JP5370266B2 - 電源システム - Google Patents

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本発明は、チョッパ回路を備えた電機機器を含む複数の電機機器が、1つの交流電源に接続されることにより構成される電源システムに関するもので、特に、チョッパ回路での電流波形制御によって、該電源システムの設置されるビル等の設備における高調波電流の低減を図る電源システムに関する。
近年、電機機器から発生する高調波電流を抑制することが一つの課題となっている。例えば、2004年1月に経済産業省原子力安全・保安院から発行された「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」(以下、特定需要家ガイドラインと略す)によれば、需要家の契約電力当たりの各次数の高調波電流の発生量に制限が設けられており、それを超えないよう高調波抑制対策を行うことが求められている。その中でも特に5次高調波電流の抑制が求められている。
高調波を抑制するための従来技術として、室内機電源装置において発生した高調波電流を空気調和機のシステム全体にて、高調波電流を効果的に抑制する空気調和機の電源システムを提供することを目的として、室外機電源装置の高調波抑制回路の制御により、商用交流電源に室外機電源装置と並列に接続される1台以上の室内機電源装置より発生する高調波電流の合成電流と逆位相の電流を、室外機電源装置より発生させ、前記室内機からの合成高調波電流と前記室外機からの電流を相殺させるようにした空気調和機の電源システムが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−205687号公報([0010]、[図1])
しかし、上記文献に開示された技術は、単相交流電源を対象とした空気調和機に関する技術であり、三相交流電源を電源としてダイオードブリッジ回路により整流する電機機器に適用することはできなかった。
つまり、一般に、家庭用に比べ規模の大きい業務用空気調和機では三相交流電源を用いている。そして、三相交流電源に対応した電機機器において、三相全波整流方式のコンバータとして、三相交流電圧を整流するダイオードブリッジ回路と、リアクタとコンデンサとからなるコンデンサインプット型整流回路と、該整流回路の出力電圧を交流電圧に変換しモータを駆動するインバータ回路を備えたものが使用されている。
単相交流電源の場合、電圧が正(又は負)となっている180deg区間中、すべての区間で通電しているので、電源電流をほぼ正弦波状になるまで補償することが可能であるが、三相交流電源においてダイオードブリッジ回路を用いた場合、各相の通電区間は、隣り合う相の電圧の影響を受け、180deg区間中の120deg区間のみとなる。このため、特許文献1に開示された技術によっては、電源電流を正弦波状に補償することはできなかった。なお、120deg区間のみ通電する場合に関して言えば、理論上、120degの矩形波状に電源電流を制御すれば、5次高調波電流がもっとも小さくなり、基本波成分に対して5次高調波成分を20%に抑制できることが知られている。
なお、三相交流電源を用いる場合、負荷となるモータとして、三相交流を印加可能な誘導モータを利用することも考えられるが、近年では、負荷となるモータとして効率面で優れているブラシレスDCモータが用いられるようになってきている。この2つのモータは、ステータに交流電圧を印加することで回転磁界を発生される点は同じであるが、ロータの回転力を得る際、前者が、ロータに発生する誘起電圧を利用するのに対し、後者は、ロータの永久磁石による吸引力を利用するため、同等の回転力を得るために必要な電流が小さく、ブラシレスDCモータの方が効率面で優れている。
また、ブラシレスDCモータを利用する場合には、インバータ回路による駆動が必要となるが、インバータ回路を用いる場合、三相交流電源を直流に整流にしてインバータ回路に電圧を印加する必要がある。整流方式には、上記したダイオードブリッジ回路の他に、スイッチング素子をブリッジ構成し、それらをパルス幅変調制御する、いわゆるフルブリッジスイッチコンバータのような方式もある。この方式は、高調波抑制の面で優れ、また電源回生が可能であるため、エレベータのような電機機器に用いられることはあるが、高コスト・低効率であるため、空調機等の用途においては、整流のための制御が不要なダイオードブリッジ回路による整流方式が用いられている。
