JP5371679B2 - 情報分析装置および情報分析方法 - Google Patents

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本発明は、ユーザが携帯する移動機の在圏情報に基づき、所定のランドマーク(避難所、医療機関など)への多数のユーザの移動状況の分析を行う情報分析装置および情報分析方法に関する。
災害時の避難に事前に備えるべく、道路の位置、避難所の位置、避難経路、避難時の移動速度、通常時の人口分布および避難開始時刻といったさまざまな情報に基づいて、災害時の避難状況を予測する技術が特許文献1に提案されている。
特開2009−31461号公報 再公表2007−18305号公報
ところが、災害対策としては、災害時の避難状況を予測するだけでは十分ではなく、実際に災害が発生したときの避難状況(避難実態)を迅速且つ的確に分析することも非常に重要である。
しかし、従来は、上記のように災害時の避難状況を予測する技術や、個別ユーザ向けに避難経路を算出し通知する技術(特許文献2参照)は、数多く提案されているものの、災害時の避難状況を分析するための技術は殆ど提案されておらず、かかる技術は強く待望されていた。また、かかる技術を広く応用して、多数のユーザが所定のランドマーク(例えば医療機関など)へ向けて移動する移動状況を分析するための技術も強く待望されていた。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、多数のユーザが避難所等の所定のランドマークへ向けて移動する移動状況を迅速且つ的確に分析することを目的とする。
本発明に係る情報分析装置は、セクタごとの在圏情報として得られる前記セクタごとに在圏する移動機数と所定の算出ルールとに基づき、前記セクタあたりの人口概算値を算出する第1の人口概算値算出手段と、前記セクタあたりの人口概算値から、所定の区画分け規則に基づき区画分けされた区画ごとの人口概算値を、前記セクタと前記区画との位置関係に基づいて算出する第2の人口概算値算出手段と、前記区画分け規則に基づき求められる各区画の中心位置情報および1つ以上の対象となるランドマークの位置情報に基づいて、各区画の中心位置と該区画の最近傍のランドマークとの距離を算出する距離算出手段と、算出された前記距離および算出された前記人口概算値に相関する対応優先度を、各区画について算出する対応優先度算出手段と、算出された対応優先度が所定の閾値を超えている区画を、対応優先地域として抽出する抽出手段と、少なくとも前記抽出された対応優先地域を示す地図を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
上記の情報分析装置では、第1の人口概算値算出手段が、セクタごとの在圏情報として得られるセクタごとに在圏する移動機数と所定の算出ルールとに基づき、セクタあたりの人口概算値を算出し、第2の人口概算値算出手段が、セクタあたりの人口概算値から、所定の区画分け規則に基づき区画分けされた区画ごとの人口概算値を、セクタと区画との位置関係に基づいて算出する。そして、距離算出手段が、区画分け規則に基づき求められる各区画の中心位置情報および1つ以上の対象となるランドマークの位置情報に基づいて、各区画の中心位置と該区画の最近傍のランドマークとの距離を算出し、対応優先度算出手段が、算出された距離および算出された人口概算値に相関する対応優先度を各区画について算出する。さらに、抽出手段が、算出された対応優先度が所定の閾値を超えている区画を対応優先地域として抽出し、出力手段が、少なくとも前記抽出された対応優先地域を示す地図を出力する。このように、本発明に係る情報分析装置によれば、ほぼリアルタイムに得ることが可能なセクタごとの在圏情報を基礎として、最近傍のランドマークへの移動が相対的に難しい区画(対応優先地域)を抽出し、少なくとも当該抽出された対応優先地域を示す地図を出力することができる。これにより、所定のランドマークへ向けて移動する多数のユーザに関する移動状況を迅速且つ的確に分析することができる。
なお、対応優先度算出手段は、対応優先度として、距離と人口概算値との積を算出することが望ましい。また、対象となるランドマークは、避難所であってもよいし、医療機関であってもよい。
また、出力手段は、対応優先地域に加え、当該対応優先地域の最近傍のランドマークの位置、を示す地図を出力することが望ましい。この場合、対応優先地域の最近傍のランドマークの位置と対比しながら、多数のユーザに関する移動状況をより的確に分析することができる。
なお、情報分析装置に係る発明は、情報分析方法に係る発明として捉えることができ、以下のように記述することができる。情報分析方法に係る発明も、同様の作用・効果を奏する。
本発明に係る情報分析方法は、情報分析装置により実行される情報分析方法であって、セクタごとの在圏情報として得られる前記セクタごとに在圏する移動機数と所定の算出ルールとに基づき、前記セクタあたりの人口概算値を算出する第1の人口概算値算出ステップと、前記セクタあたりの人口概算値から、所定の区画分け規則に基づき区画分けされた区画ごとの人口概算値を、前記セクタと前記区画との位置関係に基づいて算出する第2の人口概算値算出ステップと、前記区画分け規則に基づき求められる各区画の中心位置情報および1つ以上の対象となるランドマークの位置情報に基づいて、各区画の中心位置と該区画の最近傍のランドマークとの距離を算出する距離算出ステップと、算出された前記距離および算出された前記人口概算値に相関する対応優先度を、各区画について算出する対応優先度算出ステップと、算出された対応優先度が所定の閾値を超えている区画を、対応優先地域として抽出する抽出ステップと、少なくとも前記抽出された対応優先地域を示す地図を出力する出力ステップと、を備えることを特徴とする。
また、上記の情報分析方法は、情報分析装置によって所定時間ごとに実行されることが望ましい。これにより、多数のユーザに関する移動状況の時系列的な変化を把握することが可能となる。
本発明によれば、ほぼリアルタイムに得ることが可能なセクタごとの在圏情報を基礎として、最近傍のランドマークへの移動が相対的に難しい区画(対応優先地域)を抽出し、少なくとも当該抽出された対応優先地域を示す地図を出力することができるため、所定のランドマークへ向けて移動する多数のユーザに関する移動状況を迅速且つ的確に分析することができる。
本実施形態の通信システムのシステム構成図である。 本実施形態の情報分析装置の機能ブロック構成図である。 情報分析処理を示すフローチャートである。 メッシュあたりの人口概算値算出処理を示すフローチャートである。 距離算出処理を示すフローチャートである。 メッシュデータとボロノイ図の合成を説明するための図である。 各分割ボロノイの面積および面積比の算出を説明するための図である。 あるメッシュ内の分割ボロノイの人口概算値の総和算出を説明するための図である。 距離算出処理を説明するための図である。 出力される地図の一例を示す図である。 トラヒックデータ、基地局データおよびランドマークデータそれぞれの構成例を示す図である。 メッシュデータの構成例を示す図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
[通信システムの構成]
図1は、本実施形態の通信システム10のシステム構成図である。図1に示すように、この通信システム10は、移動機100、BTS(基地局)200、RNC(無線制御装置)300、交換機400、各種処理ノード700、および管理センタ500を含んで構成されている。また、この管理センタ500は、社会センサユニット501、ペタマイニングユニット502、モバイルデモグラフィユニット503、および可視化ソリューションユニット504から構成されている。
交換機400は、BTS200およびRNC300を介して、移動機100の位置情報を収集する。RNC300は、移動機100との間で通信接続が行われる際に、RRCコネクション要求信号における遅延値を用いて移動機100の位置を測定することができる。交換機400は、このように測定された移動機100の位置情報を、移動機100が通信接続を実行する際に受け取ることができる。交換機400は受け取った位置情報を記憶しておき、所定のタイミング、または管理センタ500からの要求に応じて収集した位置情報を管理センタ500に出力する。ここで、一般的に、RNC300は、約千個からなるものであり、日本全国に配置されている。一方で、交換機400は、300個程度日本国内に配置されている。
各種処理ノード700は、RNC300および交換機400を通じて、多数の移動機100に関する在圏情報を取得し、所定のタイミングで、または、管理センタ500からの要求に応じて、収集された在圏情報を管理センタ500に出力する。
管理センタ500は、上述したとおり、社会センサユニット501、ペタマイニングユニット502、モバイルデモグラフィユニット503、および可視化ソリューションユニット504を含んで構成されており、各ユニットでは、移動機100の位置情報に用いた統計処理を行う。
社会センサユニット501は、各交換機400および各種処理ノード700から、又は、オフラインで、移動機100の位置情報等を含んだデータを収集するサーバ装置である。この社会センサユニット501は、交換機400および各種処理ノード700から定期的に出力されたデータを受信したり、または社会センサユニット501において予め定められたタイミングに従って交換機400および各種処理ノード700からデータを取得したりできるように構成されている。
ペタマイニングユニット502は、社会センサユニット501から受信したデータを所定のデータ形式に変換するサーバ装置である。例えば、ペタマイニングユニット502は、ユーザIDをキーにソーティング処理を行ったり、エリアごとにソーティング処理を行ったりする。
モバイルデモグラフィユニット503は、ペタマイニングユニット502において処理されたデータに対する集計処理、すなわち各項目のカウンティング処理を行うサーバ装置である。例えば、モバイルデモグラフィユニット503は、あるエリアに在圏するユーザ数をカウントしたり、また在圏分布を集計したりすることができる。
可視化ソリューションユニット504は、モバイルデモグラフィユニット503において集計処理されたデータを可視可能に処理するサーバ装置である。例えば、可視化ソリューションユニット504は、集計されたデータを地図上にマッピング処理することができる。この可視化ソリューションユニット504にて処理されたデータは、企業、官公庁または個人等に提供され、店舗開発、道路交通調査、災害対策、環境対策などに利用される。なお、このように統計処理された情報は、当然にプライバシーを侵害しないように個人等は特定されないように加工されている。
なお、社会センサユニット501、ペタマイニングユニット502、モバイルデモグラフィユニット503および可視化ソリューションユニット504はいずれも、前述したようにサーバ装置により構成され、図示は省略するが、通常の情報処理装置の基本構成(即ち、CPU、RAM、ROM、キーボードやマウス等の入力デバイス、外部との通信を行う通信デバイス、情報を記憶する記憶デバイス、および、ディスプレイやプリンタ等の出力デバイス)を備えることは言うまでもない。
[情報分析装置の構成]
次に、本実施形態に係る情報分析装置について説明する。図2には情報分析装置600の機能ブロック構成を示す。この図2に示すように、情報分析装置600は、トラヒックデータ読み込み部601、基地局データ読み込み部602、データ結合部603、ボロノイ図作成部604、メッシュデータ読み込み部605、合成部606、メッシュ人口算出部607、ランドマークデータ読み込み部608、距離算出部609、対応優先度算出部610(対応優先度算出手段)、対応優先地域抽出部611(抽出手段)、および、対応優先地域表示部612(出力手段)を備えている。各部の機能は後述する。なお、本発明に係る距離算出手段は、距離算出部609、およびランドマークデータ読み込み部608に相当する。本発明に係る第2の人口概算値算出手段は、メッシュ人口算出部607、合成部606、およびメッシュデータ読み込み部605に相当する。本発明に係る第1の人口概算値算出手段は、トラヒックデータ読み込み部601、基地局データ読み込み部602、データ結合部603、およびボロノイ図作成部604に相当する。また、情報分析装置600の周辺には、後述のトラヒックデータを記憶したトラヒックデータ記憶部620、後述の基地局データを記憶した基地局データ記憶部630、後述のメッシュデータを記憶したメッシュデータ記憶部640、および、後述のランドマークデータを記憶したランドマークデータ記憶部650が存在する。
図2の論理的な構成と図1のシステム構成との対応について概説する。ここでは、一例として、情報分析装置600が、図1のモバイルデモグラフィユニット503および可視化ソリューションユニット504に相当し、トラヒックデータ記憶部620、基地局データ記憶部630、メッシュデータ記憶部640、およびランドマークデータ記憶部650が、図1のペタマイニングユニット502に相当する。
以下、図2の情報分析装置600の各部および周辺のさまざまなデータ記憶部について説明する。トラヒックデータ記憶部620は、図11(a)に示すように、セクタIDに対応付けられた、各セクタに在圏する移動機数およびタイムスタンプ(測定時刻)を含んだトラヒックデータを記憶している。この図11(a)は1つのセクタについてのトラヒックデータを示しており、実際には各セクタについてのトラヒックデータが存在する。トラヒックデータ読み込み部601は、トラヒックデータ記憶部620から上記トラヒックデータを読み込み、予め定めた算出規則に基づいて、各セクタに在圏する移動機数や音声・パケットの発呼数などから各セクタの人口概算値を算出し、算出された各セクタの人口概算値をデータ結合部603へ出力する。人口概算値の算出については、例えば、在圏する移動機数を所定倍(例えば2倍)し、在圏エリア内の合計音声・パケット着信数に対する各セクタの音声・パケット着信数の割合を掛けることで人口概算値を算出してもよい。
基地局データ記憶部630は、図11(b)に示すように、セクタIDに対応付けられた、各セクタを制御する基地局の位置情報(例えば、緯度および経度の情報)などを含んだ基地局データを記憶している。この図11(b)は1つのセクタについての基地局データを示しており、実際には各セクタについての基地局データが存在する。基地局データ読み込み部602は、基地局データ記憶部630から上記基地局データを読み込み、該基地局データをデータ結合部603へ出力する。
データ結合部603は、トラヒックデータ読み込み部601から出力された各セクタの人口概算値の情報と、基地局データ読み込み部602から出力された各セクタに関する基地局データとを結合する。例えば、データ結合部603は、図11(c)に示すように、各セクタに関する基地局データの中に、当該セクタの人口概算値の情報を挿入することで、上記の結合を実行する。このような結合で得られたデータはボロノイ図作成部604へ出力される。ボロノイ図作成部604は、上記結合で得られたデータを基に、いわゆるボロノイ図を作成し、作成したボロノイ図データを合成部606へ出力する。
メッシュデータ記憶部640は、所定の区画分け規則に基づき予めメッシュ状に区画分けされた個々の区画(以下「メッシュ」という)に関する位置情報(ポリゴン座標の情報)を含んだメッシュデータ(図12(a)参照)を記憶している。この図12(a)は1つのメッシュについてのメッシュデータを示しており、実際には各メッシュについてのメッシュデータが存在する。本実施形態では、説明を簡易にするために、個々のメッシュの形状は四角形とする。但し、個々のメッシュの形状は六角形など他の形状であってもよいし、または町丁目境界のようなポリゴンデータであってもよい。メッシュデータ読み込み部605は、メッシュデータ記憶部640から上記メッシュデータを読み込み、該メッシュデータを合成部606および距離算出部609へ出力する。
合成部606は、ボロノイ図作成部604からのボロノイ図データに基づき再現されるボロノイ図(図6(a)参照)と、メッシュデータ読み込み部605からのメッシュデータに基づき再現される2次元的なメッシュ(図6(b)参照)とを合成し、図6(c)に示すような合成図を得る。得られた合成図データおよびメッシュデータ(図12(a)参照)は、メッシュ人口算出部607へ出力される。
メッシュ人口算出部607は、後述するメッシュあたりの人口概算値算出処理によって、上記合成図データに基づいて、メッシュあたりの人口概算値を算出する。算出されたメッシュあたりの人口概算値の情報は、図12(b)に示すように当該メッシュについてのメッシュデータに挿入され、対応優先度算出部610へ出力される。
