JP5359994B2 - 図面作成支援装置 - Google Patents

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本発明は、図面の作成を支援する図面作成支援装置に関するものである。
図面相互の関連を自動的に識別し、変更された図面が関係する全ての図面の図番、履歴等を自動的に変更する技術として、例えば、特許文献1に開示された技術がある。特許文献1に開示された技術は、CAD設計図面のそれぞれの図面の図面番号、図面名称、最上位図面、下位図面等のデータに属性を付与し、その属性に基づいて設計図面から図面番号、図面名称、最上位図面、下位図面等のデータを読み出してそれら設計図面の階層関係を表す図面構成テーブルを作成し、設計図面が変更されたとき、変更される前の設計図面に関係する全ての設計図面を図面構成テーブルに基づいて検出し、その検出された設計図面を変更された設計図面に基づいて変更図面に変更する。
特開2001−282866号公報
特許文献1に開示された技術では、CAD設計図面のそれぞれの図面の図面番号、図面名称、最上位図面、下位図面等のデータに属性を付与する必要がある。属性を付与するためには属性と部品名などとの繋がりを管理するファイルを別途準備する必要があり、そのようなファイル作成は手作業となるので、作業効率が悪く、品質面においても十分であるとは言えない。また、特許文献1に開示された技術では、部品間の繋がりを図面構成テーブルで表現するが、テーブルでは部品間の繋がりが視覚的に分りづらい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、CAD設計図面のそれぞれの図面の図面番号等のデータに属性を付与することなく、作業効率及び図面品質を向上させ、製品を構成する部品の階層的繋がりの把握を容易にすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、階層的に繋がった複数の部品モデルで構成され、前記部品モデルの階層に関する階層情報を有する3次元モデルを格納した記憶手段と、前記3次元モデルから、前記部品モデルの階層深さ及び前記部品モデルが構成するグループを含む情報である部品構成情報を抽出する部品構成情報抽出手段と、前記部品構成情報抽出手段で抽出された部品構成情報に基づいて、前記階層深さ及びグループを含む部品構成データ表を作成する部品構成データ表作成手段と、前記部品構成データ表に基づいて、前記部品モデルを一覧表示した部品構成欄を描画する部品構成欄作成手段と、前記部品構成データ表に基づいて、前記部品モデルの階層を表す部品構成ツリーを描画する部品構成ツリー作成手段と、を含むことを特徴とする図面作成支援装置である。
本発明は、階層的に繋がった複数の部品モデルで構成され、部品モデルの階層に関する階層情報を有する3次元モデルから、部品モデルの階層深さ及び部品モデルが構成するグループを含む部品構成データ表を作成し、部品構成データ表に基づいて、部品モデルを一覧表示した部品構成欄を描画し、部品構成データ表に基づいて、部品モデルの階層を表す部品構成ツリーを描画する。これによって、作業効率及び図面品質を向上させ、製品を構成する部品の階層的繋がりの把握を容易にすることができる。
本発明の望ましい態様としては、前記部品構成データ表作成手段は、前記階層情報の行方向に最下位階層の部品を探し、探した最下位階層の部品の上位階層を辿り、最上位階層の部品までを1つのグループとし、当該グループにグループ属性を付与し、当該グループ内の各部品の名称、員数、階層深さ、グループ属性及び行番号を含む行を部品構成データ表に付加することが好ましい。これによって、部品構成データ表を作成することが可能となる。
本発明の望ましい態様としては、前記部品構成ツリー作成手段は、I行J列(Iは部品構成データ表の行数、Jは階層深さの最大値+1)の格子点を作成し、格子点の各行ごとに横線を作成するために必要な格子点を階層深さに応じて選定し、選定された格子点と同一行の右端の格子点との間に横線を描画し、同一グループ、同一階層上で、選定された格子点でI番号の最も大きいものを選択し、選択した格子点と一つ上位の階層上で同一J番号を持つ格子点との間に縦線を描画することが好ましい。これによって、部品構成ツリーを描画することが可能となる。
本発明は、部品モデルを一覧表示した部品構成欄及び製品を構成する部品の階層的繋がりを表す部品構成ツリーを短時間で効率よく描画することができ、作業効率及び図面品質を向上させることができる。また、部品構成ツリーから、図面上で子部品に対する親部品について、視覚的なイメージとして確認することができ、構成情報の精度確認、親部品検索精度の向上及び検索時間の短縮を図ることができる。
図1は、本実施形態に係る2次元図面作成支援装置のハードウェア構成を示す図である。 図2は、3次元モデルの一例を示す図である。 図3は、3次元モデルが有する、構成部品の階層構造を表す階層情報の一例を示す図である。 図4は、3次元モデルの一例を示す図である。 図5は、3次元モデルの一例を示す図である。 図6は、3次元モデルの一例を示す図である。 図7は、3次元モデルの一例を示す図である。 図8は、3次元モデルの一例を示す図である。 図9は、3次元モデルの一例を示す図である。 図10は、3次元モデルの一例を示す図である。 図11は、3次元モデルの一例を示す図である。 図12は、3次元モデルの一例を示す図である。 図13は、3次元モデルの一例を示す図である。 図14は、本実施形態に係る2次元図面作成支援装置の機能ブロックを示す図である。 図15は、部品構成データ表の一例を示す図である。 図16は、部品構成欄及び部品構成ツリーを示す図である。 図17は、本実施形態に係る2次元図面作成支援装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図18は、本実施形態に係る2次元図面作成支援装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図19は、3次元モデルデータ選択画面の一例を示す図である。 図20は、階層情報から部品構成データ表を作成する作り方を示す図である。 図21は、2次元図面選択画面の一例を示す図である。 図22は、格子点の各行ごとに水平線(横線)を作成するために必要な格子点を選定した様子を示す図である。 図23は、選定された格子点と同一行の右端の格子点との間に横線を作成した様子を示す図である。 図24は、グループ属性1のグループで選定された格子点のうちi番号の最も大きいものと一つ上位の階層上にある同一j番号を持つ格子点との間に垂直線(縦線)を作成した様子を示す図である。 図25は、グループ属性1のグループの各階層から上位の階層に垂直線(縦線)を作成した様子を示す図である。 図26は、グループ属性2のグループの格子点を示す図である。 図27は、グループ属性2のグループの各階層から上位の階層に垂直線(縦線)を作成した様子を示す図である。 図28は、グループ属性3のグループの格子点を示す図である。 図29は、グループ属性3のグループの各階層から上位の階層に垂直線(縦線)を作成した様子を示す図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る2次元図面作成支援装置のハードウェア構成を示す図である。本実施形態は、本発明を2次元図面の作成支援に適用したものである。図1に示すように、この2次元図面作成支援装置1は、入力装置2と、表示装置3と、制御装置4と、外部記憶装置5と、を備えている。
入力装置2は、マウス、キーボード等であり、作図者の入力操作、選択操作を受け付け、入力信号を制御装置4に出力する。表示装置3は、CRT、液晶ディスプレイ等の画像を表示する装置である。
制御装置4は、パーソナルコンピュータ(PC)等であり、入力インターフェース4aと、出力インターフェース4bと、処理装置としてのCPU4cと、ROM4dと、RAM4eと、内部記憶装置4fと、を含んでいる。入力インターフェース4a、出力インターフェース4b、CPU4c、ROM4d、RAM4e及び内部記憶装置4fは、内部バスで接続されている。
入力インターフェース4aは、入力装置2からの入力信号を受け取り、CPU4cに出力する。出力インターフェース4bは、CPU4cから画像信号を受け取り、表示装置3に出力する。
ROM4dには、BIOS等のプログラムが記憶されている。内部記憶装置4fは、例えばHDD等であり、オペレーティングシステムプログラムやアプリケーションプログラムが記憶されている。CPU4cは、RAM4eをワークエリアとして使用しながらROM4dや内部記憶装置4fに記憶されているプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。
外部記憶装置5は、サーバ等であり、LAN等のネットワークを介して制御装置4と接続されている。なお、外部記憶装置5は、制御装置4から離れた場所に設置されていても良い。
内部記憶装置4f又は外部記憶装置5には、製品の3次元(3D)モデルが記憶されている。図2は、内部記憶装置4f又は外部記憶装置5に記憶されている3次元モデルの一例を示す図である。図2は、車両のステアリングのコラムを構成するCOLUMN_A_ASSYの3次元モデルの一例を示す図である。図3は、COLUMN_A_ASSYの3次元モデルが有する、COLUMN_A_ASSYを構成する部品の階層構造を表す階層情報の一例を示す図である。図3の部品の階層構造は、部品の上位、下位の構成を示すモデル情報で、モデル構成ツリーから成るデータ構造体として記憶されている。図3に示す階層情報20を参照すると、COLUMN_A_ASSYは、COLUMN_B_ASSYとCOLUMN_D_ASSYとで構成される。図4は、COLUMN_B_ASSYの3次元モデルの一例を示す図であり、図5は、COLUMN_D_ASSYの3次元モデルの一例を示す図である。
再び図3に示す階層情報20を参照すると、COLUMN_B_ASSYは、COLUMN_C_ASSYとSHAFT_A_ASSYとで構成される。図6は、COLUMN_C_ASSYの3次元モデルの一例を示す図であり、図7は、SHAFT_A_ASSYの3次元モデルの一例を示す図である。
再び図3に示す階層情報20を参照すると、COLUMN_C_ASSYは、COLUMN_A_PARTとBEARING_A_PARTとで構成される。図8は、COLUMN_A_PARTの3次元モデルの一例を示す図であり、図9は、BEARING_A_PARTの3次元モデルの一例を示す図である。
再び図3に示す階層情報20を参照すると、SHAFT_A_ASSYは、SHAFT_A_PARTとSHAFT_B_PARTとで構成される。図10は、SHAFT_A_PARTの3次元モデルの一例を示す図であり、図11は、SHAFT_B_PARTの3次元モデルの一例を示す図である。
再び図3に示す階層情報20を参照すると、COLUMN_D_ASSYは、COLUMN_B_PARTとBEARING_B_PARTとで構成される。図12は、COLUMN_B_PARTの3次元モデルの一例を示す図であり、図13は、BEARING_B_PARTの3次元モデルの一例を示す図である。
内部記憶装置4f又は外部記憶装置5には、上述した3次元モデルのほか、2次元(2D)図面が記憶されている。
図14は、本実施形態に係る2次元図面作成支援装置の機能ブロックを示す図である。図14に示すように本実施形態に係る2次元図面作成支援装置は、部品構成情報抽出部11と、部品構成データ表作成部12と、2次元(2D)図面部品構成欄作成部13と、を含んでいる。2次元図面部品構成欄作成部13は、2次元(2D)図面選択部13aと、部品構成欄作成部13bと、部品構成ツリー作成部13cと、を含んでいる。これらの各機能ブロックは、CPU4c(図1参照)が内部記憶装置4fに記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
部品構成情報抽出部11は、3次元モデルの階層情報20(図3参照)から部品構成情報を抽出する。部品構成データ表作成部12は、部品構成情報抽出部11によって抽出された部品構成情報に基づいて、部品構成を表す部品構成データ表を作成する。図15は、部品構成データ表の一例を示す図である。図15に示す部品構成データ表30は、部品の名称(部品名)、員数、最上位階層の部品から当該部品までの階層の深さである階層深さ、グループ属性(グループ番号)及び行番号の項目を有している。なお、3次元モデルの階層情報20(図3参照)から部品構成データ表30(図15参照)を作成する作り方については、後で詳細に説明する。
再び図14を参照すると、2次元図面選択部13aは、ユーザの入力に基づいて2次元図面を選択する。部品構成欄作成部13bは、部品構成データ表30に基づいて、2次元図面選択部13aで選択された2次元図面に、部品構成を表す部品構成欄を描画(作成)する。部品構成欄は、各部品の階層深さ、部品名(部品の名称)及び員数の項目を有する。部品構成ツリー作成部13cは、部品構成データ表30に基づいて、部品構成欄内に部品の階層構造を表す部品構成ツリーを描画(作成)する。図16は、部品構成欄作成部13bが2次元図面40に部品構成欄42を描画し、部品構成ツリー作成部13cが部品構成欄42内に部品構成ツリー44を描画した様子を示す図である。なお、部品構成ツリー作成部13cが部品構成データ表30に基づいて部品構成ツリー44を描画する描画の仕方については、後で詳細に説明する。
図17及び図18は、2次元図面作成支援装置1の処理の手順を示すフローチャートである。2次元図面作成支援装置1の部品構成情報抽出部11(図14参照)は、ステップS1として、対象製品(3次元モデルデータ)の選択をユーザに行わせる。図19は、対象製品(3次元モデルデータ)の選択をユーザに行わせる際の画面の一例を示す図である。この画面50は、ファイル名入力欄50aを有しており、ユーザは、ファイル名入力欄50aに所望の対象製品(3次元モデルデータ)のファイル名を入力し、「実行」というボタン(画像)50bをクリックする。
再び図17を参照すると、部品構成情報抽出部11は、ステップS2として、対象製品(3次元モデルデータ)のファイルから部品構成データ表作成に必要な階層情報20(図3参照)を抽出する。
次に、部品構成データ表作成部12(図14参照)は、ステップS3として、ステップS2で抽出された階層情報20(図3参照)に基づいて、部品構成データ表30(図15参照)を作成する。図20は、階層情報20から部品構成データ表30を作成する作り方を示す図である。まず、部品構成データ表作成部12は、階層情報20の第1行目から行方向(図中Aの方向)に最下位階層の部品を探す。図20に示す例では、部品構成データ表作成部12は、COLUMN_A_PART及びBEARING_A_PARTを探すことになる。次に、部品構成データ表作成部12は、COLUMN_A_PART及びBEARING_A_PARTの上位階層を辿り、COLUMN_A_PART及びBEARING_A_PARTから最上位階層の部品COLUMN_A_ASSYまでを1つのグループとする。そして、部品構成データ表作成部12は、このグループにグループ属性(グループ番号)を付与し、グループ内の各部品の名称(部品名)、員数、階層深さ、グループ属性及び行番号を含む行を部品構成データ表30に付加する。図20に示す例では、部品構成データ表作成部12は、COLUMN_A_ASSY、COLUMN_B_ASSY、COLUMN_C_ASSY、COLUMN_A_PART及びBEARING_A_PARTを1つのグループ101とする。そして、部品構成データ表作成部12は、このグループ101にグループ属性1を付与し、グループ101内の各部品の名称、員数、階層深さ、グループ属性及び行番号を含む5つの行を部品構成データ表30に付加する。
また、部品構成データ表作成部12は、上記の手順を繰り返し、次の最下位階層の部品を探す。図20に示す例では、部品構成データ表作成部12は、SHAFT_A_PART及びSHAFT_B_PARTを探すことになる。次に、部品構成データ表作成部12は、SHAFT_A_PART及びSHAFT_B_PARTの上位階層を辿り、SHAFT_A_PART及びSHAFT_B_PARTから最上位階層の部品COLUMN_A_ASSYまでを1つのグループとし、このグループにグループ属性(グループ番号)を付与し、グループ内の各部品の名称(部品名)、員数、階層深さ、グループ属性及び行番号を含む行を部品構成データ表30に付加する。図20に示す例では、部品構成データ表作成部12は、COLUMN_A_ASSY、COLUMN_B_ASSY、SHAFT_A_ASSY、SHAFT_A_PART及びSHAFT_B_PARTを1つのグループ102とし、このグループ102にグループ属性2を付与し、グループ102内の各部品の名称(部品名)、員数、階層深さ、グループ属性及び行番号を含む行を部品構成データ表30に付加する。なお、COLUMN_A_ASSY及びCOLUMN_B_ASSYに関しては、グループ101に対する処理により既に部品構成データ表30に行が付加されているので、グループ属性2を追加するだけで良い。
また、部品構成データ表作成部12は、上記の手順を繰り返し、次の最下位階層の部品を探す。図20に示す例では、部品構成データ表作成部12は、COLUMN_B_PART及びBEARING_B_PARTを探すことになる。次に、部品構成データ表作成部12は、COLUMN_B_PART及びBEARING_B_PARTの上位階層を辿り、COLUMN_B_PART及びBEARING_B_PARTから最上位階層の部品COLUMN_A_ASSYまでを1つのグループとし、このグループにグループ属性(グループ番号)を付与し、グループ内の各部品の名称(部品名)、員数、階層深さ、グループ属性及び行番号を含む行を部品構成データ表30に付加する。図20に示す例では、部品構成データ表作成部12は、COLUMN_A_ASSY、COLUMN_D_ASSY、COLUMN_B_PART及びBEARING_B_PARTを1つのグループ103とし、このグループ103にグループ属性3を付与し、グループ103内の各部品の名称(部品名)、員数、階層深さ、グループ属性及び行番号を含む行を部品構成データ表30に付加する。なお、COLUMN_A_ASSYに関しては、グループ101に対する処理により既に部品構成データ表30に行が付加されているので、グループ属性3を追加するだけで良い。
再び図17を参照すると、2次元図面選択部13a(図14参照)は、ステップS4として、作業対象の2次元図面の選択をユーザに行わせる。図21は、作業対象の2次元図面の選択をユーザに行わせる際の画面の一例を示す図である。この画面52は、新規図面を選択するためのチェックボックス52aと、既存図面を選択するためのチェックボックス52bと、を有しており、ユーザは、チェックボックス52a、チェックボックス52bのいずれかをチェックして新規図面又は既存図面を選択する。また、画面52は、新規図面の図面サイズを入力するための入力欄52cを有しており、ユーザは、新規図面を選択する場合は、入力欄52cに図面サイズを入力する。また、画面52は、既存図面のファイル名を入力する入力欄52dを有しており、ユーザは、既存図面を選択する場合は、入力欄52dに既存図面のファイル名を入力する。その後、ユーザは、「実行」というボタン(画像)52eをクリックする。
再び図17を参照すると、部品構成欄作成部13b(図14参照)は、ステップS5として、ステップS4で選択された2次元図面上に部品構成欄42(図16参照)を作成する。部品構成欄作成部13bは、部品構成データ表30内の各部品の階層深さ、部品名(部品の名称)及び員数を部品構成欄42に付加する。
次に、部品構成ツリー作成部13c(図14参照)は、ステップS6として、部品構成データ表30から部品構成ツリー44(図16参照)の作成に必要な情報を抽出し、ステップS7として、部品構成欄42の階層枠内に部品構成ツリー44を作成するサブルーチン処理を実行する。
図18は、部品構成ツリー44を作成するサブルーチン処理を示すフローチャートである。まず、部品構成ツリー作成部13cは、ステップS11として、部品構成ツリー44の作成に必要な格子点の数を算出する。ここで、部品構成ツリー44の作成に必要な格子点の数は、(i×j)で算出される。ここで、iは部品構成データ表30の行数であり、本実施形態では11である(図15参照)。また、jは(階層深さの最大値+1)である。本実施形態では、階層深さの最大値は4である(図15参照)。なお、jとして階層深さの最大値に1を加算しているのは、階層の最後に横線を描画するためである。
次に、部品構成ツリー作成部13cは、ステップS12として、ステップS11で算出された数、つまりi行j列の格子点を作成する。
次に、部品構成ツリー作成部13cは、ステップS13として、格子点の各行ごとに水平線(横線)を描画するために必要な格子点を選定する。図22は、格子点の各行ごとに水平線(横線)を描画するために必要な格子点を選定した様子を示す図である。ここで選定される格子点は、階層深さに応じて定まる。例えば、部品構成データ表30の第1行の部品はCOLUMN_A_ASSYであるが、COLUMN_A_ASSYの階層深さは1であるので、格子点の第1行では、左から1番目の格子点が水平線(横線)を描画するために必要な格子点として選定される。また、例えば、部品構成データ表30の第2行の部品はCOLUMN_B_ASSYであるが、COLUMN_B_ASSYの階層深さは2であるので、格子点の第2行では、左から2番目の格子点が水平線(横線)を描画するために必要な格子点として選定される。また、例えば、部品構成データ表30の第3行の部品はCOLUMN_C_ASSYであるが、COLUMN_C_ASSYの階層深さは3であるので、格子点の第3行では、左から3番目の格子点が水平線(横線)を描画するために必要な格子点として選定される。その他の行も、同様に、部品の階層深さに応じて水平線(横線)を作成するために必要な格子点が選定される。なお、本実施形態では、各格子点をPij(i=1〜11、j=1〜5)で表す。
再び図18を参照すると、部品構成ツリー作成部13cは、ステップS14として、選定された格子点と同一行の右端の格子点との間に横線を描画する。次に、部品構成ツリー作成部13cは、ステップS15として、最終行まで処理したか否かを判定し、最終行まで処理していない(No)と判定したら次の行を処理対象として処理をステップS14に進め、最終行まで処理した(Yes)と判定したら処理をステップS16に進める。図23は、選定された格子点と同一行の右端の格子点との間に横線を描画した様子を示す図である。
部品構成ツリー作成部13cは、ステップS15で最終行まで処理した(Yes)と判定したら、ステップS16として、同一グループ、同一階層上で、選定された格子点でi番号の最も大きいものを選択する。次に、部品構成ツリー作成部13cは、ステップS17として、ステップS16で選択した格子点と一つ上位の階層上で同一j番号を持つ格子点との間に垂直線(縦線)を描画する。図24は、グループ属性1のグループで選定された格子点のうちi番号の最も大きいもの(P52)と一つ上位の階層上にある同一j番号を持つ格子点(P32)との間に垂直線(縦線)を描画した様子を示す図である。
再び図18を参照すると、部品構成ツリー作成部13cは、ステップS18として、最上位の階層まで処理したか否かを判定し、最上位の階層まで処理していない(No)と判定したら一つ上位の階層を処理対象として処理をステップS16に進め、最上位の階層まで処理した(Yes)と判定したら処理をステップS19に進める。図25は、グループ属性1のグループの各階層から上位の階層に垂直線(縦線)を描画した様子を示す図である。
再び図18を参照すると、部品構成ツリー作成部13cは、ステップS19として、全グループを処理したか否かを判定し、全グループを処理していない(No)と判定したら次のグループを処理対象として処理をステップS16に進め、全グループを処理した(Yes)と判定したら処理を終了する。図26は、グループ属性2のグループの格子点を示す図であり、図27は、グループ属性2のグループの各階層から上位の階層に垂直線(縦線)を描画した様子を示す図である。図28は、グループ属性3のグループの格子点を示す図であり、図29は、グループ属性3のグループの各階層から上位の階層に垂直線(縦線)を描画した様子を示す図である。
部品構成ツリー作成部13cは、上記サブルーチン処理を実行することにより、部品構成ツリー44を描画することができる。
以上、本実施形態では、階層的に繋がった複数の部品モデルで構成され、部品モデルの階層に関する階層情報を有する3次元モデルから、部品モデルの階層深さ及び部品モデルが構成するグループを含む部品構成データ表を作成し、部品構成データ表に基づいて、部品モデルを一覧表示した部品構成欄を描画し、部品構成データ表に基づいて、部品モデルの階層を表す部品構成ツリーを描画する。これによって、作業効率及び図面品質を向上させ、製品を構成する部品の階層的繋がりの把握を容易にすることができる。
以上のように、本発明に係る図面作成支援装置は、図面の作成を支援するのに有用である。
1 2次元図面作成支援装置
2 入力装置
3 表示装置
4 制御装置
4a 入力インターフェース
4b 出力インターフェース
4c CPU
4d ROM
4e RAM
4f 内部記憶装置
5 外部記憶装置
11 部品構成情報抽出部
12 部品構成データ表作成部
13 2次元図面部品構成欄作成部
13a 2次元図面選択部
13b 部品構成欄作成部
13c 部品構成ツリー作成部

Claims (3)

  1. 階層的に繋がった複数の部品モデルで構成され、前記部品モデルの階層に関する階層情報を有する3次元モデルを格納した記憶手段と、
    前記3次元モデルから、前記部品モデルの階層深さ及び前記部品モデルが構成するグループを含む情報である部品構成情報を抽出する部品構成情報抽出手段と、
    前記部品構成情報抽出手段で抽出された部品構成情報に基づいて、前記階層深さ及びグループを含む部品構成データ表を作成する部品構成データ表作成手段と、
    前記部品構成データ表に基づいて、前記部品モデルを一覧表示した部品構成欄を描画する部品構成欄作成手段と、
    前記部品構成データ表に基づいて、前記部品モデルの階層を表す部品構成ツリーを描画する部品構成ツリー作成手段と、
    を含むことを特徴とする図面作成支援装置。
  2. 前記部品構成データ表作成手段は、前記階層情報の行方向に最下位階層の部品を探し、探した最下位階層の部品の上位階層を辿り、最上位階層の部品までを1つのグループとし、当該グループにグループ属性を付与し、当該グループ内の各部品の名称、員数、階層深さ、グループ属性及び行番号を含む行を部品構成データ表に付加することを特徴とする請求項1に記載の図面作成支援装置。
  3. 前記部品構成ツリー作成手段は、I行J列の格子点を作成し、格子点の各行ごとに横線を描画するために必要な格子点を階層深さに応じて選定し、選定された格子点と同一行の右端の格子点との間に横線を描画し、同一グループ、同一階層上で、選定された格子点でI番号の最も大きいものを選択し、選択した格子点と一つ上位の階層上で同一J番号を持つ格子点との間に縦線を描画することを特徴とする請求項1又は2に記載の図面作成支援装置。
    Iは部品構成データ表の行数、Jは階層深さの最大値+1。
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