JP4935156B2 - 無線lan装置、無線lanシステム、通信システム、およびデータ通信方法 - Google Patents

無線lan装置、無線lanシステム、通信システム、およびデータ通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、WLANネットワークと3GPPネットワークの連携に関し、特に、WLANネットワークと3GPPネットワークの連携におけるQoS制御に関する。
現在、3GPP(Third Generation Partnership Project)では、WLAN(Wireless Local Area Network)ネットワークと3GPPネットワークを接続するための仕様の標準化が進められている。
WLANネットワークと3GPPネットワークを接続して連係動作させるとき、ユーザーに対して、所望の品質を保ったサービスを安定的に提供するために適切なQoS(Quality of Service)制御が必要となる。3GPPネットワークとWLANネットワークの連携におけるQoSについて3GPPで検討された結果は非特許文献1に反映されている。
図20は、3GPPネットワークとWLANネットワークを連携動作させる場合のQoS構成を示す図である。これは非特許文献1のFigure5.2に開示されているものである。
図20を参照すると、WLAN端末(WLAN UE)と外部端末(TE)の間で3GPPネットワークを介したエンドツーエンドのサービスを提供する場合、WLAN UEとPDG(Packet Data Gateway)の間に確立されるベアラ(3GPP IP Access Bearer Service)91と、WLAN UEとWLAN AN(Access Network)の間に確立されるベアラ(WLAN Bearer Service)92とで各々にQoS制御が行われることが示されている。WLAN UEとPDGの間に確立されるベアラを以下「3GPPベアラ」という。また、WLAN UEとWLAN ANの間に確立されるベアラを以下「WLANベアラ」という。
3GPPネットワークでは3GPPトラフィッククラス(3GPP Traffic Class)によるQoSが適用される。一方、WLANネットワークの無線区間ではIEEE802.11e規格のQoSが適用される。3GPP Traffic ClassによるQoSの体系と、IEEE802.11e規格によるQoSの体系とでは設定内容や方法が異なっている。
また、3GPPネットワークとWLANネットワークの連携動作として、3GPPネットワークとWLAN端末と間でIPSec(IP Security)のトンネルを確立する方法が規定されている。このIPSecトンネルが、図20に示されている3GPPベアラ91に相当する。3GPPネットワーク側から見ると、WLANネットワークはIPパケットを転送するだけの伝送路として位置付けられる。そのため3GPPネットワークは、QoS制御において、WLANネットワークの構成や状態を意識していない。
図21は、3GPPトラフィッククラスとIPパケットのヘッダに付与するDSCP(Diffserv Code Point)値とのマッピングを示す表である。これは非特許文献1のAnnex AにTable A3として開示されているものである。図20に示されたPDGは、IPSecトンネルでWLAN UEに送信するIPパケットをカプセル化するとき、IPヘッダに付与するDSCP値を図21のマッピングテーブルに従って決定することが考えられる。
また、上述したようにWLANネットワークの無線区間ではIEEE802.11e規格によるQoSが適用される。IEEE802.11e規格では、無線区間の優先制御を行うためのパケット送信Queueとして4つのアクセスカテゴリを規定し、さらにアクセスクラスと802.1dタグとのマッピングを規定している。
図22は、アクセスカテゴリと802.1dタグとのマッピングを示す表である。これはIEEE802.11eに規定されたものであり、また非特許文献1のAnnex AにTable A1として開示されたものでもある。図20に示されたWLAN ANは、WLANベアラ(WLAN Bearer Service)でWLAN UEにIPパケットを送信するとき、図22のマッピングテーブルに従ってアクセスカテゴリを決定することが考えられる。
3GPP TR23.836 V.1.0.0(2005−11):"3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Quality of Service(QoS) and policy aspects of 3GPP−Wireless Local Area Network(WLAN) interworking (Release 7)"
上述したように、3GPPネットワークとWLANネットワークを連携動作させるとき、3GPPネットワークにおけるQoS制御と、WLANネットワークにおけるQoS制御は各々が別個に実施される。
IPSecトンネルを設定するとき、WLAN UEとPDGとはQoSのネゴシエーションを行い、3GPPトラフィッククラスを決定する。このとき、上述したようにWLANネットワークの構成や状態は意識されない。一方、IPSecトンネルのIPパケットを転送するだけのWLANネットワークは、そのQoSネゴシエーションの結果を意識していない。
そのため、WLANネットワークでは、例えば全てのユーザーに対してBestEffortのような一律のQoS値(アクセスカテゴリ)が設定され、その設定に基づいてQoS制御が行われる。そのため、VoIPやストリーミングなどの実際のサービスに応じた適切なQoS制御が行われず、遅延やデータロスなどによるサービス品質の低下が懸念される。
このように、従来、3GPPネットワークとWLANネットワークを連係動作させるときWLANネットワークの無線区間においてQoSを適切に制御することができなかった。
本発明の目的は、3GPPネットワークとWLANネットワークの連係動作においてQoSを適切に制御することのできるシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の無線LANアクセスポイント装置は、
移動体通信ネットワークと連係動作する無線LANネットワークの無線LANアクセスポイント装置であって、
有線区間のQoS情報と無線区間のQoS情報との対応関係を保持するマッピングテーブルと、
前記移動体通信ネットワークから前記無線LAN端末へのカプセル化されたパケットを受信すると、該パケットに付与された前記有線区間のQoS情報を取得し、該有線区間のQoS情報に対応する無線区間のQoS情報を前記マッピングテーブルから求め、該無線区間のQoS情報を用いて、前記カプセル化されたパケットを無線で前記無線LAN端末に送信するQoS情報変換部とを有している。
本発明によれば、無線LANアクセスポイント装置は下りのパケットを受信すると、そのパケットから有線区間のQoS情報を取得して、その有線区間のQoS情報に対応する無線区間のQoS情報を求め、その無線区間のQoS情報を用いて無線で送信する。そのため、移動体通信ネットワークのQoS制御を無線LANネットワークのQoS制御に関連付けることができ、無線LANの無線区間において適切なQoS制御を行うことが可能となる。
また、前記有線区間のQoS情報はDiffservに用いられるDSCP値であり、前記無線区間のQoS情報はWLANアクセスカテゴリであるとしてもよい。
本発明の無線LANシステムは、
これらの無線LANアクセスポイント装置と、
前記移動体通信ネットワークと前記無線LANアクセスポイント装置の間に配置され、前記移動体通信ネットワークから下りパケットを受信し、該移動体通信ネットワークにて該下りパケットに付与されたDSCP値に対応する802.1dタグを求め、該下りパケットに付加する第1のコントロール装置と、を有し、
前記無線LANアクセスポイント装置は、前記802.1dタグが付与された前記下りパケットを前記第1のコントロール装置から受信し、該802.1dタグに対応するWLANアクセスカテゴリを求め、該WLANアクセスカテゴリを用いて前記無線LAN端末に前記下りパケットを送信する。
これによれば、第1のコントロール装置を付加することで、移動体通信ネットワークのQoS制御を無線LANネットワークのQoS制御に関連付けることができ、無線LANアクセスポイント装置に特有の機能を追加しなくても、無線LANの無線区間において適切なQoS制御を行うことが可能となる。
また、前記無線LANアクセスポイント装置からトラフィック情報を収集し、該トラフィック情報に基づいて運用情報を決定し、該運用情報を前記無線LANアクセスポイント装置に通知する第2のコントロール装置を更に有し、
前記無線LANアクセスポイント装置は、自装置のトラフィック情報を前記第2のコントロール装置に報告し、該第2のコントロール装置にて決定された運用情報を、該第2のコントロール装置から受信し、該運用情報をQoS制御に用いることとしてもよい。
これによれば、第2のコントロール装置は無線LANアクセスポイント装置から収集したトラフィック情報に基づいて無線LANのQoS制御を動的に変更することができる。その結果、状況に応じた適切なQoS制御を行うことができる。
また、前記第2のコントロール装置は、前記トラフィック情報に基づいて前記無線LANアクセスポイント装置で用いる前記マッピングテーブルを定め、該マッピングテーブルを該無線LANアクセスポイント装置へ前記運用情報として送信することを継続的に行うことで、前記無線LANアクセスポイント装置の前記マッピングテーブルを動的に制御することとしてもよい。
あるいは、前記無線LANアクセスポイント装置からトラフィック情報を収集し、該トラフィック情報を前記移動体通信ネットワークに通知し、前記移動体通信ネットワークにて該トラフィック情報に基づいて決定された運用情報を該移動体通信ネットワークから受信して前記無線LANアクセスポイント装置に通知する第3のコントロール装置を更に有し、
前記無線LANアクセスポイント装置は、自装置のトラフィック情報を前記第3のコントロール装置を介して前記移動体通信ネットワークに報告し、該移動体通信ネットワークにて決定された運用情報を、該移動体通信ネットワークから該第3のコントロール装置を介して受信し、該運用情報をQoS制御に用いることとしてもよい。
これによれば、移動体通信ネットワークは無線LANアクセスポイント装置から収集したトラフィック情報を用いて無線LANにおけるQoS制御を動的に変更することができる。その結果、移動体通信ネットワークから無線LANの状況に応じた適切なQoS制御を行うことができる。
本発明の無線LANコントロール装置は、移動体通信ネットワークと連係動作する無線LANネットワークの無線LANアクセスポイント装置を制御する無線LANコントロール装置であって、
Diffservに用いられるDSCP値と802.1dタグとの対応関係を保持するマッピングテーブルと、
前記移動体通信ネットワークから下りパケットを受信し、該移動体通信ネットワークにて該下りパケットに付与されたDSCP値を取得し、該DSCP値に対応する802.1dタグを前記マッピングテーブルから求めて該下りパケットに付加し、該下りパケットを前記無線LANアクセスポイント装置に送るQoS情報変換部と、を有している。
本発明によれば、無線LANネットワークと移動体通信ネットワークを連係動作させる通信システムにおいて、無線LANネットワークの無線区間において適切なQoS制御を行うことが可能となる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態の通信システムにおいては、WLANネットワーク10と3GPPネットワーク11が相互に接続されている。これらWLANネットワーク10と3GPPネットワーク11は連係動作を行うことができる。この連係動作によって、WLAN端末12は、WLANネットワーク10を介して3GPPネットワーク11に接続することができる。
WLANネットワーク10は、無線でWLAN端末12と接続するWLAN−AP(WLAN−Access Point)13を有しており、さらに有線区間にルータなど不図示の通信装置を有してもよい。
3GPPネットワーク11は、パケットデータ網に接続するためのゲートウェイとなるPDG(Packet Data Gateway)14を有し、WLAN10との連携ではPDG14がWLAN端末12のIPパケットを処理する。WLANネットワーク10と3GPPネットワーク11の連携動作を可能にするために、WLANネットワーク10のWLAN−AP13と3GPPネットワーク11のPDG14とが相互に接続される。
WLAN端末12は、IPパケットの送信に用いるQoS情報を保持するDSCPマッピングテーブルを管理している。このDSCPマッピングテーブルは、3GPPトラフィッククラスとIPヘッダに付与するDSCP値との対応関係を記録している。DSCP値は、Diffservの優先制御に用いられる制御情報であり、その値によって出力やキューイングの優先度が定まる。
