JP5365414B2 - メッセージ転送プログラム、メッセージ転送方法、およびノード - Google Patents

メッセージ転送プログラム、メッセージ転送方法、およびノード Download PDF

Info

Publication number
JP5365414B2
JP5365414B2 JP2009193853A JP2009193853A JP5365414B2 JP 5365414 B2 JP5365414 B2 JP 5365414B2 JP 2009193853 A JP2009193853 A JP 2009193853A JP 2009193853 A JP2009193853 A JP 2009193853A JP 5365414 B2 JP5365414 B2 JP 5365414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
node
message
transfer
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009193853A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011049621A (ja
Inventor
隆行 湊
勝考 山本
直人 高橋
信明 神野
信夫 柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009193853A priority Critical patent/JP5365414B2/ja
Publication of JP2011049621A publication Critical patent/JP2011049621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5365414B2 publication Critical patent/JP5365414B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、複数のノードで構成されるネットワークにおいて、送信元ノードが直接関与しないノードに対してもメッセージ転送を行うメッセージ転送技術に関する。
従来、複数のノードで構成されたネットワークにおいて、メッセージを送信する方式としは、一つのノードに一つずつ送信するキュー方式や、一度に複数のノードに送信するトピック方式がある。
しかし、従来のキュー方式あるいはトピック方式によるメッセージ送信技術では、ネットワークに障害が発生した場合に、送信メッセージを全てのノードに行き渡らせるのが困難となるという問題がある。
例えば、図1に示すようなネットワークにおいて、ノードAからノードHへメッセージを送信する場合に、A→Hの通信路がエラーとなったとき、別のルートを探す処理は大変複雑となる。
こうしたネットワーク障害が生じたときの解決策として、メッセージ内に転送経路情報を持たせ、処理後の返信メッセージがその経路を逆に辿れるようにしたり(例えば、特許文献1参照)、経路に障害が発生したときに、当初のメッセージ転送経路を変更して迂回経路を設定する(例えば、特許文献2参照)ことが提案されている。
しかしながら、上記従来技術はいずれも、予め決められた各ノード間でメッセージ送受信を行うもので、接続ノードの登録や削除など、ネットワークに変更が生じる度に、メッセージを送信する全てのノードに対して、送信先及びメッセージ転送経路を再設定するという煩雑さを抱える。さらに、こうしたメッセージ送信を管理、コントロールするため、ホストや中継装置などの別装置を必要としていた。
特開平05−282173号公報 特開平08−16532号公報
上述してきた問題を解決するため、本発明では、メッセージ送信制御のために特別な中継装置を必要とせずに、送信元が直接関与しないネットワークの動的変化があっても、全てのノードへのメッセージ転送を可能とするメッセージ転送技術を提供する。
本発明の一態様は、複数のノードからなるネットワークにおいて接続ノード間でメッセージを転送するメッセージ転送プログラムであって、前記ノードに、
め前記ノードに登録された送信先テーブルからメッセージ転送の送信先情報を取得するステップと、前記ノードが前記メッセージの送信元として動作する場合、前記送信先情報に複数の送信先が含まれるときは、前記ノードの情報をマーク付で前記メッセージに含まれる転送経路情報に格納し、前記送信先情報に複数の送信先が含まれないときは、前記ノードの情報をマークなしで前記転送経路情報に格納するステップと、前記ノードが前記メッセージを受信する場合、受信した前記メッセージに含まれる前記転送経路情報に格納されていない転送先情報が前記送信先情報に含まれているときは該転送先情報を前記転送経路情報に追加して該転送先情報が示すノードを前記メッセージの転送先ノードとし、前記転送経路情報に格納されていない転送先情報が前記送信先情報に含まれておらず、かつ、前記転送経路情報にマークが付与されたノード情報が格納されているときは、マークが付与された前記ノード情報が示すノードを前記転送先ノードと決定して前記転送経路情報から前記転送先ノードの情報に付与されているマークを削除し、更新した前記転送経路情報を含んだ前記メッセージを前記転送先ノードへ転送するステップと、を実行させるメッセージ転送プログラムに関する。
上記一態様の発明によれば、接続ノード間で送受信するメッセージの転送経路情報を自身の送信先情報と比較して、転送経路情報にないノードが存在した場合に、該ノードに対してメッセージを転送する構成とすることによって、メッセージ送信を制御するための特別な装置を必要とせずに、ネットワーク内の全ノードに漏れなくメッセージを転送することが可能となる。
その結果、ノードの登録及び削除などネットワークの変更が発生しても、当該ノード間の情報を更新するだけで、送信元が直接関与しないノードも含めてネットワークの全ノードに効率的にメッセージ転送を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態になるメッセージ転送システムの基本構成を示す図である。 本発明の実施の形態になる各ノードの送信先テーブルのデータ構造例を示す図である。 本発明の実施の形態になる送信メッセージのデータ構造例を示す図である。 本発明の実施の形態になる各ノードで管理するメッセージの処理履歴テーブルのデータ構造例を示す図である。 本発明の実施の形態になるキュー方式によるメッセージ転送の転送経路情報遷移例を示す図である。 本発明の実施の形態になるトピック方式によるメッセージ転送の転送経路情報遷移例を示す図である。 本発明の実施の形態になる送信元ノードにおけるキュー方式によるメッセージの送信フローを示す図である。 本発明の実施の形態になる受信先ノードにおけるキュー方式によるメッセージ転送フローを示す図である。 本発明の実施の形態になる送信元ノードにおけるトピック方式によるメッセージの送信フローを示す図である。 本発明の実施の形態になる受信先ノードにおけるトピック方式によるメッセージ転送フローを示す図である。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明のメッセージ転送システムの基本構成を示す。図1の上図は、本発明を適用するネットワークの構成例を示し、図中のA〜Hは、ノード名を表し、下図のノード1の機能を備えた装置となっている。また、ノード1は、ルータ、ハブ(HUB)等の負荷分散機能を備える装置であってもよい。とくに、負荷分散機能を備える場合は、その負荷分散機能によって転送先の優先度を決定することが可能となる。
各ノード1(A〜H)は、図示していないが、メモリ、CPUを有するコンピュータであり、補助記憶装置(図にない)に格納されたメッセージ転送プログラム10を備えている。メッセージ転送プログラム10は、起動時に、メモリに展開されて、CPU(Central Processing Unit)によって処理される。また、該プログラムは、フレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)などの可搬記録媒体に記録され、各媒体に対応したドライバ装置によって読み取る構成としてもよい。
本メッセージ転送プログラム10は、メッセージを送受信するメッセージ送受信部11、メッセージの内容を実行処理するメッセージ処理部12、今までの他ノード1との通信実績を見て、どのノード1と通信すれば、最小のコストで処理できるかを判断する情報をデータ記憶部100の送信先テーブル101に格納する負荷分散部13、および実際の通信処理(メッセージ送受信処理)でエラーが発生した場合に、送信メッセージの転送経路情報と、処理履歴テーブル102を参照して、別の転送経路を構築して再送信する障害対応部14から構成されている。
さらに、図1のネットワークにおけるノード接続構成例から、本発明のメッセージ転送の仕組みを説明する。
まず、メッセージ転送プログラム10は、送信元ノード1において、送信先ノード1の情報が予め登録された送信先テーブル101からメッセージ転送の送信先情報を取得し、取得した送信先情報をメッセージ内に設けた転送経路情報フィールドに書き込み、転送経路情報フィールドの転送経路情報に基づいて、直接接続していないノード1を含め全送信先ノード1にメッセージを送信する処理を行なう。
ここで、ノード1のデータ記憶部100に送信先テーブル101として登録される送信先情報としては、自ノードに接続されているノードのノード情報が登録されていればよい。
例えば、ノードAには、送信先として、ノードB、CおよびHのノード情報が登録されていて、ノードHには送信先として、ノードA、FおよびGのノード情報が登録されている。このように、各ノード1には、ネットワーク上の全てのノード1を登録する必要はなく、例えば、ノードAでは、ノードD、E、F、およびGのノード情報が登録されていない。
図2は、送信先テーブル101のデータ構造例を示す。この送信先テーブル101の送信先情報を元にして、メッセージの送信先が決定される。送信先テーブル101は、「優先度」、「転送先」、「応答時間」、および「障害発生回数」の項目からなる複数のレコードから構成されている。
「応答時間」および「障害発生回数」には、負荷分散部13や障害対応部などによって、過去のメッセージ処理の成績として測定された数値が書き込まれ、これらの成績を元にして「優先度」が順位付けられる。そして、メッセージ送受信部11が、この送信先情報を参照してメッセージの送信先を決定する。
図2における送信先テーブル101では、ノードAに登録されている送信先情報であり、例えば、ノードAは、ノードBに優先的にメッセージを転送する状態であることを示している。
なお、「転送先」には転送先の装置のFQDN(Fully Qualified Domain Name )、もしくはIPアドレスが格納される。また、負荷分散部13を備えなくても、「優先度」および「転送先」の情報だけで運用することも可能である。また、各ノード間の登録および登録の解除は、手動または自動のどちらでもよい。必要に応じて、ノード間の登録に認証制を導入し、セキュリティ対策を行ってもよい。
図3は、メッセージのデータ構造例を示す。ノード1間で転送するメッセージは、ヘッダ、プロパティ、およびボディから構成される。実施例では、ネットワークを介してデータを送受信させるためのJMS(Java(登録商標)Message Service)を使用する場合の具体例を示している。
ヘッダは、「メッセージID」(例:MSG00020)、処理が完了した参照メッセージとしての「参照メッセージID」(例:MSG00015)、「優先度」(例:4)のフィールド項目から構成されている。
「参照メッセージID」では、送信元から送信したメッセージが通信路の故障で送信エラーとなったときに、該メッセージIDをそのまま参照メッセージIDとし、再度送信時に新しいメッセージIDが割り付けられる。
「優先度」は、メッセージ作成時、ユーザによって入力される。例えば、「優先度」を10段階に設定し、その数値は大きいほど早い処理を意味し、優先度が5以上であればトピック方式、4以下であればキュー方式に自動的に決定され、該データはプロパティの「送信方式」に格納される。
また、プロパティは、キュー方式かトピック方式かを決定する「送信方式」(例:Queue )、および「転送経路情報」(例:@a.domain1 b.domain2 c.domain3)のフィールド項目から構成されている。ここで、「転送経路情報」は、メッセージの送受信時にノード1の送信先テーブルを参照して更新される。
さらに、ボディには、各ノード1が処理するコンテンツが含まている。ボディには、ユーザによって入力された処理内容が格納される。
なお、上記「転送経路情報」における”@”は、他に転送先(ノードB、C)が存在することを識別するためにノードAのFQDN(a.domain1 )の前に付与したマークである(”@”以外の文字(記号) や文字列を使うことも可能)。実施例では、送信元ノードAが、転送するノードB、CのFQDN(b.domain2 c.domain3 )を「転送経路情報」に追加し転送することを示している。
また、受信先において、「転送経路情報」に存在しない転送先があれば、それを選んで転送しその転送先を「転送経路情報」に追加する。その際、受信元に他の転送先が存在する場合は、自ノードのFQDNにマークを付ける。そして、受信元において他に転送するノードがない場合は、「転送経路情報」を後ろから検索し、最初にマークがあるノードに転送する。そのとき、転送先ノードのマークは削除される。
図4は、各ノード1で管理するメッセージの処理履歴テーブル102のデータ構造例を示している。メッセージの処理履歴テーブル102は、重複メッセージをチェックするための「メッセージID」、「参照メッセージID」、メッセージの処理状況を表す「処理状況」(PROCESSED は処理済、PROCESSINGは処理中、NOT PROCESSED は未処理)、ノード内で処理する場合にメッセージに紐付けられた「処理ID」、「有効期限」、および「転送経路」のフィールド項目からなる複数のレコードから構成されている。
例えば、処理中の「メッセージID」MSG00002が転送経路でエラーが発生した場合に、送信元で改めて「メッセージID」MSG00003が作成され、MSG00002が「参照メッセージID」に設定されたことを示している。
本テーブルは、重複メッセージ送信防止およびネットワーク障害対応でメッセージが既に処理済みかどうかを判断するために用いられる。
図5は、図1のネットワークを例としてキュー方式でメッセージを転送した場合の転送経路情報の遷移例を示している。この例では、ノードA→ノードB→ノードD→ノードF→ノードH→ノードG→ノードE→ノードC→ノードF→ノードD→ノードB→ノードAの流れで転送している。
(1)A→Bの転送では、転送経路情報は「@AB(@はマーク)」で、AはB以外に転送先C、Hを持つことを示している。
(2)B→Dの転送では、転送経路情報は「@A@BD」となり、BはD以外に転送先Gがあるため、マークが付加される。
(3)D→F→H→Gの転送では、Hは他に転送先がないため、転送経路情報は「@A@B@D@FHG」となる。
(4)G→E→Cの転送では、転送経路情報は「@A@B@D@FHGEC」となる。
(5)C→Fの転送では、Cは他に転送先がないので、転送経路情報を後ろから検索して最初にマークがある装置のFに転送する。そして、転送経路情報は「@A@B@DFHGEC」となり、Fのマークは削除される。
(6)F→Dの転送では、Fは他に転送先がないのでDに転送する。転送経路情報は「@A@BDFHGEC」となる。
(7)D→B→Aの転送では、転送経路情報は「ABDFHGEC」となり、Aは転送先がないので、ここで転送は終了する。
図6は、図1のネットワークを例としてトピック方式によるメッセージ転送の転送経路情報遷移例を示す。この例では、ノードAからノードB、C、Hに一斉送信する経路と、ノードBからノードD、Gに一斉送信する経路と、ノードDからノードE、Fに一斉送信する経路とが存在する。
(1)A→B,C,Hの転送では、全てのメッセージの転送経路情報は「ABCH」となる。以降、CとHのノードで転送処理が遅延し、Bに転送したメッセージが先に転送される場合を仮定して以下の処理の流れを示す。
(2)B→D,Gの転送では、そのメッセージの転送経路情報は「ABCHDG」となる。
(3)D→E,Fの転送では、そのメッセージの転送経路は「ABCHDGEF」となり、Fでは転送先がないので転送処理は行わない。
上述してきたメッセージ転送についての処理フローを以下の図7〜図10を用いて説明する。
図7は、キュー方式の場合に、送信元ノードにおいて処理する手順を示すフロー図である。
まず、ステップS10において、メッセージ作成時に、ユーザが入力した優先度、メッセージの処理内容のデータを取得し、ステップS11において、送信元ノードが、取得した優先度からメッセージを1通ずつ送信するキュー方式による送信方式を決定し、該データをメッセージのプロパティに格納する。
つぎに、ステップS12において、送信先テーブル101を参照し、複数の送信先が存在するか否かを判定する。複数の送信先が存在すれば、ステップS14において、自ノードをマーク付でメッセージの転送経路情報の最初に格納する。また、複数の送信先がなければ、ステップS13において、自ノードをマークなしでメッセージの転送経路情報の最初に格納する。
そして、ステップS15において、送信先テーブル101の優先度を基準として送信先を1つ決定し、ステップS16において、送信先を転送経路情報の最後尾に追加する。ステップS17において、こうして転送経路情報が書き込まれたメッセージを送信先に送信する。
図8は、キュー方式の場合に、メッセージを受信した受信先ノードにおいて処理する手順を示すフロー図である。
ステップS21において、メッセージを受信した受信先ノードでは、処理履歴テーブル102を参照し、受信メッセージIDと同一のメッセージIDが存在するか否かを判定する。また、ステップS22において、受信したメッセージが処理履歴テーブル102の参照メッセージIDと同一でかつ転送済か否かを判定する。
同一のメッセージIDがなく、同一の参照メッセージIDが存在し、未転送の状態であれば、ステップS23において、メッセージ優先度を参照してキュー方式での転送を決定する。また、ステップS21で同一メッセージIDに相当する場合、ステップS22で転送済となっている場合には、ステップS27に進み、メッセージを処理履歴テーブル102に追加して終了する。
つぎに、ステップS24において、メッセージの転送経路情報にない転送先が存在するか否かを判定する。転送経路情報にない転送先が存在しなければ、ステップS25において、メッセージの転送経路情報にマークされた転送先があるか否かを最後尾から検索する。
マーク付きの転送先がなければ、ステップS26において、最初の送信先にメッセージを転送し、ステップS27において、メッセージの処理履歴テーブル102に追加処理する。
一方、ステップS24で、転送経路情報にない転送先が存在するときは、ステップS29において、送信先テーブル101の優先度を基準として転送先を1つ決定し、ステップS30において、転送先を転送経路情報の最後尾に追加する。
つぎに、ステップS31において、自ノードに、他に転送先があるか否かを判定する。判定の結果、他に転送先があれば、ステップS32において、転送経路情報にある自ノードにマークを付加する。さらに、ステップS33において、当該メッセージを転送先に転送する。また、ステップS31において、他に転送先がなければ、ステップS31のメッセージ転送を行い、ステップS27のメッセージ処理履歴への追加処理を行って本フローを終了する。
なお、ステップS25において、転送経路情報にマークされた転送先がある場合には、ステップS28において、転送経路情報にある当該転送先マークを外し、転送先に決定し、ステップS31に進んで以降の処理を行う。
図9は、トピック方式(メッセージを一斉に送信)の場合に、送信元で処理する手順を示すフロー図である。
まず、ステップS40において、ユーザが入力した優先度とメッセージの処理内容を取得し、ステップS41において、送信元ノードが、メッセージを送信する方式としてトピック方式を決定し、該データをメッセージのプロパティに格納する。つぎに、ステップS42において、送信先テーブル101を参照して複数の送信先を決定する。
そして、ステップS43において、複数の送信先をメッセージの転送経路情報に追加し、ステップS44において、当該メッセージを送信する。そして、ステップS45において、送信結果をメッセージの処理履歴テーブル102に追加する。
図10は、トピック方式(メッセージを一斉に送信)の場合に、受信先で処理する手順を示すフロー図である。
まず、ステップS51において、処理履歴テーブル102を参照し、同一メッセージがあるか否かをメッセージIDから判定する。同一メッセージがなければ、ステップS52において、メッセージの処理履歴テーブル102に同一の参照メッセージがあり、かつ転送済か否かを判定する。転送済でなければ、ステップS53において、メッセージ優先度を参照してトピック方式での転送を決定する。
また、ステップS51で、同一メッセージがあり、ステップS52で、同一の参照メッセージが転送済の場合は、本フローは終了となる。
つぎに、ステップS54において、メッセージの転送経路情報にない転送先があるか否かを判定する。転送経路情報にない転送先がある場合には、ステップS55において、転送先を全て転送先リストに追加し、ステップS56において、該転送先を転送経路情報の最後尾に追加する。
さらに、ステップS57において、転送経路情報にマークされた転送先があるか否かを判定する。マークされた転送先がある場合には、ステップS58において、転送経路情報にある当該転送先マークを削除し、転送先リストに追加する。
そして、ステップS59において、転送先リストに該当転送先があるか否かを判定する。転送先がある場合には、ステップS60において、当該メッセージを転送し、ステップS61において、処理履歴テーブル102に追加し本フローを終了する。
一方、ステップS59において、転送先がない場合には、ステップS62において、最初の送信元ノードにメッセージを転送し、ステップS61において、処理履歴テーブル102に追加処理して終了する。
コンピュータネットワーク上で、送信元ノードが直接関与しないノードに対しても漏れなくメッセージ転送を行うメッセージ処理システム。
1 ノード
2 通信路
10 メッセージ転送プログラム
11 メッセージ送受信部
12 メッセージ処理部
13 負荷分散部
14 障害対応部
100 データ記憶部
101 送信先テーブル
102 処理履歴テーブル

Claims (3)

  1. 複数のノードからなるネットワークにおいて接続ノード間でメッセージを転送するメッセージ転送プログラムであって、
    前記ノードに、
    め前記ノードに登録された送信先テーブルからメッセージ転送の送信先情報を取得するステップと、
    前記ノードが前記メッセージの送信元として動作する場合、前記送信先情報に複数の送信先が含まれるときは、前記ノードの情報をマーク付で前記メッセージに含まれる転送経路情報に格納し、前記送信先情報に複数の送信先が含まれないときは、前記ノードの情報をマークなしで前記転送経路情報に格納するステップと、
    前記ノードが前記メッセージを受信する場合、受信した前記メッセージに含まれる前記転送経路情報に格納されていない転送先情報が前記送信先情報に含まれているときは該転送先情報を前記転送経路情報に追加して該転送先情報が示すノードを前記メッセージの転送先ノードとし、前記転送経路情報に格納されていない転送先情報が前記送信先情報に含まれておらず、かつ、前記転送経路情報にマークが付与されたノード情報が格納されているときは、マークが付与された前記ノード情報が示すノードを前記転送先ノードと決定して前記転送経路情報から前記転送先ノードの情報に付与されているマークを削除し、更新した前記転送経路情報を含んだ前記メッセージを前記転送先ノードへ転送するステップと、
    を実行させるメッセージ転送プログラム。
  2. 複数のノードからなるネットワークにおいて接続ノード間でメッセージを転送するメッセージ転送方法であって、
    前記ノードに、
    め前記ノードに登録された送信先テーブルからメッセージ転送の送信先情報を取得するステップと、
    前記ノードが前記メッセージの送信元として動作する場合前記送信先情報に複数の送信先が含まれるときは、前記ノードの情報をマーク付で前記メッセージに含まれる転送経路情報に格納し、前記送信先情報に複数の送信先が含まれないときは、前記ノードの情報をマークなしで前記転送経路情報に格納するステップと、
    前記ノードが前記メッセージを受信する場合、受信した前記メッセージに含まれる前記転送経路情報に格納されていない転送先情報が前記送信先情報に含まれているときは該転送先情報を前記転送経路情報に追加して該転送先情報が示すノードを前記メッセージの転送先ノードとし、前記転送経路情報に格納されていない転送先情報が前記送信先情報に含まれておらず、かつ、前記転送経路情報にマークが付与されたノード情報が格納されているときは、マークが付与された前記ノード情報が示すノードを前記転送先ノードと決定して前記転送経路情報から前記転送先ノードの情報に付与されているマークを削除し、更新した前記転送経路情報を含んだ前記メッセージを前記転送先ノードへ転送するステップと、
    を実行させることを特徴とするメッセージ転送方法。
  3. 複数のノードからなるネットワークにおいて接続ノード間でメッセージを転送するノードであって、
    め前記ノードに登録された送信先テーブルからメッセージ転送の送信先情報を取得する手段と、
    前記ノードが前記メッセージの送信元として動作する場合前記送信先情報に複数の送信先が含まれるときは、前記ノードの情報をマーク付で前記メッセージに含まれる転送経路情報に格納し、前記送信先情報に複数の送信先が含まれないときは、前記ノードの情報をマークなしで前記転送経路情報に格納する手段と、
    前記ノードが前記メッセージを受信する場合、受信した前記メッセージに含まれる前記転送経路情報に格納されていない転送先情報が前記送信先情報に含まれているときは該転送先情報を前記転送経路情報に追加して該転送先情報が示すノードを前記メッセージの転送先ノードとし、前記転送経路情報に格納されていない転送先情報が前記送信先情報に含まれておらず、かつ、前記転送経路情報にマークが付与されたノード情報が格納されているときは、マークが付与された前記ノード情報が示すノードを前記転送先ノードと決定して前記転送経路情報から前記転送先ノードの情報に付与されているマークを削除し、更新した前記転送経路情報を含んだ前記メッセージを前記転送先ノードへ転送する手段と、
    を有することを特徴とするノード。
JP2009193853A 2009-08-25 2009-08-25 メッセージ転送プログラム、メッセージ転送方法、およびノード Expired - Fee Related JP5365414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009193853A JP5365414B2 (ja) 2009-08-25 2009-08-25 メッセージ転送プログラム、メッセージ転送方法、およびノード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009193853A JP5365414B2 (ja) 2009-08-25 2009-08-25 メッセージ転送プログラム、メッセージ転送方法、およびノード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011049621A JP2011049621A (ja) 2011-03-10
JP5365414B2 true JP5365414B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=43835564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009193853A Expired - Fee Related JP5365414B2 (ja) 2009-08-25 2009-08-25 メッセージ転送プログラム、メッセージ転送方法、およびノード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5365414B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8937319B2 (en) 2011-03-07 2015-01-20 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Schottky barrier diode

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004274192A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Sony Corp 無線アドホック通信システム、端末、その端末における処理方法並びにその方法を端末に実行させるためのプログラム
US7546086B2 (en) * 2004-05-07 2009-06-09 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Ad-hoc messaging between wireless devices

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011049621A (ja) 2011-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4661774B2 (ja) 中継サーバ
KR102146884B1 (ko) 채팅 시스템, 채팅봇 서버 장치, 채팅봇 id 관리장치, 채팅 중개 서버 장치, 프로그램, 채팅 방법 및 채팅 중개 방법
EP2996309B1 (en) Interest keep alives at intermediate routers in a ccn
JP3990272B2 (ja) メーリングリスト管理システムおよび電子メール送受信装置
US20200044963A1 (en) Centralized label-based software defined network
US8825877B2 (en) Session persistence
US8014319B2 (en) Path management device and program storing medium
JP6865593B2 (ja) 不均一ネットワークにまたがるコンテンツ配送
JP2019160232A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP4616035B2 (ja) サーバ負荷分散プログラム,装置および方法
JP5365414B2 (ja) メッセージ転送プログラム、メッセージ転送方法、およびノード
US20170366447A1 (en) Network Failover and Loop Detection in Hierarchical Networks
US10043016B2 (en) Method and system for name encryption agreement in a content centric network
JP2008129628A (ja) 複数のコンピュータシステムでメッセージをやり取りすることによって所定の業務を処理するシステムでの通信方式、及び、メッセージ中継プログラム
US9401890B2 (en) Method and a network element for content based addressing in a data transfer network
JP4365869B2 (ja) 経路情報変更方法、経路情報変更装置および経路情報変更プログラム
CN116830545A (zh) 检测受会话分片影响的通信路径
JP3896361B2 (ja) 通信経路設定装置、通信経路設定方法および通信経路設定プログラム
US20060209833A1 (en) Communication apparatus and computer program product for communicating with other communication apparatus
US10313254B1 (en) Network management interface for a network element with network-wide information
JP5075056B2 (ja) 通信システム
JP6941575B2 (ja) 仮想ルータ及び中継プログラム
JP2007018131A (ja) 障害情報収集・送信方法、および障害情報収集・送信プログラムおよび、障害情報収集・送信システム
JP2005117213A (ja) 経路表および経路検索方法
JP2009088870A (ja) マルチキャスト木監視装置、マルチキャスト木監視方法およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees