JP5349713B1 - Ncプログラム検索方法、ncプログラム検索装置、ncプログラム作成方法およびncプログラム作成装置 - Google Patents

Ncプログラム検索方法、ncプログラム検索装置、ncプログラム作成方法およびncプログラム作成装置 Download PDF

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Abstract

NCプログラム検索方法において、加工対象物の形状データが外部入力されると、加工対象物の形状データに対応する画像データを加工対象画像データとして生成する第1の画像生成ステップと、過去に作成されたNCプログラムに基づいて、加工仕上がり形状の画像データを仕上がり形状画像データとして生成する第2の画像生成ステップと、仕上がり形状画像データを、対応するNCプログラムと関連付けて保存する保存ステップと、加工対象画像データと、仕上がり形状画像データとの比較を行うことによって両者の類似度を算出する類似度算出ステップと、類似度に基づいて、加工対象画像データに類似または一致する仕上がり形状画像データの候補を検索して表示する検索ステップと、仕上がり形状画像データの候補の中から、外部入力によって指定された仕上がり形状画像データのNCプログラムを表示する表示ステップとを含む。

Description

本発明は、工作機械を数値制御するためのNCプログラムを検索するNCプログラム検索方法、NCプログラム検索装置、NCプログラム作成方法およびNCプログラム作成装置に関する。
工作機械を数値制御するためのNCプログラム(数値制御加工プログラム)を作成する装置として、プログラム作成装置がある。このような、プログラム作成装置の中には、NCプログラムを作成する際に作成を支援する機能(作成支援機能)を有しているものがある。
近年、作成支援機能の充実化が進んでおり、オペレータが製作図面を見ながら加工対象物の座標値を設定していくことで容易にNCプログラムを作成できるようになった。また、設計者がCADシステムを用いてモデリングしたCADデータを、直接読み込んでNCプログラムの作成を行なうことができるプログラム作成装置も登場している。また、最近の数値制御装置は、内部メモリの容量が増えたので、多数のNCプログラムを内部メモリに格納できるようになった。このため、オペレータは加工すべきワークに応じて必要なNCプログラムを選択し、加工すべきワークに応じてNCプログラムを編集している。その際に、オペレータは、類似製品に対しては過去の製品のNCプログラムを利用することで、NCプログラムの作成を効率化している。
ところが、従来のNCプログラム作成装置は、過去に生成されたNCプログラムを利用できるような機能を備えていないので、全ての製品について同じ手順でNCプログラムを生成する必要があった。このため、NCプログラムを作成するうえでの効率面において、十分とはいえなかった。
特許文献1に記載の検索装置は、素材の形状特徴、加工部位の形状特徴および加工種類からなる加工要素データと、工具関連データをプログラミング基礎データとして予め複数の製品について記憶している。そして、検索装置は、加工対象製品および素材の3次元形状データを基に、加工対象製品の加工要素データを生成し、生成した加工要素データを基に、記憶しておいたプログラミング基礎データを検索し、加工対象製品に類似した製品のプログラミング基礎データを抽出している。
また、特許文献2に記載のプログラムの管理装置は、NCプログラムと、このNCプログラムに関係する写真と、プログラム情報を関連付けて記憶している。そして、管理装置は、NCプログラムと、前記写真と、加工結果などを検索情報としてオペレータに入力させている。これにより、管理装置は、記憶しているNCプログラムの中から、検索情報に基づいて、所望のNCプログラムを抽出している。
特開2003−58215号公報 特開2001−255916号公報
しかしながら、上記前者の従来技術では、3次元形状データを基に加工要素データを生成しなければならないので、加工要素データ単位での利用しかできない。また、記憶しておいたプログラミング基礎データを検索する際には、素材の形状などの一致性、または寸法差に基づいて、プログラミング基礎データを検索しているので、オペレータが満足する検索条件を設定しなければ、所望の検索を行えないという問題があった。
また、上記後者の従来技術では、NCプログラムと、加工品の写真と、加工結果などとを、オペレータが入力する必要があるので、検索処理に手間がかかる。また、NCプログラムと加工結果とを関連付けただけなので、多数のNCプログラムに関連付けられた加工結果の中から、オペレータ自身が加工結果を探し出さなければならないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、NCプログラムの検索を容易に効率良く行うことができるNCプログラム検索方法、NCプログラム検索装置、NCプログラム作成方法およびNCプログラム作成装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、加工対象物の形状データが外部入力されると、前記加工対象物の形状データに対応する画像データを加工対象画像データとして生成する第1の画像生成ステップと、過去に作成されたNCプログラムに基づいて、加工仕上がり形状の画像データを仕上がり形状画像データとして生成する第2の画像生成ステップと、前記仕上がり形状画像データを、対応するNCプログラムと関連付けて保存する保存ステップと、前記加工対象画像データと、前記仕上がり形状画像データとの比較を行うことによって両者の類似度を算出する類似度算出ステップと、前記類似度に基づいて、前記加工対象画像データに類似または一致する仕上がり形状画像データの候補を検索して表示する検索ステップと、前記仕上がり形状画像データの候補の中から、外部入力によって指定された仕上がり形状画像データのNCプログラムを表示する第1のプログラム表示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、NCプログラムの検索を容易に効率良く行うことが可能になるという効果を奏する。
図1は、実施の形態に係るNCプログラム作成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係るNCプログラム作成装置の動作処理手順を示すフローチャートである。 図3は、画像データ生成部の動作処理手順を示すフローチャートである。 図4は、丸物加工を行う場合の製品形状データの配置処理手順を示すフローチャートである。 図5は、角物加工を行う場合の製品形状データの配置処理手順を示すフローチャートである。 図6は、丸物加工を行う場合の製品形状データの配置例を示す図である。 図7は、角物加工を行う場合の製品形状データの配置例を示す図である。 図8は、正面の画像データの一例を示す図である。 図9は、背面の画像データの一例を示す図である。 図10は、左側面の画像データの一例を示す図である。 図11は、右側面の画像データの一例を示す図である。 図12は、上面の画像データの一例を示す図である。 図13は、下面の画像データの一例を示す図である。 図14は、左上正面の画像データの一例を示す図である。 図15は、左下正面の画像データの一例を示す図である。 図16は、右上正面の画像データの一例を示す図である。 図17は、右下正面の画像データの一例を示す図である。 図18は、左上背面の画像データの一例を示す図である。 図19は、左下背面の画像データの一例を示す図である。 図20は、右上背面の画像データの一例を示す図である。 図21は、右下背面の画像データの一例を示す図である。 図22は、類似度が高い順番で並べられた画像データ一覧の生成処理手順を示すフローチャートである。 図23は、加工仕上がり形状の一例を示す図である。 図24は、図23の形状データを基にして類似度が高い順に並べられた画像一覧の表示例を示す図である。 図25は、旋削加工の加工形状を生成する処理手順を示すフローチャートである。 図26は、面加工の加工形状を生成する処理手順を示すフローチャートである。 図27は、線加工の加工形状を生成する処理手順を示すフローチャートである。 図28は、穴加工の加工形状を生成する処理手順を示すフローチャートである。 図29は、旋削加工断面形状の一例を示す図である。 図30は、旋削加工の除去形状の一例を示す図である。 図31は、素材形状から旋削加工の除去形状を取り去った加工仕上がり形状の一例を示す図である。 図32は、面加工の加工平面形状の一例を示す図である。 図33は、面加工の除去形状の一例を示す図である。 図34は、図33に示した面加工の除去形状が取り去られた加工仕上がり形状の一例を示す図である。 図35は、線加工の形状データの一例を示す図である。 図36は、線加工の形状要素を含む平面形状の一例を示す図である。 図37は、線加工の除去形状の一例を示す図である。 図38は、図37に示した線加工の除去形状が取り去られた加工仕上がり形状の一例を示す図である。 図39は、穴断面形状の一例を示す図である。 図40は、穴加工単体形状の一例を示す図である。 図41は、穴加工の除去形状の一例を示す図である。 図42は、図41に示した穴加工の除去形状が取り去られた加工仕上がり形状の一例を示す図である。 図43は、ドリル加工を含んだNCプログラムの加工仕上がり形状の一例を示す図である。 図44は、ドリル加工の除去形状を示す図である。 図45は、ドリル加工のNCプログラムの一例を示す図である。 図46は、ドリル加工を含まないNCプログラムの加工仕上がり形状の一例を示す図である。 図47は、ドリル加工の除去形状および加工プログラムを、加工仕上がり形状に挿入した後の加工仕上がり形状の一例を示す図である。 図48は、挿入したドリル加工のNCプログラムの一例を示す図である。 図49は、挿入したドリル加工を移動し、さらに挿入したドリル加工をコピーして再度挿入し移動した加工仕上がり形状の一例を示す図である。 図50は、挿入し移動したドリル加工とコピーして挿入し移動したドリル加工とで構成される除去形状の一例を示す図である。 図51は、挿入し移動したドリル加工とコピーして挿入し移動したドリル加工とで構成されるNCプログラムの一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るNCプログラム検索方法、NCプログラム検索装置、NCプログラム作成方法およびNCプログラム作成装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、実施の形態に係るNCプログラム作成装置の構成を示すブロック図である。NCプログラム作成装置(数値制御加工プログラミング装置)101は、数値制御(NC:Numerical Control machining)プログラムを作成する装置である。NCプログラムは、数値制御によって機械をNC加工する際に用いられるプログラムである。NC加工を行うNC制御装置は、加工対象物である素材(加工前の被加工物)を加工することによって、加工仕上がり形状を有した製品(加工後の被加工物)を形成する。
NCプログラム作成装置101は、作成支援装置102と、対話操作処理部6と、表示部7と、指示入力部8と、NCプログラム出力部9とを備えている。そして、作成支援装置102は、CADデータ入力部1、画像データ生成部2、NCプログラム検索部3、加工仕上がり形状生成部4、NCプログラム編集部5、画像データ保存部11、NCプログラム保存部12、NCプログラムDB(Database)13、画像データDB14を有している。
対話操作処理部6は、表示部7、指示入力部8および作成支援装置102に接続されている。また、NCプログラム出力部9は、作成支援装置102に接続されている。
NCプログラム作成装置101のうち、例えば、画像データ生成部2、NCプログラム検索部3、加工仕上がり形状生成部4、NCプログラム編集部5、対話操作処理部6、NCプログラム出力部9などは、ソフトウエアによって構成されている。
CAD(Computer Aided Design)データ入力部1は、CADシステム(図示せず)やCADデータ記憶装置(図示せず)などの外部装置などからCADデータ21を入力し、画像データ生成部2へ送る。
CADデータ21は、例えば、製品に関する情報、素材に関する情報、素材から製品を形成する際に用いられる加工指示に関する情報などを含んで構成されている。CADデータ21内の製品に関する情報には、例えば、製品の形状データなどがある。製品の形状データ(以下、製品形状データという)は、例えば、CADシステムなどを用いて生成されたものであり、製品の形状および寸法を示す情報を有している。また、CADデータ21内の素材に関する情報には、素材の材質および寸法に関するデータなどがある。また、CADデータ21内の加工指示に関する情報には、素材のうち加工によって除去する領域(加工領域)のデータなどがある。
画像データ生成部2は、CADデータ21を用いて、製品の画像データ(加工対象画像データ)を生成し、画像データ保存部11に保存する。製品の画像データは、製品の形状を2次元表示または3次元表示させた画像のデータである。画像データ保存部11は、画像データ生成部2で生成された画像データを保存するメモリなどである。
表示部7は、液晶モニタなどの表示端末であり、CADデータ21、オペレータによって指定された製品形状データの図形要素、または加工に関するデータなどを表示する。指示入力部8は、マウスやキーボードを備えて構成され、オペレータ(作業者)からの指示情報などを入力する。入力された指示情報は、対話操作処理部6へ送られる。
対話操作処理部6は、CADデータ入力部1に入力されたCADデータ21を表示部7に表示させる。また、対話操作処理部6は、指示入力部8からの指示情報を入力する。対話操作処理部6は、例えばオペレータがマウスなどによって指定した画像データを、指示情報として指示入力部8から受け付ける。対話操作処理部6は、指示入力部8からの指示情報に基づいて、NCプログラムの編集を受け付ける。また、対話操作処理部6は、指示情報に応じた編集をNCプログラム編集部5に行わせ、編集後のNCプログラムをNCプログラム保存部12に保存する。
