JP5355525B2 - 擬似太陽光照射装置および太陽電池パネル用検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被照射物に対して指向性の高い擬似太陽光を照射するための擬似太陽光照射装置、この擬似太陽光照射装置を用いて太陽電池パネルの出力特性を測定して良否判定を行う太陽電池パネル用検査装置に関する。
従来、太陽光のスペクトル分布を高精度に再現するための光源装置としての従来の擬似太陽光照射装置では、所望のスペクトルを有する光を得るために、キセノンランプなどを点灯して光学フィルタ(エアマスフィルタ)を通過した擬似太陽光を、反射板で反射拡散させることによって被測定対象における照度分布を均一にする試みが為されてきた。
特許文献1では、照射面下の箱状フレーム内にキセノン光源とハロゲン光源の2つの光源を各々仕切りを設けつつ搭載して、それぞれの内部にある反射板にて照度を均一化することが開示されている。
特許文献2では、太陽電池パネルの受光面全域を複数の受光区画に仮想分割し、この仮想分割した各区間の受光面に対して選択した光量調整部材を配置して、各区間受光面で光源による照度を均一化することが開示されている。
特許第3500352号 特開2006−216619号公報
上記特許文献1に開示されている従来の構成では、擬似太陽光を照射して太陽電池パネルの出力を測定する太陽電池評価装置は、基準太陽光と同等の照度を太陽電池パネルに照射し、また、被測定対象物である太陽電池パネルの有効面積内において、照度が均一(±2パーセント以下)であることが必要である。この従来技術では、光源ないしその近傍にある反射板の傾きを調整したり、太陽電池パネルの受光区画全域に光量調整部材を設置したりすることにより、照度の均一化を行っていた。しかし、反射板の調整では、微少光量の照度を調整することが困難であることや、照射光量を均一化するためには複数の反射板を設置し、それぞれを独立して反射板の傾きを調整することが必要となって、照射光量の均一化も時間がかかり困難である。
また、上記特許文献2に開示されている従来の構成では、分割した受光面には同一種の光源でも複数の箇所から光が入射されるため、照射光量を均一化するには非常に時間がかかる作業であることや、ランプ交換時には、ランプの個体差や設置誤差による照度ムラを解消するためには、照射光量を均一化する調整を一からやり直す必要があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、被照射物が大面積であってもランプ交換時であっても、照射面全体にわたって均一照度の照射光を容易かつ確実に照射することができる擬似太陽光照射装置、この擬似太陽光照射装置を用いて太陽電池パネルの出力特性を測定して良否判定を行う太陽電池パネル用検査装置を提供することを目的とする。
本発明の擬似太陽光照射装置は、発光波長帯の異なる少なくとも2つの光源と、該2つの光源からの出射光それぞれを指向性の高い平行光とした光に異なるスペクトル分布をそれぞれ与える各光学素子と、該各光学素子を介して得られた指向性の高い平行光を幅方向端面から取り込んで内部を伝搬させて外部の被照射物に指向性の高い平行光を面照射する導光体とを有した光学系が複数配設され、該被照射物に対する被照射面が複数に仮想分割されて複数の小被照射面に構成され、該光学系の導光部材が各小被照射面にそれぞれ対応して複数の光学系により該被照射面の全体に照射されるものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の擬似太陽光照射装置における光学系は、第1光源と、該第1光源から出射される光のスペクトルを調整する前記光学素子としての第1光学フィルタとを有する第1光照射装置と、第2光源と、該第2光源から出射される光のスペクトルを調整する該光学素子としての第2光学フィルタとを有する第2光照射装置と、該第1光照射装置からの光と該第2光照射装置からの光を混合して太陽光に類似した擬似太陽光を得る光混合部材と、該光混合部材からの擬似太陽光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物に対して指向性の高い光を平坦面から均一に面照射する第3導光部材とを有する第3光照射装置とが設けられている。
本発明の擬似太陽光照射装置における光学系は、第1光源と、該第1光源からの出射光を一方端面から取り込んで指向性が高められた平行光を他方端面から出射する第1テーパ導光部材と、該第1テーパ導光部材の他方端面から出射される光のスペクトルを調整する第1光学フィルタとを有する第1光照射装置と、第2光源と、該第2光源からの出射光を一方端面から取り込んで指向性が高められた平行光を他方端面から出射する第2テーパ導光部材と、該第2テーパ導光部材の他方端面から出射される光のスペクトルを調整する第2光学フィルタとを有する第2光照射装置と、該第1光照射装置からの光と該第光照射装置からの光を混合して太陽光に類似した擬似太陽光を得る光混合部材と、該光混合部材からの擬似太陽光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物に対して指向性の高い平行光を平坦面から均一に面照射する第3導光部材とを有する第3光照射装置とが設けられている。
さらに、好ましくは、本発明の擬似太陽光照射装置において、前記第1光照射装置、前記第2光照射装置および前記第3光照射装置を有する前記光学系を1ユニットとし、該1ユニット同士を左右方向に対向配置して、該第3光照射装置の第3導光部材の他方端面同士を当接した2ユニットを、前記被照射物のサイズに応じて、前後方向に複数並べて配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の擬似太陽光照射装置において、前記第1光照射装置、前記第2光照射装置および前記光混合部を配置した左側セットと、該第1光照射装置、該第2光照射装置および該光混合部を配置した右側セットとの間に、左側の光混合部からの混合光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させると共に、右側の光混合部からの混合光を他方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物に対して指向性の高い光を平坦面から均一に面照射する第4導光部材が前記第3光照射装置に代えて設けられ、これを1ユニットとし、被照射物のサイズに応じて、該1ユニットが前後方向に複数並べてられて配置されている。
