JP5368539B2 - 垂直軸型風車 - Google Patents

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本発明は、風力発電用の垂直軸型風車に関する。
風力発電用の風車は、風車の回転軸が地面に対して水平に設けられた水平軸型風車と、垂直に設けられた垂直軸型風車に大別される。後者は、どのような風向であっても回転可能であることから、内陸部など風向が一方向に定まらない場所での使用に適している。
風向が一方向に定まらない場所では、風向が概ね一方向に定まっている海浜部等に比べ、風力が小さいことが多い。そこで従来より、風力が小さくても使用できるように、垂直軸型風車を効率よく回転させるための様々な工夫が成されている。
例えば、特許文献1及び2には、回転軸に4本のアームを十字状に固定し、各アームに開閉自在な羽根を取り付けるとともに、回転軸を挟んで対向する2枚の羽根の開閉状態が互いに逆になるようにするための連動機構を設けた垂直軸型風車が示されている。こうした従来の垂直軸型風車では、一方の羽根が風を受けて開くと他方の羽根が閉じて風の抵抗を小さくするため、効率よく風車を回転させることができる。
特開平3-976号公報 特開2003-97412号公報
しかしながら、上述したような従来の垂直軸型風車では、回転軸を挟んで対向する2枚の羽根を連動させているため、それぞれの羽根が個別に開閉することができず、風向及び風力の変化を素早くとらえることが難しい。また、連動機構を有するため、構成が複雑になるだけでなく、風車全体が重量化してしまう。
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、風向及び風力の変化を素早くとらえることができ、なお且つ構成が単純で、軽量な垂直軸型風車を提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明に係る垂直軸型風車は、
重力方向に延びる回転軸と、
前記回転軸に固定された水平方向に延びる支持棒と、
前記回転軸に平行な第1回動軸を中心に回動可能な第1風受け板と前記回転軸に平行な第2回動軸を中心に回動可能な第2風受け板とから成り、該第1風受け板と該第2風受け板が前記回転軸に平行な連結軸により開閉可能に連結されており、該第1回動軸が前記支持棒の所定位置に固定され該第2回動軸が前記支持棒に摺動可能とされている羽根部と
を有し、
前記第1回動軸と第2回動軸に挟まれた部分の第1風受け板と第2風受け板の面積の和が、前記第1回動軸よりも外側の第1風受け板と前記第2回動軸よりも外側の第2風受け板の面積の和よりも小さくなるように設定されており、
前記回転軸側にある回動軸よりも外側の風受け板の面積が、他方の回動軸よりも外側の風受け板の面積よりも大きく又は等しく設定されていることを特徴とする。
第1回動軸と第2回動軸は、どちらが回転軸側にあってもよい。また、第1及び第2風受け板の形状は、矩形の他、楕円や円等であっても構わない。さらに、羽根部は1個だけであっても良いが、2個以上である方が、より多くの風力を利用することができ、また、回転がスムーズになるため、望ましい。羽根部を2個以上設ける場合は、回転軸回りのバランスを良くするため、それらを回転軸を中心に軸対称に配置することが望ましい。
本発明に係る垂直軸型風車の構成及び動作について説明する。
本発明に係る垂直軸型風車は、重力方向に設けられた回転軸に、水平方向に支持棒を固定するとともに、回転軸に平行な連結軸を介して第1風受け板と第2風受け板を開閉自在に連結して成る羽根部を支持棒に設けたものである。第1風受け板及び第2風受け板はそれぞれ回転軸に平行な第1回動軸及び第2回動軸を有し、第1回動軸は支持棒の所定位置に固定されるとともに、第2回動軸が支持棒に摺動可能となっている。従って、第1及び第2風受け板がそれぞれ第1及び第2回動軸を中心に回動するとともに、第2回動軸が支持棒に対して摺動することにより、第1風受け板と第2風受け板が連結軸を中心に開閉する。
第1回動軸と第2回動軸に挟まれた部分の第1風受け板と第2風受け板の面積の和は、第1回動軸よりも外側の第1風受け板と第2回動軸よりも外側の第2風受け板の面積の和よりも小さくなるように設定されている。これにより、第1風受け板と第2風受け板が閉じている状態で両者の間に風が入ると、連結軸を中心として、第1風受け板と第2風受け板を開こうとするモーメントが両者を閉じようとするモーメントよりも大きくなり、第1風受け板と第2風受け板が開く。羽根部が全開すると風の力を全面に受け、回転軸を中心に支持棒を回転させる。これが、本風車の回転軸を回転させる動力(エネルギー)となる。
こうして第1風受け板と第2風受け板が開いた状態で羽根部が回転し、約半回転した時点で前記とは反対向きの風を受けると、連結軸を中心として前記とは逆のモーメントが働き、第1風受け板と第2風受け板が閉じる。こうして羽根部が閉じると羽根部の抵抗は最小となり、前記の位置で受けた風のエネルギーは大きな減衰を受けず、本風車の回転が維持される。
このようなサイクルを繰り返すことにより、本発明に係る垂直軸型風車は、風を受ける限り回転し続け、動力を発生させる。
なお、全開した羽根部が回転し、回転軸側にある風受け板が他方の風受け板よりも風上側に位置した状態になると、回転軸側にある風受け板が、全開する際とは反対の面で風を受けるようになる。この風の力によって羽根部が効率よく閉じるように、回転軸側にある回動軸よりも外側の風受け板の面積が他方の回動軸よりも外側の風受け板の面積よりも大きく設定されている。このように構成することにより、回転軸側にある風受け板を閉じようとするモーメントが、他方の風受け板を開こうとするモーメントを上回るため、第1風受け板と第2風受け板が閉じる。従って、全開した羽根部が回転し、全面で風を受けなくなると、羽根部が閉じるため、羽根部の抵抗が抑えられる。
また、回転軸側にある風受け板が他方の風受け板よりも風下側に位置した状態になると、回転軸側にある風受け板が、全開する際と同じ面で風を受けるようになる。このとき、各回動軸よりも外側の風受け板の面積を前記したように設定しておけば、回転軸側にある風受け板を開こうとするモーメントが、他方の風受け板を閉じようとするモーメントを上回るために、第1風受け板と第2風受け板が開く。これにより、閉じた羽根部が開くため、本風車の回転動力を効率よく発生させることができる。
回転軸側にある回動軸よりも外側の風受け板の面積が他方の回動軸よりも外側の風受け板の面積と等しく設定されている場合も、本風車を問題なく回転させることができる。
さらに、羽根部が閉じた際にかかる風の抵抗を少なくするために、連結軸から第1回動軸までの距離を、連結軸から第2回動軸までの距離と等しくすることが望ましい。このように構成することにより、羽根部が全閉することが可能となるため、閉じた状態の羽根部にかかる風の抵抗を最小限に抑えることができる。なお、ここでいう「等しい」とは、これらの距離が厳密に同一である場合のみを指すものではなく、これらの距離が多少相違する場合をも含むものとする。
また、前記支持棒は1本でも複数本でも良いが、2本であることが望ましい。この場合、2本の支持棒が前記回転軸に垂直方向に離間して固定されて水平方向に延びており、前記羽根部の第1及び第2回動軸が前記2本の支持棒によって支持されることが望ましい。このような構成では、羽根部の開閉動作が安定する。
このように、本発明に係る垂直軸型風車では、回転軸を挟んで対向する羽根部を連動機構によって連動させる従来の垂直軸型風車とは異なり、連動機構がなくても羽根部が効率よく開閉することができるように構成されている。従って、各羽根部による開閉動作のタイミングがそれぞれ個別に変化し得るため、本風車が風向及び風力の変化を素早くとらえることができる。
また、本発明に係る垂直軸型風車では、従来の垂直軸型風車に比較して構成がより単純になるとともに、全体を軽量化することができる。
本発明の一実施例に係る垂直軸型風車の側面全体図。 本実施例に係る垂直軸型風車が有する羽根部の側面全体図。 本実施例に係る垂直軸型風車において、羽根部の開閉動作を示す模式図。 本実施例に係る垂直軸型風車を拡大して示す水平面図。 本実施例の変形例に係る垂直軸型風車が有する羽根部の側面全体図。 本実施例の他の変形例に係る垂直軸型風車が有する羽根部の側面全体図。
本発明の一実施例に係る垂直軸型風車の構成について、図1及び図2を参照しながら以下に説明する。
本実施例に係る垂直軸型風車1は、地面に対して垂直に設けられた回転軸20と、十字状に配置された4組の羽根体2から成る。本実施例では、回転軸20を挟んで両側に位置する2組の羽根体2が一体的に構成されている。即ち、回転軸20には、互いに平行な一対の上アーム31及び下アーム32と一対の縦枠33から成る矩形状のフレーム30が固定されており、このフレーム30と該フレーム30の回転軸20を挟んで両側に3枚ずつそれぞれ取り付けられた計6枚の羽根部10から2組の羽根体2が構成されている。なお、上アーム31及び下アーム32は本発明における支持棒に相当する。
羽根部10は、上アーム31と下アーム32の間に取り付けられた第1風受け板11と第2風受け板12と、これらを連結する連結軸13とから構成されている。
第1風受け板11及び第2風受け板12はいずれも同じ高さの矩形板状の部材からなり、第1風受け板11の一方の端部と第2風受け板12の一方の端部が、回転軸20に対して平行に設けられた連結軸13を介して回動可能に連結されている。
第1風受け板11の一方の面の幅方向中央には、回転軸20に対して平行な第1回動軸14が取り付けられており、該第1回動軸14の上下端がそれぞれ上アーム31の下面及び下アーム32の上面の所定位置に回動自在に支持されている。