このように、三相交流電源に複数の電機機器が接続された電源システムに、空気調和機のようなダイオードブリッジ回路による整流方式を用いた電機機器が接続された場合、従来技術では、十分な高調波抑制対策を行うことができないという課題があった。
また、上記した特定需要家ガイドラインは、需要家の契約電力当たりの各次数の高調波電流に制限が設けられたものであり、1つの電源システムに対して適用される。1つの電源システムには、単独で高調波抑制対策が可能な電機機器と、そうでない電機機器とが混在しており、このような電源システムに対して、なるべく高効率・低コストである高調波抑制対策が求められている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、1つの三相交流電源に、ダイオードブリッジ回路による整流を行う電機機器を含む複数の電機機器が接続された電源システムにおいて、高調波抑制対策が可能な電源システムを得ることを目的とする。
本発明に係る電源システムは、上記のような課題を解決するためになされたものであり、1つの三相交流電源に接続された複数の電機機器のうち少なくとも一台が、ダイオードをブリッジ接続して構成された三相整流器と、リアクタ、スイッチング素子及び逆流防止素子から構成され、前記三相整流器の後段に接続されたチョッパ回路部と、前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、を備えた高調波対策機器である電源システムであって、前記三相交流電源の電圧がゼロクロスする前後30度内における前記電機機器の電流波形に基づいて、前記高調波対策機器の電源電流目標波形を決定する高調波制御手段を備え、前記高調波制御手段は、前記電機器を構成する整流器がダイオードをブリッジ接続して構成された前記三相整流器の場合に前記電源電流目標波形を矩形波にするよう前記スイッチング制御手段に指令を与えることを特徴としたものである。
本発明によれば、1つの三相交流電源に、ダイオードブリッジ回路による整流を行う電機機器を含む複数の電機機器が接続された電源システムにおいて、高調波抑制対策が可能な電源システムを得ることができる。
実施の形態1に係る電源システムの構成図である。 実施の形態1に係る空気調和機の構成図である。 実施の形態1に係るスイッチング制御手段の構成図である。 実施の形態1に係る高調波制御手段の構成図である。 実施の形態1に係る高調波抑制動作を示すフローチャート図である。 実施の形態1に係るチョッパ回路を動作させない場合の動作波形図であり、(a)はリアクタ電流、(b)は電源電流及び電源電圧を示す図である。 実施の形態1に係るチョッパ回路を動作させた場合の動作波形図であり、(a)はリアクタ電流、(b)は電源電流及び電源電圧を示す図である。 実施の形態2に係る電源システムの構成図である。 実施の形態2に係る空気調和機の構成図である。 実施の形態2に係る高調波制御手段の構成図である。 実施の形態3に係る電源システムの構成図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電源システムの構成図である。図1において、三相交流電源1には、単独で高調波抑制可能な電機機器として空気調和機2が1台以上接続されており、同一の三相交流電源1に接続された電機機器である誘導モータ3と合わせて電源システムを構成している。本実施の形態における電源システムは、三相交流電源1に対して、2台以上の電機機器が接続され、少なくともそのうちの1台には、後述するチョッパ回路を備えた高調波対策可能な電機機器が接続されているものである。
なお、本実施の形態でいう空気調和機2は、後述するチョッパ回路を備えた電機機器の一例を示すものであり、室外機であっても室内機であってもよく、また、その両方を駆動するものであっても良い。また、本実施の形態でいう誘導モータ3は、後述するチョッパ回路を備えていない電機機器の一例を示すものであり、チョッパ回路を備えていない電機機器であれば誘導モータに限られず何でも良い。
高調波制御手段4には、空気調和機2及び誘導モータ3(以降、各電機機器と略す)に備えられた電流波形検出手段5にて検出した電流波形が入力される。また、三相交流電源1から単相もしくは三相の電源が供給されている。電流波形検出手段5は、三相交流電源1からの電源線が各電機機器へ分岐した点と各電機機器との間に設けられる。
なお、本実施の形態では、電流波形検出手段5は、各電機機器に設けられているが、各電機機器の電流波形を検出できるものであれば何でもよく、1台の電流波形検出手段5が各電機機器の電流波形を検出してもよい。