WLAN端末12は、PDG14との間でIPSecトンネル15を確立し、SIP(Session Initiation Protocol)を用いてQoSネゴシエーションを行うことで3GPPトラフィッククラスを決定する。
WLAN端末12は、IPパケットをPDG14経由で送信するとき、そのIPパケットをカプセル化してIPSecトンネル15で送信する。そのとき、WLAN端末12は、DSCPマッピングテーブルを参照し、決定した3GPPトラフィッククラスに対応するDSCP値を求め、カプセル化したIPパケットのヘッダにそのDSCP値を付加し、IPSecトンネル15で送信する。
また、WLAN端末12は、PDG14からカプセル化したIPパケットを受信すると、そのIPパケットをデカプセル化してデータを取り出す。デカプセル化は、カプセル化されているIPパケットのカプセル化を解除する処理である。
PDG14は、IPパケットの送信に用いるQoS情報を保持するDSCPマッピングテーブルを管理している。このDSCPマッピングテーブルは、WLAN端末12が保持しているのと同じものである。
PDG14は、WLAN端末12との間でIPSecトンネル15を確立し、SIPを用いてQoSネゴシエーションを行うことで3GPPトラフィッククラスを決定する。
PDG14は、IPパケットをカプセル化してWLAN端末12に送信するとき、DSCPマッピングテーブルを参照し、IPカプセル化のIPヘッダに設定するDSCP値を取得し、そのDSCP値をカプセル化したIPパケットのヘッダに設定してIPSecトンネルで送信する。
また、PDG14は、IPSecトンネルでWLAN端末12からの、カプセル化されたIPパケットを受信すると、そのIPパケットをデカプセル化する。
図2は、第1の実施形態によるWLAN−APの構成を示すブロック図である。図2を参照すると、WLAN−AP13は、QoS情報変換部21およびアクセスカテゴリマッピングテーブル22を有している。
アクセスカテゴリマッピングテーブル22は、カプセル化したIPパケットのヘッダに付与するQoS情報であるDSCP値と、WLANネットワーク10の無線区間のQoS情報であるWLANアクセスカテゴリとの対応を記録している。
QoS情報変換部21は、PDG14からカプセル化された下り方向のIPパケットを受信すると、そのIPヘッダ内のDSCP値を取得し、アクセスカテゴリマッピングテーブルを参照して無線区間のQoS情報であるWLANアクセスカテゴリを求める。そして、QoS情報変換部21は、求めたWLANアクセスカテゴリを用いてIPパケットを無線でWLAN端末12に送信する。
以下、WLAN端末12とPDG14のデータ通信を下り方向と上り方向に分けて説明する。
図3は、第1の実施形態による通信システムのQoS構成を示す図である。図3に示すように、本実施形態では、WLAN端末12とPDG14の間に確立される3GPPベアラにおけるQoS制御と、WLAN端末12とWLAN−AP13の間に確立されるWLANベアラにおけるQoS制御とが行われる。
そして、下りデータ通信について、WLAN−AP13は、PDG14がカプセル化したIPパケットのヘッダに付与したDSCP値を参照してWLANアクセスカテゴリを決定する。このように3GPPベアラのQoS制御をWLANベアラのQoS制御に関連付けることにより、WLANネットワークの無線区間において適切なQoS制御を行うことが可能となる。
図4は、第1の実施形態による通信システムにおける下りデータ通信について説明するための図である。図4を参照すると、本実施形態の通信システムにおいて、まず、PDG14はIPパケットをカプセル化して送信する。IPカプセル化のIPヘッダには、QoSネゴシエーションによって予め決定した3GPPトラフィッククラスに対応するDSCP値が記載される。このDSCP値を決定するとき、PDG14は、DSCPマッピングテーブルを参照する。
図5は、DSCPマッピングテーブルを示す図である。図5を参照すると、3GPPトラフィッククラスとDSCP値の対応関係が示されている。これは非特許文献1にTable A3として開示された表そのものである。すなわち、PDG14は非特許文献1に規定された動作を行うこととなる。
WLANネットワーク10の有線区間では、カプセル化されたIPパケットのIPヘッダ内のTOSフィールドに記載されたDSCP値に基づいて優先制御が行われる。
WLAN−AP13は、PDG14からカプセル化されたIPパケットを受信すると、そのIPパケットのヘッダに付与されているDSCP値から無線区間のQoS情報であるWLANアクセスカテゴリを求める。
WLANアクセスカテゴリを求めるとき、WLAN−AP13は、アクセスカテゴリマッピングテーブルを参照する。図6は、第1の実施形態におけるアクセスカテゴリマッピングテーブルの一例を示す図である。図6を参照すると、DSCP値とWLANアクセスカテゴリの対応関係が示されている。
IEEE802.11e規格では、無線区間の優先制御を行うためのパケット送信Queueとして、図6にあるような4つのWLANアクセスカテゴリを定義している。4つのアクセスカテゴリは、Background(バックグランド・トラフィック用:AC_BK)、Best Effort(ベスト・エフォート用:AC_BE)、VIDEO(ビデオ伝送用:AC_VI)、およびVOICE(音声用:AC_VO)である。
優先制御においては、各アクセスカテゴリに優先度パラメータが設定される。無線区間で優先度パラメータを用いた優先制御を行うことで、優先度の高いアクセスカテゴリのデータに、より多くの送信機会を与えられる。
そして、WLAN−AP13は、そのWLANアクセスカテゴリを用いてIPパケットをWLAN端末12に送信する。
WLAN端末12は、WLAN−AP13から受信したIPパケットをデカプセル化してデータを取り出す。
図7は、第1の実施形態による通信システムにおける上りデータ通信を説明するための図である。図7を参照すると、本実施形態の通信システムにおいて、まず、WLAN端末12は、IPカプセル化し、QoSネゴシエーションにより予め決定していた3GPPトラフィッククラスに対応するDSCP値をヘッダに付与したIPパケットをWLAN−AP13に送信する。
WLANネットワーク10の有線区間では、カプセル化されたIPパケットのIPヘッダ内のTOSフィールドに記載されたDSCP値に基づいて優先制御が行われる。
カプセル化したIPパケットを受信したPDG14は、そのIPパケットをデカプセル化してデータを取り出す。
IEEE802.11e規格では、無線区間のQoS制御としては下り方向にしか規定されていないので、上り方向は、WLAN−AP13からPDG14までの有線区間におけるTOSフィールド(DSCP)を用いた優先制御だけが行われる。
