JP5355176B2 - 動画保存装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
まず、本実施形態に係る動画保存装置における、動画像コンテンツの保存に関する構成及び処理について説明する。図2は本実施形態に係る動画保存装置の機能構成を示す図である。
保存実行部203(変換手段)はフレームレート解釈部204の指示に従ってデータ入
力部202から入力される動画像データをデータ格納部A205(第1記憶部)やデータ削減部206へ送る。
なお、フレームレートが高いほど、即ち、隣接するフレーム間の時間が短いほど、フレーム間の相関は高くなる(隣接する2フレームの画像は類似したものになる)。一般に、フレーム間の相関が高いほど、高い圧縮効果が得られるため、圧縮処理では、より効率的なデータ量の削減が期待できる。
まず、フレームレート解釈部204が、フレーム毎に、フレームが標準フレームレートより高いフレームレートに対応するフレームであるか否かを判断する(ステップS101)。
なお、フレームレート情報が第1フレームレートと第2フレームレートの両方を表す場合には、フレームはデータ格納部A205とデータ削減部206にそれぞれ送られる。
される。それにより、フレームレートを低下させることなく、複数のフレームレートの期間を有する動画像コンテンツのデータ量を低減することができる。更に、第2期間内のフレームのうち、第1フレームレートと第2フレームレートの両方を表すフレームレート情報が付加されたフレームはデータ格納部A205に格納される。即ち、第2期間の動画像データにおいてそのようなフレーム以外のフレームが間引かれてデータ格納部A205に格納される。その結果、第2期間の動画像データのフレームレートが第2フレームレートから第1フレームレートに変換される。そして、フレームレートが第1フレームレートに変換された第2期間の動画像データは、第1期間の動画像データと共に1つの動画像コンテンツとしてデータ格納部A205に格納される。それにより、第1フレームレートで動画像コンテンツを視聴する場合には、データ格納部A205からのみ動画像データを読み出せばよい(データ量が削減された動画像データを読み出す必要がない)。従って、処理負荷を低減することができ利便性が向上される。
次に、本実施形態に係る動画保存装置における、保存した動画像コンテンツの再生に関する構成及び処理について説明する。本実施形態では、ユーザは2種類の再生モード(第1モード、第2モード)のいずれかを選択することができるものとする。そして、本実施形態に係る動画保存装置は、選択された再生モードで動画像コンテンツを再生する。図2のデータ復元部208、読み出し実行部209、及び、データ出力部210を併せたものが、出力手段に相当する。
データ出力部210は、送られた動画像データを不図示の表示装置へ出力する。
格納部B207(第2記憶部)から動画像データが読み出される。具体的には、第2モードでは、第1記憶部および第2記憶部のいずれか一方の記憶部からフレーム毎に順次動画像データが読み出される。読み出したフレームに変更情報が付加されていた場合(フレームがフレームレートの切り替わり位置のフレームである場合)には、読み出し元が他方の記憶部に切り替えられる。そして、表示されたフレーム(一方の記憶部から最後に読み出されたフレーム)に続くフレームから順に動画像データが読み出される。
205 データ格納部A
206 データ削減部
207 データ格納部B
Claims (12)
- 動画像データの全期間のうち、第1の期間のフレームレートが第1フレームレートであり、第2の期間のフレームレートが前記第1フレームレートよりも高い第2フレームレートである、可変フレームレートの動画像データが入力される入力手段と、
前記入力された可変フレームレートの動画像データのうち前記第2期間内のフレームを間引くことにより、前記第2期間の動画像データのフレームレートを前記第2フレームレートから前記第1期間と同じ前記第1フレームレートへと変換する変換手段と、
前記第1フレームレートで作成されている前記第1期間の動画像データと、前記変換手段により前記第1フレームレートへと変換された前記第2期間の動画像データとから、全期間が前記第1フレームレートである動画像データを生成して記憶する第1格納手段と、
前記入力された可変フレームレートの動画像データから前記第2期間の動画像データを抽出し、抽出した前記第2期間の動画像データを前記第2フレームレートのままデータ量を削減して記憶する第2格納手段と、
を有することを特徴とする動画保存装置。 - 記憶された動画像データを読み出して表示装置に出力する出力手段を更に有し、
前記出力手段は、前記第2格納手段により記憶された前記第2期間の動画像データを読み出した場合に、当該動画像データのデータ量を元のデータ量まで復元して表示装置に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の動画保存装置。 - 前記出力手段は、
第1モードと第2モードのいずれかのモードで、記憶された動画像データを読み出して前記表示装置に出力し、
前記第1モードでは、前記第1格納手段により記憶された前記第2期間の動画像データを読み出し、
前記第2モードでは、前記第2格納手段により記憶された前記第2期間の動画像データを読み出す
ことを特徴とする請求項2に記載の動画保存装置。 - 動画像データを格納する際に、前記第1期間と前記第2期間の切り替わり位置のフレームにフレームレートが切り替わることを表すフレームレート変更情報を付加する付加手段を更に有し、
前記第1格納手段は、前記第1期間の動画像データと、フレームレートが前記第1フレームレートに変換された前記第2期間の動画像データとを第1記憶部に記憶し、
前記第2格納手段は、前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像データをデータ量を削減して第2記憶部に記憶し、
前記出力手段は、前記第2モードでは、前記第1記憶部および前記第2記憶部のいずれか一方の記憶部からフレーム毎に順次動画像データを読み出し、読み出したフレームに前記フレームレート変更情報が付加されていた場合には、読み出し元を他方の記憶部に切り替え、前記一方の記憶部から最後に読み出されたフレームに続くフレームから順に動画像データを読み出す
ことを特徴とする請求項3に記載の動画保存装置。 - 前記第2格納手段は、圧縮処理により前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像データのデータ量を削減する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の動画保存装置。 - 前記第2格納手段は、解像度を下げることにより前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像のデータ量を削減する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の動画保存装置。 - 動画像データの全期間のうち、第1の期間のフレームレートが第1フレームレートであり、第2の期間のフレームレートが前記第1フレームレートよりも高い第2フレームレートである、可変フレームレートの動画像データが入力されるステップと、
前記入力された可変フレームレートの動画像データのうち前記第2期間内のフレームを間引くことにより、前記第2期間の動画像データのフレームレートを前記第2フレームレートから前記第1期間と同じ前記第1フレームレートへと変換する変換ステップと、
前記第1フレームレートで作成されている前記第1期間の動画像データと、前記変換手段により前記第1フレームレートへと変換された前記第2期間の動画像データとから、全期間が前記第1フレームレートである動画像データを生成して記憶する第1格納ステップと、
前記入力された可変フレームレートの動画像データから前記第2期間の動画像データを抽出し、抽出した前記第2期間の動画像データを前記第2フレームレートのままデータ量を削減して記憶する第2格納ステップと、
を有することを特徴とする動画保存装置の制御方法。 - 記憶された動画像データを読み出して表示装置に出力する出力ステップを更に有し、
前記出力ステップでは、前記第2格納ステップにより記憶された前記第2期間の動画像データを読み出した場合に、当該動画像データのデータ量を元のデータ量まで復元して表示装置に出力する
ことを特徴とする請求項7に記載の動画保存装置の制御方法。 - 前記出力ステップでは、
第1モードと第2モードのいずれかのモードで、記憶された動画像データを読み出して前記表示装置に出力し、
前記第1モードでは、前記第1格納ステップにより記憶された前記第2期間の動画像データを読み出し、
前記第2モードでは、前記第2格納ステップにより記憶された前記第2期間の動画像データを読み出す
ことを特徴とする請求項8に記載の動画保存装置の制御方法。 - 動画像データを格納する際に、前記第1期間と前記第2期間の切り替わり位置のフレームにフレームレートが切り替わることを表すフレームレート変更情報を付加する付加ステップを更に有し、
前記第1格納ステップでは、前記第1期間の動画像データと、フレームレートが前記第1フレームレートに変換された前記第2期間の動画像データとを第1記憶部に記憶し、
前記第2格納ステップでは、前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像データをデータ量を削減して第2記憶部に記憶し、
前記出力ステップでは、前記第2モードでは、前記第1記憶部および前記第2記憶部のいずれか一方の記憶部からフレーム毎に順次動画像データを読み出し、読み出したフレームに前記フレームレート変更情報が付加されていた場合には、読み出し元を他方の記憶部に切り替え、前記一方の記憶部から最後に読み出されたフレームに続くフレームから順に動画像データを読み出す
ことを特徴とする請求項9に記載の動画保存装置の制御方法。 - 前記第2格納ステップでは、圧縮処理により前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像データのデータ量を削減する
ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の動画保存装置の制御方法。 - 前記第2格納ステップでは、解像度を下げることにより前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像のデータ量を削減する
ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の動画保存装置の制御方法。
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JP2009081463A JP5355176B2 (ja) | 2009-03-30 | 2009-03-30 | 動画保存装置及びその制御方法 |
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