JP5354574B2 - パケット通信制御装置及びパケット通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インタネット等の高速広帯域データ通信ネットワークにおいて、通信品質(QoS:Quality of Service)を保証する技術に関し、特に、異なる通信品質規定(以下、QoSポリシー)を有するネットワーク間で実現するべきQoSポリシーを変換するパケット通信制御装置及びパケット通信制御方法に関する。
近年の高速広帯域データ通信ネットワークにおいては、契約者の契約レベルに応じて、パケットロス率、遅延、ジッタなどのサービス品質レベルを保証する優先制御を行う方法(Differentiated Service:DS)が提案されている。DSのネットワークは、転送するパケット種別毎にマーキング値による優先度を付与することで、優先度に応じた送信タイミングの制御や優先度に応じた送信順により受信パケットの転送を行うものである。
ネットワーク間でのパケットの転送については、各パケットのIPヘッダの宛先IPアドレスにしたがってパケットの転送処理が行われる。
QoSが保証されたネットワークによれば、パケットの種別と、パケットの優先度と、優先度判定のためにパケットに書き込むマーキング値及びマーキング種別(DSCP、CoS等)との関係を、実現するべきQoSポリシーとして一意に定めている。
QoSが保証されたネットワークの各パケット中継機器は、QoSポリシーに従ってパケット種別から対応する優先度及びマーキング値を決定し、優先制御およびマーキング(マーキング値をパケットに書き込む)を行うことで、全通信区間において期待するQoSが実現されるように制御することが行われる。
ここで、いずれかのパケット中継機器において、QoSポリシーに違反する値で優先制御もしくはマーキングが行われた場合、期待するQoSを保証できない弊害、すなわち、高優先と規定したパケットが、低優先と規定したパケットよりも高確率で廃棄されるという現象が発生する場合がある。
したがって、ネットワーク間におけるQoSを厳密に保証するには、ネットワークに設置する全てのパケット中継装置に対して、同一のQoSポリシーを適用することが必要である。
その一方で、全てのパケット中継装置に同一のQoSポリシーを適用した場合、個々のユーザーが運用するローカルネットワークに対して、独自のQoSポリシーを適用することができず、ユーザーの自由度が損なわれるという問題が生じる。
上記2つの問題を解決する方法として、QoSポリシーが異なるネットワークにパケットを転送する際に、特許文献1に示されるような送信パケットに別の優先度情報を付与したり、送信パケットのマーキング値を変換する方法が提案されている。これらの方法によれば、パケットポリシーを変更することで、転送前は転送元ネットワークのQoSポリシーに、転送後は転送先ネットワークのQoSポリシーにしたがってパケットの優先制御を行うことができる。
特開平11−150565号公報
しかしながら、上記方法による場合、マーキング値の変換条件、即ち、変換対象パケットに関する情報(IPアドレス、ポート番号等)と、変換後のマーキング値とを、ユーザー自身が事細かに設定する必要があり煩雑であるという問題があった。また、それらの設定を記録するには、メモリソースを大量に消費するという問題もあった。
本発明は、上記実情に鑑みて提案されたもので、異なるQoSポリシーを有するネットワーク間でパケットポリシーを変換するに際して、パケットに付与されるマーキング値の変換を効率的に行うことを可能としたパケット通信制御装置及びパケット通信制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明は、異なるQoSポリシーを有するネットワーク間でのパケット転送においてパケットポリシーを変換するパケット通信制御装置であって、次の構成を含むことを特徴としている。
受信パケットに付与されたマーキング値から受信パケットの種別を判定し、転送先のQoSポリシーに基づいて前記受信パケット種別毎に転送後のマーキング値をリマーク値として決定する分類手段。
前記分類手段が決定した優先度に応じて転送する優先制御手段。
前記受信パケットのマーキング値を前記分類手段が決定したリマーク値に書き換える書換手段。
