JP5365703B2 - 情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法 - Google Patents

情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5365703B2
JP5365703B2 JP2011550752A JP2011550752A JP5365703B2 JP 5365703 B2 JP5365703 B2 JP 5365703B2 JP 2011550752 A JP2011550752 A JP 2011550752A JP 2011550752 A JP2011550752 A JP 2011550752A JP 5365703 B2 JP5365703 B2 JP 5365703B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
physical
logical
processing apparatus
hard disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011550752A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011089700A1 (ja
Inventor
智明 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2011089700A1 publication Critical patent/JPWO2011089700A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5365703B2 publication Critical patent/JP5365703B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
    • G06F11/1402Saving, restoring, recovering or retrying
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0602Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/0614Improving the reliability of storage systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0629Configuration or reconfiguration of storage systems
    • G06F3/0634Configuration or reconfiguration of storage systems by changing the state or mode of one or more devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0629Configuration or reconfiguration of storage systems
    • G06F3/0637Permissions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0668Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
    • G06F3/0671In-line storage system
    • G06F3/0683Plurality of storage devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法に関する。
近年、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)等の記憶装置の低廉化および使用されるデータの増加により、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)等の情報処理装置において、複数のハードディスクドライブ等の記憶装置を有し、または接続されており、これらの記憶装置を使用するものが一般的に用いられている。
このような情報処理装置において、複数の記憶装置のうちの一部の記憶装置に障害が発生した場合には、障害が発生したものを切り離し、交換後のものについてのみ修復データを書き込む技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−121316号公報
ここで、複数のハードディスクドライブ等の記憶装置を使用する情報処理装置において、物理的なハードディスクドライブ(物理ドライブ)等の順番とOS(Operating System)等が認識する論理的なドライブ(論理ドライブ)の順番とが一致しない状態が発生する場合がある。この場合、情報処理装置において、ハードディスクドライブに対するOSの再インストール時に、論理ドライブと物理ドライブとの不一致が生じているにもかかわらず一致しているものとして扱われてしまう可能性がある。そして、これにより、情報処理装置によってユーザデータが格納されていたハードディスクドライブにOSが上書きされて再インストールされてしまうことが起こり得る。このような事態を防止するために、OSの再インストール時に、OSがインストールされる予定のハードディスクドライブ以外について、接続を物理的に外してから再インストールの作業を行う必要があるという問題点があった。そして、このような問題は、ハードディスクドライブに限らず、他の種類の記憶装置にも生じ得ると共に、OSの再インストール時に限らず、情報処理装置におけるハードディスクドライブに関する他の動作についても生じ得る。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、物理ドライブと論理ドライブの不一致による不具合の発生を防止する情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、開示の物理ドライブに論理ドライブを設定して物理ドライブを処理の実行に使用する情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法が提供される。開示の情報処理装置では、制御部は、各物理ドライブに対して論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報を対応付ける対応付けを行い、対応付けにより処理の実行対象の物理ドライブである処理実行ドライブに対して処理実行ドライブに対応付けられるべき論理ドライブ識別情報が対応付けられているか否かの判定を行い、処理実行ドライブに対して処理実行ドライブに対応付けられるべき論理ドライブ識別情報が対応付けられている場合には、論理ドライブ識別情報に基づいて処理実行ドライブを使用して処理を実行する。
また、開示のドライブ制御プログラムでは、コンピュータに、各物理ドライブに対して論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報を対応付ける対応付けを行い、対応付けにより処理の実行対象の物理ドライブである処理実行ドライブに対して処理実行ドライブに対応付けられるべき論理ドライブ識別情報が対応付けられているか否かの判定を行い、処理実行ドライブに対して処理実行ドライブに対応付けられるべき論理ドライブ識別情報が対応付けられている場合には、論理ドライブ識別情報に基づいて処理実行ドライブを使用して処理を実行する、という処理を実行させる。
また、開示のドライブ制御方法では、コンピュータが、各物理ドライブに対して論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報を対応付ける対応付けを行い、対応付けにより処理の実行対象の物理ドライブである処理実行ドライブに対して処理実行ドライブに対応付けられるべき論理ドライブ識別情報が対応付けられているか否かの判定を行い、処理実行ドライブに対して処理実行ドライブに対応付けられるべき論理ドライブ識別情報が対応付けられている場合には、論理ドライブ識別情報に基づいて処理実行ドライブを使用して処理を実行する。
