JP5358244B2 - 車両用シート装置 - Google Patents
車両用シート装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5358244B2 JP5358244B2 JP2009079436A JP2009079436A JP5358244B2 JP 5358244 B2 JP5358244 B2 JP 5358244B2 JP 2009079436 A JP2009079436 A JP 2009079436A JP 2009079436 A JP2009079436 A JP 2009079436A JP 5358244 B2 JP5358244 B2 JP 5358244B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- bag body
- bags
- pump
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
この種の車両用シート装置は、運転者の運転姿勢による体圧分布を調整したり、運転者の体格にシートバック若しくはシートクッションを適合させるものであった。
このような、車両用シート装置として、シートバック若しくはシートクッションの膨出を制御部で制御するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献1の車両用シート装置では、例えば、複数の袋体の目標とする圧力が異なる場合には、袋体にエアの充填を始めから行わなければならない場合があり、ポンプの駆動エネルギーが多く消費されることもあった。
請求項1に係る発明では、車両用シート装置に、シートバック若しくはシートクッションに設けられた複数の袋体に圧縮空気を送るポンプと、このポンプと複数の袋体とを複数の弁を介して連通する管路と、複数の袋体の圧力をそれぞれ目標の圧力値になるよう複数の弁を開閉制御する制御手段とを備える。
制御手段は、複数の袋体のうち目標の圧力値よりも高い圧力を有する一つまたは複数の第1の袋体と、複数の袋体のうちの第1の袋体の圧力よりも低く、かつ目標圧力値よりも低い圧力を有する一つまたは複数の第2の袋体と、を管路を介して連通させるように、複数の弁のうち第1の袋体及び第2の袋体に対応する弁を開くように制御する。
すなわち、第1の袋体と第2の袋体とを連通させるので、第1の袋体から第2の袋体へ空気が流れ込み、第1の袋体及び第2の袋体のそれぞれを目標の圧力に短時間で近づけることができる。この結果、第1の袋体及び第2の袋体へのエアの充填時間の短縮を図ることができる。
シートバック14の内部で且つ左右下部に設けられた第2の袋体17,17と、シートバック14の内部で且つ中央下部に設けられた第3の袋体(ランバサポート)23と、シートクッション13の内部で且つ中央前方に設けられた第4の袋体(脚部サポート)24と、第1の袋体16,16を開閉する第1のバルブ21と、第2の袋体17,17の開閉する第2のバルブ22と、第3の袋体23の開閉する第3のバルブ43と、第4の袋体24の開閉する第4のバルブ44と、シートクッション13の下部後方に設けられたポンプ25と、シートクッション13の下部前方に設けられた制御手段(ECU)26と、ポンプ25と第1〜第4の袋体16,16、17,17,23,24とを連結する複数の管路27と、この管路27内の空気を大気に開放する排気バルブ45と、ポンプ25と第1〜第4のバルブ21,22,43,44との間の管路27に設けられ、管路27内の圧力を検知する圧力センサ41とからなる。
第2の袋体17,17は、乗員の左右の脇を支持するものであり、第1の袋体16,16と略同等の体積を有するものである。
第3の袋体(ランバサポート)23は、シートバック14の内部から乗員のウエスト部分に向けて膨出体をせり出し、乗員のウエスト部分をホールドするものである。
第4の袋体(脚部サポート)24は、乗員の脚部をシートクッション13の内部から押圧し、着座状態の乗員の快適性を向上させる。
排気バルブ45は、圧力を大気開放する排気口54を備え、排気パイプ49から空気を大気に開放する弁である。
図3(a)に示されたように、第1の袋体16,16の初期圧力値が1、第2の袋体17,17の初期圧力値が5kPaであり、図3(c)に示されたように、第1の袋体16,16の目標圧力値を3.5kPa、第2の袋体17,17の目標圧力値を2.5kPaに制御する場合の制御を説明する。このとき、すべてのバルブ21,22,43,44,45は閉じているものとする。
これにより、第1の袋体16,16の圧力と第2の袋体17,17の圧力とを同一にする。すなわち、第1の袋体16,16の圧力と第2の袋体17,17の圧力を中間圧力3kPaにする。
そして、ポンプ25を駆動することで、第1の袋体16,16の圧力を上昇させる。
そして、第2のバルブ22と排気バルブ45とを開くように制御することで、第2の袋体17,17の圧力を減少させる。
第2の袋体17,17が目標圧力値2.5kPaに減少したときに、第2のバルブ22と排気バルブ45とを閉じるように制御することで、第2の袋体側パイプ38側の大気開放を遮断する。
ST01:第1のバルブ21及び第2のバルブ22を開放する。すなわち、第1のバルブ21で第1の分岐パイプ35と第1の袋体側パイプ37とを連通するとともに、第2の分岐パイプ36と第2の袋体側パイプ38とを連通する。これにより、第1の袋体16,16の圧力と第2の袋体17,17の圧力とを同一にする。
ST04:第1の袋体16,16が目標圧力値3.5kPaにまで増加したかを判断する。YESのときはST05に進み、NOのときはST04を繰り返す。
ST06:ポンプ25を停止する。
ST08:第2の袋体17,17が目標圧力値2.5kPaに減少したかを判断する。YESのときはST08に進み、NOのときはST07を繰り返す。
ST09:第2のバルブ22と排気バルブ45とを閉じるように制御する。第2の袋体側パイプ38側の大気を遮断する。
また、第1〜第4の袋体16,16,17,17,23,24をすべて連通させるように、第1〜第4のバルブ21,22,43,44を開くように制御してもよく、複数の袋体のうち、その一部の袋体のみを連通させるように、その対応するバルブを開くように制御してもよい。
さらに、単一の圧力センサ41を管路27に設けたが、これに限るものではなく、第1〜第4の袋体16,16,17,17,23,24それぞれに圧力センサを設けるものであってもよい。
車両用シート装置の制御方法は、他の装置の袋体の制御に使用することを妨げるものではない。
Claims (2)
- シートバック若しくはシートクッションに設けられた複数の袋体に圧縮空気を送るポンプと、
このポンプと前記複数の袋体とを複数の弁を介して連通する管路と、
前記複数の袋体の圧力をそれぞれ目標圧力値になるよう前記複数の弁を開閉制御する制御手段とを備えた車両用シート装置において、
前記制御手段は、前記複数の袋体のうち前記目標圧力値よりも高い圧力を有する一つまたは複数の第1の袋体と、前記複数の袋体のうちの前記第1の袋体の圧力よりも低く、かつ前記目標圧力値よりも低い圧力を有する一つまたは複数の第2の袋体と、を前記管路を介して連通させるように、前記複数の弁のうち前記第1の袋体及び第2の袋体に対応する弁を開くように制御することを特徴とする車両用シート装置。 - 前記制御手段は、前記ポンプによって圧縮空気を送るのに先立って、前記第1の袋体と第2の袋体とを連通させることを特徴とする請求項1記載の車両用シート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009079436A JP5358244B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 車両用シート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009079436A JP5358244B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 車両用シート装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010228637A JP2010228637A (ja) | 2010-10-14 |
JP5358244B2 true JP5358244B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=43044879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009079436A Expired - Fee Related JP5358244B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 車両用シート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5358244B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102022100116A1 (de) | 2022-01-04 | 2023-07-06 | Faurecia Autositze Gmbh | Kraftfahrzeugsitzsystem und Verfahren zum Betrieb eines solchen |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101666424B1 (ko) * | 2015-12-15 | 2016-10-17 | 현대다이모스(주) | 시트의 에어셀 제어장치 및 방법 |
JP2017206160A (ja) * | 2016-05-19 | 2017-11-24 | アイシン精機株式会社 | 車両シートの空気圧制御装置及び車両シートの空気圧制御方法 |
JP6636890B2 (ja) * | 2016-10-06 | 2020-01-29 | アイシン精機株式会社 | 車両用シート装置及び車両シートの空気圧制御方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61141312A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-28 | 日本発条株式会社 | 空気圧制御式シ−ト |
-
2009
- 2009-03-27 JP JP2009079436A patent/JP5358244B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102022100116A1 (de) | 2022-01-04 | 2023-07-06 | Faurecia Autositze Gmbh | Kraftfahrzeugsitzsystem und Verfahren zum Betrieb eines solchen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010228637A (ja) | 2010-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5358244B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
US10214129B2 (en) | Air bladder with stacked cell system | |
CN103619219B (zh) | 旅行头枕 | |
JP6759753B2 (ja) | 車両用シート装置及び吸排気バルブ装置 | |
CN208881626U (zh) | 交通工具用座椅 | |
AU2018217242A1 (en) | Symmetrically dynamic equalized volume and pressure air management system | |
CN103917404A (zh) | 用于车辆座椅装置的执行器的激活系统 | |
EP2335971B1 (en) | Passive safety device | |
JP2004016821A (ja) | 輪郭調節可能な座席 | |
WO2009044702A1 (ja) | シート構造、シート硬度変更方法及び車両 | |
US9802520B2 (en) | Vehicle seat having a horizontally movable seating surface for receiving a person | |
CN104224520A (zh) | 一种自动适应坐姿的按摩汽车座垫 | |
JP2017206160A (ja) | 車両シートの空気圧制御装置及び車両シートの空気圧制御方法 | |
CN110606008A (zh) | 一种汽车座椅自动调节控制方法及汽车座椅 | |
JP7382787B2 (ja) | 原動機付き車両用シート | |
JP2002523198A (ja) | 車両の座席調節レバー | |
CN202271883U (zh) | 汽车座椅 | |
CN104870250A (zh) | 汽车用座椅装置 | |
CN208006776U (zh) | 车辆后排座椅以及车辆 | |
CN204340780U (zh) | 一种汽车座椅 | |
CN212098554U (zh) | 一种新型气囊腰托开关 | |
CN210792904U (zh) | 一种带气囊的坐垫 | |
JPS60234037A (ja) | 着座者の保護装置 | |
CN202884129U (zh) | 车用椅气阀控制器的改良结构 | |
JP4699033B2 (ja) | 車両用マッサージシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130716 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |