JP5367075B2 - Pll周波数シンセサイザ - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び無線測定器などに用いるPLL周波数シンセサイザに関する。
従来、デジタル制御発振器DCO(Digitally-Controlled Oscillator)を備え、周波数分解能を向上させるために△Σ変調器によるディザリングを利用するADPLL(All-Digital Phase-Locked Loop)周波数シンセサイザがある。この種のADPLL周波数シンセサイザは、例えば、特許文献1に開示されている。図1は、特許文献1に開示された従来のADPLL周波数シンセサイザの構成を示す図である。
図1において、デジタル制御発振器(DCO)1は、インダクタ素子2と、負性抵抗素子3と、バラクタアレイ4と、バラクタアレイ5とで構成される。バラクタアレイ4及びバラクタアレイ5は、それぞれ複数のバラクタを有している。全てのバラクタは、同じ容量である。そして、各バラクタの容量値は、2値の制御信号で制御される。そして、バラクタの容量値が制御されることにより、DCO1の発振周波数fCKVが制御される。
この発振周波数fCKVは、バラクタアレイ4及びバラクタアレイ5の合計容量値Cと、インダクタ素子2のインタクタンス値Lを用いて、式(1)で表される。
Figure 0005367075
具体的には、バラクタの容量値は、次のように制御される。まず、位相比較器9は、リファレンス信号FREFの位相とDCO1の出力CKVの位相とを比較して位相誤差信号を生成する。そして、ループフィルタ11は、位相誤差信号をフィルタリングし、フィルタリング後の位相誤差信号をDCO制御信号TUNE_Tとして出力する。TUNE_T信号は、整数部と小数部とで構成される。そして、整数部はトラッキングバラクタ制御部6に入力され、小数部はトラッキングバラクタ制御部7に入力される。
トラッキングバラクタ制御部6は、整数部をOTW(Oscillator Tuning Word) Integer信号に変換し、このOTW Integer信号をバラクタアレイ4へ出力することにより、バラクタアレイ4の容量を調整する。一方、トラッキングバラクタ制御部7は、小数部をOTW Fract信号に変換し、このOTW Fract信号をバラクタアレイ5へ出力することにより、バラクタアレイ5の容量を調整する。トラッキングバラクタ制御部7は、△Σ変調器を含む。
以上のように、従来のADPLL周波数シンセサイザでは、ネガティブフィードバック系が構成され、PLL(Phase Locked Loop)動作が行われる。
ところで、トラッキングバラクタ制御部6は、リファレンス信号FREFをCKVでリタイミングした信号であるCKRクロックに同期して動作し、トラッキングバラクタ制御部7は、CKVを分周器8で分周した信号であるCKVDクロックに同期して動作する。そして、CKVD周波数は、CKR周波数よりも充分に大きく設定される。これにより、トラッキングバラクタ制御部7の△Σ変調器によるディザリング効果が得られるとともに、CKV信号の周波数分解能が向上する。
米国特許出願公開第2002/0159555号明細書
しかしながら、上記した従来のADPLL周波数シンセサイザでは、クロック信号CKRと、クロック信号CKVDとが非同期であることにより、OTW Integer信号の変化のタイミングとOTW Fract信号の変化のタイミングとが通常ミスマッチする。従って、DCO制御信号TUNE_Tの値がターゲット発振周波数に対応するDCO制御信号TUNE_Tのターゲット値に近づいていても、そのターゲット値が整数値に近い場合には、TUNE_Tのターゲット値と、OTW IntegerとOTW Fractとの和であるOTW(Total)との誤差が、一時的に大きくなってしまう現象が発生する。そして、この現象が繰り返し発生することにより、ADPLL周波数シンセサイザの位相雑音特性が劣化する問題がある。
例えば、TUNE_Tのターゲット値が整数値252に近い252.06であり、CKRの或る立ち上がり時刻におけるTUNE_Tの実際値が、251.99である状態を考える。この状態では、例えば、OTW Integerの値は250であり、OTW Fractの値は、1.99である。0、1、2、3のいずれかの値を出力する△Σ変調器が用いられる場合、OTW Fractの平均値を1.99とするためには、△Σ変調器の出力は、ほとんど1、2、3のいずれかの値で変動する。こうして、TUNE_Tのターゲット値と、OTW IntegerとOTW Fractとの和であるOTW(Total)の平均値との誤差は、略0となる。
この状態からTUNE_Tの実際値が例えば252.02へ変化すると、「桁上がり」が生じる。ここで、「桁上がり」とは、TUNE_Tの実際値における整数部の値が1増加すること意味する。また、「桁下がり」とは、TUNE_Tの実際値における整数部の値が1減少すること意味する。
この桁上がり直後のCKVDに同期して、△Σ変調器の出力(つまり、OTW Fract)は、平均値を1.02にするために、ほとんど1、2、3の値のいずれかで変動していた状態から、ほとんど0、1、2の値のいずれかで変動する状態に変化する。一方、クロック信号の周波数の違いに起因して、OTW Integerの値は、OTW Fractの変化タイミングに遅れて、250から251へ変化する。
従って、OTW Fractの値の変動状態の変化が起きてからしばらくの間、OTW Integerの値は、TUNE_Tの整数値から1ずれた状態が続くことになり、この結果、TUNE_Tのターゲット値とOTW(Total)との誤差が、一時的に大きくなってしまう。
このようなTUNE_Tのターゲット値とOTW(Total)との誤差が一時的に増加する現象は、「桁下がり」が生じる場合にも、起こり得る。例えば、TUNE_Tのターゲット値が整数値252に近い252.06であり、CKRの或る立ち上がり時刻におけるTUNE_Tの実際値が、252.02である状態を考える。この状態では、例えば、OTW Integerの値は251であり、OTW Fractの値は、1.02である。0、1、2、3のいずれかの値を出力する△Σ変調器が用いられる場合、OTW Fractの平均値を1.02とするためには、△Σ変調器の出力は、ほとんど0、1、2のいずれかの値で変動する。こうして、TUNE_Tのターゲット値と、OTW IntegerとOTW Fractとの和であるOTW(Total)の平均値との誤差は、略0となる。
この状態からTUNE_Tの実際値が例えば251.99へ変化すると、「桁下がり」が生じる。
この桁下がり直後のCKVDに同期して、△Σ変調器の出力(つまり、OTW Fract)は、平均値を1.99にするために、ほとんど0、1、2の値のいずれかで変動していた状態から、ほとんど1、2、3の値のいずれかで変動する状態に変化する。一方、クロック信号の周波数の違いに起因して、OTW Integerの値は、OTW Fractの変化タイミングに遅れて、251から250へ変化する。
従って、OTW Fractの値の変動状態の変化が起きてからしばらくの間、OTW Integerの値は、TUNE_Tの整数値から1ずれた状態が続くことになり、この結果、TUNE_Tのターゲット値とOTW(Total)との誤差が、一時的に大きくなってしまう。
以上のように、ターゲット値が整数値に近い場合には、TUNE_Tのターゲット値と、OTW IntegerとOTW Fractとの和であるOTW(Total)との誤差が、一時的に大きくなってしまう現象が発生し、結果として、ADPLL周波数シンセサイザの位相雑音特性が劣化してしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、位相雑音特性を向上するPLL周波数シンセサイザを提供することを目的とする。
本発明のPLL周波数シンセサイザは、複数の可変容量素子からなる第1の容量素子群と複数の可変容量素子からなる第2の容量素子群とを含む発振部と、前記発振部の出力信号の位相と基準信号の位相との差分に対応する位相誤差信号を生成し、前記位相誤差信号の整数部によって前記第1の容量素子群の容量値を制御するとともに前記位相誤差信号の小数部によって前記第2の容量素子群の容量値を制御することにより、前記発振部の出力周波数を制御する発振周波数制御手段と、を具備するPLL周波数シンセサイザであって、前記小数部の値と前記小数部の値に最も近い整数値との差分と、所定の閾値との比較結果に基づいて、調整信号を生成する調整信号生成手段と、前記発振部に設けられ、前記調整信号に基づいて前記位相誤差信号の桁上がり又は桁下がりの発生確率の低い範囲に前記発振部の発振周波数特性をシフトする周波数特性シフト手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、位相雑音特性を向上するPLL周波数シンセサイザを提供することができる。
従来のADPLL周波数シンセサイザの構成を示す図 本発明の一実施の形態に係るADPLL周波数シンセサイザの概略構成を示すブロック図 発振周波数特性シフトの説明に供する図 ADPLL周波数シンセサイザの動作を示すフロー図 ADPLL周波数シンセサイザの動作のシミュレーション結果を示す図 図5において桁上がり又は桁下がりが発生している時間帯を拡大した図 位相雑音特性の計算結果を示す図 発振周波数の基本特性をシフトする手段の変形例を示す図 発振周波数の基本特性をシフトする手段の変形例を示す図
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
図2は、本発明の一実施の形態に係るADPLL周波数シンセサイザの概略構成を示すブロック図である。図2において、ADPLL周波数シンセサイザ100は、デジタル制御発振器(DCO)110と、分周器120と、フリップフロップ130と、位相比較器140と、ループフィルタ150と、トラッキングバラクタ制御部160,170と、周波数特性調整部180とを有する。ADPLL周波数シンセサイザ100において、分周器120、フリップフロップ130、位相比較器140、ループフィルタ150、及びトラッキングバラクタ制御部160,170は、図1に示したADPLL周波数シンセサイザの対応機能部と基本的に同じ構成を有している。
デジタル制御発振器110は、インダクタ素子111と、負性抵抗素子112と、バラクタアレイ113と、バラクタアレイ114と、付加バラクタ115とを有する。インダクタ素子111、負性抵抗素子112、バラクタアレイ113、及びバラクタアレイ114は、図1に示したADPLL周波数シンセサイザの対応機能部と基本的に同じ構成を有している。
バラクタアレイ113及びバラクタアレイ114は、それぞれ複数のバラクタ(可変容量素子)から構成される。各バラクタの容量値は、同じ値COTWである。
バラクタアレイ113の容量は、トラッキングバラクタ制御部160から受け取るOTW Integer信号によって制御される。一方、バラクタアレイ114の容量は、トラッキングバラクタ制御部170から受け取るOTW Fract信号によって制御される。こうして、バラクタアレイ113及びバラクタアレイ114の容量が制御されることにより、その容量に応じた周波数の信号を、デジタル制御発振器110は発振することができる。
付加バラクタ115は、周波数特性調整部180から受け取る調整信号に基づいて、その容量値が変化する。この付加バラクタ115の容量値が変化することにより、バラクタアレイ113及びバラクタアレイ114の容量から決まる発振周波数の基本特性がシフトする。付加バラクタ115の容量値Coffsetは、COTWの整数倍でないことが望ましく、例えば、Coffset=1.5COTW、又は、Coffset=0.5COTWを満たすことが望ましい。本実施の形態においては、Coffset=1.5COTWとする。すなわち、Coffsetを2値制御(オンまたはオフ)することにより、上記した基本特性が1.5ビット分だけ微小にシフトする。例えば、図3に示すように、Coffsetをオフした時のDCO発振周波数fCKVのターゲット周波数に対応するDCO制御信号TUNE_Tのターゲット値が252.06である場合、Coffsetをオンすると、同じターゲット周波数に対応するDCO制御信号TUNE_Tのターゲット値は253.56となる。
すなわち、DCO110の発振周波数fCKVは、バラクタアレイ113及びバラクタアレイ114の合計容量値Cと、インダクタ素子111のインタクタンス値Lと、付加バラクタ115の容量値Coffsetを用いて、式(2)で表される。
Figure 0005367075
分周器120は、DCO110の発振信号CKVを分周し、CKVDをトラッキングバラクタ制御部170へ出力する。
フリップフロップ130は、リファレンス信号FREFをCKVでリタイミングし、CKRをトラッキングバラクタ制御部160へ出力する。
位相比較器140は、リファレンス信号FREFの位相とDCO110の出力信号CKVの位相とを比較して位相誤差信号を生成する。
ループフィルタ150は、位相誤差信号をフィルタリングし、フィルタリング後の位相誤差信号をDCO制御信号TUNE_Tとして出力する。
トラッキングバラクタ制御部160は、DCO制御信号TUNE_Tの整数部をOTW Integer信号に変換し、このOTW Integer信号をバラクタアレイ113へ出力することにより、バラクタアレイ113の容量を調整する。
トラッキングバラクタ制御部170は、DCO制御信号TUNE_Tの小数部をOTW Fract信号に変換し、このOTW Fract信号をバラクタアレイ114へ出力することにより、バラクタアレイ114の容量を調整する。トラッキングバラクタ制御部170は、△Σ変調器を含む。
以上のように位相比較器140、ループフィルタ150、及びトラッキングバラクタ制御部160,170によってバラクタアレイ113及びバラクタアレイ114の容量値が制御されることにより、DCO110の出力周波数が制御される。
周波数特性調整部180は、PLLロック検出信号及びDCO制御信号TUNE_Tの小数部を入力とし、DCO制御信号TUNE_Tの小数部の値と最も近い整数値との差分と所定の閾値とを比較し、比較結果に基づいて調整信号を生成する。すなわち、周波数特性調整部180は、ロック検出後に、DCO制御信号TUNE_Tの値が整数値付近であるかを判定し、整数値付近であると判定した場合に、付加バラクタ115の容量値を制御する信号であるOTWoffsetを生成する。この調整信号が付加バラクタ115へ出力されて付加バラクタ115がオン状態又はオフ状態にされることにより、バラクタアレイ113及びバラクタアレイ114の容量から決まる発信周波数の基本特性が調整される。
以上の構成を有するADPLL周波数シンセサイザ100の動作について説明する。図4は、ADPLL周波数シンセサイザ100の動作を示すフロー図である。図4に示すように、先ず、ADPLL周波数シンセサイザ100では、Coffsetがオフして(S1)、DCO110の発振周波数が所望の周波数範囲(つまり、ターゲット範囲)に収束(PLLロック)するまでトラッキング動作が行なわれる(S2、S3)。PLLロックすると、周波数特性調整部180が、DCO制御信号TUNE_Tの小数部の値が所定の範囲内であるか否かを判定する(S4)。TUNE_Tの小数部の値が所定の範囲内にない場合には、ADPLL周波数シンセサイザ100では、Coffsetオフ状態が保持されたまま、トラッキングが続けられる。一方、TUNE_Tの小数部の値が所定の範囲内にある場合には、CoffsetがON状態に変更され(S5)、トラッキングが続けられる。
図4では、S4において、整数値付近と判定する所定の範囲を、1≦TUNE_T小数部≦1.1、又は1.9≦TUNE_T小数部<2としている。すなわち、周波数特性調整部180は、小数部の値と最も近い整数値との差分と所定の閾値(ここでは、0.1)とを比較している。
このようなADPLL周波数シンセサイザ100の動作のシミュレーション結果が、図5に示されている。図5A〜Fには、TUNE_T Integer信号、TUNE_T Fract信号、OTW Integer信号、OTW Fract信号、OTW(Total)、及び、OTWoffsetの時間変動波形がそれぞれ示されている。また、ここでは、トラッキングバラクタ制御部170には、2次△Σ変調器が用いられている。図5Cを見てわかるように、瞬時的にはCKVDの立ち上がりに同期して0から3の整数値を出力するが、時間平均で見ると小数を含む値が実現されており、DCO発振周波数分解能が向上されている。また、付加バラクタ115の容量値Coffsetは、1.5COTWである。
時刻2500usec以前では、DCO制御信号TUNE_Tのターゲット値は252.06であり、桁上がり及び桁下がりが繰り返されている(図5A、C参照)。具体的には、時刻2500usec以前では、桁上がり又は桁下がりの際に、OTW(Total)の実際値とTUNE_Tのターゲット値との誤差が±2付近にまで一時的に跳ね上がる現象が発生している。
そして、時刻2500usecのときに、OTWoffsetを1から0に変化させることにより、DCO1の発振周波数特性が変化している。すなわち、時刻2500usec以降では、DCO制御信号TUNE_Tのターゲット値が、253.56となる。これにより桁上がり及び桁下がりが無くなり、OTWoffsetが変化してから約100usec後に、OTW(Total)が再収束している(図5E参照)。再収束後の時刻2600usec以降では、OTW(Total)の値とTUNE_Tのターゲット値との誤差の絶対値は、最大でも±1.5程度で安定する。
図6は、図5において桁上がり又は桁下がりが発生している時間帯(つまり、時刻2500usec以前の時間帯)を拡大した図である。OTW Integer(図6C)とOTW Fract(図6D)とを比べると桁上がり又は桁下がりの際に変化のタイミングがずれてしまい、この結果として、所望のTUNE_T値とOTW(Total)との誤差が一時的に拡大されることがわかる(図6A、B、E参照)。これは、上述したようにトラッキングバラクタ制御部160とトラッキングバラクタ制御部170とでクロック周波数及びクロックタイミングが異なることに起因するものである。
図7は、位相雑音特性の計算結果を示す図である。図7Aは、図5において桁上がり又は桁下がりが発生している時間帯(つまり、時刻2500usec以前の時間帯)で計算した位相雑音特性である。一方、図7Bは、図5において再収束後の時刻2600usec以降で計算した位相雑音特性である。
図7Aでは、特に、4MHzoffset以遠のADPLLの位相雑音特性(Closed−Loop)が劣化していることがわかる。一方、図7Bでは、図5にも示した通りTUNE_T値が安定して収束することにより、図7Aで見られたような位相雑音特性(Closed−Loop)の劣化は見られない。すなわち、本実施の形態に係るADPLL周波数シンセサイザ100では、現時点でのDCO制御信号TUNE_Tのターゲット値桁上がり又は桁下がりが起こる確率の高い範囲に入っていると判定される場合には、周波数特性調整部180が発振周波数特性をシフトする制御を行うことにより、位相雑音特性の劣化を防止できる。なお、図7A、BのOpen−Loopの位相雑音特性は全く同じ特性であり、位相雑音特性(Closed−Loop)の差異をわかり易くするために併記している。
以上のように本実施の形態によれば、ADPLL周波数シンセサイザ100において、発振部としてのデジタル制御発振器110が、複数の可変容量素子からなる第1の容量素子群(バラクタアレイ113)と複数の可変容量素子からなる第2の容量素子群(バラクタアレイ114)とを含み、発振周波数制御手段としての位相比較器140、ループフィルタ150、及びトラッキングバラクタ制御部160,170が、デジタル制御発振器110の出力信号の位相と基準信号の位相との差分に対応する位相誤差信号を生成し、位相誤差信号の整数部によってバラクタアレイ113の容量値を制御するとともに位相誤差信号の小数部によってバラクタアレイ114の容量値を制御することにより、デジタル制御発振器110の出力周波数を制御する。
さらに、ADPLL周波数シンセサイザ100において、調整信号生成手段としての周波数特性調整部180が、DCO制御信号TUNE_Tの小数部の値と最も近い整数値との差分と所定の閾値とを比較し、比較結果に基づいて調整信号を生成し、周波数特性シフト手段としての付加バラクタ115が、周波数特性調整部180から受け取る調整信号に基づいて発振周波数特性をシフトする。
こうすることで、所定の閾値を桁上がり又は桁下がりの発生確率の高い範囲を規定する値とすることにより、桁上がり又は桁下がりの発生確率の高い範囲にDCO制御信号TUNE_Tの小数部のターゲット値が入っている場合には、発振周波数特性をシフトすることができる。この発振周波数特性のシフトにより、DCO制御信号TUNE_Tの小数部のターゲット値を桁上がり又は桁下がりの発生確率の低い範囲にシフトすることができるので、ADPLL周波数シンセサイザの位相雑音特性が劣化することを防止できる。
なお、以上の説明では、周波数特性調整部180は、PLLロックしている状態のDCO制御信号TUNE_Tの瞬時値を用いて判定を行っている。しかしながら、これに限らず、周波数特性調整部180は、DCO制御信号TUNE_Tの平均値を用いて判定しても良い。こうすることで、ノイズの混入などによってTUNE_Tの値が整数値付近と判定される所定の範囲内に瞬時的に入ってしまう場合でも、OTWoffsetの誤出力による制御誤動作を防ぐことができる。
またなお、所定の範囲は、固定である必要はなく、トラッキングバラクタ制御部170内に備えた△Σ変調器の次数又はCKV周波数により変更してもよい。
また、以上の説明では、発振周波数の基本特性をシフトする手段として、1つの付加バラクタ115が用いられる場合について説明した。すなわち、付加バラクタ115の容量値Coffsetは、2値制御によって1.5COTW又は0の2値をとる。
これに対して、発振周波数の基本特性をシフトする手段の変形例を用いても良い。
(変形例1)として、付加バラクタを複数設けても良い。図8は、付加バラクタを複数設けた場合のDCO110Aのブロック図である。例えば、DCO110Aに含まれる3つの付加バラクタの容量が、Coffset1=0.5COTWと、Coffset2=0.3COTWと、Coffset3=0.7COTWである場合には、次のような発信周波数特性の制御を行っても良い。すなわち、DCO制御信号TUNE_Tの小数部の値が、第1の所定範囲(1≦TUNE_T小数部<1.1又は1.9≦TUNE_T小数部<2)の場合には、容量が0.5COTWの付加バラクタをONする。また、第2の所定範囲(1.1≦TUNE_T小数部≦1.25)の場合には、0.3COTWの付加バラクタをONする。また、第3の所定範囲(1.75≦TUNE_T小数部<1.9)の場合には、0.7COTWの付加バラクタをONする。このようにして、DCO制御信号のターゲット値の小数部分が0.5付近となるように発振周波数特性を制御しても良い。このように多値制御すれば、2値制御の場合に比べ、DCO制御信号の収束時の桁上がり又は桁下がりの発生確率をさらに下げることができる。
(変形例2)として、可変インダクタンス素子を設けても良い。図9は、可変インダクタンス素子を具備したDCO110Bのブロック図である。可変インダクタンス素子111Bのインダクタンス値をOTWoffset信号により制御することで、発振周波数を変えることができる。この場合、可変インダクタンス素子のみを制御してDCO110Bの発振周波数特性を変えることができるので、チップ面積の増大を招くことはない。
またなお、以上の説明では、周波数特性調整部180は、ロック検出部(図示せず)からのロック検出信号を入力とし、ロック検出後にDCO制御信号TUNE_Tの値が所定の範囲内であるか否かを判定している。これに限らず、周波数特性調整部180は、ロック検出信号を用いずに、ロック検出後のDCO制御信号TUNE_Tのターゲット値をロック検出前に認識又は推定して、その認識値又は推定値が所定の範囲内であるか否かを判定するようにしても良い。この場合、ロック検出後にDCOの発振周波数特性を変化させてDCO制御信号のターゲット値を変更するよりも、桁上がりや桁下がりの生じにくいDCO制御信号のターゲット値に、早く収束させることができる。
ロック検出後のDCO制御信号TUNE_Tのターゲット値をロック検出前に推定するためには、例えば、周波数特性調整部180に、所定時間毎のDCO制御信号TUNE_Tの変化量を記憶するレジスタを設け、その変化量からDCO制御信号TUNE_Tのターゲット値を推定することができる。
また、ロック検出後のDCO制御信号TUNE_Tの所望値をロック検出前に認識するためには、例えば、付加バラクタをオンした場合とオフした場合のDCOの発振周波数に対するDCO制御信号TUNE_Tのターゲット値をメモリテーブルに記録しておき、周波数特性調整部180は、そのメモリテーブルを参照して、所望の発振周波数に応じたDCO制御信号TUNE_Tを認識することができる。
またなお、以上の説明では、周波数特性調整部180をADPLL周波数シンセサイザに設けたが、これに限定されるものではなく、ADPLL周波数シンセサイザが搭載される通信装置側に設けても良い。この場合には、付加バラクタ(又は、可変インダクタンス素子)の入力側に、ADPLL周波数シンセサイザが通信装置に搭載されたときに周波数特性調整部180の出力端子と接続される調整信号入力端子が設けられる。
2009年5月22日出願の特願2009−124600の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明のPLL周波数シンセサイザは、位相雑音特性を向上するものとして有用である。
100 ADPLL周波数シンセサイザ
110 デジタル制御発振器
111 インダクタ素子
112 負性抵抗素子
113,114 バラクタアレイ
115 付加バラクタ
120 分周器
130 フリップフロップ
140 位相比較器
150 ループフィルタ
160,170 トラッキングバラクタ制御部
180 周波数特性調整部

Claims (6)

  1. 複数の可変容量素子からなる第1の容量素子群と複数の可変容量素子からなる第2の容量素子群とを含む発振部と、
    前記発振部の出力信号の位相と基準信号の位相との差分に対応する位相誤差信号を生成し、前記位相誤差信号の整数部によって前記第1の容量素子群の容量値を制御するとともに前記位相誤差信号の小数部によって前記第2の容量素子群の容量値を制御することにより、前記発振部の出力周波数を制御する発振周波数制御手段と、
    を具備するPLL周波数シンセサイザであって、
    前記小数部の値と前記小数部の値に最も近い整数値との差分と、所定の閾値との比較結果に基づいて、調整信号を生成する調整信号生成手段と、
    前記発振部に設けられ、前記調整信号に基づいて前記位相誤差信号の桁上がり又は桁下がりの発生確率の低い範囲に前記発振部の発振周波数特性をシフトする周波数特性シフト手段と、
    を具備するPLL周波数シンセサイザ。
  2. 前記周波数特性シフト手段は、可変容量素子からなり、
    前記可変容量素子の容量値は、前記調整信号に基づいて変化する、
    請求項1に記載のPLL周波数シンセサイザ。
  3. 前記可変容量素子の容量値は、前記第1の容量素子群及び前記第2の容量素子群を構成する可変容量素子の容量値の整数倍を除く値に設定される、
    請求項2に記載のPLL周波数シンセサイザ。
  4. 前記周波数特性シフト手段は、複数の容量素子からなり、
    前記複数の容量素子の容量値は互いに異なり、
    前記複数の容量素子の少なくとも1つが、前記調整信号に基づいてオンする、
    請求項1に記載のPLL周波数シンセサイザ。
  5. 前記調整信号生成手段は、前記発振周波数制御手段に含まれるデルタシグマ変調器の次数、又は前記発振部の出力周波数に基づいて、前記所定の閾値を変更する、
    請求項1に記載のPLL周波数シンセサイザ。
  6. 前記周波数特性シフト手段は、可変インダクタ素子からなり、
    前記可変インダクタ素子のインダクタンス値は、前記調整信号に基づいて変化する、
    請求項1に記載のPLL周波数シンセサイザ。
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