JP5350919B2 - 軸梁取り出し治具及び軸梁取り出し装置 - Google Patents

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本発明は、鉄道車両の車軸を軸支する軸梁を車軸から取り出すための軸梁取り出し治具及び軸梁取り出し装置に関する。
図8に示すように鉄道車両には、車体が載置される台車1に一端を揺動可能に支持され、他端で車軸2を支持する軸梁3を設けたものがある。このような車両では、車軸2と一体回転する車輪4を車軸2に固定し、車軸2の軸端部を軸梁3の他端側に形成された軸穴に圧入されている軸受に圧入することで車軸2を台車1に支持している。
鉄道車両の点検や保守の際には軸梁3から車軸2を取り出し、洗浄や部品交換を行う場合がある。従来、このような取り出し作業は、台車1から軸梁3を取り外して、軸梁3をクレーンで吊り、軸梁3と車輪4との間にバール等を挿入し人力によってこじるようにして軸梁3を取り出すようにしていた。
しかし、このような人力による軸梁3の取り出し作業は、作業員にとって作業負荷が大きいものであり、また熟練した技能が必要とされるものである。また、軸受に錆や埃等が過剰に付着している場合には、バールをハンマーで叩く等する必要があり作業負荷がより大きくなってしまう。
この点に鑑みて特許文献1には、台車上に前後方向にスライド自在なテーブルを設けるとともに、テーブルの上方にテーブル前方に向けて延びて軸梁の背面上部に係止されるクランプアームを設け、クランプアームを軸梁の背面上部に係止した状態でテーブルの前後方向に進退動自在な押圧部材により軸梁の取付けられた車軸の軸端を押圧することで、反作用力によって軸梁を抜き取る装置が開示されている。
特開2007−15426号公報
上記特許文献1に開示された技術によれば、バール等による取り外し作業がなくなるため作業員の作業負荷の軽減を図ることができる。しかしながら、スライド自在なテーブルやクランプアームの取り付け等により、装置が煩雑化し、また重量が重くなってしまうため、製造に手間がかかり、また作業員による当該装置の移動や設置作業において使い勝手が良好とは言い難い点があった。
本発明は係る問題点に鑑みてなされたものであり、簡易構造で使い勝手に優れ、かつ車軸からの軸梁の取り出しを容易に行うことのできる軸梁取り出し治具及び軸梁取り出し装置を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として請求項1に係る発明は、車輪と軸梁との間に介装され、車軸を取り囲む弧状の固定プレートと、この固定プレートに対してシリンダを介して接近離反可能に設けられた移動プレートとを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記シリンダが前記車軸の直径方向に一対設けられ、各シリンダは、前記固定プレートの両端部にシリンダロッド先端が固定され、前記移動プレートの両端部にシリンダ本体が固定されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記固定プレート及び前記移動プレートの少なくともいずれか一方に把手を設けたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、上記のいずれかに記載の軸梁取り出し治具のシリンダがエアシリンダであり、前記各シリンダの縮み側圧力室にエアーの供給口が設けられ、このエアーの供給口に接続されるエアー供給装置を備えたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、前記エアー供給装置がエアータンクを備えた移動可能なエアータンクユニットであり、前記エアータンクと前記軸梁取り出し治具のエアー供給口とを接続するホースを備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、前記エアータンクユニットに、前記軸梁取り出し治具の固定プレート及び移動プレートを載置するための弧状の設置部を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、シリンダの伸張力を利用して車輪と軸梁とを車軸に平行に引き離すことが可能となるため、作業者への負担を少なくして、車軸から軸梁を取り外すことができる。また、固定プレートは車軸を取り囲む形状であり、不要に大型化することなく小型化及び軽量化の図れる形状であるため、軸梁取り外し治具全体を簡易構造として軽量化でき、作業上の使い勝手の良好化を図れる。