高調波制御手段4では、各電機機器の電流波形に基づいて、電源システム全体での高調波成分を算出するとともに、空気調和機2に備えられたスイッチング制御手段6に対して、母線電流を制御するための信号を出力する。なお、電流波形検出手段5では、少なくとも1相分の電流波形が検出されればよい。
図2は、実施の形態1に係る空気調和機2の構成図である。図2において、三相整流器7は、6個のダイオード7a〜7fをブリッジ接続した構成となっており、図2に示すように、直列接続された各ダイオードの中点に、三相交流電源1の各相が接続されている。
三相整流器7の出力はチョッパ回路部8に接続される。チョッパ回路部8は、リアクタ9と、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)のようなスイッチング素子10と、例えばファストリカバリダイオードのような逆流防止素子11とにより構成され、チョッパ回路部8の出力は平滑コンデンサ12に接続されている。また、スイッチング素子10は、母線の電流値を検出する母線電流検出部13及び母線間の電圧を検出する母線電圧検出部14による検出値に基づいて、スイッチング制御手段6が駆動信号を出力することにより、制御されている。
チョッパ回路部8の出力は平滑コンデンサ12で平滑化されて、インバータ回路15に入力される。インバータ回路15は、例えばIGBTのようなスイッチング素子15a〜15fで構成されている。スイッチング素子15a〜15fは、モータ16に流れる電流を検出するモータ電流検出部17、及び母線電圧検出部14による検出値に基づいて、インバータ駆動手段18が駆動信号を出力することにより、制御されている。
図3は、実施の形態1に係るスイッチング制御手段6の構成図である。図3において、スイッチング制御手段6は、母線電流指令値演算部19、オンデューティ演算部20及び駆動パルス生成部21が直列に接続されて構成されている。母線電流指令値演算部19は、空気調和機2の定格により定められた母線電圧指令値と、母線電圧検出部14により検出された母線電圧検出値と、高調波制御手段4から送信された高調波補償波形と、に基づいて、母線電流指令値を出力する。オンデューティ演算部20は、その母線電流指令値と、母線電流検出部13により検出された母線電流と、に基づいて、オンデューティを出力する。駆動パルス生成部21は、そのオンデューティに基づいて、駆動パルスを出力する。
図4は、実施の形態1に係る高調波制御手段4の構成図である。図4において、電源電流波形取得部22は、各電機機器に備えられた電流波形検出手段5からの電流波形を合成して、電源電流波形を出力する。電源電流目標波形決定部23では、この電源電流波形に基づいて、電源電流波形の制御目標として、正弦波又は矩形波である電源電流目標波形を出力する。高調波抽出部24では、電源電流波形と、電源電流目標波形との差分をとって、空気調和システム全体として補償すべき全高調波波形を出力する。高調波配分部25では、各電機機器の電流波形に基づいて、補償すべき高調波量を高調波抑制対策が可能な電機機器である空気調和機2に配分し、各空気調和機2が補償すべき高調波補償波形としてスイッチング制御手段6に出力する。
なお、図3及び図4においては、個々の機能について説明したが、必ずしもこのように機能が分割されている必要は無く、例えばマイクロコンピュータ等により、いずれか2以上の機能を一体的に構成しても構わない。
なお上記では、波形という文言を用いて説明したが、波形それ自体に限られるものではなく、当該波形を再生できる情報であればなんでも良く、例えば、周波数スペクトルであってもよい。
次に、動作について説明する。
図5は、実施の形態1に係る高調波抑制動作を示すフローチャート図である。
図5において、STEP1では、電流波形検出手段5により、各電機機器の電流波形が検出される。
STEP2では、高調波制御手段4により、運転中の電機機器の電流波形を合成した電源電流波形が取得される。具体的には、図4において、高調波制御手段4に送信された各電機機器の電流波形は、電源電流波形取得部22に入力される。電源電流波形取得部22では、入力された各電機機器からの電流波形を合成して、電源システム全体としての電源電流波形を出力する。
STEP3では、電源電流目標波形決定部23により、電源電流波形に基づき、現在の負荷において、高調波電流が最少となる電源電流目標波形を決定する。具体的には、STEP3−1において、電源電圧がゼロクロスする±30deg以内の通電によって判断し、電源電流目標波形として正弦波又は矩形波を決定する。
STEP3−1の条件により、電源電流目標波形を判断することができる理由は以下のとおりである。