開示の情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法によれば、物理ドライブと論理ドライブとを一致させることで、物理ドライブと論理ドライブとの不一致による不具合の発生を防止することが可能になる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態を示す図である。 第2の実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 第2の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態の設定テーブルのデータ構造例を示す図である。 第2の実施の形態のドライブ状態テーブルのデータ構造例を示す図である。 第2の実施の形態の復元処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の復元処理の手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態の復元処理の手順を示すフローチャートである。 第4の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態の復元処理の手順を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態を示す図である。図1に示す情報処理装置1は、物理ドライブに論理ドライブを設定して、物理ドライブを処理の実行に使用する。情報処理装置1は、制御部1a、ドライブ状態情報記憶部1b、物理ドライブ1c1,1c2を有する。なお、物理ドライブ1c1,1c2は、情報処理装置1の外部に設け、情報処理装置1と接続してもよい。
制御部1aは、処理実行ドライブ(例えば、物理ドライブ1c1)に対して、処理実行ドライブに対応する論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報(例えば、論理ドライブ番号)を対応付ける。そして、制御部1aは、この論理ドライブ識別情報に基づいて処理実行ドライブを使用して処理を実行する。
具体的には、例えば、制御部1aは、処理実行ドライブ以外の物理ドライブ(例えば、物理ドライブ1c2)を無効にし、処理実行ドライブに対して処理実行ドライブに対応する論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報を対応付け、論理ドライブ識別情報に基づいて処理実行ドライブを使用して処理を実行する。そして、制御部1aは、処理の実行完了後には、ドライブ状態情報記憶部1bに記憶されているドライブ状態情報に基づいて、有効から無効にした物理ドライブを有効にすることができる。ここで、物理ドライブは、情報処理装置1で使用可能なハードディスクドライブ等の記憶装置を物理的な単位で示したものである。また、論理ドライブは、情報処理装置1で使用可能なハードディスクドライブ等の記憶装置を論理的な単位で示したものである。
ドライブ状態情報記憶部1bは、物理ドライブは有効であるか無効であるかを示すドライブ状態情報を記憶する。ここで、物理ドライブが有効とは、情報処理装置1が物理ドライブを、参照、データの書き込み、データの読み込み等について使用可能に設定されている状態である。また、物理ドライブが無効とは、情報処理装置1が物理ドライブを、参照、データの書き込み、データの読み込み等について使用不可能に設定されている状態である。
このドライブ状態情報により、処理の実行によって処理実行ドライブ以外の物理ドライブが無効にされる以前の状態が保存されている。そして、処理の実行後に、ドライブ状態情報に基づいて、処理の実行前に有効であった物理ドライブは有効に設定され、処理の実行前に無効であった物理ドライブは無効に設定される。このようにして、各物理ドライブの有効または無効について、処理の実行前の状態と同様に設定することができる。
物理ドライブ1c1は、ハードディスクドライブ等の読み書き可能な記憶装置である。ここでは、物理ドライブ1c1は、情報処理装置1で実行される処理の実行対象の処理実行ドライブであるものとする。ここで、情報処理装置1で実行される処理は、例えば、処理実行ドライブに対するOSの再インストールによる情報処理装置1のOSの復元、処理実行ドライブに対するデータの書き込み、処理実行ドライブの故障診断等、処理実行ドライブを使用して行われる任意の処理が該当する。
物理ドライブ1c2は、物理ドライブ1c1と同様、ハードディスクドライブ等の読み書き可能な記憶装置である。物理ドライブ1c2は、ここでは、情報処理装置1で実行される処理の実行対象でない物理ドライブであるものとする。物理ドライブ1c2は、例えば、情報処理装置1で実行される処理がOSの再インストールやデータの書き込みである場合には、上書きされてはならないユーザデータ等の保護すべきデータが記憶されている物理ドライブとなる。また、物理ドライブ1c2は、情報処理装置1で実行される処理が物理ドライブの故障診断である場合には、故障診断の対象でない物理ドライブとなる。
なお、物理ドライブ1c1,1c2は、ハードディスクドライブに限らず、読み書き可能な記憶装置であればよく、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)等のディスクアレイ装置を使用してもよい。さらに、ソリッドメモリドライブ(Solid State Drive)等のハードディスクドライブ以外の記憶装置を使用してもよい。
これによって、物理ドライブと論理ドライブとを一致させることで、物理ドライブと論理ドライブの不一致による不具合の発生を防止することが可能になる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。
図2は、第2の実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。図2に示す情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、内蔵ドライブ103、グラフィック処理装置104、入出力インタフェース105、通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOSのプログラムやアプリケーションソフトのプログラム(アプリケーションプログラム)の少なくとも一部が一時的に記憶される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが記憶される。内蔵ドライブ103は、ハードディスクドライブ、オプティカルドライブ(Optical Drive)等の記憶装置である。内蔵ドライブ103には、OSやアプリケーションプログラムが記憶されている。オプティカルドライブは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の光磁気ディスクにアクセスしてデータを読み書きする装置である。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。
入出力インタフェース105には、キーボード12、マウス13、外付ドライブ14が接続されている。入出力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信すると共に、バス107を介してCPU101の制御に基づき、外付ドライブ14に対してデータの読み書きを行う。
通信インタフェース106は、図示しないインターネット(Internet)、図示しないLAN(Local Area Network)や図示しないケーブルテレビ等の通信回線に接続可能である。通信インタフェース106は、通信回線を介して、他のコンピュータ(図示省略)やネットワークドライブ(図示省略)等の外部機器との間でデータの送受信を行うことができる。また、通信インタフェース106により、通信回線を通じて配信されるインターネットテレビ番組の動画像データが取得される。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図3は、第2の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。図3に示す情報処理装置100は、物理ドライブに論理ドライブを設定して、物理ドライブを処理の実行に使用する。情報処理装置100は、内蔵ドライブ103、制御部111、設定情報記憶部151、ドライブ状態情報記憶部152を有する。また、情報処理装置100には、外付ドライブ14が接続されている。また、情報処理装置100は、内蔵ドライブ103として、オプティカルドライブ103a、内蔵ハードディスクドライブ103b,103cを有する。また、情報処理装置100には、外付ドライブとして、外付ハードディスクドライブ14a,14bが接続されている。
本実施の形態の情報処理装置100では、オプティカルドライブ103aにセットされたリカバリディスク(recovery disk)を用いて、内蔵ハードディスクドライブ103bにOSを復元するものとする。しかし、これに限らず、情報処理装置100に直接接続された外付のオプティカルドライブ等の外付ドライブ、情報処理装置100に接続されたLAN等のネットワークに設けられたネットワークドライブから内蔵ハードディスクドライブ103bにOSを復元してもよい。さらに、外付ハードディスクドライブ14a,14b等にOSを復元してもよい。
制御部111は、OSの復元に使用される処理実行ドライブ(例えば、内蔵ハードディスクドライブ103b)に対して、OSの復元の対象である論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報(例えば、論理ドライブ番号)を対応付ける。そして、制御部111は、この論理ドライブ番号に基づいて内蔵ハードディスクドライブ103bを使用してOSの復元の処理を実行する。ここで、物理ドライブは、情報処理装置100で使用可能なハードディスクドライブを物理的な単位で示したものである。また、論理ドライブは、情報処理装置100で使用可能なハードディスクドライブを論理的な単位で示したものである。
具体的には、制御部111は、処理実行ドライブである内蔵ハードディスクドライブ103b以外の物理ドライブを無効にする。そして、制御部111は、内蔵ハードディスクドライブ103bに対して、処理が行われる論理ドライブを示す論理ドライブ番号(例えば、論理ドライブ0)を対応付ける。そして、制御部111は、論理ドライブ番号に基づいて内蔵ハードディスクドライブ103bを使用してOSの復元の処理を実行する。そして、制御部111は、OSの復元の処理の実行完了後には、ドライブ状態情報記憶部152に記憶されているドライブ状態情報に基づいて、処理の実行の際に有効から無効にした物理ドライブを有効にする。
設定情報記憶部151は、本実施の形態の復元機能を制御する設定情報を記憶する。この設定情報に基づいて、図6および図7において後述する復元処理の実行が制御される。この設定情報記憶部151は、情報処理装置100のBIOS(Basic Input/Output System)チップに設けられていてもよく、RAM102や内蔵ドライブ103に設けられていてもよい。
ドライブ状態情報記憶部152は、物理ドライブは有効であるか無効であるかを示すドライブ状態情報を記憶する。ここで、物理ドライブが有効とは、情報処理装置100が物理ドライブを、参照、データの書き込み、データの読み込み等について使用可能に設定されている状態である。また、物理ドライブが無効とは、情報処理装置100が物理ドライブを、参照、データの書き込み、データの読み込み等について使用不可能に設定されている状態である。このドライブ状態情報記憶部152は、情報処理装置100のBIOSチップに設けられていてもよく、RAM102や内蔵ドライブ103に設けられていてもよい。
このドライブ状態情報により、処理の実行によって処理実行ドライブ以外の物理ドライブが無効にされる以前の状態が保存されている。そして、処理の実行後に、ドライブ状態情報に基づいて、処理の実行前に有効であった物理ドライブは有効に設定され、処理の実行前に無効であった物理ドライブは無効に設定される。このようにして、各物理ドライブの有効または無効について、処理の実行前の状態と同様に設定することができる。
内蔵ハードディスクドライブ103bは、ここでは、情報処理装置100で実行される処理の実行対象の処理実行ドライブであるものとする。本実施の形態の情報処理装置100では、内蔵ハードディスクドライブ103bを使用して、情報処理装置100で動作するOSの復元が実行されるものとする。しかし、これに限らず、情報処理装置100で実行される処理は、データの書き込みであってもよく、物理ドライブの故障診断であってもよい。また、その他の内蔵ハードディスクドライブ103bを使用して実行される任意の処理であってもよい。
内蔵ハードディスクドライブ103cは、ここでは、情報処理装置100で実行される処理の実行対象でない物理ドライブであるものとする。内蔵ハードディスクドライブ103cは、情報処理装置100で実行される処理がOSの再インストールやデータの書き込みである場合には、上書きされてはならないユーザデータ等の保護すべきデータが記憶されている物理ドライブとなる。また、内蔵ハードディスクドライブ103bは、情報処理装置100で実行される処理が物理ドライブの故障診断である場合には、故障診断の対象でない物理ドライブとなる。
本実施の形態では、複数のハードディスクドライブが動作する情報処理装置100におけるOSの復元時等において、処理の対象外であるハードディスクドライブについて、接続を物理的に外す作業を行うことなく、物理ドライブの誤認を防止して確実に対象とするハードディスクに対して処理を実行することが可能となる。
通常、複数のハードディスクドライブを使用するコンピュータにおいて、物理ドライブ0(“0”は物理ドライブ番号)と論理ドライブ0(“0”は論理ドライブ番号)は一致していることが前提としてOSの復元等の処理が実行される。
しかし、コンピュータの誤認識等により、物理ドライブに対して論理ドライブ番号が正しく設定されていない場合、不具合が生じる可能性がある。例えば、物理ドライブ0に設定されたハードディスクドライブにOSがインストールされており、物理ドライブ1に設定されたハードディスクドライブにユーザデータが記憶されているケースについて考える。また、ここでは、OSの復元が物理ドライブ0に対して行われるものとする。そして、物理ドライブ1に対して、本来物理ドライブ0に割り当てられるべき論理ドライブ0が割り当てられているものとする。
このとき、コンピュータのシステムは、物理ドライブ0にOSを復元するために、論理ドライブ0にOSの再インストールを実行する。しかし、論理ドライブ0が、誤って物理ドライブ1に設定されている。このため、物理ドライブ1に記憶されているユーザデータに対してOSのプログラムデータ等が上書きされてしまうことになり、ユーザデータの破壊という致命的な不具合が発生する。これに対して、OSの復元の処理の実行時等には、処理に関係ない他の物理ドライブ(例えば、物理ドライブ1)の接続を予め物理的に外した後に、OSを再インストールするという対処方法を行う必要があり、作業性・効率性の面で問題が生じている。
これに対して、本実施の形態では、情報処理装置100のOSの復元時に、OSが有するインストールツールより情報処理装置100のBIOSに対して物理的に、かつ有効に接続されているハードディスクドライブの数(例えば、3個)を問い合わせる。
次に、ハードディスクドライブのうちOSが再インストールされる物理ドライブ(例えば、物理ドライブ0)以外の物理ドライブをBIOSでOSから参照できなくなるように、インストールツールは、BIOSに対して無効(Disable)設定を行うように依頼を行った上で、情報処理装置100の再起動を行う。
次に、 BIOSは、再起動時に、インストールツールからの依頼に基づいて、物理ドライブ0以外の物理ドライブを、OSから参照できなくなるように無効設定を行う。
次に、情報処理装置100では、再起動後にOSの再インストールが行われる。このとき、情報処理装置100では、インストールツールから物理ドライブ0以外の物理ドライブは、無効に設定されているので参照することができない。このため、物理ドライブ0以外にOSがインストールされてしまう不具合の発生を防止できる。
次に、OSの再インストールの完了後、インストールツールは、BIOSによりOSから参照不可にされた無効設定の物理ドライブ(例えば、3個)がOSから参照できるように、インストールツールよりBIOSに対して有効(Enable)設定を行うように依頼した上で情報処理装置100の再起動を行う。
次に、BIOSは、情報処理装置100の再起動時に、インストールツールからの依頼に基づいて物理ドライブ0以外の物理ドライブについて、OSから参照できるように有効設定を行う。
そして、情報処理装置100の再起動後、新たにインストールされたOSは、物理ドライブ0から起動すると共に、物理ドライブ0以外の物理ドライブも使用可能になる。
なお、ここでは、OSの復元時を例に説明したが、初期状態のOSのインストール時、OS以外のソフトウェアのインストール時や再インストール時、ソフトウェア以外のデータの書き込み時等の任意の記憶装置を使用する処理の実行時、記憶装置の接続変更時、初期設定時や設定変更時、修理時等の複数の記憶装置を認識および区別して動作が行われる場合も同様である。
また、本実施の形態では、情報処理装置100は内蔵ハードディスクドライブ103b,103cを有し、外付ハードディスクドライブ14a,14bが接続されているが、これに限らず、すべてのハードディスクドライブを内蔵してもよく、外部に接続してもよい。また、情報処理装置100は、これらのハードディスクドライブとATA(Advanced Technology Attachment)、SCSI(Small Computer System Interface)、USB(Universal Serial Bus)、IEEE 1394等の各種インタフェースにより接続することができる。