NCプログラム保存部12は、編集前のNCプログラムおよび編集後のNCプログラムを記憶するメモリなどである。NCプログラム保存部12は、NCプログラム編集部5がNCプログラムDB13から読み出したNCプログラムおよびNCプログラム編集部5で編集されたNCプログラムを記憶する。
NCプログラム検索部3は、画像データ保存部11に保存された画像データと、画像データDB14に保存されている画像データとの比較を行うことによって、両者の類似度を算出する。NCプログラム検索部3は、算出した類似度に基づいて、類似度が高い画像データの一覧を生成する。NCプログラム検索部3で生成された画像データの一覧は、表示部7によって表示される。
NCプログラムDB13は、過去のNCプログラムを記憶するデータベースである。画像データDB14は、NCプログラムDB13が記憶している過去のNCプログラムに対応する画像データ(仕上がり形状画像データ)を記憶するデータベースである。画像データDB14は、過去に生成されたNCプログラムと、このNCプログラムに対応する画像データの対応関係を記憶しておく。
NCプログラム編集部5は、オペレータに指定された画像データにリンクするNCプログラムをNCプログラムDB13から取得し、NCプログラム保存部12に保存する。オペレータに指定される画像データは、表示部7に表示されている画像データの一覧から、オペレータが指示入力部8を介して指定するものである。オペレータに指定された画像データは、指示入力部8および対話操作処理部6を介してNCプログラム編集部5に通知される。これにより、NCプログラム編集部5は、通知された画像データに対応するNCプログラムをNCプログラムDB13から読み出す。
また、NCプログラム編集部5は、NCプログラム保存部12に保存されているNCプログラムを、オペレータからの指示に従って編集する。オペレータによる編集指示は、表示部7に表示されているNCプログラムに対し、オペレータが指示入力部8を介して入力するものである。オペレータによって入力された編集指示は、指示入力部8および対話操作処理部6を介してNCプログラム編集部5に通知される。これにより、NCプログラム編集部5は、通知された編集指示に対応する編集処理を行う。NCプログラム編集部5は、編集後のNCプログラムを、NCプログラム保存部12およびNCプログラムDB13に保存する。
加工仕上がり形状生成部4は、NCプログラムDB13に保存されているNCプログラムに対応する画像データが、画像データDB14に無い場合に、NCプログラムから加工仕上がり形状の画像データを生成する。加工仕上がり形状生成部4は、NCプログラムDB13内からNCプログラムを読み出すとともに、読み出したNCプログラムを用いて加工仕上がり形状を生成する。加工仕上がり形状生成部4は、生成した加工仕上がり形状を画像データDB14に保存する。
NCプログラム出力部9は、オペレータから出力指示されたNCプログラムを、NCプログラム保存部12から読み出して、NCプログラム31として外部に出力する。オペレータによるNCプログラムの出力指示は、表示部7に表示されているNCプログラムに対し、オペレータが指示入力部8を介して入力するものである。オペレータによって入力された出力指示は、指示入力部8および対話操作処理部6を介してNCプログラム編集部5に通知される。これにより、NCプログラム編集部5は、通知された出力指示に対応するNCプログラムをNCプログラム保存部12から読み出して、NCプログラム出力部9に送る。
なお、NCプログラム作成装置101は、NCプログラム作成装置そのものとして構築されることなく、パーソナルコンピュータ内や、NC装置内に構築される場合もある。また、NCプログラム作成装置101のハードウェア構成は、CPU(Central Processing Unit)、メモリなどを有する一般的なパーソナルコンピュータと実質的に同一である。
つぎに、NCプログラム作成装置101の動作処理について説明する。図2は、実施の形態に係るNCプログラム作成装置の動作処理手順を示すフローチャートである。CADデータ入力部1は、CADデータ21を入力し(ステップS101)、画像データ生成部2に送る。
これにより、画像データ生成部2は、CADデータ21に応じた製品の画像データを生成する(ステップS102)。そして、画像データ生成部2は、生成した画像データを画像データ保存部11に保存する。
NCプログラム検索部3は、画像データ生成部2が生成した画像データと、画像データDB14に保存されている過去の画像データとの比較を行うことによって、両者の類似度を算出する。そして、NCプログラム検索部3は、算出した類似度に基づいて、類似度が高い順番に画像データの候補を並べた画像データの一覧を生成する(ステップS103)。NCプログラム検索部3で生成された画像データの一覧は、表示部7によって表示される(ステップS104)。
ここで、画像データ生成部2の処理について説明する。図3は、画像データ生成部の動作処理手順を示すフローチャートである。画像データ生成部2は、CADデータ入力部1に入力されたCADデータ21から製品形状データを抽出し、加工特性に応じた方向に配置する(ステップS201)。
次に、画像データ生成部2は、製品形状データからワイヤフレーム画像を生成する(ステップS202)。この後、画像データ生成部2は、製品形状データからシェーディング画像を生成する(ステップS203)。
画像データ生成部2は、たとえば、製品形状データからエッジやシルエットを数学的に解析することによって、製品形状データからワイヤフレーム画像を生成する。具体的には、画像データ生成部2は、製品(製品形状データ)から十分に離れた視点位置から、以下に示す視線方向ベクトルと、以下に示す画面の上方向ベクトルとを組み合わせて画像データを生成する。そして、画像データ生成部2は、生成した画像データが、画像データ枠内におさまるように、画像データにスケールをかけることによって、ワイヤフレーム画像を生成する。
また、画像データ生成部2は、たとえば、任意の光源を基に、製品形状データによって定義される形状に陰影をつけることにより、シェーディング画像を生成する。具体的には、画像データ生成部2は、製品(製品形状データ)から十分に離れた視点位置から、以下に示す視線方向ベクトルと、以下に示す画面の上方向ベクトルとを組み合わせて画像データを生成する。そして、画像データ生成部2は、生成した画像データが、画像データ枠内におさまるように、画像データにスケールをかけることによって、シェーディング画像を生成する。
なお、視線方向ベクトルは、視点位置からの方向ベクトルである。また、必ずしも、全視線方向の組み合わせの画像データが必要ではなく、丸物加工の場合、たとえば正面、背面、左側面、右側面、上面および下面の画像データを生成すればよい。
正面:視線方向ベクトル(0,0,1)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
背面:視線方向ベクトル(0,0,−1)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
左側面:視線方向ベクトル(0,1,0)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
右側面:視線方向ベクトル(0,−1,0)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
上面:視線方向ベクトル(−1,0,0)、画面の上方向ベクトル(0,1,0)
下面:視線方向ベクトル(1,0,0)、画面の上方向ベクトル(0,−1,0)
左上正面:視線方向ベクトル(−1,1,1)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
左下正面:視線方向ベクトル(1,1,1)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
右上正面:視線方向ベクトル(−1,−1,1)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
右下正面:視線方向ベクトル(1,−1,1)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
左上背面:視線方向ベクトル(−1,1,−1)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
左下背面:視線方向ベクトル(1,1,−1)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
右上背面:視線方向ベクトル(−1,−1,−1)、画面の上方向ベクトル(1,0,0)
右下背面:視線方向ベクトル(1,−1,−1)画面の上方向ベクトル(1,0,0)
ここで、製品形状データを、加工特性に応じた方向に配置する処理(ステップS201の処理)について説明する。被加工物への加工処理としては、例えば、旋削加工を行う丸物加工、またはミル加工を行う角物加工などがある。
図4は、丸物加工を行う場合の製品形状データの配置処理手順を示すフローチャートである。また、図5は、角物加工を行う場合の製品形状データの配置処理手順を示すフローチャートである。また、図6は、丸物加工を行う場合の製品形状データの配置例を示す図であり、図7は、角物加工を行う場合の製品形状データの配置例を示す図である。丸物加工の対象物が丸物加工物50であり、角物加工の対象物が角物加工物60である。
被加工物への加工処理が、旋削加工を行う丸物加工の場合、画像データ生成部2は、CADデータ21内の製品形状データから最大径の円柱面(以下、最大円柱面という)を検索する(ステップS301)。そして、画像データ生成部2は、最大円柱面51の中心軸(柱軸)がZ軸と一致するよう、製品形状データを回転・移動させる(ステップS302)。
次に、画像データ生成部2は、CADデータからZ軸と垂直でない平面を検索する。ここでの画像データ生成部2は、最大円柱面51の中心軸に垂直とならない平面(円柱の上面に非平行な平面)52を検索する。最大円柱面51の中心軸に対して垂直とならない平面が複数ある場合、画像データ生成部2は、例えば、最大面積の平面を検索する(ステップS303)。
画像データ生成部2は、最大円柱面51の中心軸に垂直とならない平面(円柱の上面に非平行な平面)52がある場合(ステップS304、Yes)、その平面52の法線ベクトルが+X軸方向ベクトル(1,0,0)を向き、かつY値が0、X値が正値となるように、最大円柱面51の中心軸(Z軸)を中心として製品(製品形状データ)(丸物加工物50)を回転させる(ステップS305)。
また、最大円柱面51の中心軸(Z軸)に対して垂直とならない平面が無い場合(ステップS304、No)、画像データ生成部2は、CADデータから穴形状を検索する。複数の穴形状がある場合、画像データ生成部2は、最大径の穴形状を検索する(ステップS306)。
画像データ生成部2は、最大円柱面51に形成される穴53の位置に基づいて、製品を回転させる。例えば、画像データ生成部2は、穴53の形状が円柱状である場合、穴53を構成する円柱面(穴53の側壁面)の中心軸ベクトルが+X軸方向ベクトル(1,0,0)を向き、かつY値が0となるように、最大円柱面51の中心軸を中心として製品を回転させる(ステップS307)。
この場合において、穴形状が複数ある場合、画像データ生成部2は、最大径の穴形状の円柱面を回転させる。画像データ生成部2は、平面の法線ベクトルまたは穴形状の円柱面の中心軸ベクトルが、+X軸方向ベクトルを向くように回転させた後、製品(CADデータ)の−Z軸方向の端点もしくは端面の位置ベクトルのZ値がZ=0となるように、製品形状データをZ軸に沿って平行移動させる(ステップS308)。
被加工物への加工処理が、ミル加工を行う角物加工の場合、画像データ生成部2は、CADデータ21内の製品形状データから最大面積を有した平面61を検索する(ステップS401)。
そして、画像データ生成部2は、製品形状データの+Z軸方向の端点もしくは端面の位置ベクトルのZ値が0となるように、Z軸に沿って製品形状データ(CADデータ)を平行移動する(ステップS402)。
次に、画像データ生成部2は、製品形状データの長手方向がX軸方向(1,0,0)となるように、製品形状データを回転移動する(ステップS403)。そして、画像データ生成部2は、製品形状データの−X軸方向の端点もしくは端面の位置ベクトルのX値がX=0となるように、X軸に沿って製品形状データを平行移動させる。さらに、製品形状データの−Y軸方向の端点もしくは端面の位置ベクトルのY値がY=0となるようにY軸に沿って製品形状データを平行移動させる(ステップS404)。画像データ生成部2は、生成したシェーディング画像を仕上がり形状画像データとして画像データDB14に保存する。
図8は、正面の画像データの一例を示す図であり、図9は、背面の画像データの一例を示す図である。また、図10は、左側面の画像データの一例を示す図であり、図11は、右側面の画像データの一例を示す図である。また、図12は、上面の画像データの一例を示す図であり、図13は、下面の画像データの一例を示す図である。
また、図14は、左上正面の画像データの一例を示す図であり、図15は、左下正面の画像データの一例を示す図である。また、図16は、右上正面の画像データの一例を示す図であり、図17は、右下正面の画像データの一例を示す図である。
また、図18は、左上背面の画像データの一例を示す図であり、図19は、左下背面の画像データの一例を示す図である。また、図20は、右上背面の画像データの一例を示す図であり、図21は、右下背面の画像データの一例を示す図である。図8〜図21に示した各画像データは、図6に示した丸物加工物50の画像データに対応している。
ここで、NCプログラム検索部3の動作について説明する。NCプログラム検索部3は、画像データ生成部2が生成した1〜複数の視線方向の画像データを元画像として、画像データDB14の画像データの中から、同じ視線方向どうしの画像データを対象画像として1〜複数抽出する。換言すると、画像データ生成部2が生成した画像データの視線方向と同じ視線方向を有した画像データが、画像データDB14内から対象画像として抽出される。NCプログラム検索部3は、抽出した対象画像と、元画像との間の類似度を算出する。
NCプログラム検索部3は、算出した類似度に基づいて、類似度が高い順番で画像データの一覧を生成する。なお、NCプログラムDB13に保存されているNCプログラムに対応する画像データが、画像データDB14に無い場合には、加工仕上がり形状生成部4が、NCプログラムから加工仕上がり形状を生成する。そして、画像データ生成部2が、生成された加工仕上がり形状から画像データを生成し、画像データDB14に保存する。
なお、NCプログラム検索部3は、加工対象物を加工する際に用いるNCプログラムに関する情報として、素材の材質、加工種類、工具種類および工具呼びの少なくとも1つが絞り込み情報として、指示入力部8から入力された場合に、過去に作成されたNCプログラムの中から絞り込み情報に応じたNCプログラムを抽出してもよい。この場合、NCプログラム検索部3は、抽出したNCプログラムに対応する画像データを用いて類似度を算出する。これにより、NCプログラムの検索を短時間で実行することが可能となる。
ここで、類似度が高い順番で並べられた画像データ一覧の生成処理(ステップS103の処理)について説明する。図22は、類似度が高い順番で並べられた画像データ一覧の生成処理手順を示すフローチャートである。
NCプログラム検索部3は、ステップS102で生成されて画像データ保存部11に保存され画像データと、加工仕上がり形状生成部4で生成されて画像データDB14に保存されている加工仕上がり形状の画像データとの比較を行い、類似度を算出する(ステップS501)。
NCプログラム検索部3は、例えば、元画像と対象画像とを比較し、元画像に描画されている画素と、対象画像に描画されている画素との一致数または一致割合に基づいて、類似度を算出する。たとえば、NCプログラム検索部3は、画像データ生成部2が生成した画像データに描画されている画素の全画素数を分母とし、描画されている部分が一致する画素数を分子とすることによって、類似度を算出する。換言すると、NCプログラム検索部3は、元画像と対象画像との間で一致している画素数を、元画像の全画素数で割った値を類似度とする。この方法で類似度が算出された場合、元画像と対象画像との間で全ての画素が一致する場合は類似度が1となり、全ての画素が一致しない場合は類似度が0となる。
また、NCプログラム検索部3は、元画像の形状寸法(第1の形状寸法)と対象画像の形状寸法(第2の形状寸法)とを比較することによって類似度を算出してもよい。この場合、NCプログラム検索部3は、製品(加工対象物)の形状データに基づいて、元画像の形状寸法を算出してもよいし、加工対象画像データに基づいて、元画像の形状寸法を算出してもよい。また、NCプログラム検索部3は、仕上がり形状画像データに基づいて、対象画像の形状寸法を算出する。
たとえば、NCプログラム検索部3は、元画像および対象画像の、エッジの位置を比較することによって類似度を算出する。この場合、NCプログラム検索部3は、例えば、元画像のエッジと、最も近い対象画像のエッジとの画像上での距離を求める。そして、NCプログラム検索部3は、求めた距離に応じた類似値をエッジ間ごとに設定し、エッジ間ごとの類似値(距離)の分布を導出する。さらに、NCプログラム検索部3は、導出した類似値の分布に基づいて、類似度を算出する。
例えば、NCプログラム検索部3は、エッジ間ごとの距離が0の場合の類似値を1とし、距離が1の場合の類似値を0.9とし、距離が2の場合の類似値を0.8とする。このように、NCプログラム検索部3は、エッジ間ごとの距離が長くなるに従って類似値が小さくなり、距離が10以上離れている場合の類似値が0となるよう、距離に対する類似値を設定する。NCプログラム検索部3は、たとえば、エッジ間ごとの類似値の平均値を類似度とする。この方法で類似度が算出された場合、元画像と対象画像との間で画像が一致している場合には類似度が1となり、全く一致しない場合は類似度が0となる。
なお、NCプログラム検索部3は、元画像および対象画像の、エッジ端点の位置を比較することによって類似度を算出してもよい。この場合も、NCプログラム検索部3は、エッジの位置を比較する場合と同様に、元画像と対象画像との間のエッジ端点間の距離を求める。そして、NCプログラム検索部3は、求めた距離に応じた類似値をエッジ端点間ごとに設定し、エッジ端点間ごとの類似値(距離)の分布を導出する。さらに、NCプログラム検索部3は、導出した類似値の分布に基づいて、類似度を算出する。また、NCプログラム検索部3は、元画像および対象画像の、エッジおよびエッジ端点の両方の位置を比較することによって類似度を算出してもよい。
NCプログラム検索部3は、類似度を算出した後、算出した類似度の高い順番に画像データDB14の画像をソートし、一覧表示させる(ステップS502)。図23は、加工仕上がり形状の一例を示す図である。図24は、図23の形状データを基にして類似度が高い順番に並べられた画像一覧の表示例である。
NCプログラム編集部5は、類似度が高い順番に並べられた画像データの一覧からオペレータが選択した画像データに関連するNCプログラムを、NCプログラムDB13から取得し、画像データとともに表示部7に表示する。
また、NCプログラム検索部3は、画像の類似度だけでなく、加工仕上がり形状生成部4で生成された各NCプログラムの加工仕上がり形状の径方向、Z軸方向の最大長さ、またはX軸、Y軸、Z軸の各軸方向の最大長さなどを画像データDB14内に保存しておいてもよい。この場合、NCプログラム検索部3は、保存しておいたデータと、CADデータ入力部1で入力された製品形状の寸法長さとを比較して、例えば、径方向の長さの差分が少ない加工仕上がり形状の順番にソートして製品形状データを一覧表示する。これにより、例えば、作業者が指定した方向の長さでソートされたNCプログラムに、絞り込むことができる。
また、NCプログラム検索部3は、NCプログラムDB13に保存されているNCプログラムから、作業者が指定した素材材質、特定の加工種類、特定の加工形状または特定の工具種類/予備などと一致するよう、NCプログラムをソートしてもよい。
加工仕上がり形状生成部4は、NCプログラムの加工工程ごとに仕上がり形状の画像データを生成する。NCプログラムにおける各加工工程は、加工工程の種類と、使用工具と、加工する形状(領域)を定義する形状情報とを用いて規定されている。
加工工程の種類には、たとえば、(1)旋削加工、(2)穴あけ加工、(3)線加工、(4)領域加工などがある。具体的には、(1)旋削加工には、(1−1)旋削加工棒材加工、(1−2)旋削ドリル加工、(1−3)旋削ねじ切り加工などがある。また、(2)穴あけ加工には、(2−1)ドリル加工、(2−2)段付き穴開け加工、(2−3)タップ加工などがある。また、(3)線加工には、工具を指定した形状沿いに動かす線加工などがあり、(4)領域加工には、指定した形状を除去する(4−1)ポケットミル加工、(4−2)表面加工などがある。
使用工具には、たとえば、旋削バイト、ドリル、エンドミル、フェイスミル、タップなどがある。加工する形状を定義する形状情報では、直線と円弧を用いて形状が定義される。