課題の欄で述べたように、三相交流電源を整流する際には、ダイオードをブリッジ接続した回路による方法と、スイッチング素子をブリッジ接続した回路による方法とがある。
例えば、三相整流器7のようなダイオードをブリッジ接続した整流器を備えた空気調和機の場合、チョッパ回路部8の有無にかかわらず、電源の各相は、相電圧が最大または最小付近の120deg区間で通電するが、それ以外の60deg区間、すなわち、ゼロクロス付近の±30degでは通電しない(後述する図6、図7参照)。
一方、整流器としてIGBTのようなスイッチング素子をブリッジ接続して構成された回路(フルブリッジスイッチコンバータ)による場合、電源の各相の電流波形は、ほぼ正弦波に制御されるので、ゼロクロス付近でも通電することになる。また、例えば誘導モータのように、三相電源を整流せずに利用する負荷においても通電する。
このため、ゼロクロス付近の通電が全くなければ、電源システムに接続されている各電機機器は、ダイオードブリッジによる整流器を有することが推定され、また、ゼロクロス付近に通電がある場合には、フルブリッジスイッチコンバータを含む(或いは三相交流をそのまま利用している)ことが推定される。
従って、ゼロクロス付近で通電しない場合、すなわち120deg区間のみ通電する場合には、課題の欄で述べたように、電源電流が120degの矩形波状になるように制御すれば、5次高調波電流がもっとも小さくなり、基本波成分に対して5次高調波成分を20%に抑制できることが知られているので、STEP3−2にて、各空気調和機2の電源電流の電源電流目標波形を120deg矩形波に設定する。
なお、特定需要家ガイドラインでは、三相整流器及び直流リアクタを備え、コンデンサ平滑をする電機機器の場合、個別電機機器の高調波電流発生量は基本波成分に対し30%以下とする必要がある。120deg矩形波の場合、5次高調波の周波数成分は基本波成分に対して約20%となるため、電源電流を120deg矩形波となるよう制御することにより、特定需要家ガイドラインにおける制限値を下回ることができる。
一方、STEP3−1にて、ゼロクロス付近で通電すると判断された場合には、STEP3−3にて、各空気調和機2の電源電流の電源電流目標波形を正弦波に設定する。電源電流目標波形を正弦波とすることで、高調波電流を最小とすることができる。
なお、STEP3−2及びSTEP3−3において、電源電流目標波形の電流値(ピーク値或いは実効値)については、電源電流波形取得部22で得た電源電流波形に基づき、両者の電流値(ピーク値或いは実効値)が同一となるように設定すればよい。
もっとも、実際の電源システムにおいては、ダイオードブリッジとフルブリッジスイッチコンバータとが混在していることが考えられ、STEP3−1における判断基準は単純な通電の有無ではなく、所定の閾値を設けることが望ましい。
この閾値としては、例えば、電源システム全体の電流値(ピーク値又は実効値)と、ゼロクロス±30deg区間での電流値(この区間におけるピーク値又は実効値)との割合を閾値として判断することが考えられる。この2つの値の割合により、系統全体での負荷に対するフルブリッジスイッチコンバータの負荷の割合が分かるからである。
なお、この割合が10%、20%、30%と増加するに従い、5次高調波成分は約2%ずつ低下していくので、閾値をなるべく小さくして電源電流目標波形を正弦波とすることが望ましいが、逆に、閾値が小さすぎると、電源電流目標波形が切り替わってしまい、制御の安定性が損なわれる恐れがあるので、5次高調波の低減分と制御の安定性とのトレードオフにより任意に設定すればよい。
なお、本実施の形態では、チョッパ回路を備えていない電機機器の例として、誘導モータをあげているが、誘導モータは力率が低いため、その電流のゼロクロスが電源相電圧のゼロクロス±30deg区間から外れる可能性もある。このため、誘導モータのような力率の低い負荷が接続されている場合には、電源電流目標波形の判断をより正確に行うために、上記のように閾値によって判断することが有効である。
また、誘導モータのような力率の低い負荷が接続されていて、電源電流目標波形を正弦波とする場合、電流値だけでなく位相も合わせる必要がある。具体的には、例えば、ローパスフィルタやバンドパスフィルタを用いて、電源電流の一次成分を抽出し、その電流値を[0039]に記載したように設定すればよい。このようにすることで、所望の位相・振幅を持った電源流目標波形を得ることができる。
STEP4では、高調波抽出部24により、補償すべき高調波成分の抽出が行われる。具体的には、電源電流波形取得部22から出力される電源電流波形と、電源電流目標波形決定部23から出力される電源電流目標波形との差分をとって全高調波波形として出力する。
STEP5では、高調波配分部25により、各空気調和機2で補償すべき高調波量が算出され、その算出結果が各空気調和機2のスイッチング制御手段6に出力される。具体的には、高調波配分部25において、全高調波波形から算出される電流値(ピーク値或いは実効値)を、各電機機器から送信される電流波形に基づいて配分することにより、各空気調和機2で補償すべき高調波補償波形が算出され、スイッチング制御手段6へと送信される。
なお、配分方法については、種々のものが考えられるが、空気調和機2の電流波形から導かれる振幅値やピーク値等に基づき、比例して配分することが考えられる。また、空気調和機2の機種によっては、補償できる高調波量の上限値があることも考えられ、その場合には、当該空気調和機2については、その上限値で補償を行い、残りの高調波量については、他の空気調和機2にて比例配分すればよい。
なお、チョッパ回路を含む電機機器が1台の場合や、或いは、高調波抑制対策を行う電機機器が1台に決まっている等の場合は、高調波配分部25は必ずしも必要ではなく、全高調波波形をそのまま空気調和機2に出力するように構成しても構わない。
STEP6では、各空気調和機2に送信された高調波補償波形に基づき、スイッチング制御手段6により、母線電流波形を制御する。また、後述するように母線電流波形を制御することにより、電源電流波形も制御される。具体的な制御動作について、以下で説明する。
図2において、三相交流電源1の交流電圧は、三相整流器7で直流電圧に整流され、その整流された電圧は、チョッパ回路部8に入力される。チョッパ回路部8では、スイッチング制御手段6によりスイッチング素子10のオンオフが制御され、そのチョッピングにより、母線電圧及び母線電流が制御される。
スイッチング制御手段6における動作は次のとおりである。
図3において、母線電流指令値演算部19では、母線電圧指令値と母線電圧検出部14の検出値との偏差をゼロとするべく、比例制御や比例積分制御など任意の制御方法により、母線電流の指令値を算出するとともに、さらに、高調波補償波形との差分をとることにより、母線電流指令値を出力する。
なお、本実施の形態では、高調波補償波形として、電源電流波形と電源電流目標波形との差分に基づく波形を用いているが、これに限られるものではなく、電源電流目標波形そのものを用いてもよい。つまり、まず、図4において、高調波配分部25により、上記同様の方法に従って電源電流目標波形を配分する。次に、図3において、母線電流指令値演算部19により、その配分された電源電流目標波形に一致するように、比例制御や比例積分制御など任意の制御方法により、母線電流指令値を出力するようにすればよい。
オンデューティ演算部20では、母線電流指令値演算部19で演算した母線電流指令値と母線電流検出部13の検出値との偏差をゼロとするべく、比例制御や比例積分制御など任意の制御方法により、オンデューティを決定する。
駆動パルス生成部21では、このオンデューティの値に基づき、チョッパ回路部8のスイッチング素子10を動作させる駆動パルスを生成する。この駆動パルスに基づき、スイッチング素子10の開閉が制御される。
図6は、実施の形態1に係るチョッパ回路部8を動作させない場合の動作波形図、図7は実施の形態1に係るチョッパ回路部8を動作させた場合の動作波形図である。
チョッパ回路部8を動作させない場合は、図6に示すように、母線電流26は脈動する形となる。また、電源電流27は、電源相電圧28が最大または最小付近の120deg区間で導通し、導通時は母線電流と同一の電流が流れる。なお、電流のリプルはリアクタ9のインダクタンス値に依存するため、負荷が小さいほど、実効電流に対する電流リプルの割合は大きく、負荷が大きいほど小さくなる。
一方、チョッパ回路部8を動作させた場合は、図7に示すように、母線電流26、電源電流27が流れる。スイッチング素子10がオンした場合には、逆流防止素子11は導通が阻止され、リアクタ9には三相整流器7によって整流された電圧が印加される。スイッチング素子オン時のリアクタ9に流れる電流ILonは直線的に増加し、このときの電流変化率はリアクタ9に印加される電圧VLonとインダクタンス値Lによって[数1]のように決まる。
Figure 0005370266