請求項2に係る発明によれば、車軸の直径方向で均等に軸梁を引き抜く力を付与することができるため、熟練を必要とせずスムーズに軸梁を引き抜くことができる。
請求項3に係る発明によれば、軸梁取り外し治具を、把手を把持して車輪と軸梁との間に装着できるため、作業を簡易にでき、使い勝手に優れる。
請求項4に係る発明によれば、エアーが軸梁の取り外しのための動力とされるため、工場の既存設備を利用でき、油圧等の場合に排出される廃油等の発生がなく、作業環境を良好なものにでき、また省エネ効果も得られる。
請求項5に係る発明によれば、軸梁取り外し装置が移動可能にユニット化されるため、作業現場に容易に移動させることができ、使い勝手に優れる。
請求項6に係る発明によれば、軸梁取り外し治具を、その内周面が弧状の設置部に沿う状態で載置できるため、軸梁取り外し装置において軸梁取り外し治具を安定した状態で載置できる。
本発明の実施の形態に係る軸梁取り出し装置の正面図である。 軸梁取り出し装置の側面図である。 軸梁取り出し治具の正面図である。 軸梁取り出し治具の上面図である。 軸梁取り出し治具の側面図である。 軸梁取り出し治具の側面図である。 軸梁取り出し装置における配管系統を模式的に示した図である。 鉄道車両の車輪近傍を示した図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1、図2はそれぞれ本実施の形態に係る軸梁取り出し装置10の正面図、側面図である。図1,図2に示すように軸梁取り出し装置10は、エアータンク11が設置された台車12と軸梁取り外し治具20とを備えている。
台車12は、その両側端部から斜め上方に向けて延びるハンドル13を有し、ハンドル13の上下方向略中央には設置プレート14が架設され、設置プレート14側方に位置するハンドル13の一側には上方へ向けて突出するサブフレーム15が設けられている。設置プレート14の幅方向略中央は弧状に突出し、この突出した円弧面は軸梁取り外し治具20を設置するための軸梁取り出し治具設置部16とされ、サブフレーム15の上端にはエアータンク11から供給されるエアーの流れを切り替える手動式のハンドバルブ17が設けられている。
台車12の上に設置されているエアータンク11はアルミ等から作製される容器体であり、一端からエアーを供給されて他端からエアーをエアータンク11内部に充填するエアー充填ホース18と、一端をエアータンク11に接続し他端をハンドバルブ17に接続するエアー供給ホース19とを有している。エアータンク11には図示しない開閉弁が設けられ、この開閉弁を開くことでエアータンク11に充填されたエアーがエアー供給ホース19からハンドバルブ17に流入するようになっている。
ハンドバルブ17には、エアーの入り側ポートと出側ポートとが設けられ、入り側ポートからはエアー吸排ホース19Aが延出し、出側ポートからはエアー吸排ホース19Bが延出し、これらエアー吸排ホース19A,19Bはそれぞれ軸梁取り外し治具20に接続している。ハンドバルブ17は、切り替え操作がなされることで、エアー供給ホース19からのエアーをエアー吸排ホース19Aから軸梁取り外し治具20に供給するか、エアー吸排ホース19Bから軸梁取り外し治具20に供給するかを切り替えるように構成されている。
