JP5369776B2 - 撮像装置、撮像方法、及び撮像プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、及び撮像プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像方法、及び撮像プログラムに関する。
従来より、人物などの動きのある被写体を動画に撮影することができるデジタルカメラやビデオカメラなどの撮像装置が存在している。
また、被写体を動画データに撮像している際に場面変更があったとき、その都度、場面変更があった時点を再生開始点として記憶し、撮像した動画データをそれぞれの再生開始点を基準に分類して、チャプターデータを生成する撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この撮像装置によれば、ユーザはチャプターデータを用いて、撮像した動画データをチャプターごとに再生して確認して、所望のシーンを検索し再生することができる。
特開2008−160564号公報
しかし、ユーザは通常、被写体の構図を考えながら撮像しているため、撮像した動画データを場面変更ごとにチャプターに分類したとしても、動画データの中からユーザが覚えている動画データを容易に検索できるとは限らない。そこで、撮像した動画の動画データから、所望のシーンの動画データを容易に検索して再生することができる撮像装置が求められている。
本発明は、係る従来の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが所望する撮像データを容易に検索することができる撮像装置、撮像方法、及び撮像プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る撮像装置は、被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、被写体画像を表示する表示手段と、追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定手段と、前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定手段により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡手段と、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡手段により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出手段と、前記被写体位置検出手段により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索手段と、前記動画データを、前記検索手段により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生手段と、を備え、前記表示手段は、前記動画データを表示する領域を複数に分割した複数の表示領域を有し、前記表示手段により表示される前記複数の表示領域のうち、一の表示領域を選択する選択手段を更に備え、前記検索手段は、前記選択手段により選択された一の表示領域に対応する撮像範囲における被写体の位置情報に基づいて、前記動画データ内より特定のフレーム画像を検索することを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る撮像装置は、被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、被写体画像を表示する表示手段と、追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定手段と、前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定手段により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡手段と、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡手段により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出手段と、前記被写体位置検出手段により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索手段と、前記動画データを、前記検索手段により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段により表示された前記動画データのフレーム画像内で任意の箇所を選択する選択手段と、を備え、前記検索手段は、前記選択手段により選択された任意の箇所を示す前記被写体の位置情報が付加されたフレーム画像を前記動画データ内より検索し、前記再生手段は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択手段により任意の箇所が選択された場合に、前記第1のフレーム画像を表示したままで、前記検索手段により検索された第2のフレーム画像を前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係る撮像装置は、更に、前記再生手段は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択手段により任意の箇所が選択された場合に、前記検索手段により検索された第2のフレーム画像の位置から前記動画データを表示することを特徴とする。
請求項4に記載の発明に係る撮像装置は、更に、前記再生手段は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択手段により任意の箇所が選択された場合に、前記検索手段により検索された第2のフレーム画像を前記第1のフレーム画像の一部に合成して、前記第2のフレーム画像の撮影時刻情報とともに前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明に係る撮像装置は、更に、前記被写体追跡手段により追跡された前記撮像範囲における前記被写体の位置の変化の軌跡を前記表示手段に表示されているフレーム画像上に表示する軌跡表示手段を更に備え、前記選択手段は、前記軌跡表示手段により表示された前記軌跡の中から所定の箇所を選択することを特徴とする。
請求項6に記載の発明に係る撮像装置は、更に、前記被写体追跡手段により追跡されている前記被写体の前記特徴部に基づいて撮影条件を自動設定する撮影条件設定手段を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明に係る撮像装置は、更に、前記撮影条件設定手段は、前記被写体追跡手段により追跡されている前記被写体の前記特徴部のコントラストに基づいてフォーカス距離を自動設定することを特徴とする。
請求項8に記載の発明に係る撮像装置は、更に、前記撮影条件設定手段は、前記被写体追跡手段により追跡されている前記被写体の前記特徴部に基づいて露出条件を自動設定することを特徴とする。