そして、前記パケット通信制御装置における分類手段は、受信パケットの種別毎にマーキング値と、QoSポリシーが同一のネットワークであるか否かという基準から「同種」と「異種」を定義し、前記同種間又は異種間におけるネットワークの転送方向、優先度及びリマーク値との関連付けを行う分類テーブルを有することを特徴としている。
本発明のパケット通信制御方法は、次の各手順を含むことを特徴としている。
QoSポリシーが同一のネットワークであるか否かという基準から「同種」と「異種」を定義し、受信パケットに付与されている宛先IPアドレスからパケットの前記同種間又は異種間におけるネットワークの転送方向を特定する転送方向特定手順。
前記転送方向及びマーキング値から優先度及びリマーク値を特定する転送先情報特定手順。
前記受信パケットのマーキング値を前記リマーク値に書き換えるとともに、前記優先度に応じて受信パケットの送信処理を行う送信手順。
本発明によれば、パケットの転送方向とマーキング値の2種類の情報だけを使用して転送パケットの優先度とリマーク値を決定できるため、パケット種別を識別するための詳細な設定(IPアドレス、ポート番号など)を行うことなく、転送先ネットワークのQoSポリシーに沿った優先制御およびマーキング値の書き換えを行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明が適用されるIPボタン電話装置100の主要部の構成を示したブロック図であり、ここでは、本発明の説明に不要な構成は図示が省略されている。
このIPボタン電話装置100は、外線としてアナログ回線、ナンバーディスプレイ契約回線、網番号ダイヤルイン回線、アナログ専用線、デジタル専用線およびISDN回線などのレガシー(従来型・旧型)外線のみならず、アナログ専用回線、VoIP回線、NGN (next generation network:次世代ネットワーク)回線を利用できる。また、内線端末として一般アナログ端末、ISDN端末、ホテルフォンおよびFAXなどのレガシー端末のみならず、デジタルボタン電話機やIP電話機などのIP端末を収容し、各外線と各内線端末との間の通信を制御する。
IPボタン電話装置100において、主制御ユニットCCU (Central Control Unit)1は、システム全体を制御する。TDM制御ユニットTCCU2は、各レガシー端末とIP網との間および各レガシー外線とIP端末との間で時分割多重化通信(TDM)を制御する。カスタマエッジユニットCEU (Customer Edge Unite)3は、音声データと制御データとを多重化してIP通信を行う高速ブロードバンドルータとしての機能を備える。音声変換ユニットVCU (Voice Conversion Unit)4は、音声データを高ビットレートの高音質データまたは低ビットレートの標準音質データに変換する。
前記TCCU2には、ファックス端末81、ホテルフォン端末82、デジタルボタン電話機83、単体電話機84などのレガシー端末、および一般外線、ISDNネット回線、デジタル専用線、アナログ専用線などのレガシー外線が、各種の専用インタフェースおよびTDM通信用のTDMバス5を介して接続されている。前記TDMバス5は、制御データを送受信するDチャネルおよび音声信号を送受信するBチャネルを備える。
前記CCU1とTCCU2とは音声用LAN8および制御用LAN9の2本のLANで接続されている。CCU1とCEU3およびVCU4とは制御用LANで接続されている。前記CCU1には更に、保守用LAN10を介して保守用コンピュータ95が接続されると共に、IP内線LAN6を介してHUB7が接続されている。前記HUB7には、専用インタフェースを介してIP電話機91や音声会議装置92が接続され、無線アクセスポイント(AP)にはIPコードレスフォン93が収容され、さらにソフトフォン94のアプリケーションが実装されたコンピュータが接続されている。
前記CCU1は、CPU11、DDR メモリ(RAM)12、フラッシュメモリ13、パケット転送の制御に特化した専用チップ14、挿抜自在のコンパクトフラッシュ(登録商標)(CF)メモリ15およびレイヤ2(L2)スイッチ16を主要な構成としている。
前記TCCU2は、CPU21、DDR メモリ22、フラッシュメモリ23、ファイ(PHY)24、前記Bチャネルを制御するハイウエイスイッチ25、前記Dチャネルを制御するDch制御信号通信チップ26およびDSP(Digital Signal Processor)27を主要な構成としている。前記PHY24は、Ethernet(登録商標)(図示せず)の物理層を制御するLSIである。
