催する。ある場合において、ユーザデバイス１０２に対応付けられた最初のユーザは、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６に対応付けられたソーシャルネットワーキングウェブサイトを介して、１以上の２番目のユーザデバイスに対応付けられた１以上の２番目のユーザと相互に通信する。ソーシャルネットワーキングウェブサイトは、例えばユーザとして同じ大学に通っていた１以上の２番目のユーザと結び付けるあるいは再度結び付けるために、ユーザに機会を提供する。

相性エンジン１０８は、ソーシャルネットワーク１０６につながれる。相性エンジン１０８は、１以上の媒体アイテムや他のコンテンツのためのユーザの相性を評価するために、１以上のユーザについてのデータのような、データを利用する。ある実施例によれば、ユーザデバイス１０２は、相性エンジン１０８に直接つながれる。他の実施例によれば、相性エンジン１０８は、ソーシャルネットワーク１０６に対応付けられたモジュールを具える。

ところで図２を参照すると、図１に明確にしたソーシャルネットワークプロバイダ１０６のような、典型的なソーシャルネットワークプロバイダの概念図が示されている。プロフィールデータベース２０２は、ユーザデバイス１０２に対応付けられたユーザのような、ユーザそれぞれに対応付けられたデータを記憶するために提供される。ユーザがソーシャルネットワークプロバイダ１０６によって提供されるサービスに加入するときには、ユーザプロフィールがユーザのために生成される。例えば、ユーザは個人的なセッティングを選択する、連絡情報を提供する、又は１以上のカテゴリによって他のユーザをグループ化する。ユーザが付加されている付加連絡のような付加情報をユーザプロフィールに付加するときには、プロフィールデータベース２０２のユーザプロフィールは、情報が付加されて更新される。ユーザプロフィールは、何らの記憶媒体に対して、記憶される、修正される、若しくは追加などされるようになっていてよい。

ある実施例によれば、ユーザプロフィールは、ソーシャルネットワーク環境の外に作成され、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６に提供される又はソーシャルネットワークプロバイダ１０６によってアクセスされる。その代わりに、プロフィールデータベース２０２は、間接的に位置づけられ、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６によってアクセスされる。

ソーシャルネットワークプロバイダ１０６は、ここに記述されたユーザデバイス１０２を介するようにして、ネットワーク１０４を超えて、ユーザと通信するための通信インタフェース２０４を含む。ユーザデバイス１０２は、通信インタフェース２０４を介してソーシャルネットワークプロバイダ１０６へ、個人的なセッティング選集、他のユーザの集団など、いろいろな情報のタイプを通信する。どんなタイプの通信インタフェース２０４も、様々な実施例の範囲内にある。

監視モジュール２０６は、ソーシャルネットワーキングウェブサイトでの１以上のユーザ活動を追跡する。例えば、監視モジュール２０６は、ニュース記事、他のユーザプロフィール、他のユーザへの電子メール、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６を介して提供されたチャットルームなどのような、１以上の媒体アイテムとのユーザ相互関係を追跡することができる。どんなタイプのユーザ活動も、監視モジュール２０６を介して追跡又は監視されうる。情報、人々、グループ、記事など、ユーザが相互作用するものは、一例によれば、１以上のオブジェクトによって表されるようになっていてよい。

１以上の他のユーザとの関係は、ユーザプロフィールによって、及び／又は監視モジュール２０６がユーザ相互関係を見つける他のユーザによって、定義される。例えば、特定のユーザは、特定のユーザのプロフィール内で彼の妻や友達との関係を定義する。しかしながら、関係もまた、特定のユーザが例えばミュージカルバンドへの共通の興味を有する１以上の他のユーザとやりとりするときに、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６によって定義される。さらに、妻や友達のような、特定のユーザのプロフィールに定義された関係の強さは、例えばどのくらいの頻度で特定のユーザが彼の妻や友達とやり取りするかによって更新される又は調整される。