図8は、第1の実施形態による通信システムにおけるデータ通信のQoSに関する概略動作を示すシーケンス図である。図8を参照すると、WLAN端末12とPDG14がQoSネゴシエーションを行い、3GPPトラフィククラスを決定する(ステップ101)。
PDG14からWLAN端末12への下り方向のデータ通信において、PDG14は、下りIPパケットをカプセル化する(ステップ102)。さらに、PDG14は、ステップ101で決定した3GPPトラフィッククラスに対応するDSCP値を求め、そのDSCP値をカプセル化したIPパケットのヘッダに付与してWLAN−AP13に送る(ステップ103)。
カプセル化されたIPパケットを受信したWLAN−AP13は、そのIPパケットのヘッダからDSCP値を取得し、そのDSCP値に対応するWLANアクセスカテゴリを決定する(ステップ104)。そして、WLAN−AP13は、そのWLANアクセスカテゴリを用いて、IPパケットを無線でWLAN端末12に送信する。
カプセル化されたIPパケットを受信したWLAN端末12は、そのIPパケットをデカプセル化してデータを取り出す(ステップ105)。
一方、WLAN端末12からPDG14への上り方向のデータ通信において、WLAN端末12は、上りIPパケットをカプセル化し(ステップ106)、さらにGoSネゴシエーションで決定した3GPPトラフィッククラスに対応するDSCP値を付与してWLAN−AP13に送信する(ステップ107)。カプセル化されたIPパケットを受信したWLAN−AP13はそのIPパケットをそのままPDG14に送信する。
カプセル化されたIPパケットを受信したPDG14は、そのIPパケットをデカプセル化してデータを取り出す(ステップ108)。
以上説明したように、本実施形態によれば、WLAN端末12と3GPPネットワーク11内のPDG14とがQoSネゴシエーションで定めた3GPPトラフィッククラスをDSCP値に変換してカプセル化したIPパケットを互いに送受信する。WLAN−AP13はPDG14からWLAN端末12への下りのIPパケットを受信すると、そのヘッダからDSCP値を取得し、そのDSCP値に対応するWLANアクセスカテゴリに変換して無線でIPパケットをWLAN端末12に送信する。このようにして3GPPネットワークのQoS制御をWLANネットワークのQoS制御に関連付けることにより、WLANネットワークの無線区間において適切なQoS制御を行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。図9を参照すると、本実施形態の通信システムにおいても、第1の実施形態と同様に、WLANネットワーク10と3GPPネットワーク11が相互に接続されている。
WLANネットワーク10は、第1の実施形態と同様に、無線でWLAN端末12と接続するWLAN−AP131、132を有しており、さらに有線区間にはルータなど不図示の通信装置を有していてもよい。そして、本実施形態では、WLANネットワーク10は更にポリシコントロール装置16を有している。
WLAN−AP131、132および有線区間の通信装置は、IPパケットのDSCP値を参照してQoS制御およびトラフィック制御を行っている。このWLAN−AP131、132および有線区間の通信装置におけるQoS制御およびトラフィック制御の動作は運用情報のパラメータ設定により変更することができる。
ポリシコントロール装置16は、WLANネットワーク10内の運用情報を集中管理する装置であり、QoS制御においては、DSCP値とWLANアクセスカテゴリとの対応を記録したアクセスカテゴリマッピングテーブルを保持している。
第1の実施形態では、各WLAN−AP13が個々にアクセスカテゴリマッピングテーブルを管理することとしていたが、第2の実施形態ではポリシコントロール装置16がこれを集中管理する。また、ポリシコントロール装置16は、WLAN−AP131、132からトラフィック情報を収集する。そして、ポリシコントロール装置16は、WLAN−AP131、132から収集したトラフィック情報と、集中管理しているアクセスカテゴリマッピングテーブルとに基づき、QoS制御およびトラフィック制御の動作を動的に変更する。その際、ポリシコントロール装置16はQoS制御およびトラフィック制御のパラメータ設定をWLAN−AP131、132、および有線区間の通信装置に指示する。
収集するトラヒック情報の例として、各WLAN−AP131、132の配下に帰属するWLAN端末12の数や、各WLAN−AP131、132が配下のWLAN端末12に提供しているサービス(QoS値)を示す情報などがある。
ポリシコントロール装置16は、各WLAN−AP131、132の配下に帰属するWLAN端末12の数から、トラフィック制御のパラメータとして新規呼の受け付けの可否を決定する。例えば、配下のWLAN端末12の数が所定の閾値を超えたWLAN−AP13では新規呼の受け付けを拒否することとしてもよい。
また、ポリシコントロール装置16は、各WLAN−AP131、132が配下のWLAN端末12に提供しているサービスを示す情報から、無線区間の負荷状況を把握する。そして、ポリシコントロール装置16は、その負荷状況に基づいて新規呼に適用するQoS値を決定したり、既存呼のQoS値を変更したりする。
さらに、ポリシコントロール装置16は、これらのトラフィック情報をWLANネットワークの有線区間毎すなわちVLAN毎に収集してもよい。また、ポリシコントロール装置16は、これらのトラフィック情報をWLANネットワークの無線区間毎すなわち仮想AP毎に収集してもよい。そして、ポリシコントロール装置16は、VLAN毎あるいは仮想AP毎のトラフィック情報から、ISPネットワーク17や3GPPネットワーク14といった上位ネットワークを意識し、上位ネットワーク毎に異なるQoS制御およびトラフィック制御のパラメータ設定を行ってもよい。
本実施形態のWLAN−AP131、132は、ポリシコントロール装置16から通知されたQoS情報を自身のアクセスカテゴリマッピングテーブルに反映させ、それに基づいてQoS制御を行う。