ランドマークデータ記憶部650は、図11(d)に示すランドマーク(本実施形態では避難所)に関する識別情報(ランドマークID)、位置情報(緯度・経度の情報)および名称情報を含んだランドマークデータを記憶している。この図11(d)は1つのランドマークについてのランドマークデータを示しており、実際には各ランドマークについてのランドマークデータが存在する。ランドマークデータ読み込み部608は、ランドマークデータ記憶部650から上記ランドマークデータを読み込み、該ランドマークデータを距離算出部609へ出力する。
距離算出部609は、後述する距離算出処理によって、メッシュデータ読み込み部605からのメッシュデータおよびランドマークデータ読み込み部608からのランドマークデータを基に、各メッシュについて、最も近いランドマーク(最近傍ランドマーク)を特定し、最近傍ランドマークとメッシュの中心座標との距離を算出する。各メッシュについて算出された距離および最近傍ランドマークの識別情報(最近傍ランドマークID)は、図12(c)に示すように当該メッシュについてのメッシュデータに挿入され、対応優先度算出部610へ出力される。
対応優先度算出部610は、メッシュごとの対応優先度として、距離算出部609により算出された最近傍ランドマークとの距離と、メッシュ人口算出部607により算出された人口概算値とを変数とする数式によって算出する。例えば、最近傍ランドマークとの距離と人口概算値の積を算出する。そして、対応優先度算出部610は、算出されたメッシュごとの対応優先度、図12(b)のメッシュデータおよび図12(c)のメッシュデータを統合して、図12(d)に示すメッシュデータ(即ち、メッシュID、ポリゴン座標、人口概算値、最近傍ランドマークID、最近傍ランドマークとの距離、および対応優先度を含んだメッシュデータ)を作成し、対応優先地域抽出部611へ出力する。
対応優先地域抽出部611は、図12(d)のメッシュデータを受け取り、上記メッシュごとの対応優先度が所定の閾値を超えているメッシュを対応優先地域として抽出する。そして、対応優先地域抽出部611は、図12(e)に示すように、対応優先地域として抽出されたメッシュについてのメッシュデータにおいて、予め規定された対応優先地域フラグを「1」にセットする。なお、同フラグはデフォルト値を「0」とする。各メッシュのメッシュデータは対応優先地域表示部612へ出力される。
対応優先地域表示部612は、各メッシュのメッシュデータ(図12(e))を受け取り、対応優先地域フラグが「1」にセットされているメッシュ(即ち、対応優先地域)を示す地図を表示出力する。その際、さらに、対応優先地域に関するメッシュデータ内の最近傍ランドマークIDをキーにして、最近傍ランドマークの位置情報をランドマークデータ読み込み部608から取得し、最近傍ランドマークの位置を上記の地図上に重ねて表示出力する(図10参照)。
[情報分析装置における各種の処理]
次に、情報分析装置600において実行される情報分析処理を、図3〜図5に基づいて説明する。
図3に示すように、情報分析装置600においてトラヒックデータ読み込み部601が、トラヒックデータ記憶部620からトラヒックデータ(図11(a))を読み込み(図3のステップS1)、予め定めた算出規則に基づいて、各セクタに在圏する移動機数や、音声・パケットの発呼数などから各セクタの人口概算値を算出する(ステップS2)。算出された各セクタの人口概算値はデータ結合部603へ出力される。ステップS2における人口概算値の算出については、例えば、在圏する移動機数を所定倍(例えば2倍)し、在圏エリア内の合計音声・パケット着信数に対する各セクタの音声・パケット着信数の割合を掛けることで人口概算値を算出してもよい。
一方、上記ステップS1、S2と並行して、基地局データ読み込み部602は、基地局データ記憶部630から基地局データ(図11(b))を読み込み(ステップS3)、該基地局データをデータ結合部603へ出力する。
そして、データ結合部603は、トラヒックデータ読み込み部601から出力された各セクタの人口概算値の情報と、基地局データ読み込み部602から出力された各セクタに関する基地局データとを結合する(ステップS4)。例えば、データ結合部603は、図11(c)に示すように、各セクタに関する基地局データの中に、当該セクタの人口概算値の情報を挿入することで、上記の結合を実行する。結合で得られたデータはボロノイ図作成部604へ出力される。
ボロノイ図作成部604は、上記結合で得られたデータを基に、いわゆるボロノイ図(図6(a)参照)を作成し(ステップS5)、作成したボロノイ図データを合成部606へ出力する。なお、ボロノイ図における「ボロノイ」は「セクタ」に相当する。以下、説明の便宜上、「セクタ」を「ボロノイ」と称する。
そして、メッシュデータ読み込み部605は、メッシュデータ記憶部640からメッシュデータ(図12(a)参照)を読み込み(ステップS6)、該メッシュデータを合成部606および距離算出部609へ出力する。
次に、メッシュあたりの人口概算値算出処理(図4)と距離算出処理(図5)とが並行して実行される(ステップS7、S8)。
このうち図4のメッシュあたりの人口概算値算出処理では、合成部606が、ボロノイ図作成部604からのボロノイ図データに基づき再現されるボロノイ図(図6(a)参照)と、メッシュデータ読み込み部605からのメッシュデータに基づき再現される2次元的なメッシュ(図6(b)参照)とを合成し、図6(c)に示すような合成図を得る(ステップS71)。得られた合成図データおよびメッシュデータ(図12(a)参照)は、メッシュ人口算出部607へ出力される。
メッシュ人口算出部607は、まず、メッシュデータに合わせて各ボロノイを分割する(ステップS72)。例えば、図7に示すように、メッシュ人口算出部607は、メッシュデータに合わせて、図6(a)のボロノイAを4つの分割ボロノイA-1、A-2、A-3、A-4に分割する。次に、メッシュ人口算出部607は、各分割ボロノイの面積を算出し(ステップS73)、そして、各分割ボロノイの面積比を算出する(ステップS74)。例えば図7に示すように、分割ボロノイA-1、A-2、A-3、A-4の面積として、それぞれ10m2、50m2、100m2、40m2が算出されたとすると、分割ボロノイA-1、A-2、A-3、A-4の面積比(例えば百分率)として、5%、25%、50%、20%が算出される。
次に、メッシュ人口算出部607は、各分割ボロノイの人口概算値を算出する(ステップS75)。例えば図6(a)のボロノイAの人口概算値が4000人であったとすると、図8に示すように分割ボロノイA-2の人口概算値として、1000人(即ち、4000人×25%)が算出される。同様に、ボロノイB、Cの人口概算値がそれぞれ2500人、6250人であったとすると、ボロノイBにおける面積比80%の分割ボロノイB-1の人口概算値として、2000人(即ち、2500人×80%)が算出され、ボロノイCにおける面積比80%の分割ボロノイC-4の人口概算値として、5000人(即ち、6250人×80%)が算出される。
さらに、メッシュ人口算出部607は、メッシュに内包された複数の分割ボロノイの人口概算値の総和を算出することで、当該メッシュの人口概算値を算出する(ステップS76)。図8の例では、1つのメッシュに内包された分割ボロノイA-2、B-1、C-4の人口概算値の総和8000人(即ち、1000人+2000人+5000人)を算出し、この8000人を当該メッシュの人口概算値とする。以上のようにして、メッシュあたりの人口概算値が算出される。なお、メッシュ人口算出部607は、算出されたメッシュあたりの人口概算値の情報を、図12(b)に示すようにメッシュデータに挿入し、対応優先度算出部610へ出力する。
一方、図5の距離算出処理では、距離算出部609が、メッシュデータ読み込み部605からのメッシュデータに含まれたポリゴン座標に基づいて、各メッシュの中心座標を算出する(ステップS81)。即ち、図9(a)のメッシュM1〜M6の各々について中心座標(図9(b)の中心H1〜H6の座標)を算出する。
次に、ランドマークデータ読み込み部608がランドマークデータ記憶部650からランドマークデータを読み込んで距離算出部609へ出力し、距離算出部609は、ランドマークデータを受け取る(ステップS82)。これにより、距離算出部609は、例えば図9(c)のランドマークR1、R2の位置情報を認識する。
そして、距離算出部609は、各メッシュについて、その中心座標から最も近いランドマーク(最近傍ランドマーク)を選択する(ステップS83)。例えば図9(d)に示すように、メッシュM1、M4については最近傍ランドマークとしてランドマークR2を選択し、メッシュM2、M3、M5、M6については最近傍ランドマークとしてランドマークR1を選択する。さらに、距離算出部609は、選択した最近傍ランドマークと中心座標との距離を算出する(ステップS84)。例えば図9(d)に示す距離D1〜D6を算出する。
以上により、各メッシュについて中心座標と最近傍ランドマークとの距離が算出される。なお、距離算出部609は、各メッシュについて算出された距離および選択された最近傍ランドマークの識別情報(最近傍ランドマークID)を、図12(c)に示すようにメッシュデータに挿入し、対応優先度算出部610へ出力する。
図3に戻り、次のステップS9では、対応優先度算出部610が、各メッシュについてステップS8で算出された中心座標と最近傍ランドマークとの距離と、ステップS7で算出された各メッシュの人口概算値とを変数とする数式によって算出し、その結果をメッシュごとの対応優先度とする。例えば、最近傍ランドマークとの距離と人口概算値の積をメッシュの対応優先度としてもよい。そして、対応優先度算出部610は、算出されたメッシュごとの対応優先度、図12(b)のメッシュデータおよび図12(c)のメッシュデータを統合して、図12(d)に示すメッシュデータ(即ち、メッシュID、ポリゴン座標、人口概算値、最近傍ランドマークID、最近傍ランドマークとの距離および対応優先度、を含んだメッシュデータ)を作成し、対応優先地域抽出部611へ出力する。
次に、対応優先地域抽出部611が、図12(d)のメッシュデータを受け取り、上記メッシュごとの対応優先度が所定の閾値を超えているメッシュを対応優先地域として抽出する(ステップS10)。そして、対応優先地域抽出部611は、図12(e)に示すように、対応優先地域として抽出されたメッシュに関するメッシュデータにおいて、対応優先地域フラグを「1」にセットする。なお、同フラグはデフォルト値「0」である。そして、各メッシュのメッシュデータは対応優先地域表示部612へ出力される。
さらに、対応優先地域表示部612が、各メッシュのメッシュデータを受け取り、対応優先地域フラグが「1」にセットされているメッシュ(即ち、対応優先地域)を示す地図を表示出力する(ステップS11)。その際、対応優先地域表示部612はさらに、上記メッシュ(対応優先地域)のメッシュデータ内のランドマークIDをキーにして、最近傍ランドマークの位置情報をランドマークデータ読み込み部608から取得し、最近傍ランドマークの位置を上記の地図上に重ねて表示出力する。その結果、図10のように、斜線四角のメッシュで表された対応優先地域および黒い三角形で表された最近傍ランドマークの位置を示す地図が表示出力される。
以上説明した本実施形態によれば、ほぼリアルタイムに得ることが可能なセクタごとの在圏情報を基礎として、最近傍のランドマークへの移動が相対的に難しいセクタ(対応優先地域)を抽出し、少なくとも当該抽出された対応優先地域を示す地図を出力することができるため、所定のランドマークへ向けて移動する多数のユーザに関する移動状況を迅速且つ的確に分析することができる。また、図10のように、対応優先地域に加え、当該対応優先地域の最近傍ランドマークの位置、を示す地図を出力するため、最近傍ランドマークの位置と対比しながら、多数のユーザに関する移動状況をより的確に分析することができる。
なお、メッシュごとに算出される対応優先度は、最近傍ランドマークとの距離および人口概算値に相関する値であればよく、上記距離と人口概算値との積以外に、例えば、距離の2乗と人口概算値との積、人口概算値の2乗と距離との積といった値であってもよい。
また、対象となるランドマークは、避難所に限定されるものではなく、医療機関であってもよい。
また、図3の情報分析処理は、情報分析装置600によって所定時間ごとに実行されることが望ましい。その場合、抽出された対応優先地域および該対応優先地域の最近傍ランドマークの位置を示す地図が、所定時間ごとに表示出力されることとなり、多数のユーザに関する移動状況の時系列的な変化を把握することが可能となる。また、対応優先地域表示部612は、時系列的な各メッシュのメッシュデータ(図12(e))を記憶しておき、当該時系列的なメッシュデータに基づいて、対応優先地域および最近傍ランドマークの位置を示す地図を時系列的に連続して表示出力(例えばアニメーションによって表示出力)してもよい。この場合、多数のユーザに関する移動状況の時系列的な変化が、視覚的によりわかりやすくなる。
10…通信システム、100…移動機、200…BTS、300…RNC、400…交換機、500…管理センタ、501…社会センサユニット、502…ペタマイニングユニット、503…モバイルデモグラフィユニット、504…可視化ソリューションユニット、600…情報分析装置、601…トラヒックデータ読み込み部、602…基地局データ読み込み部、603…データ結合部、604…ボロノイ図作成部、605…メッシュデータ読み込み部、606…合成部、607…メッシュ人口算出部、608…ランドマークデータ読み込み部、609…距離算出部、610…対応優先度算出部、611…対応優先地域抽出部、612…対応優先地域表示部、620…トラヒックデータ記憶部、630…基地局データ記憶部、640…メッシュデータ記憶部、650…ランドマークデータ記憶部、700…各種処理ノード。

Claims (7)

  1. セクタごとの在圏情報として得られる前記セクタごとに在圏する移動機数と所定の算出ルールとに基づき、前記セクタあたりの人口概算値を算出する第1の人口概算値算出手段と、
    前記セクタあたりの人口概算値から、所定の区画分け規則に基づき区画分けされた区画ごとの人口概算値を、前記セクタと前記区画との位置関係に基づいて算出する第2の人口概算値算出手段と、
    前記区画分け規則に基づき求められる各区画の中心位置情報および1つ以上の対象となるランドマークの位置情報に基づいて、各区画の中心位置と該区画の最近傍のランドマークとの距離を算出する距離算出手段と、
    算出された前記距離および算出された前記人口概算値に相関する対応優先度を、各区画について算出する対応優先度算出手段と、
    算出された対応優先度が所定の閾値を超えている区画を、対応優先地域として抽出する抽出手段と、
    少なくとも前記抽出された対応優先地域を示す地図を出力する出力手段と、
    を備える情報分析装置。
  2. 前記対応優先度算出手段は、前記対応優先度として、前記距離と前記人口概算値との積を算出することを特徴とする請求項1に記載の情報分析装置。
  3. 前記対象となるランドマークは、避難所であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報分析装置。
  4. 前記対象となるランドマークは、医療機関であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報分析装置。
  5. 前記出力手段は、前記対応優先地域に加え、当該対応優先地域の最近傍のランドマークの位置、を示す地図を出力することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報分析装置。
  6. 情報分析装置により実行される情報分析方法であって、
    セクタごとの在圏情報として得られる前記セクタごとに在圏する移動機数と所定の算出ルールとに基づき、前記セクタあたりの人口概算値を算出する第1の人口概算値算出ステップと、
    前記セクタあたりの人口概算値から、所定の区画分け規則に基づき区画分けされた区画ごとの人口概算値を、前記セクタと前記区画との位置関係に基づいて算出する第2の人口概算値算出ステップと、
    前記区画分け規則に基づき求められる各区画の中心位置情報および1つ以上の対象となるランドマークの位置情報に基づいて、各区画の中心位置と該区画の最近傍のランドマークとの距離を算出する距離算出ステップと、
    算出された前記距離および算出された前記人口概算値に相関する対応優先度を、各区画について算出する対応優先度算出ステップと、
    算出された対応優先度が所定の閾値を超えている区画を、対応優先地域として抽出する抽出ステップと、
    少なくとも前記抽出された対応優先地域を示す地図を出力する出力ステップと、
    を備える情報分析方法。
  7. 前記情報分析方法は、
    前記情報分析装置によって所定時間ごとに実行されることを特徴とする請求項6に記載の情報分析方法。
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