請求項9に記載の発明に係る撮像方法は、被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、前記動画データを表示する領域を複数に分割した複数の表示領域を有し、被写体画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置による撮像方法であって、追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定処理と、前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定処理により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡処理と、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡処理により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出処理と、前記被写体位置検出処理により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索処理と、前記動画データを、前記検索処理により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生処理と、前記表示手段により表示される前記複数の表示領域のうち、一の表示領域を選択する選択処理と、を含み、前記検索処理は、前記選択処理により選択された一の表示領域に対応する撮像範囲における被写体の位置情報に基づいて、前記動画データ内より特定のフレーム画像を検索することを特徴とする。
請求項10に記載の発明に係る撮像プログラムは、撮像装置が備えるコンピュータを、被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、前記動画データを表示する領域を複数に分割した複数の表示領域を有し、被写体画像を表示する表示手段と、追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定手段と、前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定手段により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡手段と、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡手段により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出手段と、前記被写体位置検出手段により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索手段と、前記動画データを、前記検索手段により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段により表示される前記複数の表示領域のうち、一の表示領域を選択する選択手段として機能させ、前記検索手段は、前記選択手段により選択された一の表示領域に対応する撮像範囲における被写体の位置情報に基づいて、前記動画データ内より特定のフレーム画像を検索することを特徴とする。
請求項11に記載の発明に係る撮像方法は、被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、被写体画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置による撮像方法であって、追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定処理と、前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定処理により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡処理と、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡処理により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出処理と、前記被写体位置検出処理により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索処理と、前記動画データを、前記検索処理により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生処理と、前記表示手段により表示された前記動画データのフレーム画像内で任意の箇所を選択する選択処理と、を含み、前記検索処理は、前記選択処理により選択された任意の箇所を示す前記被写体の位置情報が付加されたフレーム画像を前記動画データ内より検索し、前記再生処理は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択処理により任意の箇所が選択された場合に、前記第1のフレーム画像を表示したままで、前記検索処理により検索された第2のフレーム画像を前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項12に記載の発明に係る撮像プログラムは、撮像装置が備えるコンピュータを被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、被写体画像を表示する表示手段と、追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定手段と、前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定手段により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡手段と、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡手段により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出手段と、前記被写体位置検出手段により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索手段と、前記動画データを、前記検索手段により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段により表示された前記動画データのフレーム画像内で任意の箇所を選択する選択手段として機能させ、前記検索手段は、前記選択手段により選択された任意の箇所を示す前記被写体の位置情報が付加されたフレーム画像を前記動画データ内より検索し、前記再生手段は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択手段により任意の箇所が選択された場合に、前記第1のフレーム画像を表示したままで、前記検索手段により検索された第2のフレーム画像を前記表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが所望する撮像データを容易に検索することができる撮像装置、撮像方法、及び撮像プログラムを提供できる。
本発明の第1実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置の機能フローを示す図である。 図1のデジタルカメラの動画撮影処理を示すフローチャートである。 図1のデジタルカメラの動体追跡処理における追跡対象の画像内の移動の検出を説明するための図である。 図1のデジタルカメラの動画再生編集処理を示すフローチャートである。 図1のデジタルカメラの検索対象を選択する手順を説明するための図である。 本発明の第2実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの機能フローを示す図である。 図7のデジタルカメラの動画再生編集処理を示すフローチャートである。 図7のデジタルカメラの検索対象を選択する手順を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施の形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略若しくは簡略化する。
[第1実施例]
以下、図1〜図4を参照して、本発明の第1実施の形態に係るデジタルカメラについて説明する。
[電気的構成]
図1は、本発明の第1実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。このデジタルカメラは、基本となる動作モードとして、動画撮影を行うための動画撮影モードと、撮影した画像を再生又は編集を行うための動画再生編集モードとを有している。
本実施の形態のデジタルカメラ1は、画像取得部10、ドライバ14、アナログ信号処理部15、フラッシュ19、制御部20、プレビューエンジン22、D/Aコンバータ23、ドライバ24、表示手段としての表示部25、イメージバッファ26、キー操作部27、デジタル信号処理部28、画像圧縮/伸張処理部29、プログラムメモリ30、画像メモリ31、カードI/F32、外部記録媒体33、外部接続用I/F34、RAM35を備える。
画像取得部10は、レンズ11、シャッタ12、LPF13からなる。レンズ11は、通常の光学レンズであり、非球面レンズを重ねたレンズ群からなる。シャッタ12は、シャッタボタンが操作されると、制御部20によって駆動されるドライバ14により動作する、所謂メカニカルシャッタでよい。なお、デジタルカメラによっては、メカニカルシャッタを備えない場合もあり、沈胴式のレンズ構造、メカニカルズームを搭載する機種の場合、これらの駆動制御もドライバ14で行う。LPF13は、例えば水晶ローパスフィルタであり、モアレの発生を防ぐために搭載されている。
次に、アナログ信号処理部15は、撮像センサ(CCD,CMOS)16、サンプリング/信号増幅処理部17、A/Dコンバータ18からなる。撮像センサ16は、被写体画像(イメージ)を結像し、RGBの各色の光の強さを、電流値に変換する。サンプリング/信号増幅処理部17は、ノイズや色むらを抑えるための相関二重サンプリング処理や信号増幅処理を行う。A/Dコンバータ18は、アナログフロントエンドとも呼ばれ、サンプリング・増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換する(RGB,CMYG各色について12bitデータに変換してバスラインに出力する)。制御部20は、例えば、CPUによって構成され、後述するプログラムメモリ格納されるプログラムに従ってデジタルカメラ1(撮像装置)の全体を制御する。
プレビューエンジン22は、動画撮影モード(録画モードともいう)において、画像取得部10、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータ、若しくはシャッタ操作検出直後、イメージバッファ26に格納されたデジタルデータ、及び、画像メモリ31に格納されたデジタルデータを動画再生編集モードにおいて表示部25に表示させるために間引き処理を行う。D/Aコンバータ23は、プレビューエンジン22により間引き処理されたデジタルデータを変換し、後段のドライバ24に出力する。
ドライバ24は、後段の表示部25に表示されるデジタルデータを一時記憶するバッファ領域を備え、キー操作部27、制御部20を介して入力された制御信号に基づいて表示部25を駆動させる。表示手段としての表示部25は、カラーTFT液晶や、STN液晶などからなり、プレビュー画像や、撮影後の画像データ、設定メニューなどを表示する。
イメージバッファ26は、例えば、SDRAMなどで構成され、撮影直後のデジタルデータを一時的に格納し、例えば、アナログ信号処理部15、若しくはデジタル信号処理部28がデジタルデータを処理する際に、デジタルデータを一時的に格納する。キー操作部27は、例えば、シャッタボタンや、動画撮影モードでの撮影の開始及び停止を行うRECボタン、動画再生モードでの動画の再生及び停止を行うPLAYボタン、動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチ、メニューボタン、十字キー(中央押しで決定)などを含む。
デジタル信号処理部28は、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータに対して、ホワイトバランス処理、色処理、階調処理、輸郭強調、RGB形式からYUV形式への変換、YUV形式からJPEG形式への変換などを行う。画像圧縮/伸張処理部29は、デジタル信号処理部28を介して入力されたデジタルデータをJPEG方式に圧縮符号化したり、モーションJPEG形式の動画ファイルを生成したり、モーションJPEG形式の動画ファイルをMPEG形式の動画ファイルに変換したり、再生モードにおいては、JPEG形式、モーションJPEG形式、あるいはMPEG形式の動画ファイルを伸張したりする。
プログラムメモリ30は、制御部20にロードされる各種プログラムや、ベストショット機能におけるEV値、色補正情報などを格納する。画像メモリ31は、イメージバッファ26に一時的に保持された画像データや、各種ファイル形式に変換されたデジタルデータ、動画データなどを格納する。カードI/F32は、外部記録媒体33とデジタルカメラ本体との間のデータ交換を制御する。
外部記録媒体33は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDカード(登録商標)などからなる着脱可能な記録媒体である。外部接続用I/F34は、USBコネクター用スロットなどからなり、パーソナルコンピュータなどと接続され、撮影した画像データの転送などに用いられる。RAM35は、制御部20の制御に必要な各種パラメータや、夜景撮影時の各種パラメータ(ゲイン(ISO感度)、絞り、シャッタスピード、画像合成のための閾値、重みなど)などを記憶する。
図2は、本発明の第1実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの機能構成図である。
本実施の形態に係る撮像装置は、被写体を撮像して撮像データを取得する、画像取得部10によって構成される画像取得手段と、画像取得手段により取得された撮像データの撮像範囲において、被写体の位置を検出する、制御部20によって構成される被写体位置検出手段と、被写体位置検出手段により検出された撮像範囲における被写体の位置に基づき、画像取得手段により取得された撮像データを検索する、制御部20によって構成される検索手段と、を備える。
被写体位置検出手段は、画像取得手段により取得された撮像データの撮像範囲において、被写体の特徴部を特定する、特徴部特定手段と、特徴部特定手段により特定された被写体の特徴部を追跡する被写体追跡手段と、被写体追跡手段により追跡されている被写体の特徴部に基づいて撮影条件を自動設定する撮影条件設定手段と、画像取得手段により取得された撮像データに、被写体追跡手段により追跡された撮像範囲における被写体の特徴部の位置を位置情報として付加する位置情報付加手段と、を備えてもよい。また、撮影条件設定手段は、被写体追跡手段により追跡されている被写体の特徴部のコントラストに基づいてフォーカス距離を自動設定してもよい。また、撮影条件設定手段は、被写体追跡手段により追跡されている被写体の特徴部の明るさに基づいて露出条件を自動設定してもよい。なお、後述する実施の形態では、特徴部として顔を上げているが、本発明はこれに限定されず、様々な対象が可能である。
検索手段は、位置情報付加手段により位置情報が付加された撮像データを記憶する、RAM35によって構成されるデータ記憶手段と、位置情報付加手段により付加された位置情報に基づいて、データ記憶手段により記憶された撮像データを検索する撮像データ検索手段と、を備えてもよい。
画像取得手段は、被写体の撮像データを取得し、被写体位置検出手段は、画像取得手段により順次取得された撮像データのフレーム画像において、被写体の特徴部を特定する特徴部特定手段と、特徴部特定手段により特定された被写体の特徴部を追跡する被写体追跡手段と、画像取得手段により取得された撮像データを構成するフレーム画像の各々に、被写体追跡手段により追跡された撮像範囲における被写体の特徴部の位置を位置情報として付加する位置情報付加手段と、を備えてもよい。
