JP5360302B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ピックアップ装置およびその製造方法に関する。特に本発明は、ハウジングを被覆する被覆板を備えた薄型の光ピックアップ装置およびその製造方法に関する。
光ピックアップ装置は、発光素子から放射される所定の波長のレーザー光を光ディスクに照射し、光ディスクの情報記録層で反射したレーザー光を受光素子で検出する機能を備えている(特許文献1)。このことにより、光ディスクに対して、情報の読取動作または書込動作を行うことができる。
光ピックアップ装置では、金属や樹脂材料を射出成形したハウジングに、レーザー装置や受光素子等の光学素子が収納される。また、これらの光学素子と接続されたフレキシブル配線基板等はハウジングの主面に配置され、このフレキシブル配線基板は、ステンレス等の金属板から成る被覆板により被覆される。
特開2005−216436号公報
しかしながら、ハウジングの一主面の大部分を被覆板により被覆してしまうと、最終工程にて光学素子の位置調整を行う際に、この被覆板を設けた主面から光学素子の位置固定が行えない問題があった。
本発明はこの様な問題点を鑑みて成されたものであり、本発明の目的は、被覆板によりハウジングの一主面を被覆した後に、この一主面側から光学素子を保持することを可能とする光ピックアップ装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明の光ディスク装置は、ディスクが固定されるターンテーブルと、前記ディスクが配置されるディスクエリアと、前記ディスクにレーザー光を照射する光ピックアップ装置と、前記ディスクエリアを被覆すると共に前記光ピックアップ装置に設けられた対物レンズが露出できる幅で、前記ディスクの半径方向に前記ピックアップ装置が異動するエリアに設けられた開放部を有する第1カバーと、を備え、前記光ピックアップ装置は、底板と、前記底板の周囲を、前記底板に対して垂直な方向へ延在し、前記対物レンズの駆動方向に相対向して設けられた二つの対向側壁と、前記駆動方向の一方の側に設けられた湾曲部を有する第1側壁と、前記底板に対して垂直な方向へ延在し、他方の側に設けられた第2側壁とを有する側壁と、前記底板または前記側壁から連続する区画壁からなる複数の収納空間と、前記対向側壁から突出して支持軸を移動可能に保持するガイドとからなるハウジングと、前記収納空間に固定された光学素子と、前記第1側壁側の前記収納空間に収納され、前記対物レンズを保持したホルダーを有するアクチュエータと、前記アクチュエータの前記第2側壁側に設けられた配置領域を覆う基板と、前記配置領域に設けられた回路部品と、前記基板および前記回路部品を覆うと共に、前記収納空間を覆う板状の第2カバーを有し、前記第1カバーの前記開放部に対応する領域に前記配置領域が設けられ、前記第2カバーは、前記回路部品を設けることで上に突出した厚みの部分を覆う盛り上がり部を有し、前記光ピックアップ装置の厚くなる部分を前記開放部に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングの一主面を被覆する被覆板を部分的に除去して開口部を設けたので、内蔵された光学素子の位置調整を行う際に、この開口部を経由して光学素子を支持することが可能となる。
更には、被覆板に開口部を設けることにより、被覆板が軽量化される利点もある。
図1は本発明の光ピックアップ装置を示す図であり、(A)はカバーが設けられる面を上面にして配置した光ピックアップ装置を示す斜視図であり、(B)はカバーを外した状態を示す斜視図である。 図2は本発明の光ピックアップ装置を示す図であり、(A)は表裏逆にした状態を示す斜視図であり、(B)はBD用LDが固着される箇所を拡大して示す斜視図である。 図3は本発明の光ピックアップ装置を示す図であり、(A)はフレキシブル配線基板によりBD用LDが支持される状態を示す斜視図であり、(B)はBD用LDがハウジングに収納される状態を示す断面図である。 図4は本発明の光ピックアップ装置に含まれる光学素子を示す図である。 図5は本発明の光ピックアップ装置の製造方法を示す図であり、(A)は展開された状態のフレキシブル配線基板を示す図であり、(B)は曲折された状態のフレキシブル配線基板を示す斜視図である。 図6は本発明の光ピックアップ装置の製造方法を示す図であり、(A)はBD用LDの位置調整工程を示す斜視図であり、(B)はその際の断面図である。 図7は本発明の光ピックアップ装置が組み込まれた光ディスク装置を示す図である。 図8は本発明の光ピックアップ装置の外形形状を示す図である。 図9は本発明の光ピックアップ装置が組み込まれた光ディスク装置を部分的に示す図である。 図10は本発明の光ピックアップ装置の外形形状を示す図である。