そして軸梁取り出し治具20はエアータンク11からのエアーを動力源として軸梁を車軸から取り出すためのものであり、その外形形状は弧状に形成されている。軸梁取り外し治具20は、その弧状の面を軸梁取り出し治具設置部16の円弧面に沿わせた状態で軸梁取り外し治具設置部16に着脱可能に設置されており、使用時には軸梁取り出し治具設置部16から取り外される。エアー吸排ホース19A,19Bは軸梁取り出し治具20を取り外された際の使用範囲あるいは可搬範囲に応じ、比較的長く設定されている。
図3、図4はそれぞれ、軸梁取り出し治具20の正面図、上面図であり、図5、図6はそれぞれ軸梁取り出し治具20の側面図である。図3〜図6においては、説明の便宜のため、先で説明した車軸2、軸梁3、車輪4を図示している。ここで、先ず、車軸2、軸梁3、車輪4について説明する。
図5に示すように、軸梁3には軸穴3Aが形成され、軸穴3Aにはベアリング3Bが圧入されている。ベアリング3Bには車軸2の軸端部が圧入され、車軸2はベアリング3Bから一定距離離間した位置に一体回転する車輪4を固定している。車輪4の軸梁3側には車軸2を囲むボス4Aが形成されている。軸梁取り出し治具20は、このような鉄道車両において車輪4と軸梁3との間に配置され、車軸2の端部から軸梁3を取り出すものである。以下、軸梁取り外し治具20の詳細を説明する。
軸梁取り外し治具20は、図3〜図6に示すように、エアシリンダ21と、エアシリンダ21の軸線方向に並ぶ弧状の移動プレート22及び固定プレート23とを備えている。
エアシリンダ21は、円筒状のシリンダ本体24と、エアーを供給されることでシリンダ本体24から突出(伸縮)するシリンダロッド25とを有し、シリンダ本体24の内側においてはシリンダロッド25の伸び側(固定プレート23側)に伸び側圧力室24A(図7)が形成され、縮み側に縮み側圧力室24B(図7)が形成されている。これら伸び側圧力室24A及び縮み側圧力室24Bにはそれぞれ外部に連通する伸び側ポート24C及び縮み側ポート24Dが形成されている。また、シリンダ本体24の外側のシリンダロッド25の伸び側の外面には、移動プレート22との固定部24Sが形成され、シリンダロッド25の先端には移動プレート22との固定部25Rが形成されている。
移動プレート22は、アルミ合金製からなり正面視で半円状に形成され、その内周面の半径は軸梁3に形成された軸穴3Aの半径と略同一に設定されるとともに、その幅及び肉厚は一定の剛性を確保できる程度に設定されている。移動プレート22の両端部にはその外周面から突出するように形成された一部貫通孔を有するシリンダ固定部26,26が直径方向に並ぶように形成され、シリンダ固定部26,26にはシリンダ本体24の伸び側先端に形成された固定部24Sが固定されるとともに、その貫通孔にシリンダロッド25が挿通されている。移動プレート22の直径方向に並んだシリンダ固定部26,26間の距離は、図4に示すように軸梁3の軸穴3A周囲の肉厚部直径よりも大きく設定されている。
移動プレート22の半円状の頂部には分岐ポートユニット27が設けられるとともに、その外周面から突出するコ字状の把手28が設けられている。分岐ポートユニット27にはハンドバルブ17から延びるエアー吸排ホース19A,19Bが接続され(図1参照)、分岐ポートユニット27には、シリンダ本体24に形成された伸び側ポート24C及び縮み側ポート24Dまで延びる都合4本の縮み側分岐ホース27A,27A(図7)、及び、伸び側分岐ホース27B,27B(図7)が接続されている。なお、図3〜図6においては、エアー吸排ホース19A,19B、縮み側分岐ホース27A,27A、及び伸び側分岐ホース27B,27Bについて図示していないが、これらの配管系統の詳細については図7を用いて後述する。
そして、固定プレート23は、移動プレート22と同様にアルミ合金製からなり、正面視で半円状に形成され、その内周面の半径はボス4Aの外周面の半径と略同一とされるとともに、その幅及び肉厚は一定の剛性を確保できる程度に設定されている。固定プレート23の両端部には、その外周面から突出するように形成されたシリンダロッド固定部29,29が直径方向に並ぶように形成され、シリンダロッド固定部29,29にはシリンダロッド25の先端に形成された固定部25Rが固定されている。
ここで図7は、軸梁取り外し装置10における配管系統を模式的に示した図である。図7に示すように、前述したシリンダ本体24の伸び側ポート24Cには、分岐ポートユニット27から延びる伸び側分岐ホース27B,27Bが接続され、縮み側ポート24Dには、分岐ポートユニット27から延びる縮み側分岐ホース27A,27Aが接続されている。伸び側分岐ホース27B,27Bはそれぞれ、ハンドバルブ17の出側ポートから延びるエアー吸排ホース19Bに連通しており、縮み側分岐ホース27A,27Aはそれぞれ、ハンドバルブ17の入り側ポートから延びるエアー吸排ホース19Aに連通している。
このような軸梁取り出し治具20では、ハンドバルブ17を切り替えてエアー吸排ホース19Aからエアーを分岐ポートユニット27に供給した場合、縮み側分岐ホース27A,27Aを介してシリンダ本体24の縮み側圧力室24Bにエアーが供給され、シリンダ本体24の伸び側圧力室24Aからは伸び側分岐ホース27Bを介してエアーが分岐ポートユニット27方向に流れ、更に分岐ポートユニット27を介してエアー吸排ホース19Bからエアーがハンドバルブ17方向に流れる。これにより、シリンダ本体24の縮み側圧力室24Bにエアーが供給された場合には、シリンダロッド25の基端がエアーに押されシリンダロッド25の先端が図7に示す矢印A方向に延びるようになる。また、エアー吸排ホース19Bからエアー分岐ポートユニット27に供給した場合には、伸びきったシリンダロッド25を縮めることができるようになっている。
さて、軸梁取り出し装置10を使用する際には、先ず、軸梁取り出し治具設置部16に設置された軸梁取り出し治具20を取り外し、図5に示すように移動プレート22と固定プレート23とが接近した状態(接近状態)の軸梁取り出し治具20を、車輪4と軸梁3との間に配置(介装)して、固定プレート23の内周面を車輪4から突出する車軸2のボス4Aに当接させるとともに、その側面を車輪4の側面に当接させる。このように固定プレート23を設置した状態では、移動プレート22の軸梁3側の側面が軸梁3の軸穴3A周囲の壁部と当接した状態になっている。そして、この状態においてハンドバルブ17を操作し、エアータンク11に充填されたエアーをエアシリンダ21に供給する。すると、シリンダロッド25は伸びようとするが固定プレート23が車輪4に当接しているため、移動プレート22がシリンダロッド25の伸びに応じて固定プレート23から相対移動する(離反状態)。これにより、移動プレート22はその側面で軸梁3の側面を押圧し軸梁3に抜き方向の力が加わり、次第に軸梁3は車軸2から取り外され、車軸2には軸受け3Bが圧入された状態で軸梁3から分離した状態になる。
以上のように本実施の形態では、軸梁取り出し治具20が、車輪4と軸梁3との間に介装され、車軸2を取り囲む弧状の固定プレート23と、この固定プレート23に対してエアシリンダ21を介して接近離反可能に設けられた移動プレート22とを備えている。このような軸梁取り外し治具20では、エアシリンダ21の伸張力を利用して車輪4と軸梁3とを車軸2に平行に引き離すことが可能となるため、作業者への負担を少なくして、車軸2から軸梁3を取り外すことができる。特に、エアシリンダ21が車軸2の直径方向に一対設けられ、各シリンダ21は、固定プレート23の両端部に形成されたシリンダロッド固定部29にそのシリンダロッド25の先端が固定され、移動プレート22の両端部に形成されたシリンダ固定部26にそのシリンダ本体24が固定されているため、車軸2の直径方向で均等に軸梁3を引き抜く力を付与することができ、熟練を必要とせずスムーズに軸梁を引き抜くことができる。
また、固定プレート23は車軸2を取り囲む形状であり、比較的小型及び軽量な形状であるため、軸梁取り外し治具20全体を簡易構造として軽量化でき、作業上の使い勝手を良好にすることができる。
更に、軸梁取り出し治具20では移動プレート22に把手28が設けられ、把手28を把持することによる軸梁取り外し治具20の移動が可能になっており、把手28を把持して車輪4と軸梁3との間に装着できるため作業を容易にでき、使い勝手に優れる。なお、本実施の形態では把手28を移動プレート22に設けたが、固定プレート23に設けられる態様であっても構わない。
また、軸梁取り外し装置10は、台車12にエアータンク11が設置され、台車12のハンドル13に軸梁取り外し治具設置部16が設けられ、エアータンク11、ハンドバルブ17及び軸梁取り外し治具20は各種配管ホースにより接続されているため、軸梁取り外し治具20を軸梁取り外し治具設置部16に設置した場合には、ユニット化された軸梁取り外し装置10を作業現場に移動させることができ、エアータンク11及び軸梁取り外し治具20はともに軽量であるため使い勝手に優れる。特に、軸梁取り外し治具20の内周面を軸梁取り外し治具設置部16の円弧面に沿った状態で軸梁取り外し治具20を載置できるため、軸梁取り外し治具20を安定した状態で載置できる。また、本実施の形態では、軸梁3の取り外しの動力としてエアシリンダ21及びエアータンク11を用いたため、工場の既存設備を利用でき、油圧等の場合に排出される廃油等の発生がないため、作業環境を良好なものにでき、また省エネ効果も得られる。なお、台車12とエアータンク11は、本発明でいうエアータンクユニットの一構成例に相当するものである。
また、上述した実施の形態では、軸梁取り外し治具20において移動プレート22が軸梁3の軸穴3A周囲の側面に当接するため、車軸2から軸梁3のみが取り出され、車軸2の端部にはベアリング3Bが圧入された状態のまま残る態様となっているが、本発明はこの態様に限定されるものではなく、軸梁3の軸穴3Aにベアリング3Bが圧入されたままの状態で、軸梁3を車軸2から取り外す態様であっても構わない。この場合には、移動プレート22の内周面を軸梁3の軸穴3Aよりも小さく設定し、その軸梁3側の側面をベアリング3Bと当接するように、移動プレート22を形成すればよい。
2 車軸
3 軸梁
4 車輪
10 軸梁取り外し装置
11 エアータンク
12 台車
16 軸梁取り外し治具設置部
19A,19B エアー吸排ホース(ホース)
20 軸梁取り外し治具
21 エアシリンダ(シリンダ)
22 移動プレート
23 固定プレート
24 シリンダ本体
25 シリンダロッド
27A 縮み側分岐ホース(ホース)
27B 伸び側分岐ホース(ホース)
28 把手

Claims (6)

  1. 車輪と軸梁との間に介装され、車軸を取り囲む弧状の固定プレートと、この固定プレートに対してシリンダを介して接近離反可能に設けられた移動プレートとを備えたことを特徴とする軸梁取り出し治具。
  2. 前記シリンダは前記車軸の直径方向に一対設けられ、各シリンダは前記固定プレートの両端部にシリンダロッド先端が固定され、前記移動プレートの両端部にシリンダ本体が固定されることを特徴とする請求項1に記載の軸梁取り外し治具。
  3. 前記固定プレート及び前記移動プレートの少なくともいずれか一方に把手を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の軸梁取り外し治具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸梁取り出し治具のシリンダがエアシリンダであり、前記各シリンダの縮み側圧力室にエアーの供給口が設けられ、このエアーの供給口に接続されるエアー供給装置を備えたことを特徴とする車両の軸梁取り出し装置。
  5. 前記エアー供給装置が、エアータンクを備えた移動可能なエアータンクユニットであり、前記エアータンクと前記軸梁取り出し治具のエアー供給口とを接続するホースを備えることを特徴とする請求項4に記載の車両の軸梁取り出し装置。
  6. 前記エアータンクユニットに、前記軸梁取り出し治具の固定プレート及び移動プレートを載置するための弧状の設置部を設けたことを特徴とする請求項4又は5に記載の車両の軸梁取り出し装置。
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