本発明の太陽電池パネル用検査装置は、本発明の上記擬似太陽光照射装置を用いて太陽電池パネルの出力特性を測定して良否判定を行うものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明の擬似太陽光照射装置においては、発光波長帯の異なる少なくとも2つの光源と、2つの光源からの出射光それぞれに異なるスペクトル分布をそれぞれ与える各光学素子と、各光学素子を介して得られた出射光を伝搬させて外部の被照射物に面照射する導光体とを有した光学系が複数配設され、被照射物に対する被照射面が複数に仮想分割されて複数の小被照射面に構成され、光学系の導光部材が各小被照射面にそれぞれ対応して複数の光学系により被照射面の全体に照射される。
これによって、光学系毎にその光量を制御できるランプ光源や光学フィルタが設けられており、被照射物に対する被照射面が複数に仮想分割されて複数の小被照射面に構成され、光学系の導光部材が各小被照射面にそれぞれ対応して複数の光学系により被照射面の全体に照射されるので、被照射物が大面積であってもランプ交換時であっても、照射面全体にわたって均一照度の照射光を容易かつ確実に照射することが可能となる。要するに、大面積の照射面の照射強度を高精度で均一にすることは難しいが、大面積の照射面を複数に仮想分割し、光学系毎の小面積の照射面の照射強度を、その光学系を調整して高精度に均一化すれば、それらを組み合わせるだけで、大面積の照射面の照射強度(光量)を高精度に均一化することが可能となる。
以上により、本発明によれば、被照射物に対する被照射面が複数に仮想分割されて複数の小被照射面に構成され、光学系の導光部材が各小被照射面にそれぞれ対応して複数の光学系により被照射面の全体に照射されるため、光学系毎の小面積の被照射面の照射強度を調整するだけで、被照射物が大面積であってもランプ交換時であっても、複数の光学系を組み合わせれば、照射面全体にわたって均一照度の照射光を容易かつ確実に照射することができる。
本発明の実施形態1における擬似太陽光照射装置の要部構成例を模式的に示す斜視図である。 図1の擬似太陽光照射装置の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。 図1のキセノン光源、これが収容されるリフレクタおよびその前方の開口板を示す斜視図である。 (a)は図1のキセノン光源、リフレクタ、開口板およびテーパ導光部材の縦断面図、(b)は図3の開口板の開口部を示す平面図である。 迷光が隣のテーパ導光部材内に進入するのを防ぐテーパ導光部材の第1の構造を模式的に示す断面図である。 図5のテーパ導光部材の第1の構造の外観を模式的に示す斜視図である。 図1の擬似太陽光照射装置の平面図である。 (a)は、キセノンランプの波長に対する照度を示す図、(b)は、ハロゲンランプの波長に対する照度を示す図である。 (a)および(b)は、本実施形態1の擬似太陽光照射装置の光量調整についてさらに説明するための斜視図である。 本発明の実施形態2における擬似太陽光照射装置の要部構成例を模式的に示す斜視図である。 図10の擬似太陽光照射装置の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。 図10の擬似太陽光照射装置の平面図である。 (a)および(b)は、本実施形態2の擬似太陽光照射装置の光量調整についてさらに説明するための斜視図である。 図1の擬似太陽光照射装置における要部構成例の変形例を模式的に示す縦断面図である。
以下に、本発明の擬似太陽光照射装置および、この擬似太陽光照射装置を太陽電池パネル用検査装置に適用した場合の実施形態1、2について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図における構成部材のそれぞれの厚みや長さなどは図面作成上の観点から、図示する構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1における擬似太陽光照射装置の要部構成例を模式的に示す斜視図である。図2は、図1の擬似太陽光照射装置の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。
図1および図2において、本実施形態1の擬似太陽光照射装置1には、キセノンランプのキセノン光源2と、キセノン光源2を内部に収容する内面が反射面のリフレクタ3aおよびその前方部分を覆う開口板3bと、この開口板3bの開口部(図示せず)からのキセノン出射光をその下端面から取り込んで内部を伝搬させることにより指向性を良くするテーパカプラであるテーパ導光部材4と、このテーパ導光部材4からのキセノン光をフィルタリングして短波長側の擬似太陽光のスペクトルとする第1光学フィルタ(スペクトル調整用フィルタ)としてのエアマスフィルタ5とを有する第1光照射装置6が設けられている。このように、第1光照射装置6は、キセノン光源2からの出射光がリフレクタ3aによって反射され集光されて、開口板3bの開口部から出射され、このキセノン出射光を、テーパカプラと呼ばれるテーパ導光部材4の下端面から取り込んでその内部を伝搬させて指向性の高い平行光とし、テーパ導光部材4の上端面からエアマスフィルタ5を通して指向性の高いキセノン光を出射する。このエアマスフィルタ5からのキセノン光は擬似太陽光の短波長側のスペクトルに相当している。
また、この擬似太陽光照射装置1には、ハロゲンランプなどのハロゲン光源7と、ハロゲン光源7を収容する内面が反射面のリフレクタ8と、このリフレクタ8の内面で反射したハロゲン出射光をその下端面から取り込んで内部を伝搬させることにより指向性を良くするテーパ導光部材9と、このテーパ導光部材9の端面からのハロゲン出射光をフィルタリングして長波長側の擬似太陽光とする第2光学フィルタ(スペクトル調整用フィルタ)としてのエアマスフィルタ10とを有する第2光照射装置11が設けられている。このように、第2光照射装置11は、ハロゲン光源7の出射光がリフレクタ8で反射し集光して出射され、このハロゲン出射光を、テーパカプラと呼ばれるテーパ導光部材9の一方端面から取り込んでその内部を伝搬させて指向性の高い平行光とし、テーパ導光部材9の他方端面からスペクトル調整用のエアマスフィルタ10を通して指向性の高いハロゲン出射光を出射する。このエアマスフィルタ10からのハロゲン光は擬似太陽光の長波長側のスペクトルに相当している。ハロゲン光源7は1フィラメントタイプでもよいが、パワーを稼ぐために、ここでは、ハロゲン光源7は2フィラメントタイプを用い、二つのハロゲンランプに対応してそれぞれテーパ導光部材9をそれぞれ用いている。