図1を参照して光ピックアップ装置10の構成を説明する。図1(A)は本形態の光ピックアップ装置を示す斜視図であり、(B)はカバー13を取り外した状態の光ピックアップ装置10を示す斜視図である。以下の説明では、ハウジング28に於いて、対物レンズ33が露出する主面を上面と称し、上面に対向する主面を下面と称する。ハウジング28の形状は、後述するが、BOX形状で、下面には、厚みのある底板があり、その底板の周囲から垂直に側壁が設けられている。この底板は、レンズ側を表側、そして対向面を裏側と定義する。また側壁の収納側を内側、対向面を外側とする。更にハウジング28の平面形状は、色々であるが、図8(B)と(C)の様に、湾曲部を無視すれば、矩形または矩形の2つの角をカットした形がある。
光ピックアップ装置10は、BD(Blu−ray Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)またはCD(Compact Disc)規格のレーザー光を、光ディスク(情報記録媒体)の情報記録層に合焦させ、この情報記録層からの反射光を受光して電気信号に変換する機能を備えている。光ピックアップ装置10は、例えば、BD用の発光チップ、DVD用およびCD用の発光チップを内蔵している。
光ピックアップ装置10から放射されるレーザー光としては、BDのレーザー光(青紫色波長帯400nm〜420nm)、DVDのレーザー光(赤色波長帯645nm〜675nm)およびCDのレーザー光(赤外波長帯765nm〜805nm)である。ここで、光ピックアップ装置10は必ずしも3種類のレーザー光に対応するシステムを組む必要はなく、1つまたは2つのレーザー光に対応するシステムを組み込んでも良い。
光ピックアップ装置10は、ハウジング28と、このハウジング28の内側に内蔵された各種光学素子と、光学素子と電気的に接続されるフレキシブル配線基板26と、ハウジング28の上面を被覆するカバー13とを備えている。尚、図1(A)に示す様に、対物レンズが組み込まれたアクチュエータATは、カバー13から露出している。
ハウジング28は、射出成形で一体的に形成された樹脂材料や金属材料(例えばマグネシム合金)から成り、BOXの内側の底板および側壁には、各種光学素子が配置されている。また対物レンズ33の駆動方向と平行な側壁、つまりハウジング28の対向側壁には、ガイド孔30を有する第1のガイドと、ガイド溝32を有する第2のガイドが側壁と一体で設けられている。図9の如く、使用状況下に於いては、ガイド孔30にはガイド軸が挿通され、ガイド溝32には別のガイド軸が係合される。そして、光ピックアップ装置10は、これらのガイド軸に沿って、ディスクの径方向に移動する。
ハウジング28の内側には、底板から、または側壁から区画壁が伸びて配置され、図4に示した光学素子が取り付けられる複数の収納空間が設けられている。このハウジング28には、アクチュエータ外形の前記収納空間がある。ハウジング28の上面またはやや上面より突出して対物レンズが位置し、対物レンズ33を移動可能な様に保持する前記アクチュエータが配置される。また、ハウジング28の上面で、少なくとも対物レンズの配置領域を除いた部分には、フレキシブル配線基板26が折り畳まれた状態で設けられている。
カバー13(被覆板)は、ステンレス、アルミニウムまたは銅等を主材料とした金属材料から成る薄い金属板を所定形状に曲折加工したもので、ハウジング28の上面を被覆している。具体的には、対物レンズ33を支持するアクチュエータが配置される箇所を除いて、ハウジング28の上面の大部分の領域がカバー13により被覆されている。これにより、プリズム等の光学素子が内蔵されるハウジング28の内部空間がカバー13により密閉されるので、内部空間に外部から粉塵等が侵入することが抑制される。更には、外部からハウジング28の内部空間への光の侵入も抑制される。
更に、カバー13の段差部が儲けられた箇所の内側の端部は、エポキシ樹脂等の接着剤ADを介して、ハウジング28またはアクチュエータATに固着される。
図1(B)を参照して、フレキシブル配線基板26は、光ピックアップ装置10に内蔵された光学素子を外部と接続する。また、フレキシブル配線基板26は複数回の曲折加工が施されて畳まれた状態で、ハウジング28の上面部分に固定されている。フレキシブル配線基板26の具体的な構成は図5を参照して後述する。
一方、フレキシブル配線基板34は、第1光学素子の1つであるDVD用LDと、CD用LDと、このLDを制御する制御素子(半導体チップやチップ素子)を内蔵するパッケージ22とを接続し、基材の両主面に配線パターンが形成されている。フレキシブル配線基板34の両面に形成される配線パターンは、フレキシブル配線基板26に形成される配線パターンよりも太く形成されている。
図1(A)に示す孔部15は、カバー13を部分的に開口させた部位であり、LD等の光学素子が備えられる箇所に対応して設けられている。本実施形態では、後述するように、BD用LD(レーザー装置)が配置される箇所に対応して孔部15が形成されている。従って、孔部15からは、ハウジング28に収納されたBD用LDが視認可能である。または、孔部15には、畳まれたフレキシブルシートが見え、その下にLDが配置されている。
カバー13に孔部15を設けることにより、カバー13をハウジング28に備え付けた後に、LD56の位置調整が可能となる。具体的には、ハウジング28の内部に設けられた前記収納空間に、BD用LD等の光学素子を仮止めした後に、カバー13をハウジング28の主面に固定する。そして、カバー13の孔部15に押さえ棒の当接手段を挿入して、BD用LDの位置調整および固着を行う。この事項の詳細は、図6を参照して後述する。
更に、カバー13に孔部15を設けることにより、内蔵される光学素子の状態を、孔部15を介して外部から目視確認できる。更には、孔部15を設けることによりカバー13の重量が低減され、光ピックアップ装置10全体の軽量化に寄与する。また必要により、他のLDやプリズム等の光学素子が設けられた部分に孔部15を設けて、位置調整することも可能である。
更にハウジングやカバーの形状を図7〜図10を使って説明する。図7は、図1の光ピックアップ装置10が実装された、携帯用PC、ステーション型のPCの一部を示したものである。PCの一部を軽くPUSHすると、図7の光ディスク実装用のテーブルDTが顔を出すようになっている。
このテーブルDTは、外側は、金属でなるBOX(MT)で、その厚みは、1cm位、或いはそれ以下の薄さである。この図の円で示される部分がディスクが配置されるディスクエリア(DA)で、その中心には、ディスクが固定されるターンテーブル(TB)がある。このディスクエリア(DA)の部分は、殆どが樹脂で、その裏側には、プリント基板等が装着されている。また部分的に、金属から成るカバー(CV)が配置されている。このカバー(CV)は、U字型である。つまり、カバー(CV)は、下側の突出部X、上側の突出部Yそして底部ZからなるU字型であり、2つの突出部の間は、カバーが設けられていない開放部(OP)である。
この開放部OPは、幅は、少なくとも対物レンズ33が露出できる幅で、半径方向に細長く設けられ、ここの部分に光ピックアップ装置10が設けられている。ここは、この光ピックアップ装置10が半径方向に移動するエリアであり、光の出入りが必要なことから開放されている。尚、このカバー(CV)は、ディスクエリア(DA)に有る樹脂のカバーと同一材料で構成されても良い。
続いて図1に戻ると、ガイド孔30とガイド溝32にガイド軸が挿入され、この光ピックアップ装置10を移動させると、図7では、ちょうど矢印Bの方向となる。カバー(CV)の開放部は、およそ対物レンズ33およびの対物レンズのホルダー部が露出できる幅で、それ以外は、このカバー(CV)やディスクエリアの樹脂カバーで覆われている。
図1(B)では、紙面に対して、対物レンズ33が設けられたアクチュエータの上側に制御用のパッケージ22が配置されている。ここの部分は、フレキシブルシートの折り曲げ部分であると同時にIC等の電子部品が配置され、他のエリアから比べると、上に突出している。ここの部分は、図7の点線で囲んだエリアであり、ここは、カバーが切除された開放部であるため、他のエリアから比べると厚くできる。他のエリアで実装したら、カバーの部分の、光ピックアップ装置10の厚みが厚くなるため、点線の部分にフレキシブルシートやパッケージ22を設け、カバー(CV)の表面は、途中から厚み方向に、若干盛り上がっている。ここの開放エリアに、厚くなる要素を設けるため、その分、光ピックアップ装置10の厚みが薄くなるメリットを有する。当然であるが、光ディスクに当たらない程度の範囲である。また前述したが、対物レンズ33の頂部と同程度の飛び出しで設けられていると言っても良い。
よって、図1(B)で見れば、ここの部分で、フレキシブルシートが折り曲げられて、何層にも成っている。また他の部分よりも、数多く折り曲げられている。また折り曲げることで、パッケージ22の配置用のパターンが上を向くように配置されている。この導電パターンは、チップ素子やIC、可変抵抗、可変容量等の部品が設けられて他の部分よりも厚くなっている。よって図1(A)に於いては、カバー13が突状に盛り上がって形成されている。尚、例えばフレキシブルシートが片側1層の導電パターンで形成されている場合、折りかたにより導電パターンを表面に配置することが可能であり、導電パターンが両面に形成される多層シートを用意することも無い。
では、図8および図9を参照して、光ピックアップ装置10の形状や配置について説明する。この光ピックアップ装置10の平面的な外形は、基本的には、矩形、円等と何でも良い。例えば、仮に図8(A)の点線で示す矩形と仮定する。その時、この光ピックアップ装置10は、矩形の金属BOX(MT)の対角線方向、つまり矢印Bの方向に移動させる際、角S1やS2をカットすることで、できるだけ対物レンズ33の移動距離を大きくしている。更には、角S1を共有する側辺と対向する側の、側辺L1に、ターンテーブルTBを入り込ませるため、一部湾曲させている。その結果、図8(B)の形状が完成する。これは、矩形の2つの角を切除し、角を切除していない長辺L1をターンテーブルのアールで切除した形である。
一方、金属BOXの非対角線エリアで移動させる場合、図8(C)の如く矩形で、長側辺L1にターンテーブルのアールを設けても良い。
続いて、図1のカバー13を模式的に説明したものが、図10である。前述した平面的な形状に対して、点線で示す中心線に於いて、湾曲側に対物レンズ33または対物レンズのホルダーが配置される。よってカバー13は、このホルダーを除いた部分の中心線から右側が覆われている。そしてホルダーの上側が盛り上がっている。
よってカバー13は、孔部15を介して光学素子の位置調整が可能であると同時に、この盛り上がりの部分に設けられたフレキシブルシート、それに実装されている電子部品は、カバーの盛り上がりにより内臓品の保護が可能である。また短絡等も抑止可能である。
図2を参照して、次に、上記したカバーに設けた孔部15から露出するBD用LD56を説明する。図2(A)は光ピックアップ装置10の下面を示す斜視図であり、図2(B)はBD用LD56が収納される箇所を拡大して示す斜視図である。
図2(A)を参照して、凹状領域58は、ハウジング28の底板を厚み方向に四角形形状に貫通した領域であり、この凹状領域58の周囲には、4つの区画壁が光ピックアップ装置10の上面に向かって設けられている。図2(B)では、この区画壁の内側の側壁が見えている。ここの区画壁で囲まれた空間に、BD用LD56が収納されている。ここで、BD用LD56は、BDのレーザー光を放射するレーザダイオードが内蔵され、CANタイプまたはリードフレーム型のパッケージである。本形態では、BD用LD56の外形形状は、凹状領域58の形状に即して、上面、下面および4つの側面を有する直方体形状または立方体形状を呈している。また、凹状領域58の内壁に面するBD用LD56の側面にはリードが導出しており、このリードはフレキシブル配線基板26の端部に接続されている。この接続構造は、図3を参照して後述する。
図2(B)を参照して、BD用LD56の対向する側面を部分的に内側に窪ませることで凹状部分60が設けられている。この凹状部分60は、BD用LD56の位置調整を行う際に、位置調整用の治具(例えばピンセットの如き物)にて挟持するためのものである。更に、BD用LD56の凹状部分60に対向する凹状領域58の内壁を窪ませて窪み領域62としている。窪み領域62を設けることにより、BD用LD56の位置調整を行う治具が凹状領域58に挿入しやすく成る。更には、BD用LD56の調整工程に於ける移動の自由度が向上する。
図3(A)を参照して、BD用LD56は、フレキシブル配線基板26の曲折部54により吊られた状態で、ハウジングの凹状領域58に収納されている。具体的には図3(B)を見ると、LD56の底部に取り付けられたフレキシブル配線基板26は、LD56の底面側のコーナーで一端、LDの側面に沿って曲げられ、この側面の途中で180度折り曲げられ、カバー13とハウジング28の間に延在されている。フレキシブル配線基板26の配線部11とBD用LD実装部A3とは、曲折部54を経由して連続している。従って、LD56が移動しても、曲折部54の曲折する角度が若干変化するだけであり、BD用LD56は、位置調整が可能な状態で、フレキシブル配線基板26に接続される。
また、フレキシブル配線基板26の端部に設けられたBD用LD実装部A3(図5参照)は、BD用LD56の側面から外部に突出するリードが固着されている。更に、BD用LD実装部A3は、BD用LD56の底面(リードが突出する側)に設けられている。
図3(B)を参照して、本形態では、各種光学素子を収納するハウジング28の上面に、フレキシブル配線基板26が折り畳まれた状態で配置され、この上面をカバー13が被覆している。そして、カバー13に設けた孔部15から、BD用LD56が露出している。
尚、図3(B)に於いて、LD56は、直方体であり、上面(図の左側)には、発光部であるパッケージの開口部があり、リードが設けられた側が底部であり、またその周囲には、4つの側面がある。
次に、図4を参照して、光ピックアップ装置10のハウジングに収納される光学素子を説明する。
光ピックアップ装置10は、対物レンズ82、84と、立ち上げミラー86、88と、1/4波長板90と、反射板92、94と、コリメートレンズ96と、プリズム98、100と、アナモレンズ102と、PDIC104と、回折格子110、112と、レーザー装置106、108とを備えている。
レーザー装置108は、BD規格のディスク80に、レーザー光を放射する発光素子をパッケージ化したものである。
レーザー装置106は、DVD規格およびCD規格のディスク80に、レーザー光を放射する発光素子のパッケージである。
ここで、レーザー装置106、108は、所謂CANタイプのパッケージでも良いし、リードフレーム型のパッケージでも良い。またBD、DVDおよびCDが一つのパッケージから発光されるデバイスでも良い。この場合、図4のLDのどちらかの経路に位置する回折格子、プリズム等が省略できる。
回折格子110は、レーザー装置106から放射されるレーザー光(DVD規格またはCD規格)を0次回折光、+1次回折光及び−1次回折光に分離する機能を有する。
同様に、回折格子112は、レーザー装置108から放射されるBD規格のレーザー光を、0次回折光、+1次回折光及び−1次回折光に分離する機能を有する。
アナモレンズ102は、通過するレーザー光に収差を付与するためのレンズであり、アナモフィックレンズとも称されている。
PDIC104は、光検出器として機能する信号検出用のフォトダイオード集積回路素子が内蔵されており、BD規格、DVD規格またはCD規格のレーザー光を受光して情報信号成分を含む受光出力を発生する。更に、PDIC104は、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボに用いられるサーボ信号成分を発生する。
プリズム100は、レーザー装置108から放射されるBD規格のレーザー光に対して、偏光選択性を有する反射面を内蔵している。レーザー装置108から放射されたS方向の直線偏光光であるレーザー光は、プリズム100の反射面により+X方向に反射される。また、ディスク80により反射された復路の戻り光は、1/4波長板90の作用によりP方向の直線偏光光とされており、プリズム100の反射面を−X方向に透過する。
プリズム98は、波長選択性および偏光選択性を有する反射面を内蔵している。具体的には、プリズム98は、レーザー装置108から放射されるBD規格のレーザー光を偏向方向に関わらず透過させる。一方、レーザー装置106から放射されるDVD規格およびCD規格のレーザー光は、その偏光方向により、プリズム98の反射面で反射または透過する。具体的には、レーザー装置106からはDVD規格またはCD規格のレーザー光が放射され、これらのレーザー光はS方向の直線偏光光である。そして、レーザー装置106から+Y方向に放射されたレーザー光は、プリズム98の反射面にて+X方向に反射された後に、各種光学素子を介してディスク80に至る。ディスク80の情報記録層にて反射された戻り光であるレーザー光は、1/4波長板90の作用でP方向の直線偏光光に変換されており、プリズム98の反射面を+X方向から−X方向に透過する。
コリメートレンズ96は、レーザー装置106、108から放射されたレーザー光を平行光にするためのレンズである。
反射板92、94は、レーザー装置106、108から放射されたレーザー光を所定方向に反射するためのものである。ここで、反射板92、94がレーザー光を反射する反射率は100%でも良いし、プリズム98、100の機能を補うために特定の波長や偏向方向のレーザー光の反射率を調節しても良い。
1/4波長板90は、入射するレーザー光に位相差を生じさせる光学素子である。従って、レーザー装置106、108から放射されたS方向の直線偏光光のレーザー光が、1/4波長板90を通過すると、円偏光光のレーザー光に変換される。更に、円偏光光とされたレーザー光が、ディスク80の情報記録層にて反射されて再び1/4波長板90を通過すると、P方向の直線偏光光のレーザー光に変換される。
立ち上げミラー88は、周波数選択性を有する反射面を備えており、DVD、CD規格のレーザー光を+Y方向に反射する一方、BD規格のレーザー光を−X方向に透過させる。
立ち上げミラー86は、立ち上げミラー88を透過したBD規格のレーザー光を、+Y方向に反射させる。
対物レンズ84は、立ち上げミラー88により反射されたDVD規格およびCD規格のレーザー光を、ディスク80の情報記録層に合焦する。
対物レンズ82は、立ち上げミラー86により反射されたBD規格のレーザー光を、ディスク80の情報記録層に合焦する。
次に、上記のように構成された光ピックアップ装置10の動作を説明する。読み取り動作と書き込み動作は基本的に同じであり、書き込み動作は読み取り動作よりも強度が高いレーザー光が用いられる。
先ず、DVD規格およびCD規格のレーザー光の光路を説明する。レーザー装置106から放射されたレーザー光は、回折格子110の回折作用により、0次回折光、+1次回折光及び−1次回折光に分離される。ここで、レーザー装置106から放射されるレーザー光は、S方向の直線偏光光である。
そして、分離されたレーザー光は、プリズム98の反射面にて反射した後に、反射板94、92にて反射されて1/4波長板を通過することにより、直線偏光光から円偏光光に変換される。
その後、円偏光光とされたレーザー光は立ち上げミラー88にて反射された後に、対物レンズ84によりディスク80の情報記録層に合焦される。
ディスク80の情報記録層により反射された戻り光であるレーザー光は、対物レンズ84を通過した後に立ち上げミラー88にて反射されて1/4波長板を通過する。このことにより円偏光光であるレーザー光は、P方向の直線偏光光に変換される。
偏光方向が変換されたレーザー光は、反射板92、94で反射された後に、コリメートレンズ96を通過してプリズム98、100を透過し、アナモレンズ102にて収差が付与された後に、PDIC104に至る。
PDIC104では、情報が読み出されるとともに、読み出された情報に基づいてフォーカスサーボおよびトラッキングサーボが行われる。
次に、BD規格のレーザー光の光路を説明する。
先ず、レーザー装置108から、S方向の直線偏光光であるBD規格のレーザー光が放射される。放射されたBD規格のレーザー光は、回折格子112にて3つのレーザー光に分離された後に、プリズム100の反射面にて反射される。反射されたレーザー光は、プリズム98を透過した後にコリメートレンズ96にて平行光に変換され、反射板94、92にて反射されて1/4波長板90に至る。
1/4波長板90で直線偏光光から円偏光光に変換されたレーザー光は、立ち上げミラー88を透過して、立ち上げミラー86の反射面で+Y方向の反射にされる。そして、レーザー光は、対物レンズ82によりディスク80の情報記録層に合焦される。
ディスク80の情報記録層にて反射された戻り光のレーザー光は、対物レンズ82を通過して立ち上げミラー86にて反射された後に、立ち上げミラー88を透過して1/4波長板90に入射する。1/4波長板90では、円偏光光のレーザー光が、P方向の直線偏光光のレーザー光に変換される。その後、P方向の直線偏光光であるレーザー光は、反射板92、94で反射されてコリメートレンズ96を透過した後に、プリズム98に至る。
P方向の直線偏光光であるBD規格のレーザー光は、プリズム98およびプリズム100を透過して、アナモレンズ102にて収差が付与された後に、PDIC104に照射される。そして、PDIC104にて、情報が読み出されるとともに、読み出された情報に基づいてフォーカスサーボおよびトラッキングサーボが行われる。
図5を参照して、本形態の光ピックアップ装置に用いられるフレキシブル配線基板26の全体的な構成を説明する。図5(A)はフレキシブル配線基板26を展開して示す平面図であり、図5(B)は光ピックアップ装置に組み込まれた状態のフレキシブル配線基板26を示す斜視図である。ここで、図5(A)は、単層の配線パターンであり、この配線パターンが上面に設けられたフレキシブル配線基板26が示されており、図5(A)と図5(B)とでは表裏逆の状態を示している。また、図5(A)では、フレキシブル配線基板26が曲折される部分を点線にて示している。
図5(A)を参照して、フレキシブル配線基板26には、光ピックアップ装置10を構成する各光学素子を実装する部位が設けられている。具体的には、DVD用LDおよびCD用LDを制御する制御素子が実装される制御素子実装部A1、チップ素子実装部A2、BD用LD実装部A3、PDIC実装部A4、FMD実装部A5、パッケージ実装部A6、パッケージ実装部A7、チップ素子実装部A8、接続端子部A9、接続端子部A10、チップ素子実装部A11がフレキシブル配線基板26に設けられている。これらの各部位は、フレキシブル配線基板26の配線部11を経由して連続している。
この配線部11は、フレキシブル配線基板26の中で一番幅が広く、且つ一番長く形成されている。この一端は、つまりチップ素子実装部A2が設けられた周辺部は、ある程度の大きさの矩形領域である。この矩形領域に於いて、右側辺に2つの枝状の配線部B1、B2が、上辺は配線部11が一体で設けられている。また左側辺からは、4本の枝状の配線部B3〜B6が設けられている。
配線部B1、B4およびB5には、チップ素子実装部A2、A8、A11が設けられ、チップ型の抵抗、コンデンサーまたはコイルが半田接続で実装される。
配線部B5から分岐した配線部B7には、パッケージ実装部A6があり、ここに固着されるパッケージは、FMDの感度を決定するボリューム抵抗が配置される。そして、配線部B4には、パッケージ実装部A7があり、ここには、BD用LDに供給される電流に重畳周波数を載せるための重畳ICを内蔵するパッケージが実装される。
配線部B1、B3には、接続端子部A9、A10が設けられ、ここには、配線パターンから成るパッドが設けられており、ハウジングに内蔵されるモーター等と電気的に接続するための部位である。
更に、配線部B2には、制御素子やチップ素子が実装される部位があり、補強板36が貼着されている。この補強板36は、フレキシブル配線基板26の基材よりも機械的強度が強い樹脂材料(例えば繊維状のフィラーを含むエポキシ樹脂)から成る。更に、補強板36は、配線パターンが設けられない基材の主面に貼着されている。ここでは、補強板36をハッチング付きの領域で示している。
補強板36によりフレキシブル配線基板26を補強することで、半田接続されるチップ部品等を安定して固着することが可能となる。更には、フレキシブル配線基板26の変形やたわみが抑制されるので、フレキシブル配線基板26を精度良くハウジングに固定することができる。
図5(B)を参照して、上記した構成のフレキシブル配線基板26は、複数の曲折加工が施された状態で、光ピックアップ装置に組み込まれる。ここで、配線部B1は、折り曲げの部分で折り曲げられ、制御素子実装部A1とチップ素子実装部A2とは重畳されている。そして、配線部B4では、BD用LD実装部A3、チップ素子実装部A11、チップ素子実装部A8およびパッケージ実装部A7が畳み込まれた状態を呈している。また、配線部B7のFMD実装部A5は、FMDが内側を向く様に曲折加工されており、その先のパッケージ実装部A6も内側を向くように曲折されている。更に、接続端子部A10も、配線パターンが内側を向くように曲折加工されている。
次に、上記した構成の光ピックアップ装置の製造方法を説明する。
図6(A)を参照して、先ず、光ピックアップ装置を構成する各光学部品を、ハウジング28に組み込む。具体的には、図4にて説明した各種光学素子を、前述した、底板、側壁または区画壁のいずれかで成る収納空間に組み込む。
ここで、電気的に接続される光学素子(図4に示したレーザー装置106、108、PDIC104)は、図1(B)に示すフレキシブル配線基板26またはフレキシブル配線基板34にて接続された状態でハウジング28に備えられる。更に、フレキシブル配線基板26には、これらの光学素子を制御する素子や、特性を調整するための素子(抵抗、コンデンサ、コイル)等が半田を介して接続されている。ここで、フレキシブル配線基板26は、上記したように単層の配線構造であり、曲折部で複雑に曲折された状態でハウジングに備えられている。尚、電気的に接続されない他の光学素子(図4に示すプリズム100等)は、絶縁性の接着材を介してハウジング28内部の収納空間に固着されている。
次に、BD用LD56を位置調整する工程を説明する。図6(A)は本工程を示す斜視図であり、図6(B)は断面図である。
先ず、BD用LD56は、曲折部54を有するフレキシブル配線基板26に仮止めされた状態で、ハウジング28の凹状領域58に収納されている(図6(B)参照)。
図6(A)を参照して、BD用LD56の両側面に形成された凹状部分60A、60Bは、保持部66A、66Bにより保持されている。保持部66A、66Bは、凹状部分60A、60Bを挟みこむことで、BD用LD56を保持している。
また、凹状領域58の内壁を窪ませて窪み領域62が設けられており、このことで保持部66A、66Bの凹状領域58への挿入が容易になる。更には、保持部66A、66BのZ方向への可動範囲が大きくなるので、BD用LD56の位置調整をより適切に行える。
本工程では、保持部66A、66BにてBD用LD56を保持する際に、図6(B)に示すように、ハウジング28の反対側から、押さえ棒64によりBD用LD56を押圧している。
具体的には、図6(A)に示すように、単に保持部66A、66BにてBD用LD56をハウジング28の下面から保持しようとすると、BD用LD56が下方に沈み込んでしまう場合がある。このようになると、保持部66A、66Bにて適切にBD用LD56を保持することが困難になる。
このことを防止するために、本形態では、図6(B)に示すように、カバーの孔部15から押さえ棒64を挿入し、この押さえ棒64の先端部でBD用LD56を支えている。このようにすることで、保持部66A、66BでBD用LD56を保持する際の、BD用LD56の下方への沈み込みが防止され、保持部66A、66Bにて適切にBD用LD56を保持することが可能となる。
BD用LD56の保持が終了した後は、押さえ棒64によるBD用LD56の押圧を解除して、ハウジング28内部から押さえ棒64を引きぬく。その後、BD用LD56からレーザー光を放射させ、このレーザー光をPDICにて受光する。そして、PDICの所定部分にレーザー光が照射されるように、BD用LD56の位置を調整する。この調整には、X方向、Y方向およびZ方向に対する位置調整および各方向周りの角度調整が含まれる。レーザー光がPDICの所定位置に照射されたら、絶縁性接着材を凹状領域58に塗布し、ハウジング28にBD用LD56を固定する。その後、保持部66A、66Bによる保持を解除する。
上記工程が終了した後に、各種のテスト工程を経て、図1に示す構成の光ピックアップ装置が製造される。
10 光ピックアップ装置
11 配線部
13 カバー
15 孔部
22 パッケージ
26 フレキシブル配線基板
28 ハウジング
30 ガイド孔
32 ガイド溝
33 対物レンズ
34 フレキシブル配線基板
36 補強板
54 曲折部
56 BD用LD
58 凹状領域
60、60A、60B 凹状部分
62 窪み領域
64 押さえ棒
66A、66B 保持部
80 ディスク
82 対物レンズ
84 対物レンズ
86 立ち上げミラー
88 立ち上げミラー
90 1/4波長板
92 反射板
94 反射板
96 コリメートレンズ
98 プリズム
100 プリズム
102 アナモレンズ
104 PDIC
106 レーザー装置
108 レーザー装置
110 回折格子
112 回折格子
B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7 配線部

Claims (3)

  1. ディスクが固定されるターンテーブルと、前記ディスクが配置されるディスクエリアと、前記ディスクにレーザー光を照射する光ピックアップ装置と、前記ディスクエリアを被覆すると共に前記光ピックアップ装置に設けられた対物レンズが露出できる幅で、前記ディスクの半径方向に細長く設けられ前記ピックアップ装置が移動するエリアに設けられた開放部を有する第1カバーと、を備え、
    前記光ピックアップ装置は、
    底板と、前記底板の周囲を、前記底板に対して垂直な方向へ延在し、前記対物レンズの駆動方向に相対向して設けられ、ガイド孔を有する第1のガイドとガイド溝を有する第2のガイドが一体と成って設けられた二つの対向側壁と、前記駆動方向の前記ターンテーブル側である一方の側に設けられた湾曲部を有する第1側壁と、前記底板に対して垂直な方向へ延在し、前記駆動方向の他方の側に設けられた第2側壁とを有する側壁と、前記底板または前記側壁から連続する区画壁からなる複数の収納空間と、前記対向側壁から突出して支持軸を移動可能に保持する前記第1のガイドおよび前記第2のガイドとからなるハウジングと、
    前記収納空間に固定された光学素子と、
    前記第1側壁側の前記収納空間に収納され、前記対物レンズを保持したホルダーを有し、平面視で前記第1側壁側が長辺となり、前記第2のガイド側が短辺となるアクチュエータと、
    前記アクチュエータの前記第2側壁側に位置する前記長辺と前記第2側壁との間に設けられた配置領域を覆う基板と、
    前記配置領域に設けられた回路部品と、
    前記基板および前記回路部品を覆うと共に、前記収納空間を覆い、前記アクチュエータの前記第2のガイド側の短辺に相当する領域から前記第2のガイドに渡る前記ハウジングを覆い、前記第2のガイド側の短辺側に対応する位置より盛り上がり、前記アクチュエータの前記第2側壁側に位置する前記長辺と前記第2側壁との間に設けられた盛り上がり部とを有する金属材料から成る薄い板状の第2カバーを有し、
    前記第1カバーの前記開放部に対応する領域に前記配置領域が設けられ、
    前記第2カバーは、前記回路部品を設けることで上に突出した厚みの部分を覆う前記盛り上がり部を有し、前記光ピックアップ装置の厚くなる部分である前記盛り上がり部の領域は、前記開放部に相当する領域であることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記ハウジングは、矩形をベースとし、前記他方の側壁と一体の2つの角部が切除された平面形状を有し、前記第2カバーは、実質前記ハウジングの上面と近接して配置され、前記盛り上がり部の近傍から傾斜面を介して、盛り上がり部に到ることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記ハウジングの収納部には、パッケージされたレーザー装置が収納され、前記レーザー装置に対応して前記第2カバーには、孔部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
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