JP5365053B2 - Rfid通信装置 - Google Patents
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また、特許文献2には、複数のアクティブ・モジュールを有するフェーズドアレイ空中線の生成ビームを制御するビーム制御装置が開示されている。この装置の特徴部分は、フェーズドアレイ空中線に印加される電気信号の位相演算に起因して生ずる送信/受信の不可能な時間の発生を回避するために、演算結果の各位相器への出力を揃えることにある。
RFID通信装置のアンテナからRFタグが付された対象物に対して放射される電波には、有効でない電波も含まれる。この電波をシールドして放射させないようにするために、アンテナの有効でない放射角全面をシールドするには難しさがある。特に、アンテナ背面及び側面への電波漏洩が必ず発生するが、このシールドには難点が生ずる。
このような電波の放射があるため、隣接するRFID通信装置間との干渉問題が発生し、これによるRFIDタグの誤通信という現象も発生する。
RFID通信装置において、感度を高め、読み取り率を上げようとすると、上述した干渉問題が増大してしまう。
また、RFID通信装置では、物品の読み取り範囲への進入、読み取の範囲からの離脱を検出する必要があるが、それらの検出に別途センサーを設置している。
そのため、設置コストの増大、設置性の悪化を来たす.センサーの設置からRFIDゲートの幅が広くなるという問題も派生する。
また、読み取り対象による電波の散乱や反射によって、読み取り範囲外のRFIDタグとの誤通信が惹起してしまうという技術的課題も生ずる。
この実施形態のRFID通信装置1は、2次元フェーズドアレイアンテナを構成する複数の、上下方向において相対的に密なアンテナ素子配列により、水平方向に拡がったファンビームを滑らかにきめ細かく上下に振り(スキャンし)、その後に、上記ファンビームを、複数の、相対的に左右方向に疎なアンテナ素子配列によって左右方向(水平方向)に粗く振る(スキャンする)装置に係り、図1に示すように、2次元フェーズドアレイアンテナ10と、読み取り装置本体12と、分配器14と、垂直移相器16i(i=1,2,…,10のうちの1つ、)と、水平移相器18ij(j=1,2,3のうちの1つ)と、スキャン制御部20と、合成器22とから概略構成されている。
密なアンテナ素子配列のアンテナ素子数は、十分な指向性を呈し、サイドローブの抑制を果たすため、最低で3本、出来れば4又は5本以上で構成する。また、疎なアンテナ素子配列は、十分な指向性を呈し、サイドローブの抑制を果たすため、最低で2本、出来れば3本以上で構成する。
垂直移相器16iと水平移相器18ijとは、図2に示すように、垂直移相器16i毎に分配器17iを介して水平移相器18ijの各々に接続されている。すなわち、垂直移相器161、162…、1610は、分配器171、172…、1710を介して水平移相器181j、182j…、1710 jに接続されている。
水平移相器18ijの各々は、所定数の固定遅延線で構成され、それらの固定遅延線がスイッチを介して対応するアンテナ素子に接続される。それらのスイッチは、後述する位相制御信号によってオン/オフされる。
その電波を上下方向には滑らかできめ細かく動かし、左右方向には粗く動くのには、各信号間に与えられる位相セットの位相変化分を電波の動かし方に応じた値に設定して位相セットを制御する。この位相セットの制御は、後述する位相制御信号によって行う。
なお、上記位相セットの制御は、照射する電波の波面が平面波となるような制御である必要性は、必ずしもなく、ビーム拡がりを防止する収束波面、或るいは複数方向に照射するような波面を構成してもよい。
垂直移相器16iへの位相制御信号の供給後に、水平移相器18ijへの位相制御信号の供給が行われる。
受信用の各移相器は、垂直移相器16i及び水平移相器18ijの位相制御と所定のタイミング関係で上記各受信信号の位相を制御する。この位相制御は、スキャン制御部20によって行われる。
また、図4に示す前方検出範囲FDE及び後方検出範囲BWEに電波吸収体を設置することが望ましい。この電波吸収体は、これとほぼ同じ働きをする金属ベルトの周期配置等を用いる。金属ベルトの周期配置は、導電体と非導電体からの反射波の位相に差異が生ずるので、そこから少し離れた位置での電場強度が低下し、反射防止となる。
この実施形態は、2次元フェーズドアレイアンテナ10を通路の対象物搬送方向の片側に設置した例(図4)を示す。
RFID通信装置1の2次元フェーズドアレイアンテナ10の上下方向を通路Pに対して垂直にして設置される場合について説明する。その2次元フェーズドアレイアンテナ10のアンテナ素子Rijは、iが1、2、3、…、10で、jが1、2、3である例とする。
読み取り装置本体12から読み取り用信号が、分配器14を介して、垂直移相器161,162,…,1610の各々へ供給され、これらの垂直移相器から対応する分配器17iを介して水平移相器1811,1812,1813、1821,1822,1823、…,1810 1,1810 2,1810 3へ供給される。