さらに、この擬似太陽光照射装置1には、第1光照射装置6のスペクトル調整用のエアマスフィルタ5からの短波長のキセノン出射光を反射させると共に、第2光照射装置11のスペクトル調整用のエアマスフィルタ10からの長波長のハロゲン出射光を透過させることにより光混合して太陽光に類似した擬似太陽光を得る反射・透過手段としての波長選択ミラー(または波長混合ミラー)などの光混合部12と、この光混合部12からの拡散光である擬似太陽光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させて例えば太陽電池パネルなどの被照射物13に対して指向性の高い光Lを均一に面照射する導光部材14とを有する第3光照射装置15が設けられている。また、図2に示すように、第3光照射装置15が左右に配置されているが、導光部材14同士はお互いの端面を当接している。
図3は、図1のキセノン光源2、これが収容されるリフレクタ3aおよびその前方の開口板3bを示す斜視図である。図4(a)は図1のキセノン光源2、リフレクタ3a、開口板3bおよびテーパ導光部材4の縦断面図、図4(b)は図3の開口板3bの開口部を示す平面図である。
図3、図4(a)および図4(b)に示すように、キセノン光源2からの出射光を反射して集光するためのリフレクタ3aおよび、その前方に開口板3bが設けられており、開口板3bに所定間隔を置いて開口部31が形成されている。この開口部31から指向性のよいキセノン光を取り出して、テーパカプラであるテーパ導光部材4の下端面に入射させるように構成している。
ここで、本発明者らは、太陽電池パネルの良否検査を行うために、擬似太陽光として太陽光のスペクトル分布を高精度に再現する際に、被照射物13としての太陽電池パネルに照射する擬似太陽光のスペクトル分布の乱れの原因が、光源側とテーパ導光部材の端面側との間の隙間から漏れる指向性の悪い迷光が隣のテーパ導光部材内にその側面から進入することが原因であることを見出した。迷光が隣のテーパ導光部材内にその側面から進入するのを防ぐために、遮光部材を、例えば、キセノン光源2とテーパ導光部材4の下端面側との間の隙間と、隣のテーパ導光部材4との間に配設する。
図5は、迷光が隣のテーパ導光部材内に進入するのを防ぐテーパ導光部材の第1の構造を模式的に示す断面図である。図6は、図5のテーパ導光部材の第1の構造を模式的に示す斜視図である。なお、図5のキセノンランプのランプ光源2やリフレクタ3aは、図1では複数一括して設けられているが、ここでは隣接2セット毎の構成になっている。ランプ光源2やリフレクタ3aは、所望の出射光量を得るため、各種構造を取り得る。さらに、この第1の構造および第2の構造は、ハロゲン光用のテーパ導光部材9にも適用することができる。
第1光照射装置6において、キセノン出射光の指向性を高めるテーパカプラであるテーパ導光部材4の上端面と下端面以外の外周側面は、図5(a)および図6のように独立した遮光部材41で覆っている。このように、遮光部材41でテーパ導光部材4の周囲(側壁)を囲ったことによって、テーパ導光部材4の下端面と開口板3bの開口部との間の隙間から漏れた指向性の悪い迷光L1,L2が遮光部材41に照射され、従来のようにテーパ導光部材4の側面から内部に取り込まれて、光混合部12の波長選択ミラーに反射して導光板14側に迷光L2として入るのを防止することができる。
一方、ハロゲン光源7側での迷光も、ハロゲン出射光の指向性を高めるテーパカプラであるテーパ導光部材9の一方端面と他方端面以外の外周側面が、図5および図6のように独立した遮光部材91で覆われていてもよいが、ハロゲン光は、熱線であるため温度が高くなり、できるだけ周囲を覆わない方がよい。要するに、ハロゲン光源7側では遮光率が高いと高温になり易いので、ハロゲン光源7側では遮光率を低く設定する。ハロゲン光源7からの出射光の指向性を高める、隣接したテーパ導光部材9間に配置された遮断部材の遮光率が、キセノン光源2からの出射光の指向性を高める、隣接したテーパ導光部材4間に配置された遮光部材の遮光率よりも小さく設定する。これによって、遮光部材の反射でハロゲン光が吸収されることによる部材温度の上昇を防ぐことができる。このため、遮光部材の反射は可能な範囲で低い方がよい。
次に、照射面積変更自在なユニット化について説明する。
本実施形態1の擬似太陽光照射装置1は、図1に示すように、上記第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15の組が左右2組配設され、この2組が、本実施形態1では前後方向に8セット(16ユニット)隙間なく並べられて設けられている。上記第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15の組がユニット化されて精度よく製造することができ、上記第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15のユニットが組み合わされて、所望の大きさの太陽電池パネルに対応した擬似太陽光の照射面の大きさとすることができる。したがって、上記第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15の組の左右2組が、前後方向に8セット(16ユニット)に全く限ることはない。これによって、照射面積変更自在な光学系としてユニット化とすることができる。なお、この場合、第1光照射装置6において、キセノン光源2と、リフレクタ3aおよび開口板3bは一括照射型であるので、これらについては共通に用いることになる。これらのキセノン光源2とリフレクタ3aおよび開口板3bを、テーパ導光部材4毎に設けることもできる。
このように、上記第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15の組を1単位としてユニット化すると、1単位の照射面の照射強度のばらつきを抑えて精度よく所望の照射強度(光量)とすることができて、ユニット化した1単位の照射面を組み合わせて大きい照射面とする場合にも、大きい照射面全体で照射強度のばらつきを抑えて均一な所望の照射強度(光量)とすることができる。要するに、大面積の照射面の照射強度を高精度で均一にすることは難しいが、大面積の照射面を複数に分割し、その小面積の照射面の照射強度を高精度に均一化すれば、それらを組み合わせるだけで、大面積の照射面の照射強度(光量)を高精度に均一化することができる。