前記CEU3は、CPU31、DDRメモリ32、フラッシュメモリ33、パケット転送の制御に特化した専用チップ34およびL2スイッチ35を主要な構成としている。VCU4は、CPU41、DDRメモリ42、フラッシュメモリ43、L2スイッチ44およびDSP45を主要な構成としている。DSP45は、音声情報を高品質から標準音質への変換、若しくはその逆の変換を行う。
このように、本実施形態ではCCU1、TCCU2、CEU3およびVCU4のそれぞれにCPU11,21,31,41を分散配置することで負荷分散を実現すると共に、CCU1およびCEU3には更に、パケット転送に特化した専用チップ14,34を搭載することでCPUにおけるパケット転送の処理を軽減し、更なる負荷分散を実現している。
このような構成において、レガシー端末(例えば、単体電話機84)がNGN経由で発着信した場合、レガシー端末とTCCU2との間ではPCM変換された音声信号がTDMバス5上で時分割多重化通信により送受信される。TCCU2とCCU1との間にはIPセッションが確立され、このIPセッションにおいて音声信号のデータパケットが交換される。CEU3では前記L2スイッチ35によりNGNが選択されており、CCU1およびCEU3は、それぞれの専用チップ14,34を利用してパケットを交換する。
また、IP端末がレガシー外線(例えば、ISDNネット)経由で発着信した場合は、TDMバス5,TCCU2,CCU1およびHUB7を介してデータが送受信される。さらに、IP端末がNGN経由で発着信した場合は、CEU3,CCU1およびHUB7を介してデータが送受信される。
本発明のパケット通信制御装置は、図1におけるCCU1又はCEU3内に適用されるものであり、その詳細な構成について、図2〜図4を参照しながら説明する。CEU3は回線数が多数である場合にCCU1に加えて接続されるものであり、IPボタン電話装置100がCCU1のみで構成される場合には本発明のパケット通信制御装置はCCU1内に、IPボタン電話装置100がCCU1及びCEU3で構成される場合には本発明のパケット通信制御装置はCEU3内に適用される。
図2に、ネットワークインタフェースが2つ有る場合のパケット通信制御装置110の機能構成を示す。図1との対応では、パケット通信制御装置110は、CCU1内の専用チップ14又はCEU3内の専用チップ34で実現されるものである。
パケット通信制御装置110は、異なるQoSポリシーを有するネットワーク間でのパケット転送においてパケットポリシーを変換するものであり、パケットの送受信を行うWAN側のネットワークインタフェース111,LAN側のネットワークインタフェース112と、各ネットワークインタフェース111,112に接続してパケットを受信し送信するに際してパケットのIPヘッダやVLANタグに付与されたマーキング値のリマーク値を決定する分類手段113と、パケットの転送順を制御して送信処理を行う優先制御手段114と、前記リマーク値への書き換えを行う書換手段115を備えて構成している。
パケットの送受信を行うためのWAN側のネットワークインタフェース111,LAN側のネットワークインタフェース112は、図1においては接続線102,103,104に接続している。すなわち、IPボタン電話装置100がCCU1及びCEU3で構成される場合は、WAN側のネットワークインタフェース111が接続線103に、LAN側のネットワークインタフェース112が接続線104に接続し、IPボタン電話装置100がCCU1のみで構成される場合は、WAN側のネットワークインタフェース111が接続線104に、LAN側のネットワークインタフェース112が接続線102(6)に接続することで、HUB7に接続されるLAN側及びIP網に接続されるWAN側に対してパケットを送受信可能なように構成されている。
分類手段113は、受信パケットに付与されたマーキング値から受信パケットの種別を判定し、転送先のQoSポリシーに基づいて受信パケット種別毎に転送後のマーキング値をリマーク値として決定するものである。
パケットの種別には、例えば音声、映像、制御信号、データが存在し、WAN又はLANにおけるQoSポリシーに基づいて優先度が定められている。すなわち、この例の場合図2に示すように、WAN側におけるQoSポリシーでは、音声、映像、制御信号、データの順に、優先度が高く設定され、順にマーキング値「46」「32」「8」「0」が割り当てられるようになっている。また、LAN側におけるQoSポリシーでは、制御信号、音声、映像、データの順に、優先度が高く設定され、順にマーキング値「46」「32」「8」「0」が割り当てられるようになっている。
マーキング値「46」「32」「8」「0」は、それぞれ優先度としての「最高優先」「高優先」「優先」「ベストエフォート」を区別するために付与されるものであり、「46」や「8」の数値自体には特に意味がないものである。
また、各パケットのIPヘッダ又はVLANタグには、種別に応じた優先度に対応するマーキング値が付与されている。IPヘッダとVLANタグのどちらにマーキング値等が付与されているかは、ネットワークのQoSポリシーにより任意に決められている。
そして、受信パケット種別毎に決定される転送後のマーキング値(リマーク値)は、予め定められた分類テーブル116に基づいて決められる。分類テーブル116では、図3および図4に示すように、受信パケットの種別毎にマーキング値と転送方向、優先度及びリマーク値とが関連付けされている。
すなわち、分類テーブルの各構成要素の各項目(フィールド)は、転送方向毎かつパケット種別毎に、予め次のように設定されている。
フィールド「転送方向」は、対象とするパケット種別に関して、起こりうる全パターン「LAN→WAN」「LAN→LAN」「WAN→LAN」「WAN→WAN」をそれぞれ設定する。
フィールド「マーキング値」は、対象とするパケット種別に関して、転送元ネットワークのQoSポリシーが規定するマーキング値を設定する。
フィールド「優先度」は、対象とするパケット種別に関して、転送先ネットワークのQoSポリシーが規定する優先度を設定する。
フィールド「リマーク値」は、対象とするパケット種別に関して、転送先ネットワークのQoSポリシーが規定するマーキング値を設定する。
優先制御手段114は、受信パケットに対して分類手段113が決定した優先度に応じて(受信パケットの転送順を)優先制御するものである。すなわち、分類手段113が決定した優先度が与えられたパケットはバッファメモリ17内の前記した4段階の優先度「最高優先」「高優先」「優先」「ベストエフォート」に応じたキュー17a,キュー17b,キュー17c,キュー17dにそれぞれ一時的に格納され、優先制御手段114により順次呼び出されて送信される。この時、複数のキューに優先度が異なるパケットが格納されている状態が生じた場合には、優先制御手段114により優先度が高いパケットを呼び出して送信処理が行われる。
書換手段115は、パケットを送信するに際して、受信パケットのIPヘッダ又はVLANタグに付与されているマーキング値を分類手段113が決定したリマーク値に書き換えることでパケットポリシーを変換し、WAN側のネットワークインタフェース111又はLAN側のネットワークインタフェース112を介して宛先IPアドレスへ送信が行われる。
次に、上記構造のパケット通信制御装置によるパケットの通信制御の手順について、図5〜図7を参照しながら説明する。
パケット通信制御装置110の分類手段113が、ネットワークインタフェース111又はネットワークインタフェース112を介してパケットを受信すると、パケットに付与されている宛先IPアドレスから転送先インタフェースがWAN側のネットワークインタフェース111であるかLAN側のネットワークインタフェース112であるかを特定し、パケットの転送方向が「LAN→WAN」「LAN→LAN」「WAN→LAN」「WAN→WAN」のいずれであるかを決定する(ステップ201)。
次に、転送元N/W(ネットワーク)のマーキング種別がDSCPであるかCoSであるかを判断する(ステップ202)。
転送元N/W(ネットワーク)のマーキング種別がDSCPであればIPヘッダのフィールドDSCPを参照し(ステップ203)、CoSであればVLANタグのフィールドCoSを参照して(ステップ204)、転送元のマーキング値を決定することで、パケットの種別を判断する(ステップ205)。
分類テーブルを参照し(ステップ206)、転送方向・マーキング値からパケットの種別に対する転送先のQoSポリシーに応じた優先度・リマーク値を決定する(ステップ207)。
以上の処理が分類手段113で行われる。
続いて、優先制御手段114において、優先度に応じたキューに受信パケットを格納し(ステップ211)、高優先度のキューに格納されたパケットを優先的に送信する(ステップ212)。
次に、書換手段115において、送信先N/W(ネットワーク)のマーキング種別がDSCPであるかCoSであるかを判断し(ステップ221)、送信先N/W(ネットワーク)のマーキング種別がDSCPであればIPヘッダのフィールドDSCPのマーキング値を書き換え(ステップ222)、CoSであればVLANタグのフィールドCoSのマーキング値を書き換える(ステップ223)。
この時、転送元と送信先のN/W(ネットワーク)のマーキング種別が異なる場合には、転送元のN/W(ネットワーク)のマーキング種別に付与された情報の全部又は一部を消去する処理を行っても良い。
送信先のQoSポリシー(パケット種別による優先度)は、ユーザーにより自由に設定することができる。QoSポリシーが変更されると、分類テーブルの各構成要素の各フィールドは、前項目のルールに従うように、設定値が自動的に変更される。
上記の例では、QoSポリシーが異なるネットワークがWAN、LANの2つある場合について説明したが、3つ以上の複数が存在しても良い。
上述したパケット制御装置110によれば、転送方向とマーキング値の2種類の情報だけを使用して転送パケットの優先度とリマーク値を決定できるため、パケット種別を識別するための詳細な設定(IPアドレス、ポート番号など)を行うことなく、転送先ネットワークのQoSポリシーに沿った優先制御およびマーキング値の書き換えを行うことができる。
本発明が適用されるIPボタン電話装置のブロック図である。 本発明のパケット通信制御装置の機能構成を説明するためのブロック図である。 (a)(b)は、WAN側及びLAN側のQoSポリシーの一例をそれぞれ示す表である。 パケット通信制御装置の分類手段で使用する分類テーブルの設定例を示す表である。 パケット通信制御装置の分類手段により処理手順を説明するためのフローチャート図である。 パケット通信制御装置の優先制御手段により処理手順を説明するためのフローチャート図である。 パケット通信制御装置の書換手段により処理手順を説明するためのフローチャート図である。
符号の説明
1…CCU、 3…CEU、 6…IP内線LAN、 14,34…専用チップ、 100…IPボタン電話装置、 110…パケット制御装置、 111…WAN側のネットワークインタフェース、 112…LAN側のネットワークインタフェース、 113…分類手段、 114…優先制御手段、 115…書換手段、 116…分類テーブル、 117…バッファメモリ。

Claims (2)

  1. 異なるQoSポリシーを有するネットワーク間でのパケット転送においてパケットポリシーを変換するパケット通信制御装置であって、
    受信パケットに付与されたマーキング値から受信パケットの種別を判定し、転送先のQoSポリシーに基づいて前記受信パケット種別毎に転送後のマーキング値をリマーク値として決定する分類手段と、
    前記分類手段が決定した優先度に応じて転送する優先制御手段と、
    前記受信パケットのマーキング値を前記分類手段が決定したリマーク値に書き換える書換手段と、を具備し、
    前記分類手段は、受信パケットの種別毎にマーキング値と、QoSポリシーが同一のネットワークであるか否かという基準から「同種」と「異種」を定義し、前記同種間又は異種間におけるネットワークの転送方向、優先度及びリマーク値との関連付けを行う分類テーブルを有することを特徴とするパケット通信制御装置。
  2. QoSポリシーが同一のネットワークであるか否かという基準から「同種」と「異種」を定義し、受信パケットに付与されている宛先IPアドレスからパケットの前記同種間又は異種間におけるネットワークの転送方向を特定する転送方向特定手順と、
    前記転送方向及びマーキング値から優先度及びリマーク値を特定する転送先情報特定手順と、
    前記受信パケットのマーキング値を前記リマーク値に書き換えるとともに、前記優先度に応じて受信パケットの送信処理を行う送信手順と
    を具備することを特徴とするパケット通信制御方法。
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