また、そのファンビームは、疎なアンテナ素子配列R11,R12,R13、R21,R22,R23、…、R10 1,R10 2,R10 3によって、図3及び図4のFDB及びBDBで示すように、RFタグの読み取り範囲REの対象物搬送方向前後に振られつつ照射される。
また、上記照射により、対象物への電波の指向性が高められ、これにより、読み取り範囲以外への電波の漏洩、誤通信やコリジョンの抑制を達成することができる。誤通信の抑制には、読み取り対象範囲に対して部分的に照射することにより応答遅延時間を用いて誤応答の抑制等がある。コリジョンの抑制により、読み取りの高速化も達成できる。
これにより、対象物、例えば、RFタグへの照射は、粗く行うこができる。この照射により、読み取り範囲への対象物の進入や離脱の判定が、追加のセンサーを設けることなく、可能になり、設置コストの低減、設置の容易性という効果も得られる。読み取り範囲への対象物の進入や離脱の判定は、反射電波の乱れや、反射電波のドップラーシフトの検出で行う。
前方検出範囲FDE及び後方検出範囲BDEに設置される電波吸収体により、床での反射波を抑制することができる。
また、対象物への照射を、粗く行うこができる。この照射により、読み取り範囲への対象物の進入や離脱の判定が、追加のセンサーを設けることなく、可能になり、設置コストの低減、設置の容易性という効果も得られる。読み取り範囲への対象物の進入や離脱の判定は、反射電波の乱れや、反射電波のドップラーシフトの検出で行う。
この実施形態の構成が、実施形態1のそれと異なるところは、2次元フェーズドアレイアンテナの各アンテナ素子毎に、垂直移相器及び水平移相器を設け、これらの移相器の移相制御を同時に行うようにした点である。
すなわち、この実施形態のRFID通信装置1Aは、アンテナ素子Rij(i=1,2,…,10のうちの1つ、j=1,2,3のうちの1つ)毎に、垂直移相器16ij及び水平移相器18ijを設け、その垂直移相器16ij及び水平移相器18ijの各々へ分配器14Aから読み取り用信号へ供給すると共に、各移相器で読み取り用信号の位相を実施形態1で述べたと同等の位相セットで同時に制御し得る位相制御信号を、スキャン制御部20Aの上下スキャン制御出力20UDA及び左右スキャン制御出力20LRAから出力するようにスキャン制御部20Aを構成したことにこの実施形態の特徴部分がある。
そして、受信用の各移相器は、垂直移相器16ij及び水平移相器18ijの位相制御と所定のタイミング関係で上記各受信信号の位相を制御する。この位相制御は、スキャン制御部20Aによって行われる。
この実施形態のその他の構成は、実施形態1と同じであるので、それらの構成については、逐一の説明を省略する。
この実施形態は、2次元フェーズドアレイアンテナ10を通路の対象物搬送方向の片側に設置し、RFID通信装置1Aの2次元フェーズドアレイアンテナ10の上下方向を通路Pに対して垂直にして設置する場合の例であることは、実施形態1と同様である。そして、その2次元フェーズドアレイアンテナ10のアンテナ素子Rijは、iが1、2、3、…、10で、jが1、2、3であることも同じである。
また、上記照射により、対象物への電波の指向性が高められ、これにより、読み取り範囲以外への電波の漏洩、誤通信やコリジョンの抑制を達成することができる。誤通信の抑制には、読み取り対象範囲に対して部分的に照射することにより応答遅延時間を用いて誤応答の抑制等がある。コリジョンの抑制により、読み取りの高速化も達成できる。
これにより、対象物、例えば、RFタグへの照射は、粗く行うこができる。この照射により、読み取り範囲への対象物の進入や離脱の判定が、追加のセンサーを設けることなく、可能になり、設置コストの低減、設置の容易性という効果も得られる。読み取り範囲への対象物の進入や離脱の判定は、反射電波の乱れや、反射電波のドップラーシフトの検出で行う。
前方検出範囲FDE及び後方検出範囲BDEに設置される電波吸収体により、床での反射波を抑制することができる。
このように、この実施形態の構成によれば、実施形態1と同効が得られる。
この実施形態の構成は、実施形態1又は2での2次元フェーズドアレイアンテナのアンテナ素子を45度に傾いた正方格子の格子点に配置して構成した点である。
この実施形態の2次元フェーズドアレイアンテナ10Aは、密なアンテナ素子配列と疎なアンテナ素子配列で構成されるが、その密なアンテナ素子配列も、疎なアンテナ素子配列も、実施形態1又は2で記載する構成条件を満たす。この実施形態においても、密なアンテナ素子配列は、図6上で上下方向であり、疎なアンテナ素子配列は、図6上で左右方向である。
この構成以外のこの実施形態の構成は、実施形態1又は2と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
上述のように構成される2次元フェーズドアレイアンテナ10Aも、読み取り装置本体12と、分配器14,14Aと、垂直移相器16i又は16ijと、水平移相器18ijと、スキャン制御部20,20Aとによって、実施形態1又は2と同様の駆動態様で駆動される。
したがって、この実施形態においても、実施形態1又は2と同効が得られる。
この実施形態の構成は、45度に傾いた正方格子を図7上で上下方向に圧縮し、左右方向に引き伸ばした格子点に、実施形態1又は2での2次元フェーズドアレイアンテナのアンテナ素子を配置して構成した点である。
この実施形態の2次元フェーズドアレイアンテナ10Bは、密なアンテナ素子配列と疎なアンテナ素子配列で構成されるが、その密なアンテナ素子配列も、疎なアンテナ素子配列も、実施形態1又は2で記載する構成条件を満たす。この実施形態においても、密なアンテナ素子配列は、図7上で上下方向であり、疎なアンテナ素子配列は、図7上で左右方向である。
この構成以外のこの実施形態の構成は、実施形態1又は2と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
上述のように構成される2次元フェーズドアレイアンテナ10Bも、読み取り装置本体12と、分配器14,14Aと、垂直移相器16i又は16ijと、水平移相器18ijと、スキャン制御部20,20Aとによって、実施形態1又は2と同様の駆動態様で駆動される。
したがって、この実施形態においても、実施形態1又は2と同効が得られる。
この実施形態の構成は、実施形態1又は2での2次元フェーズドアレイアンテナのアンテナ素子をハニカム方格子の格子点に配置して構成した点である。
この実施形態の2次元フェーズドアレイアンテナ10Cは、密なアンテナ素子配列と疎なアンテナ素子配列で構成されるが、その密なアンテナ素子配列も、疎なアンテナ素子配列も、実施形態1又は2で記載する構成条件を満たす。この実施形態においても、密なアンテナ素子配列は、図8上で上下方向であり、疎なアンテナ素子配列は、図8上で左右方向である。
この構成以外のこの実施形態の構成は、実施形態1と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
上述のように構成される2次元フェーズドアレイアンテナ10Cも、読み取り装置本体12と、分配器14,14Aと、垂直移相器16i又は16ijと、水平移相器18ijと、スキャン制御部20,20Aとによって、実施形態1又は2と同様の駆動態様で駆動される。
したがって、この実施形態においても、実施形態1又は2と同効が得られる。
この実施形態の構成は、実施形態1又は2での2次元フェーズドアレイアンテナのアンテナ素子を図9上で左右方向に引き伸ばしたハニカム格子の格子点に配置して構成した点である。
この実施形態の2次元フェーズドアレイアンテナ10Dは、密なアンテナ素子配列と疎なアンテナ素子配列で構成されるが、その密なアンテナ素子配列も、疎なアンテナ素子配列も、実施形態1又は2で記載する構成条件を満たす。この実施形態においても、密なアンテナ素子配列は、図9上で上下方向であり、疎なアンテナ素子配列は、図9上で左右方向である。
この構成以外のこの実施形態の構成は、実施形態1又は2と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
上述のように構成される2次元フェーズドアレイアンテナ10Dも、読み取り装置本体12と、分配器14,14Aと、垂直移相器16i又は16ijと、水平移相器18ijと、スキャン制御部20,20Aとによって、実施形態1又は2と同様の駆動態様で駆動される。
したがって、この実施形態においても、実施形態1と同効が得られる。
この実施形態は、実施形態1乃至実施形態6の2次元フェーズドアレイアンテナ10、10A、10B、10C又は10Dのいずれかを通路の搬送方向の両側に設置した例である。この設置により、実施形態1乃至実施形態6と同様の機能を奏することができる。
2次元フェーズドアレイアンテナ10R、10Lを設けることによって、高読み取り率、低漏洩を達成することができる。
この構成に加えて、左右のアンテナ背面、アンテナ間の通路若しくは天井、さらにはゲート間の床や、前方検出エリア、後方検出エリアに電波吸収体30を設ける。
この実施形態で得られる効果の向上が図れる。
この実施形態は、実施形態1乃至実施形態6の2次元フェーズドアレイアンテナ10、10A、10B、10C又は10Dのいずれかを通路上方の天井に設置した例である。この設置により、実施形態1乃至実施形態6と同様の機能を奏することができる。
この実施形態は、実施形態1乃至実施形態6の2次元フェーズドアレイアンテナ10、10A、10B、10C又は10Dのいずれかを通路上方、左右上方及び左右に設置した例である。すなわち、通路上方に2次元フェーズドアレイアンテナ10U、左右上方に2次元フェーズドアレイアンテナ10LU,10RU、左右に2次元フェーズドアレイアンテナ10L,10Rを設けて実施形態1乃至実施形態6と同様の機能を奏さんとするものである。
例えば、2次元フェーズドアレイアンテナを例にして説明したが、少なくとも2個のアンテナ素子を有するアンテナ等においても、この発明を実施し得る。
10 2次元フェーズドアレイアンテナ(アンテナ)
12 読み取り装置本体(信号供給手段の一部)
14 分配器(信号供給手段の一部)
20 スキャン制御部(位相制御手段)
22 合成器
16i 垂直移相器(第1の移相器)
16ij 垂直移相器(第1の移相器)
17i 分配器(信号供給手段の残部)
18ij 水平移相器(第2の移相器)
Rij アンテナ素子(垂直アンテナ素子列、水平アンテナ素子列)
Claims (10)
- 搬送路上を搬送される対象物に対して電波ビームを照射して前記対象物に付された高周波読み取り可能なタグ情報を読み取りエリア内にて読み取るRFID通信装置であって、
上下方向に配列された複数のアンテナ素子からなる垂直アンテナ素子列と左右方向に配列された複数のアンテナ素子からなる水平アンテナ素子列とが互いに交差する2次元フェーズドアレイアンテナと、
前記垂直アンテナ素子列のアンテナ素子に接続され、各アンテナ素子にスキャン信号を印加する複数の垂直移相器と、
前記水平アンテナ素子列のアンテナ素子に接続され、各アンテナ素子にスキャン信号を印加する複数の水平移相器と、
前記垂直移相器と前記水平移相器とに読み取り用信号を供給する信号供給手段と、
複数の前記垂直移相器の位相を制御して、前記垂直アンテナ素子列から放射される前記電波ビームを上下方向にスキャンすると共に、複数の前記水平移相器の位相を制御して、前記水平アンテナ素子列から放射される前記電波ビームを左右方向にスキャンする位相制御手段と、
前記対象物の前記読み取りエリアへの進入、および、前記読み取りエリアからの離脱の判定を、前記位相制御手段によって、放射される前記電波ビームが前記左右方向にスキャンされる際、受信した反射電波ビームの乱れ、又は、反射電波ビームのドップラーシフトを検出することで行う手段とを備えてなることを特徴とするRFID通信装置。 - 前記垂直アンテナ素子列は、上下方向に相対的に密に配列されてなると共に、前記水平アンテナ素子列は、左右方向に相対的に粗に配列されてなることを特徴とする請求項1記載のRFID通信装置。
- 前記位相制御手段は、複数の前記垂直移相器の位相を制御して、前記垂直アンテナ素子列から放射される前記電波ビームを滑らかにきめ細かく上下方向に走査すると共に、複数の前記水平移相器の位相を制御して、前記水平アンテナ素子列から放射される前記電波ビームを粗く左右方向に走査することを特徴とする請求項2記載のRFID通信装置。
- 前記位相制御手段における位相制御は、前記垂直移相器の各各で前記読み取り用信号に与える位相のセット内の各位相変化分を小さく、前記水平移相器の各各で前記読み取り用信号に与える位相のセット内の各位相変化分を大きくすることを特徴とする請求項2記載のRFID通信装置。
- 前記垂直移相器は、前記水平アンテナ素子列毎に設けられ、前記水平移相器は、分配器を介して前記垂直移相器に接続されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のRFID通信装置。
- 前記水平移相器は、前記2次元フェーズドアレイアンテナを構成する各アンテナ素子毎に設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のRFID通信装置。
- 前記各アンテナ素子に接続された受信用移相器と、該受信用移相器に接続された合成器と、前記受信用移相器の位相を制御する位相制御手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のRFID通信装置。
- 前記各アンテナ素子は、前記垂直アンテナ素子列と前記水平アンテナ素子列とが直交するアンテナ素子配列軸に対して45度傾いた正方格子の各格子点、前記アンテナ素子配列軸のうちの一方のアンテナ素子配列軸の方向において圧縮し、かつ、該方向に直角な方向に引き伸ばした正方格子の各格子点、ハニカム格子の各格子点、又は、前記アンテナ素子配列軸の一方のアンテナ素子配列軸に対して直角な方向に引き伸ばされたハニカム格子の各格子点に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載のRFID通信装置。
- 前記2次元フェーズドアレイアンテナを前記通路の側面に、上部に又は該上部から前記側面へ傾斜して配設して構成されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載のRFID通信装置。
- 前記搬送路に設置される前記2次元フェーズドアレイアンテナによる読み取り空間と電波吸収上所定の関係にある位置に又はサイズの電波吸収体を設けることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一に記載のRFID通信装置。
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