JP5367255B2 - 脱水装置 - Google Patents
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Description
筐体100の底部には矩形枠状の基台部160が配設してあり、基台部160の裏面には脚部190,190,…が取り付けられている。基台部160上の複数位置にはスプリングといった複数の弾性部材170,170,…がそれぞれ立設してあり、各弾性部材170,170,…によって板状の支持部材180が筐体100の底部から所要高さ位置に支持されている。
すなわち、前述したフランジ部130が回転槽120の内周面に固定してあるため、フランジ部130を回転槽120に溶接固定する場合、フランジ部130の上面側でしか溶接作業を行うことができず、フランジ部130の下面側の溶接作業を行うことができないので、フランジ部130の固定強度が低い。
一方、フランジ部は回転槽の外周面に突設してあるため、脱水操作を実施した後の海苔網を回転槽から取り出す際にフランジ部が障壁とならず、取出作業の効率が高い。
前述したように回転槽にフランジ部が外嵌してあるため、フランジ部の内周縁の上位部分及び下位部分を回転槽の外周面に溶接することができ、かつ、その溶接作業の作業性も高い。また、フランジ部は上位位置及び下位位置の2箇所で溶接固定してあるため、フランジ部の固定強度が高く、これによって回転槽の構造強度が増大される。
これによって、溶接によらずともフランジ部を回転槽に固定させることができる。
ところで、回転槽の回転によって生じる遠心力に耐えるために、フランジ部は所要の直径方向の寸法、即ち所要の幅寸法になしてある。
しかし、前述したようにフランジ部の裏面に袴部を垂下させた場合、総重量の増加を可及的に抑制することができるため、材料コストの増加を抑制するとともに組み立て作業中の作業性が高く、また回転槽の回転に支障を来たす虞も回避することができる。
このように、回転槽に中蓋を内嵌させることによって、回転槽の外周面にフランジ部を突設した場合であっても、回転槽内に投入した海苔及び/又は海苔網が、脱水運転中に回転槽から外へ飛び出すことが防止される。
中蓋に設けた各ロック部を回転槽に設けた各受部に受けさせて、中蓋を回転槽にロックする。
これによって、脱水運転中、回転槽内に投入した海苔及び/又は海苔網からの押力が中蓋に加えられた場合であっても、当該押力に抗して中蓋が回転槽から外れることが防止され、安全に運転することができる。
そして、各ワイヤを開放すると、前記各付勢部材の付勢力によって各ロック部材が対応する受部へ前進し、各受部によってロック部材が受けられので、回転槽への中蓋のロックをワンタッチで行うことができる。
回転槽に内嵌させた中蓋を、当該回転槽の内周面であって、前記受部及びロック部に応じた高さ位置に設けた複数の担持部に担持させる。これによって、回転槽に内嵌させた中蓋は適宜の高さ位置に保持されるため、各ロック部と各受部とを高さ方向及び周方向にて位置合わせする場合、高さ方向の位置合わせを省くことができ、かかる位置合わせの操作を容易・短時間に行うことができる。
一方、中蓋を使用者が支持しなくても所定位置に担持されるため、中蓋の落下といった事故の発生が防止される。
回転槽に中蓋を内嵌させるとともに、当該中蓋の周縁部に突設してある係止部を回転槽の周縁部に係止させる。これによって、回転槽に内嵌させた中蓋は適宜の高さ位置に保持されるため、各ロック部と各受部とを高さ方向及び周方向にて位置合わせする場合、高さ方向の位置合わせを省くことができ、かかる位置合わせの操作を容易・短時間に行うことができる。
一方、中蓋を使用者が支持しなくても所定位置に保持されるため、中蓋の落下といった事故の発生が防止される。
図1は、本発明に係る脱水装置を示す縦断面図であり、図中、1は金属板で形成された矩形殻状の筐体である。
筐体1の底部には矩形枠状の基台部6が配設してあり、基台部6の裏面には複数の脚部9,9,…が取り付けられている。基台部6上の複数位置にはスプリングといった弾性部材7,7,…がそれぞれ立設してあり、各弾性部材7,7,…によって板状の支持部材8が筐体1の底部から所要高さ位置に支持されている。
図1及び図2に示したように、回転槽2の外周面であって上部開口の周縁部には、金属材を環状になしたフランジ部3が外嵌固定してある。すなわち、フランジ部3は、例えば平面視が帯状をなす環状の部材を回転槽2の周縁部に外嵌させ、当該部材の内周縁の上位部分及び下位部分を回転槽2の外周面に溶接固定して第1溶接部31及び第2溶接部32が形成してあり、これによって、フランジ部3が回転槽2の底部と平行な姿勢で、回転槽2の外方へ向かって突出されている。
図3(a)に示したように、フランジ部3の内周面は平坦になしておき、このフランジ部3の内周面を回転槽2の外周面に当接させ、フランジ部3の内周縁の上位部分及び下位部分を回転槽2の外周面に溶接固定することによって、第1溶接部31及び第2溶接部32が形成してもよい。
また、前述したようにフランジ部3は平面視が帯板状をなしているため、フランジ部3自身の遠心力に対する構造強度が高いのに加え、軽量である。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る脱水装置の要部を示す一部破断部分斜視図であり、前述したフランジ部3を回転槽2に固定具によって固定してある。なお、図中、図1に示した部分に対応する部分には同じ番号が付してある。
ところで脱水装置にあっては、図4に示したように、回転槽2の回転によって生じる遠心力に耐えるために、フランジ部3は所要の直径方向の寸法、即ち所要の幅寸法になしてある。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る脱水装置の要部構成を示す側断端面図であり、回転槽2の開口の近傍に中蓋40が着脱可能に取り付けてある。また、図6及び図7は、図5に示した中蓋40の平面図及び側面図である。更に、図8は、図5に示した脱水装置の部分拡大側断端面図である。
一方、基板41の周縁部には中蓋40を回転槽2にロックするための複数のロック部42,42,…が、基板41の周方向へ前記回転槽2に設けた受部25,25,…に応じた間隔で、受部25,25,…以下の個数だけ配設してある。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る脱水装置の要部構成を示す側断端面図であり、前述した中蓋40の支持機構を変更した以外は、第3の実施形態で説明した構成と同じになしてある。なお、図中、図5に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
2 回転槽
3 フランジ部
4 回転軸
5 駆動モータ
6 基台部
8 支持部材
18 開閉蓋
19 ヒンジ部
21 排水孔
25 受部
26 担持部
31 第1溶接部
32 第2溶接部
35 固定具
40 中蓋
41 基板
42 ロック部
43 ハウジング
46 ロック片
Claims (6)
- 海苔及び/又は海苔網が投入される竪型有底円筒状の回転槽と、該回転槽を回転駆動する駆動モータとを備え、駆動モータによって前記回転槽を回転駆動することによって回転槽内の海苔及び/又は海苔網を脱水する脱水装置において、
前記回転槽に着脱可能に内嵌させる硬質材製の中蓋を備え、
前記中蓋の周縁部には、該中蓋を回転槽にロックするための複数のロック部が中蓋の周方向へ適宜の間隔で設けてあり、
前記ロック部は、一部を中蓋の周面から突出させた状態で退進可能に設けられたロック用部材を少なくとも具備し、
前記回転槽の上縁部に、回転槽より肉厚の帯板状で一体的な環状の部材であるフランジ部が、回転槽の底部と平行な姿勢で且つ回転槽の外方へ向かって突出するように外嵌固定され、
前記回転槽の周面であって当該回転槽のフランジ部固定位置下側近傍の位置には、前記各ロック部のロック用部材を嵌入させて受ける孔である複数の受部が、前記ロック部の間隔に応じた周方向所定間隔で開設されることを
特徴とする脱水装置。 - 前記フランジ部の内周縁の上位位置及び下位位置を回転槽の外周面に溶接により固定してある請求項1記載の脱水装置。
- 前記フランジ部の裏面であって該フランジ部の内周縁の近傍位置に、前記回転槽に外嵌させた筒状の袴部がフランジ部と一体的に垂下してあり、該袴部を前記回転槽に、回転槽と袴部の各貫通孔を貫通する固定具によって固定させてある、請求項1記載の脱水装置。
- 前記ロック部は、前記ロック用部材を中蓋の周面から突出する方向へ付勢する付勢部材と、前記ロック用部材の退進範囲を制限する手段とを具備しており、
各ロック用部材に当該ロック用部材を後退させるためのワイヤの一端部がそれぞれ連結してあり、各ワイヤの他端部は相互に連結させてある、請求項1ないし3のいずれかに記載の脱水装置。 - 前記回転槽の内周面の前記受部と前記中蓋のロック部との高さ位置が合うように前記中蓋を担持する、複数の担持部が、回転槽の受部の高さ位置より所定寸法だけ低い位置に突設してある、請求項1ないし4のいずれかに記載の脱水装置。
- 前記中蓋の周縁部に、前記回転槽の開口縁部上側に係止する複数の係止部が、当該係止部の回転槽開口縁部への係止状態で中蓋のロック部のロック用部材が回転槽の受部に嵌合するような高さ位置関係として突設してある、請求項1ないし4のいずれかに記載の脱水装置。
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JP2007294370 | 2007-11-13 | ||
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Publications (2)
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