また、本実施の形態では、情報処理装置100は、内蔵ハードディスクドライブ103b,103c、外付ハードディスクドライブ14a,14b等のハードディスクドライブを使用しているが、これに限らず、RAID等のディスクアレイ装置を使用してもよい。さらに、ソリッドメモリドライブ等のハードディスクドライブ以外の記憶装置を使用してもよい。
図4は、第2の実施の形態の設定テーブルのデータ構造例を示す図である。図4に示す設定テーブル151aは、情報処理装置100が有する設定情報記憶部151(図3において前述)に記憶されており、情報処理装置100のBIOSによって作成および管理されている。設定テーブル151aは、情報処理装置100が有する復元機能の制御に用いられるフラグを示す設定情報を記憶するテーブルである。
設定テーブル151aには、項目として“フラグ”、“値”が設けられている。設定テーブル151aにおいて、各項目の横方向に並べられた情報同士が設定情報として互いに関連付けられている。
フラグは、設定情報が有するフラグを特定するために付された名称である。値は、そのフラグの現在の値である。本実施の形態では、設定情報の各フラグの値に基づいて、後述する復元処理の実行が制御される。
例えば、実行要求フラグの値が“1”の場合には、復元機能の実行が現在要求されている「実行要求有り」であることを示し、“0”の場合には、復元機能の実行が現在要求されていない「実行要求無し」であることを示す。実行可否フラグの値が“1”の場合には、復元機能の実行が許可されている「実行可能」であることを示し、“0”の場合には、復元機能の実行が許可されていない「実行不可能」であることを示す。実行中フラグの値が“1”の場合には、復元機能が現在実行されている「実行中」であることを示し、“0”の場合には、復元機能が現在実行されていない「非実行中」であることを示す。なお、これはあくまで一例であり、他の値によって復元機能の実行に用いるフラグの状態を示してもよい。
図5は、第2の実施の形態のドライブ状態テーブルのデータ構造例を示す図である。図5に示すドライブ状態テーブル152aは、情報処理装置100のBIOSチップが有するドライブ状態情報記憶部152(図3において前述)に記憶されており、情報処理装置100のBIOSによって作成および管理されている。ドライブ状態テーブル152aは、情報処理装置100が有する復元機能において、外付ハードディスクドライブ14a,14bおよび内蔵ハードディスクドライブ103b,103cの状態を示すドライブ状態情報を記憶するテーブルである。
ドライブ状態テーブル152aには、項目として“物理ドライブ番号”、“状態”が設けられている。ドライブ状態テーブル152aにおいて、各項目の横方向に並べられた情報同士がドライブ状態情報として互いに関連付けられている。
物理ドライブ番号は、情報処理装置100がOSの復元の際にアクセス可能なハードディスクである外付ハードディスクドライブ14a,14bおよび内蔵ハードディスクドライブ103b,103cを一意に特定するために割り当てられた番号である。
状態は、OSの復元前における外付ハードディスクドライブ14a,14bおよび内蔵ハードディスクドライブ103b,103cについて設定された使用状態を示す。この使用状態は、物理ドライブ毎に、その物理ドライブの使用が可能な「有効」およびその物理ドライブの使用が不可能な「無効」のいずれかが設定される。
本実施の形態の復元機能では、復元時にOSが再インストールされるハードディスクドライブ以外のハードディスクドライブを使用不可能である無効に設定する。このとき、情報処理装置100は、復元前の各物理ドライブの使用状態をドライブ状態情報としてドライブ状態情報記憶部152に保存しておく。そして、復元の完了後にドライブ状態情報を読み出して、ドライブ状態情報に含まれている状態を取得する。その後、取得した状態に基づいて各物理ドライブの使用状態を設定する。これにより、復元機能によって使用状態が変更された各物理ドライブについて、復元前の使用状態に復元することができる。
例えば、状態が“1”の物理ドライブは、有効に設定されていることを示すものとする。また、状態が“0”の物理ドライブは、無効に設定されていることを示すものとする。なお、これはあくまで一例であり、他の値によって各物理ドライブの使用状態を示してもよい。また、本実施の形態のドライブ状態情報では、ハードディスクドライブの状態を示すが、これに限らず、オプティカルドライブや他の記憶装置の状態を示してもよい。
図6および図7は、第2の実施の形態の復元処理の手順を示すフローチャートである。図6および図7に示す復元処理は、情報処理装置100が、OSを再インストールすることにより物理ドライブ上にOSを復元する処理である。復元処理は、例えば、ユーザの操作に基づくOSの復元(リカバリ)実行時、または自動的なOSの復元実行時等に実行される。
[ステップS11]制御部111は、設定情報記憶部151に記憶されている設定テーブル151aの設定情報を読み出し、実行中フラグの値が、実行中を示す値であるか否かを判定する。実行中フラグの値が実行中を示す値であれば、処理はステップS12に進められる。一方、実行中フラグの値が非実行中を示す値であれば、処理はステップS14に進められる。
[ステップS12]制御部111は、ドライブ状態情報記憶部152に記憶されているドライブ状態テーブル152aのドライブ状態情報を読み出し、ドライブ状態情報に基づいて物理ドライブの使用状態を復元機能の実行前の状態に復元する。
[ステップS13]制御部111は、設定情報記憶部151に記憶されている設定テーブル151aの設定情報の実行中フラグに、非実行中を示す値を設定する。
[ステップS14]制御部111は、設定情報記憶部151に記憶されている設定テーブル151aの設定情報を読み出し、実行要求フラグの値が、「実行要求有り」を示す値であるか否かを判定する。実行要求フラグの値が「実行要求有り」を示す値であれば、処理はステップS15に進められる。一方、実行要求フラグの値が「実行要求無し」を示す値であれば、処理はステップS21(図7)に進められる。
[ステップS15]制御部111は、設定情報記憶部151に記憶されている設定テーブル151aの設定情報の実行中フラグに、実行中を示す値を設定する。
[ステップS16]制御部111は、物理ドライブ0以外の物理ドライブの使用状態を無効に設定する。その後、処理はステップS21に進められる。これにより、無効にされた物理ドライブ0以外の物理ドライブはOSの復元中にはアクセスすることができない。このため、物理ドライブ0以外の物理ドライブが誤って論理ドライブ0と認識されたり、物理ドライブ0以外の物理ドライブにOSが再インストールされたりしてしまうことを防止できる。
[ステップS21]制御部111は、設定情報記憶部151に記憶されている設定テーブル151aの設定情報を読み出し、実行中フラグの値が、実行中を示す値であるか否かを判定する。実行中フラグの値が実行中を示す値であれば、処理はステップS22に進められる。一方、実行中フラグの値が非実行中を示す値であれば、処理はステップS24に進められる。
[ステップS22]制御部111は、論理ドライブ0に対してOSの復元(再インストール)を実行する。このとき、論理ドライブ0は物理ドライブ0に割り当てられているので、OSの復元が正しく実行されることになる。
[ステップS23]制御部111は、設定情報記憶部151に記憶されている設定テーブル151aの設定情報の実行要求フラグに、「実行要求無し」を示す値を設定する。その後、処理は終了する。
[ステップS24]制御部111は、設定情報記憶部151に記憶されている設定テーブル151aの設定情報の実行要求フラグに、「実行要求有り」を示す値を設定する。
[ステップS25]制御部111は、情報処理装置100を再起動する処理を実行する。この情報処理装置100の再起動に基づいて、その後、処理はステップS11(図6)に進められる。
以上のように、第2の実施の形態によれば、OSの復元の対象のハードディスクドライブと論理ドライブ番号とを一致させることで、物理ドライブと論理ドライブとの不一致によるデータの破壊等の不具合の発生を防止することが可能になる。
すなわち、OSの復元の対象以外のハードディスクドライブを無効にしてからOSの復元を行うことで、OSのプログラムデータ等が、書き込まれるべきハードディスクドライブに対して確実に書き込まれる。これにより、情報処理装置100のシステムが論理ドライブを誤認する等で生じるデータの破壊等を防止することができる。