上アーム31の下面のうち第1回動軸14が支持されている部位よりも回転軸20側には、該上アーム31の長手方向に沿って延びる上溝部311が設けられている。また、下アーム32の上面のうち上溝部311と対向する部位には、該上溝部311と同一形状の下溝部312が設けられている。
第2風受け板12の一方の面には、回転軸20に対して平行な第2回動軸15が取り付けられており、該第2回動軸15の上下端がそれぞれフレーム30の上溝部311及び下溝部312に回動自在且つ摺動自在に支持されている。
図2及び図3を参照しながら、第1及び第2風受け板11、12における各部の大きさについて説明する。いま、第1回動軸14よりも外側の第1風受け板11の面積をA、第1回動軸14と連結軸13に挟まれた第1風受け板11の面積をB、連結軸13と第2回動軸15に挟まれた第2風受け板12の面積をC、第2回動軸15よりも外側の第2風受け板12の面積をDとすると、A、B、C及びDは、下記の式(1)を満たす。
Figure 0005368539
これにより、第1風受け板11と第2風受け板12が閉じている状態で両者の間に風が入ると、連結軸を中心として、第1風受け板11と第2風受け板12を開こうとするモーメントが両者を閉じようとするモーメントよりも大きくなり、第2回動軸15が上下溝部311、312を摺動して、第1風受け板11と第2風受け板12が開く(図3中の(1)の状態)。羽根部10が全開すると風の力を全面に受け、回転軸20を中心に上下アーム31、32を回転させる。これが、本風車1の回転軸20を回転させる動力(エネルギー)となる。
こうして第1風受け板11と第2風受け板12が開いた状態で羽根部10が回転し、約半回転した時点で前記とは反対向きの風を受けると、連結軸13を中心として前記とは逆のモーメントが働き、第2回動軸15が上述とは逆方向に上下溝部311、312を摺動して、第1風受け板11と第2風受け板12が閉じる(図3中の(2)の状態)。こうして羽根部10が閉じると羽根部10の抵抗は最小となり、前記の位置で受けた風のエネルギーは大きな減衰を受けず、本風車1の回転が維持される。
また本実施例では、上記A及びDは、下記の式(2)をさらに満たす。
Figure 0005368539
A及びDの大小関係をこのように設定した理由は下記の通りである。
第1風受け板11と第2風受け板12が開いた状態で羽根体2が回転し、第2風受け板12が第1風受け板11よりも風上側に位置した状態になると、第2風受け板12が、前記した羽根部10が全開する際とは反対の面で風を受けるようになる。このとき、A及びDの大小関係を前記したように設定したことにより、第2風受け板12を閉じようとするモーメントが、第1風受け板11を開こうとするモーメントを上回るため、第1風受け板11と第2風受け板12が閉じる。従って、全開した羽根部が回転し、全面で風を受けなくなると、羽根部が閉じるため、羽根部の抵抗が抑えられる。
また逆に、第2風受け板12が第1風受け板11よりも風下側に位置した状態になると、第2風受け板12が、全開する際と同じ面で風を受けるようになる。このとき、A及びDの大小関係を前記したように設定しておけば、第2風受け板12を開こうとするモーメントが、第1風受け板11を閉じようとするモーメントを上回るために、第1風受け板11と第2風受け板12が開く。これにより、閉じた羽根部10が開くため、本風車の回転動力を効率よく発生させることができる。
なお、第1風受け板11における第1回動軸14から連結軸13までの距離は、第2風受け板12における第2回動軸15から連結軸13までの距離と等しい。これにより、羽根部10が全閉可能となり、閉じた状態の羽根部10にかかる風の抵抗を最小限に抑えることができる。ただし本実施例では、第2回動軸15が上下溝部311、312の第1回動軸14側の端部にまで摺動した状態であっても第1風受け板11と第2風受け板12の間に隙間が生じる。また、上下溝部311、312の回転軸20側の端部により第2回動軸15の摺動が阻止されるため、羽根部10が反転することはない。
垂直軸型風車1のフレーム30、回転軸20、連結軸13、第1回動軸14及び第2回動軸15は、いずれも軽量合金を用いて作製されているが、グラスファイバー等の軽量且つ強度の大きな他の素材を用いて作製してもよい。
第1及び第2風受け板11、12は、防水性の帆布やカーボン繊維等を用いて作製されている。
続いて、図4を参照しながら垂直軸型風車1の回転時における羽根部10の開閉動作について説明する。以下の説明では、図3の羽根部10において羽根部10が閉じた際に内側にくる面を表(おもて)面、その反対側の面を裏面という。
