JP5105952B2 - 磁気共鳴画像診断装置 - Google Patents

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本発明は、頭部などにおけるフロー強調画像を撮像するのに適する磁気共鳴画像診断装置に関する。
本出願人は、スライス軸、位相エンコード軸およびリードアウト軸のうちの少なくとも1軸に関するスピンをディフェーズさせることによって、フローまたはフローおよび磁化率の効果を精度良く描出することが可能な磁気共鳴画像診断装置を特許文献1として出願した。この磁気共鳴画像診断装置における撮像法を、以下においてはFSBB(flow sensitive black blood)イメージングと称する。
FSBBでは、動きを持つ血流などのフローのスピンの位相分散がより進むようになり、フローのスピンのベクトル和が小さくなる。すなわちフローの信号において振幅成分の減衰がより大きくなる。このため、フローの信号が抑制されて血管が低信号となった画像が得られる。一般的にディフェーズの程度を表す量としてb値が用いられ、その値は傾斜磁場波形ベクトルの積分の内積、すなわちテンソル量として以下の式の通り定義されている。
Figure 0005105952
ここで、γはおよそ2π×42.6MHz/Tの磁気回転比である。G(t)は傾斜磁場波形ベクトルであり、スライス、位相エンコード、リードアウトのそれぞれの軸においては、Gss、Gpe、Groに対応する。b値は、ディフェーズに伴う信号低下を表すものということで次のような関係がある。ディフェーズしない場合の信号をS(0)、ディフェーズをしたときの信号をS(b)とすると、組織ごとにある係数Dが存在し、S(b)=S(0)・exp(−bD)でb値に応じた信号低下が起こると定義されている。
特願2006−248402
このような性質から、FSBBイメージングでは、血管の他に脳の石灰化がある部分が低信号となる。このため、FSBBイメージングを穿通枝のような細い血管の描出に適用すると、脳の石灰化がある部分が血管に重なってしまった場合に当該血管の描出が不良となるおそれがある。このような石灰化の影響は、TE(エコー時間)を短縮することにより低減できることが知られている。図13よび図14はTEをそれぞれ40ms,20msとして撮像されたFSBB画像の一例を示す図である。これらの図を比較すると、図13のほうが図14よりも石灰化が明確に描出されている。
しかしながらFSBBイメージングにおいては、血管の十分な描出には、ある一定以上のディフェーズ量が必要となる。しかしながら、一定以上のディフェーズ量を確保するためには、TEが短い程に傾斜磁場の強度を増大させる必要があるため、TEの短縮には制限があった。
ディフェーズ量を一定に維持するために必要な傾斜磁場強度は、例えば図12に示すようにエンコードステップが進むにつれて低下する。このため、傾斜磁場強度は、最初のエンコードステップの時点で最大となる。所要のディフェーズ量を得るために必要な最大の傾斜磁場強度が図12に実線で示すように磁気共鳴画像診断装置にて発生可能な強度(100%)よりも大きい場合には、図12に破線で示すように最大の傾斜磁場強度が発生可能な強度を上回らないように磁気共鳴信号を収集する全期間に渡って一律に傾斜磁場強度を低下させることが必要となる。このような場合には、所要のディフェーズ量を図11に実線で示すように100%とした場合に、実際に得られる最大のディフェーズ量が図11に破線で示すように低下してしまう。b値は傾斜磁場強度の2乗に比例するため、傾斜磁場強度の低下分よりも大きな低下がb値に生じている。
このようなディフェーズ量の制限から、TEの短縮にも制限があり、TEの短縮によって石灰化の影響を十分に低減することが困難であった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、石灰化した部分の影響を低減して血管を良好に描出できる磁気共鳴画像診断装置を提供することにある。
