JP5366431B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

この発明は、磁気共鳴現象を利用して被検体内に関するデータを収集し、収集したデータから画像を再構成する磁気共鳴イメージング装置に関し、特に、造影剤を用いて血管を撮像するダイナミック撮像に関する。
従来、磁気共鳴イメージング装置を用いた撮像方法として、血管に造影剤を注入したのちに連続して高速な撮像を実行する「ダイナミック撮像」と呼ばれる方法がある。かかるダイナミック撮像を行う場合、MRI装置は、所定間隔の時相ごとに再構成画像を作成し、撮像開始前に設定された撮像時間だけ撮像を繰り返した後に、後処理において、診断に必要な画像を作成している。
したがって、ダイナミック撮像を行う場合には、磁気共鳴イメージング装置の操作者は、撮像前に、診断に必要な画像が得られるだけの撮像時間を予測し、撮像条件として設定する必要がある。しかし、前述したように、ダイナミック撮像では、診断に必要な画像が得られるだけの撮像が行われたか否かは最終的に後処理において判明する。そのため、操作者が撮像時間の予測を誤ってしまうと、撮像のやり直しが必要となる場合、すなわち、撮像ミスが生じる場合がある。
このような撮像ミスを避けるためには、予測による撮像時間の設定を不要にする必要がある。そのためには、診断に必要な画像が得られるだけの撮像が行われたか否かを見極めるための情報を操作者に提供することによって、撮像中に、適宜に撮像の終了タイミングを判断させることが望ましい。関連する従来技術として、例えば、磁気共鳴イメージング装置が、3次元画像の再構成を行っている間に、短時間で再構成が完了する2次元画像を表示することによって、診断を効率化する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特公平5−78341号公報
しかしながら、上述した従来の技術は、三次元画像の再構成を行っている間に二次元画像を表示するものの、その二次元画像は、あくまで診断用の参照画像とするためのものであり、診断に必要な画像が得られるだけの撮像が行われたか否かを見極めるためのものではない。そのため、かかる従来の技術を用いても、やはり、操作者が撮像時間の予測を誤ることによって撮像のやり直しが必要となる場合がある。
この発明は、上述した従来技術による課題を解決するためになされたものであり、予測による撮像時間の設定を不要にし、撮像時間の予測誤りによって生じる撮像ミスを減らすことが可能な磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、磁気共鳴現象を利用して被検体内に関するデータを収集し、収集したデータから画像を再構成する磁気共鳴イメージング装置であって、前記被検体内に関するデータを連続して収集するデータ収集手段と、前記データ収集手段によって前記画像の再構成に必要なデータ群が収集されるごとに、収集されたデータ群から画像を再構成する画像再構成手段と、前記画像再構成手段によって画像が再構成されるごとに、再構成された画像と基準画像との差分画像を作成する差分画像作成手段と、前記差分画像作成手段によって差分画像が作成されるごとに、作成された差分画像と以前に作成されている差分画像とを合成した履歴画像を作成する履歴画像作成手段と、前記履歴画像作成手段によって作成された履歴画像を表示部に表示させる画像表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、予測による撮像時間の設定を不要にし、撮像時間の予測誤りによって生じる撮像ミスを減らすことが可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る磁気共鳴イメージング装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例では、磁気共鳴イメージング装置を「MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置」と呼ぶ。
まず、本実施例に係るMRI装置の全体構成について説明する。図1は、本実施例に係るMRI装置の全体構成を示す図である。同図に示すように、本実施例に係るMRI装置100は、静磁場磁石1、傾斜磁場コイル2、傾斜磁場電源3、寝台4、寝台制御部5、送信RFコイル6、送信部7、受信RFコイル8、受信部9、シーケンス制御部10、データ収集部11、データ処理部12、記憶部13、表示部14、入力部15およびホスト計算機16を備える。
静磁場磁石1は、中空の円筒形状に形成されて磁石であり、内部の空間に一様な静磁場を発生する。この静磁場磁石1としては、例えば永久磁石、超伝導磁石等が使用される。