検索手段は、位置情報付加手段により位置情報が付加されたフレーム画像の各々に対応する撮像データを記憶するデータ記憶手段と、位置情報付加手段により付加された位置情報に基づいて、データ記憶手段により記憶されたフレーム画像の各々に対応する撮像データを検索する撮像データ検索手段と、を備えてもよい。
撮像装置は、被写体画像を表示する、表示部25によって構成される表示手段と、撮像データを撮像データ検索手段により検索した結果に基づき、画像取得手段により取得した被写体画像を再生画像として、表示部25によって構成される表示手段に表示する、制御部20などによって構成される再生手段と、を備えてもよい。
表示手段は、画像取得手段により取得された撮像データの撮像範囲に対応する領域を複数に分割した複数の表示領域を有してもよい。撮像装置は、さらに、表示手段により表示される複数の表示領域のうち、一の表示領域を選択する、キー操作部27によって構成される選択手段と、選択手段により選択された一の表示領域に対応する撮像範囲における被写体の位置情報を選択位置情報として記憶する、RAM35などによって構成される選択位置情報記憶手段と、を備え、撮像データ検索手段は、選択位置情報記憶手段により記憶された位置情報に基づいて、RAM35などによって構成されるデータ記憶手段により記憶されたフレーム画像に対応する撮像データを検索するようにしてもよい。なお、特徴部特定手段、被写体追跡手段、位置情報付加手段を含む被写体位置検出手段、検索手段の機能は、CPU20がプログラムメモリ30に記憶されたプログラムを実行して実現する。
[動画撮影処理]
図3は、デジタルカメラ1が動画撮影モードで実行する動画撮影処理を示すフローチャートであり、図4は、動画撮影モードで行われる動体追跡処理を説明するための図である。キー操作部27に設けられている動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチが操作されて動画撮影モードが設定され、RECボタンが操作されると、CPU20は、図3に示すフローチャートの処理を実行するためのプログラムをRAM35から読み出す。CPU20は、このプログラムに従って、図3に示すフローチャートにおける各種処理を実行する。
まず、図3を参照して、CPU20の制御による動画撮影モードで実行される動画撮影処理について説明する。
はじめに、制御部を構成するCPU20は、ユーザにより動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチが操作され、RECボタンが操作されると、アナログ信号処理部15を制御して、CCD又はCMOSからなる撮像センサ16により撮像された映像を取り込み、動画撮影モードによる動画の撮影を開始する。まず、1フレームの画像を撮像する(ステップS1)。具体的には、CPU20は、撮像センサ16を制御して、所定のフレームレートで被写体を撮像する処理を行い、撮像されたフレーム画像データを1フレームごとにRAM35に格納する。ここでは、まず、1フレームの画像を撮像してRAM35に格納する。
次に、撮像範囲内においてオートフォーカス(以後、「AF」と呼ぶ)を行う追跡対象の被写体は設定済みであるか否かを判別する(ステップS2)。AFを行う追跡対象の被写体は設定済みであると判別したときには、動体追跡処理により、追跡対象の撮像範囲に対応する画像内の移動を検出する(ステップS3)。動体追跡処理では、事前に撮影して被写体を認識しておいた、例えば、被写体の顔が撮像範囲内のどこに移動したのかを検出する被写体の追跡を行う被写体追跡機能を行う処理であり、ブロックマッチング法などにより該認識された顔がどこに移動したのかを検出する。
ステップS2の処理において、被写体の追跡対象は設定済みではないと判別したときには、例えば、顔認識処理により、撮像範囲に対応する表示部25における画像内において撮影の対象とする被写体の顔部分を検出する(ステップS5)。次に、検出された被写体の顔部分の後述のAF処理を行う際のAFを行う追跡対象として設定する(ステップS6)。
ステップS3の後、又は、ステップS6の処理の後において、追跡対象の位置をAF領域に設定する(ステップS4)。例えば、この処理では後述のAF処理において、コンティニュアス的にAF処理を行うための被写体の顔の位置をAF領域として設定する。このAF処理は、個人認識された全ての顔、若しくは検出された全ての顔が、被写界深度に入るよう行い、個人認識された顔、若しくは、検出された顔を重点に露出条件を設定して行う。
尚、本実施の形態にあっては、追跡対象の位置をAF領域に設定したがこれに限られない。したがって、例えば、追跡対象をAF領域に設定として設定せずに、後述の位置情報を記録するためだけに利用してもよい。
次に、設定されたAF領域の位置情報を当該フレームに対応付けて記録する(ステップS7)。次に、撮影条件設定処理を行う(ステップS8)。この撮影条件設定処理では、AF処理及び露出条件設定処理が行われる。AF処理においては、検出された被写体の顔のコントラストに基づいてフォーカス距離を自動設定すること、具体的には、検出された被写体の顔のコントラスト成分が最も高くなるレンズ位置を検出し、該検出したレンズ位置にレンズを自動的に移動させるフォーカス位置の調整処理や、表示部25で表示しているスルー画像上においてAFの対象を示すAF枠43を表示する処理などが行われる。露出条件設定処理においては、検出された被写体の顔の明るさを検出し、RAM35に記憶されている各種パラメータを参照して、露出時間や絞り値などの露出条件を自動設定する処理が行われる。
次に、撮影処理は終了であるか否かを判別する(ステップS9)。この処理では、キー操作部27に設けられているRECボタンが操作されて、動画撮影モードが終了したか否かが判別される。撮影処理は終了ではないと判別したときには、ステップS1の処理に戻る。撮影処理は終了であると判別したときには、撮像して得られた複数のフレーム画像を圧縮して作成された撮像データとしての動画データに対し、各フレーム画像を特定するためのフレーム番号と、撮像範囲内においてAFの対象となった被写体のAF位置の位置情報と、を対応付けた対応情報を関連付けて記録する(ステップS10)。この処理により、フレーム番号が付された各フレームごとに被写体のAF位置が位置情報として記録された対応情報が、動画データに付加されてRAM35において記録される。この処理が終了すると、動画撮影処理を終了する。この各フレーム番号に対して、動画撮影処理が開始されてから経過した時間も同時に記録される。
この動画撮影処理で、表示部25にスルー画像として表示される表示例を図4に示す。図4(a)〜(f)に示すように、表示部25には、AFの対象となる被写体42と、AFの対象を示すAF枠43と、動画撮影処理が開始されてから経過した時間を示す時間枠44とが表示される。
被写体42がゲレンデ内を左右に滑走することにより、撮像範囲に対応する表示部25内においてAFの対象となっている被写体42の位置が、撮像範囲の上方から左右に振れながら徐々に下方に向けて移動している。このとき、撮像範囲内における被写体42の位置がAF領域の位置情報としてフレーム画像に対応付けて記録される。このとき、各フレーム画像に対して、動画撮影処理が開始されてから経過した時間も同時に記録される。
尚、本実施の形態にあっては、顔認識処理により被写体の顔部分の検出を行い、顔部分を追跡対象としたがこれに限られない。したがって、例えば、撮像範囲内において動く対象を検出し、この動く対象を追跡対象としてもよい。具体的には、被写体の体全体の検出を行い、被写体の体全体を追跡対象としてもよく、又は、海辺の撮影において砂浜で動く蟹などの生物や、船などの機械物を検出し、追跡対象として設定してもよい。また、ユーザが撮影中に追跡対象を任意に指定してもよく、CPU20が追跡対象を自動的に設定してもよい。
被写体42がゲレンデ内を左右に滑走することにより、撮像範囲に対応する表示部25内においてAFの対象となっている被写体42の位置が、撮像範囲の上方から左右に振れながら徐々に下方に向けて移動している。このとき、撮像範囲内における被写体42の位置がAF領域の位置情報としてフレーム画像に対応付けて記録される。このとき、各フレーム画像に対して、動画撮影処理が開始されてから経過した時間も同時に記録される。
尚、本実施の形態にあっては、動画データと、フレーム番号とAF位置の位置情報とが関連付けて動画データに付して記録しているがこれに限られない。したがって、例えば、動画データと、被写体のAF位置の位置情報のデータとは、それぞれ別のデータファイルとしてRAM35に記録してもよい。
[動画再生編集処理]
図5は、デジタルカメラ1が動画再生編集モードで実行する動画再生編集処理を示すフローチャートであり、図6は、動画再生編集モードで行われる検索対象を選択する手順を説明するための図である。キー操作部27に設けられている動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチが操作されて動画再生編集モードが設定され、PLAYボタンが操作されると、CPU20は、図5に示すフローチャートの処理を実行するためのプログラムをRAM35から読み出す。CPU20は、このプログラムに従って、図5に示すフローチャートにおける各種処理を実行する。
図5を参照して、本実施の形態におけるCPU20の制御により動画再生モードで実行される動画再生編集処理について説明する。この処理では、動画撮影処理において記録された撮影データを表示部25に表示する処理を行う。図6は、動画再生処理において、表示部25に表示される表示例である。
はじめに、CPU20は、ユーザにより動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチが操作され、PLAYボタンが操作されると、動画の先頭位置から動画再生を開始する(ステップS21)。次に、動画再生処理を行う(ステップS22)。
次に、動画の再生が停止されたか(又は、編集操作があったか)否かを判別する(ステップS23)。この処理では、動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチが操作されたり、PLAYボタンが再び操作されたりしたか否かが判別される。動画の再生の停止は行われていないと判別したときには、ステップS22の処理に戻る。一方で、動画の再生の停止が行われたと判別したときには、動画の再生(又は、編集)が終了したか否かを判別する(ステップS24)。再生(又は編集)が終了したと判別したときには、動画再生編集処理を終了する。一方で、再生(又は編集)が終了していないと判別したときには、表示部25に表示される撮像範囲に対応する画面を分割して枠45を表示する(ステップS25)。この処理では、表示部25を分割する枠45を表示し、撮像範囲を9分割する処理を行う。
次に、表示部25において分割された枠45のうち、ユーザが所望する被写体位置に対応する枠45を選択する(ステップS26)。この処理では、ユーザが操作することにより選択された枠45を検索対象枠として選択する処理が行われる。具体的には、ユーザがキー操作部27に設けられている十字キーを上下左右に操作して、所望する枠上で十字キーの中央を押すことにより、所望する枠を選択することができる。そして、その選択された枠45が検索対象枠として選択される。
次に、選択された枠内にAF位置がある全フレームを検索する(ステップS27)。この処理では、RAM35に記録された動画データの全フレームに対し、選択された枠に対応する撮像範囲にAF位置の位置情報を有するフレームを検索する処理が行われる。次に、検索された動画データの全フレームの中からチャプター単位で代表フレームを抽出する(ステップS28)。次に、抽出された代表フレームを一覧表示する(ステップS29)。この処理では、抽出された各代表フレームを表示部25上に表示する処理を行う。
次に、一覧表示された代表フレームの中から一の代表フレームを選択する(ステップS30)。この処理では、ユーザが操作することにより選択された代表フレームを一の代表フレームとして選択する処理が行われる。具体的には、この処理では、ユーザがキー操作部27に設けられている十字キーを上下に操作して、所望する代表フレームにおいて十字キーの中央を押すことにより、一覧表示されているフレームの中から所望する代表フレームを選択することができる。そして、その選択された代表フレームが一の代表フレームとして選択される。次に、選択された代表フレームに対応するチャプター位置から、動画の再生を開始する(ステップS31)。この処理が終了すると、ステップS22の動画再生処理に戻る。
尚、本実施の形態においては、選択された代表フレームに対応するチャプター位置から、動画の再生を開始するようにしたがこれに限られない。したがって、例えば、選択された代表フレームに対応するチャプターを動画データの編集対象としてもよい。つまり、選択された代表フレームに対応するチャプターを編集対象として選択する処理が行われた後に、画像の色合いを変化させたり、モザイクを加えたり、動画データ同士を結合又は分割を行うことができる動画の編集処理を実行するようにしてもよい。
図6に、動画再生処理において、表示部25に表示される表示例を示す。
まず、ユーザが動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチを操作して、PLAYボタンを操作すると、動画再生モードにより図6(g)に示すように、表示部25において、動画撮影処理において撮影された動画データの再生が行われる。
次に、図6(h)に示すように、表示部25上において、撮像範囲に対応する画面を分割した枠45を表示され撮像範囲を9分割される。そして、ユーザが十字キーを上下左右に操作して強調されている枠を移動し、9分割されている枠45のうち所望する撮像範囲の枠上で十字キーの中央を押すことにより、所望する撮像範囲の位置に対応する枠45が選択される。
次に、図6(i)に示すように、選択した枠45に対応する位置情報を有するフレームに対応する代表フレームがチャプター単位で表示部25の右枠46において一覧になってキャプチャー表示される。このとき、代表フレームとともに、撮影が開始されてから経過した時間が表示された時間枠44a,44b,44cも表示される。
次に、図6(j)に示すように、ユーザが十字キーを上下に操作して強調されている枠を移動し、右枠46に表示された代表フレームの中から、再生の対象とする代表フレーム上で十字キーの中央を押すことにより、所望する代表フレームに対応するチャプターが選択される。
次に、図6(k)に示すように、選択された代表フレームが表示部25の左方に拡大表示され、選択された代表フレームに対応するチャプター位置から動画データの再生が行われる。この時、動画データの撮影が開始されてから経過した時間が表示された時間枠44も一緒に表示される。
さらに、図6(l)に示すように、選択された代表フレームをさらに指定することにより、表示部の右枠46において一覧表示されているキャプチャー表示が消え、再生されている再生映像を表示部25の全面に拡大表示する。
〔第2実施の形態〕
第2実施の形態では、デジタルカメラ1の動作が、動画再生編集処理において、第1実施の形態と異なる。すなわち、本実施の形態の動画撮影処理のステップS1〜ステップS10の処理は、第1実施の形態における動画撮影処理のステップS1〜ステップS10の処理と同様である。
図7は、本発明の第2実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの機能構成図である。
本実施の形態の撮像装置は、第1の実施の形態の撮像装置と、被写体追跡手段により追跡された撮像範囲における被写体の位置の変化の軌跡を、表示部25によって構成される表示手段に表示する軌跡表示手段と、軌跡表示手段により表示された軌跡の中から所定の箇所を選択する、キー操作部27によって構成される軌跡選択手段と、軌跡選択手段により選択された所定の箇所における被写体の位置情報を軌跡選択位置情報として記憶する、RAM35などによって構成される軌跡選択位置情報記憶手段と、を備え、撮像データ検索手段は、軌跡選択位置情報記憶手段により記憶された軌跡選択位置情報に基づいて、RAM35などによって構成されるデータ記憶手段により記憶されたフレーム画像に対応する撮像データを検索する点が異なる。
図8を参照して、第2実施例におけるCPU20の制御による動画再生モードの動作を示す動画再生編集処理のフローチャートについて説明する。この処理では、動画撮影処理において記録された撮影データを表示部25に表示する処理を行う。
はじめに、ユーザにより動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチが操作され、PLAYボタンが操作されると、動画の先頭位置から動画の再生を開始する(ステップS41)。次に、動画再生処理を行う(ステップS42)。
次に、動画の再生が停止されたか(又は、編集操作があったか)否かを判別する(ステップS43)。この処理では、動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチが操作されたり、PLAYボタンが再び操作されたりして動画の再生が停止されたか否かが判別される。動画の再生の停止は行われていないと判別したときには、ステップS42の処理に戻る。一方で、動画の再生の停止が行われたと判別したときには、動画の再生(又は、編集)が終了したか否かを判別する(ステップS44)。再生(又は編集)が終了したと判別したときには、動画再生編集処理を終了する。一方で、再生(又は編集)が終了していないと判別したときには、次のフレームのAF位置を取得する(ステップS45)。
次に、現フレームのAF位置と、次のフレームのAF位置とを結ぶ軌跡46を表示部25における画面上に表示する(ステップS46)。この処理では、各フレームの位置情報を参照して、各フレームの位置情報に対応するAF位置を結ぶ軌跡46を表示部25に表示する処理を行う。具体的には、撮像範囲内におけるAFの対象となった被写体のAF位置の履歴を、各フレームに対応するAF位置を結ぶ軌跡46として、表示部25において時間の経過とともに徐々に表示する。
次に、表示部25における画面上の軌跡位置が指示操作されたか否かを判別する(ステップS47)。この処理では、ユーザが指示操作することにより、軌跡46の位置を指定する処理が行われる。具体的には、ユーザがキー操作部27に設けられている十字キーを上下左右に操作して、所望する軌跡46の位置で十字キーの中央を押すことにより、所望する軌跡46の位置を指示することができる。
画面上の軌跡位置が指示操作されなかったと判別したときには、ステップS45の処理に移る一方で、画面上の軌跡位置が指示操作されたと判別したときには、指示された軌跡位置にAF位置があるフレームを検索する(ステップS48)。この処理では、RAM35に記録された動画データの全フレームに対し、指示された軌跡位置に対応する撮像範囲にAF位置の位置情報を有するフレームを検索する処理が行われる。次に、検索されたフレーム位置から動画の再生を開始する(ステップS49)。この処理が終了すると、再びステップS42の動画再生処理に戻る。
尚、本実施の形態においては、ユーザにより指示された軌跡位置に対応する撮像範囲にAF位置の位置情報を有するフレームを検索し、該検索されたフレーム位置から動画の再生を開始するようにしたがこれに限られない。したがって、例えば、ユーザにより指示された軌跡位置に対応する撮像範囲にAF位置の位置情報を有するフレームをチャプター単位で抽出し、抽出されたチャプターに対応する代表フレームを一覧表示し、一覧表示された代表フレームの中から一の代表フレームを選択し、選択された代表フレームに対応するチャプター位置から、動画の再生を開始するようにしてもよい。
また、検索されたフレーム位置から動画の再生を開始するようにしたがこれに限られない。したがって、例えば、指示された軌跡位置に対応するフレームから開始されるチャプターを動画データの編集対象としてもよい。つまり、指示された軌跡位置に対応するフレームから開始されるチャプターを編集対象として指示する処理が行われた後に、画像の色合いを変化させたり、モザイクを加えたり、動画データ同士を結合又は分割を行うことができる動画の編集処理を実行するようにしてもよい。
次に、図9を参照して、本願発明の第2実施の形態に係る動画再生編集処理において、表示部25に表示される表示例について説明する。
図9は、動画再生処理において、表示部25に表示される表示例を示す。
まず、はじめにユーザが動画撮影モード/動画再生編集モード選択スライドスイッチを操作して、PLAYボタンを操作すると、動画再生モードにより図9(m)に示すように、表示部25において、動画撮影処理において撮影された動画データの再生が行われる。
次に、図9(n)〜(o)に示すように、撮像範囲内におけるAFの対象となった被写体のAF位置の履歴が、各フレームに対応するAF位置を結ぶ軌跡46として、表示部25において時間の経過とともに徐々に表示される。
次に、図9(p)に示すように、ユーザがキー操作部27に設けられている十字キーを上下左右に操作して、所望する軌跡46の位置で十字キーの中央を押すことにより、所望する軌跡46の位置の指示が行われる。このとき表示部25において、指示された軌跡46の位置がポイント47で強調表示される。
次に、図9(q)に示すように、指示された軌跡46の位置に対応する撮像範囲にAF位置の位置情報を有するフレームが、表示部25の右上に表示された右上枠48においてキャプチャー表示される。この時、動画データの撮影が開始されてから経過した時間が表示された時間枠44dも一緒に表示される。
さらに、図9(r)に示すように、キャプチャー表示されたフレームをさらに指定することにより、表示部25の右上枠48に表示されているキャプチャー表示が消え、指示したチャプター位置から動画データを表示部25の全面において拡大表示される。
以上説明したように、本実施の形態おいては、撮像範囲内における被写体の位置を検出し、検出された被写体の位置に撮像した動画データの中からユーザが所望する動画データを検索するので、ユーザが撮像した際の撮像範囲における被写体の位置を引き金として所望のシーンの撮像データを検索することができる。これにより、撮影を行ったユーザが覚えている撮影した時の構図を元に容易に動画の場面検索を行うことができる。したがって、撮影内容が曖昧であっても、所望する動画データを非常に簡単に素早く場面検索を行うことができる。
また、本実施の形態においては、撮像して得られた複数のフレーム画像を圧縮して作成された動画データに対し、撮像範囲内においてAFの対象となった被写体のAF位置の位置情報を対応付けた対応情報を関連付けて記録することから、動画撮影後において、画像処理などによる被写体位置の検出処理を不要として、検索処理の効率を向上させることができる。
また、本実施の形態にあっては、コンティニュアス的にAF処理を行うための被写体の顔の位置をAF領域として設定し、該設定されたAF領域の位置情報を当該フレームに対応付けて記録する。そして、撮像して得られた複数のフレーム画像を圧縮して作成された動画データに対し、撮像範囲内においてAFの対象となった被写体のAF位置の位置情報を対応付けた対応情報を関連付けて記録することから、ユーザにより選択された撮像範囲にAF位置の位置情報を有するフレームを容易に検索することができ、検索された動画データの全フレームの中からチャプター単位で代表フレームの抽出を容易に行うことができる。
また、本実施の形態にあっては、デジタルカメラ1に搭載された被写体追跡機能により検出される被写体の特徴部のAF位置を、撮影中においては、被写体の移動に合わせて撮影条件を変化させるために用いることができ、また、撮影後の画像再生においては、被写体の位置が異なる画像を検索するために用いることができる。これにより、同じ被写体追跡機能を撮影時と再生時の両方で効果的に利用することができる。
また、本実施の形態にあっては、ユーザにより選択された枠に対応する撮像範囲にAF位置の位置情報を有するフレームを検索してチャプター単位で代表フレーム一覧表示し、一覧表示された代表フレームのうち、ユーザにより選択された代表フレームに対応するチャプター位置から、動画の再生を開始する。したがって、ユーザが所望する撮像範囲にAF位置の位置情報を有するチャプターを容易に素早く検索することができ、動画の再生に利用することができる。
また、本実施の形態にあっては、RAM35に記録された動画データの全フレームに対し、選択された枠に対応する撮像範囲にAF位置の位置情報を有するフレームの検索が行われる。したがって、ユーザが所望する撮像範囲に対応する指定領域内に被写体のAF位置が含まれるフレームを容易に素早く検索することができる。
また、本実施の形態にあっては、各フレームの位置情報を参照して、各フレームの位置情報に対応するAF位置を結ぶ軌跡46を表示部25に表示する。したがって、ユーザが、表示された軌跡のうち所望する撮像範囲における軌跡位置を指示することにより、指定された位置に被写体が映っているフレーム画像を容易に素早く検索することができる。
以上、様々な実施の形態の撮像装置について説明した。本発明の撮像装置は、画像取得部10を備えた一般的なコンピュータを上述した各手段として機能させる撮像プログラムによって動作させることができる。撮像プログラムは、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROMなどの記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
1 デジタルカメラ
10 画像取得部
11 レンズ
12 シャッタ
13 LPF
14 ドライバ
15 アナログ信号処理部
16 撮像センサ
17 サンプリング/信号増幅処理部
18 A/Dコンバータ
19 フラッシュ
20 制御部(CPU)
22 プレビューエンジン
23 D/Aコンバータ
24 ドライバ
25 表示部
26 イメージバッファ
27 キー操作部
28 デジタル信号処理部
29 画像圧縮/伸張処理部
30 プログラムメモリ
31 画像メモリ
32 カードI/F
33 外部記録媒体
34 外部接続用I/F
35 RAM

Claims (12)

  1. 被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、
    被写体画像を表示する表示手段と、
    追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定手段と、
    前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定手段により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡手段と、
    前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡手段により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出手段と、
    前記被写体位置検出手段により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索手段と、
    前記動画データを、前記検索手段により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生手段と、
    を備え、
    前記表示手段は、前記動画データを表示する領域を複数に分割した複数の表示領域を有し、
    前記表示手段により表示される前記複数の表示領域のうち、一の表示領域を選択する選択手段を更に備え、
    前記検索手段は、前記選択手段により選択された一の表示領域に対応する撮像範囲における被写体の位置情報に基づいて、前記動画データ内より特定のフレーム画像を検索することを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、
    被写体画像を表示する表示手段と、
    追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定手段と、
    前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定手段により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡手段と、
    前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡手段により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出手段と、
    前記被写体位置検出手段により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索手段と、
    前記動画データを、前記検索手段により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生手段と、
    前記表示手段により表示された前記動画データのフレーム画像内で任意の箇所を選択する選択手段と、
    を備え、
    前記検索手段は、前記選択手段により選択された任意の箇所を示す前記被写体の位置情報が付加されたフレーム画像を前記動画データ内より検索し、
    前記再生手段は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択手段により任意の箇所が選択された場合に、前記第1のフレーム画像を表示したままで、前記検索手段により検索された第2のフレーム画像を前記表示手段に表示することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記再生手段は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択手段により任意の箇所が選択された場合に、前記検索手段により検索された第2のフレーム画像の位置から前記動画データを表示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記再生手段は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択手段により任意の箇所が選択された場合に、前記検索手段により検索された第2のフレーム画像を前記第1のフレーム画像の一部に合成して、前記第2のフレーム画像の撮影時刻情報とともに前記表示手段に表示することを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 前記被写体追跡手段により追跡された前記撮像範囲における前記被写体の位置の変化の軌跡を前記表示手段に表示されているフレーム画像上に表示する軌跡表示手段
    を更に備え、
    前記選択手段は、前記軌跡表示手段により表示された前記軌跡の中から所定の箇所を選択することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記被写体追跡手段により追跡されている前記被写体の前記特徴部に基づいて撮影条件を自動設定する撮影条件設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5記載の撮像装置。
  7. 前記撮影条件設定手段は、前記被写体追跡手段により追跡されている前記被写体の前記特徴部のコントラストに基づいてフォーカス距離を自動設定することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記撮影条件設定手段は、前記被写体追跡手段により追跡されている前記被写体の前記特徴部に基づいて露出条件を自動設定することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  9. 被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、前記動画データを表示する領域を複数に分割した複数の表示領域を有し、被写体画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置による撮像方法であって、
    追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定処理と、
    前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定処理により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡処理と、
    前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡処理により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出処理と、
    前記被写体位置検出処理により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索処理と、
    前記動画データを、前記検索処理により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生処理と、
    前記表示手段により表示される前記複数の表示領域のうち、一の表示領域を選択する選択処理と、
    を含み、
    前記検索処理は、前記選択処理により選択された一の表示領域に対応する撮像範囲における被写体の位置情報に基づいて、前記動画データ内より特定のフレーム画像を検索することを特徴とする撮像方法。
  10. 撮像装置が備えるコンピュータを、
    被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、
    前記動画データを表示する領域を複数に分割した複数の表示領域を有し、被写体画像を表示する表示手段と、
    追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定手段と、
    前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定手段により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡手段と、
    前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡手段により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出手段と、
    前記被写体位置検出手段により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索手段と、
    前記動画データを、前記検索手段により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生手段と、
    前記表示手段により表示される前記複数の表示領域のうち、一の表示領域を選択する選択手段と
    して機能させ、
    前記検索手段は、前記選択手段により選択された一の表示領域に対応する撮像範囲における被写体の位置情報に基づいて、前記動画データ内より特定のフレーム画像を検索することを特徴とする撮像プログラム。
  11. 被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、被写体画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置による撮像方法であって、
    追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定処理と、
    前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定処理により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡処理と、
    前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡処理により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出処理と、
    前記被写体位置検出処理により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索処理と、
    前記動画データを、前記検索処理により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生処理と、
    前記表示手段により表示された前記動画データのフレーム画像内で任意の箇所を選択する選択処理と、
    を含み、
    前記検索処理は、前記選択処理により選択された任意の箇所を示す前記被写体の位置情報が付加されたフレーム画像を前記動画データ内より検索し、
    前記再生処理は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択処理により任意の箇所が選択された場合に、前記第1のフレーム画像を表示したままで、前記検索処理により検索された第2のフレーム画像を前記表示手段に表示することを特徴とする撮像方法。
  12. 撮像装置が備えるコンピュータを
    被写体を連続的に撮像して複数のフレーム画像からなる撮像データである動画データを取得する画像取得手段と、
    被写体画像を表示する表示手段と、
    追跡すべき被写体の特徴部を特定する特徴部特定手段と、
    前記画像取得手段により順次取得される撮像データの撮像範囲において、前記特徴部特定手段により特定された前記被写体の特徴部を検出して追跡する被写体追跡手段と、
    前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記動画データを構成する複数のフレーム画像の各々に、記被写体追跡手段により検出して追跡された各フレーム画像の撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置を示す位置情報を付加してデータ記憶手段に記憶する被写体位置検出手段と、
    前記被写体位置検出手段により検出されて付加された前記位置情報で示される前記撮像範囲における前記特定の被写体の特徴部の位置に基づき、前記画像取得手段により取得された撮像データであって、前記データ記憶手段に記憶された動画データ内より特定のフレーム画像を検索する検索手段と、
    前記動画データを、前記検索手段により検索した結果に基づき再生して前記表示手段に表示する再生手段と、
    前記表示手段により表示された前記動画データのフレーム画像内で任意の箇所を選択する選択手段と
    して機能させ、
    前記検索手段は、前記選択手段により選択された任意の箇所を示す前記被写体の位置情報が付加されたフレーム画像を前記動画データ内より検索し、
    前記再生手段は、前記動画データに含まれる第1のフレーム画像を前記表示手段の所定領域内に表示しているときに前記選択手段により任意の箇所が選択された場合に、前記第1のフレーム画像を表示したままで、前記検索手段により検索された第2のフレーム画像を前記表示手段に表示することを特徴とする撮像プログラム。
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