JP5355176B2 - 動画保存装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フレームレートが互いに異なる期間を有する動画像コンテンツを保存する動画保存装置及びその制御方法に関する。
近年、一般的に倍速駆動と呼ばれるようにデジタルTVの表示フレームレート(表示可能なフレームレートの最大値)は、一般に120fpsである。一方、携帯電話などのモバイル機器でデジタル放送を視聴するための一般的な部分受信サービス(所謂、ワンセグ放送)では、15fpsという低いフレームレートの動画像(映像:動画像コンテンツ)が扱われる。また、240fpsや1200fpsの高フレームレートで動画撮影を行い、得られた動画像をスロー(モーション)再生した場合に動きを滑らかに表現することのできるカメラが製品化されている。
このように、近年、様々なフレームレートの動画像を扱う機会が増加しつつある。さらに、動的にフレ−ムレートを変化させながら撮影することのできる機器が存在する。また、フレームレートが互いに異なる期間を有する動画像が放送されることが考えられ、そのような状況に対応するための提案がなされている。以下、動画撮影や動画編集の結果、フレームレートが一つの動画像内で変化する動画像、即ち、フレームレートが互いに異なる期間を有する動画像を、可変フレームレートコンテンツと呼ぶ。
図1は可変フレームレートコンテンツの一部のシーンをフレーム単位で表現した図である。図1で60fpsの時間間隔で存在するフレーム101は、現在では一般的なフレームレートのフレームである。また、期間102は、600fpsの時間間隔で存在するフレーム群が存在する期間、即ち、フレームレートが60fpsに対して10倍の高フレームレートである期間である。
このような可変フレームレートコンテンツにおいて、高フレームレート部分(期間102)では(動画像を通常の速度で再生(通常再生)した場合だけでなくスロー再生した場合にも)動きを滑らかに表現することができる。しかしながら、フレームレートが高くなるほど、単位時間あたりのフレーム数が増加するため、データ量(データ容量;データサイズ)が大幅に増加してしまう。
また、上述した高フレームレート部分のデータは、表示機器が高フレームレートで表示できない場合や、スロー再生を行わない場合には不要なデータとなる。また、表示機器が高フレームレートで表示できても、動画像を通常再生またはスロー再生のような特殊再生する際に、ユーザが動きを滑らかに表現することを要求していなければ、不要なデータとなる。例えば、標準的なフレームレートで動画像を再生する場合に不要となる。即ち、高フレームレート部分のデータは、動画像の再生時に常に必要されるデータではなく、保存領域(データの保存できる領域)内において不要な大容量データとして扱われる場合がある。そのため、そのようなデータ量を削減するための技術が望まれている。
データ量を削減するための技術として、例えば、データの新旧に応じてフレームを間引いてデータを保存する方法が提案されている(特許文献1)。このように特定の基準に応じてフレームを間引いてデータ量を削減する方法は数多く提案されている。
特開2006−115412号公報
しかしながら、特許文献1のようにフレームを間引く手法を用いると、当然フレームレートが低下してしまう。例えば、動画全体に対して一律にフレームを間引くと、動画全体のフレームレートが低下してしまう。即ち、標準的なフレームレート部分のフレームレートも低下してしまう。その結果、標準的なフレームレート部分では、従来の動画像よりも動きが粗く表現されてしまう。また、高フレームレート部分のフレームのみを間引いたとしても問題がある。そもそも、高フレームレート部分では、動きを滑らかに表現するためにフレームレートが高くされている。しかしながら、高フレームレート部分のフレームを間引くと、動きを滑らかに表現したい場合にそのような効果が低減もしくは失われてしまう。
そこで、本発明は、フレームレートを低下させることなく、複数のフレームレートの期間を有する動画像コンテンツのデータ量を低減することのできる動画保存装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の動画保存装置は、動画像データの全期間のうち、第1の期間のフレームレートが第1フレームレートであり、第2の期間のフレームレートが前記第1フレームレートよりも高い第2フレームレートである、可変フレームレートの動画像データが入力される入力手段と、前記入力された可変フレームレートの動画像データのうち前記第2期間内のフレームを間引くことにより、前記第2期間の動画像データのフレームレートを前記第2フレームレートから前記第1期間と同じ前記第1フレームレートへと変換する変換手段と、前記第1フレームレートで作成されている前記第1期間の動画像データと、前記変換手段により前記第1フレームレートへと変換された前記第2期間の動画像データとから、全期間が前記第1フレームレートである動画像データを生成して記憶する第1格納手段と、前記入力された可変フレームレートの動画像データから前記第2期間の動画像データを抽出し、抽出した前記第2期間の動画像データを前記第2フレームレートのままデータ量を削減して記憶する第2格納手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の動画保存装置の制御方法は、動画像データの全期間のうち、第1の期間のフレームレートが第1フレームレートであり、第2の期間のフレームレートが前記第1フレームレートよりも高い第2フレームレートである、可変フレームレートの動画像データが入力されるステップと、前記入力された可変フレームレートの動画像データのうち前記第2期間内のフレームを間引くことにより、前記第2期間の動画像データのフレームレートを前記第2フレームレートから前記第1期間と同じ前記第1フレームレートへと変換する変換ステップと、前記第1フレームレートで作成されている前記第1期間の動画像データと、前記変換手段により前記第1フレームレートへと変換された前記第2期間の動画像データとから、全期間が前記第1フレームレートである動画像データを生成して記憶する第1格納ステップと、前記入力された可変フレームレートの動画像データから前記第2期間の動画像データを抽出し、抽出した前記第2期間の動画像データを前記第2フレームレートのままデータ量を削減して記憶する第2格納ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、フレームレートを低下させることなく、複数のフレームレートの期間を有する動画像コンテンツのデータ量を低減することのできる動画保存装置及びその制御方法を提供することができる。
可変フレームレートコンテンツの一部のシーンを表現した図。 本実施形態に係る動画保存装置の機能構成を示す図。 動画像コンテンツを格納する際の処理の一例を示す図。 フレームレート変更情報が付加されるフレームの一例を示す図。 格納された動画像コンテンツを再生する際の処理の一例を示す図。 第1モードを説明するための図。 第2モードを説明するための図。
以下、本実施形態に係る動画保存装置(及びその制御方法)について説明する。本実施形態に係る動画保存装置は、フレームレートが互いに異なる期間を有する動画像(動画像コンテンツ)を保存する。フレームレートが互いに異なる期間は、具体的には、第1フレームレートの動画像データが存在する第1期間と、第1フレームレートよりも高い第2フレームレートの動画像データが存在する第2期間である。本実施形態では、第1フレームレートが60fps、第2フレームレートが600fpsであるものとする。
(動画像コンテンツの保存)
まず、本実施形態に係る動画保存装置における、動画像コンテンツの保存に関する構成及び処理について説明する。図2は本実施形態に係る動画保存装置の機能構成を示す図である。
標準レート設定部201は、特定の基準に従って動画像コンテンツを解析し、標準フレームレートを設定する、または、ユーザが任意に指定したフレームレートを、標準フレームレートとして設定する。例えば、動画像コンテンツは、各フレームがどのようなフレームレートの動画像データのフレームか(即ち、各フレームに対応するフレームレート)を表すフレームレート情報を有するものとする。そして、標準レート設定部201は、フレームレート情報から対応するフレーム数が最も多いフレームレートや、総期間が最も長いフレームレートを標準フレームレートとする。もしくは、ユーザが通常再生時のフレームレート(通常再生速度)として希望するフレームレートを標準フレームレートとして設定する。本実施形態では標準フレームレートは、第1フレームレート以上第2フレームレート未満であるものとする。
データ入力部202は、動画像データを取得し、保存実行部203に取得した動画像データを送る。また、フレームレート情報をフレームレート解釈部204へ送る。本実施形態では、各フレームにメタ情報としてフレームレート情報が付加されているものとする。例えば、第1期間のフレームには「60fps」というフレームレート情報が付加されており、第2期間のフレームには「600fps」というフレームレート情報が付加されているものとする。それにより、放送されている動画像コンテンツ内のフレームレートや、撮影時のフレームレート、動画像コンテンツの編集後のフレームレートを判別することができる。なお、本実施形態では、第2フレームレートが第1フレームレートの整数倍であるため、第2期間には、第1フレームレートに対応するフレームが存在する。本実施形態では、そのようなフレームには、第1フレームレートと第2フレームレートの両方を表すフレームレート情報が付加されているものとする。
なお、フレームレート情報は各フレームに対応するフレームレートを表していればよく、どのような形式で動画像コンテンツに含まれていてもよい。例えば、フレームレート情報は、各フレームではなく、フレームレートの切り替わり位置のフレームにのみ付加されていてもよい。具体的には、各期間(第1期間や第2期間)の先頭のフレームにフレームレート情報が付加されていてもよい。その場合には、1つの期間内のフレームに、その期間の先頭に付加されているフレームレート情報と同じフレームレート情報が付加されているものと解釈すればよい。
フレームレート解釈部204は、フレームレート情報から各フレームの対応するフレームレートを判断する。そして、フレーム毎に、対応するフレームレートと標準フレームレートを比較し、比較結果に応じた指示を保存実行部203に対して行う。
保存実行部203(変換手段)はフレームレート解釈部204の指示に従ってデータ入
力部202から入力される動画像データをデータ格納部A205(第1記憶部)やデータ削減部206へ送る。
データ格納部A205、データ格納部B207は動画像データを格納することのできる記憶媒体であれば、どのような記憶媒体を用いてもよい。例えば、データ格納部A205、データ格納部B207として、HDD等の磁気記憶媒体、DVD等の光ディスク、不揮発性強誘電体メモリなど、種々の記憶媒体を用いることができる。なお、データ格納部A205、データ格納部B207は別々の記憶媒体であってもよいし、1つの記憶媒体であってもよい。
データ削減部206は、入力された動画像データのデータ量を削減する。データ量はどのような方法で削減してもよい。データの圧縮(圧縮処理)やダウンスケーリングの手法は数多く提案されており、効果や処理の負荷も様々である。動画像データのデータ量を削減するための方法は、例えば、それらの方法の中から必要に応じて選択すればよい。
具体的には、解像度を下げること(ダウンスケーリング)によってデータ量を削減する方法としては、単純に解像度方向の画素を間引く方法や何らかのプレフィルタを使用する方法などが考えられる。
なお、フレームレートが高いほど、即ち、隣接するフレーム間の時間が短いほど、フレーム間の相関は高くなる(隣接する2フレームの画像は類似したものになる)。一般に、フレーム間の相関が高いほど、高い圧縮効果が得られるため、圧縮処理では、より効率的なデータ量の削減が期待できる。
以下、動画像コンテンツを格納(保存)する際の処理の一例について図3のフローチャートを用いて説明する。なお、以下では1フレームに対する処理について説明し、以下の処理を取得した動画像コンテンツの全てのフレームに対して行うことにより、取得した動画像コンテンツの格納が完了する。
まず、フレームレート解釈部204が、フレーム毎に、フレームが標準フレームレートより高いフレームレートに対応するフレームであるか否かを判断する(ステップS101)。
フレームが標準フレームレートより高いフレームレートに対応する場合には(ステップS101:YES)、保存実行部203はそのフレーム(フレームデータ)をデータ削減部206へ送る。そして、ステップS102へ進む。フレームが標準フレームレート以下のフレームレートに対応する場合には(ステップS101:NO)、保存実行部203はそのフレームをデータ格納部A205へ送る。そして、当該フレームはデータ格納部A205へ格納される(ステップS103)。ステップS101のNO判定→ステップS103の処理の流れが第1格納手段に相当する。
ステップS102では、データ削減部206が、入力されたフレームのデータ量を削減する。そして、データ量が削減されたフレームをデータ格納部B207へ送る。そして、当該フレームはデータ格納部B207へ格納される(ステップS103)。ステップS101のYES判定→ステップS102→ステップS103の処理の流れが第2格納手段に相当する。
なお、フレームレート情報が第1フレームレートと第2フレームレートの両方を表す場合には、フレームはデータ格納部A205とデータ削減部206にそれぞれ送られる。
このように取得した動画像コンテンツを格納することにより、第1期間の動画像データはそのままデータ格納部A205に格納される。そして、第2期間の動画像データ(第2フレームレートの動画像データ)はデータ量を削減した上でデータ格納部B207に格納
される。それにより、フレームレートを低下させることなく、複数のフレームレートの期間を有する動画像コンテンツのデータ量を低減することができる。更に、第2期間内のフレームのうち、第1フレームレートと第2フレームレートの両方を表すフレームレート情報が付加されたフレームはデータ格納部A205に格納される。即ち、第2期間の動画像データにおいてそのようなフレーム以外のフレームが間引かれてデータ格納部A205に格納される。その結果、第2期間の動画像データのフレームレートが第2フレームレートから第1フレームレートに変換される。そして、フレームレートが第1フレームレートに変換された第2期間の動画像データは、第1期間の動画像データと共に1つの動画像コンテンツとしてデータ格納部A205に格納される。それにより、第1フレームレートで動画像コンテンツを視聴する場合には、データ格納部A205からのみ動画像データを読み出せばよい(データ量が削減された動画像データを読み出す必要がない)。従って、処理負荷を低減することができ利便性が向上される。
なお、本実施形態では、フレームを間引くことにより、第2期間の動画像データのフレームレートを第2フレームレートから第1フレームレートに変換した。そのような構成にすることで、簡単な処理でフレームレートを変換することができる。しかし、変換方法はこれに限らない。例えば、隣接する複数のフレームを用いて新たなフレームを作成することにより、フレームレートを変換してもよい。第2フレームレートが第1フレームレートの整数倍でない場合には、隣接する複数のフレームから補間フレームを作成することにより、フレームレートを変換してもよい。
また、本実施形態では、動画像コンテンツを格納する際に、保存実行部203が、第1期間と第2期間の切り替わり位置のフレームにフレームレート変更情報(変更情報)を付加する。変更情報は、フレームレートが切り替わることを表す情報である。
切り替わり位置のフレームには第1フレームレートと第2フレームレートの両方を表すフレームレート情報が付加されている。そのため、そのようなフレームは、データ格納部A205とデータ削減部206にそれぞれ送られる。図4の例では、データ格納部A205に送られる切り替わり位置のフレームとデータ削減部206に送られる切り替わり位置のフレームのいずれか一方に変更情報が付加される。具体的には、データ格納部A205に送られるフレームのうち、第2期間401の先頭の位置に対応するフレーム402に変更情報が付加される。また、データ削減部206に送られるフレームのうち、第2期間の最後に位置するフレーム403に変更情報が付加される。
このように、変更情報を付加することにより、どの位置でフレームレートの変更が行われたのかを判断することが可能となる。具体的には、フレーム402の位置でフレームレートが第1フレームレートから第2フレームレートへ変更されることがわかる。また、フレーム403の位置でフレームレートが第2フレームレートから第1フレームレートへ変更されることがわかる。それにより、動画像コンテンツを取得時と同じフレームレートで再生することが可能になる。具体的には、保存された動画像コンテンツを再生する際に、変更情報に応じてフレームの読み出し元(データ格納部A205またはデータ格納部B207)を切り替えればよい。それにより、取得時と同じフレームレートで動画像コンテンツを再生することができる。
なお、データ格納部A205に送られる切り替わり位置のフレームとデータ削減部206に送られる切り替わり位置のフレームの両方に変更情報を付加してもよい。その場合には、変更情報は、切り替わる2つのフレームレート間でどちらからどちらへ切り替わるのかを判断可能な情報であることが好ましい。
(動画像コンテンツの再生)
次に、本実施形態に係る動画保存装置における、保存した動画像コンテンツの再生に関する構成及び処理について説明する。本実施形態では、ユーザは2種類の再生モード(第1モード、第2モード)のいずれかを選択することができるものとする。そして、本実施形態に係る動画保存装置は、選択された再生モードで動画像コンテンツを再生する。図2のデータ復元部208、読み出し実行部209、及び、データ出力部210を併せたものが、出力手段に相当する。
読み出し実行部209は、データ格納部A205またはデータ格納部B207から動画像データを読み出し、データ出力部210へ送る。なお、データ格納部B207から動画像データを読み出す場合には、データ復元部208を経由して動画像データが読み出される。
データ復元部208は、読み出し実行部209がデータ格納部B207から動画像データを読み出す場合に、動画像データのデータ量を元のデータ量(削減前のデータ量)まで復元して読み出し実行部209へ伝達する。具体的には、圧縮処理によりデータ量が削減された場合は、削減されたデータを解凍処理により復元する。解像度を下げることでデータ量が削減された場合は、削減されたデータを解像度を上げる(アップスケーリング)ことにより復元する。なお、データの解凍やアップスケーリングの手法は数多く提案されており、効果や処理の負荷も様々である。動画像データのデータ量を復元するための方法は、例えば、それらの方法の中から必要に応じて選択すればよい。
データ出力部210は、送られた動画像データを不図示の表示装置へ出力する。
以下、格納された動画像コンテンツを再生する際の処理の一例について図5のフローチャートを用いて説明する。なお、以下では1フレームに対する処理について説明し、以下の処理を繰り返すことにより、動画像コンテンツの再生が完了する。
まず、読み出し実行部209が、選択された再生モードが第1モードなのか第2モードなのかを判断する(ステップS201)。第1モード(通常再生モード)が選択された場合には(ステップS201:YES)、データ格納部A205からフレームが読み出され、表示装置に出力される(ステップS204)。
第1モードについて、図6を用いてより詳しく説明する。第1モードでは、第1期間か第2期間かに関わらず、データ格納部A205からのみ動画像データが読み出される。本実施形態では第2期間の動画像データは、フレームレートが第1フレームレートに変換されて、データ格納部A205に格納されている。そのため、第1モードにおいて第2期間の動画像データが欠けることはない。即ち、第2期間601については、第1フレームレートに対応するフレーム(1/60sec間隔のフレーム)のみが読み出される。それにより、取得した動画像コンテンツを第1フレームレートで再生することができる。
ステップS201で第2モード(可変フレームレート再生モード)が選択された場合には(ステップS201:NO)、読み出し実行部209が次に読み出すフレームが第2期間内のフレームか否かを判定する(ステップS202)。第1期間内のフレームであった場合は(ステップS202:NO)、データ格納部A205からフレームが読み出され、そのまま表示装置に出力される(ステップS204)。第2期間内のフレームであった場合は(ステップS202:YES)、データ格納部B207からフレームが読み出され、保存時に削減されたデータが復元される(ステップS203)。そして、削減部分が復元されたフレームが表示装置に出力される(ステップS204)。
第2モードについて、図7を用いてより詳しく説明する。第2モードでは、第1期間でデータ格納部A205(第1記憶部)から動画像データが読み出され、第2期間でデータ
格納部B207(第2記憶部)から動画像データが読み出される。具体的には、第2モードでは、第1記憶部および第2記憶部のいずれか一方の記憶部からフレーム毎に順次動画像データが読み出される。読み出したフレームに変更情報が付加されていた場合(フレームがフレームレートの切り替わり位置のフレームである場合)には、読み出し元が他方の記憶部に切り替えられる。そして、表示されたフレーム(一方の記憶部から最後に読み出されたフレーム)に続くフレームから順に動画像データが読み出される。
例えば、データ格納部A205から順次フレームが読み出されている場合を想定する。フレーム701のように、読み出されたフレームに変更情報が付加されていた場合には、次のフレームが第2期間内のフレームであると判定される。そして、読み出し元がデータ格納部B207に切り替えられる。その後、データ格納部B207から順次フレームが読み出される。フレーム702のように、読み出されたフレームに変更情報が付加されていた場合には、次のフレームが第1期間内のフレームであると判定され、読み出し元がデータ格納部A205に切り替えられる。このような構成にすることにより、第1期間の動画像データと第2期間の動画像データとをシームレスに繋いで再生することができる。
なお、読み出し実行部209は、読み出したフレームに変更情報が付加されていた場合に、そのフレームを他の期間内のフレームであると判定してもよい。そして、当該読み出したフレームを出力せずに、読み出し元を切り替えて同じ(時間)位置のフレームを読み出してもよい。
また、本実施形態では、データ格納部A205から先に読み出すものとする。動画像コンテンツが第1期間から始まる動画像コンテンツである場合には、そのまま動画像コンテンツを先頭から再生することができる。動画像コンテンツが第2期間から始まる動画像コンテンツである場合には、データ格納部A205から読み出されたフレームに変更情報が付加されているため、上記の方法で動画像コンテンツを先頭から再生することができる。しかし、先頭のフレームの位置をフレームレートの切り替わる位置としない場合には、データ格納部A205から読み出される先頭のフレームに変更情報は付加されない。その場合には、例えば、フレームレート情報から動画像コンテンツの最初のフレームレートを判断すればよい。具体的には、フレームレート情報が第1フレームレートと第2フレームレートの両方を表す情報である場合に、動画像コンテンツの最初のフレームレートが第2フレームレートであると判断すればよい。
なお、最初の読み出し元はデータ格納部A205でなくてもよい。動画像コンテンツが第2期間から始まる動画像コンテンツである場合には、データ格納部B207から読み出しても先頭から再生することができる。また、動画像コンテンツが第1期間から始まる動画像コンテンツである場合には、最初に存在する第2期間の動画像コンテンツの先頭(のフレーム)に、動画像コンテンツの先頭でないことを表す情報を付加していればよい。そのような情報が付加されていた場合には、読み出し元をデータ格納部A205に切り替えることにより動画像コンテンツを先頭から再生することができる。各フレームに動画像コンテンツ内の時間位置を表す情報が付加されている場合には、当該情報から動画像コンテンツの最初のフレームレートを判断してもよい。動画像コンテンツを先頭から再生することができればどのような方法を用いてもよい。
このような構成にすることにより、第1モードで動画像コンテンツを再生する場合には、少ない処理量で標準フレームレートの動画像コンテンツを再生することができる。第2モードで動画像コンテンツを再生する場合には、動画像コンテンツを取得時と同様の品質で再生することができる。即ち、取得時の動画像コンテンツによる効果を低減させることなく、少ないデータ量で動画像コンテンツを保存することができる。
以上述べたように、本実施形態に係る動画保存装置(及びその制御方法)によれば、第2期間の動画像がデータ量が削減されて格納される。それにより、フレームレートを低下させることなく、複数のフレームレートの期間を有する動画像コンテンツのデータ量を低減することができる。
203 保存実行部
205 データ格納部A
206 データ削減部
207 データ格納部B

Claims (12)

  1. 動画像データの全期間のうち、第1の期間のフレームレートが第1フレームレートであり、第2の期間のフレームレートが前記第1フレームレートよりも高い第2フレームレートである、可変フレームレートの動画像データが入力される入力手段と、
    前記入力された可変フレームレートの動画像データのうち前記第2期間内のフレームを間引くことにより、前記第2期間の動画像データのフレームレートを前記第2フレームレートから前記第1期間と同じ前記第1フレームレートへと変換する変換手段と、
    前記第1フレームレートで作成されている前記第1期間の動画像データと、前記変換手段により前記第1フレームレートへと変換された前記第2期間の動画像データとから、全期間が前記第1フレームレートである動画像データを生成して記憶する第1格納手段と、
    前記入力された可変フレームレートの動画像データから前記第2期間の動画像データを抽出し、抽出した前記第2期間の動画像データを前記第2フレームレートのままデータ量を削減して記憶する第2格納手段と、
    を有することを特徴とする動画保存装置。
  2. 記憶された動画像データを読み出して表示装置に出力する出力手段を更に有し、
    前記出力手段は、前記第2格納手段により記憶された前記第2期間の動画像データを読み出した場合に、当該動画像データのデータ量を元のデータ量まで復元して表示装置に出力する
    ことを特徴とする請求項に記載の動画保存装置。
  3. 前記出力手段は、
    第1モードと第2モードのいずれかのモードで、記憶された動画像データを読み出して前記表示装置に出力し、
    前記第1モードでは、前記第1格納手段により記憶された前記第2期間の動画像データを読み出し、
    前記第2モードでは、前記第2格納手段により記憶された前記第2期間の動画像データを読み出す
    ことを特徴とする請求項に記載の動画保存装置。
  4. 動画像データを格納する際に、前記第1期間と前記第2期間の切り替わり位置のフレームにフレームレートが切り替わることを表すフレームレート変更情報を付加する付加手段を更に有し、
    前記第1格納手段は、前記第1期間の動画像データと、フレームレートが前記第1フレームレートに変換された前記第2期間の動画像データとを第1記憶部に記憶し、
    前記第2格納手段は、前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像データをデータ量を削減して第2記憶部に記憶し、
    前記出力手段は、前記第2モードでは、前記第1記憶部および前記第2記憶部のいずれか一方の記憶部からフレーム毎に順次動画像データを読み出し、読み出したフレームに前記フレームレート変更情報が付加されていた場合には、読み出し元を他方の記憶部に切り替え、前記一方の記憶部から最後に読み出されたフレームに続くフレームから順に動画像データを読み出す
    ことを特徴とする請求項に記載の動画保存装置。
  5. 前記第2格納手段は、圧縮処理により前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像データのデータ量を削減する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の動画保存装置。
  6. 前記第2格納手段は、解像度を下げることにより前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像のデータ量を削減する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の動画保存装置。
  7. 動画像データの全期間のうち、第1の期間のフレームレートが第1フレームレートであり、第2の期間のフレームレートが前記第1フレームレートよりも高い第2フレームレートである、可変フレームレートの動画像データが入力されるステップと、
    前記入力された可変フレームレートの動画像データのうち前記第2期間内のフレームを間引くことにより、前記第2期間の動画像データのフレームレートを前記第2フレームレートから前記第1期間と同じ前記第1フレームレートへと変換する変換ステップと、
    前記第1フレームレートで作成されている前記第1期間の動画像データと、前記変換手段により前記第1フレームレートへと変換された前記第2期間の動画像データとから、全期間が前記第1フレームレートである動画像データを生成して記憶する第1格納ステップと、
    前記入力された可変フレームレートの動画像データから前記第2期間の動画像データを抽出し、抽出した前記第2期間の動画像データを前記第2フレームレートのままデータ量を削減して記憶する第2格納ステップと、
    を有することを特徴とする動画保存装置の制御方法。
  8. 記憶された動画像データを読み出して表示装置に出力する出力ステップを更に有し、
    前記出力ステップでは、前記第2格納ステップにより記憶された前記第2期間の動画像データを読み出した場合に、当該動画像データのデータ量を元のデータ量まで復元して表示装置に出力する
    ことを特徴とする請求項に記載の動画保存装置の制御方法。
  9. 前記出力ステップでは、
    第1モードと第2モードのいずれかのモードで、記憶された動画像データを読み出して前記表示装置に出力し、
    前記第1モードでは、前記第1格納ステップにより記憶された前記第2期間の動画像データを読み出し、
    前記第2モードでは、前記第2格納ステップにより記憶された前記第2期間の動画像データを読み出す
    ことを特徴とする請求項に記載の動画保存装置の制御方法。
  10. 動画像データを格納する際に、前記第1期間と前記第2期間の切り替わり位置のフレームにフレームレートが切り替わることを表すフレームレート変更情報を付加する付加ステップを更に有し、
    前記第1格納ステップでは、前記第1期間の動画像データと、フレームレートが前記第1フレームレートに変換された前記第2期間の動画像データとを第1記憶部に記憶し、
    前記第2格納ステップでは、前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像データをデータ量を削減して第2記憶部に記憶し、
    前記出力ステップでは、前記第2モードでは、前記第1記憶部および前記第2記憶部のいずれか一方の記憶部からフレーム毎に順次動画像データを読み出し、読み出したフレームに前記フレームレート変更情報が付加されていた場合には、読み出し元を他方の記憶部に切り替え、前記一方の記憶部から最後に読み出されたフレームに続くフレームから順に動画像データを読み出す
    ことを特徴とする請求項に記載の動画保存装置の制御方法。
  11. 前記第2格納ステップでは、圧縮処理により前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像データのデータ量を削減する
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の動画保存装置の制御方法。
  12. 前記第2格納ステップでは、解像度を下げることにより前記第2フレームレートの前記第2期間の動画像のデータ量を削減する
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の動画保存装置の制御方法。
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