また、チョッパ回路部8において、スイッチング素子10がオフした場合には、逆流防止素子11は導通し、リアクタ9にはスイッチング素子10オン時と逆向きの電圧が誘導される。スイッチング素子オフ時のリアクタ9に流れる電流ILoffは直線的に減少し、このときの電流変化率はリアクタ9に印加される電圧VLoffとインダクタンス値Lによって[数2]のように決まる。
Figure 0005370266
以上のように、スイッチング素子10の開閉により、電流リプルが発生し、スイッチング素子10の開閉を制御することで、リアクタ9の電流波形を制御することができる。また、電源電流27は、電源相電圧28が最大または最小付近の120deg区間で導通し、導通時は母線電流(リアクタ9の電流)と同一の電源電流が流れる。すなわち、母線電流を制御することにより電源電流を制御することができる。
また、スイッチング周波数を高くすることで、電流リプルは小さくなり、より細かに電流波形を制御することが可能となる。一般には、可聴範囲外の15kHz以上で動作させることが望ましい。
このようにして制御された母線電流及び母線電圧がインバータ回路15に印加され、モータ16が駆動されることになる。
なお、本実施の形態では、1相分の電流を補償しているが、この1相分の電流の補償により、他の2相の補償も行うことができる。例えば、R・S・Tの三相のうち、R相の補償を行う場合を考えると、R相の通電区間120deg中、前半の60degについてはS相が通電しているので、Ir=−Is、後半の60degについてはT相が通電しているので、Ir=−Itとなる(なお、R・S・T各相の電流をそれぞれ、Ir、Is、Itとした)。このように、ある1相について高調波補償をするために波形を制御することにより、他の2相も制御することができるので、いずれか1相の補償により、他の2相についても補償することができる。
本実施の形態によれば、三相交流電源を共有する複数の電機機器の電流波形に基づいて、電源電流目標波形を決定するように構成したので、1つの三相交流電源に、ダイオードブリッジ回路による整流を行う電機機器を含む複数の電機機器が接続された電源システムにおいて、高調波抑制対策が可能な電源システムを得ることができる。
また、三相交流電源を共有する複数の電機機器が接続された電源システムにおいて、チョッパ回路を含む電機機器が、少なくとも1台接続されていれば、高調波抑制対策を実施することができるので、コストを抑えた上での高調波抑制対策が可能になるという効果がある。
また、三相交流電源を共有する複数の電機機器の電流波形に基づいて、補償すべき高調波量を配分する構成としたので、効率的な高調波抑制対策が可能になるという効果がある。
また、スイッチング素子10やインバータ回路15のスイッチング素子15a〜15fとして、ワイドバンドギャップ半導体を用いたIGBT・MOSFETなどのスイッチング素子を用いたり、スーパージャンクション(以下SJ)構造のMOSFETなどのスイッチング素子を用いたりすることとしてもよい。このようにすることで、従来多く用いられているSi系スイッチング素子を用いた場合に比べ、損失低減を図ることができるという効果がある。
特に、SJ構造のスイッチング素子はリカバリが大きい箇所に用いる場合には問題となるが、本実施の形態のようなチョッパ回路部8の構成では、スイッチング素子10はリカバリが小さいため、SJ構造のスイッチング素子に向いた用途であり、その特徴をより活かし、損失低減の効果を高めることが可能となる。
また、大電力用途として用いる場合には、スイッチング素子を並列に設置し、並列駆動を行うことも有効である。例えばワイドバンドギャップ半導体またはSJ構造のMOSFETを使用する場合には、スイッチング素子10の代わりに複数個のMOSFETを設置し、スイッチング制御手段6により出力される駆動パルスを分け、それぞれの素子を同一信号で駆動する。また、例えばワイドバンドギャップ半導体のIGBTを使用する場合には、スイッチング素子10の代わりに複数個のIGBTを設置し、スイッチング制御手段6により出力される駆動パルスを分け、位相をずらして、間欠的に動作するように、それぞれの素子を駆動する。このように構成することで、大電力用途に用いることができるという効果がある。
また、三相整流器7の整流ダイオード7a〜7fや逆流防止素子11として、ワイドバンドギャップ半導体により形成されたショットキーバリアダイオードなどの素子を用いるように構成すれば、これら素子には導通時の抵抗が低いという特徴があるので、損失低減を図ることができるという効果がある。
なお、ワイドバンドギャップ半導体とは、珪素に比べてバンドギャップが大きい半導体を指し、例えば、炭化珪素、窒化ガリウム系材料又はダイヤモンドにより形成された半導体をいう。
実施の形態2.
実施の形態1では、電流波形検出手段5により、直接、各電機機器の電流波形を検出したが、各電機機器の運転状況を検出し、この検出値に基づき各電機機器の電流波形を算出するように、より簡易的に構成しても良い。
図8は、実施の形態2に係る空気調和システムの構成図である。図1との差異は、図1における電流波形検出手段5に代えて、各電機機器に運転状況検出手段29を設けた点である。
図9は、実施の形態2に係る空気調和機の構成図である。運転状況検出手段29は、インバータ駆動手段18に接続されており、インバータ駆動手段18からの信号に基づき、各機器の運転状況を検出する。運転状況としては、例えば、運転停止情報や、インバータ駆動手段18の駆動信号から判断されるそのときの運転負荷を検出する。
なお、各電機機器の運転状況を判断するための信号として、上記では、インバータ駆動手段18から得られる運転停止情報や運転周波数を挙げたが、これに限られるものではない。各電機機器には、インバータ駆動手段18を備えない機器もありうるから、運転状況検出手段29は、必ずしもインバータ駆動手段18に接続されている必要はなく、また、インバータ駆動手段18から得られる情報だけでなく、各電機機器から発生する高調波量を推定可能な値を検出できるように構成されれば何でも良い。例えば母線電流検出部13で検出した母線電流値やモータ電流検出部17で検出したモータ電流値、或いはモータ16の運転周波数等の値を検出して用いても同様の効果が得られる。
動作においても実施の形態1と同様であるが、差異としては、高調波制御手段4内の電源電流波形取得部22における処理が異なる。
図10において、高調波制御手段4に入力された各電機機器の運転状況は、電源電流波形取得部22に入力される。電源電流波形取得部22には、各電機機器の機種情報と、その所定の機種が所定の運転状態において発生する電源電流の関係が予め設定登録されており、入力された運転状況から、この関係を用いて各電機機器が発生する電源電流を算出している。また、電源電流波形取得部22では、算出された各電機機器からの電源電流波形を合成して、空気調和システム全体での電源電流波形を出力するとともに、各電機機器が発生している電源電流の情報を高調波配分部25に出力する。
このように、本実施の形態においては、運転状況検出手段29により各電機機器の運転状況を検出し、この検出値に基づき各電機機器の電流波形を算出する。
本実施の形態によれば、電流波形検出手段5を取り付けるために行う電源系の工事が不要となり、運転状況検出手段29を各電機機器に取り付ける構成としたので、より簡易的に高調波抑制対策を行うことが可能となる効果がある。
実施の形態3.
実施の形態1では、電流波形検出手段5により、各電機機器の電流波形を検出したが、三相交流電源1の電流波形を直接検出するように構成しても良い。
図11は、実施の形態3に係る空気調和システムの構成図である。図1との差異は、図1における電流波形検出手段5を、電源電流波形検出手段30に置き換えたものである。電源電流波形検出手段30は、三相交流電源1からの電源線が各電機機器に分岐する前に設けられ、三相交流電源1の電流波形を検出する。
動作においても実施の形態1と同様であるが、差異としては、図4における処理が異なる。まず、電源電流波形取得部22では、電源電流波形検出手段30により検出された三相交流電源1の電流波形を出力する。また、高調波配分部25における配分方法については、均等に配分する方法や、各電機機器の定格により定まる予め設定登録された高調波抑制対策能力に基づき比例配分する方法が考えられる。
このように、本実施の形態においては、電源電流波形検出手段30により三相交流電源1の電流波形を直接検出し、その直接検出された電流波形により、高調波制御手段4が補償すべき高調波量を算出する。
本実施の形態によれば、三相交流電源1の電流波形を直接検出する構成としたので、より正確な高調波抑制対策を行うことが可能となる効果がある。
本発明は空気調和機の電源システムに限られず、三相交流電源に接続された複数の電機機器を含む電源システムに対して広く適用することができる。また、制御対象となる電機機器についても空気調和機に限られず、チョッパ回路による整流を行う電機機器に対して幅広く適用可能である。
1 三相交流電源
2 空気調和機
3 誘導モータ
4 高調波制御手段
5 電流波形検出手段
6 スイッチング制御手段
7 三相整流器
7a〜7f 整流ダイオード
8 チョッパ回路部
9 リアクタ
10 スイッチング素子
11 逆流防止素子
12 平滑コンデンサ
13 母線電流検出部
14 母線電圧検出部
15 インバータ回路
15a〜15f スイッチング素子
16 モータ
17 モータ電流検出部
18 インバータ駆動手段
19 母線電流指令値演算部
20 オンデューティ演算部
21 駆動パルス生成部
22 電源電流波形取得部
23 電源電流目標波形決定部
24 高調波抽出部
25 高調波配分部
26 母線電流
27 電源電流
28 電源相電圧
29 運転状況検出手段
30 電源電流波形検出手段

Claims (10)

  1. 1つの三相交流電源に接続された複数の電機機器のうち少なくとも一台が、
    ダイオードをブリッジ接続して構成された三相整流器と、
    リアクタ、スイッチング素子及び逆流防止素子から構成され、前記三相整流器の後段に接続されたチョッパ回路部と、
    前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、を備えた高調波対策機器である電源システムであって、
    前記三相交流電源の電圧がゼロクロスする前後30度内における前記電機機器の電流波形に基づいて、前記高調波対策機器の電源電流目標波形を決定する高調波制御手段を備え、
    前記高調波制御手段は、前記電機器を構成する整流器がダイオードをブリッジ接続して構成された前記三相整流器の場合に前記電源電流目標波形を矩形波にするよう前記スイッチング制御手段に指令を与えることを特徴とする電源システム。
  2. 前記高調波制御手段は、
    前記三相交流電源の電圧がゼロクロスする前後30度内における前記電流波形の電流値と、前記電源システム全体の電流値との比較により、前記電源電流目標波形を決定する請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記電流波形は、それぞれの前記電機機器の運転停止情報又は運転負荷に基づいて算出される請求項1又は2に記載の電源システム。
  4. 前記高調波制御手段には、前記電機機器それぞれに関して、運転負荷又は運転状態と発生する電源電流との対応関係が予め設定登録されており、前記電流波形は、前記対応関係に基づいて算出される請求項3に記載の電源システム。
  5. 前記高調波制御手段は、
    前記三相交流電源の電源電流波形に基づいて、前記電源電流目標波形を決定する請求項1又は2に記載の電源システム。
  6. 前記高調波対策機器を複数備えるとともに、
    前記高調波制御手段は、それぞれの前記電機機器の電流波形に基づいて、前記高調波対策機器が補償すべき高調波量を分配する請求項1乃至5のいずれかに記載の電源システム。
  7. 前記スイッチング素子は、ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子である請求項1乃至のいずれかに記載の電源システム。
  8. 前記スイッチング素子は、スーパージャンクション構造をしている請求項に記載の電源システム。
  9. 前記三相整流器のダイオード又は前記逆流防止素子の少なくとも1つはワイドバンドギャップ半導体により形成されたダイオードから構成されている請求項1乃至のいずれかに記載の電源システム。
  10. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化珪素、窒化ガリウム系材料又はダイヤモンドである請求項7乃至9のいずれかに記載の電源システム。
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