(1)旋削加工は、旋削加工を行う形状が+XZ平面に定義されている。加工仕上がり形状生成部4は、旋削加工の形状情報(旋削加工を行う形状)を、旋削軸を中心に360度回転させることによって、旋削加工の除去形状を生成する。
(2)穴あけ加工は、加工工程ごとに、穴径、穴深さ、穴底角度および穴の淵の面取り量が定義されている。加工仕上がり形状生成部4は、穴径、穴深さ、穴底角度および穴の淵の面取り量から、穴あけ加工の単体の除去形状を生成し、穴あけ加工を行う位置が定義されている形状情報に平行移動もしくは回転移動させることによって、穴あけ加工の除去形状を生成する。
また、加工仕上がり形状生成部4は、使用する工具形状を、線加工として定義された形状情報に沿ってスウィープさせたスウィープ形状を生成し、これにより線加工の除去形状を生成する。
また、NCプログラムに素材外径、素材内径または素材長さが定義されている場合、加工仕上がり形状生成部4は、定義された素材外径を直径とし素材長さを円柱の軸方向とする円柱形状を生成する。そして、加工仕上がり形状生成部4は、素材内径を直径とし、素材長さを円柱の軸方向とする円柱形状を取り去った形状を素材形状とする。
素材がNCプログラムに定義されていない場合、加工仕上がり形状生成部4は、NCプログラムの各加工工程で生成された除去形状の全てを包含する直方体を生成し、素材形状とする。
ここで、加工仕上がり形状生成部4の動作について説明する。図25は、旋削加工の加工形状を生成する処理手順を示すフローチャートである。加工仕上がり形状生成部4は、旋削加工を行う形状が+XZ平面に定義され、かつ旋削加工の形状情報からなる旋削加工を行う際の、旋削加工断面形状を生成する(ステップS601)。そして、加工仕上がり形状生成部4は、旋削加工断面形状を旋削軸であるZ軸を中心に360度回転させて、旋削加工の除去形状を生成する(ステップS602)。加工仕上がり形状生成部4は、旋削加工断面形状をZ軸を中心に360度回転させることによって、旋削加工断面形状に押し出された領域を、旋削加工の除去形状とする。
図26は、面加工の加工形状を生成する処理手順を示すフローチャートである。加工仕上がり形状生成部4は、面加工で定義された形状情報を閉形状として、加工平面形状を生成する(ステップS701)。そして、加工仕上がり形状生成部4は、加工平面形状を加工平面の法線ベクトルに沿って、取り代分だけスウィープさせた形状を、面加工の除去形状とする(ステップS702)。加工仕上がり形状生成部4は、加工平面形状をスウィープさせることによって、加工平面形状に押し出された領域を、面加工の除去形状とする。
図27は、線加工の加工形状を生成する処理手順を示すフローチャートである。加工仕上がり形状生成部4は、線加工で定義される形状要素ごとに、形状要素を含む平面形状を生成する。具体的には、加工仕上がり形状生成部4は、形状要素が直線の場合は長方形平面を生成し、形状要素が円弧の場合は扇形平面を生成する(ステップS801)。ここでの各形状要素の幅は、線加工で定義されている径方向の取り代となる。次に、加工仕上がり形状生成部4は、形状要素の交点において、線加工で定義されている径方向の取り代を直径とする円形状(交点形状)を生成する(ステップS802)。加工仕上がり形状生成部4は、ステップS801において生成した全形状要素を含む平面形状と、ステップS802において生成した全交点形状を足し算して、線加工平面形状を生成する(ステップS803)。
そして、加工仕上がり形状生成部4は、ステップS803において生成した線加工平面形状を、平面の法線ベクトル方向に、線加工で定義された軸方向の取り代の長さ分スウィープした形状を線加工の除去形状とする(ステップS804)。加工仕上がり形状生成部4は、線加工平面形状をスウィープさせたことによって押し出された形状を、線加工の除去形状とする。
図28は、穴加工の加工形状を生成する処理手順を示すフローチャートである。加工仕上がり形状生成部4は、穴加工で定義される穴深さ、穴先端角度、穴面取り、および穴径から、XZ平面に穴断面形状を生成する(ステップS901)。そして、加工仕上がり形状生成部4は、ステップS901で生成した穴断面形状を、Z軸を中心に360度回転させて、穴加工単体形状を生成する(ステップS902)。穴断面形状を、Z軸を中心に360度回転させたことによって、押し出される領域が、穴加工単体形状となる。
さらに、加工仕上がり形状生成部4は、穴加工で定義される穴個数分穴加工単体形状をコピーして、加工位置、加工方向に合わせてコピーした穴単体形状を、それぞれ平行・回転移動させて、穴加工の除去形状とする(ステップS903)。
このように、加工仕上がり形状生成部4は、過去に作成されたNCプログラムの加工単位ごとの加工に関する定義データに基づいて、素材から除去される形状である除去形状を生成する。また、加工仕上がり形状生成部4は、定義データに基づいて、素材の形状である素材形状を生成する。
加工仕上がり形状生成部4は、NCプログラムから生成した素材形状から、NCプログラムの各加工工程で生成した除去形状を全て取り去ることによって、加工仕上がり形状を生成する。
なお、NCプログラムDB13に保存されているNCプログラムに対応する画像データが、画像データDB14に無い場合は、加工仕上がり形状生成部4がNCプログラムから加工仕上がり形状を生成する。そして、画像データ生成部2は、生成した加工仕上がり形状から画像データを生成し、画像データDB14に保存する。
図29は、旋削加工断面形状の一例を示す図であり、図30は、旋削加工の除去形状の一例を示す図であり、図31は、素材形状から旋削加工の除去形状を取り去った加工仕上がり形状の一例を示す図である。
また、図32は、面加工の加工平面形状の一例を示す図であり、図33は、面加工の除去形状の一例を示す図であり、図34は、図33に示した面加工の除去形状が取り去られた加工仕上がり形状の一例を示す図である。図34では、素材形状から旋削加工の除去形状と面加工の除去形状を取り去った後の、加工仕上がり形状の一例を示している。
また、図35は、線加工の形状データの一例を示す図であり、図36は、線加工の形状要素を含む平面形状の一例を示す図である。また、図37は、線加工の除去形状の一例を示す図であり、図38は、図37に示した線加工の除去形状が取り去られた加工仕上がり形状の一例を示す図である。図38では、素材形状から旋削加工の除去形状と面加工の除去形状と線加工の除去形状とを取り去った後の、加工仕上がり形状の一例を示している。
また、図39は、穴断面形状の一例を示す図であり、図40は穴加工単体形状の一例を示す図である。また、図41は、穴加工の除去形状の一例を示す図であり、図42は、図41に示した穴加工の除去形状が取り去られた加工仕上がり形状の一例を示す図である。図42では、素材形状から旋削加工の除去形状と面加工の除去形状と線加工の除去形状と穴加工の除去形状とを取り去った後の、加工仕上がり形状の一例を示している。
ここで、NCプログラム編集部5の動作について説明する。NCプログラム編集部5は、類似度が高い順番に並べられた画像データの一覧からオペレータが選択した画像データに関連するNCプログラムを、NCプログラムDB13から取得し、画像データとともに表示部7に表示する。
そして、表示部7に表示されているNCプログラムがオペレータによって編集されると、NCプログラム編集部5は、編集された内容を反映したNCプログラムをNCプログラム出力部9に送る。これにより、NCプログラム出力部9は、NCプログラム編集部5から送られてきたNCプログラムを出力する。
NCプログラム編集部5は、たとえば、NCプログラム内の各加工工程の除去形状を生成し、加工仕上がり形状とともに、表示部7に表示させる。表示部7に表示されている各加工工程の除去形状がオペレータによって選択されると、NCプログラム編集部5は、選択された除去形状に対応するNCプログラム上の各加工工程を取り出して、別のNCプログラムに除去形状とともに挿入させてもよい。換言すると、1〜複数の仕上がり形状画像データの中から、外部入力によって複数の加工単位が指定されると、NCプログラム編集部5は、指定された加工単位を組み合わせてNCプログラムを生成してもよい。
図43は、ドリル加工を含んだNCプログラムの加工仕上がり形状の一例を示す図であり、図44は、ドリル加工の除去形状を示す図であり、図45は、ドリル加工のNCプログラムの一例を示す図である。
また、図46は、ドリル加工を含まないNCプログラムの加工仕上がり形状の一例を示す図である。また、図47は、ドリル加工の除去形状および加工プログラムを、加工仕上がり形状に挿入した後の加工仕上がり形状の一例を示す図である。図47では、図42のドリル加工を含んだNCプログラムの加工仕上がり形状からドリル加工の除去形状及び加工プログラムを取り出し、図45の加工仕上がり形状に挿入した後の加工仕上がり形状の一例を示している。また、図48は、図47の加工形状データに挿入したドリル加工のNCプログラムの一例を示す図である。
図49は、挿入したドリル加工を移動し、さらに挿入したドリル加工をコピーして再度挿入し移動した加工仕上がり形状の一例を示す図である。また、図50は、挿入し移動したドリル加工とコピーして挿入し移動したドリル加工とで構成される除去形状の一例を示す図であり、図51は、挿入し移動したドリル加工とコピーして挿入し移動したドリル加工とで構成されるNCプログラムの一例を示す図である。
このように、本実施の形態のNCプログラム作成装置101は、製品(加工対象物)の形状データ(CADデータ21)が外部入力されると、製品の形状データに対応する画像データ(加工対象画像データ)を生成する。また、NCプログラム作成装置101は、過去に作成されたNCプログラムに基づいて、加工仕上がり形状の画像データ(仕上がり形状画像データ)を生成し、対応するNCプログラムと関連付けて保存しておく。そして、NCプログラム作成装置101は、加工対象画像データと、仕上がり形状画像データとの比較を行うことによって両者の類似度を算出する。NCプログラム作成装置101は、類似度に基づいて、加工対象画像データに類似または一致する仕上がり形状画像データの候補を検索して一覧表示させる。そして、NCプログラム作成装置101は、仕上がり形状画像データの候補の中から、外部入力(オペレータ)によって指定された仕上がり形状画像データのNCプログラムを表示する。
このため、加工する被加工物に類似する画像データを容易に検索することが可能となる。また、画像データ(CADデータ21)に応じたNCプログラムを容易に取得することが可能となる。
このように実施の形態によれば、画像データの類似度を算出し、類似度が高い順番に並べられた画像データの一覧を生成しているので、CADデータ21に類似する加工仕上がり形状のNCプログラムを容易に効率良く検索することが可能になる。したがって、NCプログラムの再利用が容易になり、NCプログラムを容易に効率よく作成できる。
また、過去のNCプログラムから仕上がり形状画像データを生成しているので、工具経路シミュレーションを行う場合よりも、計算量が少なく短時間で仕上がり形状画像データを得ることが可能となる。
また、元画像の形状寸法と対象画像の形状寸法とを比較することによって類似度を算出しているので、相似形の形状に対しても、画像データの類似性を解析することが可能となる。
また、元画像に描画されている画素と、対象画像に描画されている画素との一致数または一致割合に基づいて、類似度を算出しているので、画像データの類似度を、容易に定量化できる。
1〜複数の視線方向の画像データを元画像として、画像データDB14の画像データの中から、同じ視線方向どうしの画像データを対象画像として1〜複数抽出するので、検索する画像データの類似度の精度を向上できる。また、仕上がり形状画像データの中から指定された加工単位を組み合わせてNCプログラムを生成しているので、容易に加工単位の再利用を行うことが可能となる。
以上のように、本発明に係るNCプログラム検索方法、NCプログラム検索装置、NCプログラム作成方法およびNCプログラム作成装置は、工作機械を数値制御するためのNCプログラムの検索に適している。
1 CADデータ入力部、2 画像データ生成部、3 NCプログラム検索部、4 加工仕上がり形状生成部、5 NCプログラム編集部、6 対話操作処理部、7 表示部、8 指示入力部、9 NCプログラム出力部、11 画像データ保存部、12 NCプログラム保存部、13 NCプログラムDB、14 画像データDB、21 CADデータ、31 NCプログラム、50 丸物加工物、51 最大円柱面、52,61 平面、53 穴、60 角物加工物、101 NCプログラム作成装置、102 作成支援装置。

Claims (13)

  1. 加工対象物の形状データが外部入力されると、前記加工対象物の形状データに対応する画像データを加工対象画像データとして生成する第1の画像生成ステップと、
    過去に作成されたNCプログラムに基づいて、加工仕上がり形状の画像データを仕上がり形状画像データとして生成する第2の画像生成ステップと、
    前記仕上がり形状画像データを、対応するNCプログラムと関連付けて保存する保存ステップと、
    前記加工対象画像データと、前記仕上がり形状画像データとの比較を行うことによって両者の類似度を算出する類似度算出ステップと、
    前記類似度に基づいて、前記加工対象画像データに類似または一致する仕上がり形状画像データの候補を検索して表示する検索ステップと、
    前記仕上がり形状画像データの候補の中から、外部入力によって指定された仕上がり形状画像データのNCプログラムを表示する第1のプログラム表示ステップと、
    を含むことを特徴とするNCプログラム検索方法。
  2. 前記検索ステップでは、前記類似度が高い順番で、前記仕上がり形状画像データの候補が一覧表示されることを特徴とする請求項1に記載のNCプログラム検索方法。
  3. 前記第2の画像生成ステップは、
    前記過去に作成されたNCプログラムの加工単位ごとの加工に関する定義データに基づいて、素材から除去される形状である除去形状を生成する除去形状生成ステップと、
    前記定義データに基づいて、前記素材の形状である素材形状を生成する素材形状生成ステップと、