傾斜磁場コイル2は、中空の円筒形状に形成されたコイルであり、静磁場磁石1の内側に配置される。この傾斜磁場コイル2は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3つのコイルが組み合わされて形成されており、これら3つのコイルは、後述する傾斜磁場電源3から個別に電流供給を受けて、X,Y,Zの各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を発生させる。なお、Z軸方向は、静磁場と同方向とする。
かかる傾斜磁場コイル2によって発生するX,Y,Z各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス選択用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Geおよびリードアウト用傾斜磁場Grにそれぞれ対応している。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の位相を変化させるために利用される。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の周波数を変化させるために利用される。
傾斜磁場電源3は、傾斜磁場コイル2に電流を供給する装置である。
寝台4は、被検体Pが載置される天板4aを備えた装置であり、後述する寝台制御部5による制御のもと、天板4aを、被検体Pが載置された状態で傾斜磁場コイル2の空洞(撮像口)内へ挿入する。通常、この寝台4は、長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように設置される。
寝台制御部5は、寝台4を制御する装置であり、寝台4を駆動して、天板4aを長手方向および上下方向へ移動する。
送信RFコイル6は、傾斜磁場コイル2の内側に配置されたコイルであり、送信部7から高周波パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。
送信部7は、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル6に送信する装置であり、発振部、位相選択部、周波数変換部、振幅変調部、高周波電力増幅部などを有する。発振部は、静磁場中における対象原子核に固有の共鳴周波数の高周波信号を発生する。位相選択部は、上記高周波信号の位相を選択する。周波数変換部は、位相選択部から出力された高周波信号の周波数を変換する。振幅変調部は、周波数変調部から出力された高周波信号の振幅を例えばsinc関数に従って変調する。高周波電力増幅部は、振幅変調部から出力された高周波信号を増幅する。これらの各部の動作の結果として、送信部7は、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル6に送信する。
受信RFコイル8は、傾斜磁場コイル2の内側に配置されたコイルであり、上記の高周波磁場の影響によって被検体Pから放射される磁気共鳴信号を受信する。この受信RFコイル8は、磁気共鳴信号を受信すると、その磁気共鳴信号を受信部9へ出力する。
受信部9は、受信RFコイル8から出力される磁気共鳴信号に基づいて磁気共鳴データを生成する装置であり、選択器、前段増幅器、位相検波器およびアナログデジタル変換器を有する。選択器は、受信RFコイル8から出力される磁気共鳴信号を選択的に入力する。前段増幅器は、選択器から出力される磁気共鳴信号を増幅する。位相検波器は、前段増幅器から出力される磁気共鳴信号の位相を検波する。アナログデジタル変換器は、位相検波器から出力される信号をデジタル信号に変換する。
シーケンス制御部10は、ホスト計算機16から送信されるシーケンス情報に基づいて傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7および受信部9を駆動することによって、被検体Pの撮像を制御する。そして、受信部9から磁気共鳴信号データが送信されると、シーケンス制御部10は、その磁気共鳴信号データをデータ収集部11に転送する。
なお、ここでいうシーケンス情報とは、傾斜磁場電源3が傾斜磁場コイル2に供給する電源の強さや電源を供給するタイミング、送信部7が送信RFコイル6に送信するRF信号の強さやRF信号を送信するタイミング、受信部9がMR信号を検出するタイミングなど、撮像を行うための手順を定義した情報である。
データ収集部11は、シーケンス制御部10から転送される磁気共鳴信号データを収集し、収集した磁気共鳴信号データを内部メモリに記憶させる。例えば、ダイナミック撮像が行われる場合には、データ収集部11は、時相毎に収集される磁気共鳴信号データを連続して収集する。
データ処理部12は、データ収集部11によって収集された磁気共鳴信号データに対して、後処理、すなわちフーリエ変換等の再構成を実施することによって、被検体P内における所望核スピンのスペクトラムデータあるいは画像データを生成する。なお、かかるデータ処理部12が有する具体的な機能については、後に詳細に説明する。
記憶部13は、データ処理部12によって生成されたスペクトラムデータや画像データなどを被検体Pごとに記憶する。