ディスプレイエンジン／ＧＵＩ２０８もまた、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６によって提供される。ディスプレイエンジン／ＧＵＩ２０８は、１以上の媒体アイテム、プロフィール情報などをユーザへ表示する。ユーザは、ディスプレイエンジン／ＧＵＩ２０８を介してソーシャルネットワークプロバイダ１０６とやりとりすることができる。例えば、ユーザは個人的なセッティングを選択すること、彼ら自身のユーザプロフィールにアクセスすること、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６を介して入手できる他のユーザの情報にアクセスすることなどが、ディスプレイエンジン／ＧＵＩ２０８を介して可能である。

関係データベース２１０は、それぞれのユーザについて関係データを記憶するために提供される。ユーザは、他のどんな手段によっても、ユーザプロフィールを介して１以上の他のユーザとの関係を指定できる。ユーザは、カテゴリ、グループ、ネットワークなどを、ユーザが関係を持つ１異常の他のユーザへ割り当てることができる。関係は例えば、ユーザが家族、学友、前のガールフレンドなどであることを指定できる。

ある実施例によれば、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６はユーザのために関係を決定する。例えば、もしユーザがウッディアレンの映画に興味のある他のユーザとの通信を確立するならば、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６はウッディアレン映画ファンの仲間の関係を割り当てる。ソーシャルネットワークプロバイダ１０６は、ある場合においてはユーザがウッディアレン映画ファンの仲間として他のユーザを加えたいかどうかを問い合わせる。あるいは、ある実施例によれば、ユーザがユーザのプロフィールに他のユーザを加えたいかどうかを問い合わせることなしに、ユーザ相性を評価するための変数としてウッディアレン映画への共通の興味を用いる。

関係は、他のユーザ又はコンテンツのどのタイプとのユーザのやりとりに基づいて割り当てられる。ユーザは典型的な実施例によれば、他のユーザ又はコンテンツと２以上の関係を持つ。例えば、ユーザが他の関係とみなす同じ大学に通ったユーザの兄弟という事実を、ユーザの兄弟は関係の１つのタイプとみなす。関係のかなり多数は、それぞれのユーザ及び／又はソーシャルネットワーク環境でユーザにより実行されたそれぞれの活動のために規定される。

典型的な実施例によれば、１以上のネットワークはそれぞれのユーザのために提供される。例えば、ユーザは通っていた大学によってグループ化された人々を含んでなるネットワーク、ユーザの住居の地理的位置によってグループ化された人々を含んでなるネットワーク、仕事の共通分野によってグループ化された人々を含んでなるネットワーク、特定のビジネスによってグループ化された人々を含んでなるネットワークなどを持つ。ここで明確にするように、共通のネットワークは、例えば共通のネットワーク内におけるユーザと他のユーザとの間の関係を確立する。

どんなタイプのネットワークも、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６により提供される。すなわち、ネットワークは、「友達」、「住居の地理的位置」などのような、ここに記述されたいろいろなソーシャルネットワークといったどんなタイプのカテゴリに基づいてグループ化された人々を含む。ユーザは、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６により予定された、ネットワーク、カテゴリ、サブカテゴリなど及び／又はネットワーク、カテゴリ、サブカテゴリ等々を指定する。ネットワーク、カテゴリ、サブカテゴリなどは、ユーザとの関係を含むが、ここで説明するように、ユーザが他のユーザと一緒に持つただ１つの関係を必ずしも含むというわけではない。

ソーシャルネットワークプロバイダ１０６は、いろいろなコンポーネント（プロフィールデータベース２０２、通信インタフェース２０４、監視モジュール２０６、ディスプレイエンジン／ＧＵＩ２０８、関係データベース２１０）から構成されるように記述されるけれども、いくつかのそれ以上のコンポーネントはソーシャルネットワークプロバイダ１０６を構成し、さらにいろいろな実施例の範囲に含まれる。

図３は、典型的な相性エンジンの概念図を示す。ユーザ活動解析コンポーネント３０２は、監視モジュール２０６によって検出された１以上のユーザ活動にアクセスする。ユーザ活動解析コンポーネント３０２は、１かそれ以上の活動が内容、コンテンツ、他のユーザなどを指し示すかどうかを決めるために、ユーザ活動を解析する。随意的に、ユーザ活動は相性エンジン１０８及び／又はソーシャルネットワークプロバイダ１０６に対応付けられたユーザ活動記憶媒体（図示せず）に記憶される。

相性割り当てコンポーネント３０４は、それぞれのユーザのために、相性レーティング及び／又は内容、他のユーザなどへの重要性をアサインするために、関係データベース２１０及びユーザ活動解析コンポーネント３０２からデータにアクセスする。例えば、特定のユーザの妻は、特定のユーザの兄弟が兄弟関係に基づく異なるレーティングを受け取るうちに、特定のユーザと結婚関係に基づくレーティングにアサインされる。ユーザ活動は、ユーザ関係とは違って重み付けられる。例えば、関係がユーザのために決定された全部の相性の４０パーセント（４０％）を含むユーザ活動に対応付けられたうちに、ユーザ活動にアサインされたレーティングは、全部の相性の６０パーセント（６０％）を含む。重要性は固定的である、又は重要性は関係のタイプ、ユーザ活動のタイプなどに従って変化する

１以上のユーザ活動と関係とに基づき、過去、現在、又は未来のコンテンツの全部の相性は、相性割り当てコンポーネント３０４によって決定される。一例によれば、特定のユーザ活動に対応付けられた関係がレーティング及び相互に関連がある重要性にアサインされる間に（例えば、重要性合計が１００％）、特定のユーザの活動はレーティングと重要性の両方にアサインされる。レーティングは、全部のユーザ相性を決定するための重要性によって組み合わせられる。例えば、特定のユーザの妻はより高くランク付けされた関係を持つけれども、特定のユーザはよりしばしば彼の兄弟についてのコンテンツにアクセスするから、特定のユーザは、特定のユーザの兄弟に対応付けられたコンテンツよりも低い優先順位として特定のユーザの妻に対応付けられたコンテンツを受け取るかもしれない。特定のユーザの活動と関係に対応付けられた重要性によっているが、ある場合においては、全部の相性は、ユーザの妻についてのコンテンツよりもユーザの兄弟についてのコンテンツより高くするために決定される。どんなタイプの変数、情報がアクセスされてからの時間、アクセスの頻度、情報がアクセスされた人々との関係、アクセスした情報に共通の興味を共有する人々との関係、アクセスした実際の情報との関係などは、レーティングと、ユーザによって実行された活動と、活動に対応付けられた関係とをアサインするときに、考慮される。

典型的な実施例によれば、それぞれのユーザのための全部のユーザ相性、内容、コンテンツのタイプなどが規定される。全部の相性はユーザの活動の継続的な監視に基づき変更される、又は全部の相性は活動及び／又は関係のレーティングを規定するために利用される。

重要性及び／又はレーティングは、ここに説明するように、１以上のユーザ活動のために、そして１以上のユーザ活動に対応付けられた関係のために異なるかもしれない。典型的な実施例によれば、ユーザ活動は、レーティングとユーザ活動に対応付けられた関係データにアサインされた類似重要性によって調整された初期のレーティングをアサインされる。どんなタイプの過程も、レーティングと、１以上のユーザ活動にアサインされた重要性と、１以上のユーザ活動に対応付けられた関係などを、アサインするために、組み合わせるために、平均するために用いられる。ここに説明するように、ユーザ活動は、レーティングと、ユーザ活動にアサインされた重要性及び／又はユーザ活動に対応付けられた関係を調整するためのフィードバックとして用いられる。例えば、現在のガールフレンドとのユーザの関係は、ユーザの前のガールフレンドとの関係レーティングよりも高く評価される、しかし前のガールフレンドの類似重要性が、過去にユーザが１以上の媒体アイテム又は前のガールフレンドについてのコンテンツにアクセスした回数に基づきより高くなっているかもしれない。

どんなタイプの全部の相性も、統計的な測定基準、ユーザ相互関係の長期間の平均値、ユーザ相互関係の短期間の平均値、減衰因子（例えば、値が時間を介して古くさくなるユーザ相互関係に対応付けられた割合）、時間、フィードバックなどのような、活動と関係の可変的な代表をいくつでも用いることが決定される。レーティングと重要性は、監視モジュール２０６により１以上のユーザ活動の追跡を続けたことに基づいて、継続的に更新される。どのレーティング、重要性なども、全部の相性を決定するために考慮されるそれぞれの変数にアサインされる。ここに説明するように、全部の相性はコンテンツのいろいろなタイプ、他のユーザ、コンテンツのカテゴリ、仲間のような、などのために規定される。

相性割り当てコンポーネント３０４によって決定された全部の相性は、情報のいろいろなタイプを、媒体のような、ユーザへ提供するために用いられる。例えば、ユーザは、ユーザが高い全部の相性をもつ他のユーザが提供している写真アルバムから更新された写真、ユーザが高い全部の相性をもつ他のユーザについての記事、あるいはユーザが高い全部の相性をもつ他のユーザによって主催されたパーティーについての詳細を提示される。全部の相性は、特定のユーザへどんなタイプのデータも生成する及び／又は提示するために用いられる。

媒体生成（メディアジェネレータ）コンポーネント３０６は、随意的に、相性エンジン１０８の一部として提供される。媒体生成（メディアジェネレータ）コンポーネント３０６は、記事のような１以上の媒体アイテムを選択する及び／又は生成するために、相性重み付けコンポーネント３０４よって決定された相性を用いる。例えば、媒体生成（メディアジェネレータ）コンポーネント３０６は、「ユーザＡ」が「ユーザＢ」及び／又は「ユーザＣ」のために持つ高い相性に基づいて、「ユーザＣ」との関係を断っている「ユーザＢ」について「ユーザＡ」のための記事を生成することができる。この例の記事は、例えば「ユーザＢ」及び／又は「ユーザＣ」と一緒に「ユーザＡ」が持つ関係が、「ユーザＢ」及び／又は「ユーザＣ」と一緒に「ユーザＤ」が持っているかもしれない関係と異なるから、「ユーザＡ」特有である。どんなタイプの媒体、記事、コンテンツなども、相性に基づき生成される及び／又は提供される。

相性割り当てコンポーネント３０４もまた、媒体、記事、コンテンツなどに順序を割り当てるために用いられる。例えば、「ユーザＣ」との関係を断っている「ユーザＢ」についての記事は、赤ちゃんのいる「ユーザＡの」兄弟についての記事よりも低く評価される、そして結果的に、「ユーザＣ」との関係を断っている「ユーザＢ」についての記事は、「ユーザＡ」に対応付けられたディスプレイページ上で、赤ちゃんのいる「ユーザＡの」兄弟についての記事の下に現れる。どんなタイプのデータも、ユーザの過去又は現在の活動と過去又は現在に対応付けられた関係とに基づきユーザのために決定された相性によって、序列を割り当てられる。ある実施例によれば、媒体は未来のユーザの活動の予測によって生成される及び／又は順序付けられる。

その上、あるユーザ相互関係は、全部の相性に作用する他のユーザ相互関係よりも高い重要性及び／又はレーティングを割り当てられる。例えば、ユーザが他のユーザへ電子メールをだす場合、重要性又は相互関係のレーティングは、ユーザが他のユーザのためのプロフィールページを単純に見る場合よりも高くなる。どんなタイプの重要性やレーティングも、ユーザ相互関係、関係などを割り当てられる。さらに、相性を決定するためのどんなタイプのやり方や過程も、相性割り当てコンポーネント３０４によって採用される。

典型的な実施例によれば、ユーザは、特定のユーザに関係している媒体がユーザに対応付けられたディスプレイページ上に含まれていないことを確かにするために、プライバシー設定選集を用いることができる。あるいは、ユーザは、ソーシャルネットワーク１０６からユーザが特定のユーザについてのデータを受け取っていないことを求めることができる。どんなタイプのプライバシー設定や要求も、特定のユーザについて、ニュース、コンテンツなどを遮断するためにユーザによって提供される。

図４は、ユーザ相性に基づくユーザへ表示した１以上の媒体アイテムの典型的なスクリーンショット４００を示す。典型的なスクリーンショット４００は、ユーザデバイス１０２でのユーザのような、特定のユーザに対応付けられたディスプレイページを表す。いろいろな記事、コンテンツ、媒体などがディスプレイページを介して表示される。図４に示す典型的なスクリーンショットにおいて、いくつかの記事及び／又は記事のヘッドラインが表示される。

「ダナはグループに加入した マイケジョーンズってだれ？」と題名づけられた最初の記事４０２は、相性に従って最も高く順序付けられる。ここに説明するように、他のコンテンツとのユーザ相互関係及びその他のコンテンツとのユーザ相互関係に対応付けられたユーザの関係とに基づいて、全部の相性はディスプレイページに現れているそれぞれの記事に割り当てられている。記事は、相性に従って順番に表示される。例えば、最初の記事４０２は、ユーザ、コンテンツ及び／又は最初の記事４０２に含まれる他のユーザのために決定された相性に基づいて、最も高い順序が割り当てられる。その一方、２番目の記事４０４、「アンソニーはグループパグに加入した？、はいどうぞ」と題名付けられたものは、コンテンツ及び／又は２番目の記事４０４に含まれる他のユーザに関連してユーザのために決定された相性に基づいて、２番目に高い順序が割り当てられる。

相性はソーシャルネットワーク環境の１以上のユーザ活動に基づいて決定されるけれども、いくつかの実施例によれば、ソーシャルネットワーク環境外のユーザ活動もまたコンテンツ及び／又は他のユーザの全部の相性を決定するのに考慮される。１以上のユーザ活動は、ここに記述されるように、ユーザが実行するそれぞれの活動に対応付けられた１以上の関係によって、それぞれのユーザの重要性を異ならせるから、ユーザが他のユーザと一緒に持つ関係は、重要性及び／又は１以上のユーザ活動のレーティングに影響する。例えば、「ユーザＡ」が「ユーザＡ」の友達である「ユーザＢ」に対応付けられたディスプレイページにコメントを書き込む場合、その活動は「ユーザＡ」が「ユーザＡ」の仕事仲間である「ユーザＣ」に対応付けられたディスプレイページにコメントを書き込む場合よりも高いレーティング又は重要性を割り当てられる。ここに記述されるように、関係は、ユーザが他にユーザに割り当てたカテゴリ、グループなどから、又はユーザについてソーシャルネットワークプロバイダ１０６が得た他の情報から得られる。

図５を参照すると、ソーシャルネットワーク環境におけるユーザ相性を評価するための典型的なプロセスのフローダイアグラムが示されている。ステップ５０２で、ソーシャルネットワーク環境に対応付けられたユーザによって実行された１以上の活動が監視される。例えば、ソーシャルネットワークプロバイダ１０６に対応付けられた監視モジュール２０６は、ユーザによって実行された１以上の活動を監視することができる。１以上の活動は、ここに記述されるように、電子メール送信、ユーザプロフィールを見ること、ユーザの写真を見ること、他のユーザにメッセージを送ることなどを含む。

ステップ５０４で、１以上の活動に対応付けられた関係が決定される。ここに記述されるように、関係データベース２１０は、ユーザが他のユーザと持つ１以上の関係又はユーザが相互作用しているコンテンツを提供する。例えば、ユーザが「ユーザＡ」のプロフィールにアクセスする場合、関係データベース２１０は、ユーザが「ユーザＡ」がユーザのガールフレンドである「ユーザＡ」と一緒に持つ関係のデータを提供する。その結果、「ユーザＡ」のプロフィールにアクセスするユーザに対応付けられた関係は、ユーザがユーザのガールフレンドにアクセスしていることである。１以上の関係は、１以上のユーザ活動と対応付けられるかもしれない。例えば、ユーザのガールフレンドはまたユーザと一緒に住む、だから関係データベース２１０はおまけに同居関係が存在することを表す。

ここに記述されるように、関係はそれぞれ異なる重要性及びレーティングを割り当てられる。同様に、他のユーザ又はコンテンツとのユーザ相互関係のような１以上のユーザ活動もまた、変化する重要性とレーティングを割り当てられる。

ステップ５０６で、ソーシャルネットワーク環境に対応付けられた１以上のオブジェクトが、１以上の活動と関係に基づき決定される。１以上のオブジェクトは、他のユーザ、主題、カテゴリなどを含みうる。相性は、類似重要性と１以上のユーザ活動を割り当てられたレーティングと１以上のユーザ活動に対応付けられた関係に基づいている。１以上のユーザ活動は、１以上の他のユーザへ電子メールを送ること、１以上の他のユーザのプロフィールを見ること、１以上の他のユーザによってあるいは他のユーザのために書き込まれたコンテンツを見ること、ユーザ自身のために書き込まれたコンテンツを見ること、などを含む。どんなタイプの活動も監視され、相性を決定するために用いられる。

ここに記述されるように、記事、写真などのような１以上の媒体アイテムが、ユーザ相性に基づき生成される、又は随意的に提供される。典型的な実施例によれば、相性の結果としてユーザに表示されたコンテンツとのユーザ相互関係によって相性は更新される。例えば、ユーザに表示された５番目の記事が、ユーザの一番の友達の前のガールフレンドについての記事であり、ユーザが最初にその記事にアクセスする場合、ユーザとユーザの一番の友達及び／又は一番の友達の前のガールフレンドとの間の関係は、より高いレーティングを割り当てられる。したがって、ユーザの一番の友達及び／又は一番の友達の前のガールフレンドについての今後の記事は、他の記事よりも高くランク付けされる。

様々な実施例が上述されているとおり、それらは単に一例として示されているだけであり、制限事項でないことが理解されるべきである。例えば、相性エンジンに対応付けられたエレメントのどれもが、上に述べた要求された相関関係を用いるかもしれない。このようにして、好ましい実施例の幅と範囲は、上記記述した典型的な実施例のどれによっても制限されるべきでない。

Claims (18)

