JP5360067B2 - 通信装置、ネットワーク及びそれらに用いる経路制御方法 - Google Patents

通信装置、ネットワーク及びそれらに用いる経路制御方法 Download PDF

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Description

本発明は通信装置、ネットワーク及びそれらに用いる経路制御方法に関し、特にルータ及びリンク障害に対して障害時のデータ転送への影響を軽減する経路制御方法に関する。
IP(Internet Protocol)ネットワークにおける動的経路制御(ルーティング)は、非特許文献1に開示されるOSPF(Open Shortest Path First)や非特許文献2に開示されるRIP(Routing Information Protocol)等のルーティングプロトコルによって行われている。
これらのルーティングプロトコルは、通信装置(ルータ)や回線(リンク)の障害時には、経路情報を交換して新しい経路を計算し、通信経路を回復する。こうした通信経路は、基本的にリンク毎に定義されたリンクコストの合計が最小のもの、もしくは経由するルータ数(ホップ数)が最小のものが選ばれる。
この動的経路制御の欠点のひとつは、経路の再計算に時間がかかるため、障害発生から経路再計算完了までの数秒〜数十秒の間、障害ルータや障害リンクを通る通信が中断したままとなることである。
こうした長時間の中断を回避するための技術としては、非特許文献3にIP−FRR(IP Fast Reroute)技術が開示されている。IP−FRR技術では、事前にループしない代替転送先(代替ネクストホップ)を決定しておく。これにより、ルータやリンクの障害時にルーティングプロトコルの経路再計算を待たず、すばやくパケットの転送を再開することができる。
もうひとつの欠点は、最小コストによる経路選択のため、特定のルータやリンクに負荷が集中する(輻輳する)可能性があることである。トラフィックの集中を回避するための技術としては、トラフィック分散方式が存在する。非特許文献4で開示されるOSPF−OMP(OSPF−Optimized Miltipath)では、各ルータがリンク利用率等を経路情報と同様にネットワーク全体に広告し、同一宛先への等コスト経路が複数あった場合は、その当コスト経路間でリンク利用率に応じてトラフィックを分散する。
特許文献1に開示された技術では、輻輳を検知した場合に経路を切り替えることで輻輳を回避している。特許文献2に開示された技術では、送信元が輻輳箇所を避けるように経路を指定することにより、輻輳を回避している。
特開2003−092593号公報 特開2002−368787号公報
J.Moy,"OSPF version2",IETF(Internet Engineering Task Force) RFC(Request For Comments)2328,April 1998 G.Malkin,"RIP version2",IETF RFC2453,1998 A.Atlas他,"Basic Specification for IP Fast−Reroute:Loop−free Alternates",IETF Internet draft draft−ietf−rtgwg−ipfrr−spec−base−12.txt,March 2008 C.Villamizar,"OSPF Optimized Multipath",IETF Internet draft draft−ietf−ospf−omp−02.txt,1999
上述のように、IPネットワークの耐障害性を高めるための技術としてIP−FRRを用いることで、リンクやルータの障害時にルーティングプロトコルの経路計算を待たずに、パケット転送を再開することができる。
しかしながら、全ての宛先に対して代替ネクストホップが存在するとは限らないため、代替ネクストホップの無い宛先へのパケットは、経路再計算が完了するまで転送されない。そのため、送信キューあふれによるパケットロスや、遅延の増大等の影響が出る。
また、障害発生により各ルータが代替ネクストホップへ切り替えた場合は、迂回されたトラフィックが代替ネクストホップに集中して輻輳する可能性がある。この輻輳により、パケットロスの発生や、場合により過負荷によるルータのダウン等が発生する。最悪の場合、ルータのダウン→代替ネクストホップへのトラフィック迂回→代替ネクストホップのダウンという障害連鎖が繰り返され、ネットワーク全体がダウンすることもあり得る。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、ネットワークの障害耐性を高めることができる通信装置、ネットワーク及びそれらに用いる経路制御方法を提供することにある。
本発明による通信装置の一態様は、複数の通信装置間でメッセージを交換し、経路制御を行うネットワークにおいて、前記経路制御に用いる経路情報を保持する経路表及び前記通信装置間のトラフィック情報から自機器の経路情報を集約した経路サマリ情報を作成しかつ作成した経路サマリ情報を他の通信装置と交換する経路サマリ処理手段と、自機器が障害となった場合にトラフィック及び他の通信装置に及ぼす影響度である障害影響度情報を計算しかつ計算した障害影響度情報を他の通信装置と交換する障害影響度情報処理手段と、自機器で取得した経路サマリ情報及び障害影響度情報を用いて自機器の経路表を調整する経路調整処理手段とを備えている。
本発明によるネットワークは、上記の通信装置を含むことを特徴とする。
本発明による経路制御方法は、複数の通信装置間でメッセージを交換し、経路制御を行うネットワークに用いる経路制御方法であって、前記複数の通信装置各々が、前記経路制御に用いる経路情報を保持する経路表及び前記通信装置間のトラフィック情報から自機器の経路情報を集約した経路サマリ情報を作成しかつ作成した経路サマリ情報を他の通信装置と交換する経路サマリ処理と、自機器が障害となった場合にトラフィック及び他の通信装置に及ぼす影響度である障害影響度情報を計算しかつ計算した障害影響度情報を他の通信装置と交換する障害影響度情報処理と、自機器で取得した経路サマリ情報及び障害影響度情報を用いて自機器の経路表を調整する経路調整処理とを実行している。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、ネットワークの障害耐性を高めることができるという効果が得られる。
本発明の実施の形態による通信装置(ルータ)の構成例を示すブロック図である。 図1の経路表のエントリ構成の一部を示す図である。 本発明の実施の形態によるネットワークの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態において既存ルーティングプロトコルにより計算されたルータ各々の経路表の一例を示す図である。 本発明の実施の形態において既存ルーティングプロトコルにより計算されたルータ各々の経路表の一例を示す図である。 本発明の実施の形態において既存ルーティングプロトコルにより計算されたルータ各々の経路表の一例を示す図である。 図3に示すルータ各々のトラフィック情報の一例を示す図である。 図3に示すルータ各々のトラフィック情報の一例を示す図である。 図3に示すルータ各々の経路サマリ情報を示す図である。 図3に示すルータ各々の経路サマリ情報を示す図である。 図3に示すルータ201〜204各々の障害影響度情報を示す図である。 図3に示すルータ101で抽出される隣接ノード情報を示す図である。 図3に示すルータ102で抽出される隣接ノード情報を示す図である。 本発明の実施の形態における経路調整Step1終了後のルータ101の隣接ルータ情報を示す図である。 本発明の実施の形態における経路調整Step1終了後のルータ102の隣接ルータ情報を示す図である。 本発明の実施の形態における経路調整Step2終了後のルータ101の隣接ルータ情報を示す図である。 本発明の実施の形態における経路調整Step3終了後のルータ102の隣接ルータ情報を示す図である。 本発明の実施の形態における経路調整処理終了後のルータ101,102の経路表を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明によるネットワークの概略について説明する。本発明によるネットワークは、上記の目的を達成するために、各通信装置(ルータ)に、自機器の経路情報のサマリ(集約)を作成して他のルータへ通知し、他のルータから経路サマリ情報を受信して保持する経路サマリ処理部と、他のルータの経路サマリ情報を基に自機器の障害影響度を計算して他のルータへ通知し、他のルータから障害影響度情報を受信して保持する障害影響度情報処理部と、他のルータの障害影響度情報を基に自機器の経路を調整する経路調整処理部とを備えている。
本発明による通信装置では、経路サマリ処理部が自機器の経路情報のサマリを作成して他のルータへ通知し、他のルータから経路サマリ情報を受信して保持し、障害影響度情報処理部が他のルータの経路サマリ情報を基に自機器の障害影響度を計算して他のルータへ通知し、他のルータから障害影響度情報を受信して保持し、経路調整処理部が他のルータの障害影響度情報を基に自機器の経路を調整することにより、ネットワーク内の各ルータが障害となった場合の影響度を軽減し、ネットワークの障害耐性を高める経路制御を実現している。
このように、本発明は、障害発生時のユーザやネットワークへの影響を極力少なくすることで、ネットワークの障害耐性を高めることができる。ここで、障害発生時のユーザやネットワークへの影響とは、ルータやリンクの障害によるトラフィックの転送中断、障害発生時に代替ネクストホップへ迂回したトラフィックによる輻輳の発生を意味する。
図1は本発明の実施の形態による通信装置(ルータ)の構成例を示すブロック図である。図1において、ルータ11は、パケット転送処理部20と、経路制御処理部21と、経路表22と、経路サマリ処理部23と、障害影響度情報処理部24と、経路調整処理部25と、トラフィック統計処理部26とから構成されている。また、ルータ11は、ルータ12との間で、データパケット30、経路制御情報32、経路サマリ情報33、障害影響度情報34をそれぞれやり取りしている。
経路制御処理部21においては、既存のルーティングプロトコルであるOSPF(Open Shortest Path First)やRIP(Routing Information Protocol)で経路制御される。さらに、経路制御処理部21においては、IP−FRR(IP Fast Reroute)やECMP(Equal Cost Multi Path:等コスト複数経路)を用いて現ネクストホップが障害となった場合の代替ネクストホップも計算されているルータを前提とする。経路制御処理部21で計算された現ネクストホップ及び代替ネクストホップ(経路情報31)は、経路表22に保持されているものとする。
図2は図1の経路表22のエントリ構成の一部を示す図である。図2において、経路表22のエントリは、宛先プリフィックス、現ネクストホップ、代替ネクストホップ(優先度で順序付けされた複数の代替ネクストホップ候補)等を含んでいる。
図3は本発明の実施の形態によるネットワークの構成例を示す図である。図3において、本発明の実施の形態によるネットワークは、5つのサブネットN0〜N4と、11のルータ101,102,201〜204,301〜305とから構成されている。ルータ101,102,201〜204,301〜305各々は図1に示すルータ11と同様の構成となっている。
ルータ101,102,201〜204,301〜305各々の経路制御処理部21は、既存のルーティングプロトコルを使い、各サブネットN0〜N4までの経路を計算する。
図4A乃至Cは本発明の実施の形態において既存ルーティングプロトコルにより計算されたルータ101,102,201〜204,301〜305各々の経路表22の一例を示す図である。代替ネクストホップは、上記の非特許文献3等に記載の方法で決定する。
また、ルータ101,102,201〜204,301〜305各々のトラフィック統計処理部26は、自機器が中継するトラフィック情報35を取っている。
図5A及びBは、図3に示すルータ101,102,201〜204,301〜305各々のトラフィック情報の一例を示す図である。ここでは、説明を簡単にするため、トラフィックは全てサブネットN0から発生し、トラフィックの宛先はサブネットN1〜N4であるものとする。
ルータ101,102,201〜204,301〜305各々の経路サマリ処理部23は、定期的、もしくは経路情報31やトラフィック情報35に変化があった場合に、現在の自機器の経路表22とトラフィック統計処理部26が集計したトラフィック情報とから、それぞれ経路サマリ情報33を作成する。
経路サマリ情報33には、
(1)各隣接ルータ毎の現ネクストホップになっている経路数(宛先サブネット数)とその宛先サブネット宛のトラフィック量
(2)各隣接ルータ毎の現ネクストホップ障害時の代替ネクストホップになっている経路数とその宛先サブネット宛のトラフィック量
(3)代替ネクストホップが無い宛先サブネットのリスト
(4)自機器の転送キャパシティ
という情報が含まれている。
図6A及びBは、図3に示すルータ101,102,201〜204,301〜305各々の経路サマリ情報を示す図である。ルータ101,102,201〜204,301〜305各々で作成された経路サマリ情報33は、隣接ルータへと送信される。
隣接ルータから受信した経路サマリ情報33は、ルータ101,102,201〜204,301〜305各々の経路サマリ処理部23で記録される。図6A及びBの(1)や(2)で示される1/100等の表記は、経路数の合計が1、トラフィック量の合計が100(Mbps)という意味である。以降の説明でも同様の意味とする。
(2)で示されるルータ201→ルータ202の表記は、ルータ201が障害になった時に代替ネクストホップとしてルータ202に迂回するという意味である。
ルータ101,102,201〜204,301〜305各々の障害影響度情報処理部24は、各隣接ルータから受信した経路サマリ情報33を基に、定期的、もしくは経路サマリ情報33に変化があった場合に自機器の障害影響度情報34を計算する。障害影響度情報34は、自機器が障害になった時に隣接ルータとトラフィックとにどの程度影響を与えるかを示す指標である。
障害影響度情報34には、
(a)自機器がネクストホップとなっている宛先サブネット数及びトラフィック量
(b)自機器が障害になった場合、他ノードへ迂回される宛先サブネット数及びトラフィック量
(c)自機器が障害になった場合、代替ネクストホップが無い宛先サブネット数及びトラフィック量
という情報が含まれる。
図7は図3に示すルータ201〜204各々の障害影響度情報34を示す図である。他のルータ101,102,301〜305も、ルータ201〜204と同様に障害影響度情報34を作成するが、ここではその説明を省略する。作成された障害影響度情報34は、隣接ルータへと送信される。
隣接ルータから受信した障害影響度情報34は、ルータ101,102,201〜204,301〜305各々の障害影響度情報処理部24で記録される。
例えば、図7に示すルータ201の障害影響度情報34は、隣接ルータであるルータ101,301,302の経路サマリ情報33を用いて、
(a)=各隣接ルータの経路サマリ情報33の(1)の中で、自機器が現ネクストホップになっている経路数及びトラフィック量を積算する
(b)=各隣接ルータの経路サマリ情報33の(2)の中で、自機器の代替ルータ毎に経路数及びトラフィック量を積算する
(c)=各隣接ルータの経路サマリ情報33の(1)で自機器が現ネクストホップとなっている経路数と、各隣接ルータの経路サマリ情報33の(2)で自機器の代替ネクストホップが存在する経路数の差を積算する
というように計算される。
ルータ101,102,201〜204,301〜305各々の経路調整処理部25は、定期的、もしくは障害影響度情報34または経路サマリ情報33に変化があった場合に経路調整処理を行う。ルータ101は、ルータ201,203,204から取得した障害影響度情報34及び経路サマリ情報33を基に経路調整を行う。ルータ102は、ルータ202,203,204から取得した障害影響度情報34及び経路サマリ情報33を基に経路調整を行う。他のルータ201〜204,301〜305も、上記のルータ101,102と同様に調整するが、ここではその説明を省略する。
図8は図3に示すルータ101で抽出される隣接ノード情報を示す図であり、図11は図3に示すルータ102で抽出される隣接ノード情報を示す図である。
ルータ101は、ルータ201〜204の経路サマリ情報33、障害影響度情報34、自機器の経路表22、及びトラフィック統計情報から図8に示すような隣接ノード情報を抽出する。ルータ102も、ルータ101と同様に、図11に示すような隣接ノード情報を抽出する。以下、ルータ101及びルータ102の調整処理について順に説明する。
Step1:代替経路を持つネクストホップへの変更
ルータ101の経路調整処理部25は、図8の隣接ノード情報から、現ネクストホップ対象であり、かつ、代替なし宛先である宛先サブネットを抽出する。図8に示す例では、代替なし宛先である宛先サブネットに、ルータ201のサブネットN2とルータ203のサブネットN4とが該当する。経路調整処理部25は、サブネットN2及びサブネットN3が他のネクストホップへ切り替え可能かどうかを次のように判断する。
・サブネットN2の場合
サブネットN2の代替ネクストホップ対象となっている隣接ノードを検索する。この場合、ルータ203が該当する。
ルータ203の代替なし宛先にサブネットN2があるかを確認する。
ルータ203ではサブネットN2は代替なし宛先のため、サブネットN2の現ネクストホップは変更しない。
・サブネットN4の場合
サブネットN4の代替ネクストホップ対象となっている隣接ノードを検索する。この場合、ルータ204が該当する。
ルータ204の代替なし宛先にサブネットN4があるかどうかを確認する。
ルータ204では、サブネットN4が代替なし宛先ではない(代替ネクストホップが存在する)。
次に、経路調整処理部25は、現負荷が収容可能かどうかを判定する。
600(サブネットN4のトラフィック量)
<1500(ルータ204のキャパシティ)−0(現負荷)
であるため、経路調整処理部25は、収容可能であると判定する。よって、経路調整処理部25は、サブネットN4宛てのトラフィックの現ネクストホップをルータ204に変更する。
尚、変更先の代替ネクストホップ候補が複数ある場合、経路調整処理部25は、その中でキャパシティに対する変更後の負荷(現負荷+変更しようとする宛先のトラフィック量)の割合がもっとも小さいもの等の基準により選択する。
経路調整処理部25は、サブネットN4のネクストホップをルータ204に変更することで、ルータ203,204の現負荷、代替負荷、現ネクストホップ対象、代替ネクストホップ対象の変化を計算し、隣接ノード情報を変更する。変更後の隣接ノード情報を図に示す。
ルータ102の経路調整処理部25でも、上記のルータ101と同様に、経路調整を行う。図11に調整前のルータ102の隣接ノード情報を示す。まず、経路調整処理部25は、現ネクストホップ対象であり、かつ、代替なし宛先である宛先サブネットを抽出する。これには、ルータ201のサブネットN1及びサブネットN4が対象となる。
サブネットN1の代替ネクストホップ対象となっている隣接ノードは無いため、経路調整処理部25は、サブネットN1に関する処理を行わない。サブネットN4はルータ204が代替ネクストホップ対象であるため、経路調整処理部25は、ルータ204の代替なし宛先を検査する。
経路調整処理部25は、ルータ204の代替なし宛先にサブネットN4が含まれておらず、負荷的にも収容可能であるため、サブネットN4の現ネクストホップをルータ201からルータ204へ変更する。この変更に伴い、ルータ102では、ルータ101と同様に、隣接ノード情報を更新する。更新後の隣接ノード情報を図12に示す。
Step2:現トラフィックの調整
ルータ101では、Step1が終了した図9の状態から計算を開始する。各隣接ノードに対して変更後の現負荷とキャパシティの割合とを求める。
図9の場合、
ルータ201は、800/1500=0.53
ルータ203は、500/2000=0.25
ルータ204は、600/1500=0.4
となる。ルータ201の割合がもっとも高く、ルータ203の割合がもっとも低いため、はじめにルータ201からルータ203へのトラフィック移動を考える。
ルータ201からルータ203へ移動できるトラフィックは、ルータ203が代替ネクストホップ対象となっているサブネットN2のみである(サブネットN1はできない)。ルータ201も、ルータ203も、サブネットN2への代替経路を持たないため、どちらへ移動してもサブネットN2へのトラフィックの信頼性は変化しないと判断できる。
サブネットN2をルータ203へ移動した場合、
ルータ201は、500/1500=0.33
ルータ203は、800/2000=0.4
となる。
ここで、負荷割合の標準偏差は、
変更前:√(0.53−0.39)^2+(0.25−0.39)^2+(0.4−0.39)^2=0.198
変更後:√(0.33−0.376)^2+(0.4−0.376)^2+(0.4−0.376)^2=0.0571
となり、隣接ルータへの負荷割合の標準偏差が小さくなるため、ルータ101では、変更するほうが良いと判断し、変更を行う。
この変更に伴い、ルータ101では、現負荷、代替負荷、現ネクストホップ対象、代替ネクストホップ対象の変化を計算し、隣接ノード情報を変更する。変更後の隣接ノード情報を図10に示す。
ルータ102でも、上記のルータ101と同様に、図12の隣接ルータ情報の状態から調整を開始する。
ルータ102では、各隣接ルータの負荷割合は、
ルータ202は、400/2000=0.2
ルータ203は、1100/2000=0.55
ルータ204は、100/1500=0.0666
である。
ルータ203は現ネクストホップ対象宛先が無いため、調整はできない。ルータ201からルータ204へ変更できる現ネクストホップ対象宛先は、ルータ204の代替ネクストホップ対象宛先であるサブネットN3のみである。しかしながら、ルータ204はサブネットN3への代替経路を持っていないため、変更は行わない。他に変更可能な宛先は無いため、ルータ102では、経路調整処理を終了する。
Step3:代替トラフィックの調整
ルータ101は、図4Aの経路表22の通り、他の代替ネクストホップ候補が無く、代替ネクストホップを切り替えることができないため、代替トラフィックの調整を行わない。
ルータ102は、宛先のサブネットN3及びサブネットN4に対して代替ネクストホップ候補が存在し、調整余地があるため、調整計算を行う。図12の状態において、ルータ102において代替ネクストホップを変更可能な組み合わせは、
(1)ルータ204が障害になった場合のサブネットN4の代替ネクストホップをルータ202からルータ203へ変更する
(2)ルータ202が障害になった場合のサブネットN3の代替ネクストホップをルータ203からルータ204へ変更する
の2つである。

まず、ルータ102は、(1)について計算する。ルータ102は、ルータ204が障害になった場合にルータ202,203へ迂回されるトラフィックと現負荷とを加算して、キャパシティとの割合を求める。
変更前のルータ202の代替時トラフィク負荷率は、
(400+100)/2000=0.25
ルータ203の代替時トラフィック負荷率は、
(1100+0)/2000=0.55
である。
変更後のルータ202の代替時トラフィック負荷率は、
(400+0)/2000=0.2
ルータ203の代替時トラフィック負荷率は、
(1100+100)/2000=0.6
となる。あきらかに、負荷率の標準偏差が大きくなるため、この変更は行わない。
次に、ルータ102は、(2)について計算する。ルータ102は、ルータ202が障害になった場合にルータ203,204へ迂回されるトラフィックと現負荷とを加算して、キャパシティとの割合を求める。
変更前のルータ203の代替時トラフィック負荷率は、
(1100+300)/2000=0.7
ルータ204の代替時トラフィック負荷率は、
(100+0)/1500=0.0666..
である。
変更後のルータ203の代替時トラフィック負荷率は、
(1100+100)/2000=0.6
ルータ204の代替時トラフィック負荷率は、
(100+200)/1500=0.2
である。負荷率の偏差が小さくなる方向への変更であるため、この変更は有効であると判断し、ルータ102は、代替ネクストホップの変更を行う。
この変更に伴い、ルータ102は、現負荷、代替負荷、現ネクストホップ対象、代替ネクストホップ対象の変化を計算し、隣接ノード情報を変更する。変更後の隣接ノード情報を図13に示す。
上記のStep1〜Step3の調整の結果、ルータ101の経路表22とルータ102の経路表22とは、図14に示すように変更される。他のルータ201〜204,301〜305でも、上記のルータ101,102と同様に、調整が行われる。この調整は、ルータ101,102,201〜204,301〜305で非同期に行われ、調整後は更新された経路サマリ情報が広告され、上記の操作・調整が一定時間毎に繰り返される。
このように、本実施の形態では、ルータやリンクの障害によって転送が中断するトラフィックを軽減することができる。また、本実施の形態では、障害発生時に代替ネクストホップへ迂回したトラフィックによる輻輳の発生を軽減することができる。
本発明は、上述した経路調整処理のStep2及びStep3において、どの宛先サブネットの現ネクストホップもしくは代替ネクストホップを変更しても偏差を小さくできない場合、宛先サブネットを分割して他のネクストホップへ振り分けることも可能である。
例えば、上述したStep2のルータ101の経路調整処理において、サブネットN2をトラフィック量がほぼ半分になるように、サブネットN2−1,N2−2の二つに分割し、サブネットN2−2だけ現ネクストホップをルータ203に変更する。
また、本発明は、経路サマリ情報33及び障害影響度情報34を、隣接ルータだけでなく、Nホップ先のルータまで通知することも可能である。この場合、本発明は、Nの値を大きくすることにより、ネットワーク全体で情報を共有して、経路調整を行うことも可能である。各ルータは、Nホップ先までの経路サマリ情報33と障害影響度情報34とを基に経路調整を行う。
さらに、本発明は、障害影響度情報34に、ルータが持つ各リンクが障害になった場合の影響度も計算して含めることも可能である。各ルータは、隣接ルータ障害時の影響度軽減と、各リンク障害時の影響度軽減とを目的として経路調整を行う。
さらにまた、本発明は、経路調整時に、障害影響度に各ルータの障害発生確率で重み付けして計算を行うことも可能である。障害発生確率は、ルータの稼働時間等から計算可能である。
一方、本発明は、下記の文献1,2に開示されるようなClass Of Serviceの概念、つまり複数のClassに分けて通信品質や帯域確保等を実現するための優先制御の方法を取り入れ、遅延や帯域要求の異なるトラフィックが混在する環境においてもClass毎に耐障害性を高めることができる。
文献1:J.Heinanen他、Assured Forwarding PHB Group、IETF RFC2597、1999年6月
文献2:V.Jacobson他、An Expedited Forwarding PHB、IETF RFC2598、1999年6月
各ルータは、少なくとも通信品質及び帯域確保を実現するための優先制御のClass毎にトラフィック量を管理し、経路サマリ情報において現負荷とキャパシティをClass毎に作成して広告する。各ルータは、Class毎に上記と同様の経路調整を実施し、Class毎に適切な現ネクストホップ及び代替ネクストホップを決定する。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、記録媒体に記録して提供することも可能であり、また、インターネットその他の通信媒体を介して伝送することにより提供することも可能である。また、記憶媒体には、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等が含まれる。また、通信媒体には、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等が含まれる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2008年11月5日に出願された日本出願特願2008−283808を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
11,12,101,102,201〜204,301〜305 ルータ
20 パケット転送処理部
21 経路制御処理部
22 経路表
23 経路サマリ処理部
24 障害影響度情報処理部
25 経路調整処理部
26 トラフィック統計処理部
30 データパケット
31 経路情報
32 経路制御情報
33 経路サマリ情報
34 障害影響度情報
35 トラフィック情報
N0〜N4 サブネット

Claims (12)

  1. 経路制御に用いる経路情報を保持する経路表及び通信装置間のトラフィック情報から自機器の経路情報を集約した経路サマリ情報を作成しかつ作成した経路サマリ情報を他の通信装置と交換する経路サマリ処理手段と、
    自機器が障害となった場合にトラフィック及び他の通信装置に及ぼす影響度である障害影響度情報を計算しかつ計算した障害影響度情報を他の通信装置と交換する障害影響度情報処理手段と、
    自機器で取得した経路サマリ情報及び障害影響度情報を用いて自機器の経路表を調整する経路調整処理手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 自機器の持つリンクが障害となった場合に前記障害影響度情報を計算することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記複数の通信装置各々の障害発生確率で重み付けした障害影響度情報を用いて前記経路表を調整することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 少なくとも通信品質及び帯域確保を実現するための優先制御のClass毎にトラフィック量を管理し、前記経路サマリ情報において現負荷とキャパシティを前記Class毎に作成して広告することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記経路調整処理手段は、前記Class毎に自機器の経路表を調整し、前記Class毎に現ネクストホップ及び代替ネクストホップを決定することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 上記請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置を含むことを特徴とするネットワーク。
  7. メッセージを交換する複数の通信装置各々が、
    経路制御に用いる経路情報を保持する経路表及び前記通信装置間のトラフィック情報から自機器の経路情報を集約した経路サマリ情報を作成しかつ作成した経路サマリ情報を他の通信装置と交換する経路サマリ処理と、
    自機器が障害となった場合にトラフィック及び他の通信装置に及ぼす影響度である障害影響度情報を計算しかつ計算した障害影響度情報を他の通信装置と交換する障害影響度情報処理と、
    自機器で取得した経路サマリ情報及び障害影響度情報を用いて自機器の経路表を調整する経路調整処理とを実行することを特徴とする経路制御方法。
  8. 自機器の持つリンクが障害となった場合に前記障害影響度情報を計算することを特徴とする請求項7に記載の経路制御方法。
  9. 前記複数の通信装置各々の障害発生確率で重み付けした障害影響度情報を用いて前記経路表を調整することを特徴とする請求項7に記載の経路制御方法。
  10. 前記複数の通信装置各々は、少なくとも通信品質及び帯域確保を実現するための優先制御のClass毎にトラフィック量を管理し、前記経路サマリ情報において現負荷とキャパシティを前記Class毎に作成して広告することを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の経路制御方法。
  11. 前記複数の通信装置各々は、前記経路調整処理において、前記Class毎に自機器の経路表を調整し、前記Class毎に現ネクストホップ及び代替ネクストホップを決定することを特徴とする請求項10に記載の経路制御方法。
  12. 経路制御に用いる経路情報を保持する経路表及び通信装置間のトラフィック情報から自機器の経路情報を集約した経路サマリ情報を作成しかつ作成した経路サマリ情報を他の通信装置と交換させ、
    自機器が障害となった場合にトラフィック及び他の通信装置に及ぼす影響度である障害影響度情報を計算しかつ計算した障害影響度情報を他の通信装置と交換させ、
    自機器で取得した経路サマリ情報及び障害影響度情報を用いて自機器の経路表を調整する経路調整する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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