本発明の第1の態様による磁気共鳴画像診断装置は、静磁場中の被検体に対しスライス軸、位相エンコード軸およびリードアウト軸のそれぞれに沿ったスライス傾斜磁場、位相エンコード傾斜磁場およびリードアウト傾斜磁場を印加しつつ高周波パルスを印加することによって前記被検体で生じる磁気共鳴信号を収集する収集手段と、前記スライス軸、前記位相エンコード軸および前記リードアウト軸のうちの少なくとも1軸においてフローのスピンの位相分散を促進するためのディフェーズパルスを印加して前記スピンをディフェーズさせるとともに、前記ディフェーズパルスによるディフェーズ量を1枚の画像に関する前記磁気共鳴信号の収集途中に少なくとも1度は変化させつつ、グラディエントエコー系のパルスシーケンスにより前記収集手段を制御する本スキャン制御手段とを備える。
本発明によれば、石灰化した部分の影響を低減して血管を良好に描出できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態にかかる磁気共鳴画像診断装置(MRI装置)100の概略構成を示す図である。
このMRI装置100は、被検体200を載せる寝台部と、静磁場を発生させる静磁場発生部と、静磁場に位置情報を付加するための傾斜磁場発生部と、高周波信号を送受信する送受信部と、システム全体のコントロールおよび画像再構成を担う制御・演算部とを備えている。そしてMRI装置100はこれらの各部の構成要素として、磁石1、静磁場電源2、シムコイル3、シムコイル電源4、天板5、傾斜磁場コイルユニット6、傾斜磁場電源7、RFコイルユニット8、送信器9T、受信器9R、シーケンサ(シーケンスコントローラ)10、演算ユニット11、記憶ユニット12、表示器13、入力器14、音声発生器15およびホスト計算機16を有する。またMRI装置100には、被検体200の心時相を表す信号としてのECG信号を計測する心電計測部が接続されている。
静磁場発生部は、磁石1と静磁場電源2とを含む。磁石1としては、例えば超電導磁石や常電導磁石が利用可能である。静磁場電源2は、磁石1に電流を供給する。かくして静磁場発生部は、被検体200が送り込まれる円筒状の空間(診断用空間)の中に静磁場H0を発生させる。この静磁場H0の磁場方向は、診断用空間の軸方向(Z軸方向)にほぼ一致する。静磁場発生部には、さらにシムコイル3が設けられている。このシムコイル3は、ホスト計算機16の制御下でのシムコイル電源4からの電流供給によって静磁場均一化のための補正磁場を発生する。
寝台部は、被検体200を載せた天板5を、診断用空間に送り込んだり、診断用空間から抜き出したりする。
傾斜磁場発生部は、傾斜磁場コイルユニット6および傾斜磁場電源7を含む。傾斜磁場コイルユニット6は、磁石1の内側に配置される。傾斜磁場コイルユニット6は、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向のそれぞれの傾斜磁場を発生させるための3組のコイル6x,6y,6zを備える。傾斜磁場電源7は、シーケンサ10の制御の下で、コイル6x、コイル6yおよびコイル6zに傾斜磁場を発生させるためのパルス電流を供給する。傾斜磁場発生部は、傾斜磁場電源7からコイル6x,6y,6zに供給するパルス電流を制御することにより、物理軸である3軸(X軸,Y軸,Z軸)方向のそれぞれの傾斜磁場を合成して、互いに直交するスライス傾斜磁場Gss、位相エンコード傾斜磁場Gpe、および読出し(周波数エンコード)傾斜磁場Greから成る論理軸方向のそれぞれの傾斜磁場を任意に設定する。スライス、位相エンコードおよび読出しの各傾斜磁場Gss、Gpe、Greは、静磁場H0に重畳される。
送受信部は、RFコイルユニット8、送信器9Tおよび受信器9Rを含む。RFコイルユニット8は、診断用空間にて被検体200の近傍に配置される。送信器9Tおよび受信器9Rは、RFコイルユニット8に接続さる。送信器9Tおよび受信器9Rは、シーケンサ10の制御の下で動作する。送信器9Tは、核磁気共鳴(NMR)を生じさせるためのラーモア周波数のRF電流パルスをRFコイルユニット8に供給する。受信器9Rは、RFコイルユニット8が受信したエコー信号などのMR信号(高周波信号)を取り込み、これに前置増幅、中間周波変換、位相検波、低周波増幅、あるいはフィルタリングなどの各種の信号処理を施した後、A/D変換してデジタルデータ(生データ)を生成する。
制御・演算部は、シーケンサ10、演算ユニット11、記憶ユニット12、表示器13、入力器14、音声発生器15およびホスト計算機16を含む。
シーケンサ10は、CPUおよびメモリを備えている。シーケンサ10は、ホスト計算機16から送られてきたパルスシーケンス情報をメモリに記憶する。シーケンサ10のCPUは、メモリに記憶したシーケンス情報にしたがって、傾斜磁場電源7、送信器9Tおよび受信器9Rの動作を制御するとともに、受信器9Rが出力した生データを一旦入力し、これを演算ユニット11に転送する。ここで、シーケンス情報とは、一連のパルスシーケンスにしたがって傾斜磁場電源7、送信器9Tおよび受信器9Rを動作させるために必要な全ての情報であり、例えばコイル6x,6y,6zに印加するパルス電流の強度、印加時間および印加タイミングなどに関する情報を含む。
シーケンサ10は、FSBBイメージングを実現するように傾斜磁場電源7、送信器9Tおよび受信器9Rの動作を制御する機能を含む。すなわちシーケンサ10は、スライス軸、位相エンコード軸およびリードアウト軸のうちの少なくとも1軸に関するスピンをディフェーズさせつつグラディエントエコー系のパルスシーケンスにより傾斜磁場電源7、送信器9Tおよび受信器9Rの動作を制御する機能を備える。そしてシーケンサ10は、このFSBBイメージングを実現するための制御の際に、少なくとも1軸に関するスピンについてのディフェーズ量を1枚の画像に関する磁気共鳴信号の収集途中に少なくとも1度は変化させる。
またシーケンサ10は、FSBBイメージングのための磁気共鳴信号の収集を行う本スキャンを行うのに先立って、同一スライスに関する磁気共鳴信号を収集する準備スキャンをディフェーズ量をそれぞれ異ならせて複数回行うように傾斜磁場電源7、送信器9Tおよび受信器9Rの動作を制御する機能を備える。
演算ユニット11は、受信器9Rが出力した生データを、シーケンサ10を通して入力する。演算ユニット11は、入力した生データを、内部メモリに設定したk空間(フーリエ空間または周波数空間とも呼ばれる)に配置し、このk空間に配置されたデータを2次元または3次元のフーリエ変換に付して実空間の画像データに再構成する。また演算ユニット11は、画像に関するデータの合成処理や差分演算処理(重付け差分処理も含む)も必要に応じて実行可能である。この合成処理には、ピクセル毎にピクセル値を加算する処理や、最大値投影(MIP)処理、最小値投影(minIP)などが含まれる。また、上記合成処理の別の例として、フーリエ空間上で複数フレームの軸の整合をとった上で、これら複数フレームの生データを合成して1フレームの生データを得てもよい。なお、加算処理には、単純加算処理、加算平均処理、あるいは重み付け加算処理などが含まれる。
記憶ユニット12は、再構成された画像データや、上述の合成処理や差分処理が施された画像データを記憶する。
表示器13は、ユーザに提示するべき各種の画像をホスト計算機16の制御の下に表示する。表示器13としては、液晶表示器などの表示デバイスを利用可能である。
入力器14は、操作者が希望する同期タイミング選択用のパラメータ情報、スキャン条件、パルスシーケンス、画像合成や差分の演算に関する情報などの各種の情報を入力する。入力器14は、入力した情報をホスト計算機16に送る。入力器14としては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスを適宜に備える。また入力器14はホスト計算機16の制御の下に、後述する準備画像の選択指示を入力する機能を備える。
音声発生器15は、ホスト計算機16から指令があったときに、息止め開始および息止め終了のメッセージを音声として発する。
ホスト計算機16は、既存のMRI装置で実現されている各種の動作を実現するようにMRI装置100の各部の動作を総括する。ホスト計算機16は他に、次のような各種の機能を備える。この機能の1つは、複数回の準備スキャンによりそれぞれ収集された磁気共鳴信号に基づく複数の準備画像を演算ユニット11に再構成させ、当該準備画像を表示器13に表示させる。上記の機能の1つは、操作者が入力器14にて選択指示した準備画像を再構成するために使用した磁気共鳴信号を収集した際のディフェーズ量として目標ディフェーズ量を設定する。
心電計測部は、ECGセンサ17およびECGユニット18を含む。ECGセンサ17は、被検体200の体表に付着されており、被検体200のECG信号を電気信号(以下、センサ信号と称する)として検出する。ECGユニット18は、センサ信号にデジタル化処理を含む各種の処理を施した上で、ホスト計算機16およびシーケンサ10に出力する。この心電計測部としては、例えばベクトル心電計を用いることができる。この心電計測部によるセンサ信号は、被検体200の心時相に同期したスキャンを実行するときにシーケンサ10にて必要に応じて用いられる。
次に以上のように構成されたMRI装置100の動作について説明する。なお、MRI装置100は、既存のMRI装置で実現されている各種の撮像を行うことが可能であるが、これについての説明は省略する。そしてここでは、FSBBイメージングにより穿通枝の画像を得るための動作について説明する。
図2はFSBBイメージングのためのホスト計算機16の処理手順を示すフローチャートである。
ステップSa1乃至ステップSa4の処理ループにおいてホスト計算機16は、変数iを1からmまで1つずつ増加させながら、ステップSa2およびステップSa3の処理を繰り返す。
ステップSa2においてホスト計算機16は、予め定められている値b(i)をb値として設定する。値b(i)としては、例えば0.1sec/mm2,1sec/mm2,4sec/mm2,16sec/mm2,32sec/mm2,64sec/mm2の各値がb(1)〜b(6)として予め定められる。この場合には、変数mは「6」である。
ステップSa3においてホスト計算機16は、1スライスを対象とした準備スキャンを行うようにシーケンサ10に指示する。この指示に応じてシーケンサ10は、準備スキャンを行うように傾斜磁場電源7、送信器9Tおよび受信器9Rの動作を制御し、これにより受信器9Rにより受信される磁気共鳴信号を収集する。この準備スキャンは、b値をステップSa2にて設定した値に固定した上で、スライス軸、位相エンコード軸およびリードアウト軸のうちの少なくとも1軸に関するスピンをディフェーズさせつつグラディエントエコー系のパルスシーケンスにより行われる。
かくして、ステップSa1乃至ステップSa4の処理ループが完了したとき、同一のスライスに関してb値をそれぞれ異ならせてm回の準備スキャンが行われ、それぞれ異なるb値に対応したm組の磁気共鳴信号が収集されたことになる。
続いてステップSa5においてホスト計算機16は、準備画像を再構成するように演算ユニット11に指示する。この指示に応じて演算ユニット11は、上記のm組の磁気共鳴信号に基づいてm枚の準備画像をそれぞれ再構成する。これにより、それぞれ異なるb値に対応したm枚の準備画像がそれぞれ得られることになる。そして準備スキャンにおいては、少なくとも1軸に関するスピンをディフェーズさせていることにより、磁気共鳴信号の強度は血管において低下しており、準備画像はFSBB画像となる。
ステップSa6においてホスト計算機16は、準備画像を表示器13に表示させる。このとき、例えば図3に示すようにm枚の準備画像の全てまたは一部を一覧表示しても良いし、操作者により選択された1枚のみを表示しても良い。
図3からも分かるように、b値が大きいほどFSBB画像における血管の描出能が向上する一方で、アーチファクトが増加する傾向にある。また、b値が同じであっても、被検体200の状態に応じて血管の描出能が変化する。そこで操作者は、m枚の準備画像を見比べて、最適な1枚の準備画像に関する選択指示を入力器14にて行う。
ステップSa7においてホスト計算機16は、上記の選択指示を入力器14を介して入力する。
ステップSa8においてホスト計算機16は、選択指示された準備画像に対応するb値b(i)として目標b値を設定する。
ステップSa9乃至ステップSa15の処理ループにおいてホスト計算機16は、変数jを1からnまで1つずつ増加させながら、ステップSa10乃至ステップSa14の処理を繰り返す。なおnは、1スライス分の磁気共鳴信号を収集するための位相エンコードのステップ数であり、例えば「256」である。
ステップSa10においてホスト計算機16は、j番目の位相エンコードステップにおいて目標b値を達成するための位相エンコード傾斜磁場Gpeの強度Gpe(j)を算出する。
ステップSa11においてホスト計算機16は、強度Gpe(j)が位相エンコード傾斜磁場の上限強度Gpe_max以上であるか否かを判定する。なお、上限強度Gpe_maxは、コイル6x,6y,6zおよび傾斜磁場電源7の性能から決まる。強度Gpe(j)が上限強度Gpe_max以上であるならば、ホスト計算機16はステップSa12において、上限強度Gpe_maxに基づいて位相エンコード傾斜磁場Gpeの強度を設定する。すなわちホスト計算機16はまず、位相エンコード傾斜磁場Gpeの強度として上限強度Gpe_maxの値を設定した場合のb値を計算する。そして、その計算したb値をエンコードステップでのディフェーズ量として再設定し、そのb値のもとでの強度Gpe(j)を改めて算出し、これにより算出される値を位相エンコード傾斜磁場Gpeの強度として設定する。これに対して傾斜磁場強度Gpe(j)が上限強度Gpe_max以上ではないならば、ホスト計算機16はステップSa13において、ステップSa10で算出した強度Gpe(j)の値を位相エンコード傾斜磁場Gpeの強度として設定する。
ステップSa14においてホスト計算機16は、第jエンコードステップに関する磁気共鳴信号の収集を行うようにシーケンサ10に指示する。この指示に応じてシーケンサ10は、第jエンコードステップに関する磁気共鳴信号の収集を行うように傾斜磁場電源7、送信器9Tおよび受信器9Rの動作を制御し、これにより受信器9Rにより受信される磁気共鳴信号を収集する。この磁気共鳴信号の収集は、位相エンコード傾斜磁場Gpeの強度をステップSa12またはステップSa13にて設定した値として、位相エンコード軸のうちのスピンをディフェーズさせつつグラディエントエコー系のパルスシーケンスにより行われる。
かくして、ステップSa9乃至ステップSa15の処理ループが完了したとき、1スライスについてのn位相エンコードステップ分の磁気共鳴信号が収集されたことになる。この磁気共鳴信号の収集が本スキャンである。目標b値を達成するための傾斜磁場強度の変化が図4の破線で示す状態であるならば本スキャンにおける位相エンコード傾斜磁場Gpeの強度の変化は図4に実線で示す状態となる。そしてこの結果、本スキャンにおけるb値の変化は、図5に実線で示す状態となる。すなわち、b値は最初の位相エンコードステップでは目標b値よりも小さくなっているが、位相エンコードステップが進むにつれて徐々に増加するように変更され、目標b値に到達した後には目標b値に固定される。
従来より、b値はスキャン中においては変化させないことが常識であった。これは、b値を入力パラメータとして設定するスキャンがディフェーズがディフュージョン撮像のために利用されることが一般的であり、拡散係数の計算のためにはb値が一定であるほうが都合が良いからである。しかしながら本実施形態においては、このような常識に反して、本スキャンの途中にb値を変化させている。
なお、図示は省略するが、複数スライスについて、あるいは3D撮像などで複数回スライスエンコードを行うような本スキャンを行う必要があるならば、各スライス、あるいは各スライスエンコードステップに関してステップSa9乃至ステップSa15の処理ループを実行する。このときにスライス傾斜磁場Gssは、従来のようにb値を一定とするように定めても良いし、位相エンコード傾斜磁場Gpeの強度と同様な手法により定めても良い。
通常は、エンコードステップ毎に傾斜磁場強度の変わるスライス方向あるいは位相エンコード方向のいずれかのエンコードステップにおいて傾斜磁場強度が上限強度を超え、エンコードステップ毎に傾斜磁場強度の変わらないリードアウト方向では傾斜磁場強度は上限強度を超えない、という場合が多い。このため、例えばリードアウト方向に関してはディフェーズ量を固定とし、スライス方向と位相エンコード方向では傾斜磁場強度が上限強度を超えるエンコードステップに関してのみ傾斜磁場強度が上限強度になるようディフェーズ量を変更するのが望ましい。
図6は本実施形態の本スキャンの際のパルスシーケンスの一例を示す図である。このパルスシーケンスは、図7に示した従来のFSBBイメージングのパルスシーケンスと基本的には同様なシーケンスになっているが、位相エンコード傾斜磁場Gpeおよびスライス傾斜磁場Gssの強度が、図6に模式的に示すようにエンコードステップ毎に変わっている。
なお、図6においては1TEに相当する期間のみを図示しているが、このシーケンスをベースとするスピンワープ(spin warp)法、エコープラナー法、エコーシフト法およびマルチエコー法のいずれの方法も適用が可能である。ちなみにスピンワープ法は、TEよりも長い繰り返し周期TR毎にRF励起とエコー信号の収集とを繰り返す。エコープラナー法は、繰り返し周期TR毎の1度のRF励起に対して、k空間の複数のラインに関するエコー信号を収集する。エコーシフト法は、TEよりも短い繰り返し周期TR毎にRF励起とエコー信号の収集とを繰り返す。すなわち、あるTRにおけるRF励起に対応するエコー信号を、同一内ではなく次以降の周期にて収集する。マルチエコー法は、繰り返し周期TR毎の1度のRF励起に対して、複数の画像についてのk空間の同一ラインに関するエコー信号を収集する。
ステップSa16においてホスト計算機16は、上記のようにして収集したデータに基づく画像再構成を行うように演算ユニット11に指示する。この指示に応じて演算ユニット11は、例えば周知の手法によって画像再構成を行う。この画像再構成により、振幅画像、位相画像および3D(3次元)ボリュームデータが得られる。
ステップSa17においてホスト計算機16は、再構成された画像に関する補間を行うように演算ユニット11に指示する。この指示に応じて演算ユニット11は、例えば周知の手法によって補間処理を行う。この補間は、省略することもできる。
ステップSa18においてホスト計算機16は、合成画像作成を行うように演算ユニット11に指示する。この指示に応じて演算ユニット11は、例えば周知の手法によって振幅画像と位相画像との合成画像を作成する。この振幅画像作成は、省略することもできる。
ステップSa19においてホスト計算機16は、表示画像作成を行うように演算ユニット11に指示する。この指示に応じて演算ユニット11は、例えば周知の手法によって表示用の画像を作成する。この表示画像作成は、血管を連続した管として表現するために行われる。この表示画像作成の手法としては例えば、最大値投影処理(MIP)、最小値投影処理(minIP)、あるいは加算投影などの投影処理が適用できる。表面を抽出するなどしてボリュームレンダリングやサーフェスレンダリングを適用することも可能である。あるいは、原画像信号を見たい場合は、断面変換(MPR)も適用可能である。
ステップSa20においてホスト計算機16は、ステップSa19で作成された表示用の画像や、振幅画像、あるいは位相画像などを、操作者の指示に応じて表示器13に表示させる。
以上のように本実施形態によれば、最初の位相エンコードステップではディフェーズ量を目標b値よりも小さく抑えるものの、位相エンコードステップが進むにつれてディフェーズ量を目標b値まで徐々に増加するように変更しているので、図11に破線で示したようにディフェーズ量を設定する場合に比べてディフェーズ量を大きくすることができ、血管の描出能が向上する。図8および図9は穿通枝描出を目的に、b値以外の条件を同じにして撮像した頭部の画像例を示す図である。図8はリード方向についてのb値を一律1sec/mm2、スライスエンコード方向と位相エンコード方向では、単純にエンコードステップの前半の部分のb値を0.3sec/mm2、後半の部分のb値を1sec/mm2としたものである。図9は全ての方向と全エンコードステップにわたってb値を0.3sec/mm2としたものである。図8における領域A1,A2においては、図9における領域A3,A4に比べて穿通枝の描出能が向上していることが分かる。
なお本実施形態では図8の画像例を得た場合のような単純な変化ではなく、b値を各エンコードステップにおいて取り得る最大の値となるように変化させているので、さらに穿通枝の描出能が高い。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
全エンコードステップの中で最大となる傾斜磁場強度は、上限強度よりも小さく設定しても良い。
傾斜磁場強度は、図8に示した画像例を得る条件のようにb値を1回だけ変化させるように設定しても良い。
目標b値は、操作者が直接的に指定する値として設定することとしても良い。
目標b値は、各ディフェーズ量ごとにおける頭部のSNR(signal-to-noise ratio)を自動的に計測し、このSNRが最大となるb値として設定しても良い。
準備スキャンは、必ずしも本スキャンと同じ時間をかける必要はなく、血管描出の程度を簡単に視覚的に判断するために、エンコード数を減らしたり、あるいは2Dのスキャンで1枚だけスライスを撮るなどして、本スキャンより短い時間で行うようにしても良い。
ディフェーズ量を変動させるのとは別の方法の準備スキャンを行ってもよい。例えば図10に示すような画像が得られるフェーズコントラスト法による撮像を準備スキャンとして用いても良い。フェーズコントラスト法とは、スピンの位相情報から血流を画像化する手法である。傾斜磁場印加後に生じるスピンの位相のずれは、印加した傾斜磁場強度の強さと印加時間およびスピンの速度に依存する、すなわちスピンの位相は傾斜磁場と速度の関数になるため、スピンの位相情報から血流速度を算出できるのがフェーズコントラスト法の特長の一つである。このことより、描出したい血流の中で最も流速の遅いものに対して、血管が十分低信号となるのに必要な位相分散を起こすb値として目標b値を設定することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態にかかる磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)100の概略構成を示す図。 FSBBイメージングのための図1中のホスト計算機16の処理手順を示すフローチャート。 準備画像を図1中の表示器13にて表示するための表示画面の一例を示す図。 本発明の一実施形態における傾斜磁場強度のエンコードステップ毎の変化の状態を示す図。 本発明の一実施形態におけるb値のエンコードステップ毎の変化の状態を示す図。 本発明の一実施形態における本スキャンの際のパルスシーケンスの一例を示す図。 従来のFSBBイメージングのパルスシーケンスの一例を示す図。 穿通枝描出を目的にb値を変化させつつ撮像した頭部の画像例を示す図。 穿通枝描出を目的に一律のb値で撮像した頭部の画像例を示す図。 フェーズコントラスト法による撮像される画像の一例を示す図。 従来のb値の設定状況の一例を示す図。 b値を一定に維持するために必要な傾斜磁場強度の変化を示す図。 FSBB画像の一例を示す図。 FSBB画像の一例を示す図。
符号の説明
1…磁石、2…静磁場電源、3…シムコイル、4…シムコイル電源、5…天板、6…傾斜磁場コイルユニット、6x,6y,6z…コイル、7…傾斜磁場電源、8…RFコイルユニット、9R…受信器、9T…送信器、10…シーケンサ、11…演算ユニット、12…記憶ユニット、13…表示器、14…入力器、16…ホスト計算機、100…磁気共鳴画像診断装置(MRI装置)、200…被検体。

Claims (9)

  1. 静磁場中の被検体に対しスライス軸、位相エンコード軸およびリードアウト軸のそれぞれに沿ったスライス傾斜磁場、位相エンコード傾斜磁場およびリードアウト傾斜磁場を印加しつつ高周波パルスを印加することによって前記被検体で生じる磁気共鳴信号を収集する収集手段と、
    前記スライス軸、前記位相エンコード軸および前記リードアウト軸のうちの少なくとも1軸においてフローのスピンの位相分散を促進するためのディフェーズパルスを印加して前記スピンをディフェーズさせるとともに、前記ディフェーズパルスによるディフェーズ量を1枚の画像に関する前記磁気共鳴信号の収集途中に少なくとも1度は変化させつつ、グラディエントエコー系のパルスシーケンスにより前記収集手段を制御する本スキャン制御手段とを具備したことを特徴とする磁気共鳴画像診断装置。
  2. 前記制御手段は、前記スライス軸、前記位相エンコード軸および前記リードアウト軸のうちの複数軸に関するスピンをディフェーズさせるとともに、これら複数軸のうちの一部のみに関するスピンについてのディフェーズ量を変化させることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴画像診断装置。
  3. 前記制御手段は、前記ディフェーズ量を、予め定められた目標ディフェーズ量を達成するために必要な傾斜磁場強度が基準強度を超える場合には前記基準強度以下の傾斜磁場強度により得られる量としておき、前記目標ディフェーズ量を達成するために必要な傾斜磁場強度が前記基準強度を超えなくなったのちに前記目標ディフェーズ量に変化させることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴画像診断装置。
  4. 前記制御手段は、前記ディフェーズ量を前記目標ディフェーズ量に変化させるまでは、前記ディフェーズ量を前記基準強度の傾斜磁場強度により得られる量とすることを特徴とする請求項3に記載の磁気共鳴画像診断装置。
  5. 前記制御手段は、前記目標ディフェーズ量を達成するために必要な傾斜磁場強度が前記基準強度を超えなくなった時点で前記前記ディフェーズ量を前記目標ディフェーズ量に変化させることを特徴とする請求項3に記載の磁気共鳴画像診断装置。
  6. 前記目標ディフェーズ量を設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の磁気共鳴画像診断装置。
  7. 前記ディフェーズ量の変化を伴っての磁気共鳴信号の収集を行う本スキャンを行うのに先立って、同一スライスに関する前記磁気共鳴信号を収集する準備スキャンをディフェーズ量をそれぞれ異ならせて複数回行うように前記収集手段を制御する準備スキャン制御手段と、
    前記複数組の磁気共鳴信号に基づいて前記複数のディフェーズ量のそれぞれに対応した複数の準備画像をそれぞれ再構成する手段とをさらに備え、
    前記設定手段は、前記複数の準備画像のうちの1つを選択して、当該選択した前記準備画像が対応するディフェーズ量として前記目標ディフェーズ量を設定することを特徴とする請求項6に記載の磁気共鳴画像診断装置。
  8. 前記複数の準備画像を表示する手段と、
    前記複数の準備画像のうちの1つの選択指示を入力する手段とを具備し、
    前記設定手段は、前記選択指示に応じて前記複数の準備画像のうちの1つを選択することを特徴とする請求項7に記載の磁気共鳴画像診断装置。
  9. 前記準備スキャン制御手段は、前記準備スキャンの1回を前記本スキャンよりも高速に行わせることを特徴とする請求項7に記載の磁気共鳴画像診断装置。
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