図4は、回転中の垂直軸型風車1を上から見た図である。図4において、下から上に向かって風が吹いている状態では、図4中の(1)の位置の羽根体2では、羽根部10が全開している。これにより、羽根部10は表面の全面で風を受け、垂直軸型風車1を回転軸20を中心に上から見て時計回りに回転させる。
一方、図4中の(2)の位置の羽根体2では、第2風受け板12の裏面が風を受けて羽根部10が閉じつつあり、図4中の(3)の位置では完全に閉じている。この状態では、羽根部10が受ける風の抵抗は最も小さい。
さらに、図4中の(4)の位置の羽根体2では、第2風受け板12の表面及び第1風受け板11の裏面が風を受けることにより、羽根部10が開きつつあり、羽根体2が図4中の(1)に到達するまでに羽根部10が全開する。
このように、本発明に係る垂直軸型風車1では、回転軸を挟んで対向する羽根部を連動機構によって連動させる従来の垂直軸型風車とは異なり、連動機構がなくても羽根部10が効率よく開閉することができるように構成されている。従って、各羽根部による開閉動作のタイミングがそれぞれ個別に変化し得るため、本風車が風向及び風力の変化を素早くとらえることができる。
また、本発明に係る垂直軸型風車では、従来の垂直軸型風車に比較して構成がより単純になる。従って、羽根体2や羽根部10等の個数変更といった設計上の変更を容易に行うことが可能となる。また、全体が軽量化するため、大型化を容易に行うこともできる。
なお、上述した実施例では、第2回動軸15は第1回動軸14よりも回転軸20側に配置されているが、これらの位置関係は逆であっても構わない。ただしその場合は、第1回動軸14よりも外側の第1風受け板11の面積を、第2回動軸15よりも外側の第2風受け板12の面積よりも大きく設定する。
また、上述した実施例では、第1及び第2風受け板11、12のうち、面積の大きい方の風受け板に設けられた回動軸を摺動可能としたが、面積の小さい方の風受け板に設けられた回動軸を摺動可能とすることが望ましい。面積の小さい風受け板は他方の風受け板に比べ重量が小さいため、このように構成することによって、摺動可能な回動軸と支持棒との摩擦を抑え、羽根部10をより開閉しやすくすることができる。
本発明は種々の変更が可能である。
図5に示す羽根部10’は、第1回動軸14よりも外側の第1風受け板11の面積Aが、第2回動軸15よりも外側の第2風受け板12の面積Dと等しくなるように設計されている。この場合、上述した実施例と比べて羽根部10’の開閉のタイミングが遅れるものの、垂直軸型風車1を問題なく回転させることができる。また、第1風受け板11と第2風受け板12の形状を同一とすることができるため、より容易に羽根部10を作製することができる。
また、図6に示すように、羽根部10’’の第1及び第2風受け板11、12は円形など矩形以外の形状であっても構わない。
1…垂直軸型風車
2…羽根体
10、10’、10’’…羽根部
11…第1風受け板
12…第2風受け板
13…連結軸
14…第1回動軸
15…第2回動軸
20…回転軸
30…フレーム
31…上アーム(支持棒)
32…下アーム(支持棒)
33…縦枠
311…上溝部
312…下溝部

Claims (4)

  1. 重力方向に延びる回転軸と、
    前記回転軸に固定された水平方向に延びる支持棒と、
    前記回転軸に平行な第1回動軸を中心に回動可能な第1風受け板と前記回転軸に平行な第2回動軸を中心に回動可能な第2風受け板とから成り、該第1風受け板と該第2風受け板が前記回転軸に平行な連結軸により開閉可能に連結されており、該第1回動軸が前記支持棒の所定位置に固定され該第2回動軸が前記支持棒に摺動可能とされている羽根部と
    を有し、
    前記第1回動軸と第2回動軸に挟まれた部分の第1風受け板と第2風受け板の面積の和が、前記第1回動軸よりも外側の第1風受け板と前記第2回動軸よりも外側の第2風受け板の面積の和よりも小さくなるように設定されており、
    前記回転軸側にある回動軸よりも外側の風受け板の面積が、他方の回動軸よりも外側の風受け板の面積よりも大きく又は等しく設定されていることを特徴とする垂直軸型風車。
  2. 前記連結軸から前記第1回動軸までの距離が、前記連結軸から前記第2回動軸までの距離と等しいことを特徴とする、請求項1に記載の垂直軸型風車。
  3. 前記支持棒は2本設けられ、2本の支持棒が前記回転軸に垂直方向に離間して固定されて水平方向に延びており、前記羽根部の第1及び第2回動軸が前記2本の支持棒によって支持されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の垂直軸型風車。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の垂直軸型風車を備えた風力発電装置。
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