JP5367491B2 - 建築パネル用吊り冶具 - Google Patents

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本発明は、おもに2×4住宅などの床パネルを上層階まで吊り上げるときに使用する建築パネル用吊り冶具に関するものである。
2×4住宅は、一般に、縦235mm、横38mmの枠材を455mm間隔に3本配置し、さらに四方を同じ断面寸法の枠材で枠組みした格子状をなすパネルを使用するものであり、上記の床パネルや壁パネルなどを組み上げて床、壁、屋根を順次施工する手法がとられている。特に2階以上の上層階部分の施工については、クレーンの先端に固定した吊り冶具を用いるものが一般的であった。具体的には、床パネルをワイヤなどで保持するとともに、そのワイヤを吊り冶具に取り付けてクレーンで吊り上げることにより施工されていた。ところが、上記のようなワイヤを掛け渡して床パネルを固定するものでは、2階床位置まで吊り上げてワイヤを外すときに、稀にではあるが床パネルの底面にワイヤが挟まることがあり、ワイヤを外す手間がかかるため作業効率を落とす問題点があった。さらに、ワイヤを掛け渡す作業は、熟練した技術を要することから、不慣れな作業者などが万一、床パネルにしっかりと掛け渡すことができなかったときには、クレーンで吊り下げられたパネルがバランスを崩す危険性があった。このような事情から、パネルを吊り上げる冶具として、特開平9−52689号公報に開示されるものが登場し、パネルの端部を上部に回転軸を有する2本のアームで把持し、両アームの下端から内向きに突出する爪で下端面を支えて床パネルの落下を規制しながら、吊り上げるものがあった。
特開平9−52689号公報
ところが、特開平9−52689号公報に開示されるものでは、吊り冶具で把持したときに、両側のアームがパネルの側部に強く食い込むことにより、枠組みしたパネルの枠材が大きく変形し、最悪の場合には損傷して使い物にならなくなることがあり、さらに、パネルに強く食い込んだアームを引き離すためには多大な労力を要する懸念もある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、パネルの取り付けが簡単であり、しかも、パネルに過大な負荷をかけることなく安定且つ安全に吊り上げることのできる建築パネル用吊り冶具を提供することにある。
本発明のうち請求項1記載の発明は、支持部材と、一対のパネル把持アームと、吊り下げ部とを備えており、支持部材は、パネルの幅寸法とほぼ同一または僅かに長く形成してあると共に、幅方向の両側にアーム被係止部をそれぞれ有しており、両パネル把持アームは、一端部を支持部材の一側または他側にそれぞれ水平軸で回動自在に軸着してあり、他端部にはパネルの底面に回りこんでパネルを係止するパネル係止部が設けてあり、吊り下げ部は、一端部をパネル把持アームにおける支持部材が軸着する上位置に水平軸で回動自在に軸着するとともに、他端部にはクレーンから垂下するワイヤの取付部を有しており、両パネル把持アームは、吊り下げ部が水平軸で上方に回動して所定の角度に到達したときに、吊り下げ部の押圧力を受ける授受部と、授受部に受けた吊り下げ部からの押圧力により支持部材と当接して水平軸で下方に回動したパネル把持アームをほぼ垂直位置で止めるストッパーと、ストッパーと支持部材が当接したときに支持部材のアーム被係止部に係止してパネル把持アームがパネルから離れる方向に向かう回動を規制するアーム係止部とを有していることを特徴とする。
本発明のうち請求項2記載の発明では、パネル把持アームは、パネルを係止する垂直位置からパネルと離れる側に向けて水平軸で回動し、その角度位置で支持部材に固定できるロック機構部を有していることを特徴とする。
本発明の請求項3記載の発明では、支持部材は、パネルの幅方向に伸縮自在な長さ調整部を有していることを特徴とする。
本発明のうち請求項1記載の発明によれば、本発明の冶具をクレーンで吊り下げたときに、吊り下げ部が上方に回動するとともに、パネル把持アームがほぼ垂直の位置で止まり、
その位置でアーム係止部とアーム被係止部とが係止することで、パネルに対して強い把持力を加えることなく、把持によるパネルの損傷が防がれる上、パネルを本発明の吊り冶具から取り外すときも強い力を要さずに簡単に取り外すことができる。さらに、アーム係止部とアーム被係止部との係止により、パネル把持アームがパネルから離れることなく垂直な状態を保つので、パネルを本吊り冶具で吊り下げたときの万一の離脱を防いで安全を確保できる。
本発明のうち請求項2記載の発明によれば、本発明の吊り冶具でパネルを吊り上げて目的の場所まで運んだとき、パネルを把持した状態からパネル把持アームを跳ね上げてパネルを取り外すことができる。また、パネル把持アームでパネルを把持するときも、パネル把持アームを跳ね上げた状態で維持したまま、パネルを所定の位置に置いて把持することができるので、作業効率が格段に向上する。
本発明のうち請求項3記載の発明によれば、支持部材の伸縮により様々なパネルの寸法に対応して把持することができ、本発明の吊り冶具の使用可能性が一層高まることになる。
(a)は、本実施による建築パネル用吊り冶具の正面図であり、(b)は、使用状態を示す正面図である。 (a)は、本実施による建築パネル用吊り冶具の平面図であり、(b)は、側面図である。 (a)は、パネル把持アームの初期状態を示す一部を拡大した正面図であり、(b)は、吊り下げ部が持ち上がったときの状態を示す一部を拡大した正面図であり、(c)は、ロック機構部を解除したときの状態を示す一部を拡大した正面図であり、(d)は、パネル把持アームを回動した状態を示す一部を拡大した正面図である。 ロック機構部の作動状態を示す一部を拡大した正面図である。 本実施による支持部材の長さ調整部の作動状態を説明する正面図である。 本実施によるパネル把持アームの長さ調整をしたときの状態を示す一部を拡大した正面図である。 本実施による建築パネル用吊り冶具の使用状態を示す全体図である。
以下に、図面に基づいて本実施による建築パネル用吊り冶具について説明する。
本実施による建築パネル用吊り冶具は、図1(a)(b)と図2(a)(b)のように、幅方向に長いアーム状をなす支持部材1と、支持部材1の長手方向の両側部にそれぞれ水平軸4aで回動自在に軸着するパネル把持アーム2と、パネル把持アーム2に水平軸4bで回動自在に軸着するクレーン(図7(a)(b)参照)30からの吊り下げ部3とからなっている。
支持部材1は、幅方向に長いアーム状をなしており、その全長は、床パネル5の幅寸法よりも僅かに長く形成してある。また、支持部材1の長手方向の両端には、支持部材1の長手方向に沿って突出したアーム被係止部(図3(a)参照)15が設けてある。さらに、支持部材1上面における長手方向に間隔をあけた2箇所には、起立部6aの上部から支持部材1の長手方向と直交方向に伸びる引寄せバー6bを突出するほぼT字型をなす鉤受け部が設けてある。また、支持部材1の両側の下端面には、支持部材1の下端面に固定する水平片と、水平片のパネル把持アーム2側の端部から垂下する垂直片とからなる、ほぼ下向きL字型をなすアングル25が取り付けてある。この両側のアングル25に床パネル5の上側コーナー部をそれぞれあてがい、パネル把持アーム2を下方に回動する前に床パネル5を位置決めする。
パネル把持アーム2は、上下に長いアーム状をなしており、その長手方向の一端部を支持部材1の長手方向一端側に水平軸4aで上下方向に回動自在に軸着してある。また、支持部材1の長手方向他端側には、パネル把持アーム2の側面下端部から内向きで且つ略水平に突出したパネル係止部7を有しており、このパネル係止部7により、図1(b)のように、パネル係止部7の下端(またはアームの先端)に有するL字アングルが回り込んで床パネル5の枠材5aの底面を係止し、図7(b)のように、クレーン30で吊り上げたときに床パネル5を持ち上げるものである。また、パネル把持アーム2の長手方向の中間部には凸部19が設けてあり、この凸部19は、パネル把持アーム2がほぼ垂直の位置にあるとき、床パネル5の枠材5aの側面を押圧して本実施による吊り冶具からの床パネル5の水平方向の抜け出しを防いでいる。また、パネル把持アーム2の下端部、つまりはパネル係止部7を含む部位は、パネル把持アーム2側は上下に間隔をあけた2箇所に、パネル係止部7側は一箇所に、それぞれに調整孔28が設けてあり、一致させた調整孔28にピン26を挿通することで、パネル把持アーム2の他部からパネル係止部7を着脱できるようになっている。具体的に図6(a)(b)のように、枠材5a上面に合板5bを先行して張ったタイプの床パネル50では、前述した別実施形態の床パネル5よりも合板5b分の肉厚が厚くなることから、パネル把持アーム2の中間部に間隔をあけて2箇所の凹部27,27が設けてあり、その一方でパネル係止部7側には、凹部27に係合する丸棒29が設けてある。これにより、下のほうの凹部27にパネル係止部7の丸棒29を係合し、パネル係止部7を上下に付け替えて長さの調節でき、タイプの異なる床パネル5,50に対応した把持が可能となり、さらに、経年使用によるパネル係止部7の交換やメンテナンスなどが容易になっている。さらに、パネル把持アーム2の上部には、吊り下げ部3が上方に回動したとき、それ以上の回動を規制する授受部23が設けてあり、授受部23は、吊り下げ部3との当接面が傾斜している。また、パネル把持アーム2のアーム長手方向の中間部にはストッパー32が設けてあり、パネル把持アーム2が内側に向けて回動したときに、ストッパー32が支持部材1の端部に当接してパネル把持アーム2がほぼ垂直な位置でそれ以上の床パネル5側に回動しないように規制される。これにより、床パネル5を把持した状態では、パネル把持アーム2が床パネル5に対して強い押圧力を加えることも、また把持力を緩めることもなく、床パネル5をパネル把持アーム2による締め付けや、あるいは、パネル把持アーム2からの落下などで破損することなく安全に移動できる。
吊り下げ部3は、前述した支持部材1やパネル把持アーム2と同様にアーム状をなすものであり、その長手方向の一端部をパネル把持アーム2に水平軸4bで軸着してあり、長手方向の他端部には、クレーン(図7(a)(b)参照)に掛け渡すワイヤ8の端部を括り付けるためのリング状をなす取付部9を有している。また、吊り下げ部3のほぼ中間部には、水平軸4cで上下回動自在な拘束部10が軸着してあり、拘束部10は、図2(a)のように、上壁と両側壁とからなる断面下向きほぼコ字状をなし、そのコ字の溝内に吊り下げ部3を出し入れ自在に納めることができるようになっている。さらに、拘束部10の上壁には、拘束部10の上下方向の回動操作を容易なものとするために上向き半円弧状をなす持ち手11が設けてあるとともに、図4(a)(b)のように、拘束部10の両側壁の下端には切欠12が設けてある。そして、パネル把持アーム2が開いて吊り下げ部3とともに拘束部10が水平方向にスライドしたとき、その拘束部10の切欠12が支持部材1の上面にある鉤受け部の引寄せバー6bに落とし込まれて係合することで、パネル把持アーム2の回動が規制される。さらに、図3(d)のように、吊り下げ部3は、ワイヤ8によって引き上げられたときに、吊り下げ部3が回動して授受部23を押圧しても、吊り下げ部3の下方から突設する下向きほぼL字状をなす係合部31が引き寄せバー6bの下方に位置するので、吊り下げ部3が支持部材1と平行な状態のときには係合部31と引き寄せバー6bが上下に係合するとともに、拘束部10の切欠12と引き寄せバー6bの係合によっても吊り下げ部3の水平方向の移動が規制されてパネル把持アーム2が床パネル5から離れた状態を保ち、それ以上は床パネル5側に回動することがない。
次に、図3(a)〜(d)と図4(a)(b)に基づき、本実施によるロック機構部について説明する。
ロック機構部は、パネル把持アーム2に設けてあるアーム係止部14と、支持部材1に設けてあるアーム被係止部15と、アーム係止部14を回動させるハンドル16とから構成してある。まず、アーム係止部14は、下方に突出すると共に爪14aを支持部材1側に向ける鉤爪状をなしており、パネル把持アーム2の側面上部に水平軸4dで上下に回動自在に軸着してある。また、アーム係止部14は、水平軸4dを挟む他方側に、板状をなす受部14bを有しており、この受部14bとパネル把持アーム2の側面との間にはコイルばね18が介在している。次に、アーム被係止部15は、支持部材1の長手方向両端部に、両方のパネル把持アーム2と対応してそれぞれ設けてあり、その長手方向端部から上側のみが突出した段状に形成し、アーム被係止部15の突出先端部は丸みを帯びた膨大状をなしており、パネル把持アーム2が回動してアーム係止部14の爪14aが係止したときに、爪14aとアーム被係止部15が上下に噛みあうことで、互いに水平方向に引き離されるような力が加わっても係止状態が保たれるようになっている。また、アーム係止部14が水平軸4dで回転すれば簡単に係止状態が解除される。次に、ハンドル16は、吊り下げ部3の上側に位置する授受部23を介し、パネル把持アーム2の前後と一側を壁部16a,16bで挟む横向きほぼコ字型をなしており、このハンドル16の前後の各壁部16a,16aがパネル把持アーム2と支持部材1との水平軸4aに一緒に軸着されており、さらに、前後の各壁部16a,16aには上向き半円弧状をなすガイド孔20が設けてあり、このガイド孔20には吊り下げ部3の水平軸4bを挿通し、さらに、パネル把持アーム2側のハンドル16の回動方向にブロック状をなす止部24が設けてあることで、ガイド孔20の形成範囲内でハンドル16の回動が規制されている。そして、ハンドル16の壁部16bがアーム係止部14の受部14bに当接・押圧し、ハンドル16がほぼ垂直位置に回動する(図3(a)参照)。
以上のように形成したロック機構部は、初期の状態では図3(a)と図4(a)のように、コイルばね18の付勢力でアーム係止部14の受部14bがパネル把持アーム2から離れる方向に付勢されることで、水平軸4dで回動したアーム係止部14がアーム被係止部15に係止する。そして、図3(c)と図4(b)のように、ハンドル16を支持部材1側に回動したときには、ハンドル16の壁部16bがコイルばね18(コイルばね18の作動は図3(c)参照)の付勢力に逆らってアーム係止部14の受部14bを押圧し、これに伴い、図3(d)のように、アーム係止部14が水平軸4dで回動してアーム係止部14とともにパネル把持アーム2がアーム被係止部15から離れる。これにより、アーム係止部14とアーム被係止部15の係止状態が解除されて、両方のパネル把持アーム2で床パネル5の枠材5aを把持した状態であっても、簡単にパネル把持アーム2を床パネル5から離すことができる。
本実施による建築パネル用吊り冶具のその他の構成として、図5(a)(b)のように、床パネル5の幅寸法や種類によって支持部材1を長さ調整部で伸縮することができる。長さ調整部は具体的に、支持部材1をパネル把持アーム2と軸着する断面ほぼ矩形筒型の2つのパイプ1a,1aと、この両パイプ1a,1a間に挿通する調整バー1bとから構成し、そのうちの調整バー1bには長手方向に間隔をあけて複数の調整孔1cが設けてあり、パイプ1aに設けてある貫通孔1dと合わせて棒材1eを通すことにより、支持部材1の段階的な長さの調節ができる。これにより、図5(a)(b)に示すような、枠体の表裏面に化粧版を貼ったフラッシュ型のパネルなど、様々な幅寸法や種類の床パネル5に対応して把持できる。
本発明の建築パネル用吊り冶具は、支持部材1やパネル把持アーム2、吊り下げ部3、さらに、ロック機構部の形状については、それぞれが前述した実施のものと同等の機能を果たすものであれば特に限定するものではない。また、パネル把持アーム2の凸部19は、本実施のような鋭角状のもの以外に、例えば、山形アール状や、パネル把持アームの長手方向に連続した鋸刃状であってもよく、先端が突出して床パネル5の側面に応力を集中させることで、床パネル5のパネル係止部7からの不意な抜け出しを阻止する形状であればよい。また、凸部19は、パネル係止部7においても設けてもよく、例えば図2(b)のように、パネル係止部7におけるL字アングルの前後に間隔をあけた2箇所に設けることにより、前述したパネル把持アーム2の凸部19と合わせてほぼ三角状に床パネル5,50側面を押圧できることから、比較的寸法の大きな床パネル5,50であっても強固に把持できるようになる。さらに、授受部23については、吊り下げ部3が回動して当接する面の傾斜角度について特に限定するものではない。
1 支持部材
2 パネル把持アーム
3 吊り下げ部
4a,4b,4c,4d 水平軸
5 2×4住宅用床パネル(パネル)
7 パネル係止部
8 ワイヤ
9 取付部
14 アーム係止部
15 アーム被係止部
23 授受部
30 クレーン
32 ストッパー

Claims (3)

  1. 支持部材と、一対のパネル把持アームと、吊り下げ部とを備えており、支持部材は、パネルの幅寸法とほぼ同一または僅かに長く形成してあると共に、幅方向の両側にアーム被係止部をそれぞれ有しており、両パネル把持アームは、一端部を支持部材の一側または他側にそれぞれ水平軸で回動自在に軸着してあり、他端部にはパネルの底面に回りこんでパネルを係止するパネル係止部が設けてあり、吊り下げ部は、一端部をパネル把持アームにおける支持部材が軸着する上位置に水平軸で回動自在に軸着するとともに、他端部にはクレーンから垂下するワイヤの取付部を有しており、両パネル把持アームは、吊り下げ部が水平軸で上方に回動して所定の角度に到達したときに、吊り下げ部の押圧力を受ける授受部と、授受部に受けた吊り下げ部からの押圧力により支持部材と当接して水平軸で下方に回動したパネル把持アームをほぼ垂直位置で止めるストッパーと、ストッパーと支持部材が当接したときに支持部材のアーム被係止部に係止してパネル把持アームがパネルから離れる方向に向かう回動を規制するアーム係止部とを有していることを特徴とする建築パネル用吊り冶具。
  2. パネル把持アームは、パネルを把持する垂直位置からパネルと離れる側に向けて水平軸で回動し、その角度位置で支持部材に固定できるロック機構部を有していることを特徴とする請求項1記載の建築パネル用吊り冶具。
  3. 支持部材は、パネルの幅方向に伸縮自在な長さ調整部を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の建築パネル用吊り冶具。
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