また、ドライブ状態情報に、OSの復元前の各ハードディスクドライブの状態が示されているので、OSの復元の処理の実行後に、各ハードディスクドライブの状態を実行前に戻すことができる。
また、OSの復元の処理の実行前に、ドライブ状態情報に各ハードディスクドライブの状態を設定するので、OSの復元の処理の実行後に、OSの復元の処理の実行前における各ハードディスクドライブの状態に戻すことができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。上記の第2の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については同一の符号を用いると共に説明を省略する。
第3の実施の形態は、OSの復元処理の実行前に、OSが再インストールされるべき物理ドライブに対して、OSが再インストールされる論理ドライブ番号が正しく割り当てられているか否かを判定する。そして、正しく割り当てられていない場合には、割り当ておよび判定を繰り返し行い、正しく割り当てられている場合にOSの復元が行われる点で、第2の実施の形態と異なる。
図8は、第3の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。図8に示す情報処理装置200は、物理ドライブに論理ドライブを設定して、物理ドライブを処理の実行に使用する。情報処理装置200は、内蔵ドライブ103、制御部211を有する。また、情報処理装置200には、外付ドライブ14が接続されている。また、情報処理装置200は、内蔵ドライブ103として、オプティカルドライブ103a、内蔵ハードディスクドライブ103b,103cを有する。また、情報処理装置200には、外付ドライブとして、外付ハードディスクドライブ14a,14bが接続されている。
本実施の形態の情報処理装置200では、オプティカルドライブ103aにセットされたリカバリディスクを用いて、内蔵ハードディスクドライブ103bにOSを復元するものとする。しかし、これに限らず、情報処理装置200に直接接続された外付のオプティカルドライブ等の外付ドライブ、情報処理装置200に接続されたLAN等のネットワークに設けられたネットワークドライブから内蔵ハードディスクドライブ103bにOSを復元してもよい。さらに、外付ハードディスクドライブ14a,14b等にOSを復元してもよい。
制御部211は、OSの復元に使用される処理実行ドライブ(例えば、内蔵ハードディスクドライブ103b)に対して、OSの復元の対象である論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報(例えば、論理ドライブ番号)を対応付ける。そして、制御部211は、この論理ドライブ番号に基づいて内蔵ハードディスクドライブ103bを使用してOSの復元の処理を実行する。ここで、物理ドライブは、情報処理装置200で使用可能なハードディスクドライブを物理的な単位で示したものである。また、論理ドライブは、情報処理装置200で使用可能なハードディスクドライブを論理的な単位で示したものである。
具体的には、制御部211は、内蔵ハードディスクドライブ103b,103cおよび外付ハードディスクドライブ14a,14bの各物理ドライブに論理ドライブ番号を対応付ける対応付けを行う。そして、制御部211は、対応付けによりOSの復元の処理の対象である内蔵ハードディスクドライブ103bに対して、実行対象のドライブに対応付けられるべき論理ドライブ番号(例えば、論理ドライブ0)が対応付けられているか否かの判定を行う。そして、制御部211は、内蔵ハードディスクドライブ103bに対して正しい論理ドライブ番号が対応付けられている場合には、論理ドライブ番号に基づいて内蔵ハードディスクドライブ103bを使用してOSの復元の処理を実行する。
内蔵ハードディスクドライブ103bは、ここでは、情報処理装置200で実行される処理の実行対象の処理実行ドライブであるものとする。本実施の形態の情報処理装置200では、内蔵ハードディスクドライブ103bを使用して、情報処理装置200で動作するOSの復元が実行されるものとする。しかし、これに限らず、情報処理装置200で実行される処理は、データの書き込みであってもよく、物理ドライブの故障診断であってもよい。また、その他の内蔵ハードディスクドライブ103bを使用して実行される任意の処理であってもよい。
内蔵ハードディスクドライブ103cは、ここでは、情報処理装置200で実行される処理の実行対象でない物理ドライブであるものとする。内蔵ハードディスクドライブ103cは、情報処理装置200で実行される処理がOSの再インストールやデータの書き込みである場合には、上書きされてはならないユーザデータ等の保護すべきデータが記憶されている物理ドライブとなる。また、内蔵ハードディスクドライブ103bは、情報処理装置200で実行される処理が物理ドライブの故障診断である場合には、故障診断の対象でない物理ドライブとなる。
なお、本実施の形態では、情報処理装置200は内蔵ハードディスクドライブ103b,103cを有し、外付ハードディスクドライブ14a,14bが接続されているが、これに限らず、すべてのハードディスクドライブを内蔵してもよく、外部に接続してもよい。また、情報処理装置200は、これらのハードディスクドライブとATA、SCSI、USB、IEEE 1394等の各種インタフェースにより接続することができる。
また、本実施の形態では、情報処理装置200は、内蔵ハードディスクドライブ103b,103c、外付ハードディスクドライブ14a,14b等のハードディスクドライブを使用しているが、これに限らず、RAID等のディスクアレイ装置を使用してもよい。さらに、ソリッドメモリドライブ等のハードディスクドライブ以外の記憶装置を使用してもよい。
図9は、第3の実施の形態の復元処理の手順を示すフローチャートである。図9に示す復元処理は、情報処理装置200が、割り当てが正しく行われているか判定を行い、判定の結果割り当てが正しければ、OSを再インストールすることにより物理ドライブ上にOSを復元する処理である。復元処理は、例えば、ユーザの操作に基づくOSの復元実行時、または自動的なOSの復元実行時等に実行される。
[ステップS31]制御部211は、情報処理装置200で使用可能な内蔵ハードディスクドライブ103b,103cおよび外付ハードディスクドライブ14a,14b等の物理ドライブに論理ドライブ番号を割り当てる。
[ステップS32]制御部211は、ステップS31で物理ドライブの割り当ての結果、OSが再インストールされるべき物理ドライブ0とOSが再インストールされる論理ドライブ0とが一致している(同一のハードディスクドライブに割り当てられている)か否かを判定する。物理ドライブ0と論理ドライブ0とが一致していれば、処理はステップS33に進められる。一方、物理ドライブ0と論理ドライブ0とが一致していなければ、処理はステップS31に進められる。
[ステップS33]制御部211は、論理ドライブ0に対してOSの復元(再インストール)を実行する。このとき、論理ドライブ0は物理ドライブ0に割り当てられているので、OSの復元が正しく実行されることになる。
以上のように、第3の実施の形態によれば、OSの復元の対象のハードディスクドライブと論理ドライブ番号とを一致させることで、物理ドライブと論理ドライブとの不一致によるデータの破壊等の不具合の発生を防止することが可能になる。
すなわち、OSの復元の処理の実行前に、処理の対象のハードディスクドライブに対して論理ドライブ番号が正しく割り当てられているかを確認してからOSの復元を行うことで、OSのプログラムデータ等が、書き込まれるべきハードディスクドライブに対して確実に書き込まれる。これにより、情報処理装置200のシステムが論理ドライブを誤認する等で生じるデータの破壊等を防止することができる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態について説明する。上記の第3の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については同一の符号を用いると共に説明を省略する。
第4の実施の形態は、OSの復元処理の実行前に、OSが再インストールされるべき物理ドライブに対して、OSが再インストールされる論理ドライブ番号が正しく割り当てられているか否かを判定する。そして、正しく割り当てられていない場合には、所定回数、割り当ておよび判定を繰り返し行い、正しく割り当てられている場合にOSの復元が行われる。所定回数割り当ておよび判定を行っても正しく割り当てられていない場合、OSが再インストールされるべき物理ドライブ以外の物理ドライブを無効にして割り当てを行う。そして、割り当ての結果に基づいてOSの再インストールを行う点で、第3の実施の形態と異なる。
