JP5367321B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5367321B2
JP5367321B2 JP2008184659A JP2008184659A JP5367321B2 JP 5367321 B2 JP5367321 B2 JP 5367321B2 JP 2008184659 A JP2008184659 A JP 2008184659A JP 2008184659 A JP2008184659 A JP 2008184659A JP 5367321 B2 JP5367321 B2 JP 5367321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
fixing device
conductive bush
insulating
heating roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008184659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010026043A (ja
Inventor
昭典 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2008184659A priority Critical patent/JP5367321B2/ja
Publication of JP2010026043A publication Critical patent/JP2010026043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5367321B2 publication Critical patent/JP5367321B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの定着装置および画像形成装置に関する。
定着装置として、加熱ローラと、この加熱ローラに圧接して加熱ローラとの間にニップを形成した加圧ローラと、加熱ローラに内臓されて加熱ローラを加熱する熱源(ヒータ)とを備えたものが知られている。この定着装置おいて、従来より、加熱ローラのヒータに電力を供給する手段として、ハーネスが用いられていた。しかし、ハーネスは線状であるため、筐体内で蛇行して他の部品との間に挟み込まれ、その部分で漏電が起きるおそれがあった。また、ハーネスを筐体内に組み付ける場合、フックに掛ける必要があり、組み付け作業性が悪いという問題もあった。
そこで、加熱ローラのヒータに電力を供給する手段として、ハーネスの替わりにヒータ通電プレート(板金電極)を用いた定着装置が提案されている(特許文献1参照)。このヒータ通電プレートは、位置決めが容易であり、筐体への組み付けも簡単である。
特開2007−121900号公報
しかし、加熱ローラのヒータに電力を供給する手段として、ヒータ通電プレートを用いた場合、ヒータ通電プレートの表面には絶縁被覆がされていないため、ヒータ通電プレートと筐体内に配設されている他の部品との間に漏電が発生しないように所定の絶縁距離(隙間距離)を確保する必要がある。特に、加熱ローラを支持する導電ブッシュは、ヒータ通電プレートに最も近接した位置に配置されており、両者間の漏電防止対策は重要である。ところが、定着装置の省スペース化に伴って、部品同士の絶縁距離の縮小化を求める要求があり、ヒータ通電プレートと導電ブッシュとの絶縁距離も縮小化が求められている。
また、定着装置の仕様外の使用や異常状態により、導電ブッシュ周辺の温度が通常よりも高くなった場合、樹脂でできた導電ブッシュが溶ける可能性がある。導電ブッシュが溶けることによって、導電ブッシュとヒータ通電プレートとの絶縁距離が狭くなったり、接触したりすると、ヒータ通電プレートの高圧電流が導電ブッシュを介して流れ、電気部品の破損につながる。
それゆえに、本発明の主たる目的は、ヒータ通電プレートと導電ブッシュとの間の絶縁距離の縮小化を行っても、ヒータ通電プレートと導電ブッシュとの間の漏電を防止することができると共に、設計の自由度が高い定着装置および画像形成装置を提供することである。
請求項1に係る発明は、加熱部材と、加熱部材に圧接して加熱部材との間にニップを形成した加圧部材と、加熱部材に内臓されて加熱部材を加熱する熱源とを備え、画像を担持した記録材をニップで挟持搬送させて加熱する定着装置であって
加熱部材と加圧部材を収容する絶縁性の筐体と、筐体に内臓されて加熱部材を支持する導電ブッシュと、筐体内に配設されて熱源へ電力を供給するヒータ通電プレートとを備え
導電ブッシュは、加熱部材の径方向において、ヒータ通電プレートに最も近接した位置に配置され、ヒータ通電プレートの導電ブッシュに近接する部分を絶縁部材で被覆していることを特徴とする、定着装置である。
請求項1の発明では、ヒータ通電プレートの導電ブッシュに近接する部分を絶縁部材で被覆しているため、導電ブッシュとヒータ通電プレートとの間の絶縁距離(隙間距離)の縮小化が可能となる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明に従属する発明であって、絶縁部材が絶縁性収縮チューブであることを特徴とする、定着装置である。
請求項2の発明では、絶縁部材として絶縁性収縮チューブを使用しているため、ヒータ通電プレートに絶縁性収縮チューブを挿入するだけで組み立てられる。そして、加熱部材が発生する熱により、絶縁性収縮チューブが収縮してヒータ通電プレートに密着して組み付けられる。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする、画像形成装置である。
請求項3の発明では、ヒータ通電プレートの導電ブッシュに近接する部分を絶縁部材で被覆しているため、ヒータ通電プレートと導電ブッシュとの間の絶縁距離の縮小化を行っても、ヒータ通電プレートと導電ブッシュとの間の漏電を防止することができるため、小型で且つ絶縁信頼性の高い画像形成装置が得られる。
本発明によれば、ヒータ通電プレートの導電ブッシュに近接する部分を絶縁部材で被覆しているので、ヒータ通電プレートと導電ブッシュとの間の絶縁距離の縮小化を行っても、ヒータ通電プレートと導電ブッシュとの間の漏電を防止することができると共に、設計の自由度が高い定着装置や画像形成装置が得られる。
本発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1は本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置1を示す概略構成図である。
感光体ドラム24は駆動手段によって図示矢印の時計回り方向に所定速度で駆動される。感光体ドラム24の外周近傍には、帯電器32、現像器22、転写ローラ23、摺擦部材30が設けられている。感光体ドラム24は帯電器32にて表面が帯電される。感光体ドラム24の回転方向における帯電器32の下流側には、レーザースキャニングユニット26が配置されている。レーザースキャニングユニット26から放射されたレーザ光Lは、反射ミラー28を介して感光体ドラム24上に照射され、静電潜像が形成される。
レーザースキャニングユニット26の下流側には、現像器22が配置されている。現像器22は、ブラックのトナーを感光体ドラム24に付与するためのものである。現像器22に対して、トナーカートリッジ20が配設されている。
現像器22の下流側には、転写ローラ23が配置されている。さらに、転写ローラ23の下流側には、感光体ドラム24に残ったトナーを除去するための摺擦部材30が配置されている。
一方、ピックアップローラ42はブラックトナー像と同期して給紙カセット2から被記録材としての用紙Pを引き出し、分離ローラ18と給紙ローラ44とを介して給紙する。用紙Pには感光体ドラム24上に形成されたトナー像が転写され、定着装置46に搬入される。トナー画像を転写された用紙Pは、定着装置46で定着され、印刷物として機外に排出されて排紙トレイ50上に積載される。
次に、定着装置46について説明する。定着装置46は加熱部材(加熱ローラ)58と加圧部材(加圧ローラ)59を備え、両者の圧接により定着ニップ部Nを形成させる。そして、加熱ローラ58と加圧ローラ59の圧接で形成される定着ニップ部Nで、トナー画像を転写された用紙Pを挟持搬送させて加熱する。
図2は定着装置46の外観斜視図であり、図3は定着装置46を上側ユニット62と下側ユニット64に分離した状態の外観斜視図である。定着装置46の左端部には複数のギア68が設けられており、中央部には搬送ローラ対66a,66bが設けられている。
図4は図2のIV−IV断面図であり、図5は図4の円Aで表示した部分の拡大断面図である。ユニット62,64のそれぞれの筐体80,81は、絶縁性樹脂で形成されている。上側ユニット62内において、加熱ローラ58がその端部にて環状の導電ブッシュ74により支持されている。加熱ローラ58は、電磁誘導コイルなどのヒータ70を内蔵し、金属製のパイプの外周面をシリコーンゴムなどでコーティングしたものである。加熱ローラ58はヒータ70によって、その表面温度が200℃程度に加熱される。
ヒータ70への電力供給手段にはヒータ通電プレート72が使用されている。ヒータ通電プレート72は長尺状の金属板を折り曲げ加工したものであり、上側ユニット62の内壁面に配設されている。ヒータ通電プレート72の一部は導電ブッシュ74に近接しており、その部分を絶縁部材78で被覆している。絶縁部材78は、絶縁性収縮チューブをヒータ通電プレート72に挿入した後、加熱ローラ58の熱によって絶縁性収縮チューブが収縮してヒータ通電プレート72に密着することで形成されている。
下側ユニット64内には加圧ローラ59が支持されており、上側および下側のユニット62,64を組み合わせたとき、加熱ローラ58と加圧ローラ59が圧接する構成になっている。また、下側ユニット64の内壁面にはアース用プレート76が配設されており、上側および下側ユニット62,64を組み合わせたとき、導電ブッシュ74とアース用プレート76が当接し、アースが取れる構成になっている。
以上の構成からなる定着装置46は、ヒータ通電プレート72の導電ブッシュ74に近接する部分を絶縁部材78で被覆しているので、導電ブッシュ74とヒータ通電プレート72との間の絶縁距離(隙間距離)Rの縮小化が可能となる。これにより、ヒータ通電プレート72と導電ブッシュ74との間の絶縁距離Rの規制が緩められ、設計の自由度が高くなる。
さらに、定着装置46の仕様外の使用や異常状態により、導電ブッシュ74の周辺の温度が通常よりも高くなって、樹脂でできた導電ブッシュ74が仮に溶ける事態になっても、導電ブッシュ74とヒータ通電プレート72が直接接触することがないので、ヒータ通電プレート72の高圧電流が導電ブッシュ74を介して他の電気部品を破損するおそれがない。
また、絶縁部材78として絶縁性収縮チューブを使用しているので、ヒータ通電プレート72に絶縁性収縮チューブを挿入するだけで容易に組み立てることができる。そして、加熱ローラ58の熱によって絶縁性収縮チューブが収縮してヒータ通電プレート72に密着するので、振動・落下による絶縁部材78の位置ずれ等の心配もない。
この結果、ヒータ通電プレート72と導電ブッシュ74との間の絶縁距離Rの縮小化を行っても、ヒータ通電プレート72と導電ブッシュ74との間の漏電を防止することができると共に、設計の自由度が高い画像形成装置1が得られる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形される。
本発明に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明に係る定着装置の外観斜視図である。 定着装置を上側ユニットと下側ユニットに分離した状態の外観斜視図である。 図2のIV−IV断面図である。 図4の円Aで表示した部分の拡大断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
46 定着装置
58 加熱ローラ
59 加圧ローラ
72 ヒータ通電プレート
74 導電ブッシュ
N 定着ニップ部

Claims (3)

  1. 加熱部材と、前記加熱部材に圧接して前記加熱部材との間にニップを形成した加圧部材と、前記加熱部材に内臓されて前記加熱部材を加熱する熱源とを備え、画像を担持した記録材を前記ニップで挟持搬送させて加熱する定着装置であって、
    前記加熱部材と前記加圧部材を収容する絶縁性の筐体と、前記筐体に内臓されて前記加熱部材を支持する導電ブッシュと、前記筐体内に配設されて前記熱源へ電力を供給するヒータ通電プレートとを備え、
    前記導電ブッシュは、前記加熱部材の径方向において、前記ヒータ通電プレートに最も近接した位置に配置され、前記ヒータ通電プレートの前記導電ブッシュに近接する部分を絶縁部材で被覆していることを特徴とする、定着装置。
  2. 前記絶縁部材が絶縁性収縮チューブであることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする、画像形成装置。
JP2008184659A 2008-07-16 2008-07-16 定着装置および画像形成装置 Expired - Fee Related JP5367321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008184659A JP5367321B2 (ja) 2008-07-16 2008-07-16 定着装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008184659A JP5367321B2 (ja) 2008-07-16 2008-07-16 定着装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010026043A JP2010026043A (ja) 2010-02-04
JP5367321B2 true JP5367321B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=41731968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008184659A Expired - Fee Related JP5367321B2 (ja) 2008-07-16 2008-07-16 定着装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5367321B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10293490A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Ricoh Co Ltd 定着装置
JPH1138801A (ja) * 1997-07-23 1999-02-12 Canon Inc 定着装置
JPH11282302A (ja) * 1998-03-31 1999-10-15 Brother Ind Ltd 定着器
JP2001319673A (ja) * 2000-05-11 2001-11-16 Toyota Motor Corp 燃料電池装置
JP2004151240A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Canon Inc 定着装置
JP2005166524A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 励磁コイル及びこれを用いた電磁誘導加熱装置、定着装置、画像形成装置
JP4832857B2 (ja) * 2005-10-31 2011-12-07 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP4764700B2 (ja) * 2005-10-31 2011-09-07 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2008052181A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Brother Ind Ltd 定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010026043A (ja) 2010-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4982000B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
US8676078B2 (en) Fixing device, image forming apparatus incorporating same, and method for fixing toner image on recording medium
JP6594038B2 (ja) ヒータ、及びこれを備えた画像加熱装置
US7657217B2 (en) Image heating apparatus and method for manufacturing image heating apparatus
JP4827080B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5893261B2 (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP2011033768A (ja) 加熱回転体、及びその加熱回転体を用いた像加熱装置
KR101992768B1 (ko) 정착장치와 이를 가지는 화상형성장치
JP4754198B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP4901343B2 (ja) 定着ローラ、定着装置、及び、画像形成装置
US20180364623A1 (en) Belt unit and image heating apparatus
JP2007041309A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5095296B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
KR20120078922A (ko) 정착 장치용 히터 및 이를 구비하는 정착 장치와 화상형성장치
JP5367321B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2008078028A (ja) 画像形成装置の加熱装置の絶縁構成
JP5561098B2 (ja) 筐体ユニット及び画像形成装置
JP2007279671A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007121900A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5182492B2 (ja) 装置ユニット、定着装置、及び、画像形成装置
JP2010224331A (ja) 加熱装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4928293B2 (ja) 定着装置
JP7043332B2 (ja) ベルトユニットおよび画像加熱装置
JP5036899B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
JP2010217493A (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5367321

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees