JP5357351B2 - 射出成形機の加熱筒保護カバー、樹脂飛散防止カバー、及びそれらを備えた射出成形機 - Google Patents

射出成形機の加熱筒保護カバー、樹脂飛散防止カバー、及びそれらを備えた射出成形機 Download PDF

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Description

本発明は射出成形機において安全性能を高めたカバーに関し、特に、射出成形機の加熱筒保護カバー及び樹脂飛散防止カバーに関する。
射出成形機の加熱筒には電熱ヒータが設置されており、樹脂を溶融するために必要な熱量を供給している。この熱量の供給は、電熱ヒータと加熱筒の直接接触による熱伝導によって行われて、加熱筒は温められる。このため射出成形機には、高温になる電熱ヒータと加熱筒に直接接触することを防止する加熱筒保護カバーとが取り付けられている。射出成形機は、さらに、樹脂をパージする際に樹脂が飛び散って作業者にかかることが無いように樹脂飛散防止カバーが取り付けられている。
そして、加熱筒保護カバー及び樹脂飛散防止カバーの表面温度を下げるために、加熱筒保護カバー及び樹脂飛散防止カバー、またはそのいずれかを二重構造、三重構造と積層構造にして空気の断熱層を設けることで表面温度を下げる技術が知られている。また、保温材を加熱筒に直接巻き付ける、保温材を加熱筒保護カバー及び樹脂飛散防止カバーの内側に配置する技術も知られている。
放熱効果を高める技術として、特許文献1には、回転子継鉄の外周部に、複数の磁極鉄心を突出して配置し、この磁極鉄心に界磁コイルを巻装して構成した回転電機の回転子において、磁極頭部に設けたスロット部に挿入された複数のダンパーバー及び各ダンパーバー間を接続する短絡導体それぞれの表面に、放熱性、耐熱性、絶縁性に優れた特性を有する塗料を塗布して放熱効果を高めたことが開示されている。
特許文献2には、冷蔵庫において、凝縮器の表面に放熱塗料を塗布することにより、外気への放熱能力を高めたことが開示されている。
特許文献3には、温風暖房機において、温風吹き出し口に設けられたルーバーに放熱塗料を塗布することにより、ルーバーの表面温度が暖房停止時に急速に低下して、誤って触れても火傷しにくくしたことが開示されている。
特許文献4には、内燃機関の排気浄化装置において、排気接触部に放熱塗料を塗布することにより排気性能を高めたことが開示されている。
特許文献5には、ディスク駆動装置において、スピンドルモータの取り付け板に放射率の高い放熱塗料を塗布することにより放熱性能を高めたことが開示されている。
特開2004−88876号公報 特開2005−172307号公報 特開2005−299976号公報 特開2005−351231号公報 特開2007−257724号公報
しかし、加熱筒保護カバー及び樹脂飛散防止カバーは、積層構造にすることで構造が複雑になる、大きくなり過ぎる、重くなる、といった問題がある。また、電熱ヒータ及び加熱筒からの輻射と温められた空気の対流とによって、加熱筒保護カバーと樹脂飛散防止カバーの表面温度が高温になり、接触による火傷を防止することができなくなることがある。このため、作業者が安全に射出成形機の操作を行うために加熱筒保護カバーと樹脂飛散防止カバーの表面温度を低く抑えることが求められている。
そこで本発明は、高温になる箇所に放熱塗料を塗布するまたは放熱シートを貼り付けることにより、カバーの表面から外気への放熱能力を増加させて、カバーの表面温度を低く抑えることが可能な、射出成形機の加熱筒保護カバー、樹脂飛散防止カバー、及びそれらを備えた射出成形機を提供することを目的とする。
本発明は、加熱筒保護カバー及び樹脂飛散防止カバーにおいて高温になる箇所に放熱塗料を塗布するまたは放熱シートを貼り付けることにより、カバーの表面から外気への放熱能力を増加させて、カバーの表面温度を低く抑えるようにしている。
本発明による射出成形機の加熱筒保護カバーは、樹脂供給口から投入された成形品の材料となる樹脂材料を加熱溶融する加熱筒の外周を覆うものであって、その加熱筒保護カバーの外側表面の少なくとも一部には放熱塗料を塗布しているまたは放熱シートを貼り付けている。
前記加熱筒保護カバーの外側表面の上面に放熱塗料を塗布したまたは放熱シートを貼り付けてもよい。
本発明による射出成形機の樹脂飛散防止カバーは、シリンダ内の樹脂をパージする際に樹脂が飛散することを防止するものであって、その樹脂飛散防止カバーの外側表面の少なくとも一部には放熱塗料を塗布しているまたは放熱シートを貼り付けている。
前記樹脂飛散防止カバーの上面の外側表面に放熱塗料を塗布しまたは放熱シートを貼り付けてもよい。
前記加熱筒保護カバーの外側表面及び前記樹脂飛散防止カバーの外側表面に塗布される放熱塗料は、カーボンブラック、カーボンナノチューブのいずれか、または両方を含むものであってもよい。
前記加熱筒保護カバーの外側表面及び前記樹脂飛散防止カバーの外側表面に塗布される放熱塗料は、チタン、アルミニウム、錫、亜鉛、銀、銅、鉄、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトの酸化物のいずれかまたはそれらのうちの複数を含むものであってもよい。
前記加熱筒保護カバーの外側表面及び前記樹脂飛散防止カバーの外側表面に貼り付けられる放熱シートは、カーボンブラック、カーボンナノチューブのいずれか、またはそれら両方を含むものであってもよい。
前記加熱筒保護カバーの外側表面及び前記樹脂飛散防止カバーの外側表面に貼り付けられる放熱シートは、チタン、アルミニウム、錫、亜鉛、銀、銅、鉄、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトの酸化物のいずれか、またはそれらのうちの複数を含むものであってもよい。
本発明により、高温になる箇所に放熱塗料を塗布するまたは放熱シートを貼り付けることにより、カバーの表面から外気への放熱能力を増加させて、カバーの表面温度を低く抑えることが可能な、射出成形機の加熱筒保護カバー及び樹脂飛散防止カバーを提供できる。
さらに、本発明では、高温になる箇所に放熱塗料を塗布するまたは放熱シートを貼り付けることによりカバーの表面から外気への放熱能力を増加させてそのカバーの表面温度を低く抑えることが可能な射出成形機を提供する。そのため、射出成形機は、その射出成形機の樹脂射出機構部の側に取り付けられ、その樹脂射出機構部とともに移動する、加熱筒を覆う加熱筒保護カバーと、射出成形機の型締機構部の側に取り付けられ、溶融樹脂を射出するノズルの付近を覆う樹脂飛散防止カバーとを含む。そして、前記加熱筒保護カバーと前記樹脂飛散防止カバーには、前記射出機構部が前記型締機構部に対してどの位置に移動しても常に互いに重なる部分が設けられていて前記加熱筒及び前記ノズルを露出させることが無い構造になっており、前記加熱筒保護カバーの上面の外側で、前記樹脂射出機構部が最後退位置にあるとき少なくとも前記樹脂飛散防止カバーに覆われず露出する領域には、放熱塗料を塗布したまたは放熱シートを貼り付けている。
本発明により、加熱筒保護カバーおよび樹脂飛散防止カバーにおいて高温になる個所に放熱塗料を塗布すること、もしくは放熱シートを貼り付けることにより、カバーの表面から外気への放熱能力を増加させて、カバーの表面温度を低く抑えることが可能な、射出成形機の加熱筒保護カバー、樹脂飛散防止カバー、及びそれらを備えた射出成形機を提供できる。
(a)本発明による加熱筒保護カバーの第1の形態が、射出成形機の射出機構部側に、加熱筒を覆うように取り付けられていることを示す図である。(b)本発明による樹脂飛散防止カバーの第1の形態(第1の例)が、射出成形機の型締機構部の側に図1(a)の加熱筒保護カバーの一部を覆うように取り付けられていることを示す図である。 (a)図1(b)に示す樹脂飛散防止カバー及び加熱筒保護カバー(第1の例)の断面図である。(b)図1(b)に示す樹脂飛散防止カバー及び加熱筒保護カバー(第2の例)の断面図である。 本発明による樹脂飛散防止カバーの第1の形態(第2の例)が、射出成形機の型締機構部の側に図1(a)の加熱筒保護カバーの一部を覆うように取り付けられていることを示す図である。 図1(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側の一部(作業者が触ることができる部分)に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 図1(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 (a)図1(b)に示す樹脂飛散防止カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。(b)図3に示す樹脂飛散防止カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 図1(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側の一部(ノズル側開口部付近)に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 (a)本発明による加熱筒保護カバーの第2の形態が、射出成形機の射出機構部側に、加熱筒を覆うように取り付けられていることを示す図である。(b)本発明による樹脂飛散防止カバーの第2の形態(第1の例)が、射出成形機の型締機構部の側に図8(a)の加熱筒保護カバーの一部を覆うように取り付けられていることを示す図である。 (a)図8(b)に示す樹脂飛散防止カバー及び加熱筒保護カバー(第1の例)の断面図である。(b)図8(b)に示す樹脂飛散防止カバー及び加熱筒保護カバー(第2の例)の断面図である。 本発明による樹脂飛散防止カバーの第2の形態(第2の例)が、射出成形機の型締機構部の側に図8(a)の加熱筒保護カバーの一部を覆うように取り付けられていることを示す図である。 図8(a)に示す加熱筒保護カバーの上面及びそれに続く左右両斜面の外側の一部(作業者が触ることができる部分)に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 図8(a)に示す加熱筒保護カバーの上面及びそれに続く左右両斜面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 (a)図8(b)に示す樹脂飛散防止カバーの上面及びそれに続く左右両斜面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。(b)図10に示す樹脂飛散防止カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 図8(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側の一部(ノズル側開口部付近)に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 (a)本発明による加熱筒保護カバーの第3の形態が、射出成形機の射出機構部側に、加熱筒を覆うように取り付けられていることを示す図である。(b)本発明による樹脂飛散防止カバーの第3の形態(第1の例)が、射出成形機の型締機構部の側に図15(a)の加熱筒保護カバーの一部を覆うように取り付けられていることを示す図である。 (a)図15(b)に示す樹脂飛散防止カバー及び加熱筒保護カバー(第1の例)の断面図である。(b)図15(b)に示す樹脂飛散防止カバー及び加熱筒保護カバー(第2の例)の断面図である。 本発明による樹脂飛散防止カバーの第3の形態(第2の例)が、射出成形機の型締機構部の側に図15(a)の加熱筒保護カバーの一部を覆うように取り付けられていることを示す図である。 図15(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側の一部(作業者が触ることができる部分)に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 図15(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 (a)図15(b)に示す樹脂飛散防止カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。(b)図17に示す樹脂飛散防止カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 図15(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側の一部(ノズル側開口部付近)に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 (a)本発明による加熱筒保護カバーの第4の形態が、射出成形機の射出機構部側に、加熱筒を覆うように取り付けられていることを示す図である。(b)本発明による樹脂飛散防止カバーの第4の形態(第1の例)が、射出成形機の型締機構部の側に図22(a)の加熱筒保護カバーの一部を覆うように取り付けられていることを示す図である。 図22(b)に示す樹脂飛散防止カバー及び加熱筒保護カバーの断面図である。 本発明による樹脂飛散防止カバーの第4の形態(第2の例)が、射出成形機の型締機構部の側に図22(a)の加熱筒保護カバーの一部を覆うように取り付けられていることを示す図である。 図22(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側の一部(作業者が触ることができる部分)に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 図22(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 (a)図22(b)に示す樹脂飛散防止カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。(b)図24に示す樹脂飛散防止カバーの上面の外側全体に放熱塗料を塗布したことを示す図である。 図22(a)に示す加熱筒保護カバーの上面の外側の一部(ノズル側開口部付近)に放熱塗料を塗布したことを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
射出成形機は、機台上に射出部と型締部を備えている。射出部は先端にノズル3を装着した加熱筒4が取り付けられた樹脂射出機構部5を備え、型締部は加熱筒4で加熱され溶融された溶融樹脂がキャビティ内に注入される金型のうち固定側金型が取り付けられる固定プラテン2を備えている。
<実施形態1>
まず、本発明の実施形態1について図1(a)〜図7を参照して説明する。
加熱筒保護カバー8は、図1(a)に示すように、加熱筒4を覆い作業者が誤って加熱筒4及び電熱ヒータに直接触れることが無いよう保護するためのものであって、射出成形機の樹脂射出機構部5の側に取り付けられており、樹脂射出機構部5とともに移動する。
その加熱筒保護カバー8は、図2(a)の断面図に示すように、断面長方形の管を中心軸を通る平面で二つに割ったような形状、すなわち、一枚の板を直角に折り曲げて中央の上面(水平面)とその左右に側面(垂直面)とを形成してその下側を開放したものとするか、または図2(b)の断面図に示すように断面長方形の管のような形状とする。図2(a)に示す加熱筒保護カバー8はその下側は開放されているが、図2(b)に示す加熱筒保護カバー9はその下側は閉じて長方形の断面を形成している。しかし、図2(a)の加熱筒保護カバー8も図2(b)の加熱筒保護カバー9もそのいずれをも用いることができる。
一方、樹脂飛散防止カバー10は、図1(b)に示すように、特に溶融樹脂を射出するノズル3の付近を覆い、溶融樹脂が前記カバーの外へ飛び散らないようにするためのものであって、射出成形機の型締機構部側に取り付けられている。具体的には、樹脂飛散防止カバー10は、型締機構部の一つの要素である固定プラテン2の樹脂射出機構部5に対向する側の面に取り付けられている。この樹脂飛散防止カバー10は、図2(a)及び図2(b)の断面図に示すように断面長方形の管を中心軸を通る平面で二つに割ったような形状とし、加熱筒保護カバー8、9の外側に配置される。そのためこの樹脂飛散防止カバー10はその下側が開放されることになるが、下側を閉じて樹脂飛散防止カバー10を管状(断面長方形)にしてもよい。なお、図2(a)、図2(b)に示す樹脂飛散防止カバー10は、加熱筒保護カバー8、9の断面形状にほぼ合わせた断面形状を備えているが、加熱筒保護カバー8、9の断面形状に合わせてない断面形状を持っていてもよい。
図1(b)に示す樹脂飛散防止カバー10の第1の例では、その前面(樹脂射出機構部5に対向する面)を塞いでないが、図3に示すように樹脂飛散防止カバー11の前面を垂直の板(前面板)でもって塞いでその前面板に加熱筒保護カバー8の通過を許す開口部11cを形成してもよい。この図3に示す樹脂飛散防止カバー11の第2の例では、射出成形機の樹脂射出機構部5とともに加熱筒保護カバー8が固定プラテン2に向って移動するときその加熱筒保護カバー8は樹脂飛散防止カバー11の前面板の開口部11cを通過する。
図1(b)において樹脂飛散防止カバー10とその内側に挿入される加熱筒保護カバー8との間に形成される隙間、及び図3において樹脂飛散防止カバー11の前面板の開口部11cとその開口部11cを通過する加熱筒保護カバー8との間に形成される隙間は、安全のため、作業者の指先が入らない程度の大きさとする。
加熱筒保護カバー8、9と樹脂飛散防止カバー10、11は、樹脂射出機構部5がどのような位置にあっても少なくともそれら一部が互いに重なり合うように、射出成形機の樹脂射出機構部5の側、型締機構部側、またはその他の箇所に取り付けてもよい。
加熱筒保護カバー8、9が射出成形機の樹脂射出機構部5の側に取り付けられ、樹脂飛散防止カバー10、11が射出成形機の型締機構部側に取り付けられている場合では、その加熱筒保護カバー8、9の、樹脂飛散防止カバー10、11と重なる範囲は、樹脂射出機構部5の位置によって変化する。そして、加熱筒保護カバー8、9と樹脂飛散防止カバー10、11との境界部から、電熱ヒータ及び加熱筒4の付近で温められた空気が外に排出される。そのため、加熱筒保護カバー8、9の上面であって特に高温になる個所は、樹脂射出機構部5の位置によって変化する。したがって、作業者がそのような加熱筒保護カバー8、9の上面を誤って触れると危険ではあるが、加熱筒保護カバー8、9の上面であっても樹脂飛散防止カバー10、11と重なり合っている部分(すなわち、樹脂飛散防止カバー10、11で覆われている部分)は作業者が誤って触れることはない。
そこで、加熱筒保護カバー8、9の上面の外側で、樹脂射出機構部5が最後退位置にあるとき少なくとも樹脂飛散防止カバー10、11で覆われず露出する領域(作業者が触れることができる領域)に放熱塗料を塗布することとする(図4に斜線で示す領域8a参照)。
また、空気の対流に加えて、加熱筒保護カバー8、9と樹脂飛散防止カバー10、11を高温にする原因の一つに電熱ヒータ及び加熱筒からの輻射がある。この輻射によって加熱筒保護カバー8、9と樹脂飛散防止カバー10、11の全面が温められるが、加熱筒保護カバー8、9内の熱伝導や空気の対流によって熱は加熱筒保護カバー8、9の上壁面に伝わる。よって、加熱筒保護カバー8、9には、少なくともその上面外側の範囲(図5に斜線で示す領域8b参照)に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
さらに、樹脂飛散防止カバー10、11の上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図6(a)、図6(b)に斜線で示す領域10a、11a参照)。または、加熱筒保護カバー8、9にも樹脂飛散防止カバー10、11にもその外側全面に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
また、加熱筒保護カバー8、9と樹脂飛散防止カバー10、11は、樹脂射出機構部5がある程度以上後退したときには互いに重なり合わない状態となるように、射出成形機の樹脂射出機構部5の側及び射出成形機の型締機構部側にそれぞれ取り付けてもよい。その場合、樹脂射出機構部5がある程度以上後退したとき、作業者は、加熱筒保護カバー8、9の全面に触れることができる。
前述したように熱は加熱筒保護カバー8、9の上壁面に伝わるので、上記の場合、この加熱筒保護カバー8、9には、少なくともその上面外側に放熱塗料を塗布することとする(図5に斜線で示す領域8b参照)。
また同様に、樹脂飛散防止カバー10、11の上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図6(a)、図6(b)に斜線で示す領域10a、11a参照)。または、加熱筒保護カバー8、9にも樹脂飛散防止カバー10、11にもその外側全面に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
加熱筒保護カバー8,9は射出成形機の樹脂射出機構部5の側に取り付けられているが、樹脂飛散防止カバー10は射出成形機の型締機構部側に取り付けられていない場合は、加熱筒保護カバー8、9を高温にする原因の一つに、電熱ヒータ及び加熱筒4の付近で温められた空気の対流がある。この対流によって熱は加熱筒保護カバー8、9の上面付近に移動して、加熱筒保護カバー8、9のノズル3側開口部から温められた空気が出てくる。この温められた空気によって、加熱筒保護カバー8、9の上面におけるノズル3側開口部付近が特に高温になることがある。
そこで、図1(a)に示す加熱筒保護カバー8では、少なくともその上面におけるノズル側開口部付近(図7に斜線部で示す領域8c)に放熱塗料を塗布することにする。この放熱塗料を塗布すべき加熱筒保護カバー8のノズル3側開口部付近とは、最大でも加熱筒保護カバー8の全長におけるノズル3の側の半分より短い範囲とする。加熱筒保護カバー8の熱は、加熱筒保護カバー8の取付け部から機械側本体へも伝熱するので、加熱筒保護カバー8の取付け部付近の表面温度は低くなる。加熱筒保護カバー8の表面温度は取付け部からノズル3側開口部に向かって高くなる傾向があるので、図1(a)に示す加熱筒保護カバー8においては、より表面温度が高い加熱筒保護カバー全長におけるノズル側の半分より短い範囲に放熱塗料を塗布するようにしている。なお、図2(b)に示す加熱筒保護カバー9も同様である。
上記の場合、熱は加熱筒保護カバー8、9の上壁面に伝達するので、加熱筒保護カバー8、9には、少なくともカバー上面外側の範囲(図5に斜線で示す領域8b参照)に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
上述したように、本実施形態において、樹脂射出機構部5が最後退位置にあるときに加熱筒保護カバー8、9の上面外側であって少なくとも樹脂飛散防止カバー10、11に覆われずそのため作業者が触れることができる部分には、放熱塗料を塗布することとする。
または、加熱筒保護カバー8、9の上面外側におけるノズル側開口部付近に放熱塗料を塗布してもよい。または、加熱筒保護カバー8、9の上面の外側、または外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。樹脂飛散防止カバー10、11には、その上面の外側、または外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。
<実施形態2>
本発明の実施形態2について図8(a)〜図14を参照して説明する。
この実施形態の加熱筒保護カバー18または19は、実施形態1の加熱筒保護カバー8または9と図8(a)に示すようにその形状のみ異なる。また、この実施形態の樹脂飛散防止カバー20、21は、実施形態1の樹脂飛散防止カバー10、11と図8(b)、図10に示すようにその形状のみ異なる。
図9(a)及び図9(b)に加熱筒保護カバーと樹脂飛散防止カバーの断面図を示す。
本実施形態では、加熱筒保護カバーは、図9(a)の断面図に示すように一枚の板を折り曲げて中央の上面(水平面)とその左右に斜面と側面(垂直面)とを形成してその下側を開放させたものとするか、または図9(b)の断面図に示すように、図9(a)の加熱筒保護カバー18の下側を閉じた断面を多角形の箱形のような形状とする。しかし、図9(a)の加熱筒保護カバー18も図9(b)の加熱筒保護カバー19もそのいずれをも用いることができる。
なお、図9(a)、図9(b)では樹脂飛散防止カバー20の形状を加熱筒保護カバー18または19の形状に合わせて、一枚の板を折り曲げて中央の上面(水平面)とその左右に斜面と側面(垂直面)とを形成してその下側を開放したものとしている。そのためこの樹脂飛散防止カバー20はその下側が開放されることになるが、下側を閉じて樹脂飛散防止カバー20の断面を多角形にしてもよい。なお、図9(a)、図9(b)に示す樹脂飛散防止カバー20は、加熱筒保護カバー18、19の断面形状にほぼ合わせた断面形状を備えているが、加熱筒保護カバー18、19の断面形状に合わせてない断面形状を持っていてもよい。
図8(b)に示す樹脂飛散防止カバー20の第1の例では、その前面(樹脂射出機構部5に対向する面)を塞いでないが、図10に示すように樹脂飛散防止カバー21の前面を垂直の板(前面板)でもって塞いでその前面板に加熱筒保護カバー18の通過を許す開口部21cを形成してもよい。この図10に示す樹脂飛散防止カバー21の第2の例では、射出成形機の樹脂射出機構部5とともに加熱筒保護カバー18が固定プラテン2に向って移動するときその加熱筒保護カバー18は樹脂飛散防止カバー21の前面板の開口部21cを通過する。この樹脂飛散防止カバー21の第2例の形状は、その開口部21cの形状を除いて、実施形態1の樹脂飛散防止カバー11(図3参照)と同じである。
図8(b)において樹脂飛散防止カバー20とその内側に挿入される加熱筒保護カバー18との間に形成される隙間、及び図10において樹脂飛散防止カバー21の前面板の開口部21cとその開口部21cを通過する加熱筒保護カバー18との間に形成される隙間は、安全のため、作業者の指先が入らない程度の大きさとする。
加熱筒保護カバー18、19と樹脂飛散防止カバー20、21は、樹脂射出機構部5がどのような位置にあっても少なくともそれら一部が互いに重なり合うように、射出成形機の樹脂射出機構部5の側、型締機構部側、またはその他の箇所に取り付けてもよい。
加熱筒保護カバー18、19が射出成形機の樹脂射出機構部5の側に取り付けられ、樹脂飛散防止カバー20、21が射出成形機の型締機構部側に取り付けられている場合では、その加熱筒保護カバー18、19の、樹脂飛散防止カバー20、21と重なる範囲は、樹脂射出機構部5の位置によって変化する。そして、加熱筒保護カバー18、19と樹脂飛散防止カバー20、21との境界部から、電熱ヒータ及び加熱筒4の付近で温められた空気が外に排出される。そのため、加熱筒保護カバー18、19の上面であって特に高温になる個所は、樹脂射出機構部5の位置によって変化する。したがって、作業者がそのような加熱筒保護カバー18、19の上面を誤って触れると危険ではあるが、加熱筒保護カバー18、19の上面であっても樹脂飛散防止カバー20、21と重なり合っている部分(すなわち、樹脂飛散防止カバー20、21で覆われている部分)は作業者が誤って触れることはない。
そこで、加熱筒保護カバー18、19の上面の外側で、樹脂射出機構部5が最後退位置にあるとき少なくとも樹脂飛散防止カバー20、21で覆われず露出する領域(作業者が触れることができる領域)に放熱塗料を塗布することとする(図11に斜線で示す領域18a参照)。
また、実施形態1と同様に、加熱筒保護カバー18のその少なくと上面とその左右両者面の外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図12に斜線で示す領域18b参照)。
さらに、樹脂飛散防止カバー20において、少なくともその上面とその上面の左右の斜面のそれら外側に放熱塗料を塗布してもよい(図13(a)に斜線で示す領域20a参照)。一方、樹脂飛散防止カバー21では、その上面の外側に放熱塗料を塗布してもよい(図13(b)に斜線で示す領域21a参照)。または、加熱筒保護カバー18、19にも樹脂飛散防止カバー20、21にもその外側全面に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
また、加熱筒保護カバー18、19と樹脂飛散防止カバー20、21は、樹脂射出機構部5がある程度以上後退したときには互いに重なり合わない状態となるように、射出成形機の樹脂射出機構部5の側及び射出成形機の型締機構部側にそれぞれ取り付けてもよい。
その場合、樹脂射出機構部5がある程度以上後退したとき、作業者は、加熱筒保護カバー18、19の全面に触れることができる。
前述したように熱は加熱筒保護カバー18、19の上壁面に伝わるので、上記の場合、この加熱筒保護カバー18、19には、少なくともその上面外側に放熱塗料を塗布することとする(図12に斜線で示す領域18b参照)。
また同様に、樹脂飛散防止カバー20において、少なくともその上面とその上面の左右の斜面のそれら外側に放熱塗料を塗布してもよい(図13(a)に斜線で示す領域20a参照)。一方、樹脂飛散防止カバー21では、その上面の外側に放熱塗料を塗布してもよい(図13(b)に斜線で示す領域21a参照)。または、加熱筒保護カバー18、19にも樹脂飛散防止カバー20、21にもその外側全面に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
加熱筒保護カバー18、19は射出成形機の樹脂射出機構部5の側に取り付けられているが、樹脂飛散防止カバー20、21は射出成形機の型締機構部側に取り付けられていない場合は、実施形態1と同様に、加熱筒保護カバー18、19の上面と両斜面の外側におけるノズル側開口部付近が特に高温になる場合がある。そこで、図8(a)に示す加熱筒保護カバー18では、少なくともその上面とその左右の両斜面の外側におけるノズル側開口部付近(図14に斜線で示す領域18c参照)に放熱塗料を塗布することとする。この放熱塗料を塗布すべき加熱筒保護カバー18のノズル側開口部付近とは、最大でも加熱筒保護カバー全長におけるノズル側の半分より短い範囲とする。なお、図9(b)に示す加熱筒保護カバー19も同様である。
また、実施形態1と同様に、加熱筒保護カバー18にはその少なくとも上面とその左右両斜面の外側(図12に斜線部で示す領域18b)に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。なお、加熱筒保護カバー19も同様である。
上述したように本実施形態において、樹脂射出機構部5が最後退位置にあるときに加熱筒保護カバー18、19の上面外側であって少なくとも樹脂飛散防止カバー20、21に覆われずそのため作業者が触れることができる部分には、放熱塗料を塗布することとする。または、加熱筒保護カバー18、19の上面とその左右両斜面の外側におけるノズル側開口部付近に放熱塗料を塗布してもよい。または、加熱筒保護カバー18、19の上面とその左右両斜面の外側、または外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。樹脂飛散防止カバー20には、その上面とその左右両斜面の外側、または外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。樹脂飛散防止カバー21には、その上面の外側、または外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。
<実施形態3>
本発明の実施形態3について図15(a)〜図21を参照して説明する。
この実施形態の加熱筒保護カバー28は、実施形態1の加熱筒保護カバー8、9と図15(a)に示すようにその形状のみ異なる。また、この実施形態の樹脂飛散防止カバー30、31は、実施形態1の樹脂飛散防止カバー10、11と図15(b)、図17に示すようにその形状のみ異なる。
図16(a)及び図16(b)に加熱筒保護カバーと樹脂飛散防止カバーの断面図を示す。本実施形態では、加熱筒保護カバーは、図16(a)の断面図に示すように一枚の板の中央を半円筒形(上面)としその左右を折り曲げて平らな側面(垂直面)を形成してその下側を開放したものとするか、または図16(b)の断面図に示すように、図16(a)の加熱筒保護カバー18の下側を閉じて箱形のような形状とする。しかし、図16(a)の加熱筒保護カバー28も図16(b)の加熱筒保護カバー29もそのいずれをも用いることができる。
なお、図16(a)、図16(b)では樹脂飛散防止カバー30の形状を加熱筒保護カバー28または29の形状に合わせて、1枚の板を折り曲げて中央の半円筒形状部分(上面)とその左右の平らな側面(垂直面)とを形成してその下側を開放したものとしている。そのためこの樹脂飛散防止カバー30はその下側が開放されることになるが、下側を閉じて樹脂飛散防止カバー30の断面を閉じた(開放した箇所をもたない)形状にしてもよい。なお、図16(a)、図16(b)に示す樹脂飛散防止カバー30は、加熱筒保護カバー28、29の断面形状にほぼ合わせた断面形状を備えているが、加熱筒保護カバー28、29の断面形状に合わせてない断面形状を持っていてもよい。
図15(b)に示す樹脂飛散防止カバー30の第1の例では、その前面(樹脂射出機構部5に対向する面)を塞いでないが、図17に示すように樹脂飛散防止カバー31の前面を垂直の板(前面板)でもって塞いでその前面板に加熱筒保護カバー28の通過を許す開口部31cを形成してもよい。この図17に示す樹脂飛散防止カバー31の第2の例では、射出成形機の樹脂射出機構部5とともに加熱筒保護カバー28が固定プラテン2に向って移動するときその加熱筒保護カバー28は樹脂飛散防止カバー31の前面板の開口部31cを通過する。この樹脂飛散防止カバー31の第2例の形状は、その開口部31cの形状を除いて、実施形態1の樹脂飛散防止カバー11(図3参照)と同じである。
図15(b)において樹脂飛散防止カバー30とその内側に挿入される加熱筒保護カバー28との間に形成される隙間、及び図17において樹脂飛散防止カバー31の垂直板の開口部31cとその開口部31cを通過する加熱筒保護カバー28との間に形成される隙間は、安全のため、作業者の指先が入らない程度の大きさとする。
加熱筒保護カバー28、29と樹脂飛散防止カバー30、31は、樹脂射出機構部5がどのような位置にあっても少なくともそれら一部が互いに重なり合うように、射出成形機の樹脂射出機構部5の側、型締機構部側、またはその他の箇所に取り付けてもよい。
加熱筒保護カバー28、29が射出成形機の樹脂射出機構部5の側に取り付けられ、樹脂飛散防止カバー30、31が射出成形機の型締機構部側に取り付けられている場合では、その加熱筒保護カバー28、29の、樹脂飛散防止カバー30、31と重なる範囲は、樹脂射出機構部5の位置によって変化する。そして、加熱筒保護カバー28、29と樹脂飛散防止カバー30、31との境界部から、電熱ヒータ及び加熱筒4の付近で温められた空気が外に排出される。そのため、加熱筒保護カバー28、29の上面であって特に高温になる個所は、樹脂射出機構部5の位置によって変化する。したがって、作業者がそのような加熱筒保護カバー28、29の上面を誤って触れると危険ではあるが、加熱筒保護カバー28、29の上面であっても樹脂飛散防止カバー30、31と重なっている部分(すなわち、樹脂飛散防止カバー30、31で覆われている部分)は作業者が誤って触れることはない。
そこで、加熱筒保護カバー28、29の上面の外側で、樹脂射出機構部5が最後退位置にあるとき少なくとも樹脂飛散防止カバー30、31で覆われず露出する領域(作業者が触れることができる領域)に放熱塗料を塗布することとする(図18に斜線で示す領域28a参照)。
また、実施形態1と同様に、加熱筒保護カバー28のその少なくとも半円筒状の上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図19に斜線で示す領域28b参照)。なお、加熱筒保護カバー29も同様である。
さらに、樹脂飛散防止カバー30ではその少なくとも半円筒形の上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図20(a)に斜線で示す領域30a参照)。一方、樹脂飛散防止カバー31ではその上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図20(b)に斜線で示す領域31a参照)。または、加熱筒保護カバー28、29にも樹脂飛散防止カバー30、31にもその外側全面に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
また、加熱筒保護カバー28、29と樹脂飛散防止カバー30、31は、樹脂射出機構部5がある程度後退したとき互いに重なり合わない状態となるように、射出成形機の樹脂射出機構部5の側及び射出成形機の型締機構部側にそれぞれ取り付けてもよい。その場合、樹脂射出機構部5がある程度後退したとき、作業者は、加熱筒保護カバー28,29の全面に触れることができる。
前述したように熱は加熱筒保護カバー28、29の上部に伝わるので、上記の場合、この加熱筒保護カバー28、29には、少なくともその上面外側に放熱塗料を塗布することとする(図19に斜線で示す領域28b参照)。
また同様に、樹脂飛散防止カバー30において、少なくともその半円筒形状の上面の外側に放熱塗料を塗布してもよい(図20(a)に斜線で示す領域30a参照)。一方、樹脂飛散防止カバー31においては、その上面外側に放熱塗料を塗布してもよい(図20(b)に斜線で示す領域31a参照)。さらに、加熱筒保護カバー28、29にも樹脂飛散防止カバー30、31にもその外側全面に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
加熱筒保護カバー28、29は射出成形機の樹脂射出機構部5の側に取り付けられているが、樹脂飛散防止カバー30、31は射出成形機の型締機構部側に取り付けられていない場合は、実施形態1と同様に、加熱筒保護カバー28、29の半円筒形状の上面の外側におけるノズル3側開口部付近が特に高温になる場合がある。そこで、図15(a)に示す加熱筒保護カバー28では、少なくともその半円筒形状の上面の外側におけるノズル3側開口部付近(図21に斜線部で示す領域28c)に放熱塗料を塗布することとする。この放熱塗料を塗布すべき加熱筒保護カバー28のノズル3側開口部付近とは、最大でも加熱筒保護カバー28の全長におけるノズル側の半分より短い範囲とする。なお、図16(b)に示す加熱筒保護カバー29も同様である。
また、実施形態1と同様に、加熱筒保護カバー28にはその少なくとも半円筒形状の上面の外側(図19に斜線部で示す領域28b)に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
なお、加熱筒保護カバー29も同様である。
上述したように、本実施形態において、樹脂射出機構部5が最後退位置にあるときに加熱筒保護カバー28、29の上面外側であって少なくとも樹脂飛散防止カバー30、31に覆われずそのため作業者が触れることができる部分には、放熱塗料を塗布することとする。または、加熱筒保護カバー28、29の半円筒形状の上面におけるノズル3側開口部付近に放熱塗料を塗布してもよい。または、加熱筒保護カバー28、29の半円筒形状の上面の外側、または外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。樹脂飛散防止カバー30には、半円筒形状の上面の外側、または外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。樹脂飛散防止カバー31には、その上面の外側、またはその外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。
<実施形態4>
本発明の実施形態4について図22(a)〜図28を参照して説明する。
この実施形態の加熱筒保護カバー32は、実施形態1の加熱筒保護カバー8、9と図22(a)に示すようにその形状のみ異なる。また、この実施形態の樹脂飛散防止カバー34、35は、実施形態1の樹脂飛散防止カバー10、11と図22(b)、図24に示すようにその形状のみ異なる。
図23に加熱筒保護カバー32と樹脂飛散防止カバー34の断面図を示す。本実施形態では、加熱筒保護カバー32は円筒形状である。また、加熱筒保護カバー32の形状に合わせて樹脂飛散防止カバー34を上面が半円筒形状としているが、加熱筒保護カバー32の形状に樹脂飛散防止カバー34の形状を対応させなくてもよい。樹脂飛散防止カバー34は、図23に示すように、下側を覆わない構造としてもよい。
図22bに示す樹脂飛散防止カバー34の第1の例では、その前面(樹脂射出機構部5に対向する面)を塞いでないが、図24に示すように樹脂飛散防止カバー35の前面を垂直の板(前面板)でもって塞いでその前面板に加熱筒保護カバー32の通過を許す開口部35cを形成してもよい。この図24に示す樹脂飛散防止カバー35の第2の例では、射出成形機の樹脂射出機構部5とともに加熱筒保護カバー32が固定プラテン2に向って移動するときその加熱筒保護カバー32は樹脂飛散防止カバー35の前面板の開口部35cを通過する。この樹脂飛散防止カバー35の第2例の形状は、その開口部35cの形状を除いて、実施形態1の樹脂飛散防止カバー11(図3参照)と同じである。
図22(b)において樹脂飛散防止カバー34とその内側に挿入される加熱筒保護カバー32との間に形成される隙間、及び図24において樹脂飛散防止カバー35の前面板の開口部35cとその開口部35cを通過する加熱筒保護カバー32との間に形成される隙間は、安全のため、作業者の指先が入らない程度の大きさとする。
加熱筒保護カバー32と樹脂飛散防止カバー34、35は、樹脂射出機構部5がどのような位置にあっても少なくともそれら一部が互いに重なり合うように、射出成形機の樹脂射出機構部5の側、型締機構部側、またはその他の箇所に取り付けてもよい。
加熱筒保護カバー32が射出成形機の樹脂射出機構部5の側に取り付けられ、樹脂飛散防止カバー34、35が射出成形機の型締機構部側に取り付けられている場合では、その加熱筒保護カバー32の、樹脂飛散防止カバー34、35と重なる範囲は、樹脂射出機構部5の位置によって変化する。そして、加熱筒保護カバー32と樹脂飛散防止カバー34、35との境界部から、電熱ヒータ及び加熱筒4の付近で温められた空気が外に排出される。そのため、加熱筒保護カバー32の上面であって特に高温になる個所は、樹脂射出機構部5の位置によって変化する。したがって、作業者がそのような加熱筒保護カバー32の上面を誤って触れると危険ではあるが、加熱筒保護カバー32の上面であっても樹脂飛散防止カバー34と重なり合っている部分(すなわち、樹脂飛散防止カバー34または35で覆われている部分)は作業者が誤って触れることはない。
そこで、加熱筒保護カバー32の上面の外側で、樹脂射出機構部5が最後退位置にあるとき少なくとも樹脂飛散防止カバー34、35で覆われず露出する領域(作業者が触れることができる領域)に放熱塗料を塗布することとする(図25に斜線で示す領域32a参照)。
また、実施形態1と同様に、加熱筒保護カバー32のその少なくとも円筒状の上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図26に斜線で示す領域32b参照)。
さらに、樹脂飛散防止カバー34ではその少なくとも円筒状の上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図27(a)に斜線で示す領域34a参照)。一方、樹脂飛散防止カバー35ではその上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図27(b)に斜線で示す領域35a参照)。または、加熱筒保護カバー32にも樹脂飛散防止カバー34、35にもその外側全面に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
また、加熱筒保護カバー32と樹脂飛散防止カバー34、35は、樹脂射出機構部5がある程度以上後退したときには互いに重なり合わない状態となるように、射出成形機の樹脂射出機構部5の側及び射出成形機の型締機構部側にそれぞれ取り付けてもよい。その場合、樹脂射出機構部5がある程度以上後退したとき、作業者は、加熱筒保護カバー32の全面に触れることができる。
前述したように熱は加熱筒保護カバー32の上壁面に伝わるので、上記の場合、この加熱筒保護カバー32には、少なくともその円筒形状の上面外側に放熱塗料を塗布することとする(図26に斜線で示す領域32b参照)。
また同様に、樹脂飛散防止カバー34ではその半円筒形状の上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図27(a)に斜線で示す領域34a参照)。一方、樹脂飛散防止カバー35ではその上面外側に放熱塗料を塗布するようにしてもよい(図27(b)に斜線で示す領域35a参照)。または、加熱筒保護カバー32にも樹脂飛散防止カバー34、35にもその外側全面に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
加熱筒保護カバー32は射出成形機の樹脂射出機構部5の側に取り付けられているが、樹脂飛散防止カバー34、35は射出成形機の型締機構部側に取り付けられていない場合は、実施形態1と同様に、加熱筒保護カバー32の円筒形状の上面の外側におけるノズル側開口部付近が特に高温になる場合がある。そこで、図22(a)に示す加熱筒保護カバー32では、少なくともその円筒形状の上面の外側におけるノズル3側開口部付近(図28に斜線部で示す領域32c)に放熱塗料を塗布することとする。この放熱塗料を塗布すべき加熱筒保護カバー32のノズル3側開口部付近とは、最大でも加熱筒保護カバー32の全長におけるノズル側の半分より短い範囲とする。
また、実施形態1と同様に、加熱筒保護カバー32にはその少なくとも円筒形状の上面外側(図26に斜線部で示す領域32b)に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。
上述したように、本実施形態において、樹脂射出機構部5が最後退位置にあるときに加熱筒保護カバー32の円筒形状の上面外側であって少なくとも樹脂飛散防止カバー34、35に覆われずそのため作業者が触れることができる部分には、放熱塗料を塗布することとする。または、加熱筒保護カバー32の円筒形状の上面におけるノズル3側開口部付近に放熱塗料を塗布するようにしてもよい。または、加熱筒保護カバー32の円筒形状の上面の外側、または外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。樹脂飛散防止カバー34においては、半円筒形状の上面の外側、またはその外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。樹脂飛散防止カバー35には、その上面の外側、またはその外側全面に放熱塗料を塗布してもよい。
実施形態1〜実施形態4において放熱塗料を塗布する代わりに放熱シートを貼り付けるようにしてもよい。実施形態1〜実施形態4に用いる放熱塗料には、成分としてカーボンブラック、カーボンナノチューブのいずれか、または両方を含む放熱塗料を塗布するようにしてもよい。実施形態1〜実施形態4に用いる放熱塗料には、成分としてチタン、アルミニウム、錫、亜鉛、銀、銅、鉄、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトの酸化物のいずれか、または複数種を含む放熱塗料を使用してもよい。
2 固定プラテン
3 ノズル
4 加熱筒
5 樹脂射出機構部

8,9 加熱筒保護カバー
10,11 樹脂飛散防止カバー

18,19 加熱筒保護カバー
20,21 樹脂飛散防止カバー

28,29 加熱筒保護カバー
30,31 樹脂飛散防止カバー

32 加熱筒保護カバー
34,35 樹脂飛散防止カバー

Claims (13)

  1. 樹脂供給口から投入された成形品の材料となる樹脂材料を加熱溶融する加熱筒の外周を覆う射出成形機の加熱筒保護カバーであって、
    前記加熱筒保護カバーの外側表面の少なくとも一部に放熱塗料を塗布したまたは放熱シートを貼り付けた、
    前記の射出成形機の加熱筒保護カバー。
  2. 前記加熱筒保護カバーの外側表面の上面に放熱塗料を塗布したまたは放熱シートを貼り付けた、請求項1に記載の射出成形機の加熱筒保護カバー。
  3. 前記放熱塗料は、カーボンブラック、カーボンナノチューブのいずれか、または両方を含む放熱塗料である請求項1または2の何れか一つに記載の射出成形機の加熱筒保護カバー。
  4. 前記放熱塗料はチタン、アルミニウム、錫、亜鉛、銀、銅、鉄、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトの酸化物のいずれか、または複数種を含む放熱塗料であることを特徴とする請求項1または2の何れか一つに記載の射出成形機の加熱筒保護カバー。
  5. 前記放熱シートはカーボンブラック、カーボンナノチューブのいずれか、またはそれら両方を含む放熱シートであることを特徴とする請求項1または2の何れか一つに記載の射出成形機の加熱筒保護カバー。
  6. 前記放熱シートはチタン、アルミニウム、錫、亜鉛、銀、銅、鉄、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトの酸化物のいずれか、またはそれらのうちの複数を含む放熱シートであることを特徴とする請求項1または2の何れか一つに記載の射出成形機の加熱筒保護カバー。
  7. シリンダ内の樹脂をパージする際に樹脂が飛散することを防止する射出成形機の樹脂飛散防止カバーであって、
    前記樹脂飛散防止カバーの外側表面の少なくとも一部に放熱塗料を塗布したまたは放熱シートを貼り付けた、
    前記の射出成形機の樹脂飛散防止カバー。
  8. 前記樹脂飛散防止カバーの上面の外側表面に放熱塗料を塗布、もしくは放熱シートを貼り付けたことを特徴とする請求項7に記載の射出成形機の樹脂飛散防止カバー。
  9. 前記放熱塗料はカーボンブラック、カーボンナノチューブのいずれか、または両方を含む放熱塗料であることを特徴とする請求項7または8の何れか一つに記載の射出成形機の樹脂飛散防止カバー。
  10. 前記放熱塗料はチタン、アルミニウム、錫、亜鉛、銀、銅、鉄、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトの酸化物のいずれか、または複数種を含む放熱塗料であることを特徴とする請求項7または8の何れか一つに記載の射出成形機の樹脂飛散防止カバー。
  11. 前記放熱シートはカーボンブラック、カーボンナノチューブのいずれか、またはそれら両方を含む放熱シートであることを特徴とする請求項7または8の何れか一つに記載の射出成形機の樹脂飛散防止カバー。
  12. 前記放熱シートはチタン、アルミニウム、錫、亜鉛、銀、銅、鉄、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトの酸化物のいずれか、または複数種を含む放熱シートであることを特徴とする請求項7または8の何れか一つに記載の射出成形機の樹脂飛散防止カバー。
  13. 射出成形機の樹脂射出機構部の側に取り付けられ、その樹脂射出機構部とともに移動する、加熱筒を覆う加熱筒保護カバーと、
    射出成形機の型締機構部の側に取り付けられ、溶融樹脂を射出するノズルの付近を覆う樹脂飛散防止カバーとを含み、
    前記加熱筒保護カバーと前記樹脂飛散防止カバーには、前記射出機構部が前記型締機構部に対してどの位置に移動しても常に互いに重なる部分が設けられていて前記加熱筒及び前記ノズルを露出させることが無い構造になっており、
    前記加熱筒保護カバーの上面の外側で、前記樹脂射出機構部が最後退位置にあるとき少なくとも前記樹脂飛散防止カバー覆われず露出する領域には、放熱塗料を塗布したまたは放熱シートを貼り付けた、
    射出成形機。
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