1. ソーシャルネットワーク環境におけるユーザ相性を評価するための、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムであって、プロセッサに、
   ソーシャルネットワーキングシステムにより、１以上のエンティティによって実行された１以上の活動に関係付けられた情報を監視する手順と、
   １以上の記事を生成する手順であって、前記１以上の記事の各々は、少なくとも１つの活動の記載と前記活動を実行した少なくとも１つのエンティティの特定とからなるものと、
   処理をソーシャルネットワーキングシステム上で動作することにより、記事内に特定されるエンティティのためのユーザの相性及び記事内に記載された活動に基づいて複数の記事それぞれのためのユーザの相性を判定する手順と、
   前記判定した複数の記事のユーザの相性を比較する手順と、
   前記判定された複数の記事のユーザの相性の前記比較の少なくとも一部に基づいて、１以上の記事をユーザのために選択する手順と、
   前記選択した１以上の記事をユーザに表示するために提供する手順と
   を実行させるためのコンピュータプログラム。
2. さらに、前記ユーザ相性に基づき1以上の記事を生成する手順を前記プロセッサに実行させることを特徴とする請求項１に記載のコンピュータプログラム。
3. 前記１以上の活動は、第２のユーザとの相互関係からなることを特徴とする請求項１に記載のコンピュータプログラム。
4. 前記１以上の活動は、第２のユーザに関係付けられたコンテンツとの相互関係からなることを特徴とする請求項１に記載のコンピュータプログラム。
5. プロセッサと、
   １以上のエンティティによって実行された１以上の活動を記憶させるように構成された記憶モジュールと、
   前記記憶モジュールに結合された相性エンジンであって、前記プロセッサに、
   各々が、少なくとも１つの活動の記載と前記活動を実行した少なくとも１つのエンティティの特定とからなる１以上の記事を生成させ、
   処理をソーシャルネットワーキングシステム上で動作することにより、記事内に特定されるエンティティのためのユーザの相性、及び記事内に記載された活動に基づいて複数の記事それぞれのためのユーザの相性を判定させ、
   前記判定した複数の記事のユーザの相性を比較させ、
   前記判定された複数の記事のユーザの相性の前記比較の少なくとも一部に基づいて、１以上の記事をユーザのために選択させ、
   前記選択した１以上の記事をユーザに表示するために提供させる
   ように構成された前記相性エンジンと
   を具えるシステム。
6. 前記相性エンジンは、前記プロセッサに、さらに、前記ユーザ相性に基づき1以上の記事を生成させるように構成されることを特徴とする請求項５に記載のシステム。
7. 前記１以上の活動は、第２のユーザとの相互関係からなることを特徴とする請求項５に記載のシステム。
8. 前記１以上の活動は、第２のユーザに関係付けられたコンテンツとの相互関係からなることを特徴とする請求項５に記載のシステム。
9. １以上の記事のための前記ユーザの相性は減衰因子の作用であり、該減衰因子は、値が時間を介して古くさくなるユーザ相互関係に関係付けられた割合であることを特徴とする請求項１に記載のコンピュータプログラム。
10. 前記１以上の記事によって特定されるエンティティのためのユーザの相性は、前記エンティティとのユーザ相互関係の頻度に基づき少なくとも一部が判定されることを特徴とする請求項１に記載のコンピュータプログラム。
11. 前記１以上の記事のためのユーザの相性を判定することはまた、前記1以上の記事に関係付けられた情報の少なくとも一部に基づかれることを特徴とする請求項１に記載のコンピュータプログラム。
12. １以上の記事のための前記ユーザの相性は減衰因子の作用であり、該減衰因子は、値が時間を介して古くさくなるユーザ相互関係に関係付けられた割合であることを特徴とする請求項５に記載のシステム。
13. 前記１以上の記事によって特定されるエンティティのためのユーザの相性は、前記エンティティとのユーザ相互関係の頻度に基づき少なくとも一部が判定されることを特徴とする請求項５に記載のシステム。
14. 前記１以上の記事のためのユーザの相性を判定することはまた、前記1以上の記事に関係付けられた情報の少なくとも一部に基づかれることを特徴とする請求項５に記載のシステム。
15. コンピュータによって実行される方法であって、
    ソーシャルネットワーキングシステムにより、１以上のエンティティによって実行された１以上の活動に関係付けられた情報を監視するステップと、
    １以上の記事を生成するステップであって、前記１以上の記事の各々は、複数の活動の少なくとも１つの記載と前記活動を実行した１以上のエンティティの少なくとも１つの特定とからなるものと、
    処理をソーシャルネットワーキングシステム上で動作することにより、記事により特定される１以上のエンティティのためのユーザの相性、及び記事内に記載された活動に基づいて１以上の記事のためのユーザの相性を判定するステップと、
    前記判定した複数の記事のユーザの相性を比較するステップと、
    前記判定された複数の記事のユーザの相性の前記比較の少なくとも一部に基づいて、１以上の記事をユーザのために選択するステップと、
    前記選択した１以上の記事をユーザに表示するために提供するステップと、
    を備える方法。
    
16. １以上の記事のための前記ユーザの相性は減衰因子の作用であり、該減衰因子は、値が時間を介して古くさくなるユーザ相互関係に関係付けられた割合であることを特徴とする請求項１５に記載の方法。
17. 前記１以上の記事によって特定されるエンティティのためのユーザの相性は、前記エンティティとのユーザ相互関係の頻度に基づき少なくとも一部が判定されることを特徴とする請求項１５に記載の方法。
18. 前記１以上の記事のためのユーザの相性を判定することはまた、前記1以上の記事に関係付けられた情報の少なくとも一部に基づかれることを特徴とする請求項１５に記載の方法。

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