    前記素材形状および前記除去形状を用いて、前記仕上がり形状画像データを生成する画像生成ステップと、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載のNCプログラム検索方法。
  4. 前記第1の画像生成ステップは、
    前記加工対象物の形状データまたは前記加工対象画像データに基づいて、前記加工対象物の形状寸法である第1の形状寸法を算出する第1の形状寸法算出ステップを有し、
    前記第2の画像生成ステップは、
    前記仕上がり形状画像データに基づいて、前記加工仕上がり形状の形状寸法である第2の形状寸法を算出する第2の形状寸法算出ステップをさらに有し、
    前記類似度算出ステップは、
    前記第1の形状寸法と前記第2の形状寸法とに基づいて、前記加工対象物の形状と前記加工仕上がり形状とを比較することによって類似度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載のNCプログラム検索方法。
  5. 前記加工対象物を加工する際に用いるNCプログラムに関する情報として、素材の材質、加工種類、工具種類および工具呼びの少なくとも1つが絞り込み情報として外部入力によって指定されると、前記過去に作成されたNCプログラムの中から前記絞り込み情報に応じたNCプログラムを抽出するプログラム抽出ステップをさらに含み、
    前記類似度算出ステップでは、
    抽出されたNCプログラムに対応する仕上がり形状画像データを抽出し、抽出した仕上がり形状画像データと、前記加工対象画像データとの比較を行うことによって前記類似度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載のNCプログラム検索方法。
  6. 前記類似度算出ステップでは、
    前記加工対象画像データの画素と、前記仕上がり形状画像データの画素との間の一致度に基づいて前記類似度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載のNCプログラム検索方法。
  7. 前記類似度算出ステップでは、
    前記加工対象画像データのエッジまたはエッジ端点と、前記仕上がり形状画像データのエッジまたはエッジ端点との間の一致度に基づいて前記類似度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載のNCプログラム検索方法。
  8. 前記第2の画像生成ステップでは、
    複数の視線方向から前記仕上がり形状画像データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のNCプログラム検索方法。
  9. 1〜複数の仕上がり形状画像データの中から、外部入力によって複数の加工単位が指定されると、指定された加工単位を組み合わせてNCプログラムを生成するプログラム生成ステップと、
    生成されたNCプログラムを表示する第2のプログラム表示ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のNCプログラム検索方法。
  10. 外部入力される指示に従って、表示中のNCプログラムを編集する編集ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載のNCプログラム検索方法。
  11. 加工対象物の形状データが外部入力される入力部と、
    前記加工対象物の形状データに対応する画像データを加工対象画像データとして生成する画像データ生成部と、
    過去に作成されたNCプログラムを記憶しておくNCプログラム記憶部と、
    前記過去に作成されたNCプログラムに基づいて、加工仕上がり形状の画像データを仕上がり形状画像データとして生成する仕上がり形状生成部と、
    前記仕上がり形状画像データを、対応するNCプログラムと関連付けて記憶する画像データ記憶部と、
    前記加工対象画像データと、前記仕上がり形状画像データとの比較を行うことによって両者の類似度を算出するとともに、前記類似度に基づいて、前記加工対象画像データに類似または一致する仕上がり形状画像データの候補を検索する検索部と、
    前記仕上がり形状画像データの候補を表示するとともに、
    前記仕上がり形状画像データの候補の中から、外部入力によって仕上がり形状画像データが指定されると、指定された仕上がり形状画像データに対応するNCプログラムを表示する表示部と、
    を備えることを特徴とするNCプログラム検索装置。
  12. 加工対象物の形状データが外部入力されると、前記加工対象物の形状データに対応する画像データを加工対象画像データとして生成する第1の画像生成ステップと、
    過去に作成されたNCプログラムに基づいて、加工仕上がり形状の画像データを仕上がり形状画像データとして生成する第2の画像生成ステップと、
    前記仕上がり形状画像データを、対応するNCプログラムと関連付けて保存する保存ステップと、
    前記加工対象画像データと、前記仕上がり形状画像データとの比較を行うことによって両者の類似度を算出する類似度算出ステップと、
    前記類似度に基づいて、前記加工対象画像データに類似または一致する仕上がり形状画像データの候補を検索して表示する検索ステップと、
    前記仕上がり形状画像データの候補の中から、外部入力によって指定された仕上がり形状画像データのNCプログラムを表示する第1のプログラム表示ステップと、
    外部入力される指示に従って、表示中のNCプログラムを編集する編集ステップと、
    を含むことを特徴とするNCプログラム作成方法。
  13. 加工対象物の形状データが外部入力される入力部と、
    前記加工対象物の形状データに対応する画像データを加工対象画像データとして生成する画像データ生成部と、
    過去に作成されたNCプログラムを記憶しておくNCプログラム記憶部と、
    前記過去に作成されたNCプログラムに基づいて、加工仕上がり形状の画像データを仕上がり形状画像データとして生成する仕上がり形状生成部と、
    前記仕上がり形状画像データを、対応するNCプログラムと関連付けて記憶する画像データ記憶部と、
    前記加工対象画像データと、前記仕上がり形状画像データとの比較を行うことによって両者の類似度を算出するとともに、前記類似度に基づいて、前記加工対象画像データに類似または一致する仕上がり形状画像データの候補を検索する検索部と、
    前記仕上がり形状画像データの候補を表示するとともに、
    前記仕上がり形状画像データの候補の中から、外部入力によって仕上がり形状画像データが指定されると、指定された仕上がり形状画像データに対応するNCプログラムを表示する表示部と、
    外部入力される指示に従って、表示中のNCプログラムを編集する編集部と、
    を備えることを特徴とするNCプログラム作成装置。

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