表示部14は、データ処理部12によって生成されたスペクトラムデータや画像データなどを表示する。この表示部14としては、例えば、液晶表示器などの表示デバイスが適宜に利用可能である。
入力部15は、操作者から各種指示や情報入力を受け付ける。この入力部15としては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスが適宜に利用可能である。
ホスト計算機16は、CPU(central processing unit)やメモリ等を有し、MRI装置100を総括的に制御する。具体的には、ホスト計算機16は、入力部15を介して操作者から入力される撮像条件に基づいてシーケンス情報を生成し、生成したシーケンス情報をシーケンス制御部10に送信することによってスキャンを制御したり、スキャンの結果としてシーケンス制御部10から送られるk空間データに基づいて行われる画像の再構成を制御したりする。なお、かかるホスト計算機16が有する具体的な機能については、後に詳細に説明する。
例えば、ホスト計算機16は、操作者からダイナミック撮像を行うように指示された場合には、造影剤が血管に注入されたのちに高速な撮像(データの収集および画像の再構成)が複数回連続して実行するためのシーケンス情報を作成して、シーケンス制御部10に送信する。
次に、図1に示したデータ処理部12およびホスト計算機16の詳細な構成について説明する。なお、ここでは、特に、ダイナミック撮像に関する機能を中心に説明するが、本実施例に係るMRI装置100は、ダイナミック撮像以外の撮像方法についても、一般的な磁気共鳴MRI装置と同様に実行することが可能である。図2は、図1に示したデータ処理部12およびホスト計算機16の詳細な構成を示す機能ブロック図である。
同図に示すように、データ処理部12は、特に、画像再構成部12aと、差分画像作成部12bと、履歴画像作成部12cとを有する。
画像再構成部12aは、データ収集部11によって収集された磁気共鳴信号データから画像を再構成する処理部である。具体的には、この画像再構成部12aは、ダイナミック撮像が行われる場合には、データ収集部11によって画像の再構成に必要な磁気共鳴信号データのデータ群が収集されるごとに、収集されたデータ群から画像を再構成する。
なお、ここで、磁気共鳴信号データは、被検体P内の3次元領域から収集された3次元データであることとする。そして、画像再構成部12aは、かかる3次元データに対して3次元フーリエ変換を実施することによって、3次元画像を再構成する。なお、画像を再構成した際には、画像再構成部12aは、その画像を記憶部13に格納する。
差分画像作成部12bは、画像再構成部12aによって再構成された画像に基づいて、時相方向の差分画像を作成する。図3は、本実施例に係るMRI装置100による画像生成を説明するための図である。同図において、(1)に示す画像群は、画像再構成部12aによって再構成された3次元画像(複数のスライス像からなる画像)を示している。
同図(2)に示すように、具体的には、差分画像作成部12bは、ダイナミック撮像の時相方向に、画像再構成部12aによって画像が再構成されるごとに、再構成された画像と基準画像との差分画像を作成する。ここで、「基準画像」とは、差分画像を作成するうえで基準となる画像である(「親画像」とも呼ばれる)。なお、ここでは、基準画像として、撮像開始後、最初に再構成された画像が用いられることとする。
履歴画像作成部12cは、差分画像作成部12bによって差分画像が作成されるごとに、作成された差分画像と以前に作成されている差分画像とを合成した履歴画像を作成する。具体的には、履歴画像作成部12cは、図3(3)に示すように、差分画像作成部12bによって差分画像が作成されるごとに、まず、3次元画像である差分画像に対してMIP(Maximum Intensity Projection;最大値投影法)処理を実施することによって、2次元画像(以下、「MIP画像」と呼ぶ)を生成する。
そして、さらに続いて、履歴画像作成部12cは、同図(4)に示すように、生成したMIP画像とそれ以前に生成されているすべてのMIP画像とをMIP処理で合成することによって、履歴画像を作成する(同図(5)を参照)。なお、ここでは、履歴画像作成部12cが、MIP処理を行うことによってMIP画像を合成して履歴画像を作成する場合について説明したが、例えば、MIP処理の代わりに加算平均を行うことによってMIP画像を合成して履歴画像を作成するようにしてもよい。
こうして、履歴画像作成部12cによって作成された履歴画像は、造影剤が通った部分の血管が造影された画像となる。そこで、以下では、かかる履歴画像を「造影履歴画像」と呼ぶ。図4は、履歴画像作成部12cによる造影履歴画像の作成を説明するための図である。同図は、ダイナミック撮像により撮像された血管の画像を示しており、(3)、(4)および(5)に示す画像は、それぞれ、図3に示した(3)、(4)および(5)の画像に対応している。