また、WLAN−AP131、132およびWLANネットワーク10の有線区間の通信装置は、ポリシコントロール装置16から通知されたパラメータ設定に従ってQoS制御およびトラフィック制御を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、ポリシコントロール装置16は各WLAN−AP131、132からトラフィック情報を収集し、そのトラフィック情報に基づいてWLANネットワーク10内の各装置におけるQoS制御およびトラフィック制御を動的に変更する。これにより、そのときの状況にリアルタイムに応じた適切なQoS制御を行うことができる。また、上位ネットワーク毎に適切なQoS制御を行うことができる。
本実施形態のポリシコントロール装置16によるアクセスカテゴリマッピングテーブルの動的な制御の一例について説明する。
図6には、WLAN−AP131、132で用いられるアクセスカテゴリマッピングテーブルの一例を示したが、ポリシコントロール装置16は、このアクセスカテゴリマッピングテーブルの設定を動的に制御してもよい。その場合、ポリシコントロール装置16は、WLAN−AP131、132から取得したトラフィック情報に基づいてアクセスカテゴリマッピングテーブルを制御すればよい。
図10は、第2の実施形態におけるポリシコントロール装置16によるアクセスカテゴリマッピングテーブルの制御の一例を示す図である。上位ネットワークが単独のオペレータによるもの(例えば3GPPネットワーク)しかなければ、アクセスカテゴリマッピングテーブルによるQoS制御において上位ネットワーク同士のリソースの競合を意識する必要が無い。
例えば、ポリシコントロール装置16は、図6に示したアクセスカテゴリマッピングテーブルをデフォルトとして用い、WLAN−AP131、132から取得したトラフィック情報に基づいてアクセスカテゴリマッピングテーブルを制御すればよい。トラフィック情報に基づいてVOICEおよびVIDEOに十分な無線帯域を割り当てることが困難であると判断したとき、ポリシコントロール装置16は、上位ネットワークからのVOICEおよびVIDEOのQoS要求を制限することとすればよい。
VOICEとVIDEOのQoS要求を制限するとき、ポリシコントロール装置16は、アクセスカテゴリマッピングテーブルを例えば図10のように書き換えればよい。これにより、VOICEとVIDEOがBest Effortと同じ優先度に制限される。
図11Aおよび図11Bは、第2の実施形態にポリシコントロール装置16によるアクセスカテゴリマッピングテーブルへの制御の他の例を示す図である。互いに異なるオペレータによる複数の上位ネットワークがある場合、アクセスカテゴリマッピングテーブルによるQoS制御において上位ネットワーク同士のリソースの競合を意識することができる。
例えば、ポリシコントロール装置16は、上位ネットワーク毎に異なるアクセスカテゴリマッピングテーブルの設定を可能とし、WLAN−AP131、132から取得したトラフィック情報に基づいて各アクセスカテゴリマッピングテーブルを制御すればよい。例えば、3GPPネットワークについてのアクセスカテゴリマッピングテーブルを図11Aの様に設定し、ISPネットワークについてのアクセスカテゴリマッピングテーブルを図11Bの様に設定してもよい。
(第3の実施形態)
図12は、第3の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。図12を参照すると、本実施形態の通信システムにおいても、第1の実施形態と同様に、WLANネットワーク10と3GPPネットワーク11が相互に接続されている。
WLANネットワーク10は、第2の実施形態と同様に、WLAN−AP131、132およびポリシコントロール装置18を有しており、さらに有線区間の不図示の通信装置を有していてもよい。
第2の実施形態のポリシコントロール装置16はWLANネットワーク10内の運用情報を集中管理する装置であった。しかし、第3の実施形態では、3GPPネットワーク11内のPDG14が、WLANネットワーク10と3GPPネットワーク11を含む上位ネットワークとの両方を集中管理する。
第3の実施形態におけるポリシコントロール装置18は、WLAN−AP131、132からトラフィック情報を収集してPDG14に通知する機能と、PDG14から通知されたWLANネットワークに関する運用情報のパラメータ設定をWLAN−AP131、132および有線区間の通信装置に通知する。
第3の実施形態におけるPDG14は、WLANネットワーク10のアクセスカテゴリマッピングテーブル集中管理している。また、PDG14は、WLAN−AP131、132からポリシコントロール装置18経由でトラフィック情報を収集する。さらに、PDG14は、3GPPネットワーク11内のトラフィックの状況を把握している。
そして、PDG14は、WLAN−AP131、132から収集したトラフィック情報と、3GPPネットワーク11内のトラフィックの状況と、集中管理しているアクセスカテゴリマッピングテーブルとに基づき、WLANネットワーク10内のQoS制御およびトラフィック制御の動作を動的に変更する。その際、PDG14はQoS制御およびトラフィック制御のパラメータ設定をポリシコントロール装置18経由でWLAN−AP131、132、および有線区間の通信装置に指示する。
また、PDG14は、WLANネットワークのトラフィック情報および3GPPネットワーク11内のトラフィック状況に基づく判断により、新規呼の受付の可否の判断、WLAN端末12とのQoSネゴシエーションにおけるQoS値の決定を行う。
本実施形態のWLAN−AP131、132は、PDG14からポリシコントロール装置18を経由して通知されたQoS情報を自身のアクセスカテゴリマッピングテーブルに反映させ、それに基づいてQoS制御を行う。
また、WLAN−AP131、132およびWLANネットワーク10の有線区間の通信装置は、PDG14からポリシコントロール装置18を経由して通知されたパラメータ設定に従ってQoS制御およびトラフィック制御を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、PDG14は各WLAN−AP131、132からトラフィック情報を収集し、そのトラフィック情報および3GPPネットワークのトラフィック状況に基づいてWLANネットワーク10内の各装置におけるQoS制御およびトラフィック制御を動的に変更する。これにより、WLANネットワークおよび3GPPネットワークのトラフィック状況にリアルタイムに応じた適切なQoS制御を行うことができる。また、上位ネットワーク毎に適切なQoS制御を行うことができる。
(第4の実施形態)
図13は、第4の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。図13を参照すると、本実施形態の通信システムにおいては、WLANネットワーク10と3GPPネットワーク11が相互に接続されている。これらWLANネットワーク10と3GPPネットワーク11は連係動作を行うことができる。この連係動作によって、WLAN端末12は、WLANネットワーク10を介して3GPPネットワーク11に接続することができる。3GPPネットワーク11およびその内部のPDG14とWLAN端末12は第1の実施形態と同じものである。
WLANネットワーク10は、無線でWLAN端末12と接続するWLAN−AP(WLAN−Access Point)32とWLANコントロール装置31を有しており、さらに有線区間にルータなど不図示の通信装置を有してもよい。PDG14からWLAN端末12へのカプセル化されたIPパケットはPDG14とWLAN−AP13の間でWLANコントロール装置31を経由する。
図14は、WLANコントロール装置の構成を示すブロック図である。図14を参照すると、WLANコントロール装置31は、QoS情報変換部41および802.1dタグマッピングテーブル42を有している。
802.1dタグマッピングテーブル42は、カプセル化したIPパケットのヘッダに付与するQoS情報であるDSCP値と、イーサネットにおける優先制御に用いられる802.1dタグとの対応を記録している。図15は、802.1dタグマッピングテーブルの一例を示す図である。図15を参照すると、DSCP値と802.1dタグの対応関係が示されている。
QoS情報変換部41は、PDG14からカプセル化された下り方向のIPパケットを受信すると、そのIPヘッダ内のDSCP値を取得し、802.1dタグマッピングテーブル42を参照して802.1dタグを求める。そして、QoS情報変換部41は、求めた802.1dタグを付与してIPパケットをWLAN−AP32に送信する。
図16は、第4の実施形態によるWLAN−APの構成を示すブロック図である。図16を参照すると、WLAN−AP32は、QoS情報変換部51およびアクセスカテゴリマッピングテーブル52を有している。
アクセスカテゴリマッピングテーブル52は、802.1dタグと、WLANネットワーク10の無線区間のQoS情報であるWLANアクセスカテゴリとの対応を記録している。図17は、第4の実施形態におけるアクセスカテゴリマッピングテーブルを示す図である。図17を参照すると、802.1dタグとWLANアクセスカテゴリの対応関係が示されている。
QoS情報変換部51は、WLANコントロール装置31からカプセル化された下り方向のパケットを受信すると、その802.1dタグを取得し、アクセスカテゴリマッピングテーブルを参照して無線区間のQoS情報であるWLANアクセスカテゴリを求める。そして、QoS情報変換部51は、求めたWLANアクセスカテゴリを用いてIPパケットを無線でWLAN端末12に送信する。
図17に示したアクセスカテゴリマッピングテーブルは非特許文献1にTable A1として開示された表そのものである。すなわち、WLAN−AP32は非特許文献1に規定された動作を行うこととなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、WLAN端末12と3GPPネットワーク11内のPDG14とがQoSネゴシエーションで定めた3GPPトラフィッククラスをDSCP値に変換してカプセル化したIPパケットを互いに送受信する。WLANコントロール装置31はPDG14からWLAN端末12への下りのIPパケットを受信すると、そのヘッダからDSCP値を取得し、そのDSCP値に対応する802.1dタグを付与したパケットをWLAN−AP32に送信する。WLAN−AP32は、WLANコントロール装置31からパケットを受信すると、そのパケットに付与されている802.1dタグをWLANアクセスカテゴリに変換して無線でIPパケットをWLAN端末12に送信する。このように3GPPネットワークのQoS制御をWLANネットワークのQoS制御に関連付けることにより、WLANネットワークの無線区間において適切なQoS制御を行うことが可能となる。また、本実施形態のWLAN−AP32は、非特許文献1に規定された動作をするだけなので汎用性および互換性が高い。
なお、本実施形態において第2または第3の実施形態のように運用情報を集中管理し、QoS制御を動的に変更するようにすることも可能である。その場合、第2または第3の実施形態にて説明したポリシコントロール装置を本実施形態の通信システムに追加してもよい。また、本実施形態のWLANコントロール装置31に第2または第3の実施形態のポリシコントロール装置の機能を付加してもよい。
図15には、WLANコントロール装置31で用いられる802.1dタグマッピングテーブルの一例を示したが、ポリシコントロール装置は、この802.1dタグマッピングテーブルの設定を動的に制御してもよい。その場合、ポリシコントロール装置は、WLAN−AP32から取得したトラフィック情報に基づいて802.1dタグマッピングテーブルを制御すればよい。
図18は、第4の実施形態にポリシコントロール装置を追加した場合の、ポリシコントロール装置による802.1dタグマッピングテーブルへの制御の一例を示す図である。上位ネットワークが単独のオペレータによるもの(例えば3GPPネットワーク)しかなければ、802.1dタグマッピングテーブルによるQoS制御において上位ネットワーク同士のリソースの競合を意識する必要が無い。
例えば、ポリシコントロール装置は、図13に示した802.1dタグマッピングテーブルをデフォルトとして用い、WLAN−AP32から取得したトラフィック情報に基づいて802.1dタグマッピングテーブルを制御すればよい。トラフィック情報に基づいてVOICEおよびVIDEOに十分な無線帯域を割り当てることが困難であると判断したとき、ポリシコントロール装置は、上位ネットワークからのVOICEおよびVIDEOのQoS要求を制限することとすればよい。
VOICEとVIDEOのQoS要求を制限するとき、ポリシコントロール装置は、802.1dタグマッピングテーブルを例えば図18のように書き換えればよい。これにより、VOICEとVIDEOがBest Effortと同じ優先度に制限される。
図19Aおよび図19Bは、第4の実施形態にポリシコントロール装置を追加した場合の、ポリシコントロール装置による802.1dタグマッピングテーブルへの制御の他の例を示す図である。互いに異なるオペレータによる複数の上位ネットワークがある場合、802.1dタグマッピングテーブルによるQoS制御において上位ネットワーク同士のリソースの競合を意識することができる。
例えば、ポリシコントロール装置は、上位ネットワーク毎に異なる802.1dタグマッピングテーブルの設定を可能とし、WLAN−AP32から取得したトラフィック情報に基づいて各802.1dタグマッピングテーブルを制御すればよい。例えば、3GPPネットワークについての802.1dタグマッピングテーブルを図19Aの様に設定し、ISPネットワークについての802.1dタグマッピングテーブルを図19Bの様に設定してもよい。
第1の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態によるWLAN−APの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による通信システムのQoS構成を示す図である。 第1の実施形態による通信システムにおける下りデータ通信について説明するための図である。 DSCPマッピングテーブルを示す図である。 第1の実施形態におけるアクセスカテゴリマッピングテーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態による通信システムにおける上りデータ通信を説明するための図である。 第1の実施形態による通信システムにおけるデータ通信のQoSに関する概略動作を示すシーケンス図である。 第2の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるポリシコントロール装置16によるアクセスカテゴリマッピングテーブルの制御の一例を示す図である。 第2の実施形態にポリシコントロール装置16によるアクセスカテゴリマッピングテーブルへの制御の他の例を示す図である。 第2の実施形態にポリシコントロール装置16によるアクセスカテゴリマッピングテーブルへの制御の他の例を示す図である。 第3の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。 WLANコントロール装置の構成を示すブロック図である。 802.1dタグマッピングテーブルの一例を示す図である。 第4の実施形態によるWLAN−APの構成を示すブロック図である。 第4の実施形態におけるアクセスカテゴリマッピングテーブルを示す図である。 第4の実施形態にポリシコントロール装置を追加した場合の、ポリシコントロール装置による802.1dタグマッピングテーブルへの制御の一例を示す図である。 第4の実施形態にポリシコントロール装置を追加した場合の、ポリシコントロール装置による802.1dタグマッピングテーブルへの制御の他の例を示す図である。 第4の実施形態にポリシコントロール装置を追加した場合の、ポリシコントロール装置による802.1dタグマッピングテーブルへの制御の他の例を示す図である。 3GPPネットワークとWLANネットワークを連携動作させる場合のQoS構成を示す図である。 3GPPトラフィッククラスとIPパケットのヘッダに付与するDSCP値とのマッピングを示す表である。 アクセスカテゴリと802.1dタグとのマッピングを示す表である。
符号の説明
10 WLANネットワーク
11 3GPPネットワーク
12 WLAN端末
13、32 WLAN−AP
14 PDG
15 IPSecトンネル
16、18 ポリシコントロール装置
17 ISPネットワーク
21、41、51 QoS情報変換部
22、52 アクセスカテゴリマッピングテーブル
31 WLANコントロール装置
42 802.1dタグマッピングテーブル
101〜108 ステップ

Claims (16)

  1. 移動体通信ネットワークと連係動作する無線LANネットワークの無線LANアクセスポイント装置であって、
    有線区間のQoS情報と無線区間のQoS情報との対応関係を保持するマッピングテーブルと、
    前記移動体通信ネットワークから前記無線LAN端末へのカプセル化されたパケットを受信すると、該パケットに付与された前記有線区間のQoS情報を取得し、該有線区間のQoS情報に対応する無線区間のQoS情報を前記マッピングテーブルから求め、該無線区間のQoS情報を用いて、前記カプセル化されたパケットを無線で前記無線LAN端末に送信するQoS情報変換部と、を有する無線LANアクセスポイント装置。
  2. 前記有線区間のQoS情報はDiffservに用いられるDSCP値であり、前記無線区間のQoS情報はWLANアクセスカテゴリである、請求項1に記載の無線LANアクセスポイント装置。
  3. 請求項2に記載の無線LANアクセスポイント装置と、
    前記移動体通信ネットワークと前記無線LANアクセスポイント装置の間に配置され、前記移動体通信ネットワークから下りパケットを受信し、該移動体通信ネットワークにて該下りパケットに付与されたDSCP値に対応する802.1dタグを求め、該下りパケットに付加する第1のコントロール装置と、を有し、
    前記無線LANアクセスポイント装置は、前記802.1dタグが付与された前記下りパケットを前記第1のコントロール装置から受信し、該802.1dタグに対応するWLANアクセスカテゴリを求め、該WLANアクセスカテゴリを用いて前記無線LAN端末に前記下りパケットを送信する、無線LANシステム。
  4. 前記無線LANアクセスポイント装置からトラフィック情報を収集し、該トラフィック情報に基づいて運用情報を決定し、該運用情報を前記無線LANアクセスポイント装置に通知する第2のコントロール装置を更に有し、
    前記無線LANアクセスポイント装置は、自装置のトラフィック情報を前記第2のコントロール装置に報告し、該第2のコントロール装置にて決定された運用情報を、該第2のコントロール装置から受信し、該運用情報をQoS制御に用いる、請求項3に記載の無線LANシステム。
  5. 前記第2のコントロール装置は、前記トラフィック情報に基づいて前記無線LANアクセスポイント装置で用いる前記マッピングテーブルを定め、該マッピングテーブルを該無線LANアクセスポイント装置へ前記運用情報として送信することを継続的に行うことで、前記無線LANアクセスポイント装置の前記マッピングテーブルを動的に制御する、請求項4に記載の無線LANシステム。
  6. 前記無線LANアクセスポイント装置からトラフィック情報を収集し、該トラフィック情報を前記移動体通信ネットワークに通知し、前記移動体通信ネットワークにて該トラフィック情報に基づいて決定された運用情報を該移動体通信ネットワークから受信して前記無線LANアクセスポイント装置に通知する第3のコントロール装置を更に有し、
    前記無線LANアクセスポイント装置は、自装置のトラフィック情報を前記第3のコントロール装置を介して前記移動体通信ネットワークに報告し、該移動体通信ネットワークにて決定された運用情報を、該移動体通信ネットワークから該第3のコントロール装置を介して受信し、該運用情報をQoS制御に用いる、請求項3に記載の無線LANシステム。
  7. 移動体通信ネットワークと連係動作する無線LANネットワークの無線LANアクセスポイント装置を制御する無線LANコントロール装置であって、
    Diffservに用いられるDSCP値と802.1dタグとの対応関係を保持するマッピングテーブルと、
    前記移動体通信ネットワークから下りパケットを受信し、該移動体通信ネットワークにて該下りパケットに付与されたDSCP値を取得し、該DSCP値に対応する802.1dタグを前記マッピングテーブルから求めて該下りパケットに付加し、該下りパケットを前記無線LANアクセスポイント装置に送るQoS情報変換部と、を有する無線LANコントロール装置。
  8. 無線LANネットワークと移動体通信ネットワークを連係動作させる通信システムであって、
    前記移動体通信ネットワークに属しており、無線LAN端末との間で前記無線LANネットワークを介するトンネルを確立した後に、該無線LAN端末とのネゴシエーションによって有線区間の品質制御情報を決定し、前記トンネルでカプセル化したパケットを送信するとき、前記有線区間の品質制御情報を該パケットに付与するパケットデータゲートウェイ装置と、
    前記無線LANネットワークに属し、前記パケットデータゲートウェイ装置から前記無線LAN端末へのカプセル化されたパケットを受信すると、該パケットに付与されている前記有線区間の品質制御情報に対応する無線区間の品質制御情報を求め、該無線区間の品質制御情報を用いて、前記カプセル化されたパケットを無線で前記無線LAN端末に送信する無線LANアクセスポイント装置と、を有する通信システム。
  9. 前記有線区間のQoS情報はDiffservに用いられるDSCP値であり、前記無線区間のQoS情報はWLANアクセスカテゴリである、請求項8に記載の通信システム。
  10. 前記無線LANアクセスポイント装置は、前記DSCP値が付与された前記パケットを前記パケットデータゲートウェイ装置から受信し、該DSCP値に対応するWLANアクセスカテゴリを求め、該WLANアクセスカテゴリを用いて前記無線LAN端末に前記パケットを送信する、請求項9に記載の通信システム。
  11. 前記パケットデータゲートウェイ装置と前記無線LANアクセスポイント装置の間に配置され、前記パケットデータゲートウェイ装置から下りパケットを受信し、該パケットデータゲートウェイ装置が該下りパケットに付与したDSCP値に対応する802.1dタグを求め、該下りパケットに付加する第1のコントロール装置を更に有し、
    前記無線LANアクセスポイント装置は、前記802.1dタグが付与された前記下りパケットを前記第1のコントロール装置から受信し、該802.1dタグに対応するWLANアクセスカテゴリを求め、該WLANアクセスカテゴリを用いて前記無線LAN端末に前記下りパケットを送信する、請求項9に記載の通信システム。
  12. 前記無線LANアクセスポイント装置からトラフィック情報を収集し、該トラフィック情報に基づいて運用情報を決定し、該運用情報を前記無線LANアクセスポイント装置に通知する第2のコントロール装置を更に有し、
    前記無線LANアクセスポイント装置は、自装置のトラフィック情報を前記第2のコントロール装置に報告し、該第2のコントロール装置にて決定された運用情報を、該第2のコントロール装置から受信し、該運用情報をQoS制御に用いる、請求項8から11のいずれか1項に記載の通信システム。
  13. 前記第2のコントロール装置は、前記トラフィック情報に基づいて前記無線LANアクセスポイント装置で用いるマッピングテーブルを定め、該マッピングテーブルを該無線LANアクセスポイント装置へ前記運用情報として送信することを継続的に行うことで、前記無線LANアクセスポイント装置の前記マッピングテーブルを動的に制御する、請求項12に記載の通信システム。
  14. 前記無線LANアクセスポイント装置からトラフィック情報を収集し、該トラフィック情報を前記パケットデータゲートウェイ装置に通知し、前記パケットデータゲートウェイ装置にて決定された運用情報を該パケットデータゲートウェイ装置から受信して前記無線LANアクセスポイント装置に通知する第3のコントロール装置を更に有し、
    前記パケットデータゲートウェイ装置は、前記第3のコントロール装置から前記トラフィック情報を受信し、該トラフィック情報に基づいて前記運用情報を決定して前記第3のコントロール装置に通知し、
    前記無線LANアクセスポイント装置は、自装置のトラフィック情報を前記第3のコントロール装置を介して前記パケットデータゲートウェイ装置に報告し、該パケットデータゲートウェイ装置にて決定された運用情報を、該パケットデータゲートウェイ装置から該第3のコントロール装置を介して受信し、該運用情報をQoS制御に用いる、請求項8から11のいずれか1項に記載の通信システム。
  15. 前記パケットデータゲートウェイ装置は、前記トラフィック情報に基づいて前記無線LANアクセスポイント装置で用いるマッピングテーブルを定め、該マッピングテーブルを、前記第3のコントロール装置を介して該無線LANアクセスポイント装置へ前記運用情報として送信することを継続的に行うことで、前記無線LANアクセスポイント装置の前記マッピングテーブルを動的に制御する、請求項14に記載の通信システム。
  16. 無線LANネットワークと3GPP移動体通信ネットワークを連係動作させたデータ通信方法であって、
    無線LAN端末と前記3GPP移動体通信ネットワークのパケットデータゲートウェイ装置とでQoSネゴシエーションを行い、3GPPトラフィッククラスを決定し、
    前記パケットデータゲートウェイ装置が、前記3GPPトラフィッククラスに対応する、Diffservに用いるDSCP値をヘッダに付加してカプセル化した下りパケットを送信し、
    前記パケットデータゲートウェイ装置からの前記下りパケットを受信した無線LANアクセスポイント装置が、該下りパケットに付加されている前記DSCP値に対応するWLANアクセスカテゴリを求め、該WLANアクセスカテゴリを用いて無線で前記下りパケットを前記無線LAN端末に送信する、データ通信方法。
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