したがって、第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15の組を1ユニットとして、1ユニットの照射強度(光量)を高精度に製造しておけば、太陽電池パネルのサイズに合わせて組み立てるだけで、従来、時間かけて行っていた照射強度(光量)の光量調整を不要とすることができる。即ち、従来は、太陽電池パネルのサイズに応じて、各要所に基準撮像セルが設けられた照射強度検査装置により、大面積の照射面全体のうちのどの部分の照射強度が低いかを測定し、その照射強度が低い部分の照射強度を上げるように照射強度の調整をする必要があったが、それも不要とすることができる。また、定期的なメンテナンス時にも、照射強度調整が不要である。ユニット化した1単位の光照射装置をばらつきなく精度よく製造しておけば、照射強度調整が不要であり、メンテナンス性に優れている。従来はこの照射面全体の照射強度調整(光量調整)に時間がかかっていた。
次に、照射面全体の照射強度調整(光量調整)について更に説明する。
図7は、図1の擬似太陽光照射装置1の平面図である。
第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15の組を1ユニットとして、左右に2組設け、これを前後方向に8セット設けているが、前後方向の両端(最も手前と最も奥側)のリフレクタ出力光量が少なくなる傾向にあるので、図7の平面図に示すように、両端側のリフレクタ出力光量をそれ以外の中央部側のリフレクタ出力光量よりも、照射光量が均一になるようにここでは増やしている。この前後方向の両端側において、上記ハロゲン光源7を少し大きい出力のハロゲン光源7Aを用いることができるようにしている。
この擬似太陽光照射装置1Aには、前後方向の両端側において、上記ハロゲン光源7よりも出力光量が高いハロゲン光源7Aと、ハロゲン光源7Aを収容する内面が反射面のリフレクタ8Aと、このリフレクタ8Aの内面で反射したハロゲン出射光をその一方端面から取り込んで内部を伝搬させることにより指向性を良くするテーパ導光部材9と、このテーパ導光部材9の他方端面からのハロゲン出射光をフィルタリングして長波長側の擬似太陽光とする第2光学フィルタとしてのエアマスフィルタ10とを有する第2光照射装置11Aを設けている。この場合、リフレクタ8A、テーパ導光部材9およびエアマスフィルタ10は、ハロゲン光源7Aの出力光量に適合したものとし、出力光量に適合していれば、リフレクタ8、8Aは同じものであってもよい。
また、本実施形態1の擬似太陽光照射装置1において、上記第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15の組がユニット化されて左右2組配設されたものが、例えば8セット(左右の2ユニットで1セット;全16ユニット)だけ前後方向に並べられて設けられているが、少なくともユニットは、照射強度(光量)が調整できるように、出力光量の異なるランプまたは、光透過率の異なるエアマスフィルタ5(スペクトル調整用フィルタ)を取替え可能としておくことにより、導光板14に入射する照射強度(光量)を個別に調整可能とすることができる。前記した上記ハロゲン光源7とこれよりも出力光量が高いハロゲン光源7Aとの取り付け部を設けることにより、出力光量の異なる光源を取替え自在にしておけばよい。
次に、擬似太陽光を均一に太陽電池パネルに面照射して得られる発電量の良否を精密に検査することができる太陽電池パネル検査装置について説明する。
図8(a)は、キセノンランプの波長に対する照度を示す図、図8(b)は、ハロゲンランプの波長に対する照度を示す図である。
キセノンランプからの出射光は、図8(a)に示すように、温度上昇に寄与する熱線成分はハロゲン光よりも少なく太陽光の短波長側のスペクトルを有し、ハロゲンランプからの出射光は、図8(b)に示すように、温度上昇に寄与する熱線成分が多く、太陽光の長波長側のスペクトルを有している。キセノンランプとハロゲンランプとの各出射光を光混合部12を通して混合することにより、太陽光に類似した擬似太陽光を得ることができる。この擬似太陽光を波長選択ミラー(または波長混合ミラー)などの光混合部12から拡導光部材14,14内に導いて、擬似太陽光を伝搬させて被照射物13(太陽電池パネル)に対して指向性の高い光を均一に面照射することができる。
これによって、被照射物13としての太陽電池パネルが規定以上の発電量を有するかどうかを発電量検出装置にて検出することにより、被照射物13(例えば太陽電池パネルなど)の良否検査を行うことができる。これらの擬似太陽光照射装置1および発電量検出装置により太陽電池パネル検査装置が得られる。
以上により、本実施形態1によれば、擬似太陽光を照射する擬似太陽光照射装置1として、キセノン光源2のように短波長帯が使用され、かつ長波長帯の光のエネルギーが大きい光源と、ハロゲン光源7のように太陽光の長波長帯に相当する波長帯の光が使用されるため、太陽電池パネルの出力特性を精度よく測定する検査を行うことができる。かつそれより長波長の光が使用されない光源とを用いる場合のテーパ導光部材4,9の遮光方法として、遮光部材を隣接テーパ導光部材間に設けたことにより、迷光L2が隣のテーパ導光部材内にその側面から進入するのを防ぐことができ、キセノン光源2を導入するための開口板3bの開口部31から漏れた指向性が悪い迷光L2が、キセノン光源2用のテーパ導光部4に入り、導光部材14,14内に導かれ、照射面の均一性が低下するのを防ぐことができる。
また、ハロゲン光源7側での遮光を、キセノン光源2側より小さな遮光部材で覆うことで、異常な温度上昇を防ぎ、従来の反射箱のような内面のコーティング部材のスペクトル特性を高熱により変えてしまうという悪影響も防ぐことができる。
なお、光量調整についてさらに説明する。
図9(a)および図9(b)は、本実施形態1の擬似太陽光照射装置1の光量調整について説明するための斜視図である。図9(a)および図9(b)では、図1の上記第1光照射装置6や光混合部12(波長選択ミラー)は図示されていない。光量調整だけについて、図9(a)および図9(b)を用いた説明では、上記第1光照射装置6や光混合部12(波長選択ミラー)はなくてもよい。同様に、ランプ光源やリフレクタについても各種構造を取り得る。要するに、この光量調整の説明を図1に適用すればよい。
図9(a)に示すように各導光板14と光源ランプ2Cとを一対一に対応させ、ランプを交換したり電流を調整することにより、光源ランプ2Cからの出力光量を個別に制御することができる。この場合、もちろん、光透過率の異なるエアマスフィルタ10C(スペクトル調整用フィルタ)に取替えて各導光板14に入射される光量を調節することもできる。これを図1の本実施形態1の擬似太陽光照射装置1について言えば、キセノン光源2やハロゲン光源7をランプを交換したり電流を調整することにより、光源ランプからの出力光量を個別に制御することができる。また、エアマスフィルタ5やエアマスフィルタ10を、光透過率の異なるエアマスフィルタに取替えて各導光板14に入射される光量を調節することもできる。
また、図9(b)に示すように各導光板14に対して、分割せず光源ランプ2Dのように一括照射型とし、エアマスフィルタ10D(スペクトル調整用フィルタ)だけを取替えて各フィルタ透過率を個別に制御するようにしてもよく、または透過率制御用に補正用のフィルタを、エアマスフィルタ10D(スペクトル調整用フィルタ)とは別に光透過フィルタを追加することによっても、導光板14に入射する光量を抑えて調整することができる。これは本実施形態1の擬似太陽光照射装置1に適用できないが、逆に、本実施形態1の擬似太陽光照射装置1のキセノン光源2およびリフレクタ3aやハロゲン光源7およびリフレクタ8を、図10(b)に示すように一括照射型とすることもできる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、第3光照射装置15が左右に配置され、導光部材14同士がお互いの端面を当接している場合について説明したが、本実施形態2では、左右の導光部材14が一体となったことにより、上記実施形態1の左右の第3光照射装置15が一体化した場合について説明する。
即ち、上記実施形態1では、擬似太陽光照射装置1として、第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15を1セットとしてユニット化され、ユニット化された1セット同士を左右方向に対向配置して、第3光照射装置15の第3導光部材14、14の他方端面同士を当接した2ユニットを、被照射物13のサイズに応じて、前後方向に複数並べて配置された場合について説明したが、本実施形態2では、後述する擬似太陽光照射装置1Aとして、第1光照射装置6、第2光照射装置11および光混合部12をそれぞれ配置した左側セットと、第1光照射装置6、第2光照射装置11および光混合部12をそれぞれ配置した右側セットとの間に、左側の光混合部12からの混合光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させると共に、右側の光混合部12からの混合光を他方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物13に対して指向性の高い光を平坦面から均一に面照射する第4導光部材14Aが設けられ、これを1セットとしてユニット化され、被照射物のサイズに応じて、ユニット化された1セットが前後方向に複数並べてられて配置された場合について説明する。
図10は、本発明の実施形態2における擬似太陽光照射装置の要部構成例を模式的に示す斜視図である。図11は、図10の擬似太陽光照射装置の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。なお、図10および図11では、図1および図2の構成部材と同様の作用効果を奏する構成部材には同一の符号を付して説明する。
図10および図11において、本実施形態2の擬似太陽光照射装置1Aでは、上記実施形態1の第1光照射装置6および第2光照射装置11(または11A)と同一の構成であるが、左側の第1光照射装置6および第2光照射装置11(または11A)と、右側の第1光照射装置6および第2光照射装置11(または11A)とを1ユニットとして用いる点で異なっている。また、上記実施形態1の第3光照射装置15の構成に代えて第4光照射装置15Aを用いる。要するに、本実施形態2の擬似太陽光照射装置1Aは、上記実施形態1の左右の導光部材14が一体となった導光部材14Aを用いる点が、上記実施形態1の擬似太陽光照射装置1の場合とは異なっている。したがって、左右の二つの第3光照射装置15が一体化した第4光照射装置15Aを用いる。
この第4光照射装置15Aには、左側の第1光照射装置6のスペクトル調整用のエアマスフィルタ5からの短波長のキセノン出射光を反射させると共に、左側の第2光照射装置11のスペクトル調整用のエアマスフィルタ10からの長波長のハロゲン出射光を透過させることにより光混合して太陽光に類似した擬似太陽光を得る反射・透過手段としての波長選択ミラー(または波長混合ミラー)などの左側の光混合部12と、右側の第1光照射装置6のスペクトル調整用のエアマスフィルタ5からの短波長のキセノン出射光を反射させると共に、右側の第2光照射装置11のスペクトル調整用のエアマスフィルタ10からの長波長のハロゲン出射光を透過させることにより光混合して太陽光に類似した擬似太陽光を得る反射・透過手段としての波長選択ミラー(または波長混合ミラー)などの右側の光混合部12と、左側の光混合部12からの出射光である擬似太陽光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させると共に、右側の光混合部12からの出射光である擬似太陽光を他方端面から取り込んでその内部を伝搬させて、例えば太陽電池パネルなどの被照射物13に対して指向性の高い光Lを均一に面照射する導光部材14Aとが設けられている。この場合、第4光照射装置15Aでは、導光部材14Aが一体化されている。
導光部材14Aは、上記実施形態1の導光部材14、14のように二つに分かれていない方が、その間の端面での反射がないので、光を効率よく活用することができる。また、上記実施形態1のように導光部材を並べる方式であれば、他方端面で反射させる際に、反射鏡を使えばスペクトルに悪影響する。これに対して、導光部材14Aは、上記実施形態1の導光部材14のように左右二つに分ける必要がないため、真ん中の端面での光調整がなくなって、スペクトル特性を良好なものにすることができる。導光部材14Aがガラス材とした場合、面積が大きくなると、製造が困難になるが、面積がある程度小さいものに最適に適用することができる。
次に、照射面積変更自在なユニット化について説明する。
本実施形態2の擬似太陽光照射装置1Aは、図10に示すように、左右の第1光照射装置6、左右の第2光照射装置11および第4光照射装置15Aが1ユニットで構成される。この1ユニットが、本実施形態2では前後方向に8セット隙間なく並べられて設けられている。上記左右の第1光照射装置6、左右の第2光照射装置11および第4光照射装置15Aが、1単位として、ユニット化されて精度よく製造することができ、上記左右の第1光照射装置6、左右の第2光照射装置11および第4光照射装置15Aが1ユニットとして前後方向に組み合わされて、所望の大きさの太陽電池パネルに対応した擬似太陽光の照射面の大きさとすることができる。したがって、上記左右の第1光照射装置6、左右の第2光照射装置11および第4光照射装置15Aの1ユニットが、前後方向に8ユニットに全く限ることはない。これによって、照射面積変更自在なユニット化とすることができる。なお、この場合も、第1光照射装置6において、キセノン光源2と、リフレクタ3aおよび開口板3bは一括照射型であるので、これらについては共通に用いることになる。これらのキセノン光源2とリフレクタ3aおよび開口板3bを、テーパ導光部材4毎に設けることもできる。
このように、上記左右の第1光照射装置6、左右の第2光照射装置11および第4光照射装置15Aを1単位としてユニット化すると、1単位の照射面の照射強度のばらつきを抑えて精度よく所望の照射強度(光量)とすることができて、ユニット化した1単位の照射面を組み合わせて大きい照射面とする場合にも、大きい照射面全体で照射強度のばらつきを抑えて均一な所望の照射強度(光量)とすることができる。要するに、大面積の照射面の照射強度を高精度で均一にすることは難しいが、大面積の照射面を複数に分割し、その小面積の照射面の照射強度を高精度に均一化すれば、それらを組み合わせるだけで、大面積の照射面の照射強度(光量)を高精度に均一化することができる。
したがって、左右の第1光照射装置6、左右の第2光照射装置11および第4光照射装置15Aを1ユニットとして、1ユニットの照射強度(光量)を高精度に製造しておけば、太陽電池パネルのサイズに合わせて組み立てるだけで、従来、時間かけて行っていた照射強度(光量)の光量調整を不要とすることができる。即ち、従来は、太陽電池パネルのサイズに応じて、各要所に基準撮像セルが設けられた照射強度検査装置により、大面積の照射面全体のうちのどの部分の照射強度が低いかを測定し、その照射強度が低い部分の照射強度を上げるように照射強度の調整をする必要があったが、それも不要とすることができる。
次に、照射面全体の照射強度調整(光量調整)について更に説明する。
図12は、図10の擬似太陽光照射装置1Aの平面図である。
左右の第1光照射装置6、左右の第2光照射装置11および第4光照射装置15Aを1ユニットとして、これを前後方向に8セット設けているが、前後方向の両端(最も手前と最も奥側)のリフレクタ出力光量が少なくなる傾向にあるので、図8の平面図の場合と同様、図13の平面図に示すように、両端側のリフレクタ出力光量をそれ以外の中央部側のリフレクタ出力光量よりも、照射光量が均一になるように、ここでは増やしている。この前後方向の両端側において、上記ハロゲン光源7を少し大きい出力のハロゲン光源7Aを用いることができるようにしている。
また、本実施形態2の擬似太陽光照射装置1Aにおいて、上記左右の第2光照射装置11および第4光照射装置15Aがユニット化されて、例えば8ユニットが前後方向に並べられて設けられているが、少なくともユニットは、照射強度(光量)が調整できるように、出力光量の異なるランプまたは、光透過率の異なるエアマスフィルタ5(スペクトル調整用フィルタ)を取替え可能としておくことにより、導光板14Aに入射する照射強度(光量)を個別に調整可能とすることができる。前記した上記ハロゲン光源7とこれよりも出力光量が高いハロゲン光源7Aとの取り付け部を設けることにより、出力光量の異なる光源を取替え自在にしておけばよい。
以上により、本実施形態1、2によれば、キセノン光とハロゲン光をスペクトル調整して混合して得られる擬似太陽光が入射される導光部材14,14Aのパターン(散乱体)により、導光14,14Aからは均一照度の光を照射することができるが、被照射物としての太陽電池パネルに照射する照射面を複数に仮想分割して、その分割した小照射面に対応して各導光部材14,14Aが配置されているため、各導光部材14,14Aに対する小照射面の照射光量のみを調整することにより、複数の小照射面全体の照度の均一化が容易かつ確実に素早く実現できる。太陽電池パネルが大面積であれば、それに合わせて光学系を複数並べることにより、大面積であっても、均一照度の照射光を容易かつ確実に素早く作り出すことができる。また、ランプ交換時、ランプの個体差によるランプ単体での照度ムラがあっても、ユニット化した光学系毎の光量を調整するだけで、均一な照射光を得ることができるので、再調整は必要なくなる。
本実施形態1、2では、特に詳細には説明しなかったが、導光部材14、14Aには散乱体(パターン)が印刷されており、導光部材14、14Aに入射した光は散乱体で散乱され、被照射物13としての太陽電池パネルに均一に面照射される。この導光部材14、14Aの散乱体(パターン)は、照射面全体で照度が均一になるようなパターンを有して印刷されている。太陽電池パネルを設置する照射面上で左右に照度ムラが発生した場合には、ユニット化した左右の光源光学系(1ユニット)毎の出力光量を調整することによって、照度ムラを容易かつ確実に低減することができる。左右の光源光学系の導光体14、14が導光体14Aのように一体であると、照射面上で照度ムラが発生した場合には、一体化した光源光学系の導光体14Aからの照射光は照射面全体に照射されるので、光量調整のみでは、左右の光源光学系の導光体14、14に比べて、照射面上の照度を部分的に調整することが難しくなる。また、導光体14Aとして左右の導光体14、14が一体化すれば、より広い面積で均一な光を作り出し、更に導光体の両端から入射しても均一な光が照射されるような散乱体の印刷パターンが必要となるので、印刷パターンの設計も困難となるため、左右の導光体14、14の一体化は、均一光を作るのに支障のない程度の射射面積において行う必要がある。左右の導光体14、14の方がそれらを一体化したものよりも、照射面上での照度ムラ調整が容易になる。更に、太陽電池パネルが大型化すれば、本発明の光学系を多数並列するだけで、広範囲の均一光を作り出すだけでなく、各光学系にある光源光学系からの照射光量を調整するだけで、大面積であっても照射面上での照度を均一に調整することが可能となる。
さらに、上記実施形態1の場合と同様、迷光が隣のテーパ導光部材4,9内にその側面から進入するのを防ぐために、遮光部材を、例えば、キセノン光源2とテーパ導光部材4の下端面側との間の隙間と、隣のテーパ導光部材4との間に配設する。例えば図5(a)に示すように、遮光部材41でテーパ導光部材4の周囲(側壁)を囲うことによって、テーパ導光部材4の下端面と開口板3bの開口部との間の隙間から漏れた指向性の悪い迷光L1,L2が遮光部材41に照射され、従来のようにテーパ導光部材4の側面から内部に取り込まれて、光混合部12の波長選択ミラーに反射して導光板14側に迷光L2として入るのを防止することができる。または、テーパ導光部材4の下端面と、リフレクタ3aに対向する開口板3bとの間の隙間を覆うように、テーパ導光部材4の横断面形状の外周側に、例えば所定高さでリング状の遮光部材42を配置することによって、テーパ導光部材4の下端面と開口板3bの開口部との間の隙間から漏れた指向性の悪い迷光L1,L2がリング状の遮光部材42の内面に照射され、従来のように隣のテーパ導光部材4の側面から内部に取り込まれず、光混合部12の波長選択ミラーに反射して導光板14側に迷光L2として入るのを防止することができる。
なお、上記実施形態1では、特に説明していないが、擬似太陽光照射装置1では、発光波長帯の異なる少なくとも2つの光源と、この2つの光源からの出射光それぞれに異なるスペクトル分布をそれぞれ与える各光学素子と、各光学素子を介して得られた出射光を伝搬させて外部に面照射する導光体とを有した光学系が複数配設され、被照射物13に対する照射面が複数に仮想分割されて複数の小被照射面に構成され、光学系の導光部材が各小被照射面にそれぞれ対応して複数の光学系により被照射面全体に照射されるすようになっている。これによって、被照射物が大面積であってもランプ交換時であっても、照射面全体にわたって均一照度の照射光を容易かつ確実に照射することができる本発明の目的を達成することができる。
上記実施形態1では、この光学系は、図2に示すように、第1光源(キセノンランプ2)と、第1光源からの出射光を一方端面から取り込んで指向性が高められた光を他方端面から出射する第1導光部材(テーパ導光部材4)と、第1導光部材の他方端面から出射される光のスペクトルを調整する第1光学フィルタ(エアマスフィルタ5)とを有する第1光照射装置6と、第2光源(ハロゲンランプ7)と、第2光源からの出射光を一方端面から取り込んで指向性が高められた光を他方端面から出射する第2導光部材(テーパ導光部材9)と、第2導光部材の他方端面から出射される光のスペクトルを調整する第2光学フィルタとを有する第2光照射装置11と、第1光照射装置6からの光と第2光照射装置11からの光を混合して太陽光に類似した擬似太陽光を得る光混合部材12と、光混合部材12からの擬似太陽光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物13に対して指向性の高い光を平坦面から均一に面照射する第3導光部材(導光部材14)とを有する第3光照射装置15とが設けられている場合について説明した。これに限らず、光学系は、図14に示すように、第1光源(キセノンランプ2)と、第1光源から出射される光のスペクトルを調整する前記光学素子としての第1光学フィルタ(エアマスフィルタ5)とを有する第1光照射装置6と、第2光源(ハロゲンランプ7)と、第2光源から出射される光のスペクトルを調整する該光学素子としての第2光学フィルタ(エアマスフィルタ10)とを有する第2光照射装置11と、第1光照射装置6からの光と第2光照射装置11からの光を混合して太陽光に類似した擬似太陽光を得る光混合部材12と、光混合部材12からの擬似太陽光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物13に対して指向性の高い光を平坦面から均一に面照射する第3導光部材14とを有する第3光照射装置15とが設けられていてもよい。ここでは、上記実施形態1の場合と比べて、第1導光部材(テーパ導光部材4)と第2導光部材(テーパ導光部材9)とがないだけである。
上記実施形態1では、第1光照射装置6、第2光照射装置11および第3光照射装置15を1ユニットとし、1ユニット同士を左右方向に対向配置して、第3光照射装置15の第3導光部材(導光部材14)の他方端面同士を当接した2ユニットを、被照射物13のサイズに応じて、前後方向に複数並べて配置する。これに対して、上記実施形態2では、第1光照射装置6、第2光照射装置11および光混合部12を配置した左側セットと、第1光照射装置6、第2光照射装置11および光混合部12を配置した右側セットとの間に、左側の光混合部12からの混合光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させると共に、右側の光混合部12からの混合光を他方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物13に対して指向性の高い光を平坦面から均一に面照射する第4導光部材(導光部材14A)が設けられ、これを1ユニットとし、被照射物13のサイズに応じて、1ユニットが前後方向に複数並べてられて配置されている。
なお、本実施形態2では、特に説明していないが、上記実施形態1の場合と同様、開口板3bの開口部31自体の大きさを変化させることにより、面照射の導光部材14Aからの出射光量のバランスを調整する際に、導光部材14Aに両側から光を入射させるための途中の光学系の状態を変化させないで、光量だけを変化させることができる。つまり、擬似太陽光のスペクトル分布を固定した後でも、擬似太陽光のスペクトル分布を変化させることなく、導光部材14Aからの出射光量を調整することができる。
なお、本実施形態2では、特に説明していないが、上記実施形態1の場合と同様、図13(a)に示すように導光板14Aと光源ランプ2Cとを一対一に対応させ、ランプを交換したり電流を調整することにより、光源ランプ2Cからの出力光量を個別に制御することができる。この場合、もちろん、光透過率の異なるエアマスフィルタ10C(スペクトル調整用フィルタ)に取替えて導光板14Aに入射される光量を調節することもできる。これを図11の本実施形態2の擬似太陽光照射装置1Aについて言えば、キセノン光源2やハロゲン光源7をランプを交換したり電流を調整することにより、光源ランプからの出力光量を個別に制御することができる。また、エアマスフィルタ5やエアマスフィルタ10を、光透過率の異なるエアマスフィルタに取替えて導光板14Aに入射される光量を調節することもできる。
また、図13(b)に示すように導光板14Aに対して、分割せず光源ランプ2Dのように一括照射型とし、エアマスフィルタ10D(スペクトル調整用フィルタ)だけを取替えて各フィルタ透過率を個別に制御するようにしてもよく、または透過率制御用に補正用のフィルタを、エアマスフィルタ10D(スペクトル調整用フィルタ)とは別に光透過フィルタを追加することによっても、導光板14Aに入射する光量を抑えて調整することができる。これは本実施形態2の擬似太陽光照射装置1Aに適用できないが、逆に、本実施形態2の擬似太陽光照射装置1Aのキセノン光源2およびリフレクタ3aやハロゲン光源7およびリフレクタ8を、図13(b)に示すように一括照射型とすることもできる。
なお、本実施形態1、2では、第1光照射装置6と、第2光照射装置11と、第3光照射装置15または15Aとのセットが複数設けられ、第1テーパ導光部材4同士および第2テーパ導光部材9同士がそれぞれ隣接して並べられており、隣接した第1テーパ導光部材4間および/または、隣接した第2テーパ導光部材9間に遮光部材が配置されている擬似太陽光照射装置1または1Aについて説明したが、これに限らず、第1光照射装置6および第2光照射装置11のうちのいずれかからの擬似太陽光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物3に対して指向性の高い光を平坦面から均一に面照射する面照射用の導光部材14または14Aを有する擬似太陽光照射装置としてもよい。この場合、第1光照射装置6および第2光照射装置11のうちのいずれかの導光部材は、テーパ導光部材の一方端面および他方端面以外の外壁から迷光が入射しないように遮光部材が配置されて遮光されている。
なお、本実施形態1、2では、特に説明しなかったが、第1光学フィルタとしてエアマスフィルタ5は、キセノン光源2のスペクトルを調整する複数枚で構成され、かつそのうちの1枚が近赤外光のみ反射する反射鏡であり、かつキセノン光源2からの出射光の指向性を高めるテーパ導光部材4の光の入出射面以外の面を覆うように遮光部材41または42が配置されている。これによって、近赤外線反射鏡による迷光を防止することができる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1、2を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1、2に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1、2の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、被照射物に対して指向性の高い擬似太陽光を照射するための擬似太陽光照射装置、この擬似太陽光照射装置を用いて太陽電池パネルの出力特性を測定して良否判定を行う太陽電池パネル用検査装置の分野において、被照射物が大面積であってもランプ交換時であっても、照射面全体にわたって均一照度の照射光を容易かつ確実に照射することができる。
1、1A 擬似太陽光照射装置
2 キセノン光源
3a リフレクタ
3b 開口板
31 開口部
32 遮光部材
4 テーパ導光部材
41,91 遮光部材
42,92 遮光部材
5 エアマスフィルタ(第1光学フィルタ;スペクトル調整用フィルタ)
6 第1光照射装置
7,7A,2C,2D ハロゲン光源
8,8A,3C,3D リフレクタ
9,9C,9D テーパ導光部材
93 遮光部材(遮光板)
10,10C,10D エアマスフィルタ(第2光学フィルタ;スペクトル調整用フィルタ)
11 第2光照射装置
12 光混合部(波長選択ミラー)
13 被照射物(太陽電池パネル)
14,14A 導光部材
15 第3光照射装置
15A 第4光照射装置
L1,L2 迷光

Claims (6)

  1. 発光波長帯の異なる少なくとも2つの光源と、該2つの光源からの出射光それぞれを指向性の高い平行光とした光に異なるスペクトル分布をそれぞれ与える各光学素子と、該各光学素子を介して得られた指向性の高い平行光を幅方向端面から取り込んで内部を伝搬させて外部の被照射物に指向性の高い平行光を面照射する導光体とを有した光学系が複数配設され、
    該被照射物に対する被照射面が複数に仮想分割されて複数の小被照射面に構成され、該光学系の導光部材が各小被照射面にそれぞれ対応して複数の光学系により該被照射面の全体に照射される擬似太陽光照射装置。
  2. 前記光学系は、
    第1光源と、該第1光源から出射される光のスペクトルを調整する前記光学素子としての第1光学フィルタとを有する第1光照射装置と、
    第2光源と、該第2光源から出射される光のスペクトルを調整する該光学素子としての第2光学フィルタとを有する第2光照射装置と、
    該第1光照射装置からの光と該第2光照射装置からの光を混合して太陽光に類似した擬似太陽光を得る光混合部材と、該光混合部材からの擬似太陽光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物に対して指向性の高い光を平坦面から均一に面照射する第3導光部材とを有する第3光照射装置とが設けられている請求項1に記載の擬似太陽光照射装置。
  3. 前記光学系は、
    第1光源と、該第1光源からの出射光を一方端面から取り込んで指向性が高められた平行光を他方端面から出射する第1テーパ導光部材と、該第1テーパ導光部材の他方端面から出射される光のスペクトルを調整する第1光学フィルタとを有する第1光照射装置と、
    第2光源と、該第2光源からの出射光を一方端面から取り込んで指向性が高められた平行光を他方端面から出射する第2テーパ導光部材と、該第2テーパ導光部材の他方端面から出射される光のスペクトルを調整する第2光学フィルタとを有する第2光照射装置と、
    該第1光照射装置からの光と該第光照射装置からの光を混合して太陽光に類似した擬似太陽光を得る光混合部材と、該光混合部材からの擬似太陽光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物に対して指向性の高い平行光を平坦面から均一に面照射する第3導光部材とを有する第3光照射装置とが設けられている請求項1に記載の擬似太陽光照射装置。
  4. 前記第1光照射装置、前記第2光照射装置および前記第3光照射装置を有する前記光学系を1ユニットとし、該1ユニット同士を左右方向に対向配置して、該第3光照射装置の第3導光部材の他方端面同士を当接した2ユニットを、前記被照射物のサイズに応じて、前後方向に複数並べて配置されている請求項2または3に記載の擬似太陽光照射装置。
  5. 前記第1光照射装置、前記第2光照射装置および前記光混合部を配置した左側セットと、該第1光照射装置、該第2光照射装置および該光混合部を配置した右側セットとの間に、左側の光混合部からの混合光を一方端面から取り込んでその内部を伝搬させると共に、右側の光混合部からの混合光を他方端面から取り込んでその内部を伝搬させて被照射物に対して指向性の高い光を平坦面から均一に面照射する第4導光部材が前記第3光照射装置に代えて設けられ、これを1ユニットとし、被照射物のサイズに応じて、該1ユニットが前後方向に複数並べてられて配置されている請求項2または3に記載の擬似太陽光照射装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の擬似太陽光照射装置を用いて太陽電池パネルの出力特性を測定して良否判定を行う太陽電池パネル用検査装置。
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