JP2005227894A - データ記録方法及びデータ記録装置、並びにデータ記録システム - Google Patents

データ記録方法及びデータ記録装置、並びにデータ記録システム Download PDF

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Abstract

【課題】バックアップデータを用いることなく消失したコンテンツを復元する。
【解決手段】情報処理装置であるPC2は、HDDに蓄積されたCD、DVD等のほかの記録媒体から再生した著作権保護された音楽コンテンツのファイルを、データ記録装置1を介してミニディスク90に複製する。このときデータ記録装置1は、PC2に固有のIDをミニディスク90に記録する。本具体例で使用する次世代ミニディスクには、音楽ファイル本体とともにコンテンツ固有のコンテンツIDもまた記録される。バックアップ復元時には、復元先になっている機器がチェックアウトしたPCと同一か照合し同一のとき復元する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ記録方法及びデータ記録装置、並びにデータ記録システムに関し、特に、制限回数下でのみ複製を許可されることで著作権保護されたコンテンツを、編集性を重視したフォーマットでデータが記録された別の記録媒体に複製するデータ記録方法及びデータ記録装置、並びにデータ記録システムに関する。
近年、ディスク等の記録媒体は、大容量化のための技術が各種開発されている。また、1つのメディアについて多様なデータ、例えば、オーディオデータ、コンピュータ用途のデータ等を自在に記録再生できるようにすることも求められている。しかし、汎用メディアの開発に関しては、旧来の記録再生装置等の互換性、整合性も重要とされる。また、物理的にみても、旧来の資産を有効利用できることが好ましい。
現在広く普及しているミニディスク(Mini Disc;MD(登録商標))を例にあげる。ミニディスクは、公知のとおり、直径64mmの光磁気ディスクであって、音楽等のオーディオデータを記録再生できる。ミニディスクでは、オーディオデータは、ATRAC方式によってデータ量が1/5〜1/10に圧縮されて記録される。オーディオデータを例にとると、80〜160分程度の記録が可能となっている。また、ミニディスクは、記録データに対して、分割(ディバイド)、連結(コンバイン)、消去(イレーズ)、移動(トラックナンバムーブ)等、高い編集性を実現するファイルシステムになっている。
CD−DA(Compact Disc Digital Audio)、DVD(Digital Versatile Disc)等のパッケージメディアに記録された音楽、映像等のコンテンツデータをパーソナルコンピュータ(PC)にて再生し、PCのHDD(Hard Disc Drive)を1次記録媒体として、2次記録媒体であるミニディスクに複製(コピー)又は移動(ムーブ)する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、PCと端末間におけるデータ転送時に転送用データを暗号化し、更にコンテンツデータ(トラックとも呼ばれる楽曲等の単位となるデータ)を編集してもコンテンツの権利管理を行うことと、SDMI(Secure Digital Music Initiative)方式におけるいわゆるチェックイン(権利返却)/チェックアウト(権利譲渡)の整合性をとることを実現している。
ところが、例えば、PC上の著作権保護された音楽コンテンツをミニディスク(MD)、半導体メディア等にチェックアウトした状態で元の音楽コンテンツ或いは音楽コンテンツに関する何らかの情報をバックアップしないでPC上の音楽コンテンツが消失されてしまった場合、チェックインとチェックアウトの整合性がとれず音楽コンテンツが使用できなくなる虞があった。また、例えばユーザが関連サイトから正規手続を行ってダウンロードしたコンテンツであっても、チェックインとチェックアウトの整合性がとれないために使用できなくなったコンテンツを復元する方法がなかった。このように従来では、バックアップをとることによって消失したデータを復元する方法はあっても、その都度バックアップをとる必要があった。
このようなチェックイン/チェックアウトの仕組みによるものばかりでない。例えば、元の格納場所の記憶容量が一杯になり、過去のあるデータを消去して新規データを記録した場合、消去した情報がバックアップしてなければ、当然復元することができない。また、仮にデータを別の記録媒体等に複製しバックアップしてあったとしても、ユーザ自身が消去したデータを覚えていなくては復元することもできないという問題点があった。
特開2002−373470号公報
本発明は、バックアップデータを用いることなく、悪意あるユーザによる不正な複製の結果得られたコンテンツと正規手続を行ってダウンロードしたコンテンツであるが複製チェックインとチェックアウトの整合性がとれないコンテンツとを区別して、PCが故障したときなどでもコンテンツの復元を可能にするとともに、記録媒体からの復元操作による違法コピーを防ぐことが可能なデータ記録方法及びデータ記録装置、並びにデータ記録システムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係るデータ記録方法は、コンテンツを別の記録媒体に複製するとともにコンテンツに固有なコンテンツ情報及びコンテンツの元の格納場所である機器に固有の機器情報を記録する記録工程と、記録工程にて記録された後に格納場所に格納されたコンテンツが消失したとき複製された複製コンテンツのコンテンツ情報及び該コンテンツ情報に関連付けられた機器情報と保存手段に保存された機器情報とを照合する照合工程と、照合工程にて照合できた場合、複製コンテンツを機器に書き戻す復元工程とを有する。
復元工程は、復元しようとするコンテンツと該コンテンツが記録された記録媒体との組合せによって過去に復元処理を実行したか否かを判別する判別工程を有し、照合工程にて照合でき且つ以前に復元処理を実行したことがなければ複製コンテンツを機器に書き戻す。また、復元工程は、復元先の機器が前回の復元処理の復元先と同一か否か判別する復元先判別工程と、前回の復元処理から一定期間が経過しているか否かを判別する復元間隔判別工程を有し、照合工程にて照合でき且つ復元先機器が前回の復元処理の復元先と同一でなく前回の復元処理から一定期間が経過している場合、複製コンテンツを機器に書き戻すようにしてもよい。
ここでコンテンツ情報には、音楽コンテンツを再生するのに参照が必要なインデックス情報、該コンテンツの改竄チェック情報、セット毎の再生許可情報が含まれる。また、本発明に係るデータ記録方法は、元の格納場所から別の記録媒体への複製は、コンテンツの使用権利譲渡であって、別の記録媒体から元の格納場所へコンテンツが移動される権利返却がなければ、元の格納場所ではコンテンツを使用できないというコンテンツ管理手法とともに用いるとよい。
また、認証によって使用可能となる秘匿領域と通常の記録領域とを有する記録媒体であってコンテンツが秘匿領域に記録されるものをここでの別の記録媒体として使用することが好ましい。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係るデータ記録装置は、外部から入力したコンテンツを格納手段に記録する第1の記録手段と、コンテンツを格納手段から別の記録媒体に複製するとともにコンテンツに固有のコンテンツ情報及び当該データ記録装置に固有の機器情報を別の記録媒体に記録する第2の記録手段と、第2の記録手段にて別の記録媒体に記録された後に格納場所に格納されたコンテンツが消失したとき複製された複製コンテンツのコンテンツ情報及び該コンテンツ情報に関連付けられた機器情報と書込先機器の機器情報とを照合し、照合できたとき第1の記録手段に複製コンテンツを元の格納場所に書き戻す処理を実行させる復元制御手段とを備え、復元制御手段によって、別の記録媒体に記録されたコンテンツが以前に元の格納場所から複製したコンテンツであると照合されると消失したコンテンツを復元する。
復元制御手段は、復元しようとするコンテンツと該コンテンツが記録された記録媒体との組合せによって過去に復元処理を実行したか否かを判別し、照合でき且つ以前に復元処理を実行したことがなければ複製コンテンツを機器に書き戻す処理を行う。また、復元制御手段は、復元先の機器が前回の復元処理の復元先と同一か否か判別するとともに前回の復元処理から一定期間が経過しているか否かを判別し、照合でき且つ復元先機器が前回の復元処理の復元先と同一でなく前回の復元処理から一定期間が経過している場合、複製コンテンツを機器に書き戻す処理を行うようにしてもよい。
ここでコンテンツ情報には、音楽コンテンツを再生するのに参照が必要なインデックス情報、該コンテンツの改竄チェック情報、セット毎の再生許可情報が含まれる。また、本発明に係るデータ記録装置には、元の格納場所から別の記録媒体への複製は、コンテンツの使用権利譲渡であって、別の記録媒体から元の格納場所へコンテンツが移動される権利返却がなければ、元の格納場所ではコンテンツを使用できないというコンテンツ管理手法とともに用いるとよい。
また、認証によって使用可能となる秘匿領域と通常の記録領域とを有する記録媒体であってコンテンツが秘匿領域に記録されるものをここでの別の記録媒体として使用することが好ましい。
更に、上述した目的を達成するために、本発明に係るデータ記録システムは、外部から入力したコンテンツを格納手段に記録する第1の記録手段と、コンテンツを格納手段から別の記録媒体に複製するとともにコンテンツに固有のコンテンツ情報及び当該データ記録装置に固有の機器情報を別の記録媒体に記録する第2の記録手段とを備え、制限回数下でのみ複製を許可されることで著作権保護されたコンテンツを別の記録媒体に複製するデータ記録装置と、第2の記録手段にて別の記録媒体に記録された後に格納場所に格納されたコンテンツが消失したとき複製された複製コンテンツのコンテンツ情報及び該コンテンツ情報に関連付けられた機器情報と保存手段に保存された機器情報とを照合し、照合できたとき第1の記録手段に複製コンテンツを元の格納場所に書き戻す処理を実行させる復元制御手段とを備えるコンテンツ復元制御装置とが互いにネットワークを介して接続されてなる。
復元制御手段は、復元しようとするコンテンツと該コンテンツが記録された記録媒体との組合せによって過去に復元処理を実行したか否かを判別し、照合でき且つ以前に復元処理を実行したことがなければ複製コンテンツを機器に書き戻す処理を行う。また、復元制御手段は、復元先の機器が前回の復元処理の復元先と同一か否か判別するとともに前回の復元処理から一定期間が経過しているか否かを判別し、照合でき且つ復元先機器が前回の復元処理の復元先と同一でなく前回の復元処理から一定期間が経過している場合、複製コンテンツを機器に書き戻す処理を行うようにしてもよい。
ここでコンテンツ情報には、音楽コンテンツを再生するのに参照が必要なインデックス情報、該コンテンツの改竄チェック情報、セット毎の再生許可情報が含まれる。また、本発明に係るデータ記録システムは、元の格納場所から別の記録媒体への複製は、コンテンツの使用権利譲渡であって、別の記録媒体から元の格納場所にコンテンツが移動される権利返却がなければ、元の格納場所ではコンテンツを使用できないというコンテンツ管理手法とともに用いるとよい。
本発明に係るデータ記録方法及びデータ記録装置によれば、悪意あるユーザによる不正な複製の結果得たコンテンツと正規手続を行ってダウンロードしたコンテンツであるが複製チェックインとチェックアウトの整合性がとれないコンテンツとを区別して、PC故障時などにコンテンツが消失してもデータの復元が可能になる。更に、この復元操作を利用した違法コピーを防ぐこともできる。またこのとき、本発明に係るデータ記録方法及びデータ記録装置は、バックアップデータを必要としない。
本発明に係るデータ記録装置は、例えば、オーディオデータ、PCデータ等のように異なるフォーマットで作成された異なるデータを扱うことができる記録媒体の記録装置である。記録媒体は、大容量記録が可能であることを特徴とした記録媒体であれば、半導体メモリ、ディスク状記録媒体等制限なく使用できるが、本具体例ではディスク状の光磁気記録媒体であるミニディスク(登録商標)を用いる。
特に、本具体例として示すデータ記録装置は、従来のミニディスクのほか、トラックピッチを狭くし線速度及び変調方式を変更する等の改良を加えることで記録データの高密度化を実現し、更に、通常の記録領域と認証によって使用可能となる秘匿領域(セキュア領域)とを設けた次世代ミニディスクにも対応している。これら次世代ミニディスクは、UTOCとは異なる新たな管理データ構成を採用し、平文にて記録されていた従来ミニディスクと異なり、特定のデータは暗号化されて記録されるようになっている。次世代ミニディスクでは、著作権が発生する音楽コンテンツ、映像コンテンツ等のデータは、所定フォーマットでセキュア領域に記録され、セキュア領域を参照可能な装置によってのみ再生できるようになっている。新たな変調方式を採用したミニディスクでは、高音質の音楽データを長時間記録再生することを可能にしたことから、1枚のディスクで管理される楽曲数が膨大になっている。また、このミニディスクは、FATファイルシステムを使ってデータを管理することによりコンピュータとの親和性が図られている。
本具体例では、コンテンツとして音楽コンテンツを取り上げ、ATRAC(登録商標)形式のオーディオデータがこの秘匿領域に記録可能な特定データとして扱われるものとする。MP3(MPEG1 Audio Layer-3)形式、WMA(Windows Media Audio)形式等、ATRAC以外のオーディオデータ、画像データ、テキストデータ等のデータは、通常記録領域に記録される。秘匿領域と通常記録領域とを有する次世代ミニディスクの詳細については後述する。
本具体例にて示すデータ記録装置は、ハードディスクドライブ(HDD)等のデータ蓄積部を備えたパーソナルコンピュータのような情報処理装置に接続され、著作権保護された音楽コンテンツをCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等のほかの記録媒体から再生されて情報処理装置に内蔵されたデータ蓄積部にリッピング若しくはダビングされたコンテンツを、更に予め決められた複製制限下で別の記録媒体に複製するためのデータ記録装置である。また、いわゆるインターネットのようなネットワークを用いた定額制の音楽配信サービス(EMD:Electronic Music Distribution)によって提供された音楽コンテンツも同様に扱うことができる。
したがって、本具体例にて示すデータ記録装置が接続される情報処理装置は、ネットワークを介しての流通を前提として著作権保護を施されたディジタルオーディオデータを再生できる仕組みを備えたEMDプレーヤとしての機能を有している。また、データ記録装置は、SDMI(Secure Digital Music Initiative)方式によって、いわゆるチェックイン(権利返却)/チェックアウト(権利譲渡)の整合性をとることでコンテンツデータを管理できるようになっている。
以下、図面を用いて、本発明の具体例として示す音楽コンテンツのファイル(音楽ファイル)復元の概略について詳細に説明する。本具体では、次世代ミニディスクであるミニディスク90に対してデータを記録できるデータ記録装置1が情報処理装置であるPC2に接続されている場合について示す。SDMI方式に則れば、1次記録媒体としてのHDDを備えたPC2から2次記録媒体としてのミニディスク90に音楽ファイルをチェックアウトした後、仮に、1次記録媒体を有するPC2上の音楽データが破損或いは消失されると、転送した音楽ファイルの返却ができなくなる。この場合、チェックアウトとチェックインとの整合がとれずにチェックインNGとなってコンテンツそのものが使用できなくなることがある。
そこで、本具体例では2次記録媒体上の音楽ファイルをPC2にアップロードして復元できるようにする。このとき復元操作による違法コピーを防ぐ方法として下記の2通りの方法があげられる。
まず、第1の方法について図1を用いて説明する。図1に示すように、音楽データのチェックアウト時に、PC2の機器IDを2次記録媒体であるミニディスク90に記録し、バックアップ復元時には、復元先になっている機器がチェックアウトしたPCと同一か照合し同一のとき復元する。
情報処理装置であるPC2は、図1に模式的に示すように、CD、DVD等のほかの記録媒体から再生した著作権保護された音楽コンテンツをデータ蓄積部であるHDDに蓄積する。HDDに蓄積された音楽ファイルを、データ記録装置1を介してミニディスク90に複製する。このときデータ記録装置1は、PC2に固有のIDをミニディスク90に記録する。PCの機器IDとして実際には、ネットワークカードのID、ハードディスクのID等を用いることができる。
本具体例で使用する次世代ミニディスクには、音楽ファイル本体とともにコンテンツ固有のコンテンツIDもまた記録される。したがって、SDMI方式に則れば、音楽コンテンツは、1次記録媒体としてのHDDを備えたPC2から2次記録媒体としてのミニディスク90にデータ記録装置1を介して転送されたことになる。ここでコンテンツIDには、コンテンツを再生するのに参照が必要なトラックインデックスファイル(TIF)、コンテンツの改竄チェック情報としてのMACが纏められたMACファイル、再生機器毎の再生許可情報としてのEKB(Enabling Key Block)を纏めたEKBファイル等の音楽コンテンツを暗号化するための暗号化情報が含まれている。
このようにコンテンツをチェックアウトしたとき、図2に示すようにPC2上の音楽データが破損或いは消失されると転送した音楽ファイルの返却ができなくなる。この場合、データ記録装置1は、復元先に指定された機器が音楽ファイルをチェックアウトしたPC2と同一かどうかを照合する。データ記録装置1は、チェックアウト時に音楽ファイルとともに記録したPC2の機器IDと復元先に指定された機器の機器IDとを比較し、同一であれば、ミニディスク90に記録された音楽ファイルを接続された機器に送る。これにより破損或いは消失した元の音楽ファイルが復元される。
続いて、第2の方法について図3を用いて説明する。第2の方法では、データ記録装置1とこれに接続されるPC2のほかに複製と復元の履歴を管理するコンテンツ復元制御装置としての管理装置3を用意する。管理装置3は、音楽ファイルの元の格納場所であるPC2の機器IDと、音楽ファイルのコンテンツIDと、複製先であるミニディスク90に固有の媒体IDとを対応付けて記憶しており、PC2とはネットワークを介して接続されている。
管理装置3は、音楽ファイルが複製される際、音楽ファイルの元の格納場所であるPC2の機器IDと、音楽ファイルのコンテンツIDと、複製先であるミニディスク90に固有の媒体IDとを対応付けて複製の履歴として記憶し、PC2から復元の要請があった場合、複製先のミニディスク90に記録されたコンテンツIDと媒体IDとPC2の機器IDとを照合する。複製した履歴が判明した場合、ミニディスク90に記録された音楽ファイルをPC2のHDDに書き戻すことを許可する。これにより、PC2のHDDに格納された元の音楽ファイルが、万が一破損或いは消失した場合でも、管理装置3に記録された複製の履歴情報によって、PC2からデータ記録装置1を介してミニディスク90に転送された音楽ファイルであることが判明すればPC2に音楽ファイルを復元することができる。
また、第2の方法では、同一のミニディスクから復元を装って短期間に複数のPCに複製されることを防ぐために、更に、過去の一定期間復元処理を行っているか否かを判別して、過去一定期間復元処理を行っていなければ復元要請に応えることができるようにする。この場合には、ミニディスク90に音楽ファイルとともに複製ファイルが元の音楽ファイルを復元するために使用されたか否かを判別するフラグを付ける。
管理装置3においてファイルを復元できるか否かを判断する処理を図4に示す。まず、管理装置3は、PC2から復元要請があると、ステップS1として、復元しようとするトラックと、このトラックに対して現在挿入されているミニディスク90との組合せによって過去に復元処理を実行したか否かを判別する。このミニディスク90とトラックを用いて過去に修復処理を実行したことがなければ、復元処理を許可する。一方、ミニディスク90とトラックを用いて過去に修復処理を実行したことがあった場合、ステップS2において、復元先の機器が前回の復元処理の復元先と同一であるか否か判別する。復元先の機器が前回の復元処理の復元先と同一であれば、復元処理を許可する。復元先の機器が前回の復元処理の復元先と同一でなければ、ステップS3において、前回の復元処理から一定期間が経過しているか否かを判別し、経過していれば復元処理を許可し、経過していなければ復元処理を許可しない。
このように、上述した第1及び第2の方法によれば、PC上の著作権保護されたファイルが破損又は消失したとき、バックアップデータを用いなくとも、少なくとも機器IDとコンテンツIDが照合できれば、このファイルをチェックアウトした先の記録媒体からアップロードして元の格納場所のファイルを復元することができる。更に、ネットワーク上に管理装置3を設けて、記録媒体の媒体ID、音楽ファイルのコンテンツID、PCの機器ID等に基づく復元履歴を管理することで違法な復元を回避することができる。
上述したような機器IDは、各部品又はPC本体を交換することによって変わってしまうことがある。そのため、第2の方法では、PCのIDが異なっても過去一定期間復元の操作を行っていなければ、復元要請に応えることができるようにしてもよい。また、チェックイン/チェックアウトに限らず、PC2のHDDからミニディスク90への単なる複製処理であってもよい。PC2では、音楽ファイル、映像ファイル、データファイル等のファイル種類にとらわれず記録可能であるため、記録を重ねるうちにHDDの記憶容量が一杯になって、今記録しなくてはならないデータのためにそれまで蓄積したデータの一部を消去する必要が生じることもある。このような場合でも、ユーザは消去したデータが分からなくなるという心配がない。なお、ここで説明したデータ記録装置1とPC2は、一体化された装置であってもよい。すなわち、ミニディスク90へのデータ記録装置を備えたPC2であってもよい。
以下、本発明の具体例として示すデータ記録装置1について、図面を参照して詳細に説明する。本具体例にて適用するミニディスクにおいて秘匿領域に記録されるデータは、オーディオファイルであって、ここでは、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)方式、ATRAC3方式、ATRAC3plus方式に基づくデータである。データ記録装置1は、図5に示すように、メディアドライブ部11と、メモリ転送コントローラ12と、クラスタバッファメモリ13と、補助メモリ14と、USBインタフェース15、16と、USBハブ17と、システムコントローラ18と、オーディオ処理部19とを備えている。データ記録装置1は、パーソナルコンピュータ(以下、PCと記す。)100と接続でき、ミニディスクをオーディオデータ記録メディアとして使用できるほか、PC等の外部ストレージとしても使用できる。
データ記録装置1におけるメディアドライブ部11は、装填されたミニディスク90に対する記録及び/又は再生を行う。メディアドライブ部11の内部構成は、後段にて説明する。
メモリ転送コントローラ12は、メディアドライブ部11からの再生データ又はメディアドライブ部11に供給する記録データの送受制御を行う。クラスタバッファメモリ13は、メディアドライブ部11によってミニディスク90のデータトラックから高密度データクラスタ単位で読み出されたデータをメモリ転送コントローラ12の制御に基づいてバッファリングする。補助メモリ14は、メディアドライブ部11によってミニディスク90から読み出されたUTOCデータ等の各種管理情報、秘匿領域に記録される著作権保護のための情報、データ改竄チェックのための情報、限定的にアクセスを許可する外部機器情報等をメモリ転送コントローラ12の制御に基づいて記憶する。
システムコントローラ18は、USBインタフェース16、USBハブ17を介して接続されたPC100との間で通信可能であり、このPC100との間の通信制御を行って、書込要求、読出要求等のコマンドの受信、ステイタス情報、その他の必要情報の送信等を行うとともにデータ記録装置1全体を統括制御している。システムコントローラ18は、例えば、ミニディスク90がメディアドライブ部11に装填されると、ミニディスク90から管理情報等を読み出すようメディアドライブ部11に指示し、メモリ転送コントローラ12によって読み出されたPTOC、UTOC等の管理情報等を補助メモリ14に格納させる。システムコントローラ18は、これらの管理情報を読み込むことによってミニディスク90のトラック記録状態を把握している。また、記録されるコンテンツデータのファイル情報、及び記録されるコンテンツデータのコンテンツ単位毎の暗号化情報を含むコンテンツ管理情報を記録する領域をディスク初期化時にミニディスクの最内周の所定領域に確保する。
そして、システムコントローラ18は、PC100からあるFATセクタの読出要求があった場合、メディアドライブ部11に対して、このFATセクタを含むデータクラスタの読出を実行する旨の信号を与える。読み出されたデータクラスタは、メモリ転送コントローラ12によってクラスタバッファメモリ13に書き込まれる。但し、既にFATセクタのデータがクラスタバッファメモリ13に格納されていた場合、メディアドライブ部11による読出は必要ない。このとき、システムコントローラ18は、クラスタバッファメモリ13に書き込まれている高密度データクラスタのデータから、要求されたFATセクタのデータを読み出す信号を与え、USBインタフェース15、USBハブ17を介して、PC100に送信する、又はオーディオ再生処理するための制御を行う。
また、システムコントローラ18は、PC100から、あるFATセクタへの書込要求があった場合、メディアドライブ部11に対して、補助メモリ14に基づいてこのFATセクタを含むデータクラスタの読出を実行させる。読み出されたデータクラスタは、メモリ転送コントローラ12によってクラスタバッファメモリ13に書き込まれる。但し、既にこのFATセクタのデータがクラスタバッファメモリ13に格納されていた場合は、メディアドライブ部11による読出は必要ない。システムコントローラ18は、PC100から送信されたFATセクタのデータ(記録データ)を、USBインタフェース15を介してメモリ転送コントローラ12に供給し、クラスタバッファメモリ13上で該当するFATセクタのデータの書換えを実行させる。
更にシステムコントローラ18は、メモリ転送コントローラ12に指示して、必要なFATセクタが書き換えられた状態でクラスタバッファメモリ13に記憶されているデータクラスタのデータを記録データとしてメディアドライブ部11に転送させる。このとき、メディアドライブ部11は、装着されているミニディスクが対応している変調方式でデータクラスタの記録データを変調して書き込む。
ところで本具体例のように、ミニディスク90が秘匿領域と通常記録領域とを有し、各領域に記録されるデータが予め決められている場合には、システムコントローラ18は、記録再生するデータがオーディオトラックかデータトラックかに応じて指定された記録領域に基づいたアクセスをメディアドライブ部に指示することになる。データ記録装置1では、装着されたミニディスク90に対して、PC用のデータ又はオーディオデータの何れか一方のみを記録許可し、これ以外のデータの記録を禁止する制御を行うようにもできる。すなわち、PC用のデータとオーディオデータとを混在しないように制御することもできる。
なお、本具体例として示すデータ記録装置1において、上述した記録再生制御は、データトラックを記録再生する際の制御であり、MDオーディオデータ(オーディオトラック)を記録再生する際のデータ転送は、オーディオ処理部19を介して行われる。
オーディオ処理部19は、入力系として、例えば、ライン入力回路/マイクロフォン入力回路等のアナログ音声信号入力部、A/D変換器、及びデジタルオーディオデータ入力部を備える。また、オーディオ処理部19は、ATRAC圧縮エンコーダ/デコーダ、圧縮データのバッファメモリを備える。更に、オーディオ処理部19は、出力系として、デジタルオーディオデータ出力部、D/A変換器及びライン出力回路/ヘッドホン出力回路等のアナログ音声信号出力部を備えている。
ミニディスク90に対してオーディオトラックが記録されるのは、オーディオ処理部19にデジタルオーディオデータ(又は、アナログ音声信号)が入力される場合である。入力されたリニアPCMデジタルオーディオデータ、或いはアナログ音声信号で入力された後、A/D変換器で変換されて得られたリニアPCMオーディオデータは、ATRAC圧縮エンコードされ、バッファメモリに蓄積される。その後、所定タイミング(ADIPクラスタ相当のデータ単位)でバッファメモリから読み出され、メディアドライブ部11に転送される。メディアドライブ部11では、転送された圧縮データをEFM変調方式又はRLL(1−7)PP変調方式で変調してミニディスク90の秘匿領域にオーディオトラックとして書き込む。ATRAC以外の圧縮方式で圧縮されたデータは、通常記録領域に一般データとして書き込まれる。
メディアドライブ部11は、ミニディスク90からオーディオトラックを再生する場合、再生データをATRAC圧縮データ状態に復調してオーディオ処理部19に転送する。オーディオ処理部19は、ATRAC圧縮デコードを行ってリニアPCMオーディオデータとし、デジタルオーディオデータ出力部から出力する。或いは、D/A変換器によりアナログ音声信号としてライン出力/ヘッドホン出力を行う。
なお、図5に示す構成は一例であって、例えば、データ記録装置1をPC100に接続してデータトラックのみ記録再生する外部ストレージ機器として使用する場合、オーディオ処理部19は不要になる。一方、オーディオ信号を記録再生することを主たる目的とする場合、オーディオ処理部19を備え、更にユーザインタフェースとして操作部及び表示部を備えることが好適である。また、PC100との接続は、USBに限らず、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.:アメリカ電気・電子技術者協会)の定める規格に準拠した、いわゆるIEEE1394インタフェースのほか、汎用の接続インタフェースが適用できる。
続いて、データ記録装置1におけるメディアドライブ部11及びオーディオ処理部19の周辺構成について、図6を用いて詳細に説明する。本発明に係るデータ記録装置1は、秘匿領域と通常記録領域とを有するミニディスクに異なるフォーマットで作成された複数の異なるデータのうち所定の画像データとの関連付けを許可するフォーマットを表したリンク情報に基づいて、リンクが許可されたデータに対応付けて画像データを再生することを特徴としており、特に、ここでのリンク情報とは、異なるフォーマットで作成された複数の異なるデータのうち秘匿領域に記録されるオーディオデータに画像データの関連付けを許可するフォーマットを表した対応テーブルである。
メディアドライブ部11は、ミニディスク90に対して記録再生する記録処理系として、ミニディスク90の記録方式であるEFM変調・ACIRCエンコードを実行する構成を備え、再生処理系として、ミニディスク90を再生するためのEFM復調・ACIRCデコードを実行する構成とを備える。また、メディアドライブ部11は、装填されたミニディスク90をスピンドルモータ31によってCLV方式又はZCAV方式にて回転駆動する。記録再生時には、このミニディスク90に対して、光学ヘッド32からレーザ光が照射される。
光学ヘッド32は、記録時に記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出力を行い、また再生時には、磁気カー効果により反射光からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出力を行う。このため光学ヘッド32は、レーザ出力手段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタ、対物レンズ等からなる光学系及び反射光を検出するためのディテクタが搭載されている。光学ヘッド32に備えられる対物レンズとしては、例えば2軸機構によってディスク半径方向及びディスクに接離する方向に変位可能に保持されている。
本具体例では、媒体表面の物理的仕様が異なる複数種類のミニディスクに対して記録再生可能とし、両ディスクに対して最大限の再生特性を得るために、光学ヘッド32の読取光光路中にデータ読み取り時のビットエラーレートを最適化できる位相補償板を設ける。
ミニディスク90を挟んで光学ヘッド32と対向する位置には、磁気ヘッド33が配置されている。磁気ヘッド33は、記録データによって変調された磁界をミニディスク90に印加する。また、図示しないが光学ヘッド32全体及び磁気ヘッド33をディスク半径方向に移動させためのスレッドモータ及びスレッド機構が備えられている。
このメディアドライブ部11では、光学ヘッド32、磁気ヘッド33による記録再生ヘッド系、スピンドルモータ31によるディスク回転駆動系のほかに、記録処理系、再生処理系、サーボ系等が設けられる。記録処理系としては、ミニディスク90への記録時にEFM変調、ACIRCエンコードを行う部位が設けられる。また、再生処理系として、ミニディスク90の再生時にEFM変調に対応する復調及びACIRCデコードを行う部位が設けられる。
光学ヘッド32のミニディスク90に対するレーザ照射によりその反射光として検出された情報(フォトディテクタによりレーザ反射光を検出して得られる光電流)は、RF信号処理部34に供給される。RF信号処理部34では、入力された検出情報に対して電流−電圧変換、増幅、マトリクス演算等を行い、再生情報としての再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FE、グルーブ情報(ミニディスク90にトラックのウォブリングにより記録されているADIP情報)等を抽出する。
ミニディスク90の再生時には、RF信号処理部34で得られた再生RF信号は、ADIP_PLL回路35及びEFM_PLL回路36を介して、EFM及び/又はACIRC符号化復調部(EFM/ACIRCコーデック)37で処理される。また、RF信号処理部34から出力されるトラッキングエラー信号(Detrack)、フォーカスエラー信号(Defocus)、レンズシフト信号(LensShift)は、後段の各サーボ信号処理回路に供給され、グルーブ情報は、ADIP_PLL回路35に供給される。ADIP_PLL回路35は、グルーブ情報に対してバンドパスフィルタにより帯域制限してウォブル成分を抽出した後、FM復調、バイフェーズ復調を行ってADIPアドレスを抽出する。また、グルーブ情報は、スピンドルサーボ制御のためにサーボ信号処理回路46に戻される。
再生RF信号は、EFM及び/又はACIRC符号化復調部37で2値化されてEFM信号列とされた後、EFM復調され、更にACIRC復調のための誤り訂正とデインターリーブ処理とが行われる。オーディオデータであれば、この時点でATRAC圧縮データの状態である。復調されたATRAC圧縮データは、ミニディスク90からの再生データとしてメモリコントローラ38を介してDRAM39に出力され、ATRAC符号化復号部(ATRACコーデック)40にてATRAC復号され、AD/DAコンバータ41及びアンプ42を介してヘッドホン或いはスピーカといった出力部43から出力される。データ記録装置1は、マイク44、アンプ45、AD/DAコンバータ41を介して外部音声を取得する。
サーボ信号処理回路46は、例えばグルーブ情報に対して再生クロック(デコード時のPLL系クロック)との位相誤差を積分して得られる誤差信号に基づき、CLVサーボ制御及びZCAVサーボ制御のためのスピンドルエラー信号を生成し、駆動回路50に送る。また、サーボ信号処理回路47,48,49は、RF信号処理部34から供給されたトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号、レンズシフト、トラックジャンプ指令、アクセス指令等に基づいて各種サーボ制御信号(トラッキング制御信号、フォーカス制御信号、スレッド制御信号、スピンドル制御信号等)を生成し、各駆動回路51,52,53に対して出力する。すなわち、各サーボ信号処理回路は、上記サーボエラー信号又は指令に対して位相補償処理、ゲイン処理、目標値設定処理等の必要処理を行って各種サーボ制御信号を生成する。
各駆動回路50,51,52,53では、サーボ信号処理回路から供給されたサーボ制御信号に基づいて所定のサーボドライブ信号を生成する。ここでのサーボドライブ信号としては、2軸機構を駆動する2軸ドライブ信号(フォーカス方向、トラッキング方向の2種)、スレッド機構を駆動するスレッドモータ駆動信号、スピンドルモータ31を駆動するスピンドルモータ駆動信号となる。このようなサーボドライブ信号により、ミニディスク90に対するフォーカス制御、トラッキング制御、及びスピンドルモータ31に対するCLV制御又はZCAV制御が行われる。
ミニディスク90に対して記録動作が実行される際には、図5に示したメモリ転送コントローラ12からのデータ、或いはオーディオ処理部19からの通常のATRAC圧縮データが供給される。ミニディスク90に対する記録時は、EFM及び/又はACIRC符号化復調部37が機能する。オーディオ信号であれば、オーディオ処理部19からの圧縮データは、ACIRCエンコーダでインターリーブ及びエラー訂正コード付加が行われた後、EFM変調される。EFM変調データが磁気ヘッドドライバ54に供給され、磁気ヘッド33がミニディスク90に対してEFM変調データに基づいた磁界印加を行うことで変調されたデータが記録される。
ところで本具体例のように、ミニディスク90が秘匿領域と通常記録領域とを有し、各領域に記録されるデータが予め決められている場合には、システムコントローラ18は、記録再生するデータがオーディオトラックかデータトラックかに応じて指定された記録領域に基づいたアクセスをメディアドライブ部に指示することになる。データ記録装置1では、装着されたミニディスク90に対して、PC用のデータ又はオーディオデータの何れか一方のみを記録許可し、これ以外のデータの記録を禁止する制御を行うようにもできる。すなわち、PC用のデータとオーディオデータとを混在しないように制御することもできる。
続いて、データ記録装置1にて使用可能となるミニディスク90について説明する。ここで適用できるミニディスク90としては、従来の光磁気記録方式の変調方式を工夫した記録媒体と、従来の光磁気記録方式を採用したミニディスクの記録再生方式として通常用いられる記録フォーマットとは異なる信号方式を適用することによって秘匿性の向上と記録容量の高密度化を実現した記録媒体とがあげられる。
このミニディスク90は、高密度記録技術及び新規ファイルシステムを適用することによって、従来のミニディスクと筐体外形及び記録再生光学系に互換性を有しつつ記録容量を実現している。勿論、従来の光磁気記録方式を採用したディスクに、著作権保護のための情報、データ改竄チェックのための情報、他の非公開情報等を記録するエリアを設けて秘匿性を持たせることもできる。
ミニディスク90では、一連のオーディオトラック及びデータトラックは、ディスク上で必ずしも物理的に連続して記録される必要はなく、複数のパーツに分割して記録されていてもよい。パーツとは、物理的に連続して記録される区間を示す。すなわち、物理的に離れた2つのPCデータ記録領域が存在する場合でも、データトラックの数としては、1つとして扱われる場合もあり、複数トラックとして扱われる場合もある。
以下では、ミニディスク90の仕様例について説明する。まず、従来のミニディスクの仕様について説明する。ミニディスク(及びMD−DATA)の物理フォーマットは、以下のように定められている。トラックピッチは、1.6μm、ビット長は、0.59μm/bitとなる。また、レーザ波長λは、λ=780nmであり、光学ヘッドの開口率は、NA=0.45としている。記録方式としては、グルーブ(ディスク盤面上の溝)をトラックとして記録再生に用いるグルーブ記録方式を採用している。また、アドレス方式は、ディスク盤面上にシングルスパイラルのグルーブを形成し、このグルーブの両側に対してアドレス情報としてのウォブル(Wobble)を形成したウォブルドグルーブを利用する方式をとっている。なお、本明細書では、ウォブルとして記録される絶対アドレスをADIP(Address in Pregroove)ともいう。従来のミニディスクでは、記録データの変調方式としてEFM(8−14変換)変調方式が採用されている。また、誤り訂正方式としては、ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Solomon Code)を用いている。また、データインターリーブには、畳み込み型を採用している。これにより、データの冗長度は、46.3%となっている。また、従来のミニディスクにおけるデータの検出方式は、ビットバイビット方式であって、ディスク駆動方式としては、CLV(Constant Linear Velocity)が採用されている。CLVの線速度は、1.2m/sである。記録再生時の標準のデータレートは、133kB/s、記録容量は、164MB(MD−DATAでは、140MB)である。また、データの最小書換単位(クラスタ)は、32個のメインセクタと4個のリンクセクタによる36セクタで構成されている。
これに対して、本具体例で使用するミニディスク90のうち従来ミニディスクと変調方式を変更したディスクの一例としては、上述した従来のミニディスクと記録媒体の物理的仕様が同一であって、トラックピッチは、1.6μm、レーザ波長λは、λ=780nmであり、光学ヘッドの開口率は、NA=0.45である。記録方式としては、グルーブ記録方式を採用している。また、アドレス方式は、ADIPを利用する。このように、ディスクドライブ装置における光学系の構成、ADIPアドレス読出方式、及びサーボ処理は、従来のミニディスクと同様であるため、従来ディスクとの互換性が達成されている。また、このミニディスクは、記録データの変調方式として、高密度記録に適合したRLL(1−7)PP変調方式(RLL;Run Length Limited、PP:Parity preserve/Prohibit rmtr(repeated minimum transition runlength))を採用している。また、誤り訂正方式としては、より訂正能力の高いBIS(Burst Indicator Subcode)付きのRS−LDC(Reed Solomon−Long Distance Code)方式を用いている。また、データインターリーブは、ブロック完結型としている。これによりデータの冗長度は、20.50%になる。また、データの検出方式は、PR(1,2,1)MLによるビタビ復号方式を適用する。
この場合、ディスク駆動方式は、同様でCLV方式を用い、その線速度は、2.4m/sとする。記録再生時の標準データレートは、4.4MB/sである。この方式を採用することにより、総記録容量を300MBにすることができる。変調方式をEFMからRLL(1−7)PP変調方式とすることによって、ウインドウマージンが0.5から0.666となるため、1.33倍の高密度化が実現できる。また、データの最小書換単位であるクラスタは、16セクタ、64kBで構成される。このように記録変調方式をCIRC方式からBIS付きのRS−LDC方式及びセクタ構造の差異とビタビ復号を用いる方式にすることで、データ効率が53.7%から79.5%となるため、1.48倍の高密度化が実現できている。これらを総合すると、記録容量を従来ミニディスクの約2倍である300MBにすることができる。具体的には、このミニディスク90は、例えば、磁壁移動検出方式(DWDD:Domain Wall Displacement Detection)等の高密度化記録技術を適用した記録媒体であって、従来のミニディスクとは、物理フォーマットが異なっている。ミニディスク90は、トラックピッチが1.25μm、ビット長が0.16μm/bitであり、線方向に高密度化されている。また、従来ミニディスクとの互換をとるため、光学系、読出方式、サーボ処理等は、従来の規格に準じて、レーザ波長λは、λ=780nm、光学ヘッドの開口率は、NA=0.45とする。記録方式は、グルーブ記録方式、アドレス方式は、ADIPを利用した方式とする。また、筐体外形も従来ミニディスクと同一規格とされている。
但し、従来ミニディスクと同等の光学系を用いて、従来ミニディスクのトラックピッチよりも狭いトラックピッチ及び線密度(ビット長)を読み取る際には、デトラックマージン、ランド及びグルーブからのクロストーク、ウォブルのクロストーク、フォーカス漏れ、CT信号等における制約条件を解消する必要がある。そのため、ミニディスク90では、グルーブの溝深さ、傾斜、幅等が変更されている。具体的には、グルーブの溝深さが160nm〜180nm、傾斜が60°〜70°、幅が600nm〜800nmになっている。
また更に、通常用いられる記録フォーマットとは異なる信号方式を適用したミニディスク90の場合、記録データの変調方式として、高密度記録に適合したRLL(1−7)PP変調方式(RLL;Run Length Limited、PP:Parity preserve/Prohibit rmtr(repeated minimum transition runlength))を採用している。また、誤り訂正方式としては、より訂正能力の高いBIS(Burst Indicator Subcode)付きのRS−LDC(Reed Solomon−Long Distance Code)方式を用いている。データインターリーブは、ブロック完結型とする。これによりデータの冗長度は、20.50%になる。またデータの検出方式は、PR(1,−1)MLによるビタビ復号方式を用いる。また、データの最小書換単位であるクラスタは、16セクタ、64kBで構成されている。
この場合のディスク駆動方式には、ZCAV方式を用い、その線速度は、2.0m/sとする。記録再生時の標準データレートは、9.8MB/sである。したがって、ミニディスク90では、DWDD方式及びこの駆動方式を採用することにより、総記録容量を1GB程度としている。
ここで本具体例に示すミニディスク90の盤面上のエリア構造例を図7、図8に模式的に示す。ミニディスク90のディスクの最内周側には、プリマスタードエリアとして、PTOC(Premasterd Table Of Contents)が設けられている。ここには、ディスク管理情報が物理的な構造変形によるエンボスピットとして記録されている。プリマスタードエリアよりも外周は、光磁気記録可能なレコーダブルエリアとされ、記録トラックの案内溝としてのグルーブが形成された記録再生可能領域である。このレコーダブルエリアの最内周側は、UTOC(User Table Of Contents)領域であって、このUTOC領域には、UTOC情報が記述されるとともに、プリマスタードエリアとの緩衝エリアとレーザ光の出力パワー調整等のために用いられるパワーキャリブレーションエリアとが設けられている。
ミニディスク90は、図7に示すように、高密度化を図るためにプリピットを用いないため、従来の光磁気記録方式を採用したミニディスクの記録再生方式として通常用いられる記録フォーマットとは異なる信号方式を適用したミニディスクには、PTOC領域がない。この場合のミニディスク90には、レコーダブルエリアの更に内周領域に著作権保護のための情報、データ改竄チェックのための情報、他の非公開情報等を記録するユニークIDエリア(Unique ID;UID)が設けられている。このUIDエリアは、ミニディスク90に適用されるDWDD方式とは異なる記録方式で記録されている。
なお、ここで説明した各ディスクには、音楽データ用のオーディオトラックとデータトラックとを混在記録することもできる。この場合、例えば、図9に示すように、データエリアに少なくとも1つのオーディオトラックが記録されたオーディオ記録領域AAと、少なくとも1つのデータトラックが記録されたPC用データ記録領域DAとがそれぞれ任意の位置に形成されることになる。
以上説明したデータ記録装置1によれば、PC上の著作権保護されたファイルが破損又は消失したとき、バックアップデータを用いなくとも、少なくとも機器IDとコンテンツIDであるUIDに記述された情報が照合できれば、このファイルをチェックアウトした先の記録媒体からアップロードして元の格納場所のファイルを復元することができる。
本発明は、1次記録媒体から2次記録媒体へデータを複製して使用しているときに、破損、消失等により1次記録媒体に記録された元データが使用できなくなった場合、これを復元する方法として使用することができる。
本発明の具体例として示すデータ記録装置において、2次記録媒体上の音楽ファイルをPCにアップロードして復元するための第1の方法を説明する図である。 本発明の具体例として示すデータ記録装置において、音楽コンテンツチェックアウトしたとき、PC上の音楽データが破損或いは消失された場合を説明する図である。 本発明の具体例として示すデータ記録装置において、2次記録媒体上の音楽ファイルをPCにアップロードして復元するための第2の方法を説明する図である。 上記データ記録装置においてファイルの復元可否を判別する処理を説明する図である。 本発明の具体例として示すデータ記録装置を説明する構成図である。 上記データ記録装置のメディアドライブ部を説明する構成図である。 本発明の具体例に用いるミニディスクのディスク盤面上のエリア構成を説明する模式図である。 本発明の具体例に用いるミニディスクののディスク盤面上のエリア構成を説明する模式図である。 本発明の具体例として示すミニディスクにオーディオデータとPC用データとを混在記録した場合の盤面上のエリア構成を説明する模式図である。
符号の説明
1 データ記録装置、 2 PC、 3 管理装置、
11 メディアドライブ部、 12 メモリ転送コントローラ、
13 クラスタバッファメモリ、 14 補助メモリ、
15,16 USBインタフェース、 17 USBハブ、
18 システムコントローラ、 19 オーディオ処理部

Claims (21)

  1. 制限回数下でのみ複製を許可されることで著作権保護されたコンテンツを別の記録媒体に複製するデータ記録方法において、
    上記コンテンツを別の記録媒体に複製するとともに上記コンテンツに固有のコンテンツ情報及びコンテンツの元の格納場所である機器に固有の機器情報を記録する記録工程と、
    上記記録工程にて記録された後に上記格納場所に格納されたコンテンツが消失したとき上記複製された複製コンテンツのコンテンツ情報及び該コンテンツ情報に関連付けられた機器情報と書込先機器の機器情報とを照合する照合工程と、
    上記照合工程にて照合できた場合、上記複製コンテンツを上記機器に書き戻す復元工程と
    を有することを特徴とするデータ記録方法。
  2. 上記復元工程は、復元しようとするコンテンツと該コンテンツが記録された記録媒体との組合せによって過去に復元処理を実行したか否かを判別する判別工程を有し、上記照合工程にて照合でき且つ以前に復元処理を実行したことがなければ上記複製コンテンツを上記機器に書き戻すことを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  3. 上記復元工程は、復元先の機器が前回の復元処理の復元先と同一か否か判別する復元先判別工程と、前回の復元処理から一定期間が経過しているか否かを判別する復元間隔判別工程とを有し、上記照合工程にて照合でき且つ復元先機器が前回の復元処理の復元先と同一でなく前回の復元処理から一定期間が経過している場合、上記複製コンテンツを上記機器に書き戻すことを特徴とする請求項2記載のデータ記録方法。
  4. 上記コンテンツ情報には、音楽コンテンツを再生するのに参照が必要なインデックス情報、該コンテンツの改竄チェック情報、セット毎の再生許可情報が含まれることを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  5. 元の格納場所から別の記録媒体への複製は、コンテンツの使用権利譲渡であって、上記別の記録媒体から上記元の格納場所へコンテンツが移動される権利返却がなければ、上記元の格納場所ではコンテンツを使用できないことを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  6. 上記別の記録媒体は、認証によって使用可能となる秘匿領域と通常の記録領域とを有し、上記コンテンツは、秘匿領域に記録されることを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  7. 上記コンテンツには、音楽コンテンツ及び映像コンテンツが含まれることを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  8. 制限回数下でのみ複製を許可されることで著作権保護されたコンテンツを別の記録媒体に複製するデータ記録装置において、
    外部から入力したコンテンツを格納手段に記録する第1の記録手段と、
    上記コンテンツを上記格納手段から別の記録媒体に複製するとともに上記コンテンツに固有のコンテンツ情報及び当該データ記録装置に固有の機器情報を別の記録媒体に記録する第2の記録手段と、
    上記第2の記録手段にて別の記録媒体に記録された後に上記格納場所に格納されたコンテンツが消失したとき、上記複製された複製コンテンツのコンテンツ情報及び該コンテンツ情報に関連付けられた機器情報と書込先機器の機器情報とを照合し、照合できたとき上記第1の記録手段に上記複製コンテンツを上記元の格納場所に書き戻す処理を実行させる復元制御手段と
    を備えることを特徴とするデータ記録装置。
  9. 上記復元制御手段は、復元しようとするコンテンツと該コンテンツが記録された記録媒体との組合せによって過去に復元処理を実行したか否かを判別し、照合でき且つ以前に復元処理を実行したことがなければ上記複製コンテンツを上記機器に書き戻す処理を行うことを特徴とする請求項8記載のデータ記録装置。
  10. 上記復元制御手段は、復元先の機器が前回の復元処理の復元先と同一か否か判別するとともに前回の復元処理から一定期間が経過しているか否かを判別し、照合でき且つ復元先機器が前回の復元処理の復元先と同一でなく前回の復元処理から一定期間が経過している場合、上記複製コンテンツを上記機器に書き戻す処理を行うことを特徴とする請求項9記載のデータ記録装置。
  11. 上記コンテンツ情報には、音楽コンテンツを再生するのに参照が必要なインデックス情報、該コンテンツの改竄チェック情報、セット毎の再生許可情報が含まれることを特徴とする請求項8記載のデータ記録装置。
  12. 元の格納場所から別の記録媒体への複製は、コンテンツの使用権利譲渡であって、上記別の記録媒体から上記元の格納場所へコンテンツが移動される権利返却がなければ、上記元の格納場所ではコンテンツを使用できないことを特徴とする請求項8記載のデータ記録装置。
  13. 上記別の記録媒体は、認証によって使用可能となる秘匿領域と通常の記録領域とを有し、上記コンテンツは、秘匿領域に記録されることを特徴とする請求項8記載のデータ記録装置。
  14. 上記コンテンツには、音楽コンテンツ及び映像コンテンツが含まれることを特徴とする請求項8記載のデータ記録装置。
  15. 外部から入力したコンテンツを格納手段に記録する第1の記録手段と、上記コンテンツを上記格納手段から別の記録媒体に複製するとともに上記コンテンツに固有のコンテンツ情報及び当該データ記録装置に固有の機器情報を別の記録媒体に記録する第2の記録手段とを備え、制限回数下でのみ複製を許可されることで著作権保護されたコンテンツを別の記録媒体に複製するデータ記録装置と、
    上記第2の記録手段にて別の記録媒体に記録された後に上記格納場所に格納されたコンテンツが消失したとき上記複製された複製コンテンツのコンテンツ情報及び該コンテンツ情報に関連付けられた機器情報と書込先機器の機器情報とを照合し、照合できたとき上記第1の記録手段に上記複製コンテンツを上記元の格納場所に書き戻す処理を実行させる復元制御手段とを備えるコンテンツ復元制御装置と
    が互いにネットワークを介して接続されることを特徴とするデータ記録システム。
  16. 上記復元制御手段は、復元しようとするコンテンツと該コンテンツが記録された記録媒体との組合せによって過去に復元処理を実行したか否かを判別し、照合でき且つ以前に復元処理を実行したことがなければ上記複製コンテンツを上記機器に書き戻す処理を行うことを特徴とする請求項15記載のデータ記録システム。
  17. 上記復元制御手段は、復元先の機器が前回の復元処理の復元先と同一か否か判別するとともに前回の復元処理から一定期間が経過しているか否かを判別し、照合でき且つ復元先機器が前回の復元処理の復元先と同一でなく前回の復元処理から一定期間が経過している場合、上記複製コンテンツを上記機器に書き戻す処理を行うことを特徴とする請求項16記載のデータ記録システム。
  18. 上記コンテンツ情報には、音楽コンテンツを再生するのに参照が必要なインデックス情報、該コンテンツの改竄チェック情報、セット毎の再生許可情報が含まれることを特徴とする請求項15記載のデータ記録システム。
  19. 元の格納場所から別の記録媒体へ複製は、コンテンツの使用権利譲渡であって、上記別の記録媒体から上記元の格納場所へコンテンツが移動される権利返却がなければ、上記元の格納場所ではコンテンツを使用できないことを特徴とする請求項15記載のデータ記録システム。
  20. 上記別の記録媒体は、認証によって使用可能となる秘匿領域と通常の記録領域とを有し、上記コンテンツは、秘匿領域に記録されることを特徴とする請求項15記載のデータ記録システム。
  21. 上記コンテンツには、音楽コンテンツ及び映像コンテンツが含まれることを特徴とする請求項15記載のデータ記録システム。
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