まず、差分画像が作成されるごとに差分画像に対してMIP処理を実施することによって、図4(3)に示すように、再構成の時点ごとに、造影剤(斜線部分)がある部分の血管が造影されたMIP画像が作成される。その後、生成したMIP画像とそれ以前に生成されているすべてのMIP画像とをMIP処理で合成することによって、同図(4)に示すように、再構成の時点ごとに、それまでに造影剤が通った部分の血管が造影された画像が、同図(5)に示す造影履歴画像として作成される。
なお、履歴画像作成部12cは、造影履歴画像を作成した際には、作成した造影履歴顔図を記憶部13に格納する。
図2にもどって、ホスト計算機16は、特に、操作受付部16aと、撮像制御部16bと、画像表示制御部16cとを有する。
操作受付部16aは、入力部15を介して操作者から各種操作を受け付ける。例えば、操作受付部16aは、撮像条件を設定する操作や、撮像の開始を指示する操作、撮像の終了を指示する操作などを操作者から受け付ける。
撮像制御部16bは、操作受付部16aによって受け付けられた各種操作に応じて、MRI装置100が有する各部を制御する。例えば、撮像制御部16bは、撮像条件を設定する操作が受け付けられた場合には、操作者によって設定された撮像条件に基づいてシーケンス情報を生成し、生成したシーケンス情報をシーケンス制御部10に送信する。
また、撮像制御部16bは、撮像の開始を指示する操作が受け付けられた場合には、シーケンス制御部10を制御して撮像を開始させ、一方、撮像の終了を指示する操作が受け付けられた場合には、シーケンス制御部10を制御して撮像を終了させる。
画像表示制御部16cは、画像再構成部12aによって再構成された画像や履歴画像作成部12cによって作成された造影履歴画像などの各種画像を記憶部13から読み出し、表示部14に表示させる。ここで、造影履歴画像の表示について具体的に説明する。図5は、画像表示制御部16cによる造影履歴画像の表示制御の一例を示す図である。
造影履歴画像を表示部14に表示させる場合には、画像表示制御部16cは、履歴画像作成部12cによって造影履歴画像が作成されるごとに、例えば、同図(1)に示すような表示領域に、左から右へ向かう方向(同図(2)に示す方向)へ、作成された順番で造影履歴画像をサムネイル表示してゆく。また、造影履歴画像の表示が表示領域の右端に達した場合には、画像表示制御部16cは、一段下へ列を変えて同様に左から右へ造影履歴画像をサムネイル表示してゆく。
ここで、画像表示制御部16cは、作成された順番で造影履歴画像をサムネイル表示してゆくとともに、例えば、同図(3)に示すように、最後に表示した造影履歴画像を拡大して、サムネイル表示された造影履歴画像の下に表示する。すなわち、拡大して表示される造影履歴画像は、作成された順番で置換えられる。
次に、本実施例に係るMRI装置100による造影履歴画像作成の処理手順について説明する。図6は、本実施例に係るMRI装置100による造影履歴画像作成の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施例に係るMRI装置100では、まず、ホスト計算機16において、操作受付部16aが撮像の開始指示を操作者から受け付けると(ステップS101,Yes)、撮像制御部16bがシーケンス情報を生成し、そのシーケンス情報に基づいてシーケンス制御部10が傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7および受信部9を駆動して撮像を実施し、その結果、受信部9によって生成された磁気共鳴信号データをデータ収集部11が連続して収集する(ステップS102)。
続いて、データ処理部12において、画像再構成部12aが、データ収集部11によって画像の再構成に必要な磁気共鳴信号のデータ群が収集されるごとに、収集されたデータ群から画像を再構成する(ステップS103)。続いて、差分画像作成部12bが、画像再構成部12aによって画像が再構成されるごとに、再構成された画像と基準画像との差分画像を作成する(ステップS104)。
続いて、履歴画像作成部12cが、差分画像作成部12bによって差分画像が作成されるごとに、3次元画像である差分画像に対してMIP処理を実施することによってMIP画像を生成する(ステップS105)。さらに続いて、履歴画像作成部12cは、生成したMIP画像とそれ以前に生成されているすべてのMIP画像とをMIP処理で合成することによって、造影履歴画像を作成する(ステップS106)。
そして、ホスト計算機16が、履歴画像作成部12cによって作成された造影履歴画像を表示部14に表示させる(ステップS107)。
その後、ホスト計算機16において、操作受付部16aが撮像の終了指示を受け付けるまでの間は(ステップS108,No)、上述した一連の処理が繰り返される。そして、操作受付部16aが、撮像の終了指示を操作者から受け付けた場合には(ステップS108,Yes)、撮像制御部16bがシーケンス制御部10を制御して撮像を終了させる。
上述してきたように、本実施例に係るMRI装置100では、ダイナミック撮像が行われる場合に、データ収集部11が、磁気共鳴信号データを連続して収集する。また、データ処理部12の画像再構成部12aが、データ収集部11によって画像の再構成に必要な磁気共鳴信号のデータ群が収集されるごとに、収集されたデータ群から画像を再構成する。また、差分画像作成部12bが、画像再構成部12aによって画像が再構成されるごとに、再構成された画像と基準画像との差分画像を作成する。さらに、履歴画像作成部12cが、差分画像作成部12bによって作成された差分画像と以前に作成した差分画像とを合成した造影履歴画像を作成する。そして、ホスト計算機16の画像表示制御部16cが、履歴画像作成部12cによって作成された造影履歴画像を表示部14に表示させる。
すなわち、本実施例に係るMRI装置100では、ダイナミック撮像が行われる場合に、画像の再構成が行なわれるごとに、造影剤が通った部分の血管を表す造影履歴画像が作成され、作成された順番で表示される。そのため、操作者は、診断対象の血管を診断するうえで必要な部分に造影剤が流れたか否かを容易に把握することが可能になり、必要な部分に造影剤が流れたことを確認した場合には、その時点で撮像を終了させることができる。したがって、本実施例に係るMRI装置によれば、予測による撮像時間の設定が不要になり、撮像時間の予測誤りによって生じる撮像ミスを減らすことが可能になる。
なお、本実施例では、磁気共鳴信号データが、被検体P内の3次元領域から収集された3次元データであり、画像再構成部12aが3次元画像を再構成する場合について説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるわけではなく、例えば、画像再構成部12aが2次元画像を再構成し、その2次元画像に基づいて造影履歴画像を作成するようにしてもよい。
この場合には、画像再構成部12aが、例えば、被検体P内の3次元領域から収集された3次元データのうち一方向の特定部分の2次元データ、または、被検体P内の3次元領域のうち一方向の特定部分の2次元領域から収集された2次元データに基づいて、2次元画像を再構成する。
また、差分画像作成部12bが、画像再構成部12aによって再構成された2次元画像に基づいて、時相方向の差分画像を作成する。図7は、2次元画像に基づいて造影履歴画像を作成する場合を説明するための図である。同図において、(1)に示す画像群は、画像再構成部12aによって再構成された2次元画像を示している。
同図(2)に示すように、具体的には、差分画像作成部12bは、ダイナミック撮像の時相方向に、画像再構成部12aによって画像が再構成されるごとに、再構成された画像と基準画像との差分画像を作成する。
そして、履歴画像作成部12cが、同図(3)に示すように、差分画像作成部12bによって差分画像が作成されるごとに、作成された差分画像とそれ以前に作成されているすべての差分画像とをMIP処理で合成することによって、造影履歴画像を作成する(同図(4)を参照)。
このように、画像再構成部12aによって再構成された2次元画像を用いて造影履歴画像を作成することによって、3次元画像を用いる場合に比べて、造影履歴画像が表示されるまでの時間を短縮するとともに、造影履歴画像の作成にかかる処理の負荷を軽減することが可能になる。
さらに、上記の例において、例えば、操作者から指定された画像の3次元画像を再構成するようにしてもよい。この場合には、画像表示制御部16cによって造影履歴画像が表示された後に(図5を参照)、操作受付部16aが、表示された造影履歴画像または画像再構成部12aによって再構成された2次元画像の中から、3次元画像を再構成させる画像を指定する操作を操作者から受け付ける。そして、操作受付部16aによって3次元画像を再構成させる画像を指定する操作が受け付けられた場合に、画像再構成部12aが、指定された画像の3次元画像を再構成する。
このように、画像再構成部12aが、操作者から指定された画像の3次元画像を再構成することによって、2次元画像を用いて造影履歴画像を作成した場合でも、診断に必要な3次元画像を容易に参照することができるようになる。
また、本実施例では、ダイナミック撮像が行われる場合に、撮像開始から継続して造影履歴画像を作成する場合について説明したが、例えば、操作者によって指定された時点から造影履歴画像を作成するようにしてもよい。図8は、操作者によって指定された時点から造影履歴画像を作成する場合を示す図である。
この場合には、操作受付部16aが、画像表示制御部16cによって表示された造影履歴画像の中から、造影履歴画像の作成を開始する時点を示す履歴開始画像を指定する操作を操作者から受け付ける。そして、操作受付部16aによって履歴開始画像を指定する操作が受け付けられた場合に、差分画像作成部12bが、図8(2)に示すように、指定された履歴開始画像が示す時点以降の差分画像を作成しなおす。これにより、同図(5)に示すように、造影履歴画像も操作者によって指定された時点以降のものが作成されて、表示部14に表示されるようになる。
このように、操作者によって指定された時点から造影履歴画像を作成することによって、操作者が撮像中に造影履歴画像の作成が開始される時点を変更することが可能になり、効率よく造影履歴画像を観察することができるようになる。
また、上記の例において、操作受付部16aが、画像表示制御部16cによって表示された造影履歴画像の中から複数の履歴開始画像を指定する操作を操作者から受け付け、操作受付部16aによって複数の履歴開始画像を指定する操作が受け付けられた場合に、差分画像作成部12bが、指定された複数の履歴開始画像ごとに差分画像を作成するようにしてもよい。この場合、画像表示制御部16cは、例えば、指定された複数の履歴開始画像ごとに、図5に示した(1)および(2)の表示領域を表示部14に表示させる。
これにより、例えば、動脈および静脈を同時に撮像するような場合に、造影剤が動脈を流れた時点の造影履歴画像と、静脈を流れた時点の造影履歴画像とをそれぞれ分けて観察することが可能になり、より柔軟に造影履歴画像を観察することができるようになる。
また、本実施例では、基準画像として、撮像開始後、最初に再構成された画像が用いられる場合について説明した。しかしながら、基準画像として用いられる画像はこれに限られるわけではなく、任意の画像が用いられてよい。
例えば、入力部15を介して選択された画像を基準画像として用いてもよい。この場合、操作受付部16aが、画像表示制御部16cによって表示された造影履歴画像の中から、基準画像として用いる画像を指定する操作を、入力部15を介して操作者から受け付ける。そして、操作受付部16aによって基準画像を指定する操作が受け付けられた場合に、差分画像作成部12bが、指定された基準画像を用いて差分画像を作成しなおす。
このように、操作者によって指定された基準画像を用いて造影履歴画像を作成することによって、例えば、基準画像が高輝度である場合など、基準画像の画質が影響して造影履歴画像が見にくくなっているような場合に、基準画像を変更して造影履歴画像を見やすくすることができるようになる。
または、所定枚数ごとに更新・選択された画像を基準画像として用いてもよい。この場合、差分画像作成部12bが、画像再構成部12aによって再構成された画像の枚数を計数し、計数した枚数が所定の枚数となるごとに、その時点で再構成された画像を基準画像として選択する。なお、差分画像作成部12bは、基準画像を選択するたびに、枚数をゼロから計数しなおす。または、所定時間ごとに更新・選択された画像を基準画像として用いてもよい。この場合、差分画像作成部12bが、所定の時間が経過するごとに、その直前に画像再構成部12aによって再構成された画像を基準画像として選択する。いずれの場合でも、基準画像を選択した以降は、差分画像作成部12bは、選択した基準画像を用いて差分画像を作成する。これにより、ダイナミック撮像中に、基準画像を自動的に変更することが可能になる。
なお、本実施例では、ダイナミック撮像が行われる場合を中心に説明したが、造影履歴画像の作成は、例えば、複数の受信コイルを用いて磁気共鳴データを収集することによって、より高速な撮像を可能にするパラレルイメージングや、天板4aとともに被検体Pを移動させながら磁気共鳴データを収集することによって、より広範囲の画像を撮像することが可能な天板移動撮像を併用する場合でも同様に行うことが可能である。
以上のように、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置は、造影剤を用いて血管を撮像するダイナミック撮像を行う場合に有用であり、特に、撮像時間の予測誤りによって生じる撮像ミスを減らすことが要求される場合に適している。
本実施例に係るMRI装置の全体構成を示す図である。 図1に示したデータ処理部およびホスト計算機の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 本実施例に係るMRI装置による画像生成を説明するための図である。 履歴画像作成部による造影履歴画像の作成を説明するための図である。 画像表示制御部による造影履歴画像の表示制御の一例を示す図である。 本実施例に係るMRI装置による造影履歴画像作成の処理手順を示すフローチャートである。 2次元画像に基づいて造影履歴画像を作成する場合を説明するための図である。 操作者によって指定された時点から造影履歴画像を作成する場合を示す図である。
符号の説明
1 静磁場磁石
2 傾斜磁場コイル
3 傾斜磁場電源
4 寝台
4a 天板
5 寝台制御部
6 送信RFコイル
7 送信部
8 受信RFコイル
9 受信部
10 シーケンス制御部
11 データ収集部
12 データ処理部
12a 画像再構成部
12b 差分画像作成部
12c 履歴画像作成部
13 記憶部
14 表示部
15 入力部
16 ホスト計算機
16a 操作受付部
16b 撮像制御部
16c 画像表示制御部
100 MRI装置(磁気共鳴イメージング装置)

Claims (11)

  1. 磁気共鳴現象を利用して被検体内に関するデータを収集し、収集したデータから画像を再構成する磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記被検体内に関するデータを連続して収集するデータ収集手段と、
    前記データ収集手段によって前記画像の再構成に必要なデータ群が収集されるごとに、収集されたデータ群から画像を再構成する画像再構成手段と、
    前記画像再構成手段によって画像が再構成されるごとに、再構成された画像と基準画像との差分画像を作成する差分画像作成手段と、
    前記差分画像作成手段によって差分画像が作成されるごとに、作成された差分画像と以前に作成されている差分画像とを最大値投影処理して履歴画像を作成する履歴画像作成手段と、
    前記履歴画像作成手段によって作成された履歴画像を表示部に表示させる画像表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 撮像の終了を指示する操作を操作者から受け付ける終了指示受付手段と、
    前記終了指示受付手段によって撮像の終了指示が受け付けられた場合に、実行中の撮像を終了させる撮像制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記画像再構成手段によって再構成される画像は、前記被検体内の3次元領域から収集された3次元データに基づく3次元画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記画像再構成手段によって再構成される画像は、前記被検体内の3次元領域から収集された3次元データのうち一方向の特定部分の2次元データに基づく2次元画像、または、前記被検体内の3次元領域のうち一方向の特定部分の2次元領域から収集された2次元データに基づく2次元画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記画像表示制御手段によって表示された履歴画像または前記画像再構成手段によって再構成された2次元画像の中から、3次元画像を再構成させる画像を指定する操作を操作者から受け付ける再構成画像受付手段をさらに備え、
    前記画像再構成手段は、前記再構成画像受付手段によって画像を指定する操作が受け付けられた場合に、当該画像の3次元画像を再構成することを特徴とする請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記画像表示制御手段によって表示された履歴画像の中から、履歴画像の作成を開始する時点を示す履歴開始画像を指定する操作を操作者から受け付ける開始画像受付手段をさらに備え、
    前記差分画像作成手段は、前記開始画像受付手段によって履歴開始画像を指定する操作が受け付けられた場合に、当該履歴開始画像が示す時点以降の差分画像を作成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記開始画像受付手段は、複数の前記履歴開始画像を指定する操作を受け付け、
    前記差分画像作成手段は、前記開始画像受付手段によって複数の履歴開始画像を指定する操作が受け付けられた場合に、当該複数の履歴開始画像ごとに前記差分画像を作成することを特徴とする請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 前記画像再構成手段によって再構成された画像の中から、前記基準画像として用いる画像を指定する操作を操作者から受け付ける基準画像受付手段をさらに備え、
    前記差分画像作成手段は、前記基準画像受付手段によって基準画像を指定する操作が受け付けられた場合に、当該基準画像を用いて前記差分画像を作成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 前記画像再構成手段によって再構成される画像は、複数の受信コイルを用いて収集されたデータに基づく画像であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. 前記画像再構成手段によって再構成される画像は、前記被検体を移動させながら収集されたデータに基づく画像であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  11. 前記履歴画像作成手段は、前記差分画像が作成されるごとに、作成された差分画像を最大値投影処理して最大値投影画像を生成し、当該最大値投影画像と以前に作成されている最大値投影画像とをさらに最大値投影処理して前記履歴画像を作成することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
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