図10は、第4の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。図10に示す情報処理装置300は、物理ドライブに論理ドライブを設定して、物理ドライブを処理の実行に使用する。情報処理装置300は、内蔵ドライブ103、制御部311を有する。また、情報処理装置300には、外付ドライブ14が接続されている。また、情報処理装置300は、内蔵ドライブ103として、オプティカルドライブ103a、内蔵ハードディスクドライブ103b,103cを有する。また、情報処理装置300には、外付ドライブとして、外付ハードディスクドライブ14a,14bが接続されている。
本実施の形態の情報処理装置300では、オプティカルドライブ103aにセットされたリカバリディスクを用いて、内蔵ハードディスクドライブ103bにOSを復元するものとする。しかし、これに限らず、情報処理装置300に直接接続された外付のオプティカルドライブ等の外付ドライブ、情報処理装置300に接続されたLAN等のネットワークに設けられたネットワークドライブから内蔵ハードディスクドライブ103bにOSを復元してもよい。さらに、外付ハードディスクドライブ14a,14b等にOSを復元してもよい。
制御部311は、OSの復元に使用される処理実行ドライブ(例えば、内蔵ハードディスクドライブ103b)に対して、OSの復元の対象である論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報(例えば、論理ドライブ番号)を対応付ける。そして、制御部311は、この論理ドライブ番号に基づいて内蔵ハードディスクドライブ103bを使用してOSの復元の処理を実行する。ここで、物理ドライブは、情報処理装置300で使用可能なハードディスクドライブを物理的な単位で示したものである。また、論理ドライブは、情報処理装置300で使用可能なハードディスクドライブを論理的な単位で示したものである。
具体的には、制御部311は、内蔵ハードディスクドライブ103b,103cおよび外付ハードディスクドライブ14a,14bの各物理ドライブに論理ドライブ番号を対応付ける対応付けを行う。そして、制御部311は、対応付けによりOSの復元の処理の対象である内蔵ハードディスクドライブ103bに対して、実行対象のドライブに対応付けられるべき論理ドライブ番号(例えば、論理ドライブ0)が対応付けられているか否かの判定を行う。そして、制御部311は、内蔵ハードディスクドライブ103bに対して正しい論理ドライブ番号が対応付けられている場合には、論理ドライブ番号に基づいて内蔵ハードディスクドライブ103bを使用してOSの復元の処理を実行する。
一方、制御部311は、内蔵ハードディスクドライブ103bに対して正しい論理ドライブ番号が対応付けられていない場合には、内蔵ハードディスクドライブ103bに対応付けられるべき論理ドライブ番号が正しく対応付けられるまで、対応付けと判定とを所定回数繰り返す。
そして、制御部311は、所定回数の対応付けと判定とを繰り返しても内蔵ハードディスクドライブ103bに対して正しい論理ドライブ番号が対応付けられていない場合には、制御部311は、処理実行ドライブである内蔵ハードディスクドライブ103b以外の物理ドライブを無効にする。そして、制御部311は、内蔵ハードディスクドライブ103bに対して、処理が行われる論理ドライブを示す論理ドライブ番号(例えば、論理ドライブ0)を対応付ける。そして、制御部311は、論理ドライブ番号に基づいて内蔵ハードディスクドライブ103bを使用してOSの復元の処理を実行する。そして、制御部311は、OSの復元の処理の実行完了後には、ドライブ状態情報記憶部152に記憶されているドライブ状態情報に基づいて、処理の実行の際に有効から無効にした物理ドライブを有効にする。
また、制御部311は、予め、ドライブ状態情報記憶部152に記憶されているドライブ状態情報に、各物理ドライブが有効であるか無効であるかを設定する。これにより、OSの復元の完了後に、各物理ドライブの状態を、OSの復元以前の状態に戻すことができる。
ドライブ状態情報記憶部152は、物理ドライブは有効であるか無効であるかを示すドライブ状態情報を記憶する。ここで、物理ドライブが有効とは、情報処理装置300が物理ドライブを、参照、データの書き込み、データの読み込み等について使用可能に設定されている状態である。また、物理ドライブが無効とは、情報処理装置300が物理ドライブを、参照、データの書き込み、データの読み込み等について使用不可能に設定されている状態である。このドライブ状態情報記憶部152は、情報処理装置300のBIOSチップに設けられていてもよく、RAM102や内蔵ドライブ103に設けられていてもよい。
このドライブ状態情報により、処理の実行によって処理実行ドライブ以外の物理ドライブが無効にされる以前の状態が保存されている。そして、処理の実行後に、ドライブ状態情報に基づいて、処理の実行前に有効であった物理ドライブは有効に設定され、処理の実行前に無効であった物理ドライブは無効に設定される。このようにして、各物理ドライブの有効または無効について、処理の実行前の状態と同様に設定することができる。
内蔵ハードディスクドライブ103bは、ここでは、情報処理装置300で実行される処理の実行対象の処理実行ドライブであるものとする。本実施の形態の情報処理装置300では、内蔵ハードディスクドライブ103bを使用して、情報処理装置300で動作するOSの復元が実行されるものとする。しかし、これに限らず、情報処理装置300で実行される処理は、データの書き込みであってもよく、物理ドライブの故障診断であってもよい。また、その他の内蔵ハードディスクドライブ103bを使用して実行される任意の処理であってもよい。
内蔵ハードディスクドライブ103cは、ここでは、情報処理装置300で実行される処理の実行対象でない物理ドライブであるものとする。内蔵ハードディスクドライブ103cは、情報処理装置300で実行される処理がOSの再インストールやデータの書き込みである場合には、上書きされてはならないユーザデータ等の保護すべきデータが記憶されている物理ドライブとなる。また、内蔵ハードディスクドライブ103bは、情報処理装置300で実行される処理が物理ドライブの故障診断である場合には、故障診断の対象でない物理ドライブとなる。
なお、本実施の形態では、情報処理装置300は内蔵ハードディスクドライブ103b,103cを有し、外付ハードディスクドライブ14a,14bが接続されているが、これに限らず、すべてのハードディスクドライブを内蔵してもよく、外部に接続してもよい。また、情報処理装置300は、これらのハードディスクドライブとATA、SCSI、USB、IEEE 1394等の各種インタフェースにより接続することができる。
また、本実施の形態では、情報処理装置300は、内蔵ハードディスクドライブ103b,103c、外付ハードディスクドライブ14a,14b等のハードディスクドライブを使用しているが、これに限らず、RAID等のディスクアレイ装置を使用してもよい。さらに、ソリッドメモリドライブ等のハードディスクドライブ以外の記憶装置を使用してもよい。
図11は、第4の実施の形態の復元処理の手順を示すフローチャートである。図11に示す復元処理は、情報処理装置300が、割り当てが正しく行われているか所定回数の判定を行い、判定の結果に基づいて、OSを再インストールすることにより物理ドライブ上にOSを復元する処理である。復元処理は、例えば、ユーザの操作に基づくOSの復元実行時、または自動的なOSの復元実行時等に実行される。
[ステップS41]制御部311は、情報処理装置200で使用可能な内蔵ハードディスクドライブ103b,103cおよび外付ハードディスクドライブ14a,14b等の物理ドライブに論理ドライブ番号を割り当てる。
[ステップS42]制御部311は、ステップS41の判定回数が所定回数(例えば、10回)以上であるか否かを判定する。判定回数が所定回数以上であれば、処理はステップS44に進められる。一方、判定回数が所定回数未満であれば、処理はステップS43に進められる。
[ステップS43]制御部311は、ステップS41で物理ドライブの割り当ての結果、OSが再インストールされるべき物理ドライブ0とOSが再インストールされる論理ドライブ0とが一致している(同一のハードディスクドライブに割り当てられている)か否かを判定する。物理ドライブ0と論理ドライブ0とが一致していれば、処理はステップS45に進められる。一方、物理ドライブ0と論理ドライブ0とが一致していなければ、処理はステップS41に進められる。
[ステップS44]制御部311は、物理ドライブ0以外の物理ドライブについて使用不可であるとみなし、物理ドライブ0のみに論理ドライブ0を割り当てる。これにより、物理ドライブ0以外の物理ドライブはOSの復元中にはアクセスすることができない。このため、物理ドライブ0以外の物理ドライブが誤って論理ドライブ0と認識されたり、物理ドライブ0以外の物理ドライブにOSが再インストールされたりしてしまうことを防止できる。
[ステップS45]制御部311は、論理ドライブ0に対してOSの復元(再インストール)を実行する。このとき、論理ドライブ0は物理ドライブ0に割り当てられているので、OSの復元が正しく実行されることになる。
以上のように、第4の実施の形態によれば、OSの復元の対象のハードディスクドライブと論理ドライブ番号とを一致させることで、物理ドライブと論理ドライブとの不一致によるデータの破壊等の不具合の発生を防止することが可能になる。
すなわち、OSの復元の処理の実行前に、処理の対象のハードディスクドライブに対して論理ドライブ番号が正しく割り当てられているかを確認してからOSの復元を行うことで、OSのプログラムデータ等が、書き込まれるべきハードディスクドライブに対して確実に書き込まれる。これにより、情報処理装置300のシステムが論理ドライブを誤認する等で生じるデータの破壊等を防止することができる。
また、所定回数の確認を行っても処理の対象のハードディスクドライブに対して論理ドライブ番号が正しく割り当てられていない場合には、OSの復元の対象以外のハードディスクドライブを無効にしてからOSの復元を行うことで、OSのプログラムデータ等が、書き込まれるべきハードディスクドライブに対して確実に書き込まれるようにすることができる。
また、ドライブ状態情報に、OSの復元前の各ハードディスクドライブの状態が示されているので、OSの復元の処理の実行後に、各ハードディスクドライブの状態を実行前に戻すことができる。
また、OSの復元の処理の実行前に、ドライブ状態情報に各ハードディスクドライブの状態を設定するので、OSの復元の処理の実行後に、OSの復元の処理の実行前における各ハードディスクドライブの状態に戻すことができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報処理装置100,200,300が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)等がある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto - Optical disk)等がある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに記憶しておき、ネットワークを通じて、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に記憶する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
以上、開示の情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、上記については単に本発明の原理を示すものである。開示の技術は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、開示の技術に他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。また、開示の技術は前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成を組み合わせたものであってもよい。また、開示の技術に対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 情報処理装置
1a 制御部
1b ドライブ状態情報記憶部
1c1,1c2 物理ドライブ

Claims (5)

  1. 物理ドライブに論理ドライブを設定して前記物理ドライブを処理の実行に使用する情報処理装置であって、
    各前記物理ドライブに対して前記論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報を対応付ける対応付けを行い、前記対応付けにより前記処理の実行対象の前記物理ドライブである処理実行ドライブに対して前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられているか否かの判定を行い、前記処理実行ドライブに対して前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられている場合には、前記論理ドライブ識別情報に基づいて前記処理実行ドライブを使用して前記処理を実行する制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記対応付けを行い、前記対応付けにより前記処理実行ドライブに対して前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられているか否かの判定を行い、前記処理実行ドライブに前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられている場合には、前記処理実行ドライブを使用して前記処理を実行し、前記処理実行ドライブに前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられていない場合には、前記処理実行ドライブに前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられるまで、前記対応付けと前記判定とを所定回数繰り返し、前記所定回数の前記対応付けと前記判定とを繰り返しても前記処理実行ドライブに前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられていない場合には、前記処理実行ドライブ以外の前記物理ドライブを無効にし、前記処理実行ドライブに対して前記処理実行ドライブに対応する前記論理ドライブを示す前記論理ドライブ識別情報を対応付け、前記論理ドライブ識別情報に基づいて前記処理実行ドライブを使用して前記処理を実行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記処理は、OSの復元であることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 物理ドライブに論理ドライブを設定して前記物理ドライブを処理の実行に使用するドライブ制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    各前記物理ドライブに対して前記論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報を対応付ける対応付けを行い、
    前記対応付けにより前記処理の実行対象の前記物理ドライブである処理実行ドライブに対して前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられているか否かの判定を行い、
    前記処理実行ドライブに対して前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられている場合には、前記論理ドライブ識別情報に基づいて前記処理実行ドライブを使用して前記処理を実行する、
    処理を実行させることを特徴とするドライブ制御プログラム。
  5. 物理ドライブに論理ドライブを設定して前記物理ドライブを処理の実行に使用するドライブ制御方法であって、
    コンピュータが、
    各前記物理ドライブに対して前記論理ドライブを示す論理ドライブ識別情報を対応付ける対応付けを行い、
    前記対応付けにより前記処理の実行対象の前記物理ドライブである処理実行ドライブに対して前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられているか否かの判定を行い、
    前記処理実行ドライブに対して前記処理実行ドライブに対応付けられるべき前記論理ドライブ識別情報が対応付けられている場合には、前記論理ドライブ識別情報に基づいて前記処理実行ドライブを使用して前記処理を実行する、
    ことを特徴とするドライブ制御方法。
JP2011550752A 2010-01-21 2010-01-21 情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法 Expired - Fee Related JP5365703B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2010/050700 WO2011089700A1 (ja) 2010-01-21 2010-01-21 情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011089700A1 JPWO2011089700A1 (ja) 2013-05-20
JP5365703B2 true JP5365703B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=44306523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011550752A Expired - Fee Related JP5365703B2 (ja) 2010-01-21 2010-01-21 情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20120271995A1 (ja)
EP (1) EP2527986A4 (ja)
JP (1) JP5365703B2 (ja)
KR (1) KR20120096562A (ja)
CN (1) CN102725740A (ja)
WO (1) WO2011089700A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2868001B1 (ja) * 1997-09-01 1999-03-10 日本電気株式会社 ディスクアレイ装置制御方法およびディスクアレイ装置
US6519762B1 (en) * 1998-12-15 2003-02-11 Dell Usa, L.P. Method and apparatus for restoration of a computer system hard drive
EP1195679A1 (en) * 2000-10-06 2002-04-10 Hewlett-Packard Company, A Delaware Corporation Performing operating system recovery from external back-up media in a headless computer entity
US7007141B2 (en) * 2001-01-30 2006-02-28 Data Domain, Inc. Archival data storage system and method
CN1277211C (zh) * 2003-05-06 2006-09-27 联想(北京)有限公司 一种计算机操作系统的修复方法
US7822937B2 (en) * 2004-05-03 2010-10-26 Gateway, Inc. Method and apparatus for modifying reserve area of disk drive or memory
EP1879109A4 (en) * 2005-03-29 2009-07-29 Fujitsu Ltd INFORMATION PROCESSING DEVICE, PROGRAM AND STORAGE MEDIUM
US7694123B2 (en) * 2006-03-28 2010-04-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Storing files for operating system restoration

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSND200800651008; 佐々木 康之: '疲れたPCをリフレッシュしよう 夏休み3日間で新品に! リカバリー大作戦 2日目 リカバリーで健康を' YOMIURI PC 第13巻,第9号, 20080901, p.48〜51, 読売新聞東京本社 *
JPN6013024127; 佐々木 康之: '疲れたPCをリフレッシュしよう 夏休み3日間で新品に! リカバリー大作戦 2日目 リカバリーで健康を' YOMIURI PC 第13巻,第9号, 20080901, p.48〜51, 読売新聞東京本社 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP2527986A4 (en) 2014-01-22
CN102725740A (zh) 2012-10-10
JPWO2011089700A1 (ja) 2013-05-20
WO2011089700A1 (ja) 2011-07-28
EP2527986A1 (en) 2012-11-28
KR20120096562A (ko) 2012-08-30
US20120271995A1 (en) 2012-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7818556B2 (en) Storage apparatus, control method, and control device which can be reliably started up when power is turned on even after there is an error during firmware update
US8381029B2 (en) Processing method, storage system, information processing apparatus, and computer-readable storage medium storing program
US7366887B2 (en) System and method for loading programs from HDD independent of operating system
TWI471726B (zh) 快取資料與元資料之管理
US20080126784A1 (en) Storage apparatus, control method, and control device
JP2012509521A (ja) ソリッドステートドライブデータを回復するためのシステム及び方法
JP2006286001A (ja) オペレーティングシステムの回復を目的としたusbメモリデバイスの利用
JP2009157792A (ja) 情報処理装置、バックアップ記憶装置、および情報処理方法
US7293138B1 (en) Method and apparatus for raid on memory
JP2013530441A (ja) 記憶ボリュームのディスマウント
US20100191944A1 (en) Data storage apparatus
US20130024726A1 (en) System and method for removable network attached storage enabling system recovery from backup
WO2012081058A1 (en) Storage subsystem and its logical unit processing method
US7529776B2 (en) Multiple copy track stage recovery in a data storage system
WO2012131868A1 (ja) 計算機システムの管理方法及び管理装置
JP2007048017A (ja) ストレージシステム及び記憶制御方法
JP5365703B2 (ja) 情報処理装置、ドライブ制御プログラムおよびドライブ制御方法
JP2010536112A (ja) 中断された書込みの回復のためのデータ記憶方法、機器およびシステム
US8392759B2 (en) Test method, test program, test apparatus, and test system
JP6957845B2 (ja) ストレージ制御装置及びストレージ装置
JP2007323377A (ja) 記録装置、管理データの書き込み方法および管理データの修復方法
JP4885735B2 (ja) 管理プログラム、管理方法及び管理装置
KR100640602B1 (ko) 디스크 드라이브의 데이터 복구 방법
JP2018124618A (ja) 情報処理装置、制御プログラム、及び制御方法
KR20100052041A (ko) 로더와 펌웨어 자동 복구 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5365703

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees